JP2008236762A - Canタイプ構造の多重転送ネットワーク上を送られるメッセージの周期を監視するデバイス - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワーク上を送られるメッセージの周期を監視する。
【解決手段】ネットワークから受取られ、各々がメッセージの受取り期限を示す値8を有する対象メッセージを格納するためのメモリ4と、周期的内部信号によって同期され、ローカル・タイム値信号を連続的に発生するためのローカル・クロック手段9と、各メッセージ受取り期限値21,22,23をローカル・タイム値と比較し、かつそのメッセージの受取り期限を示す値がローカル・タイム値より小さいか等しいときにオーバデュー信号を発生するための手段13と、オーバデュー信号に基いて、外部マイクロ・コントローラ5用に意図され、かつメッセージが受取られなかったことを表わす信号を発生するための手段15とを含む。
【選択図】図2
【解決手段】ネットワークから受取られ、各々がメッセージの受取り期限を示す値8を有する対象メッセージを格納するためのメモリ4と、周期的内部信号によって同期され、ローカル・タイム値信号を連続的に発生するためのローカル・クロック手段9と、各メッセージ受取り期限値21,22,23をローカル・タイム値と比較し、かつそのメッセージの受取り期限を示す値がローカル・タイム値より小さいか等しいときにオーバデュー信号を発生するための手段13と、オーバデュー信号に基いて、外部マイクロ・コントローラ5用に意図され、かつメッセージが受取られなかったことを表わす信号を発生するための手段15とを含む。
【選択図】図2
Description
本発明は、多重データ転送ネットワーク上で送られるメッセージの周期を監視するデバイス、特に自動車における、そしてとりわけCANタイプのネットワークでのデバイスに関する。
これは、用途特定の周期を有するネットワーク上で送られるメッセージの管理を必要とするマイクロ・コントローラ及びバス・ネットワーク・コントローラに基く監視システム、特にCANタイプのものに適用される。
データをCANタイプのネットワークで周期的に転送するとき、このネットワークに接続されそしてこれらのデータを含むメッセージを使用するコントローラの全ては、メッセージが該当用途によって割当てられたタイム・ウィンドウで実際に転送されたかを確認しなければならない。
メッセージがそれに割当てられた周期の終りに受取られなかったならば、これは、このメッセージを転送することでタスクを与えられたコントローラが不完全であることを示し得る。これらのデータを使用するコントローラは、廃データの使用を避けるために、可能な限り早くこれを知らされるべきである。
現在、メッセージの周期の監督は、もっぱらマイクロ・コントローラによって引き受けられている。これは、メッセージの数が少ないときには一般的に問題ではない。
メッセージの数が多くなると、そしてこれらのメッセージが異なるかつ相互関係のない周期を有すると、マイクロ・コントローラのタスクは正しく処理すべき用途にとって余りに大きくなる。
本発明の目的は、CANタイプのネットワーク上を送られるメッセージの周期を監視するためのデバイスを創出することであり、CANタイプのネットワーク上を周期的に転送されるメッセージをシステム的に監督することからマイクロ・コントローラを解放することである。
それ故、多重データ転送ネットワーク上を送られるメッセージの周期を監視するデバイスに関連し、特に自動車において、ネットワークから受取られ、各々がメッセージの受取り期限を示す値を有する対象メッセージを格納するメモリと、周期的内部信号によって同期され、ローカル時間値信号を連続的に発生するローカル・クロック手段と、各メッセージ受取り期限値をローカル時間値と比較し、メッセージの受取り期限を示す値がローカル時間値より小さいか等しいとき遅れ信号(オーバデュー信号)を発生する手段と、遅れ時間信号に基いて、外部のマイクロ・コントローラ用に意図され、メッセージが受取られていないことを示す信号を発生する手段と、を含むことを特徴とする。
本発明は、単なる例示であり、添付図面に関しての以下の説明により、更に明確に理解されよう。
図1は、CANバス1にCANコミュニケーション・コントローラ2がCANライン・インターフェース3経由で接続される形式のCANネットワークの一部を示す。
CANコミュニケーション・コントローラ2はRAMタイプのコミュニケーション・メモリ4を有し、それはCANバス1経由で受取るデータを保存するためにCANネットワーク1に一方が接続され、他方が外部マイクロ・コントローラ5に接続されている。
共有メモリ4はCANネットワーク・コントローラ2によって使用され、CANバス1経由で受取るデータを保存する。
図1に示したCANコミュニケーション・コントローラはRAMメモリ4を含む。
RAMは、このメモリを通常のRAMのようにアクセスするマイクロ・コントローラ5によりネットワーク上で転送されるデータを受取る。一度データがメモリにロードされると、ネットワーク・コントローラはこれらのデータを読んでネットワーク上を連続的に送る。
RAMは同様に、ネットワークから連続的に受取られ、かつマイクロ・コントローラ用に意図されているデータを受取る。それは、一度メッセージが受取られたならば、このメモリを通常のRAMの様に読む。
RAMは、RAMからのデータをマイクロ・コントローラ5へ又はCANネットワーク・コントローラへ導く内部選択デバイス(図示せず)を備えた、デュアルポートRAM又はシングルアクセス・ポートを有する通常RAMを等しく適切に構成する。
このメモリは、保存すべき各メッセージに対して識別子6とデータ7とを含むデータを含有する。
識別子6とデータ7とを含むグループを対象メッセージと呼ぶ。
対象メッセージは、例えばメッセージの到着時間のようなそのメッセージに関連する他のデータを同様に含む。
識別子6とデータ7とを含むグループを対象メッセージと呼ぶ。
対象メッセージは、例えばメッセージの到着時間のようなそのメッセージに関連する他のデータを同様に含む。
メモリ4に保存することのできる対象メッセージの数に制限はない。それはメモリのサイズにのみ依存する。
各対象メッセージに対し、メッセージの受取り期限を示す値8がマイクロ・コントローラ5によってメモリ4に記録される。
各対象メッセージに対し、メッセージの受取り期限を示す値8がマイクロ・コントローラ5によってメモリ4に記録される。
図2に示すように、本発明に従うコントローラは、例えばシステムのクロック又はCANネットワークのスループット・クロックのような周期的内部信号によって同期されるローカル・クロック9を更に含む。
クロック9は、その出力10にローカル・タイム値を連続的に発生する。
クロック9は、その出力10にローカル・タイム値を連続的に発生する。
シーケンサ11は、監視すべき体裁の対象メッセージに対応するアドレス信号をメモリ4に供給する。
それは、各対象メッセージの各期限値8を順にアクセスすることを可能にする。
それは、各対象メッセージの各期限値8を順にアクセスすることを可能にする。
メモリ4の対応出力12は、ローカル・クロック信号部9と共に大きさ比較部13に接続される。
大きさ比較部13の出力14はANDゲート15の第1入力に接続され、その反転第2入力は受取り表示部17の出力16に接続される。
受取り表示部17の入力はシーケンサ11の出力に接続される。
ゲート15の出力18は、メッセージが受取られていないという表示を伝える。
受取りの表示は、対象メッセージの各々に対するメッセージの受取りの保存を確実にする。
受取り表示部17の入力はシーケンサ11の出力に接続される。
ゲート15の出力18は、メッセージが受取られていないという表示を伝える。
受取りの表示は、対象メッセージの各々に対するメッセージの受取りの保存を確実にする。
シーケンサ11は現在の対象メッセージを選択し、RAM4の出力12に現われるその期限が比較をされる。
もしメッセージがこの対象メッセージに対して受取られているならば、その出力16に現われる受取りシーケンサ17の出力信号がセットされる。
比較部13の出力に現われる遅れ時間信号及び受取り表示部17の出力16に現われるメッセージ受取り信号の組合せが、メッセージが受取られていない旨を表示する信号がゲート15の出力18に発生することを可能にする。
もしメッセージがこの対象メッセージに対して受取られているならば、その出力16に現われる受取りシーケンサ17の出力信号がセットされる。
比較部13の出力に現われる遅れ時間信号及び受取り表示部17の出力16に現われるメッセージ受取り信号の組合せが、メッセージが受取られていない旨を表示する信号がゲート15の出力18に発生することを可能にする。
複数のメッセージを受取るシーケンスの過程を図3に関して説明する。
この図に示されたダイヤグラムの線19は時間上でのメッセージMsg1,Msg2,Msg3を表わす。
この図に示されたダイヤグラムの線19は時間上でのメッセージMsg1,Msg2,Msg3を表わす。
線20は,特定期間が経過した時にメッセージを受取っていない場合のアラーム・メッセージ出力を表わす。
メッセージMsg1の受取り後、この同じメッセージの次の受取りは時点21の前に生じるべきであることが判る。
同じことはメッセージMsg2及びメッセージMsg3に関しても真実であり、それぞれ時点22及び時点23の前に受取られるべきである。
メッセージMsg1の受取り後、この同じメッセージの次の受取りは時点21の前に生じるべきであることが判る。
同じことはメッセージMsg2及びメッセージMsg3に関しても真実であり、それぞれ時点22及び時点23の前に受取られるべきである。
これらのメッセージの各々はそれ自身の最大期間を有する。
更に、全てのこれらのメッセージは完全に非同期で、すなわちそれらの間で何の時間的相関なしに送られ得る。
更に、全てのこれらのメッセージは完全に非同期で、すなわちそれらの間で何の時間的相関なしに送られ得る。
全ての期限はそれ故、メッセージMsg1,Msg2,Msg3が再度現われるはずの時点t1,t2,t3により“25”で示すように、互いにかなり接近し得る。
この特定の時点で、このタイプの状況がマイクロ・コントローラに対し高いワーク・ロードを残す。
そして、全ての期限にとって適切に観察されることはもはや可能でない。
そして、全ての期限にとって適切に観察されることはもはや可能でない。
ここで説明したデバイスは、ネットワーク上を送られるメッセージを監督することからマイクロ・コントローラを完全に解放する。
図3の例において、メッセージMsg1は時間21が経過するときに受取られていないから、図2に関して説明したように、メッセージが受取られていないことを示す信号がコミュニケーション・コントローラ2の出力に現われるときに、アラーム信号26がCANネットワークによって自動的に発生する。
メッセージを受取ったとき、マイクロ・コントローラ5は次のメッセージの到着時間をネットワーク・コントローラに知らせる。そして、マイクロ・コントローラ5はメッセージを監視することから解放される。
CANネットワーク・コントローラ2によってメッセージが到着したこと又はメッセージの受取りがないことが知らされる。
4 メモリ
9 ローカル・クロック手段
11 シーケンサ
13 比較手段
9 ローカル・クロック手段
11 シーケンサ
13 比較手段
Claims (3)
- 特に自動車の多重データ転送ネットワーク上を送られるメッセージの周期を監視するデバイスであって、
ネットワークから受取られ、各々がメッセージの受取り期限を示す値(8)を有する対象メッセージを格納するためのメモリ(4)と、
周期的内部信号によって同期され、ローカル・タイム値信号を連続的に発生するためのローカル・クロック手段(9)と、
各メッセージ受取り期限値(21,22,23)をローカル・タイム値と比較し、かつそのメッセージの受取り期限を示す値がローカル・タイム値より小さいか等しいときにオーバデュー信号を発生するための手段(13)と、
オーバデュー信号に基いて、外部マイクロ・コントローラ(5)用に意図され、かつメッセージが受取られなかったことを表わす信号を発生するための手段(15)と、
を含むことを特徴とするデバイス。 - 一方がメモリ(4)に接続され、他方がメッセージが受取られていないという信号を発生するための手段(15)に接続されたメッセージ受取り表示部(17)に接続され、その発生を監視することが必要な対象メッセージに対応するアドレス信号をメモリ(4)に伝えるシーケンサ(11)を更に含むことを特徴とする、請求項1記載の監視デバイス。
- 対象メッセージを格納するためのメモリ(4)はRAMであることを特徴とする、請求項1又は2記載の監視デバイス。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9707441A FR2764759B1 (fr) | 1997-06-16 | 1997-06-16 | Dispositif de controle de periodicite des messages transitant sur un reseau multiplexe de transmission d'une formation de type can |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20574698A Division JP4512209B2 (ja) | 1997-06-16 | 1998-06-16 | Canタイプ構造の多重転送ネットワーク上を送られるメッセージの周期を監視するデバイス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008236762A true JP2008236762A (ja) | 2008-10-02 |
Family
ID=33042088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008090320A Abandoned JP2008236762A (ja) | 1997-06-16 | 2008-03-31 | Canタイプ構造の多重転送ネットワーク上を送られるメッセージの周期を監視するデバイス |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008236762A (ja) |
DE (1) | DE69826366T2 (ja) |
-
1998
- 1998-06-16 DE DE69826366T patent/DE69826366T2/de not_active Expired - Lifetime
-
2008
- 2008-03-31 JP JP2008090320A patent/JP2008236762A/ja not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69826366T2 (de) | 2005-02-17 |
DE69826366D1 (de) | 2004-10-28 |
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