JP2008238622A - 光書込装置およびこれを備える画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光書込み装置は感光体2に対向配置されているラインヘッド4aを備えている。ラインヘッド4aは、ファイバアレイ基板にそれぞれ設けられた、複数個の有機EL素子と、これらの有機EL素子と同数のマイクロレンズとを有している。ラインヘッド4aと感光体2との間の空間には、所定膜厚Lの液状媒体8が介在している。すなわち、マイクロレンズ4jによって集められて射出された光が通る光路がこの液状媒体8内に設定されるようになっている。
【選択図】 図3
Description
更に、像担持体の外周面の全面を液状媒体で覆った状態にすることで、例えば、転写時におけるトナーの散り等の問題を生じない。また、像担持体の外周面の全面を液状媒体で覆うことで、像担持体とその周りに配設される、例えばクリーニングブレード等の当接部材との間の摩擦係数を低減することができる。これにより、像担持体の摩耗を抑制することができる。
図1は、本発明にかかる画像形成装置の実施の形態の一例を模式的にかつ部分的に示す図、図2は図1に示す例の感光体および帯電装置を模式的に示す図、図3(a)はこの例の金属ローラの軸方向断面を模式的に示す図、図3(b)は図3(a)におけるIIIB−IIIB線に沿う横断面図である。
帯電装置3は感光体2に対して帯電を行う帯電ローラ3aを備えており、この帯電ローラ3aは感光体2の回転方向と逆方向(図1において、反時計回り)に回転される。
したがって、液状媒体8は各マイクロレンズ4jから射出された光をほとんど屈折させることなく感光体2に伝達するようになる。
また、マイクロレンズ4jを高い加工精度を必要としなくなるので、光書込装置4を容易にかつ低コストで製造することが可能となる。
更に、感光体2の外周面の全面を液状媒体8で覆った状態にすることで、例えば、転写時におけるトナーの散り等の問題を生じない。また、感光体2の外周面の全面を液状媒体8で覆うことで、感光体2とその周りに配設される、例えばクリーニングブレード7a等の当接部材との間の摩擦係数を低減することができる。これにより、感光体2の摩耗を抑制することができる。
すなわち、例えば非接触でかつDCとACとの重畳電圧による帯電の場合とスコロトロン帯電の場合とについて考える。
(非接触AC重畳帯電の場合)
帯電ギャップGを20μmとし、DC電圧VDCをー600Vとし、AC電圧の振幅VPPを1800Vとし、かつ周波数fを1.3Hzとする。すると、帯電電圧VCRは、
VCR=VDC+VAC=−600+(VPP/2)sin2πft
したがって、
|VCR|≦1500
つまり、非接触AC重畳帯電における電界強度E1は、
E1≦|VCR|(V)/20(μm)=1500/20=75(V/μm)
である。
ワイヤと感光体2表面との距離を20mmで、ワイヤ印加電圧VW=5000Vであるとする。
スコロトロン帯電における電界強度E2は、
E2=5000(V)/20(mm)=0.25(V/μm)
である。したがって、両帯電における電界強度比(E1/E2)は、
E1/E2 =300
となる。すなわち、非接触AC重畳帯電の場合は、電界強度がスコロトロン帯電の場合に比べて300倍となる。
(実験装置)
実験装置はセイコーエプソン社(株)製のカラープリンタLP9000Cを使用した。その場合、帯電装置3、光書込装置4である露光装置、および現像装置5をカラープリンタLP9000Cに装着可能に改造して使用した。実験は、室温25℃、相対湿度60%の環境下で行った。
図5に示すように、この例の画像形成装置1における光書込装置4に用いられるラインヘッド4aは、前述の例と同様にファイバアレイ基板4bを備えている。このファイバアレイ基板4bの図5において上面には、画素数に対応した複数個の有機EL素子4cが一列にライン状に配列されて設けられている。これらの複数個の有機EL素子4cにより、発光素子群4dが構成されている。
この例の画像形成装置1の他の構成および他の作用効果は前述の例と同じである。
図6に示すように、この例の画像形成装置1における光書込装置4に用いられるラインヘッド4aは、前述の例と同様に、画素数に対応した複数個の有機EL素子4cが一列にライン状に配列されて設けられている。これらの複数個の有機EL素子4cにより、発光素子群4dが構成されている。そして、各有機EL素子4cの上に、それぞれマイクロレンズ4jが設けられている。これらの複数個のマイクロレンズ4jにより、レンズ群4kが構成されている。
この例の画像形成装置1の他の構成および他の作用効果は前述の例と同じである。
Claims (7)
- 光を集光するとともに集光した光を被照射体にコヒーレント状に射出するファイバアレイ基板と、前記ファイバアレイ基板にライン状に配列されかつ光を射出する複数の発光素子と、前記ファイバアレイ基板により前記発光素子から射出された光が集められて射出された光をそれぞれ前記被照射体に伝達するとともに、屈折率が1より大きくかつ膜厚が前記発光素子から射出される光の波長より大きい液状媒体とからなることを特徴とする光書込装置。
- 光を集光するとともに集光した光を被照射体にコヒーレント状に射出するファイバアレイ基板と、前記ファイバアレイ基板にライン状に配列されかつ光を射出する複数の発光素子と、前記ファイバアレイ基板にこれらの発光素子にそれぞれ対応して配列されかつ前記発光素子から射出された光を集めて被照射体に射出する、前記発光素子の数と同数以下のマイクロレンズと、前記マイクロレンズから射出された光をそれぞれ前記被照射体に伝達するとともに、屈折率が1より大きくかつ膜厚が前記発光素子から射出される光の波長より大きい液状媒体とからなることを特徴とする光書込装置。
- ライン状に配列されかつ光を射出する複数の発光素子と、これらの発光素子にそれぞれ対応して配列されかつ前記発光素子から射出された光を集めて被照射体に射出する、前記発光素子の数と同数以下のマイクロレンズと、前記マイクロレンズから射出された光をそれぞれ前記被照射体に伝達するとともに、屈折率が1より大きくかつ膜厚が前記発光素子から射出される光の波長より大きい液状媒体とからなることを特徴とする光書込装置。
- 前記液状媒体は、シリコンオイルおよびフッ素オイル等のオイル、グリセリン、および水のいずれか1つであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1記載の光書込装置。
- 静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電装置と、前記像担持体に静電潜像を書き込む光書込装置と、前記像担持体上の静電潜像をトナーで現像して前記像担持体上にトナー像を形成する現像装置と、前記像担持体上のトナー像を転写する転写装置と、前記像担持体上の転写残りのトナーを除去するクリーニング装置とを少なくとも備え、
前記光書込装置は請求項1ないし4のいずれか1記載の光書込装置であるとともに、前記像担持体は前記被照射体であり、更に前記像担持体に前記液状媒体を塗布する液状媒体塗布装置が設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記液状媒体塗布装置は前記像担持体の回転方向上流側で、前記帯電装置と前記光書込装置との間、前記クリーニング装置と前記帯電装置との間、転写装置と前記クリーニング装置との間のいずれか1の間に設けられていることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
- 前記現像装置は、トナーとキャリア液とからなる液体現像剤により前記静電潜像を現像する現像装置であり、前記液状媒体は前記キャリア液からなることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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