JP2008236988A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】共通の整流平滑部を複数の回路で共用しているスイッチング電源におけるスイッチング素子の高周波ノイズの抑制を図る。
【解決手段】交流電圧を整流平滑部12で直流電圧に変換し、それぞれのスイッチング電源13,14のスイッチング素子Qで交流電圧に生成する。さらにスイッチング電源13,14では、トランスTRで所定の交流電圧に変換するとともにダイオードD2,D3、電解コンデンサC3で直流電圧に変換し、出力端子15,16から一定の直流電圧に生成する。スイッチング電源13,14の出力電圧の状態は、出力電圧検出部15で検出し、検出結果をスイッチング素子Qに帰還させることで出力の定電圧化を図っている。スイッチング電源13,14の各スイッチング素子Qは絶縁シート26を介して共通の放熱板27に固着し、放熱板27をノイズ除去用のコンデンサC4を介して整流平滑部11の基準電位点Rpに接続している。
【選択図】図2

Description

この発明は、共通の整流平滑部を複数の出力回路で共用しているスイッチング電源におけるスイッチング素子の高周波ノイズ制御対策を図った電源装置に関する。
従来のスイッチング素子用のトランジスタがオンしている間に、絶縁トランスを通して電力を出力側へと供給する、いわゆるフォワード型のスイッチング電源が知られている。このスイッチング電源では、スイッチング素子のノイズが放熱板に誘導して放射されることを防止している。(例えば、特許文献1)
特開平5―328710号公報
電力変換効率に優れているが高域のスイッチングノイズ発生量が多いという難点がある。上記した特許文献1の技術では、このスイッチングノイズを除去するために、放熱板とスイッチング素子の接地側にコンデンサを接続するとしているが、接地側とは基準電位点のいわゆる仮想接地なのかグランドなのか不明であり、仮にグランドであった場合は、スイッチング電源の出力側のグランドとスイッチング素子のグランドが同電位になることになる。また、複数のスイッチング電源に対する対応についての記載がなく、仮にそれぞれのスイッチング電源に対してノイズ対策を講じるとなればコスト上の問題も発生することになる。
この発明の目的は、共通の整流平滑部を複数の回路で共用しているスイッチング電源におけるスイッチング素子の高周波ノイズの抑制した電源装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、この発明の電源装置は、交流電圧を直流電圧に変換する整流平滑部と、前記整流平滑部より出力される直流電圧を、それぞれのスイッチング素子でスイッチングして交流電圧を生成し、該交流電圧を所定の交流電圧に変換するとともに直流電圧に変換し、一定の直流電圧に生成し、それぞれの負荷に供給する第1および第2スイッチング電源部と、を具備し、前記第1および第2スイッチング電源部のそれぞれのスイッチング素子は、絶縁シートを介して共通の放熱板に固着するとともに、該放熱板はコンデンサを介して前記整流平滑部の基準電位点と同電位に接続したことを特徴とする。
この発明によれば、共通の整流平滑部を複数の回路で共用しているスイッチング電源におけるスイッチング素子を電位的に浮かせてある共通の放熱板に絶縁シートを介して固定させ、その放熱板をコンデンサを介して整流平滑部の基準電位点に接続することで、同一放熱板に固定しているスイッチング素子同士の干渉を減らしたことで高周波ノイズの抑えることが可能となる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1はこの発明の電源装置に関する第1の実施形態について説明するためのもの概念的な構成図である。
図1において、11は例えば100Vの交流電源であり、この電源11は整流平滑部12に供給し、ここで全波整流を行い、直流電圧を生成し、スイッチング電源部13,14に供給する。スイッチング電源部13,14では、スイッチング素子がオンしている間に、絶縁トランスを通して直流電力を出力側へと供給し、出力側の電圧をスイッチング素子にフィードバックさせてPWM制御を行うことで、出力端子15,16に一定の例えば24Vの直流電圧を得ている。17,18は、スイッチング電源部13,14をそれぞれ制御し出力端子15,16から出力電圧を出力させたり停止させたりするための制御信号を供給する制御端子である。
図2は、図1の整流平滑部12とスイッチング電源部14について詳しく説明するための回路構成図、図3〜図8とともにさらに詳しく説明する。図3は図2の要部について説明するための正面図、図4は図3の上面図、図5は図4のx−x’側断面図、図6〜図8はそれぞれ図2におけるこの発明と従来との比較結果について説明するための説明図である。
先ず図2において、交流電源11は整流回路21とリップル除去用の電解コンデンサC1から構成される整流平滑部12の整流回路21に供給する。整流平滑部12の出力は、スイッチング素子用のトランジスタがオンしている間に、絶縁トランスを通して電力を出力側へと供給するフォワード型のスイッチング電源部13,14にそれぞれ供給する。
以下では、スイッチング電源部14の構成について詳しく説明するが、スイッチング電源部13についても同様の構成であり、ここでの説明はブロックで示しその説明は省略する。スイッチング電源部14はスイッチ回路22と平滑回路23から構成される。
スイッチ回路22について説明する。整流回路21の出力は、トランスTRの1次コイルL1の一端に接続するとともに、並列接続のコンデンサC2、抵抗R1を介してダイオードD1のカソードに接続する。ダイオードD1のアノードは、1次コイルL1の他端に接続するとともに、ソースが基準電位点Rpに接続されたMOS型FETで構成されるスイッチング素子Qのドレインに接続する。コンデンサC2、抵抗R1を介してダイオードD1はスナバ回路を構成するものであり、トランスTRで発生するサージ電圧を吸収してスイッチング素子Qにサージ電圧がかからないようにする。
スイッチング素子Qのゲートには、制御部24から供給されるスイッチング素子Qをオンオフ制御させるための駆動信号が供給される。この駆動信号のデューティは、制御部24に供給される制御信号に基づき決定される。また、制御部24には制御端子18からスイッチング素子Qの出力を始動あるいは停止させる制御信号が供給される。
整流回路21について説明する。トランスTRの一端が接地された2次コイルL2の他端は、ダイオードD2のアノードに接続する。ダイオードD2のカソードは、チョークコイルL3の一端に接続するとともに、アノードが接地されたダイオードD3のカソードに接続する。チョークコイルL3の他端は、出力端子16の一端に接続するとともに、平滑用の電解コンデンサC3を介して接地する。
出力端子16と接地間には、出力端子16に出力される直流電圧を検出するための出力電圧検出部25が接続され、出力電圧検出部25の検出情報は、スイッチ回路22の制御部24に供給される。
図3〜図5にも示すように、プリント基板31に接続されたスイッチング素子Qは、絶縁シート26を介して放熱板27に取り付けられる。放熱板27は、整流平滑部12の基準電位点RpにコンデンサC4を介して接続する。さらに、放熱板27はスイッチング電源部13側と共通とする。
次に、図2の動作について、図2の各部の特性を示した図6〜図8を参照しながら説明する。
先ず、電源11の交流電圧が供給される整流平滑部12からは、全波整流された出力が出力される。この出力にはリップルが含まれており、電解コンデンサC1を介して平滑された直流電圧を生成する。
この直流電圧は、例えばマイコン等で構成される制御部24から出力される駆動信号によりスイッチング素子Qをオンオフ制御させることで、トランスTRの1次コイルL1に交流電圧に変換する。この交流電圧は2次コイルL2側に、1次コイルL1との巻線比に応じた交流電圧として出力する。2次コイルL2に発生した交流電圧は、ダイオードD2,D3で整流するとともに、チョークコイルL3で高周波成分をカットする。さらに、電解コンデンサC3で平滑を行い、出力端子16に直流電圧を生成する。ここで、2次コイルL2の巻線比は、整流後において例えば直流電圧24Vが得られる関係にしてある。
出力端子16と接地間に接続された出力電圧検出部25は、出力電圧情報を制御部24にフィードバックさせる。制御部24では、出力電圧情報に基づきスイッチング素子Qに供給させる駆動信号のデューティを制御することで、出力端子16に一定の24Vの直流電圧を得ることができる。
ところで、放熱板27に伝導されたスイッチングノイズは、コンデンサC4を介して基準電位点Rpにパスされることから、他の回路であるスイッチング電源13からの干渉を減らせることになる。
図6は、スイッチング素子Qのゲートに制御部24から駆動信号を供給させたときの、スイッチング素子Qのドレイン・ソース間の電圧波形を示している。図6から明らかなように、破線で示す従来に比べて、実線で示すこの発明ではスイッチングノイズ波形が安定していることがわかる。
図7は、制御端子18からスイッチング素子Qの駆動信号の発生を停止させる制御信号を制御部24に供給されたときの従来とこの発明との電圧変動について比較したものである。
すなわち、スイッチング素子Qのドレイン・ソース間は、図7の破線であらわす従来の場合には制御部24がスイッチング素子を駆動していない状態にも拘わらず他の回路からの影響による電圧が変動している。これに対し、実線であらわすこの発明の場合は他の回路であるスイッチング電源13からの影響による電圧変動が少ない。
図8は、非動作状態にある図7に示すスイッチング素子Qの電圧変動に基づく従来とこの発明のスイッチング電源部14の出力電圧波形を示している。図8に示す破線の従来の場合は、図7の破線のスイッチング素子Qのドレイン・ソース間の電圧変動がスイッチング電源部14の出力に3V程度の電圧を発生させている。この電圧は、制御部24を停止させているにも拘わらず3Vもの電圧が発生していることは、スイッチング電源部14の出力に接続される機器に対し誤動作などの不具合を引き起こす原因になり得る。
これに対し、この発明の場合は、図7の実線で示すように電圧変動が少ないことから、図8の実線で示すようにスイッチング電源14の出力には0.9V程度の電圧しか発生させていない。このため、非動作状態にあるスイッチング電源部の省電力化に加え、非動作状態にあるスイッチング電源部に起因する誤動作などの弊害も防止可能となる。
このように、スイッチング素子Qの波形が安定していることから、トランスTRの2次側へのノイズの伝達が減り、非動作状態にあるスイッチング電源の出力電圧の上昇を抑制することができる。コンデンサC4は回路の一次側での使用となることから、コンデンサC4が1次側と2次側間や1次側とグランド間に跨ることがなく、安全規格上の認定コンデンサを必要としない。
図9は、この発明の第2の実施形態について説明するための回路構成図であり、図2と同一の構成部分には同一の符号を付し、ここでの説明は省略する。
この実施形態は、整流平滑部12の放熱板27と基準電位点Rp間に接続されたコンデンサC4と直列にビーズインダクタL4を接続したものである。ビーズインダクタL4は、スイッチング素子Qが発生し、放熱板27に伝導した急峻なノイズを熱損失に変化させてノイズ除去を行っている。
この実施形態の場合、コンデンサC4によるノイズ除去に加え、急峻なノイズに対する抑制も可能となる。
図10は、この発明の第3の実施形態について説明するための回路構成図であり、図2と同一の構成部分には同一に符号を付し、ここでの説明は省略する。
この実施形態は、整流平滑部12の放熱板27と基準電位点Rp間に接続されたコンデンサC4と直列に抵抗R2を接続したものである。抵抗R2は、スイッチング素子Qが発生し、放熱板27に伝導した急峻なノイズを熱損失に変化させてノイズ除去を行っている。
この実施形態の場合も、コンデンサC4によるノイズ除去に加え、急峻なノイズに対する抑制も可能となる。
この発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、例えば、整流平滑部12は、アクティブフィルタ回路であってもよい。また、ノイズ除去用のコンデンサC4は、多くてもスイッチング素子数未満でよい。この場合、コンデンサC4の数がスイッチング素子よりも少なくできることからコスト低減に寄与する。
この発明の第1の実施形態について説明するための回路構成図。 図1の要部について詳しく説明するための回路構成図。 図3は図2の要部について説明するための正面図。 図3の上面図。 図4のx−x’側断面図。 図2におけるスイッチングノイズについてこの発明と従来を比較して説明するための説明図。 図2における非動作時のこの発明のスイッチング素子の電圧変動についてこの発明と従来を比較して説明するための説明図。 図2における非動作時のスイッチング素子の電圧変動に基づく出力電圧波形についてこの発明と従来を比較して説明するための説明図。 この発明の第2の実施形態について説明するための回路構成図。 この発明の第3の実施形態について説明するための回路構成図。
符号の説明
11 交流電源
12 整流平滑部
13,14 スイッチング電源部
15,16 出力端子
17,18 制御端子
21 整流回路
22 スイッチ回路
23 平滑回路
24 制御部
25 出力電圧検出部
26 絶縁シート
27 放熱板
Rp 基準電位点
C4 コンデンサ
L4 ビースインダクタ
R2 抵抗

Claims (3)

  1. 交流電圧を直流電圧に変換する整流平滑部と、
    前記整流平滑部より出力される直流電圧を、それぞれのスイッチング素子でスイッチングして交流電圧を生成し、該交流電圧を所定の交流電圧に変換するとともに直流電圧に変換し、一定の直流電圧に生成し、それぞれの負荷に供給する第1および第2スイッチング電源部と、を具備し、
    前記第1および第2スイッチング電源部のそれぞれのスイッチング素子は、絶縁シートを介して共通の放熱板に固着するとともに、該放熱板はコンデンサを介して前記整流平滑部の基準電位点と同電位に接続したことを特徴とする電源回路。
  2. 前記コンデンサにビーズインダクタを直列接続したことを特徴とする請求項1記載の電源回路。
  3. 前記コンデンサに抵抗を直列接続したことを特徴とする請求項1記載の電源回路。
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