JP2008239045A - トウ角可変装置 - Google Patents

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JP2008239045A
JP2008239045A JP2007084675A JP2007084675A JP2008239045A JP 2008239045 A JP2008239045 A JP 2008239045A JP 2007084675 A JP2007084675 A JP 2007084675A JP 2007084675 A JP2007084675 A JP 2007084675A JP 2008239045 A JP2008239045 A JP 2008239045A
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Shinichiro Mizote
信一朗 溝手
Akira Mizuno
晃 水野
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Equos Research Co Ltd
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Abstract

【課題】 路面からの入力に対してがたつかず、トウ角操作に対する車両挙動の応答性が改善されると共に、燃費が向上するトウ角可変装置を提供する。
【解決手段】 車輪1が非転舵状態の時、トウアクチュエータ4の変位方向をトウアクチュエータ連結手段回転円S2の接線方向とあわせるようにトウアクチュエータ連結手段3、トウアクチュエータ4及びトウアクチュエータ支持手段5を配置したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車輪のトウ角を変更するトウ角可変装置に関する。
従来、図4に示すように、アクチュエータで各輪個別にトウを制御することができるようにするために、車輪1を支持する車輪支持部材2を車体側に対し1点で支持するボールジョイント3と、車輪支持部材2におけるボールジョイント3による支持点を支持し、この支持点を、変位させることで車輪のトウを変化させるトウアクチュエータ4と、を備えたものがある。
しかしながら、上記従来技術のように、トウ角をトウアクチュエータ4で制御する車両において、トウアクチュエータ4によってボールジョイント3の支持部を変位させる際に、トウアクチュエータ4の伸縮方向と、ボールジョイント3の回転円S2の接戦方向とがずれている場合、アクチュエータ支持用球面軸受5においてトウアクチュエータ4ががたつき、トウ角操作に対する車両の応答性が悪くなっていた。
本発明は、上記課題を解決するものであって、路面からの入力に対してがたつかず、トウ角操作に対する車両挙動の応答性が改善されると共に、燃費が向上するトウ角可変装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明は、車輪と、前記車輪を支持する車輪支持部材と、前記車輪支持部材に設けたトウアクチュエータ連結手段と、一端を前記トウアクチュエータ連結手段に連結され、他端をトウアクチュエータ支持手段に支持されたトウアクチュエータと、を備えたトウ角可変装置において、前記車輪が非転舵状態の時、前記トウアクチュエータの変位方向をトウアクチュエータ連結手段回転円の接線方向とあわせるように前記トウアクチュエータ連結手段、前記トウアクチュエータ及び前記トウアクチュエータ支持手段を配置したことを特徴とする。
また、前記車輪を一方向に最大に転舵した時の前記トウアクチュエータと前記トウアクチュエータ連結手段回転円の接線との角度と、前記車輪を他方向に最大に転舵した時の前記トウアクチュエータと前記トウアクチュエータ連結手段回転円の接線との角度を略等しくすることを特徴とする。
また、前記車輪が非転舵状態の時、前記トウアクチュエータ連結手段の位置を、キングピン軸を通り、前記車輪の長手方向に平行な線上に配置し、前記車輪の長手方向に平行な線と、前記車輪を一方向に最大に転舵した時の前記トウアクチュエータ連結手段と前記キングピン軸を結んだ線との角度と、前記車輪の長手方向に平行な線と、前記車輪を他方向に最大に転舵した時の前記トウアクチュエータ連結手段とキングピン軸を結んだ線との角度とを、略同一とすることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、車輪と、前記車輪を支持する車輪支持部材と、前記車輪支持部材に設けたトウアクチュエータ連結手段と、一端を前記トウアクチュエータ連結手段に連結され、他端をトウアクチュエータ支持手段に支持されたトウアクチュエータと、を備えたトウ角可変装置において、前記車輪が非転舵状態の時、前記トウアクチュエータの変位方向をトウアクチュエータ連結手段回転円の接線方向とあわせるように前記トウアクチュエータ連結手段、前記トウアクチュエータ及び前記トウアクチュエータ支持手段を配置したので、路面からの入力によるアクチュエータ支持手段でのガタが最小になり、トウ角操作に対する車両挙動の応答性が改善され、関連する旋回、操縦安定性等の性能が向上する。また、アクチュエータ操作の効率が向上することにより燃費が向上する。
請求項2の発明によれば、前記車輪を一方向に最大に転舵した時の前記トウアクチュエータと前記トウアクチュエータ連結手段回転円の接線との角度と、前記車輪を他方向に最大に転舵した時の前記トウアクチュエータと前記トウアクチュエータ連結手段回転円の接線との角度を略等しくするので、左右転舵状態でのガタが少なくなる。
請求項3の発明によれば、前記車輪が非転舵状態の時、前記トウアクチュエータ連結手段の位置を、キングピン軸を通り、前記車輪の長手方向に平行な線上に配置し、前記車輪の長手方向に平行な線と、前記車輪を一方向に最大に転舵した時の前記トウアクチュエータ連結手段と前記キングピン軸を結んだ線との角度と、前記車輪の長手方向に平行な線と、前記車輪を他方向に最大に転舵した時の前記トウアクチュエータ連結手段とキングピン軸を結んだ線との角度とを、略同一とするので、車両の直進状態でのガタがほぼ無くなり、さらに、車輪を最も左右に転舵した時のガタも最小化することができる。
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態のトウ角可変装置を上方から見た概略図である。
図1において、1は車輪、1cは車輪回転中心、2は車輪支持部材、3は連結手段の一例としてのボールジョイント、4はトウアクチュエータ、5はアクチュエータ支持手段の一例としてのアクチュエータ支持用球面軸受、Kはキングピン軸、S1は車輪中心回転円、S2は連結手段回転円の一例としてのボールジョイント回転円である。
本実施形態のトウ角可変装置は、車輪1と、車輪1を支持する車輪支持部材2と、車輪支持部材2に設けたボールジョイント3と、一端をボールジョイント3に連結され、他端をアクチュエータ支持用球面軸受5に支持されたトウアクチュエータ4を備えている。
車輪1及び車輪支持部材2は、トウアクチュエータ4が作動することにより、キングピン軸Kを中心に回転する。この時、車輪中心1cは、車輪中心回転円S1を中心に回転し、トウアクチュエータ4の一端を連結するボールジョイント3は、ボールジョイント回転円S2を中心に回転する。
本実施形態では、車両が直進状態で、車輪1が前後方向を向いている非転舵状態の時、トウアクチュエータ4の変位方向をボールジョイント回転円S2の接線方向とあわせるようにボールジョイント3、トウアクチュエータ4及びアクチュエータ支持用球面軸受5を配置したものである。
このように配置することにより、路面からの入力によるアクチュエータ支持用球面軸受5でのガタが最小になり、トウ角操作に対する車両挙動の応答性が改善され、関連する旋回、操縦安定性等の性能が向上する。また、アクチュエータ操作の効率が向上することにより燃費が向上する。
次に、第2実施形態について説明する。図2は、第2実施形態のトウ角可変装置を上方から見た概略図である。本実施形態では、車両が旋回状態で、車輪1を一方向に最大に転舵し、ボールジョイント3が3aの位置に移動した時のトウアクチュエータ4とボールジョイント回転円S2の接線との角度Aと、車輪1を他方向に最大に転舵し、ボールジョイント3が3bの位置に移動した時のトウアクチュエータ4とボールジョイント回転円S2の接線との角度Bとが略等しくなるように、ボールジョイント3、トウアクチュエータ4及びアクチュエータ支持用球面軸受5を配置するように、トウアクチュエータ4の長さLを決定したものである。
このように、配置することにより、左右転舵状態でのガタが少なくなる。
図3は、第2実施形態の構造で、角度Aと角度Bを略同一とし、角度Aと角度Bの差を約1度とした時のボールジョイント3の回転半径と、転舵角別のトウアクチュエータ4の長さLとの関係を示す。グラフより、転舵角及びボールジョイントの回転半径が大きくなるほど、トウアクチュエータ4の長さLは大きくなる。角度Aと角度Bの差を0度にすると、トウアクチュエータ4の長さLは大きくなりすぎ、実現性が低くなるので、本実施形態のように、角度Aと角度Bの差が0度になるべく近く、且つ、実現性のある値に設定するのがよい。
なお、第3実施形態は、第2実施形態において、車輪1が非転舵状態の時、ボールジョイント3の位置を、キングピン軸Kを通り、車輪1の長手方向に平行な線P上に配置したものである。そして、線Pと、車輪1を一方向に最大に転舵した時のボールジョイント3aとキングピン軸Kを結んだ線との角度X1と、線Pと、車輪1を他方向に最大に転舵した時のボールジョイント3bとキングピン軸Kを結んだ線との角度X2とを、略同一とする。
例えば、車両が直進状態で、車輪1が前後方向を向いている時のボールジョイント3の位置をキングピンKの直前方に配置し、車輪1を最も左右に転舵した時の角度X1,X2を略同一とするのが好ましい。
このように、配置することにより、車両の直進状態でのガタがほぼ無くなり、さらに、車輪1を最も左右に転舵した時のガタも最小化することができる。
本発明の第1実施形態を上方から見た概略図である。 本発明の第2,3実施形態を上方から見た概略図である。 角度AとBとの差が1度の場合のボールジョイント回転半径とトウアクチュエータの長さの関係 従来技術を示す概略図である。
符号の説明
1…車輪、2…車輪支持部材、3…ボールジョイント(トウアクチュエータ連結手段)、4…トウアクチュエータ、5…トウアクチュエータ支持用球面軸受(トウアクチュエータ支持手段)、K…キングピン軸、S1…車輪中心の回転円、S2…ボールジョイントの回転円

Claims (3)

  1. 車輪と、
    前記車輪を支持する車輪支持部材と、
    前記車輪支持部材に設けたトウアクチュエータ連結手段と、
    一端を前記トウアクチュエータ連結手段に連結され、他端をトウアクチュエータ支持手段に支持されたトウアクチュエータと、
    を備えたトウ角可変装置において、
    前記車輪が非転舵状態の時、前記トウアクチュエータの変位方向をトウアクチュエータ連結手段回転円の接線方向とあわせるように前記トウアクチュエータ連結手段、前記トウアクチュエータ及び前記トウアクチュエータ支持手段を配置したことを特徴とするトウ角可変装置。
  2. 前記車輪を一方向に最大に転舵した時の前記トウアクチュエータと前記トウアクチュエータ連結手段回転円の接線との角度と、前記車輪を他方向に最大に転舵した時の前記トウアクチュエータと前記トウアクチュエータ連結手段回転円の接線との角度を略等しくすることを特徴とする請求項1に記載のトウ角可変装置。
  3. 前記車輪が非転舵状態の時、前記トウアクチュエータ連結手段の位置を、キングピン軸を通り、前記車輪の長手方向に平行な線上に配置し、前記車輪の長手方向に平行な線と、前記車輪を一方向に最大に転舵した時の前記トウアクチュエータ連結手段と前記キングピン軸を結んだ線との角度と、前記車輪の長手方向に平行な線と、前記車輪を他方向に最大に転舵した時の前記トウアクチュエータ連結手段とキングピン軸を結んだ線との角度とを、略同一とすることを特徴とする請求項2に記載のトウ角可変装置。
JP2007084675A 2007-03-28 2007-03-28 トウ角可変装置 Pending JP2008239045A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015139904A1 (de) * 2014-03-19 2015-09-24 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Einzelradaufhängung eines mittels eines aktuators lenkbaren hinterrads eines fahrzeugs

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WO2015139904A1 (de) * 2014-03-19 2015-09-24 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Einzelradaufhängung eines mittels eines aktuators lenkbaren hinterrads eines fahrzeugs

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