JP2008237246A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】図柄変動遊技において表示される装飾画像にプレミア的又は特典的な意味を付与し、或いは漫画やアニメ、ドラマなどのストーリー性のあるコンテンツの各場面を描写した装飾画像が表示される弾球遊技機を提供する。
【解決手段】図柄変動遊技の実行数等との対応関係が規定された複数種類の装飾画像を記録する手段82と、遊技の終了時点などにおいて、図柄変動遊技の実行数等を導出できるパスワードを告知する手段83cと、遊技者がパスワードの入力を行った場合には、遊技管理手段81において管理される実行数等を、入力されたパスワードから導出される実行数等に更新する手段81とを備え、図柄変動遊技の実行に際して、遊技管理手段81において管理される実行数等に対応する装飾画像を表示装置に表示させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、所定の抽選条件の成立により実行される図柄変動遊技において、抽選の結果を告知する図柄とともに所定の演出画像が表示される遊技機に関する。
所定の抽選条件の成立により当否抽選を実行し、液晶ディスプレイなどの画像表示装置において所定の図柄を表示することでその当否抽選の結果(当たり、ハズレなど)を告知する弾球遊技機が知られている。
例えば、セブン機と呼ばれる弾球遊技機では、始動入賞口への遊技球の入賞を契機に当否抽選が実行され、画像表示装置において3つの図柄(装飾図柄)を変動させた後に順次停止して表示させる図柄変動遊技において、停止表示された図柄(停止図柄)の組み合わせが特定の組み合わせ(例えば、3つの停止図柄が同一である組み合わせ)であれば、当否抽選の結果が「大当たり」であり、それ以外の組み合わせの場合は「ハズレ」となる。
そして、多くの弾球遊技機では、遊技の興趣性を高めるなどを目的として、図柄変動遊技における図柄の背景などとして、アニメーションやドラマなどのコンテンツを用いた装飾画像を上記図柄とともに表示することが行われている。
ところで、上記図柄変動遊技は、平均すると1分間に数度程度の割合で実行されるものであり、長時間に渡って遊技する遊技者は、何百回もの図柄変動遊技を繰り返して観賞することになる。図柄変動遊技では、上記のように興趣性が高いと考えられる装飾画像が表示されはするものの、同じ装飾画像を何百回もの図柄変動遊技に渡って観賞するうちには飽きを感じる遊技者もいる。
特許文献1は、上記の問題に対処するために、図柄変動遊技における背景として使用される装飾画像を、図柄変動遊技の実行数を経るに従って、春の景色、夏の景色、秋の景色、冬の景色といった具合に変化させていく弾球遊技機を開示している。
しかし、特許文献1の弾球遊技機では、1日の営業時間の範囲内で予め準備された各景色の装飾画像を表示することが前提であり、数十回程度の比較的少ない図柄変動遊技の実行数を経る毎に各装飾画像が順次表示されていくため、遊技者が特定の装飾画像に対して新鮮味を感じたり、いずれかの装飾画像にプレミア的又は特典的な意味を感じるということは起こらない。従って、従来の弾球遊技機と比較すれば、遊技者が飽きを感じるまでの時間を遅らせる程度の効果はあるかもしれないが、いずれは遊技者が準備された各装飾画像に飽きてしまうことには変わりない。
特開2000−014880号公報
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、下記のいずれか1以上を達成することをその目的とする。
即ち、本発明の目的は、反復して実行される図柄変動遊技に対して遊技者が飽きを感じ難くすることができる装飾画像の表示が行われる弾球遊技機を提供することにある。
本発明の他の目的は、図柄変動遊技において、当否抽選の結果を告知するための装飾図柄の背景などとして表示される装飾画像に対して希少的、プレミア的又は特典的な意味を付与することができる弾球遊技機を提供することにある。
本発明の他の目的は、図柄変動遊技において、当否抽選の結果を告知するための装飾図柄の背景などとして、漫画、アニメーション、テレビゲーム、小説、ドラマ又は映画などのストーリーを展開させる装飾画像が表示される弾球遊技機を提供することをその目的とする。
本発明は、上記問題を解決したものであり、
図柄を表示するための表示装置と、
遊技者の操作入力を受け付ける操作入力装置と、
所定の抽選条件の成立により当否抽選を実行する当否抽選手段と、
前記当否抽選の実行毎に、前記表示装置において複数の図柄を変動させた後に所定の停止図柄で停止させる図柄変動遊技を実行し、前記当否抽選の結果が当たりである場合には、前記停止図柄が所定の組み合わせとなるように前記図柄変動遊技を実行する図柄変動手段と、
前記当否抽選の結果が当たりである場合に遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技手段とを備える遊技機であって、
前記図柄変動遊技の実行数又は実行時間を管理する遊技管理手段と、
前記実行数又は実行時間との対応関係が規定された複数種類の装飾画像を記録する装飾画像記録手段と、
前記遊技管理手段により管理される実行数又は実行時間を導出するためのパスワードを遊技者に告知するパスワード告知手段と、
前記操作入力装置への操作に基づいて、遊技者による前記パスワードの入力を受け付けるパスワード受付手段とを更に備え、
前記遊技管理手段は、前記パスワード受付手段が前記パスワードの入力を受け付けた場合には、前記図柄変動遊技の実行数又は実行時間を、入力された前記パスワードから導出される実行数又は実行時間に更新する処理を実行し、
前記図柄変動手段は、それぞれの前記図柄変動遊技の実行に際して、前記遊技管理手段により管理される実行数又は実行時間に対応する前記装飾画像を前記複数の図柄とともに前記表示装置に表示させることを特徴とする遊技機(請求項1)である。
本発明では、図柄変動遊技の実行数又は実行時間に対応する装飾画像が表示されるものとされている一方で、当該実行数又は実行時間を導出するためのパスワードを発行し、そのパスワードが操作入力手段から入力された場合には、そのパスワードから導出される実行数又は実行時間に対応する装飾図柄が表示される。
従って、パスワードによって図柄変動遊技の実行数又は実行時間を記録、蓄積していくことが可能となるため、従来にない運用で装飾図柄を表示する遊技機を実現することが可能になる。
例えば、本発明では、1日の営業時間内に実行することが不可能な回数(例えば、5千回や1万回)又は時間(例えば、20時間や40時間)に渡って図柄変動遊技が実行されたことを条件に特定の装飾図柄が表示されるようにすることが可能である。この場合、何日間かに渡って実行された図柄変動遊技の回数又は時間をパスワードを用いて蓄積しなければ、その特定の装飾画像が表示されないため、これを蓄積した遊技者だけがその特定の装飾画像を表示させた状態で遊技ができることになり、装飾画像に希少的、プレミア的又は特典的な意味又は価値が付与されることになる。
本発明における装飾画像は、当否抽選の結果を告知する図柄(装飾図柄)とともに表示装置に表示される画像であり、装飾画像により表現される内容は任意であり、また、例えば、装飾画像は、装飾図柄の背景として使用すること(請求項2)が可能である他、装飾図柄の前景やフレームなど他の目的で使用することも可能である。
本発明では、装飾画像として、漫画、アニメーション、テレビゲーム、小説、ドラマ又は映画といったストーリー性のあるコンテンツの各場面を描写した画像を使用すること(請求項3)、或いは更に、図柄変動遊技が所定数又は所定時間実行される毎に、上記装飾画像を当該漫画などのストーリーの展開順に順次表示していくことが可能である。
即ち、従来の遊技機においてストーリー性のあるコンテンツの各場面を描写した装飾画像を順次表示するものとした場合、遊技店舗の営業開始時間では常にストーリーの最初の場面から装飾画像を観賞することになり、他の遊技者が遊技を行った遊技機を交代して遊技する場合には常にストーリーの途中の場面から装飾画像を観賞しなければならないなどの不都合を生じるため、図柄変動遊技の実行数や実行時間を経るに従って漫画等のコンテンツのストーリーを展開させていくといった態様での装飾画像の表示は行うことができなかった。
本発明では、ある特定の日に図柄変動遊技をある一定の回数又は時間に渡って実行し、上記漫画などにおけるある特定の場面の装飾画像までを観賞したとすれば、当日の遊技の終了時点においてパスワード発行手段により発行されるパスワードを記録しておけば、後日遊技を行う際にそのパスワードを入力することで、前回観賞したその特定の場面から装飾画像をスタートさせることができるなど、継続性をもってストーリーを観賞することが可能である。
本発明では、遊技管理手段において管理される図柄変動遊技の実行数又は実行時間を、操作入力装置への入力に基づいてリセットするリセット手段を更に備える(請求項4)が可能である。
かかる発明によれば、他の遊技者が遊技した遊技機を交代して遊技する場合においても、遊技機を最初の装飾画像が表示される状態に復帰させることが可能であり、かかる機能は、特に装飾画像としてストーリー性のあるコンテンツの各場面を描写した画像が表示される遊技機において有用である。
本発明のパスワードは、図柄変動遊技の実行数又は実行時間と、遊技店舗毎のIDデータに基づいて導出されるものとすること(請求項5)が可能である。
かかる発明では、ある遊技店舗で発行されたパスワードを、その同一の遊技店舗に設置される他の遊技機においても使用可能にすることで利便性の向上を図ることが可能である一方、ある遊技店舗で発行されたパスワードを他の遊技店舗で使用することができなくなるため、パスワードによって図柄変動遊技の実行数又は実行時間を積算していくには、同一の遊技店舗において遊技することが必要となる。従って、一度来店した遊技者に再度同一の店舗に来店する動機付けを与えることになり、本発明の遊技機により、遊技店舗における固定客数の増大などの効果を達成することが可能である。
以下、所定の始動口(第1始動口)への遊技球の入賞を契機に実行される当否抽選の結果を告知するために3つの装飾図柄を変動表示した後に所定の停止図柄で停止表示する図柄変動遊技が実行され、当該装飾図柄の背景として、図柄変動遊技の実行数に対応した複数種類の装飾画像が順次表示される弾球遊技機1を例として、本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は、本発明の1実施形態に係る弾球遊技機1の外観構成を示す説明図である。
図示のように、弾球遊技機1は、基体2、基体2に填め込まれた盤面3、盤面3を囲繞する外側レール4a及び内側レール4b、当該外側レール4a及び内側レール4bの間に形成される打出レーン4、基体2下方に取り付けられた受皿部5、受皿部5の左下に取り付けられた操作入力装置6、受皿部5の右下に取り付けられたハンドル7、音声を出力するスピーカ8、基体2周辺において電飾演出を行う複数のランプ9等を備えている。
盤面3には、打出レーン4から打ち出された遊技球の移動経路に変化を与えるための多数の釘や風車などが打ち付けられている他、装飾図柄表示部11、特図表示部12、普図表示部13、第1始動口14、第2始動口15、第1保留球表示部16、第2保留球表示部17、大入賞装置18、アウト口19などが設けられている。
装飾図柄表示部11は、第1始動口14への遊技球の入賞を条件として第1抽選手段72aが実行する当否抽選の結果を告知するための図柄変動遊技において、3つの装飾図柄が変動表示及び停止表示される態様を表示するものである。装飾図柄表示部11には、上記図柄変動遊技における装飾図柄やその背景としての装飾画像を表示できる液晶ディスプレイやCRT等の画像表示装置が使用される。
特図表示部12及び普図表示部13は、それぞれ特別図柄及び普通図柄が変動表示及び停止表示される態様を表示する特別図柄変動遊技(以下、「特図遊技」という。)及び普通図柄変動遊技(以下、「普図遊技」という。)を実行するものである。これらの表示部12、13には、装飾図柄表示部11と同様の表示装置を使用することが可能であるが、製造原価や占有面積の低減の観点から、7セグ表示器等の安価で小型の表示装置が好ましく使用される。
第1始動口14は、遊技球が入賞できるポケット状の入賞口14aと、当該入賞口14aの両側の可動翼片14bとを備える電導役物であり、可動翼片14bの開閉により第1始動口14を遊技球が入賞し易い状態と入賞し難い状態の間で状態変化させることが可能である。即ち、可動翼片14bは、盤面3裏面に設置されたソレノイド14cにより、可動翼片14bが起立した通常状態及び可動翼片14bを外方に回転させた開放状態に駆動することができる。通常状態では、遊技球は可動翼片14bの間の間隙からしか入賞できないが、開放状態では横方向からの遊技球の入賞が可能となるため、遊技球の入賞確率が上昇する。第1始動口14は更に、入賞口14aに入賞した遊技球を検知して遊技球入賞信号(以下、「入賞信号」という。)を発信する遊技球センサ14Sを備えている。
第2始動口15は、遊技球を上方から下方にスルーで通過させるゲート状の部材であり、第2始動口15を通過した遊技球を検知して遊技球通過信号(以下、「通過信号」という)を発信する遊技球センサ15Sを備えている。
第1、第2保留球表示部16、17は、それぞれ第1始動口14に入賞した遊技球又は第2始動口15を通過した遊技球の保留数を表示するものであり、第1、第2保留球表示部16、17は、LEDなどの簡便な表示装置により構成することができる。
第1始動口14の下方には、横長方形状の開閉扉18aを有する大入賞装置18が設けられている。当該開閉扉18aは、通常は遊技球が入賞できないように閉鎖状態とされており、盤面3裏面のソレノイド18bの駆動によって開閉扉18aを開放状態とすることにより、大入賞装置18への遊技球の入賞が可能となる。大入賞装置18は、大入賞装置18に入賞した遊技球を検知して入賞信号を発信する遊技球センサ18Sを備えている。
大入賞装置18の下方には、盤面3上のいずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球を回収するアウト口19が設けられている。
なお、盤面3には、上記の他に追加的な入賞口や役物等を設けることも可能である。
受皿部5は、各入賞口への入賞等に基づいて賞球払出装置50から払い出される遊技球を貯留するとともに、貯留した遊技球をハンドル7裏面の遊技球射出部に案内するものである。受皿部5に貯留された遊技球は、球抜ボタン5aを押圧することで、受皿部5下方に配置した球貯留箱などに球抜きすることができる。
操作入力装置6は、4つの方向指示ボタン6aと決定ボタン6bを備えている。方向指示ボタン6a及び決定ボタン6bは、押圧力を受けることで操作信号を発信し、押圧力が解除されると信号発信を停止する自己復帰型のプッシュスイッチとすることができる。なお、図示の形態は単なる例であり、操作入力装置6は、マウス、キーボード、ジョイスティックなどの他の形態とすることも可能である。また、操作入力装置6は必ずしも弾球遊技機1に一体に取り付けられていることは必要ではなく、操作信号を有線又は無線で弾球遊技機1に送信するように構成することで、弾球遊技機1とは別体とすることも可能ある。
ハンドル7は、時計回り方向に回転操作することで遊技球の盤面3への射出操作を行うものである。ハンドル7は、静電容量の変化などにより遊技者の接触を検知するタッチセンサ7a及びハンドル7の回転量を検出する回転センサ7bを備え、タッチセンサ7aが遊技者のタッチによりオンとなることで射出モータ7cが打撃槌(不図示)を駆動し、受皿部5から遊技球射出部に案内された遊技球が所定時間間隔で盤面3に向けて射出される。打撃槌には回転センサ7bの信号に応じた付勢力が作用するようになっており、遊技球はハンドル7の回転量に応じた初速をもって打ち出される。
上記弾球遊技機1では、ハンドル7を回転操作することにより、受皿部5に貯留された遊技球が一定時間間隔で打出レーン4から盤面3に打ち出され、釘や風車などと接触を繰り返しながら盤面3を落下する。そして、遊技球が第1始動口14に入賞した場合には、第1抽選手段72aによる当否抽選が実行されるとともに、装飾図柄表示部11においては、所定の装飾画像を背景として、3つの装飾図柄を変動させた後に順次停止させる図柄変動遊技が実行され、停止表示された装飾図柄(停止図柄)の組み合わせによって上記当否抽選の結果が遊技者に告知される。
上記図柄変動遊技における装飾図柄の種類や、抽選結果の告知態様、或いは背景として使用される装飾画像の種類などは任意であるが、本実施形態では、装飾図柄として「1」〜「9」の数字が使用され、3つの装飾図柄の全てが同一の数字の停止図柄で停止表示されたときに当否抽選の結果が「当たり」であったことが告知され、それ以外の場合には、「ハズレ」であったことが告知されるものとされている。また、本実施形態では、海をテーマにした装飾画像D1、都会をテーマにした装飾画像D2、夜空をテーマにした装飾画像D3などの複数種類の装飾画像D1〜Dmが図柄変動遊技の実行数Nと関連付けて準備されており、各図柄変動遊技において、当該図柄変動遊技の実行数Nに対応する装飾画像D1〜Dmが装飾図柄の背景として表示される。
図2(a)〜(e)は、上記図柄変動遊技における装飾図柄表示部11の表示態様を示す説明図である。
図2(a)に示すように、図柄変動遊技が開始されると、3つの装飾図柄(左図柄11a、中図柄11b及び右図柄11c)が上方から下方にスクロールする態様で変動表示され、その後、左図柄11a、右図柄11c、中図柄11bの順に停止表示される。また、装飾図柄11a〜11cの背景として、海をテーマにした装飾画像D1(海や島などが描かれた画像)が表示される。
図2(b)は、図柄変動遊技においてリーチが発生しない場合の表示例である。この例では、左図柄11aと右図柄11cが異なる停止図柄(4と7)で停止表示されており、中図柄11bの停止図柄によらず「当たり」を告知する組み合わせにはならないため、左図柄11a及び右図柄11cの停止表示から比較的短時間の内に中図柄11bも停止表示されて図柄変動遊技は終了する。
図2(c)は、リーチが発生した場合の表示例である。この例では、左図柄11a及び右図柄11cが同一の停止図柄(7)で停止表示されており、最後の中図柄11bが「7」で停止表示されれば「当たり」が告知される状態である。このため、最後の中図柄11bのみが変動表示される図2(c)の状態を比較的長時間に渡って継続させるリーチ演出が行われた後に、例えば、図2(d)に示す態様で、当該中図柄11bが停止表示されて図柄変動遊技は終了する。なお、図2(d)は、第1抽選手段72aによる抽選結果が「大当たり」であった場合の例であり、3つの装飾図柄11a〜11cの全てが同一の停止図柄(7)となっているが、抽選結果が「ハズレ」であった場合には、中図柄11bは、左図柄11a及び右図柄11cの停止図柄(7)とは異なる停止図柄(0〜6、8又は9)で停止表示されることになる。
図2(e)、(f)には、リーチ演出の他の例示的な態様が示されている。図2(e)のリーチ演出では、図2(c)と同様の態様で中図柄11bのみが変動表示されるとともに、背景の装飾画像D1が、魚のキャラクタ11dが登場して応援をしてくれる構図にアレンジされて表示されている。図2(f)のリーチ演出では、背景の装飾画像D1が、亀のキャラクタ11eが登場して当たり予告11fを表示する構図にアレンジして表示されるとともに、装飾画像D1の一部である亀のキャラクタ11eや当たり予告11fを見易くするように、3つの装飾図柄11a〜11cは画面右上の位置において小さいサイズで表示されている。リーチ演出は、図2(c)、(e)、(f)を含む多様な態様で実行されるものとすることができる。
第1抽選手段72aによる当否抽選の結果は、特図表示部12において停止表示される特別図柄によっても告知される。また、遊技球が第2始動口15を通過した場合には、第2抽選手段72cによる当否抽選が実行され、その結果は普図表示部13において停止表示される普通図柄によって告知される。
図3は、本実施形態に係る弾球遊技機1が内蔵するハードウェア構成を示す説明図である。
図示のように弾球遊技機1は、主制御基板30、表示制御基板40、賞球払出装置50、遊技球射出装置60等を備えている。
主制御基板30は、CPU、ROM、RAMなどで構成される主制御回路31と、この主制御回路31にBUS35を介して接続される入力処理回路32、出力処理回路33、通信処理回路34等から構成されている。
入力処理回路32は、遊技球センサ14S、15S、18Sなどから送信された遊技球信号(入賞信号及び通過信号)を受信し、これを主制御回路31のRAM等に設けられた受信バッファに格納する処理を実行する。
主制御回路31のCPUは、ROMに記録される遊技プログラムに従って上記遊技球信号等を処理し、演出信号(変動開始信号及び変動終了信号)や賞球払出信号を含む各種制御信号を生成することにより弾球遊技機1の統括的な制御を行うものである。RAMは、CPUにより生成されるデータを一時記録に記録するための記録領域を提供する。
通信処理回路34は、主制御回路31が受信バッファに記録された情報に基づいて生成した演出信号や賞球払出信号を表示制御基板40及び賞球払出装置50に送信する。
出力処理回路33は、主制御回路31からの制御信号を所定のデータ形式に変換し、特図表示部12、普図表示部13、第1保留球表示部16、第2保留球表示部17、ソレノイド14c、18cなどの外部装置に送信するものである。
表示制御基板40は、CPU、ROM、RAMなどで構成される表示制御回路41と、この表示制御回路41にBUS47を介して接続される入力処理回路42、出力処理回路43、画像処理回路44、音声処理回路45、通信処理回路46等から構成されている。
入力処理回路42は、主制御基板30から送信される演出信号を受信し、これをBUS47を介して表示制御回路41に送信する。表示制御回路41のCPUは、ROMに記録される演出処理プログラムに従って、上記演出信号及び操作入力装置6からの操作信号を処理し、各種演出処理を実行する。RAMには、上記演出処理において生成される各種データが一時的に記録される。また、ROM等の記録手段の所定の画像データ記録領域には、装飾図柄表示部11において表示される装飾図柄や各種装飾画像D1〜Dmを表示するためのデータが所定の形式をもって記録されている。
出力処理回路43には、ランプ9などの電飾装置が接続されており、出力処理回路43は、表示制御回路41により生成される制御信号をこれらの電飾装置に送信し、遊技処理中の発光演出を制御する。
画像処理回路44は、装飾図柄表示部11において表示する画像を生成するものであり、本実施形態の画像処理回路44は、GPU、画像デコーダ、ディスプレイコントローラ等の半導体デバイスを備えている。
ここで、GPUは、表示制御回路41からの信号に応じて生成されるCG画像や、ROM等の記録領域に記録された画像データを画像デコーダが復号することで所定のフレーム時間毎に画面データを生成し、これを所定の記録領域(VRAM等)に記録する。ディスプレイコントローラは、この記憶領域に記録された画像データを順次読み出して装飾図柄表示部11に出力する。
音声処理回路45は、スピーカ8で出力する効果音やBGM等を生成する半導体デバイスであり、図示省略のサウンドバッファに合成した音声信号をスピーカ8に出力する。
通信処理回路46には、操作入力装置6が接続されており、表示制御回路41からの制御信号に従って操作入力装置6の有効/無効の切り替えを行ったり、有効状態の操作入力装置6からの操作入力信号を所定のデータ形式に変換して表示制御回路41に送信するなどの処理を実行する。
賞球払出装置50は、主制御基板30から送信される賞球払出信号に従って、遊技球の受皿部5への払出を実行する。
遊技球射出装置60の入力側にはハンドル7のタッチセンサ7a及び回転センサ7bが接続され、出力側には射出モータ7cが接続されている。遊技球射出装置60は、タッチセンサ7a及び回転センサ7bからの信号に基づいて射出モータ7cを駆動し、所定時間間隔で遊技球を盤面3に射出する。
図4は、弾球遊技機1において実現される主要な機能構成を示す説明図である。
図中、主制御手段70は主として主制御基板30により実現される機能ブロックであり、抽選テーブル記録手段71、抽選手段72、抽選記録手段73、保留数表示手段74、フラグ記録手段75、特図遊技手段76、普図遊技手段77、特別遊技手段78、普通遊技手段79などから構成されている。
上記抽選テーブル記録手段71は、抽選手段72において使用される各種抽選テーブルを記録するものである。具体的には、抽選テーブル記録手段71には、第1抽選手段72aによる大当たり抽選に使用される大当たりテーブル71a、上記大当たり抽選の結果が「大当たり」であった場合及び「ハズレ」であった場合に演出抽選手段72bによる演出パターンの抽選においてそれぞれ使用される第1、第2演出テーブル71b、71c、第2抽選手段72cによる普通当たり抽選に使用される普通当たりテーブル71dなどが記録される。
なお、確率変動機能を有する弾球遊技機1の場合であれば、上記大当たりテーブル71aとして、通常動作時及び確率変動動作時に使用するための、それぞれ「大当たり」の当選確率が異なる別個のテーブルを準備することが可能であり、時短機能を有する弾球遊技機1の場合であれば、上記普通たりテーブル71dとして、通常動作時及び時短動作時に使用するための、それぞれ「普通当たり」の当選確率が異なる別個のテーブルを準備することが可能である。
抽選手段72は、第1抽選手段72a、演出抽選手段72b及び第2抽選手段72cを備えている。
第1抽選手段72aは、遊技球センサ14Sからの入賞信号に基づいて「大当たり」の当否を決定するための大当たり抽選を実行するものである。即ち、第1抽選手段72aは、不図示のカウンタ等が発生する所定の数値範囲(例えば0〜65535)の大当たり乱数を上記入賞信号受信のタイミングで取得し、これを大当たりテーブル71aに照らし合わせることにより「大当たり」の当否を決定する。
演出抽選手段72bは、不図示のカウンタ等が発生する所定の数値範囲の演出乱数及び第1演出テーブル71b又は第2演出テーブル71cを用いて、予め設定された複数の演出パターンのいずれかを選択する処理を実行するものである。
ここで、本実施形態における演出パターンとしては、比較的短い(例えば5〜15秒など)変動時間Thが割り当てられた「完全ハズレパターン」と、比較的長い(例えば、30秒〜3分など)変動時間Tr1〜Trnが割り当てられた複数の「リーチパターン1、2・・・n」が準備されており、上記第1演出テーブル71bには、演出乱数が取り得る値を複数の「リーチパターン1、2・・・n」のいずれかに割り当てるデータが規定され、第2演出テーブル71cには、演出乱数が取り得る値を「完全ハズレパターン」及び複数の「リーチパターン1、2・・・n」のいずれかに割り当てるデータが規定されている。
そして、演出抽選手段72bは、遊技球センサ14Sからの入賞信号の受信のタイミングで取得した演出乱数を、第1抽選手段72aによる抽選結果が「大当たり」である場合には第1演出テーブル71bに照らし合わせることにより、当該抽選結果が「ハズレ」である場合には、第2抽選テーブル71cに照らし合わせることにより、いずれか1の演出パターンを選択する。従って、上記大当たり抽選の結果が「大当たり」の場合には、常にリーチ演出のいずれかが実行されることになり、これが「ハズレ」の場合には、完全ハズレ演出、又はリーチ演出のいずれかが実行されることになる。
上記第1、第2演出テーブル71b、71cにおけるそれぞれの演出パターンの当選確率は任意に定めることが可能であるが、例えば、第2演出テーブル71bについては、いずれかの「リーチパターン」が選択される確率を5〜30%程度、「完全ハズレパターン」が選択される確率を70〜95%程度とすることが考えられる。
第2抽選手段72cは、遊技球センサ15Sからの通過信号の受信に基づいて「普通当たり」の当否を決定するための普通当たり抽選を実行するものである。即ち、第2抽選手段72cは、不図示のカウンタ等が発生する所定の数値範囲の普通当たり乱数を上記通過信号受信のタイミングで取得し、これを普通当たりテーブル71dに照らし合わせることにより「普通当たり」の当否を決定する。
抽選記録手段73は、第1抽選記録手段73a及び第2抽選記録手段73bを有している。第1抽選記録手段73aは、第1抽選手段72a及び演出抽選手段72bにおいて取得される大当たり乱数及び演出乱数をそれぞれ所定数(例えば4個)を限度に記録するものである。第1抽選記録手段73aに記録される大当たり乱数及び演出乱数は、特図遊技手段76による特図遊技の実行毎に古いものから順次消去されていく。第2抽選記録手段73bは、第2抽選手段72cにおいて取得される普通当たり乱数を所定数(例えば4個)を限度に記録するものである。第2抽選記録手段73bに記録される普通当たり乱数は、普図遊技手段77による普図遊技の実行毎に古いものから順次消去されていく。
保留数表示手段74は、第1保留数表示手段74a及び第2保留数表示手段74bを有している。第1保留数表示手段74aは、第1保留球表示部16において、第1抽選記録手段73aに記録される大当たり乱数及び演出乱数の記録数と同数のLEDを点灯させる処理を実行する。第2保留数表示手段74bは、第2保留球表示部17において、第2抽選記録手段73bに記録される普通当たり乱数の記録数と同数のLEDを点灯させる処理を実行する。
フラグ記録手段75は、主制御手段70の動作において必要とされる各種フラグを記録するものである。フラグ記録手段75に記録されるフラグには、大当たりフラグFb、特別遊技継続フラグFs、普通当たりフラグFr、普通遊技継続フラグFn、特図開始フラグFss、特図継続フラグFsc、普図開始フラグFns、普図継続フラグFnc等が含まれる。
特図遊技手段76は、所定の条件が成立した場合に第1抽選手段72aによる抽選結果及び演出抽選手段72bにより選択された演出パターンに割り当てられた変動時間T(Th、Tr1〜Trn)に従って特図遊技を実行するものである。即ち、特図遊技手段76は、特図表示部12において特別図柄の変動表示を上記変動時間Tに渡って継続させた後、第1抽選手段72aによる抽選結果を示す特別図柄(例えば、「大当たり」の場合は「7」の図柄、「ハズレ」の場合は「−」の図柄)を停止図柄として停止表示させる。また、特図遊技手段76は、表示制御手段80に対して、特図遊技における変動表示の開始時点において、第1抽選手段72aによる抽選結果及び演出抽選手段72bにより選択された演出パターンを通知する変動開始信号を送信し、特図遊技における停止表示の時点において、変動終了信号を表示制御手段80に送信する。
普図遊技手段77は、所定の条件が成立した場合に第2抽選手段72cによる抽選結果に従って普図遊技を実行するものである。即ち、普図遊技手段77は、普図表示部13において所定時間に渡って普通図柄の変動表示を継続して実行した後、第2抽選手段72cによる抽選結果を示す普通図柄(例えば、「普通当たり」の場合は「7」の図柄、「ハズレ」の場合は「−」の図柄)を停止図柄として停止表示させる。なお、上記所定時間は、例えば、1〜3分程度とすることができ、時短機能を有する弾球遊技機1における時短動作時の上記所定時間は、例えば、3〜15秒程度とすることができる。
特別遊技手段78は、特図表示部12において停止図柄として「大当たり」の図柄(例えば「7」の図柄)が停止表示された場合に、遊技者に有利な特別遊技を実行するものである。この特別遊技では、所定の条件が成立するまで大入賞装置18を開放状態にするラウンドが所定回数反復して実行され、特別遊技中に大入賞装置18に入賞した遊技球の個数に応じた遊技球が賞球として受皿部5に払い出される。
普通遊技手段79は、普図表示部13において停止図柄として「普通当たり」の図柄(例えば「7」の図柄)が停止表示された場合に、遊技者に有利な普通遊技を実行するものである。この普通遊技では、所定の条件が成立するまで第1始動口14が開放状態にされ、その間に第1始動口14に入賞した遊技球の個数に応じた回数の特図遊技が実行され、また、その個数に応じた賞球が受皿部5に払い出される。
図4における表示制御手段80は、主として表示制御基板40により実現されるものであり、遊技管理手段81、装飾画像記録手段82、パスワード処理手段83及び図柄変動手段84を備えている。
上記遊技管理手段81は、特図遊技手段76からの変動開始信号に基づいて図柄変動遊技の実行数Nの更新管理を行うものである。また、遊技管理手段81は、パスワード処理手段83からの実行数更新信号を受信した場合には、当該信号により指定される値に実行数Nを更新し、リセット信号を受信した場合には、実行数Nをゼロにリセットする処理を実行する。
装飾画像記録手段82は、図柄変動遊技の実行数との対応関係が規定された複数種類の装飾画像を装飾図柄表示部11に表示させるために必要な画像データを表示制御回路41の画像データ記録領域において記録するものである。
本発明における装飾画像の種類や内容、或いは図柄変動遊技の実行数と装飾画像の対応関係などは任意に定めることが可能であるが、本実施形態の装飾画像記録手段82には、図5に示す態様で各装飾画像D1〜Dmが記録されている。
即ち、図柄変動遊技の実行数が1〜2000回の範囲に対しては、海をテーマにした装飾画像D1、図柄変動遊技の実行数が2001〜4000回の範囲に対しては、都会をテーマにした装飾画像D2、図柄変動遊技の実行数が4001〜6000回の範囲に対しては、夜空をテーマにした装飾画像D3、といった具合に、図柄変動遊技の実行数が2000回増加する毎に異なる内容の装飾画像D1〜Dmが表示されるようになっている。
なお、装飾画像記録手段82は、演出抽選手段72bが演出パターンとしていずれかの「リーチパターン」を選択した場合の図柄変動遊技における装飾画像D1〜Dmをアレンジするためのキャラクタ等の画像を表示するためのデータをも記録するものとすることができる。この場合、図2(e)、(f)に関して上記したように、海をテーマにした演出画像D1をアレンジするための画像としては、魚や亀のキャラクタ11d、11eを用いるなど、それぞれの演出画像D1〜Dmに整合又は関連する画像を用いることが好ましい。
上記装飾画像D1〜Dmの記録方式や表示方式は任意であり、装飾画像記録手段82は、装飾画像D1〜Dmを描写した静止画像又は動画像のデータを記録するものとすることができ、或いは装飾画像D1〜Dmをコンピュータグラフィクス(CG)の手法を用いて生成するためのデータを記録するものとすることも可能である。
パスワード処理手段83は、店舗ID記録手段83a、パスワード生成手段83b、パスワード告知手段83c、パスワード受付手段83d、パスワード導出手段83e及びリセット手段83fを備えている。
店舗ID記録手段83aは、弾球遊技機1が設置される遊技店舗に固有のIDデータを記録するものである。IDデータは、数字情報、文字情報又は記号情報、或いはこれらの組み合わせにより構成することができる。IDデータは、メーカーから遊技店舗への弾球遊技機1の出荷段階において店舗ID記録部83aに記録されるものとすることも可能であり、出荷段階では一律のIDデータ(例えば、「0000」など)を店舗ID記録部83aに記録しておき、遊技店舗において必要に応じてそのIDデータを任意に書き替えることができるようにすることも可能である。
パスワード生成手段83bは、操作入力装置6に対する所定の操作入力があった場合に動作し、遊技管理手段81において管理される実行数N及び店舗ID記録手段83aに記録されるIDデータに基づいてパスワードを生成する処理を実行するものである。このパスワードは、パスワード導出手段83eによるパスワード生成に使用した実行数Nの導出が可能でさえあれば、実行数N及びIDデータ、或いは更に適宜の定数や乱数などを用いた演算などの任意の方法により生成するものとすることができる。パスワードは、任意の桁数の数字、文字、記号等の組み合わせにより構成することが可能であるが、本実施形態では、操作入力装置6を用いたパスワードの入力の容易性を担保する意味で、パスワードは、所定桁数の数字により構成されている。
パスワード告知手段83cは、パスワード生成手段83bにより生成されたパスワードを装飾図柄表示部11において表示するなどにより遊技者に対するパスワードの告知を行うものである。
パスワード受付手段83dは、操作入力装置6からの信号に基づいて、遊技者により入力されるパスワードの受付を行うものである。
パスワード導出手段83eは、パスワード受付手段83dが受け付けたパスワード及び遊技店舗のIDデータに基づいて実行数Nを導出し、導出した実行数Nを通知する実行数更新信号を遊技管理手段81に送信する処理を実行する。また、パスワード受付手段83dが受け付けたパスワードが正規のパスワードではない場合には、その旨を遊技者に告知してパスワードの再入力を促す処理も実行する。
リセット手段83fは、操作入力信号からの信号に基づいて、実行数Nをリセットするためのリセット信号を遊技管理手段81に送信する処理を実行する。
図柄変動手段84は、装飾図柄表示手段84a及び装飾画像表示手段84bを有している。
装飾図柄表示手段84aは、特図遊技手段76から変動開始信号を受信する毎に動作し、当該信号により示される大当たり抽選の結果及び演出パターンに応じた態様で装飾図柄11a〜11cを変動表示させた後に、所定の停止図柄で停止表示させる処理を実行する。
即ち、変動開始信号により示される演出パターンが「完全ハズレパターン」である場合には、装飾図柄表示手段84aは、これに適合する組み合わせの停止図柄(各装飾図柄11a〜11cの停止図柄のうち、左図柄11a及び右図柄11cの停止図柄が相違する組み合わせ)を乱数を用いた抽選等の適宜の手段により決定する。そして、特図遊技手段76からの変動開始信号の受信を契機に装飾図柄表示部11において装飾図柄の変動表示を開始し、「完全はずれパターン」に割り当てられた変動時間Th内において左図柄11a、右図柄11c、中図柄11bの順に上記組み合わせの停止図柄を停止表示させる図柄変動遊技を実行し、特図遊技手段76からの変動終了信号の受信により当該図柄変動遊技を終了させる。
また、変動開始信号により示される演出パターンがいずれかの「リーチパターン」である場合には、装飾図柄表示手段84aは、大当たり抽選の結果に応じてリーチ状態を表示する組み合わせの停止図柄を乱数を用いた抽選等の適宜の手段により決定する。具体的には、左図柄11a及び右図柄11cに同一の停止図柄を選択するとともに、大当たり抽選の結果が「大当たり」である場合には、中図柄11bにも左図柄11a及び右図柄11cと同一の停止図柄を選択し、大当たり抽選の結果が「ハズレ」である場合には、中図柄11bには左図柄11a及び右図柄11cとは異なる停止図柄を選択する。そして、装飾図柄表示手段84aは、特図遊技手段76からの変動開始信号の受信を契機に装飾図柄表示部11において装飾図柄の変動表示を開始し、その後、所定時間を経過した時点で、左図柄11a、右図柄11cを上記により決定した停止図柄で停止表示させ、更に、変動開始信号により指定される変動時間Tr1〜Trnに対応して準備されたリーチ演出を実行した後、中図柄11bを停止表示させる図柄変動遊技を実行し、特図遊技手段76からの変動終了信号の受信により当該図柄変動遊技を終了させる。
装飾画像表示手段84bは、装飾図柄表示手段84aにより表示される装飾図柄11a〜11cの背景として、遊技管理手段81により管理される実行数Nに対応する装飾画像D1〜Dmを装飾図柄表示部11に表示させる処理を実行する。
図6は、上記主制御手段70において所定の割込時間(例えば4ミリ秒)毎に実行される遊技処理の流れを示すフローチャートである。
図示されるように、弾球遊技機1の電源が投入されると、ステップS11においてフラグ記録手段75における各種フラグをリセットする処理が実行された後、ステップS12において、表示制御回路41の受信バッファに記録された各種遊技球センサ14S、15S、18Sからの遊技球信号が検査され、いずれかのセンサからの信号が記録されている場合には、これをRAMに設けられた所定の遊技球信号記録領域に記録した後、受信バッファをクリアする。
続くステップS13では、遊技球信号記録領域における遊技球センサ14Sからの入賞信号の記録が検査され、入賞信号が検出された場合には、ステップS14において第1抽選記録手段73aにおける抽選結果の記録数N1が4未満か否かの判定が実行される。
そして、ステップS14において記録数N1が4未満であるとの判定がなされた場合には、ステップS15において第1抽選手段72aが動作し、不図示の大当たり用及び演出用のカウンタにおいて計数される値をそれぞれ大当たり乱数及び演出乱数として取得し、これを第1抽選記録手段73aに格納する。続くステップS16では、第1保留数表示手段74aが動作し、第1保留球表示部16における点灯LEDの個数を1つ増加させる処理を実行する。なお、ステップS13において入賞信号が検出されなかった場合、及びステップS14において記録数N1が4に等しいと判定された場合には、ステップS15及びS16はスキップされる。
続くステップS17では、大当たりフラグFb及び特別遊技継続フラグFsの検査が実行される。そして、上記いずれかのフラグFb、Fsがオンである場合には、処理はステップS80に移行し、上記フラグFb及びFsが共にオフである場合には、処理はステップS18に移行する。
上記ステップS80では、特別遊技手段78が動作し、所定の条件(例えば、所定時間の経過又は所定数の遊技球の入賞)が成立するまで大入賞装置18が開放状態になるラウンドを所定回数反復させる特別遊技処理が実行され、特別遊技中に大入賞装置18に入賞した遊技球の個数に応じた多数の遊技球が賞球として受皿部5に払い出される。
ステップS18では、特図開始フラグFss及び特図継続フラグFscの状態、即ち、特図遊技が実行中であるか否かが検査され、両フラグがともにオフである場合、即ち、特図遊技が実行中でない場合には処理をステップS19に移行させ、当該フラグFss及びFscのいずれか一方がオンである場合には特図遊技処理を実行するため処理をステップS40に移行させる。
ステップS19では、第1抽選記録手段73aにおける大当たり乱数及び演出乱数の記録数N1が1以上であるか否かの判定が実行される。
そして、ステップS19において記録数N1が1以上であるとの判定がなされた場合には、ステップS20において、特図開始フラグFssがオンにセットされた後、ステップS21において第1抽選手段72aが動作し、第1抽選記録手段73aにおける最も古い(最も先に記録された)大当たり乱数を大当たりテーブル71aと照らし合わせることにより当否抽選を実行する。
続くステップS22では、演出抽選手段72bが動作し、第1抽選記録手段73aにおける最も古い演出乱数を第1演出テーブル71b又は第2演出テーブル71cに照らし合わせることにより演出パターンの選択を実行する。この場合、ステップS21における抽選結果が「大当たり」であれば第1演出テーブル71bが使用され、「ハズレ」であれば第2演出テーブル71cが使用される。
更にステップS23では、第1保留数表示手段74aが動作し、第1保留球表示部16における点灯LEDの個数を1つ減少させる処理を実行する。このとき、第1抽選記録手段73aにおける最も古い大当たり乱数及び演出乱数を消去する処理が同時に実行される。
ステップS19において、記録数N1が0であるとの判定がなされた場合には、ステップS20〜S23の処理はスキップされる。
ステップS24では、遊技球記録領域における遊技球センサ15Sからの通過信号の有無が検査され、当該信号が検出された場合には、ステップS25において第2抽選記録手段73bにおける抽選結果の記録数N2が4未満か否かの判定が実行される。
そして、ステップS25において記録数N2が4未満であるとの判定がなされた場合には、ステップS26において第2抽選手段72cが動作し、不図示の普通当たり用カウンタにおいて計数される値を普通当たり乱数として取得し、これを第2抽選記録手段73bに格納する。続くステップS27では、第2保留数表示手段74bが動作し、第2保留球表示部17における点灯LEDの個数を1つ増加させる処理を実行する。なお、ステップS24において通過信号が検出されなかった場合、及びステップS25において記録数N2が4に等しいと判定された場合には、ステップS26及びS27の処理はスキップされる。
続くステップS28では、普通当たりフラグFr及び普通遊技継続フラグFnの状態が検査され、そのいずれか一方がオンである場合には、処理はステップS90に移行し、その双方がオフである場合には、処理はステップS29に移行する。
このステップS90では、普通遊技手段79が動作し、所定の条件(例えば、所定時間の経過又は所定数の遊技球の入賞)が成立するまで第1始動口14の可動翼片14bが外方に回転した開放状態に維持される普通遊技処理が実行される。
ステップS29では、普図開始フラグFns及び普図継続フラグFncの状態、即ち、普図遊技が実行中であるか否かが検査され、その双方がオフである場合、即ち、普図遊技が実行中でない場合には処理をステップS30に移行させ、いずれかのフラグFns、Fncがオンである場合には普図遊技処理を実行するため、処理をステップS60に移行させる。
そして、ステップS30では、第2抽選記録手段73bにおける抽選結果の記録数N2が1以上であるか否かの判定が実行される。
ステップS30において記録数N2が1以上であるとの判定がなされた場合には、ステップS31において、普図開始フラグFnsがオンにセットされた後、ステップS32において第2抽選手段72cが動作し、第2抽選記録手段73bにおける最も古い(最も先に記録された)普通当たり乱数を普通当たりテーブル71dと照らし合わせることにより当否抽選を実行する。
更にステップS33では、第2保留数表示手段74bが動作し、第2保留球表示部17における点灯LEDの個数を1つ減少させる処理を実行する。このとき、第2抽選記録手段73bにおける最も古い普通当たり乱数を消去する処理が同時に実行される。
ステップS30において、記録数N2が0であるとの判定がなされた場合には、ステップS31〜S33の処理はスキップされる。
続くステップS34では、遊技球信号記録領域における遊技球センサ14S、18Sなどの各入賞口に設置されたセンサからの入賞信号の記録が検査され、いずれかの入賞信号が記録されている場合には、これに応じた賞球払出信号が賞球払出装置50に送信される。
ステップS35では、遊技球信号記録領域のデータをクリアした上で、主制御回路31のCPUが発生させる割込信号を待って処理をステップS12に復帰させる。
図7は、上記特図変動処理(ステップS40)における処理の詳細を示す説明図である。
当該特図変動処理では、ステップS41において特図開始フラグFssの状態が検査され、当該フラグFssがオンである場合には、ステップS42において特図開始フラグFssのリセット(オフへの切り替え)及び特図継続フラグFscのセット(オンへの切り替え)が実行され、更に、ステップS43において、特図遊技の実行時間を計測するためのタイマーTaをリセットする処理が実行され、ステップS44では、ステップS21での当否抽選の結果及びS22で選択された演出パターンを通知するとともに、図柄変動遊技を開始すべき旨を指示する変動開始信号を表示制御基板40に送信する処理が実行される。なお、ステップS41において特図開始フラグがオフであった場合には、ステップS42〜S44はスキップされる。
ステップS45では、特図遊技の実行時間を計測するため、タイマーTaに割込時間(例えば4ミリ秒)を加算する処理が実行され、続くステップS46では、特図表示部12における特別図柄を変動表示させる特別図柄更新処理が実行される。具体的には、特図表示部12において「7」の図柄が表示されている場合にはこれを「−」の図柄に切り替える処理が実行され、「−」の図柄が表示されている場合にはこれを「7」の図柄に切り替える処理が実行され、これにより「7」の図柄と「−」の図柄が交互に表示される特別図柄の変動表示が実現される。なお、この特別図柄更新処理は、特図表示部12において特別図柄が変動する様子が視認できれば足りるのであり、必ずしもステップS46が実行される全てのタイミングで特別図柄更新処理を行わないことも可能であり、タイマーTaに基づいて所定の時間(例えば、0.5秒)を計測し、当該所定の時間が経過する毎のステップS46においてのみ特別図柄更新処理を実行しても構わない。
続くステップS47では、タイマーTaに基づいて、特図変動表示の実行時間がステップS22において選択された演出パターンに割り当てられた変動時間T(Th、Tr1〜Trnのいずれか)を経過したか否かが検査され、経過している場合には、ステップS48において、特図表示部12での特別図柄の変動表示を停止させ、ステップS21における抽選結果に従う停止図柄を停止表示する処理が実行される。即ち、第1抽選手段72aによる当否抽選の結果が「大当たり」である場合には、これを告知する図柄(例えば「7」)が停止図柄として停止表示され、「ハズレ」である場合には、これを告知する図柄(例えば、「−」の図柄)が停止図柄として停止表示される。
続くステップS49では、特図継続フラグFscをリセットする処理が実行され、ステップS50において、変動終了信号を表示制御手段80に送信する処理が実行される。
そして、ステップS51では、ステップS48において停止表示された停止図柄が検査され、当該停止図柄が「大当たり」を告知する図柄である場合には、ステップS52においてフラグ記録手段75の大当たりフラグFbがオンにセットされるとともに、特別遊技のための演出の実行を指示する信号が表示制御手段80に送信される。なお、本実施形態では、当否抽選の実行(ステップS21)の時点から特図遊技処理において停止図柄が停止表示される時点(ステップS48)までの間に何らかの外乱等の原因で誤動作が生じるなどにより、当否抽選の結果に整合しない停止図柄が停止表示された場合におけるトラブル等を回避する目的で、上記ステップS48において表示される停止図柄に基づいて大当たりフラグFbのセット(即ち、「大当たり」発生の判定)が行われるものとされているが、この大当たりフラグFbのセットは、ステップS21における当否抽選の実行の時点において、当該当否抽選の結果が「大当たり」である場合に行うなど、他のタイミングにおいて行うことも可能である。
ステップS47において、タイマーTaが変動時間Tに至っていないと判断された場合、ステップS51において、停止図柄が「大当たり」を告知する図柄ではないものと判断された場合、又は、ステップS52の処理が完了した場合には、処理はメインルーチンのステップS24に移行する。
図8は、上記普図変動処理(ステップS60)における処理の詳細を示す説明図である。
当該普図変動処理では、ステップS61において普図開始フラグFnsの状態が検査され、当該フラグFnsがオンである場合には、ステップS62において普図開始フラグFnsのリセット(オフへの切り替え)及び普図継続フラグFncのセット(オンへの切り替え)が実行され、更に、ステップS63において、普図遊技の実行時間を計測するためのタイマーTbをリセットする処理が実行される。なお、ステップS61において普図開始フラグFnsがオフであった場合には、ステップS62及びS63はスキップされる。
ステップS64では、普図遊技の実行時間を計測するため、タイマーTbに割込時間(例えば4ミリ秒)を加算する処理が実行され、続くステップS65では、普図表示部13における普通図柄を変動表示させるための普通図柄更新処理が実行される。具体的には、普図表示部13において「7」の図柄が表示されている場合にはこれを「−」の図柄に切り替える処理が実行され、「−」の図柄が表示されている場合にはこれを「7」の図柄に切り替える処理が実行され、これにより「7」の図柄と「−」の図柄が交互に表示される普通図柄の変動表示が実現される。なお、この普通図柄更新処理は、特別図柄更新処理について上記したと同様、タイマーTbに基づいて所定の時間(例えば、0.5秒)が経過する毎のステップS65においてのみ普通図柄更新処理を実行しても構わない。
続くステップS66では、タイマーTbに基づいて、普図遊技の実行時間が予め定められた時間Tを経過したか否かの判定が実行され、経過している場合には、ステップS67において、普図表示部13での普通図柄の変動表示を停止させ、ステップS32における抽選結果に従う停止図柄を停止表示する処理が実行される。即ち、第2抽選手段72cによる当否抽選の結果が「普通当たり」である場合には、これを告知する図柄(例えば「7」)が停止図柄として停止表示され、「ハズレ」である場合には、これを告知する図柄(例えば、「−」の図柄)が停止図柄として停止表示される。
続くステップS68では、普図継続フラグFncをリセットする処理が実行され、テップS69では、ステップS67において停止表示された停止図柄が検査され、当該停止図柄が「普通当たり」を告知する図柄である場合には、ステップS70においてフラグ記録手段75の普通当たりフラグFrをオンにセットする処理が実行される。なお、本実施形態において、普通当たりフラグFrのセットをステップS67において停止表示された停止図柄に基づいて行うものとされているのは、特図遊技処理について上記したと同様の理由であり、普通当たりフラグFrのセットはこれと異なるタイミングで行うことも可能である。
ステップS66において、タイマーTbが変動時間Tに至っていないと判断された場合、ステップS69において、停止図柄が「普通当たり」を告知する図柄ではないものと判断された場合、又は、ステップS70の処理が完了した場合には、処理はメインルーチンのステップS34に移行する。
図9(a)は、表示制御手段80において実行される表示制御処理の流れを示すフローチャートである。
表示制御基板40への電源投入により上記表示制御処理が開始されると、図柄変動遊技の実行数Nをリセットする処理(ステップS101)が実行された後、ステップS102において装飾図柄表示手段84aが起動し、装飾図柄11a〜11cの表示に必要なデータを表示制御回路41の画像データ記録領域から読み込む処理を実行し、更にステップS103では、装飾画像表示手段84bが起動し、上記実行数Nに基づいて装飾画像更新条件の検査が実行される。
即ち、本実施形態では、上記の通り図柄変動遊技の実行数Nが2000増加する毎に規則的に装飾画像D1〜Dmが更新されるものとされており、ステップS103の検査では、実行数Nを2000で除した剰余がゼロとなる場合に装飾画像更新条件の成立が判定される。
ステップS103において当該装飾画像更新条件の成立(Yes)が判定された場合には、ステップS104において該当する装飾画像D1〜Dmを表示するために必要なデータが装飾画像記録部82から読み込まれる。具体的には、実行数N=0の場合のステップS104では、海をテーマにした装飾画像D1のためのデータが読み込まれ、実行数N=2000の場合のステップS104では、都会をテーマにした装飾画像D2のためのデータが読み込まれるなどである。ステップS103において装飾画像更新条件の不成立(No)が判定された場合は、ステップS104の処理はスキップされる。
続くステップS105では、操作入力装置6における所定の操作信号(例えば、決定ボタン6bからの信号)の有無が検査され、当該信号が検知された場合には、処理はステップS120に移行してパスワード処理が実行され、当該信号が検知されなければ処理はステップS106に移行する。
ステップS106では、主制御手段70からの変動開始信号の受信の有無が検査され、当該信号を検出した場合には、実行数Nを増分する処理(ステップS107)が実行された後、ステップS102及びS104において読み込まれた装飾図柄11a〜11c及び装飾画像D1〜Dmのためのデータを用い、また、ステップS106において検出した変動開始信号により指定される当否抽選の結果及び演出パターンに従って、図2に例示する態様での図柄変動遊技が実行される(ステップS108)。
即ち、ステップS104において読み込まれたデータに基づく装飾画像D1〜Dmを背景として装飾図柄11a〜11cが変動表示され、その後、左図柄11a、右図柄11cが順次停止表示され、変動開始信号によりいずれかのリーチパターンが指定されている場合には、リーチ演出が実行され、そうでなければリーチ演出を実行することなく、中図柄11cの停止表示が行われる。各装飾図柄11a〜11cの変動開始から中図柄11cの停止表示までの時間は、変動開始信号により示される演出パターンに割り当てられた変動時間T(Th、Tr1〜Trn)よりもある程度(例えば0.5秒程度)短くなるように設定されており、中図柄11cの停止表示後に主制御手段70から送信される変動終了信号の受信を待って図柄変動遊技(ステップS108)は終了し、処理はステップS109に移行する。ステップS106において変動開始信号が検知されなければ、ステップS107及びS108はスキップされる。
ステップS109では、表示制御回路41のCPUが生成する所定時間(例えば、4m秒)毎の割込信号の受信を待って、処理はステップS103に復帰し、以降、ステップS103〜S109の処理が反復して実行される。
図9(b)は、ステップS120におけるパスワード処理の詳細を示す説明図である。
当該パスワード処理においては、まず、装飾図柄表示部11において図10(a)に例示される態様のメニューウィンド90の表示が行われる(ステップS121)。
このメニューウィンド90は、パスワード発行90a、パスワード入力90b、リセット90c及び終了90dの4つのメニュー項目と、選択状態にあるメニュー項目を示すためのカーソル90eを有しており、当該メニューウィンド90では、方向指示ボタン6aによりカーソル90dを各メニュー項目90a〜90d間で移動させ、決定ボタン6bを操作することで、その時点においてカーソル90eが位置するメニュー項目の選択を確定させることが可能である。
ステップS121においてパスワード発行90aのメニュー項目の選択が確定した場合には、ステップS122においてパスワード生成手段83bが動作し、遊技管理手段81において管理される遊技数N及び店舗ID記録手段83aに記録されるIDデータに基づいてパスワードが生成され、続くステップS123ではパスワード告知手段83cが動作し、例えば、図10(b)に示されるパスワード告知ウィンド91によって、生成されたパスワードが遊技者に告知される。当該パスワード告知ウィンド91の表示中に決定ボタン6bが操作され、或いはパスワード告知ウィンド91の表示から所定時間が経過すると、処理はステップS121に復帰する。
また、ステップS121においてパスワード入力90bのメニュー項目の選択が確定した場合には、ステップS124においてパスワード受付手段83dが動作し、例えば、図10(c)に示すパスワード入力ウィンド92を表示するなどにより、パスワードの受付処理が実行される。
図10(c)に示されるパスワード入力ウィンド92では、0〜9までの数字ボタン92a、削除ボタン92b、OKボタン92cなどのボタン画像と、選択状態にあるボタンを示すためのカーソル92dと、入力された数字を表示する表示部92eを有しており、方向指示ボタン6aでカーソル90dを移動させることでいずれかの数字ボタン92aを選択し、決定ボタン6bを押下する毎に、選択した数字を表示部92eに表示させていくことが可能であり、削除ボタン92bを選択して決定ボタン6bを押下する毎に、表示部92eの数字を消去していくことが可能である。上記により所定桁数の数字を表示部92eに表示させ、OKボタン92cを選択状態として決定ボタン6bが操作されるとステップS124のパスワードの受付処理は完了となる。
ステップS124の完了後、ステップS125においてパスワード導出手段83eが動作し、入力されたパスワードに基づいて実行数N′を導出する処理を実行し、当該実行数N′の導出に成功すれば、例えば、図10(d)に示す態様の実行数告知ウィンド93を表示することで導出された実行数N′が遊技者に告知され(ステップS126)、更に、導出された実行数N′は遊技管理手段81に通知され、遊技管理手段81は、実行数Nを通知された実行数N′に更新する処理(ステップS127)を実行する。一方、ステップS109において実行数N′の導出に失敗した場合には、例えば、図10(e)に示すエラー告知ウィンド94の表示処理(ステップS128)を行った後、処理をステップS124に復帰させる。
ステップS127の処理が終了した場合には、処理はステップS121に復帰する。
ステップS121においてリセット90cのメニュー項目の選択が確定した場合には、リセット手段83fから遊技管理手段81にリセット信号が送信され、これに基づいて遊技管理手段81は、実行数Nをゼロにリセットする処理(ステップS129)を実行する。ステップS129の完了後、処理はステップS121に復帰する。
ステップS121において終了90dのメニュー項目の選択が確定した場合には、処理はメインルーチンのステップS106に復帰する。
以上のように、本実施形態の弾球遊技機1では、遊技者は、何回かの図柄変動遊技を行った後に、図10(b)のパスワード告知ウィンド91を表示させてパスワードを記録し、後日、図10(c)のパスワード入力ウィンド92を用いて当該パスワードを入力してから図柄変動遊技を行うことにより、図柄変動遊技の実行数を複数の営業日に渡って蓄積していくことが可能であり、蓄積された実行数に応じた装飾画像D1〜Dmを装飾図柄11a〜11cの背景として図柄変動遊技を行うことが可能である。
また、一般の弾球遊技機では、1日の営業時間(10〜12時間)の間に実行可能な図柄変動遊技の回数はせいぜい1000〜1500回程度である。この点、本実施形態における弾球遊技機1では、図柄変動遊技の実行回数が2000回未満である間は、装飾図柄11a〜11cの背景として常に装飾画像D1が表示されるため、パスワードを用いて実行数Nの蓄積を行わない限り、最初の装飾画像D1以外の装飾画像D2〜Dmを表示させることができない。即ち、何日かに渡る遊技を通じて2000回以上の実行数を蓄積した遊技者だけが、他の遊技者と異なる装飾画像D2〜Dmを表示させた状態で図柄変動遊技を行うことが可能となる。従って、装飾画像D2〜Dmを表示させることに希少的な意味、プレミア的乃至特典的な意味を付与することができ、これにより、より多くの回数の図柄変動遊技を実行することに対する動機付けを遊技者に与えることができるなど、弾球遊技機における遊技に新たな興趣を付加することが可能となる。
図11は、本発明の他の実施形態に係る弾球遊技機1′における装飾画像記録手段82に記録される画像データの内容を示す説明図である。
図示のように、弾球遊技機1′では、装飾画像D1〜Dmとして、ストーリー性のある漫画の各場面を描写した画像が記録されており、図柄変動遊技の実行回数が、「1〜10回」、「11〜20回」、「21〜30回」、「31〜40回」・・・と増加していくに従って、当該漫画のストーリーの順に各場面の装飾画像D1〜Dmが順次装飾図柄表示部11に表示される。
この弾球遊技機1′では、装飾画像記録手段82に記録される画像データが弾球遊技機1と相違するのみで、その他の点については弾球遊技機1と同様の構成を備え、同様の処理が実行される。
従って、弾球遊技機1′では、遊技者は、図柄変動遊技を楽しむとともに、装飾図柄11a〜11cの背景として順次表示される装飾画像D1〜Dmによって、漫画のストーリーを楽しむことが可能である。
弾球遊技機1′では、仮に他の遊技者により遊技が行われた後の弾球遊技機1′で遊技をする場合でも、図10(a)のメニューウィンド90においてリセット90cのメニュー項目を選択することで、弾球遊技機1′の遊技数Nをゼロにリセットし、最初の場面の装飾図柄D1から漫画の観賞を行うことが可能である。
また、以前に弾球遊技機1′での遊技を行った遊技者は、図10(b)のパスワード告知ウィンドに表示されるパスワードを記録しておけば、図10(c)のパスワード入力ウィンド92においてパスワードを入力することで、前回の遊技を終了した際に表示された場面から装飾画像D1〜Dmの表示を開始させることができ、継続性をもって漫画のストーリーを観賞することが可能である。
以上、例示的な実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態により限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載内において種々の変更、改変を行うことが可能である。
例えば、上記した実施形態では、本発明を弾球遊技機に適用した場合について説明したが、本発明は、所定の抽選条件の成立により当否抽選を行う当否抽選手段と、当否抽選の結果を告知するための図柄を表示する画像表示手段とを備える回胴式遊技機など他の種類の遊技機にも適用することが可能である。
また、上記した実施形態では、各装飾画像が図柄変動遊技の実行数と対応付けて記録されており、図柄変動遊技の実行数に応じた装飾画像が表示される場合について説明したが、各装飾画像を図柄変動遊技の実行時間と対応付けて記録し、図柄変動遊技の実行時間に応じた装飾画像を表示するように構成することも可能であり、この場合も上記した実施形態と同様の効果を達成することができる。
また、上記した実施形態では、各装飾画像が装飾図柄の背景として使用される場合を例として説明したが、装飾図柄の前景やフレームなど、他の任意の態様で装飾画像を使用することも可能である。
その他、上記した実施形態における装置構成や機能構成、具体的な処理の内容、演出の態様、各画像の内容等は単なる例として記載したものであり、本発明はこれらにより限定されない。
本発明の一実施形態に係る弾球遊技機の外観構成を示す説明図。 本発明の弾球遊技機において実行される図柄変動遊技の例示的な表示態様を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る弾球遊技機のハードウェア構成を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る弾球遊技機の主要な機能構成を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る弾球遊技機における装飾画像記録手段が記録する画像データの内容を示す説明図。 本発明の一実施形態に係る弾球遊技機における処理の流れを示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る弾球遊技機における処理の流れを示すフローチャート。 本発明の一実施形態に係る弾球遊技機における処理の流れを示すフローチャート。 (a)は、表示制御処理の流れを示すフローチャート。(b)は、パスワード処理の詳細を示す説明図。 パスワード処理において装飾図柄表示部に表示される各種ウィンドの例示的な態様を示す説明図 本発明の他の実施形態に係る弾球遊技機における装飾画像記録手段が記録する画像データの内容を示す説明図。
符号の説明
1・・・弾球遊技機、2・・・基体、3・・・盤面、4・・・打出レーン、4a・・・外側レール、4b・・・内側レール、5・・・受皿部、5a・・・球抜ボタン、6・・・操作入力装置、6a・・・方向指示ボタン、6b・・・決定ボタン、7・・・ハンドル、7a・・・タッチセンサ、7b・・・回転センサ、7c・・・射出モータ、8・・・スピーカ、9・・・ランプ、11・・・装飾図柄表示部、11a〜11c・・・装飾図柄、11d、11e・・・キャラクタ、11f・・・リーチ予告、12・・・特図表示部、13・・・普図表示部、14・・・第1始動口、14a・・・入賞口、14b・・・可動翼片、14c・・・ソレノイド、14S・・・遊技球センサ、15・・・第2始動口、15S・・・遊技球センサ、16・・・第1保留球表示部、17・・・第2保留球表示部、18・・・大入賞装置、18a・・・開閉扉、18b・・・ソレノイド、18S・・・遊技球センサ、19・・・アウト口、30・・・主制御基板、31・・・主制御回路、32・・・入力処理回路、33・・・出力処理回路、34・・・通信処理回路、35・・・BUS、40・・・表示制御基板、41・・・表示制御回路、42・・・入力処理回路、43・・・出力処理回路、44・・・画像処理回路、45・・・音声処理回路、46・・・通信処理回路、47・・・BUS、50・・・賞球払出装置、60・・・遊技球射出装置、70・・・主制御手段、71・・・抽選テーブル記録手段、72・・・抽選手段、72a・・・第1抽選手段、72b・・・演出抽選手段、72c・・・第2抽選手段、73・・・抽選記録手段、73a・・・第1抽選記録手段、73b・・・第2抽選記録手段、74・・・保留数表示手段、74a・・・第1保留数表示手段、74b・・・第2保留数表示手段、75・・・フラグ記録手段、76・・・特図遊技手段、77・・・普図遊技手段、78・・・特別遊技手段、79・・・普通遊技手段、80・・・表示制御手段、81・・・遊技管理手段、82・・・装飾画像記録手段、83・・・パスワード処理手段、83a・・・店舗ID記録手段、83b・・・パスワード生成手段、83c・・・パスワード告知手段、83d・・・パスワード受付手段、83f・・・リセット手段、83e・・・パスワード導出手段、84・・・図柄変動手段、84a・・・装飾図柄表示手段、84b・・・装飾画像表示手段、90・・・メニューウィンド、91・・・パスワード告知ウィンド、92・・・パスワード入力ウィンド、93・・・実行数告知ウィンド、94・・・エラー告知ウィンド

Claims (5)

  1. 図柄を表示するための表示装置と、
    遊技者の操作入力を受け付ける操作入力装置と、
    所定の抽選条件の成立により当否抽選を実行する当否抽選手段と、
    前記当否抽選の実行毎に、前記表示装置において複数の図柄を変動させた後に所定の停止図柄で停止させる図柄変動遊技を実行し、前記当否抽選の結果が当たりである場合には、前記停止図柄が所定の組み合わせとなるように前記図柄変動遊技を実行する図柄変動手段と、
    前記当否抽選の結果が当たりである場合に遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技手段とを備える遊技機であって、
    前記図柄変動遊技の実行数又は実行時間を管理する遊技管理手段と、
    前記実行数又は実行時間との対応関係が規定された複数種類の装飾画像を記録する装飾画像記録手段と、
    前記遊技管理手段により管理される実行数又は実行時間を導出するためのパスワードを遊技者に告知するパスワード告知手段と、
    前記操作入力装置への操作に基づいて、遊技者による前記パスワードの入力を受け付けるパスワード受付手段とを更に備え、
    前記遊技管理手段は、前記パスワード受付手段が前記パスワードの入力を受け付けた場合には、前記図柄変動遊技の実行数又は実行時間を、入力された前記パスワードから導出される実行数又は実行時間に更新する処理を実行し、
    前記図柄変動手段は、それぞれの前記図柄変動遊技の実行に際して、前記遊技管理手段により管理される実行数又は実行時間に対応する前記装飾画像を前記複数の図柄とともに前記表示装置に表示させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記図柄変動手段は、前記図柄変動遊技における前記複数の図柄の背景として前記装飾画像を表示させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記複数の装飾画像は、漫画、アニメーション、テレビゲーム、小説、ドラマ又は映画を構成する複数の場面を描写した画像であることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記遊技管理手段において管理される前記図柄変動遊技の実行数又は実行時間を、前記操作入力装置への入力に基づいてリセットするリセット手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技機。
  5. 前記パスワードは、前記図柄変動遊技の実行数又は実行時間と、遊技店舗毎のIDデータに基づいて導出されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の遊技機。
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