JP2008237680A - 景品払い出しゲーム機 - Google Patents

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Abstract

【課題】景品搬送部が景品を景品獲得部に運んでいる間にもプレイ可能な景品払い出しゲーム機を提供する。
【解決手段】プレイフィールドF内のキャッチャ20の位置を検出する検出部と、キャッチャ20が景品を搬送しているときに、検出部の出力に応じてキャッチャの位置を判定して、キャッチャ20の的24,25に向けてBB弾31を発射するBB弾発射装置30と、BB弾31が的24,25に命中したときに、キャッチャ20のアーム23R,23Lを開駆動して搬送中の景品Gを落下させる制御部70とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、景品獲得部に搬送された景品を外部に払い出す景品払い出しゲーム機に関するものである。
従来、載置台に載置された景品をキャッチャで掴んで払い出し口に案内するクレーンゲーム機があった(例えば、特許文献1)。
しかし、従来のクレーンゲーム機は、キャッチャが景品を掴んだ後、景品が運ばれるのをプレイヤに見せるだけであった。
特開平6−254257号公報
本発明の課題は、景品搬送部が景品を景品獲得部に運んでいる間にもプレイ可能な景品払い出しゲーム機を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施例に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、景品獲得口(51)に搬送された景品(G)を外部に払い出す景品払い出しゲーム機であって、前記景品を前記景品獲得部に搬送する景品搬送部(20)と、前記景品を搬送途中の前記景品搬送部又は搬送途中の前記景品に対して所定の動作を行い、前記景品搬送部から前記景品を落下させる景品落下部(30)と、操作部(10)の操作に応じて、前記景品落下部によって前記景品搬送部の景品が落下されないように防御する搬送防御部(80)と、を備える景品払い出しゲーム機である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品(G)を配置する景品配置部(A1)を備え、前記景品搬送部(20)は、前記操作部(10)の操作に応じて前記景品配置部に配置された前記景品を把持する景品把持部材(23R,23L)を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品落下部(30)は、前記景品搬送部に(20)向かって飛翔体(31)を発射する飛翔体発射部(34)を備え、前記景品搬送部は、的(24,25)と、前記飛翔体発射部から発射された前記飛翔体が前記的に命中したことを検出する検出部(28,29)とを備え、前記検出部の出力に応じて、前記景品搬送部の前記景品(G)が落下するように、前記景品搬送部を制御する制御部(70)を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品落下部は、前記景品搬送部が搬送する前記景品に向かって前記飛翔体を発射する飛翔体発射部を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、前記搬送防御部(80)は、前記操作部(10)の操作に応じて、前記景品搬送部(20)を移動すること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品落下部(30)を制御して、前記景品搬送部(20)が搬送している前記景品(G)が落下する度合を制御する落下度合制御部(74)を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品搬送部(20)から落下した前記景品(G)を、前記景品配置部(A1)に戻す景品戻し部(40)を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)本発明は、操作部の操作に応じて、景品搬送部が搬送している景品が落下されないように防御するので、景品を景品獲得部に搬送している間にもプレイ可能なゲームを提供することができる。
(2)本発明は、操作部の操作に応じて景品配置部の景品を把持して景品を搬送するので、例えばクレーンゲームに利用すれば、キャッチャ(景品搬送部)が景品を把持した後もプレイを続行させることができる。
(3)本発明は、飛翔体が的に命中した場合に、景品を落下するので、飛翔体が的に当たらないように、プレイヤが景品搬送部を操作する新しい形態のゲームを提供することができる。
(4)本発明は、景品搬送部の景品に向かって飛翔体を発射するので、搬送途中の景品に飛翔体を命中させて景品を落とす新しい形態のゲームを提供することができる。
(5)本発明は、操作部の操作に応じて景品搬送部を移動するので、景品が落下されないように、景品搬送部を移動させる新しい形態のゲームを提供することができる。
(6)本発明は、景品搬送部が搬送している景品が落下する度合を制御することができるので、ゲーム機の管理者等は、いわゆるペイアウト率を調整することができる。
(7)本発明は、落下した景品を景品配置部に戻すので、管理者等は、景品を戻す手間を省くことができる。また、クレーンゲームにおいては、プレイヤは、再び同じ景品を狙うようにキャッチャを操作することができる。
本発明は、景品搬送部が景品を景品獲得部に運んでいる間にもプレイ可能な景品払い出しゲーム機を提供するという目的を、キャッチャが景品を搬送しているときにキャッチャの的に向けてBB弾を発射するBB弾発射装置と、BB弾が的に命中したときにキャッチャのアームを開駆動して搬送中の景品を落下させる制御部とを設けることによって実現した。
以下、図面等を参照して、本発明の実施例をあげて、さらに詳しく説明する。
図1は、本実施例のゲーム機1の斜視図である。
図2は、本実施例のキャッチャ20の内部構造を示す正面図である。
図1に示すように、ゲーム機1(景品払い出しゲーム機)は、ゲームセンタ等に設置される、左右方向(図中矢印X方向)2m程度、前後方向(図中矢印Y方向)1m程度、上下方向(図中矢印Z方向)2m程度の大型の装置であり、内部にプレイフィールドFが設けられている。ゲーム機1は、プレイヤの操作に応じてクレーンを模したキャッチャ20(景品搬送部)が動作され、プレイフィールドF内に配置された景品Gが景品獲得口51(景品獲得部)に搬送されたときに景品Gを払い出す、いわゆるクレーンゲーム機である。なお、理解を容易にするために、図中景品Gが1つである状態を示すが、実際には複数の景品Gが配置されている。
図1に示すように、ゲーム機1は、本体ケース2と、カバー3と、キャッチャ操作部10と、キャッチャ20と、BB弾発射装置30(景品落下部)と、コンベア部40(景品戻し部)と、景品獲得口51と、景品払い出し口52と、ペイアウト率操作部60とを備えている。
本体ケース2は、ゲーム機1の筐体部分である。
カバー3は、ゲーム機1の内部のプレイフィールドFと外部とを仕切るための部材であり、透光性を有するガラス等から形成されている。
キャッチャ操作部10は、キャッチャ20を操作するために操作パネル2aに設けられた操作部であり、コイン投入口11と、キャッチボタン12と、レバー13と、上昇ボタン14と、下降ボタン15とを有している。
コイン投入口11は、プレイヤがプレイをするためにコインを投入する投入口である。
キャッチボタン12は、プレイヤがキャッチャ20を降下させて景品を把持させるボタンである。
レバー13は、プレイヤがキャッチャ20を前後及び左右方向に移動させるための棒状の部材であり、前後及び左右方向に傾動可能に設けられている。
上昇ボタン14及び下降ボタン15は、プレイヤがキャッチャ20を上側及び下側に移動するためのボタンである。
キャッチャ20は、プレイフィールドFの破線Lの右側の景品配置エリアA1(景品配置部)に配置された景品Gを拾い上げ、破線Lの左側の搬送エリアA2内を移動して景品獲得口51に搬送するクレーンを模した装置である。キャッチャ20は、ゲーム機1に吊り下げられるように設けられている。キャッチャ20は、キャッチャ操作部10の操作に応じて回転式の前後駆動モータ81、左右駆動モータ82及び上下駆動モータ83(図3参照)が駆動され、プレイフィールドF内を前後、左右及び上下方向に移動する。
図2に示すように、キャッチャ20は、把持モータ21と、駆動ギア22R,22Lと、アーム23R,23Lと、的24,25とを備えている。
把持モータ21は、アーム23R,23Lを駆動するための回転式のモータである。把持モータ21は、回転軸にギア21aが設けられている。
駆動ギア22Rは、アーム23Rと一体で設けられ、把持モータ21のギア21aに噛み合うギアであり、把持モータ21の回転駆動に応じてアーム23Rを開閉駆動(矢印θR参照)させる。また、駆動ギア22Rは、駆動ギア22Lに噛み合っており、把持モータ21の駆動力を駆動ギア22Lに伝達する。
駆動ギア22Lは、アーム23Lと一体で設けられ、駆動ギア22Rに噛み合うギアであり、把持モータ21の駆動力が駆動ギア22Rを介して伝達され、アーム23Lを開閉駆動(矢印θL参照)させる。
アーム23R,23Lは、景品配置エリアA1に配置された景品Gを把持するために対向配置された腕状の部材である。アーム23R,23Lは、軸23Ra,23Laを中心に回転可能に設けられ、把持モータ21によって開閉駆動されることにより景品Gを把持する。図中実線で示す状態がアーム23R,23Lの閉位置であり、2点鎖線で示す状態がアーム23R,23Lの開位置であり、その開閉角度は、θ1=30°である。
的24,25は、BB弾発射装置30から発射されるBB弾31の的である。的24,25は、的表面の法線方向が図中左方向になるように、キャッチャ20の左側面に設けられている。的24,25にBB弾31が命中すると、後述する制御部70により、アーム23R,23Lが開くように制御される。
図1に示すように、BB弾発射装置30は、キャッチャ20が景品Gを景品獲得口51に搬送している途中に、キャッチャ20の的24,25に向けてBB弾31(飛翔体)を発射するための装置である。BB弾発射装置30は、BB弾ストック部32と、BB弾供給管33と、BB弾発射部材34とを備えている。
BB弾ストック部32は、BB弾発射部材34に供給するBB弾31をストックする容器である。BB弾ストック部32は、ストックしたBB弾31を、BB弾供給管33へ送り出すためのBB弾供給用モータ(図示せず)が設けられている。
BB弾供給管33は、BB弾ストック部32のBB弾31をBB弾発射部材34に送り出すために、BB弾ストック部32とBB弾発射部材34との間に設けられた管部材である。
BB弾発射部材34は、BB弾31を的24,25に向けて発射する発射口34aを備えた筐体である。BB弾発射部材34は、前後及び上下方向の軸回りに回転可能(矢印θ2,θ3参照)に、プレイフィールドF内の左側に配置されている。BB弾発射部材34は、制御部70によって駆動モータ(図示せず)が制御されることにより、左右及び上下方向の軸回りに回転駆動される。これにより、BB弾発射部材34は、発射口34aの向きが調整され、的24,25に照準を合わすことができる。
コンベア部40は、搬送エリアA2内でキャッチャ20から落下した景品Gを、再び景品配置エリアA1に戻すための部材である。コンベア部40は、ベルト41と、ローラ42,43とを備えている。
ベルト41は、プレイフィールドFの底面を形成する部材である。ベルト41は、その上面が右方向(矢印X1参照)に移動するように回転駆動されることにより、キャッチャ20から落下した景品Gを景品配置エリアA1に戻すことができる。また、ベルト41は、すだれ状の部材から形成されている。このため、BB弾発射装置30から発射され落下したBB弾31は、ベルト41を通り抜けてケース2内部に落下し、回収装置(図示せず)により、BB弾ストック部32に回収される。このようにBB弾31を循環して利用することにより、ゲーム機1は、装置に必要なBB弾31の数量を削減することができる。
ローラ42,43は、ベルト41を回転駆動するためにベルト41が巻き掛けられた部材である。ローラ42,43は、回転式のモータであるコンベアモータ44(図3参照)によって回転駆動される。
景品獲得口51は、キャッチャ20によって搬送された景品Gを外部に払い出すために、プレイフィールドF内の左側底部に設けられた開口孔である。
景品払い出し口52は、ケース2の前面に設けられた開口孔である。景品払い出し口52は、景品獲得口51に連通しているので、景品獲得口51に搬送された景品Gをゲーム機1の外部に払い出すことができる。
ペイアウト率操作部60は、ゲーム機1のペイアウト率を設定するためにケース2の前面に設けられた操作部である。ペイアウト率とは、コインの投入枚数に対する景品Gの払い出し量の割合をいい、ゲーム機1は、後述するように、BB弾発射装置30の的24,25への命中率を調整することにより、設定されたペイアウト率に応じて景品Gを払い出すことができる。
図3は、本実施例のゲーム機1のブロック図である。
ゲーム機1は、制御ブロックに、コイン検出部11aと、ペイアウト率操作部60と、制御部70と、BB弾発射装置駆動部35と、コンベアモータ44と、キャッチャ駆動部80と、前述したキャッチャ20等とを備えている。
コイン検出部11aは、投入されたコインを検出するために、コイン投入口11(図1参照)の内部に設けられたセンサである。コイン検出部11aは、コインを検出すると信号を制御部70に出力する。
制御部70は、ゲーム機1を統括的に制御するための制御部であり、例えば、CPU(中央処理装置)等から構成される。制御部70は、キャッチャ駆動部制御部71と、キャッチャ制御部72と、BB弾発射装置制御部73と、ペイアウト率制御部74(落下度合制御部)とを備えている。
キャッチャ駆動部制御部71は、キャッチャ操作部10の出力に応じて、キャッチャ駆動部80を制御する制御部である。キャッチャ駆動部制御部71は、キャッチャ駆動部80の各検出部(後述する)の出力に応じて、プレイフィールドF内のキャッチャ20の位置を判定することができる。
キャッチャ制御部72は、キャッチャ操作部10の出力に応じてキャッチャ20を制御する制御部である。また、キャッチャ制御部72は、キャッチャ20の各検出部(後述する)の出力に応じて把持モータ21等の制御を行う。
BB弾発射装置制御部73は、BB弾発射装置30を制御する制御部である。BB弾発射装置制御部73は、キャッチャ駆動部制御部71がキャッチャ20の位置に基づいてBB弾発射部材34を回転駆動して、発射口43aから発射されるBB弾31の照準を定め、ほぼ確実にBB弾31を命中させることができる。
ペイアウト率制御部74は、ペイアウト率操作部60の操作に応じて、BB弾発射装置30の的24,25への命中率を調整する制御部である。例えば、ペイアウト率が10パーセントに設定されていた場合、BB弾発射装置制御部73は、コイン10枚が投入された場合に1つの景品Gを払い出すようにBB弾発射装置30の命中率を調整する。つまり、プレイ10回につき9回の命中率を高く設定する。ペイアウト率制御部74は、設定した命中率をBB弾発射装置制御部73に伝達して、BB弾発射装置制御部73が命中率に応じて、BB弾発射装置駆動部35を制御する。
BB弾発射装置駆動部35は、BB弾発射装置制御部73によって制御され、BB弾31を供給するBB弾供給用モータ、BB弾発射部材34を回転駆動する駆動モータ(図示せず)等を備えている。
コンベアモータ44は、制御部70によって制御され、景品Gが搬送エリアA2内で落下した場合に回転駆動されことによりベルト41を回転駆動する。これにより、搬送エリアA2内で落下した景品Gは、景品配置エリアA1に戻される。
キャッチャ駆動部80は、前後駆動モータ81と、左右駆動モータ82と、上下駆動モータ83と、前後位置検出部86と、左右位置検出部87と、上下位置検出部88とを備えている。
前後位置検出部86は、プレイフィールドF内におけるキャッチャ20の前後位置を検出するためのリニアセンサ等である。
左右位置検出部87は、プレイフィールドF内におけるキャッチャ20の左右位置を検出するための前後位置検出部86と同様なリニアセンサ等である。
上下位置検出部88は、プレイフィールドF内におけるキャッチャ20の上下位置を検出するために、上下駆動モータ83の回転軸に設けられたロータリエンコーダ等である。
前後位置検出部86、左右位置検出部87及び上下位置検出部88は、検出した信号を制御部70へ出力し、キャッチャ駆動部制御部71がその出力に基づいてキャッチャ20のプレイフィールドF内における位置を判定する。
キャッチャ20は、前述した把持モータ21と、アーム位置検出部26と、景品把持検出部27と、的検出部28,29とを備えている。
アーム位置検出部26は、アーム23R,23Lの開閉角度を検出するために把持モータ21の回転軸に設けられたロータリエンコーダ等である。
景品把持検出部27は、キャッチャ20が景品Gを把持したことを検出するための光学センサ等である。景品把持検出部27は、把持した景品Gを検出できるように、発光する光線が下側を向くように、キャッチャ20の下部に設けられている(図2参照)。
的検出部28,29は、BB弾31が的24,25に命中したことを検出するために、的24,25に設けられた感圧センサ等である。
次に、ゲーム機1の動作について説明する。
図4(図4−1,図4−2)は、本実施例のゲーム機1の動作を説明する図であり、ゲーム機1を模式的に示す正面図である。
図4(a)に示すように、プレイヤがプレイをするためにコインCをコイン投入口11に投入すると、コイン検出部11aがコインを検出して信号を制御部70に出力し、ペイアウト制御部74がコイン枚数をカウントする。
次に、キャッチャ20を移動するためにプレイヤがレバー13を操作すると、信号が制御部70に出力される。キャッチャ駆動部制御部71は、レバー13からの出力に応じてキャッチャ駆動部80の左右駆動モータ82と前後駆動モータ81とを制御し、キャッチャ20を移動する。
図4(b)に示すように、キャッチャ20が景品Gの真上にある状態のときに、プレイヤがキャッチボタン12を操作すると、キャッチャ駆動部制御部71は、キャッチボタン12からの出力に応じて上下駆動モータ83を制御し、キャッチャ20を降下させる。キャッチャ駆動部制御部71は、上下位置検出部88の出力に基づいてキャッチャ20が最下部に下降したと判断すると上下駆動モータ83を停止する。その後キャッチャ制御部72が把持モータ21を駆動してアーム23R,23Lを開閉駆動すると、キャッチャ駆動部制御部71は、再び上下駆動モータ83を駆動してキャッチャ20を最上部へと上昇させる。
このとき、キャッチャ20が景品Gを把持できた場合には、景品把持検出部27が景品Gを検出して信号を制御部70に出力する。
図4(c)に示すように、キャッチャ駆動部制御部71は、景品把持検出部27からの出力に応じてキャッチャ20が景品Gを把持したと判断すると、キャッチャ20の搬送エリアA2内での移動を可能にする。つまり、キャッチャ駆動部制御部71は、レバー13が操作された場合に、キャッチャ20を搬送エリアA2内まで移動して、さらにレバー13の操作に応じて搬送エリアA2内でキャッチャ20を前後及び左右方向に移動可能とする。また、キャッチャ駆動部制御部71は、上昇ボタン14及び下降ボタン15の操作に応じて搬送エリアA2内でキャッチャ20を上下方向に移動可能とする。
キャッチャ駆動部制御部71は、前後位置検出部86、左右位置検出部87及び上下位置検出部88の出力に基づいて、キャッチャ20が搬送エリアA2内に入ってきたと判定すると、キャッチャ20の位置情報をBB弾発射装置制御部73に伝達する。
BB弾発射装置制御部73は、キャッチャ20の位置情報に基づいて、BB弾発射装置駆動部35を制御して、BB弾31の照準をキャッチャ20の的24又は的25に合わせ、BB弾31を発射する。
図4(d)に示すように、BB弾31が的24又は的25に命中すると、的検出部28又は的検出部29が圧力の変化を検出し、制御部70に信号を出力する。キャッチャ制御部72は、的検出部28,29からの出力に応じて、キャッチャ20の前面に設けられたレベルゲージ20aを上昇させ、アーム23R,23Lが所定角度ずつ開く。そして、景品Gを把持できなくなると、景品Gがキャッチャ20から落下する。
プレイヤは、BB弾31が的24,25に当たらないように、キャッチャ操作部10のレバー13、上昇ボタン14及び下降ボタン15を操作する。キャッチャ駆動部制御部71は、レバー13、上昇ボタン14及び下降ボタン15の出力に応じて、キャッチャ駆動部80の前後駆動モータ81、左右駆動モータ82及び上下駆動モータ83を制御して、キャッチャ20を前後、左右及び上下方向に移動する。つまり、キャッチャ駆動部80は、BB弾発射装置30によってキャッチャ20が把持している景品Gを落下されないように防御する搬送防御部として機能する。
このように、ゲーム機1は、BB弾31が的24,25に命中した場合に、景品Gを落下するようにキャッチャ20を制御し、一方、キャッチャ操作部10の操作に応じて、キャッチャ20が搬送している景品Gを、BB弾発射装置30によって落下されないように防御する。これにより、BB弾31が的24,25に当たらないように、プレイヤにキャッチャ操作部10を操作させる面白いゲームを提供することができる。
また、ゲーム機1は、キャッチャ20が景品Gを景品獲得口51に搬送している間にもプレイ可能とするので、クレーンゲームの面白さを向上することができる。
なお、本実施例では、レベルが0〜10の範囲で設定されており、的24にBB弾31が命中するとレベルを1上昇させ、的25にBB弾31が命中するとレベルを2上昇させる。キャッチャ制御部72は、レベルが1つ上がる毎にアーム23R,23Lを3°ずつ開いていく。そして、レベル10になると、アーム23R,23Lの最大開角度である開角度30°になる。
図4(e)に示すように、命中率が高く設定された場合には、景品Gがキャッチャ20から落下する確率が高くなる。景品Gが落下した場合には、景品把持検出部27が景品把持検出部27に信号を出力する。
キャッチャ制御部72が景品把持検出部27の出力に応じて景品Gの落下を確認すると、制御部70は、コンベアモータ44を制御して落下した景品Gを再び景品配置エリアA1に戻す。これにより、プレイヤは、同じ景品Gを狙ってキャッチャ20を操作することができ、また、管理者等は、景品Gを景品配置エリアA1に戻す手間を省くことができる。
一方、図4(f)に示すように、命中率が低く設定された場合には、景品Gが景品獲得口51に搬送される確率が高くなる。
キャッチャ駆動部制御部71は、前後位置検出部86,左右位置検出部87の出力に基づいてキャッチャ20が景品獲得口51の上側に到達したと判断すると、キャッチャ制御部72は、把持モータ21を駆動しアーム23R,23Lを開閉駆動して、景品Gを景品獲得口51に落下させる。景品獲得口51に落した落下した景品Gは、景品払い出し口52から払い出され、プレイヤは、景品Gを取得することができる。
以上説明したように、本実施例のゲーム機1は、キャッチャ20が景品獲得口51に搬送している間にもプレイ可能とし、クレーンゲームの面白さを向上することができる。
また、ゲーム機1は、ペイアウト率の設定に応じて、BB弾31の命中率つまりキャッチャ20から景品Gが落下する度合を制御することができる。これにより、ゲーム機1の管理者等は、例えば曜日によってペイアウト率を変更する等運営形態に応じたペイアウト率の設定を、容易に行うことができる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)本実施例において、ゲーム機は、プレイヤの操作に応じてキャッチャを移動させて、BB弾が的に当たらないようにした例を示したが、これに限定されない。例えば、BB弾が的に当たらないようにするガード部材を設け、このガード部材をプレイヤの操作に応じて移動できるようにしてもよい。
また、例えば、プレイヤの操作に応じてキャッチャもBB弾を発射できるようにして、BB弾発射装置を攻撃するようにしてもよい。これにより、ゲーム機は、白熱したゲーム内容とし、プレイヤをゲームに熱中させることができる。
(2)本実施例において、BB弾発射装置は、キャッチャの的を狙ってBB弾を発射する例を示したが、これに限定されない。例えば、BB弾発射装置は、キャッチャが搬送している景品を直接狙ってもよい。これにより、搬送途中の景品が直接狙われて落とされる新しい形態のクレーンゲーム機等を提供することができる。
(3)本実施例において、キャッチャのアームは、2本である例を示したが、これに限定されない。例えば、3つ以上のアームを設け、的にBB弾が命中する度に1つずつ開くようにしてもよい。
(4)本実施例において、キャッチャが景品配置エリアに配置された景品を把持して搬送する例を示したが、これに限定されない。例えば、キャッチャの代わりに、もともと景品を把持している搬送装置を設けてもよい。この場合にも、搬送装置が景品を搬送しているときに、景品を落とさないように防御する新しいタイプのゲーム機を提供することができる。
(5)本実施例において、キャッチャから落下した景品を景品配置エリアに戻すためにコンベア部を設けた例を示したが、これに限定されない。例えば、景品獲得口から景品配置部に向かって下側に傾斜する傾斜面を設け、落下した景品を傾斜面を滑らせて景品配置エリアに戻してもよい。この場合、簡単な構成で景品を戻すことができる。
本実施例のゲーム機の斜視図である。 本実施例のキャッチャの内部構造を示す正面図である。 本実施例のゲーム機のブロック図である。 本実施例のゲーム機の動作を説明する図である。 本実施例のゲーム機の動作を説明する図である。
符号の説明
1 ゲーム機
10 キャッチャ操作部
20 キャッチャ
21 把持モータ
22R,22L 駆動ギア
23R,23L アーム
24,25 的
28,29 的検出部
30 BB弾発射装置
31 BB弾
34 BB弾発射部材
34a 発射口
40 コンベア部
41 ベルト
51 景品獲得口
60 ペイアウト率操作部
70 制御部
80 キャッチャ駆動部
A1 景品配置エリア
A2 搬送エリア
F プレイフィールド
G 景品

Claims (7)

  1. 景品獲得部に搬送された景品を外部に払い出す景品払い出しゲーム機であって、
    前記景品を前記景品獲得部に搬送する景品搬送部と、
    前記景品を搬送途中の前記景品搬送部又は搬送途中の前記景品に対して所定の動作を行い、前記景品搬送部から前記景品を落下させる景品落下部と、
    操作部の操作に応じて、前記景品落下部によって前記景品搬送部の景品が落下されないように防御する搬送防御部と、
    を備える景品払い出しゲーム機。
  2. 請求項1に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記景品を配置する景品配置部を備え、
    前記景品搬送部は、前記操作部の操作に応じて前記景品配置部に配置された前記景品を把持する景品把持部材を備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記景品落下部は、前記景品搬送部に向かって飛翔体を発射する飛翔体発射部を備え、
    前記景品搬送部は、
    的と、
    前記飛翔体発射部から発射された前記飛翔体が前記的に命中したことを検出する検出部とを備え、
    前記検出部の出力に応じて、前記景品搬送部の前記景品が落下するように、前記景品搬送部を制御する制御部を備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記景品落下部は、前記景品搬送部が搬送する前記景品に向かって前記飛翔体を発射する飛翔体発射部を備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記搬送防御部は、前記操作部の操作に応じて、前記景品搬送部を移動すること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記景品落下部を制御して、前記景品搬送部が搬送している前記景品が落下する度合を制御する落下度合制御部を備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、
    前記景品搬送部から落下した前記景品を、前記景品配置部に戻す景品戻し部を備えること、
    を特徴とする景品払い出しゲーム機。
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