JP2008237680A - 景品払い出しゲーム機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プレイフィールドF内のキャッチャ20の位置を検出する検出部と、キャッチャ20が景品を搬送しているときに、検出部の出力に応じてキャッチャの位置を判定して、キャッチャ20の的24,25に向けてBB弾31を発射するBB弾発射装置30と、BB弾31が的24,25に命中したときに、キャッチャ20のアーム23R,23Lを開駆動して搬送中の景品Gを落下させる制御部70とを設ける。
【選択図】図1
Description
しかし、従来のクレーンゲーム機は、キャッチャが景品を掴んだ後、景品が運ばれるのをプレイヤに見せるだけであった。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品落下部(30)は、前記景品搬送部に(20)向かって飛翔体(31)を発射する飛翔体発射部(34)を備え、前記景品搬送部は、的(24,25)と、前記飛翔体発射部から発射された前記飛翔体が前記的に命中したことを検出する検出部(28,29)とを備え、前記検出部の出力に応じて、前記景品搬送部の前記景品(G)が落下するように、前記景品搬送部を制御する制御部(70)を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項4の発明は、請求項1又は請求項2に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品落下部は、前記景品搬送部が搬送する前記景品に向かって前記飛翔体を発射する飛翔体発射部を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、前記搬送防御部(80)は、前記操作部(10)の操作に応じて、前記景品搬送部(20)を移動すること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品落下部(30)を制御して、前記景品搬送部(20)が搬送している前記景品(G)が落下する度合を制御する落下度合制御部(74)を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、前記景品搬送部(20)から落下した前記景品(G)を、前記景品配置部(A1)に戻す景品戻し部(40)を備えること、を特徴とする景品払い出しゲーム機である。
(1)本発明は、操作部の操作に応じて、景品搬送部が搬送している景品が落下されないように防御するので、景品を景品獲得部に搬送している間にもプレイ可能なゲームを提供することができる。
図1は、本実施例のゲーム機1の斜視図である。
図2は、本実施例のキャッチャ20の内部構造を示す正面図である。
図1に示すように、ゲーム機1(景品払い出しゲーム機)は、ゲームセンタ等に設置される、左右方向(図中矢印X方向)2m程度、前後方向(図中矢印Y方向)1m程度、上下方向(図中矢印Z方向)2m程度の大型の装置であり、内部にプレイフィールドFが設けられている。ゲーム機1は、プレイヤの操作に応じてクレーンを模したキャッチャ20(景品搬送部)が動作され、プレイフィールドF内に配置された景品Gが景品獲得口51(景品獲得部)に搬送されたときに景品Gを払い出す、いわゆるクレーンゲーム機である。なお、理解を容易にするために、図中景品Gが1つである状態を示すが、実際には複数の景品Gが配置されている。
本体ケース2は、ゲーム機1の筐体部分である。
カバー3は、ゲーム機1の内部のプレイフィールドFと外部とを仕切るための部材であり、透光性を有するガラス等から形成されている。
コイン投入口11は、プレイヤがプレイをするためにコインを投入する投入口である。
キャッチボタン12は、プレイヤがキャッチャ20を降下させて景品を把持させるボタンである。
レバー13は、プレイヤがキャッチャ20を前後及び左右方向に移動させるための棒状の部材であり、前後及び左右方向に傾動可能に設けられている。
上昇ボタン14及び下降ボタン15は、プレイヤがキャッチャ20を上側及び下側に移動するためのボタンである。
把持モータ21は、アーム23R,23Lを駆動するための回転式のモータである。把持モータ21は、回転軸にギア21aが設けられている。
駆動ギア22Rは、アーム23Rと一体で設けられ、把持モータ21のギア21aに噛み合うギアであり、把持モータ21の回転駆動に応じてアーム23Rを開閉駆動(矢印θR参照)させる。また、駆動ギア22Rは、駆動ギア22Lに噛み合っており、把持モータ21の駆動力を駆動ギア22Lに伝達する。
駆動ギア22Lは、アーム23Lと一体で設けられ、駆動ギア22Rに噛み合うギアであり、把持モータ21の駆動力が駆動ギア22Rを介して伝達され、アーム23Lを開閉駆動(矢印θL参照)させる。
的24,25は、BB弾発射装置30から発射されるBB弾31の的である。的24,25は、的表面の法線方向が図中左方向になるように、キャッチャ20の左側面に設けられている。的24,25にBB弾31が命中すると、後述する制御部70により、アーム23R,23Lが開くように制御される。
BB弾ストック部32は、BB弾発射部材34に供給するBB弾31をストックする容器である。BB弾ストック部32は、ストックしたBB弾31を、BB弾供給管33へ送り出すためのBB弾供給用モータ(図示せず)が設けられている。
BB弾供給管33は、BB弾ストック部32のBB弾31をBB弾発射部材34に送り出すために、BB弾ストック部32とBB弾発射部材34との間に設けられた管部材である。
ローラ42,43は、ベルト41を回転駆動するためにベルト41が巻き掛けられた部材である。ローラ42,43は、回転式のモータであるコンベアモータ44(図3参照)によって回転駆動される。
景品払い出し口52は、ケース2の前面に設けられた開口孔である。景品払い出し口52は、景品獲得口51に連通しているので、景品獲得口51に搬送された景品Gをゲーム機1の外部に払い出すことができる。
ゲーム機1は、制御ブロックに、コイン検出部11aと、ペイアウト率操作部60と、制御部70と、BB弾発射装置駆動部35と、コンベアモータ44と、キャッチャ駆動部80と、前述したキャッチャ20等とを備えている。
コイン検出部11aは、投入されたコインを検出するために、コイン投入口11(図1参照)の内部に設けられたセンサである。コイン検出部11aは、コインを検出すると信号を制御部70に出力する。
キャッチャ駆動部制御部71は、キャッチャ操作部10の出力に応じて、キャッチャ駆動部80を制御する制御部である。キャッチャ駆動部制御部71は、キャッチャ駆動部80の各検出部(後述する)の出力に応じて、プレイフィールドF内のキャッチャ20の位置を判定することができる。
キャッチャ制御部72は、キャッチャ操作部10の出力に応じてキャッチャ20を制御する制御部である。また、キャッチャ制御部72は、キャッチャ20の各検出部(後述する)の出力に応じて把持モータ21等の制御を行う。
ペイアウト率制御部74は、ペイアウト率操作部60の操作に応じて、BB弾発射装置30の的24,25への命中率を調整する制御部である。例えば、ペイアウト率が10パーセントに設定されていた場合、BB弾発射装置制御部73は、コイン10枚が投入された場合に1つの景品Gを払い出すようにBB弾発射装置30の命中率を調整する。つまり、プレイ10回につき9回の命中率を高く設定する。ペイアウト率制御部74は、設定した命中率をBB弾発射装置制御部73に伝達して、BB弾発射装置制御部73が命中率に応じて、BB弾発射装置駆動部35を制御する。
コンベアモータ44は、制御部70によって制御され、景品Gが搬送エリアA2内で落下した場合に回転駆動されことによりベルト41を回転駆動する。これにより、搬送エリアA2内で落下した景品Gは、景品配置エリアA1に戻される。
前後位置検出部86は、プレイフィールドF内におけるキャッチャ20の前後位置を検出するためのリニアセンサ等である。
左右位置検出部87は、プレイフィールドF内におけるキャッチャ20の左右位置を検出するための前後位置検出部86と同様なリニアセンサ等である。
上下位置検出部88は、プレイフィールドF内におけるキャッチャ20の上下位置を検出するために、上下駆動モータ83の回転軸に設けられたロータリエンコーダ等である。
アーム位置検出部26は、アーム23R,23Lの開閉角度を検出するために把持モータ21の回転軸に設けられたロータリエンコーダ等である。
景品把持検出部27は、キャッチャ20が景品Gを把持したことを検出するための光学センサ等である。景品把持検出部27は、把持した景品Gを検出できるように、発光する光線が下側を向くように、キャッチャ20の下部に設けられている(図2参照)。
的検出部28,29は、BB弾31が的24,25に命中したことを検出するために、的24,25に設けられた感圧センサ等である。
図4(図4−1,図4−2)は、本実施例のゲーム機1の動作を説明する図であり、ゲーム機1を模式的に示す正面図である。
図4(a)に示すように、プレイヤがプレイをするためにコインCをコイン投入口11に投入すると、コイン検出部11aがコインを検出して信号を制御部70に出力し、ペイアウト制御部74がコイン枚数をカウントする。
次に、キャッチャ20を移動するためにプレイヤがレバー13を操作すると、信号が制御部70に出力される。キャッチャ駆動部制御部71は、レバー13からの出力に応じてキャッチャ駆動部80の左右駆動モータ82と前後駆動モータ81とを制御し、キャッチャ20を移動する。
このとき、キャッチャ20が景品Gを把持できた場合には、景品把持検出部27が景品Gを検出して信号を制御部70に出力する。
BB弾発射装置制御部73は、キャッチャ20の位置情報に基づいて、BB弾発射装置駆動部35を制御して、BB弾31の照準をキャッチャ20の的24又は的25に合わせ、BB弾31を発射する。
プレイヤは、BB弾31が的24,25に当たらないように、キャッチャ操作部10のレバー13、上昇ボタン14及び下降ボタン15を操作する。キャッチャ駆動部制御部71は、レバー13、上昇ボタン14及び下降ボタン15の出力に応じて、キャッチャ駆動部80の前後駆動モータ81、左右駆動モータ82及び上下駆動モータ83を制御して、キャッチャ20を前後、左右及び上下方向に移動する。つまり、キャッチャ駆動部80は、BB弾発射装置30によってキャッチャ20が把持している景品Gを落下されないように防御する搬送防御部として機能する。
また、ゲーム機1は、キャッチャ20が景品Gを景品獲得口51に搬送している間にもプレイ可能とするので、クレーンゲームの面白さを向上することができる。
キャッチャ制御部72が景品把持検出部27の出力に応じて景品Gの落下を確認すると、制御部70は、コンベアモータ44を制御して落下した景品Gを再び景品配置エリアA1に戻す。これにより、プレイヤは、同じ景品Gを狙ってキャッチャ20を操作することができ、また、管理者等は、景品Gを景品配置エリアA1に戻す手間を省くことができる。
キャッチャ駆動部制御部71は、前後位置検出部86,左右位置検出部87の出力に基づいてキャッチャ20が景品獲得口51の上側に到達したと判断すると、キャッチャ制御部72は、把持モータ21を駆動しアーム23R,23Lを開閉駆動して、景品Gを景品獲得口51に落下させる。景品獲得口51に落した落下した景品Gは、景品払い出し口52から払い出され、プレイヤは、景品Gを取得することができる。
また、ゲーム機1は、ペイアウト率の設定に応じて、BB弾31の命中率つまりキャッチャ20から景品Gが落下する度合を制御することができる。これにより、ゲーム機1の管理者等は、例えば曜日によってペイアウト率を変更する等運営形態に応じたペイアウト率の設定を、容易に行うことができる。
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)本実施例において、ゲーム機は、プレイヤの操作に応じてキャッチャを移動させて、BB弾が的に当たらないようにした例を示したが、これに限定されない。例えば、BB弾が的に当たらないようにするガード部材を設け、このガード部材をプレイヤの操作に応じて移動できるようにしてもよい。
また、例えば、プレイヤの操作に応じてキャッチャもBB弾を発射できるようにして、BB弾発射装置を攻撃するようにしてもよい。これにより、ゲーム機は、白熱したゲーム内容とし、プレイヤをゲームに熱中させることができる。
10 キャッチャ操作部
20 キャッチャ
21 把持モータ
22R,22L 駆動ギア
23R,23L アーム
24,25 的
28,29 的検出部
30 BB弾発射装置
31 BB弾
34 BB弾発射部材
34a 発射口
40 コンベア部
41 ベルト
51 景品獲得口
60 ペイアウト率操作部
70 制御部
80 キャッチャ駆動部
A1 景品配置エリア
A2 搬送エリア
F プレイフィールド
G 景品
Claims (7)
- 景品獲得部に搬送された景品を外部に払い出す景品払い出しゲーム機であって、
前記景品を前記景品獲得部に搬送する景品搬送部と、
前記景品を搬送途中の前記景品搬送部又は搬送途中の前記景品に対して所定の動作を行い、前記景品搬送部から前記景品を落下させる景品落下部と、
操作部の操作に応じて、前記景品落下部によって前記景品搬送部の景品が落下されないように防御する搬送防御部と、
を備える景品払い出しゲーム機。 - 請求項1に記載の景品払い出しゲーム機において、
前記景品を配置する景品配置部を備え、
前記景品搬送部は、前記操作部の操作に応じて前記景品配置部に配置された前記景品を把持する景品把持部材を備えること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機。 - 請求項1又は請求項2に記載の景品払い出しゲーム機において、
前記景品落下部は、前記景品搬送部に向かって飛翔体を発射する飛翔体発射部を備え、
前記景品搬送部は、
的と、
前記飛翔体発射部から発射された前記飛翔体が前記的に命中したことを検出する検出部とを備え、
前記検出部の出力に応じて、前記景品搬送部の前記景品が落下するように、前記景品搬送部を制御する制御部を備えること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機。 - 請求項1又は請求項2に記載の景品払い出しゲーム機において、
前記景品落下部は、前記景品搬送部が搬送する前記景品に向かって前記飛翔体を発射する飛翔体発射部を備えること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、
前記搬送防御部は、前記操作部の操作に応じて、前記景品搬送部を移動すること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、
前記景品落下部を制御して、前記景品搬送部が搬送している前記景品が落下する度合を制御する落下度合制御部を備えること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機。 - 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の景品払い出しゲーム機において、
前記景品搬送部から落下した前記景品を、前記景品配置部に戻す景品戻し部を備えること、
を特徴とする景品払い出しゲーム機。
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