JP2008237557A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の表示パターンで報知演出を実行する際に、注目すべきタイミングであることを報知できる遊技機を提供する。
【解決手段】LCD106に表示した図柄の組み合わせによって抽選の当たり/外れを報知するに際し、3つの図柄列50L,50C,50Rの図柄の変動表示を順次停止表示させるようにしており、予め設定した停止ラインLに停止表示された2つの図柄列の図柄の組み合わせが当たりを報知する図柄の組み合わせとなる可能性がある状態で変動表示されている図柄列50の変動表示を終了して停止表示するリーチ演出が実行される表示パターンとして、「標準リーチ」が成立するパターン及び「どこでもリーチ」が成立するパターンを用い、実行するパターンの種類に応じて、図柄列50の変動表示を順次停止表示とする際に再生する停止音の種類を選択する。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像を表示する表示領域を有する表示装置を搭載した遊技機に関する。
従来、パチンコ機等の遊技機では、表示装置を搭載した機種が多く提案されている。この種の遊技機では、表示装置に図柄を変動表示させ、その後の図柄の停止表示状態によって、内部抽選の結果を報知するものがある。
この報知方法としては、例えば、左、中、右に3つの図柄を変動表示させ、3つの図柄が停止表示した場合に、全ての図柄が一致すれば当たりを、一致しなければ外れをそれぞれ意味することが広く用いられている。
また、このようにして表示装置に変動表示されている3つの図柄を順に停止表示させていき、2つの図柄が一致した場合、あと1つの図柄が一致すれば当たりである所謂リーチとして、演出することが行なわれている。リーチとなった後は、最後の図柄が停止表示された時点で、抽選結果が報知されることになる。
従来、例えば、表示部に3つの図柄をそれぞれ変動表示させ、2段階表示の指示があった場合に、表示部には一旦リーチ配列に相当する数字を停止表示させ、その後に、リーチ配列中で揃っていない1図柄を再度変動表示させてから、当たり配列、又は外れ配列となるように、停止表示させることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
すなわち、特許文献1に記載の技術では、左、中、右の何れか2個の数字が揃っていれば、リーチを演出できる。
特開平9−285606号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の技術では、3つ全ての図柄が停止した時点で、何れか2つの図柄が揃っていればリーチであり、揃っていない図柄が再変動するということを遊技者に認識させることが困難である、という問題点があった。
遊技者が、3つ全ての図柄が停止した時点で、何れか2つの図柄が揃っていればリーチであることを認識していない場合、リーチ成立直後に大当たりの期待感が最も大きい演出が実行される場合であっても、リーチ直後の演出に対する期待感を抱くことができない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、複数の表示パターンで報知演出を実行する際に、注目すべきタイミングであることを報知できる遊技機を提供することが目的である。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、表示手段に少なくとも3つの図柄列を変動表示させた後に各図柄列を順次停止表示させ、予め設定した位置に停止表示された図柄の組み合わせによって、遊技に伴う抽選の結果の当たり/外れを報知する遊技機であって、音声を再生する音声再生手段と、前記表示手段及び前記音声再生手段を用いて遊技の進行状況に応じた演出を実行し、前記表示手段に表示する図柄列の図柄を停止表示させる際に、前記音声手段により複数種類の停止音の何れかを再生すると共に、予め設定した位置に停止表示された図柄の組み合わせが当たりを報知する図柄の組み合わせとなる可能性がある状態で何れか1つの図柄列が変動表示する表示パターンの演出を行った場合に、当該変動表示されている図柄列の変動表示を終了して停止表示する最終停止演出画像を表示する最終停止演出を実行する演出実行手段と、を備え、前記演出実行手段は、前記表示手段に、前記最終停止演出が実行される前記表示パターンとして、何れか1つの図柄列を変動表示とし、他の2つの図柄列を停止表示して変動表示中の図柄列の停止表示の結果によっては当たりを報知する図柄の組み合わせとなる可能性がある表示を行う標準パターン、及び、3つの図柄列を順次停止表示した状態で、1番目と3番目、又は2番目と3番目に停止表示された図柄列の図柄が当たりを報知する図柄の組合せである表示を行い、その後に当たりを報知する図柄の組み合わせでない図柄列を変動表示させる表示を行う変則パターンを備え、実行する表示パターンの種類に応じて前記各図柄列を停止表示させる際に再生する停止音の種類を選択することを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、表示手段に表示した図柄の組み合わせによって抽選の当たり/外れを報知するに際し、3つの図柄列の図柄の変動表示を順次停止表示させるようにしており、予め設定した位置に停止表示された図柄の組み合わせが当たりを報知する図柄の組み合わせとなる可能性がある状態で何れか1つの図柄列が変動表示する表示パターンの演出を行った場合に、当該変動表示されている図柄列の変動表示を終了して停止表示する最終停止演出を実行する。
ここで、最終停止演出が実行される表示パターンとして、何れか1つの図柄列を変動表示とし、他の2つの図柄列を停止表示して変動表示中の図柄列の停止表示の結果によっては当たりを報知する図柄の組み合わせとなる可能性がある表示を行う標準パターン、及び、3つの図柄列を順次停止表示した状態で、1番目と3番目、又は2番目と3番目に停止表示された図柄列の図柄が当たりを報知する図柄の組合せである表示を行い、その後に当たりを報知する図柄の組み合わせでない図柄列を変動表示させる表示を行う変則パターンとを用いている。
標準パターンは、図柄列の図柄の変動表示が順次停止表示される毎に、予め設定された位置に表示される図柄の組合せが当たりを報知する組合せを構成していくため、遊技者の期待感は徐々に高まっていき、最終停止演出が実行されるまで、遊技者は意識的に注目することができる。
一方、変則パターンでは、図柄列の変動表示が順次停止表示される過程では、予め設定された位置に表示される図柄の組合せが外れを報知する組み合わせを構成してしまうため、遊技者の期待感が途切れてしまい、全ての図柄が停止した後に当たりを報知する図柄の組み合わせでない図柄列を変動表示としても、遊技者はすぐに状況を把握して演出に注目することができない。
このため、本発明では、実行する表示パターンの種類に応じて、図柄列の変動表示を順次停止表示とする際に再生する停止音の種類を選択するようにしているので、複数の表示パターンで報知演出を実行する際に、注目すべきタイミングであることを報知できる。
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、前記演出実行手段は、前記停止音の種類を選択する際に、前記表示パターンに含まれる2回分又は3回分の停止音の種類を設定した複数の再生パターンから何れかの再生パターンを前記表示パターン毎に予め設定した選択確率で選択することを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、表示パターン毎に予め設定した選択確率で再生パターンが選択されるので、選択確率の設定により、最終停止演出が実行される表示パターンか否か、や、標準パターンか変則パターンか、が確実にわかるように報知することもできるし、どの表示パターンである可能性が高いかを報知することもできる。
以上説明した如く本発明によれば、実行する表示パターンの種類に応じて、図柄列の変動表示を順次停止表示とする際に再生する停止音の種類を選択するようにしているので、複数の表示パターンで報知演出を実行する際に、注目すべきタイミングであることを報知できる、という優れた効果を有する。
図1に示されるように、パチンコ機10は、パチンコ機10の外郭を構成するとともにホールの島設備に設置される矩形状の外枠12を備えている。外枠12の前面には矩形額縁状の内枠14が配置されており、内枠14は、外枠12に設けられた一対のヒンジ部16、18に左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。また外枠12の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り20が取り付けられている。
内枠14の前面上部には、ガラス板22を装着したガラス枠26が配置されており、ガラス枠26は左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられている。また、ガラスフレーム24に装着されたガラス板22は、図1の紙面奥行き方向に所定の間隔で互いに平行に配置された一対のガラス板からなる二重構造となっている。このガラス枠26の裏面側には、交換可能とされた遊技盤100(図2参照)がセットされており、遊技盤100は、ガラス枠26を内枠14に閉塞した状態でガラス枠26(ガラス板22)に覆われるようになっている。
ガラス枠26の前面には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の表示灯142がガラス板22を取り囲むように配置されており、さらに左上隅及び右上隅には、賞球払出エラー及び払出状態エラー等の各種エラーを報知するエラー用の表示灯144が配置されている。また、各エラー用の表示灯144の内側には、遊技の効果音をステレオ出力するスピーカ146L、146Rが配設されている。
内枠14の前面下部には、一般的な上皿及び下皿の機能を兼ね備える打球供給皿としての一体皿30が配置されている。一体皿30は、パネル部材32の左側端部が内枠14に軸支されて開閉可能に取り付けられており、パネル部材32の前面には、上部に遊技球PBを貯える球皿部34が形成された球皿本体36が突設されている。
図示を省略するが、球皿部34の底面は双方向に傾斜しており、一方は図1の正面視にて左側から右側に下る傾斜を手前側に配置し、他方は右側から左側に下る傾斜を奥側に配置し、両傾斜は正面視にて右側で円滑に連続形成されている。
手前側の傾斜はパチンコ機10間に設けられた現金用遊技球貸出機(図示省略)を球皿部34の正面視、左側から受け入れて、右側に転動案内する一方、奥側の傾斜は球皿部34に受け入れた遊技球PB、後述する賞品球、あるいはカード式貸出機を介した貸出球などを球排出口46から受け入れて正面視、右側から左側に向かって転動案内する。
この奥側の傾斜は、当該傾斜の下位方向に沿って遊技球転動流路の幅寸法を漸次、狭く形成されており、これにより、球皿部34にある遊技球PBがパネル部材32の裏面に配置された球送り装置(図示省略)に一列に整列させながら送り込まれる。
パネル部材32の前面の右側上部には、パチンコ機10内に設けられた払出装置160(図3参照)から払い出された賞球が排出される球排出口46が形成されている。
また、パネル部材32の前面における左側下部には灰皿38が設けられ、右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するための発射ハンドル39が取り付けられている。
(遊技盤の構成)
図2に示される遊技盤100は、基板となるベニヤ板に樹脂製シート状のセルが貼着されてそのセルの表面が盤面100Aとなっており、盤面100Aの外周端部付近に、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられている。これらの外レール102及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置40(図3参照)から発射されて打ち込まれた遊技球PBが自重落下により移動可能とされ、この領域が遊技を行う遊技領域101とされている。
遊技盤100の遊技領域101におけるほぼ中央には、大型で中央部が矩形状に開口されたセンター役物105が配置されている。その開口内には、表示画面に特別図柄の抽選(変動及び停止)や各種演出等の映像を表示する液晶表示器106が設けられている。以下、必要に応じてLCD106という。
センター役物105の図2の左右側には、普通図柄始動入賞口としての通過ゲート(スルー・チャッカー)118が配置されている。また、センター役物105の真下には、特別図柄始動入賞口(スタート・チャッカー)108が配設され、その開口部の直下位置には、電動チューリップ110が取り付けられている。この特別図柄始動入賞口108のさらにその下方には、遊技領域101の下端部付近に位置して大入賞口としてのアタッカー112が配置されている。
アタッカー112には、開閉扉116が開放又は閉塞することによって開口又は閉口するようになっており、開閉扉116の開放時には、開閉扉116上に落下した遊技球PBが開閉扉116に案内されてアタッカー112へ入賞する。
また、遊技領域101には、風車122や、遊技領域101内を自重落下する遊技球PBを所定の経路に誘導する多数の遊技釘(図示省略)が設けられており、最下位置に、外れ球を遊技盤100の裏側へ排出するアウト口124が設けられている。さらに、この遊技領域101に設けられたセンター役物105や盤面周縁には、遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による演出効果を生み出す照明演出用の発光素子126(図3参照)が多数設けられている。
(制御系の構成)
次に、図3を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。図3に示されるように、本実施形態に係るパチンコ機10の制御系は、主制御部150を中心として構成されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
主制御部150には、特別図柄始動入賞口108への入賞球を検出する始動入賞センサ180、普通図柄始動口である通過ゲート118への入賞球を検出する通過ゲート入賞センサ184、アタッカー112への入賞球を検出する大入賞センサ186がそれぞれ接続されており、これらの各センサは、入賞球の検出時にその検出信号を主制御部150へ出力する。なお、必要に応じて、アタッカー112内には、大当たり処理のラウンドを継続するきっかけとなるVゾーンが設けられている場合には、このVゾーンを通過したことを検出するVゾーンセンサ188が配設される。
さらに、主制御部150には、電動チューリップを作動させる普通電動役物ソレノイド174、アタッカー112の開閉扉116を開放/閉塞させるソレノイド175、保留ランプ176、及び普通図柄表示装置107がそれぞれ接続されている。
ここで、遊技球PBが通過ゲート118を通過すると、これを通過ゲート入賞センサ184で検出することで普通図柄の当たり/外れの抽選が主制御部150にて実行され、その抽選結果が当たりとなった場合は、主制御部150が普通電動役物ソレノイド174を駆動制御して電動チューリップ110を所定時間開放する。
また、遊技球PBが特別図柄始動入賞口108に入賞すると、これを始動入賞センサ180で検出することで特別図柄の当たり/外れの抽選(以下「特図抽選」と呼ぶ)が主制御部150にて実行され、この特図抽選の結果が当たり(大当たり)となった場合は、通常遊技状態から特別遊技状態へ遊技状態が移行するように主制御部150にて制御する。なお、この大当たりについては、通常の当たりと、特別遊技状態の終了後に次の当たり確率がアップする確変モード、或いは図柄変動パターン時間を短縮する時短モードが付加される場合がある。
また、主制御部150からは盤用外部端子190を介してホールコンピュータへ遊技の進行状態を示す情報(始動入賞信号や大当たり信号、図柄確定回数信号)が送信される。
さらに、主制御部150には、演出制御部152と、払出制御部154とがそれぞれ接続されており、これらの制御部は、主制御部150からのコマンド送信により制御される。
演出制御部152には、図柄制御部156を介してLCD106が接続されている。また、演出制御部152は、遊技盤100の各種遊技部品に設けられた照明演出用の発光素子126、並びに、ガラス枠26に設けられた照明演出用の表示灯142及びエラー用の表示灯144の点灯、消灯、及び点滅を制御し、さらに、ガラス枠26前面に設けられたスピーカ146L、146Rを作動させて効果音等の出力を制御する。
この演出制御部152に制御されるLCD106には、特図抽選の結果を報知するための図柄変動パターンの演出映像が表示され、スピーカ146L、146Rからはその図柄変動パターン演出時のBGMが出力される。これにより、遊技者は、視覚及び聴覚を通じて、特図抽選の結果に対応した演出図柄による演出を楽しむことができる。なお、普通図柄表示装置107や保留ランプ176による表示内容は、このLCD106で表示するようにしてもよい。
図柄変動パターンには、特別図柄変動パターン及び演出図柄変動パターンがあり、双方共に特図抽選の結果を報知するものであるが、特別図柄変動パターンは予め定められた変動及び停止を行い特図抽選の結果を所定時間経過後に正式に報知する性質のものであるのに対し、演出図柄変動パターンはその特図抽選の結果を報知するまでの過程に演出を加味し、当たり/外れかに一喜一憂させながら報知する性質のものである。
本実施形態のパチンコ機10では、LCD106の表示画面の大部分において、演出図柄変動パターンを表示し、表示画面における極めて小さい領域に特別図柄変動パターンを表示するようにしている。なお、特別図柄変動パターンは、別途独立した表示装置で表示するようにしてもよい。
ここで、特図抽選の結果が「大当たり」となり、LCD106における図柄変動パターン演出並びにスピーカ146L、146RからのBGM出力によって、そのことを報知し終えると、特別遊技状態である大当たり処理が実行される。
この大当たり処理は、アタッカー112が所定回数(ラウンド)開放するものであり、1ラウンドの開放時間は約30秒とされ、この間に最大10個の遊技球PBが入賞可能となる。すなわち、時間制限である30秒、或いは数制限である10個の何れか一方が先に満足されると、そのラウンドは終了となり、次ラウンドに移行する。
このため、特別遊技状態では、通常遊技状態よりも短期間で多くの入賞が期待され、遊技者にとって有利な遊技状態とすることができる。
また、前述したように、LCD106において、図柄変動パターン演出を実行中に新たに特別図柄始動入賞口108に入賞した場合、並びに大当たり処理中に特別図柄始動入賞口108に入賞した場合、保留ランプ176の点灯数がその入賞数に応じて最大4個まで増える。
一方、前回の図柄変動パターン演出が終了する、或いは大当たり処理が終了すると、LCD106では、保留分の特図抽選結果を報知するために、新たな図柄変動パターン演出が開始される。これに伴い、保留ランプ176が1個消灯し、保留分の消化を遊技者に報知する。
また、払出制御部154には、払出装置160及び発射制御部164が接続され、発射制御部164には発射装置40が接続されている。この払出制御部154は、パチンコ機10内に設けられた払出装置160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停止動作と払出数を制御する。また、発射制御部164は、遊技者による発射ハンドル39(図1参照)の操作により発射装置40を作動させて、遊技球PBの発射開始、及び、発射ハンドル39の操作量に応じた発射力を制御する。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子191を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータへ送信するようになっている。
図4には、本実施の形態に係る演出図柄変動パターン制御におけるスピーカ146を用いた音声再生処理に関する機能ブロック図が示されている。
同図に示されるように、演出制御部152は、演出内容決定部60、音声再生部64及び音声データ格納部66を含んで構成されている。演出内容決定部60は、音声再生部64及び図柄制御部156に接続されており、音声再生部64は、音声データ格納部66及びスピーカ146とそれぞれ接続されている。
演出内容決定部60は、演出図柄変動パターン選択部62を含んで構成されている。演出内容決定部60では、主制御部150から入力された特図抽選結果を示すコマンド等に基づいて、演出図柄変動パターン選択部62により実行する演出パターンを決定し、決定した演出パターンを示すコマンドを図柄制御部156に出力する。
なお、演出内容決定部60では、演出図柄変動パターン選択部62による演出図柄変動パターンの選択の他にも、デモ演出パターンの選択等、種々の演出内容を決定しているが、本明細書では説明及び機能ブロックの図示を省略する。
また、演出内容決定部60は、音声再生部64及び音声データ格納部66を含んで構成されており、演出図柄変動パターン選択部62で選択された演出図柄変動パターンを示す選択情報は音声再生部64にも出力される。なお、音声データ格納部66には、スピーカ146により再生する全ての音声データが格納されている。
音声再生部64では、入力された選択情報に基づき、再生すべき音声データを音声データ格納部66から読出してスピーカ146により再生する。
なお、図柄制御部156は、演出制御部152から入力された演出コマンドに応じて演出画像のLCD106に対する表示を実行する。
ここで、図5には、演出図柄変動パターン時にLCD106の表示領域に表示される画像の一例が示されている。同図(A)〜(C)に示す例では、LCD106に図柄列50L,50C,50Rの3列の図柄列を表示している。また、この3列の図柄列50L,50C,50Rの各々は、例えば、1〜9の数字が予め各図柄列50L,50C,50R毎に設定された順番で複数個並べられた構成とされている。また、図柄列の表示態様としては、変動表示と停止表示とを行なうようにしている。変動表示は、各図柄列の図柄を上記予め設定された順番で1〜2個ずつ表示することで変動表示を行なう。停止表示は、変動表示の実行後に、同図(A)、(B)又は(C)に示される何れかの図柄配置で各図柄列50L,50C,50Rのそれぞれの変動表示を順次停止させる。
このとき、停止した図柄を結ぶ直線を停止ラインLとして、停止ラインL上の図柄の種類が全て一致した場合には特図抽選の結果が当たりであることを、停止ラインL上の図柄の種類が1つでも異なる場合は特図抽選の結果が外れであることを報知している。
停止ラインLは、同図に示す例では全部で5種類ある。各図柄列50L,50C,50Rの図柄が全て停止表示されたときに同図(A)に示すように配置されている場合は同図にL1で示すラインが停止ラインである。また、各図柄列50L,50C,50Rの図柄が全て停止表示されたときに同図(B)に示す配置の場合は、L2及びL3で示すラインが停止ラインである。さらに、各図柄列50L,50C,50Rの図柄が全て停止表示されたときに同図(C)に示す配置の場合は、L4及びL5で示すラインが停止ラインである。
また、図6には、3列の図柄列50L,50C,50Rが変動表示された状態から1列ずつ停止表示されていく状態が時系列で示されている。なお、同図では、LCD106の表示領域に表示される映像の1部を抜き出してT1〜T5の5枚の静止画として示している。
同図のT1に示されるように、全ての図柄列50L,50C,50Rが変動表示された状態から、まず、T2に示されるように、左側の図柄列50Lの変動表示を終了して停止表示とする(第1停止)。この時点では、中央の図柄列50C及び右側の図柄列50Rは、変動表示を継続している。
T2の後に表示されるT3A及びT3Bには、右側の図柄列50Rの変動表示を終了して停止表示とされた状態が示されている(第2停止)。このとき、中央の図柄列50Cは、変動表示を継続している。
なお、同図において、T3AとT3Bとは、表示された図柄のみが異なり、タイミングとしては同じ第2停止のタイミングを示している。また、T3Aに示される表示状態となるか、T3Bに示される表示状態となるかは、演出図柄変動パターン選択部62で選択された演出図柄変動パターンに応じて決まる。
T3Aに示すように、2つの図柄列50L,50Rが停止表示された状態で、停止ラインL(同図に示す例では、停止ラインL1)上に並んで停止表示された図柄の種類が同じである場合は、残り1つの図柄列の停止表示状態によっては当たりの報知であることになる。この状態は、一般的にリーチと称される状態である(以下では、この状態を「標準リーチ」という。)。
このように、「標準リーチ」となった場合、演出制御部152では、演出図柄変動パターン選択部62で選択された演出図柄変動パターンに応じたリーチ演出が実行される。これにより、LCD106には、リーチ演出に応じた画像が表示される。
一方、T3Bに示すように、2つの図柄列50L,50Rが停止表示された状態で、停止ラインL1上に並んで停止表示された図柄の種類が異なる場合は、そのままT4に示す状態に移行する。
T4では、中央の図柄列50Cの変動表示を終了して停止表示とする(第3停止)。この段階では、全ての図柄列50L,50C,50Rが停止表示されている。一般的には、T4に示すように、停止ラインL1上に停止表示された図柄の種類が全て一致しない場合は外れの報知であり、停止ラインL1上に停止表示された図柄のうち、第2停止された図柄列50Rの図柄の種類と第3停止された図柄列50Cの図柄の種類とが一致しても、一般的にはリーチとは称されない。
ここで、本実施の形態では、この状態で停止ラインL1上に表示された図柄の種類の全てが何れか2つの図柄の種類が一致する場合にも、リーチであるものとする(以下、この状態を上記「標準リーチ」と区別するために、「どこでもリーチ」と称する。)。
「どこでもリーチ」が成立すると、T5に示されるように、停止ラインL1上に表示された図柄の内、種類が一致しない図柄列(同図に示す例では、左側の図柄列50L)の表示を変動表示とし、その後に、演出図柄変動パターン選択部62で選択された演出図柄変動パターンに応じたリーチ演出画像を表示する。
なお、同図には、第2停止された図柄列の図柄の種類と第3停止された図柄列の図柄の種類とが一致している形態について示したが、第1停止された図柄列の図柄の種類と第3停止された図柄列の図柄の種類とが一致した場合であっても「どこでもリーチ」は成立とする。
また、同図では図示を省略したが、第3停止まで終了した時点で停止ライン上に並んだ図柄の種類が全て異なる場合には、外れの報知であり、今回の演出図柄変動パターン演出において、これ以降は、図柄列の変動表示は行なわない。
なお、各図柄列の変動表示を停止させるタイミングは、演出図柄変動パターン選択部62で選択された演出図柄変動パターンに応じて異なる。
また、演出図柄変動パターンとしては、第1停止タイミング、第2停止タイミング、第3停止タイミングや、リーチ演出の実行可否及びリーチ演出の種類などが選択される。
このように、本実施の形態では、「標準リーチ」又は「どこでもリーチ」となった場合にリーチ演出が実行されるが、「どこでもリーチ」が成立することを遊技者が知っているとは限らない。したがって、「標準リーチ」が成立しなかった時点で、遊技者はリーチ演出への発展の期待を捨ててしまい、「どこでもリーチ」からリーチ演出に発展するまでの間、遊技者の期待感を持続することができない。
そこで、本実施の形態では、「どこでもリーチ」が成立する可能性があることを各図柄列の停止表示のタイミングでスピーカ146により再生する音声の種類を変化させることによって報知するようにしている。
なお、本実施の形態では、停止表示のタイミングで再生する音声の種類として、停止音A及び停止音Bの2種類の停止音データを予め設定している。本実施の形態では、停止音の再生パターンとして、3つの再生パターンを設定している。再生パターン1は、第1停止表示及び第2停止表示のタイミングでは停止音A、第3停止表示のタイミングで停止音Bを再生する。再生パターン2は、第1停止表示のタイミングで停止音A、第2停止表示及び第3停止表示のタイミングで停止音Bを再生する。また、再生パターン3は、第1停止表示のタイミングで停止音Aを再生し、第2停止表示のタイミングで停止音Bを再生し、第3停止表示のタイミングでは音声を再生しない。
また、本実施の形態では、演出図柄変動パターン選択部62において、再生パターン1は「どこでもリーチ」成立への期待度が100%、再生パターン2は「どこでもリーチ」成立への期待度が60%、再生パターン3は「どこでもリーチ」成立への期待度は0%となるように選択する。
なお、再生パターン3は、「どこでもリーチ」成立への期待度は0%であるが、第2停止表示までは再生パターン2と同じ停止音を再生しているので「どこでもリーチ」の成立を期待することができる。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
パチンコ機10による遊技では、遊技者が発射ハンドル39を操作すると、一体皿30の球皿部34に貯えられている遊技球PBは球送り装置により一球ずつ発射装置40に供給され、発射装置40によって上方へ発射される。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って遊技盤100の遊技領域101に打ち込まれ、遊技釘に当たり方向を変えながら遊技領域101内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域101の下端部に至った遊技球PBはアウト口124からパチンコ機10内に回収される。
また、遊技球PBが通過ゲート118を通過すると、主制御部150において普通図柄の当たり/外れの抽選処理が実行され、その抽選結果は、普通図柄表示装置107に、2桁の普通図柄が変動されその変動後に停止図柄の組み合わせによって表示される。
この普通図柄の抽選結果が「当たり」となった場合は、電動チューリップ110が所定時間開放され、遊技球PBが特別図柄始動入賞口108に入賞しやすい状態となる。
また、特別図柄始動入賞口108へ入賞すると、主制御部150において特別図柄の当たり/外れの抽選処理が実行され、その抽選結果は、LCD106の下部の一部の領域(あるいは、独立した別の領域)では、2個の特別図柄が所定のパターンで変動されその変動パターンを経た停止図柄の組み合わせによって表示される。また、この表示に伴い、LCD106のほぼ全域では、演出図柄が所定のパターンで変動されその変動パターンを経て停止表示される。この演出図柄変動パターンの演出映像には、例えば、リーチを経た当たり図柄の表示又は外れ図柄の表示、あるいはリーチなしの外れ図柄表示など、様々な演出や趣向を加味した数多くのパターンが用意されており、遊技者は、それらの演出を受け特別図柄の抽選結果を期待感を持って観察する。
ここで、図7のフローチャートを参照して、図柄変動パターンを実行する際のリーチ変動用音声再生処理の流れについて説明する。
まず、ステップ200では、演出図柄変動パターン選択部62から入力される選択情報を取得し、次のステップ202では、取得した選択情報に基づいて、「標準リーチ」になる演出パターンが選択されたか否かする。当該判定が肯定判定となった場合は、ステップ204に移行して、演出パターンに応じた第1停止タイミングか否かを判定し、当該判定が肯定判定となるのを待つ。
なお、第1停止タイミングか否かの判定は、内蔵タイマ等による計時結果に基づいて判定することができる。以下、第2停止タイミング、第3停止タイミングについても同様である。
ステップ204が肯定判定となると、ステップ206に移行して、停止音Aのデータを読出してスピーカ146に出力することにより停止音Aを再生し、その後にステップ208に移行する。
ステップ208では、第2停止タイミングか否かを判定し、当該判定が肯定判定となるのを待つ。その後、ステップ208が肯定判定となると、ステップ210に移行して、停止音Aのデータを読出してスピーカ146に出力することにより停止音Aを再生し、その後にステップ250に移行する。
一方、ステップ202で否定判定となった場合は、ステップ212に移行して、第1停止タイミングか否かを判定し、当該判定が肯定判定となるのを待つ。ステップ212が肯定判定となるとステップ214に移行して、停止音Aのデータを読出してスピーカ146に出力することにより停止音Aを再生し、その後にステップ216に移行する。
ステップ216では、選択情報により示される演出パターンの音声の選択パターンが再生パターン1〜3の何れに該当するかを判定する。
ステップ216で再生パターン1に該当すると判断された場合は、ステップ220に移行して、第2停止タイミングか否かを判定し、当該判定が肯定判定となるのを待つ。その後、ステップ220が肯定判定となると、ステップ222に移行して、停止音Aのデータを読出してスピーカ146に出力することにより停止音Aを再生し、その後にステップ224に移行する。
ステップ224では、第3停止タイミングか否かを判定し、当該判定が肯定判定となるのを待つ。その後、ステップ224が肯定判定となると、ステップ226に移行して、停止音Bのデータを読出してスピーカ146に出力することにより停止音Bを再生し、その後にステップ246に移行する。
ステップ216で再生パターン2に該当すると判断された場合は、ステップ230に移行して、第2停止タイミングか否かを判定し、当該判定が肯定判定となるのを待つ。その後、ステップ230が肯定判定となると、ステップ232に移行して、停止音Bのデータを読出してスピーカ146に出力することにより停止音Bを再生し、その後にステップ234に移行する。
ステップ234では、第3停止タイミングか否かを判定し、当該判定が肯定判定となるのを待つ。その後、ステップ234が肯定判定となると、ステップ236に移行して、停止音Bのデータを読出してスピーカ146に出力することにより停止音Bを再生し、その後にステップ246に移行する。
ステップ216で再生パターン3に該当すると判断された場合は、ステップ240に移行して、第2停止タイミングか否かを判定し、当該判定が肯定判定となるのを待つ。その後、ステップ240が肯定判定となると、ステップ242に移行して、停止音Bのデータを読出してスピーカ146に出力することにより停止音Bを再生し、その後にステップ244に移行する。
ステップ244では、第3停止タイミングか否かを判定し、当該判定が肯定判定となるのを待つ。その後、ステップ244が肯定判定となると、ここでは何れの停止音も再生せず、ステップ246に移行する。
ステップ246では、選択情報により示される演出パターンが、「どこでもリーチ」が成立するパターンか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合はステップ250に移行する。一方、ステップ246で否定判定となった場合は、選択された演出パターンが外れを報知する演出パターンであると判断して、本演出図柄変動パターン用音声再生処理を終了する。
ステップ250では、演出図柄変動パターンが、リーチ演出Aを実行するパターンか否かを判定し、当該判定が肯定判定となった場合はステップ252に移行して、リーチ演出A用の音声再生データを読出してスピーカ146に出力することによりリーチ演出A用の音声を再生し、その後に本演出図柄変動パターン用音声再生処理を終了する。
一方、ステップ250で否定判定となった場合はステップ254に移行して、リーチ演出B用の音声再生データを読出してスピーカ146に出力することによりリーチ演出B用の音声を再生し、その後に本演出図柄変動パターン用音声再生処理を終了する。
なお、リーチ演出終了後、特図抽選の結果が「当たり(大当たり)」であった場合は、最終的にはLCD106の表示画面に、例えば「444」や「777」等の予め定められた所定の当たり図柄の組み合わせが表示されるとともに、照明演出用の表示灯142の点滅やスピーカ146L、146Rからの効果音出力などによる演出を加えて、大当たりが発生したことを遊技者に報知し、主制御部150では、所定の大当たり動作を実行する。
大当たり動作としては、開閉扉116の開閉動作によってアタッカー112が例えば10カウント(入賞個数)又は最大30秒間(1回の開放時間)/最高15〜16ラウンド(継続回数)開放される。
なお、アタッカー112内にVゾーンを設けた遊技仕様の場合には、1回のアタッカー112開放時にVゾーンへの入賞を果たすことで次ラウンドを継続するといった動作が行われる。
これにより、遊技者は、発射した遊技球PBをアタッカー112へ容易に入賞させ、例えば入賞1個当たり15個の払い出しを受けるなどして、大量の賞球を獲得できるようになる。またこのときは、払出装置160が作動して所定数の賞球を払い出し、その払い出された賞球は、球排出口46から一体皿30の球皿部34に排出される。
また、当たり図柄が、例えば「777」等の予め定められた所定の図柄であり、かつ当該所定の図柄が奇数の組み合わせとなった場合には、上述した大当たり動作の終了後に、次の大当たり確率がアップする「確率変動機能」、あるいは大当たり確率は変わらないが普通図柄表示装置107の変動時間が短縮され、始動口108が開放し易くなって球持ちをよくする「時短機能」といった付加機能が作動して、遊技者にとって有利な遊技状態が展開される。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、LCD106に表示した図柄の組み合わせによって抽選の当たり/外れを報知するに際し、少なくとも3つの図柄列50L,50C,50Rの図柄の変動表示を順次停止表示させるようにしており、予め設定した停止ラインLに停止表示された2つの図柄列の図柄の組み合わせが当たりを報知する図柄の組み合わせとなる可能性がある状態で変動表示されている図柄列50の変動表示を終了して停止表示するリーチ演出が実行される表示パターンとして、何れか1つの図柄列を変動表示とし、他の2つの図柄列を停止表示して変動表示中の図柄列の停止表示の結果によっては当たりを報知する図柄の組み合わせとなる可能性がある表示を行う「標準リーチ」が成立する場合、及び、3つの図柄列を順次停止表示した状態で、1番目と3番目、又は2番目と3番目に停止表示された図柄列の図柄が当たりを報知する図柄の組合せである表示を行い、その後に当たりを報知する図柄の組み合わせでない図柄列を変動表示させる表示を行う「どこでもリーチ」が成立する場合があり、実行する表示パターンの種類に応じて、図柄列の変動表示を順次停止表示とする際に再生する停止音の種類を選択するようにしているので、複数の表示パターンで報知演出を実行する際に、注目すべきタイミングであることを報知できる。
すなわち、「標準リーチ」が成立する場合は、図柄列の図柄の変動表示が順次停止表示される毎に、予め設定された位置に表示される図柄の組合せが当たりを報知する組合せを構成していくため、遊技者の期待感は徐々に高まっていき、リーチ演出が実行されるまで、遊技者は意識的に注目することができる。
一方、「どこでもリーチ」が成立する場合は、図柄列の変動表示が順次停止表示される過程では、予め設定された位置に表示される図柄の組合せが外れを報知する組み合わせを構成してしまうため、遊技者の期待感が途切れてしまい、全ての図柄が停止した後に当たりを報知する図柄の組み合わせでない図柄列を変動表示としても、遊技者はすぐに状況を把握して演出に注目することができない。
また、本実施の形態では、リーチが成立するまでの2回分又は3回分の停止音の種類を設定した複数の再生パターンから、成立するリーチの種類及びリーチが成立するか否かに応じて、再生パターン1は「どこでもリーチ」成立への期待度が100%、再生パターン2は「どこでもリーチ」成立への期待度が60%、再生パターン3は「どこでもリーチ」成立への期待度は0%であるが、期待度は適宜設定することができる。
また、本発明はこれに限定されるものではなく、表示パターンに応じて再生パターンを選択するようにしてもよい。これにより、図柄列の停止表示時に再生される停止音によりリーチが成立するか否か及び成立するリーチの種類等を正確に報知できる。
また、本実施の形態に係るパチンコ機10の構成(図1乃至図4参照)及び処理の流れ(図5乃至図7参照)は一例であり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
実施の形態に係るパチンコ機を示す正面図である。 実施の形態に係る遊技盤を示す正面図である。 実施の形態に係るパチンコ機の制御系の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る音声再生処理に関する機能ブロック図である。 実施の形態に係る演出図柄変動パターンにおいて、全ての図柄列の変動表示が停止表示とされた場合の、停止位置及び停止ラインの関係をそれぞれ示す模式図である。 実施の形態に係る演出図柄変動パターンにおける演出画像の一部を静止画として抜き出した説明図である。 実施の形態に係る演出図柄変動パターン用音声再生の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
PB 遊技球
10 パチンコ機
60 演出内容決定部
62 演出図柄変動パターン選択部
100 遊技盤
100A 盤面
106 LCD(表示手段)
146L,146R スピーカ(音声再生手段)
150 主制御部
152 演出制御部(演出実行手段)
156 図柄制御部

Claims (2)

  1. 表示手段に少なくとも3つの図柄列を変動表示させた後に各図柄列を順次停止表示させ、予め設定した位置に停止表示された図柄の組み合わせによって、遊技に伴う抽選の結果の当たり/外れを報知する遊技機であって、
    音声を再生する音声再生手段と、
    前記表示手段及び前記音声再生手段を用いて遊技の進行状況に応じた演出を実行し、前記表示手段に表示する図柄列の図柄を停止表示させる際に、前記音声手段により複数種類の停止音の何れかを再生すると共に、予め設定した位置に停止表示された図柄の組み合わせが当たりを報知する図柄の組み合わせとなる可能性がある状態で何れか1つの図柄列が変動表示する表示パターンの演出を行った場合に、当該変動表示されている図柄列の変動表示を終了して停止表示する最終停止演出画像を表示する最終停止演出を実行する演出実行手段と、
    を備え、
    前記演出実行手段は、前記表示手段に、前記最終停止演出が実行される前記表示パターンとして、何れか1つの図柄列を変動表示とし、他の2つの図柄列を停止表示して変動表示中の図柄列の停止表示の結果によっては当たりを報知する図柄の組み合わせとなる可能性がある表示を行う標準パターン、及び、3つの図柄列を順次停止表示した状態で、1番目と3番目、又は2番目と3番目に停止表示された図柄列の図柄が当たりを報知する図柄の組合せである表示を行い、その後に当たりを報知する図柄の組み合わせでない図柄列を変動表示させる表示を行う変則パターンを備え、実行する表示パターンの種類に応じて前記各図柄列を停止表示させる際に再生する停止音の種類を選択する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記演出実行手段は、前記停止音の種類を選択する際に、前記表示パターンに含まれる2回分又は3回分の停止音の種類を設定した複数の再生パターンから何れかの再生パターンを前記表示パターン毎に予め設定した選択確率で選択することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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