JP2008235665A - フレキシブル基板およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属配線の厚みが厚くなっても、あるいはアスペクト比が2以上のように高アスペトク比となっても、樹脂による金属配線の封止が損なわれることのない、また屈曲時に樹脂剥離が生じる恐れもない、フレキシブル基板およびその製造方法を得る。
【解決手段】樹脂フィルム20の表面に配線パターンに応じた凹部31が加工され、その凹部31内に導体32が充填されている基板33を作る。2枚の基板33,33を、双方の基板における導体32,32が対向した状態として、加熱圧着する。2つの導体32,32は電気的に導通した状態で一体化した金属配線34となり、2枚の樹脂フィルム20、20は樹脂材料中に金属配線34を埋設した状態で一体に熱融着してフレキシブル基板40となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、限定されないが、例えばフラットケーブルやコネクターあるいはワイヤーハーネスのように、樹脂材料中に配線パターンに応じた金属配線を埋設してなるフレキシブル基板、およびその製造方法に関する。
前記したようなフレキシブル基板を製造する方法として、表面全体が金属化された樹脂フィルムに対してフォトレジスト法(サブトラクティブ法)により金属配線を形成し、その上を被覆樹脂でラミネートする方法が知られている。しかし、フォトレジスト法で製造可能な金属配線のアスペトク比は1程度であり、大電流に対応するためには配線幅を大きくする必要がある。その結果、フレキシブル基板の面積が増大する。また、配線膜厚が増大すると、その表面を被覆するラミネート樹脂の信頼性が劣化し、絶縁性と耐吸湿性を確保することが難しい。
他の製造方法として、銅箔や導線からなる導体を熱可塑性樹脂間に挟み、熱融着により導体を封止することでフラットケーブルを製造する方法も提案されている(特許文献1等参照)。
特開2006−120432号公報
前記特許文献1に記載されるように、導体を熱可塑性樹脂間に挟んだ状態で熱融着により導体(金属配線)を封止する製造方法においても、導体(金属配線)の厚みが厚くなるか、もしくはアスペクト比が1以上であると、熱可塑性樹脂による導体の封止が不十分となり、絶縁性や耐吸湿性が劣化し、また屈曲時に樹脂剥離が生じる恐れがある。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、金属配線の厚みが厚くなっても、あるいはアスペクト比が2以上のように高アスペトク比となっても、樹脂による金属配線の封止が損なわれることのない、また屈曲時に樹脂剥離が生じる恐れもない、フレキシブル基板およびその製造方法を提供することを課題とする。
本発明によるフレキシブル基板の第1の形態は、樹脂材料中に金属配線を埋設しているフレキシブル基板であって、樹脂フィルムの一方の表面に配線パターンに応じた凹部が加工され該凹部内に導体が充填されている基板同士が、前記一方の面側が熱融着されることにより一体に張り合わされており、かつ双方の基板における互いに対向する導体同士が電気的に導通した状態で一体化した金属配線として樹脂材料中に埋設していることを特徴とする。
上記第1の形態のフレキシブル基板では、樹脂フィルムの一方の表面に配線パターンに応じた凹部が加工され該凹部内に導体が充填されている基板の2枚を張り合わせて1つのフレキシブル基板としており、金属配線のアスペトク比(すなわち、幅に対する深さの比)を増大させることができる。また、2枚の基板を熱融着より張り合わせており、高気密性と高絶縁信頼性が確保できる。屈曲時の樹脂剥離も回避できる。それにより、アスペクト比2以上の金属配線が封止された信頼性の高いフレキシブル基板となる。また、通電密度が同じ場合に、従来のものよりもサイズの小さいフレキシブル基板とすることができる。
本発明によるフレキシブル基板の第2の形態は、樹脂材料中に金属配線を埋設しているフレキシブル基板であって、樹脂フィルムの一方の表面に配線パターンに応じた凹部が加工されており、該凹部底面には導電材料層が形成されており、該凹部内には無電解めっき処理または電解めっき処理によって前記導電材料層を核として析出された導体が充填されている基板同士が、前記一方の面側が熱融着されることにより一体に張り合わされており、かつ双方の基板における互いに対向する導体同士は電気的に導通した状態で一体化した金属配線として樹脂材料中に埋設していることを特徴とする。
上記第2の形態のフレキシブル基板は、導体が無電解めっき処理または電解めっき処理により作られることから、凹部の幅をより狭いものとすることができ、結果として、前記第1の形態のフレキシブル基板が持つ作用効果に加えて、配線密度をさらに高いものとすることができる利点がある。
本発明によるフレキシブル基板の製造方法の第1の形態は、樹脂材料中に金属配線を埋設しているフレキシブル基板を製造する方法であって、配線パターンに応じた凸部を表面に持つ鋳型を用い、前記鋳型を樹脂フィルムの一方の表面に圧接して前記凸部形状を樹脂フィルムの一方の表面に転写し、前記転写された凹部内に導体を充填して基板を製造する基板製造工程と、前記基板製造工程で作られた2枚の基板を双方の基板における前記導体同士が互いに対向するようにして配置する工程と、前記対向配置した2枚の基板を加熱圧着し、前記対向配置する2つの導体を電気的に導通した状態に一体化して金属配線とするとともに、対向配置する2枚の樹脂フィルム同士を熱融着により一体に張り合わせて前記金属配線を樹脂材料中に埋設する工程と、を少なくとも有することを特徴とする。
上記第1の形態のフレキシブル基板の製造方法では、基板を製造する工程において、鋳型に形成した凸部の形状がそのまま基板側に転写されるので、任意のアスペクト比を持つ凹部を基板表面に形成することができる。そして、そのようにして製造された基板の2枚を張り合わせて1つのフレキシブル基板とすることから、フレキシブル基板の金属配線のアスペトク比をさらに増大させることができる。また、2枚の基板を熱融着より張り合わせることから、高気密性と高絶縁信頼性が確保され、かつ屈曲時の樹脂剥離も回避できる信頼性の高いフレキシブル基板が得られる。この製造方法において、転写された凹部内に導体を充填するには、金属ペーストを凹部内に埋め込むような方法で行うことができる。
本発明によるフレキシブル基板の製造方法の第2の形態は、樹脂材料中に金属配線を埋設しているフレキシブル基板を製造する方法であって、配線パターンに応じた凸部を表面に有する鋳型を用い、該鋳型の前記凸部先端に導電材料層を付与する工程と、前記凸部先端に導電材料層が付与された鋳型を樹脂フィルムの一方の表面に圧接して前記凸部形状とともに前記導電材料層を樹脂フィルムの一方の表面に転写する工程と、前記転写された導電材料層をベース材として無電解めっき処理または電解めっき処理により前記導電材料層を核として前記凹部に導体を析出させて前記転写された凹部内に導体を充填する工程とを少なくとも行って基板を製造する基板製造工程と、前記基板製造工程で作られた2枚の基板を双方の基板における前記導体同士が互いに対向するようにして配置する工程と、前記対向配置した2枚の基板を加熱圧着し、前記対向配置する2つの導体を電気的に導通した状態に一体化して金属配線とするとともに、対向配置する2枚の樹脂フィルム同士を熱融着により一体に張り合わせて前記金属配線を樹脂材料中に埋設する工程と、を少なくとも有することを特徴とする。
上記第2の形態のフレキシブル基板の製造方法では、基板を製造する工程において、凹部底面に転写された導電材料層を核として無電解めっき処理または電解めっき処理により凹部内に導体が充填されるので、鋳型で転写する凹部の幅および隣接する凹部間の距離をさらに狭いものとすることができ、結果として、前記第1の形態のフレキシブル基板の製造方法が持つ作用効果に加えて、配線密度がさらに高いフレキシブル基板を製造することができる利点がある。
本発明によるフレキシブル基板およびその製造方法において、樹脂フィルムの基材樹脂には、熱可塑性樹脂および熱硬化性樹脂のいずれも用いることができる。厚さは10μm〜1000μm程度のものが望ましい。樹脂としては、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリロニトリル、塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタナレート、ポリテトラフルオロエチレン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエチレンナフタレート、ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸樹脂等が挙げられる。中でも、高い熱的、機械的、化学的性質を持つポリアミド樹脂は好ましい。
樹脂フィルムが熱可塑性樹脂の場合には、そのままで2枚の基板を熱融着することができる。樹脂フィルムが熱硬化製樹脂の場合は、そのままで熱融着することが困難なので、適宜の熱可塑性樹脂を介在した状態で、2枚の基板を熱融着することが望ましい。
本発明によるフレキシブル基板の製造方法において、鋳型の素材としては、凸部の成形が可能なことと、基板側へ転写するときの機械的および熱的ストレスに対する耐性を備えることを条件に任意の材料を用い得るが、ガラス、シリコン、石英、ステンレス、樹脂、金属等の材料を好ましくは用いることができる。金属材料には、ニッケル(合金)、ステンレス鋼等が挙げられるが、耐久性と位置精度の観点から、ニッケル(合金)は特に好ましい。
前記鋳型の表面に配線パターンに応じた凸部を形成するには、従来知られたマイクロエッチング法、電鋳法、マイクロコンタクトプリンティング法などの手法で行うことができる。用いる素材に応じて適切な方法を採用する。中でも好ましくはマイクロコンタクトプリンティング法である。このような方法により、例えば30μm以下の幅で凸部パターン(配線パターン)を形成することができる。
鋳型に形成する凸部の幅や高さあるいは凸部間の距離等は、得ようとするフレキシブル基板に求められる配線パターンに応じて設定されるが、一例として、凸部の幅は5μm〜300μm程度、高さは5μm〜500μm程度、凸部間の距離は5μm〜300μm程度である。なお、凸部の幅と高さは、すべてが同じであってもよく、一部が異なっていてもよい。
本発明によるフレキシブル基板の製造方法において、2枚の対向する基板を加熱圧着するのみで、対向配置する2つの導体を電気的に導通した状態に一体化して金属配線とすることができる。いずれかまたは双方の導体面に金属ペーストを塗布した状態で2枚の対向する基板を熱圧着してもよく、それにより、より確実に2つの導体を電気的に導通した状態に一体化することができる。また、いずれか一方の基板では導体の充填を樹脂フィルム面より1μm〜20μm程度低い位置までとし、そこに金属ペーストを埋め込んだ状態で、2枚の対向する基板を熱圧着するようにしてもよい。一方の基板では凹部内への導体の充填を樹脂フィルム面より0.5μm〜2μm程度高い位置までとし、他方の基板では導体の充填を樹脂フィルム面までとした2枚の基板を加熱圧着するようにしてもよい。
本発明によるフレキシブル基板の製造方法の前記第2の形態において、前記核となる導電材料層を形成する素材としては、限定されないが、無機金属粒子と溶剤が混合した金属ペーストまたは有機金属化合物と溶剤が混合したレジネートペーストを用いることができる。金属ペーストは、制限されないが、低抵抗材料である銅ペーストが特に好ましい。その他、銀ペースト、金ペーストあるいはニッケルペースト等も用いることができる。その場合、金属粒子の粒径は数nm〜数百nm程度が好適である。レジネートペーストには、銅レジネート、銀レジネート、金レジネートあるいはニッケルレジネートが挙げられる。金属ペーストの場合、鋳型を樹脂フィルム側へ加熱圧接して転写を行うときに、金属粒子の焼結処理が進行して金属膜となり、その一部が樹脂フィルム側に埋め込まれる。それにより、金属膜(金属ペースト)の樹脂フィルム側への転写も確実に進行する。焼結温度は、樹脂フィルム側の材料により選択されるが、望ましくは、100〜500℃である。導電材料層を形成する素材として、他に、カーボンペースト、金属酸化物ペースト(例えばITO含有ペースト)を用いることもできる。
本発明によるフレキシブル基板の製造方法の前記第2の形態において、導体の充填を電解めっき処理により行う場合には、前記転写された導電材料層はシード層として機能する。無電解めっき処理を行う場合には、前記転写された導電材料層はめっき触媒核として機能する。無電解めっきは膜厚の薄い(例えば50μm程度以下)導体を形成するときに、また電解めっきは比較してより厚みのある導体を形成するときに、好適に用いられる。
本発明によれば、金属配線の厚みが厚くなっても、あるいはアスペクト比が2以上のように高アスペトク比となっても、樹脂による金属配線の封止が損なわれることのない、また屈曲時に樹脂剥離が生じる恐れもない、高配線密度のフレキシブル基板およびその製造方法が提供される。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施の形態に基づき説明する。なお、本発明の範囲が以下に記載する実施の形態のものに限定されないことは当然である。
(実施の形態1)
図1は、本発明によるフレキシブル基板の製造方法の実施の形態1を工程順に示している。図1において、10は鋳型であり、一方の面が平坦面とされたニッケル合金板の平坦面側に、従来知られた電鋳処理により、得ようとするフレキシブル基板の配線パターンに応じた凸部11を形成する。凸部11のアスペクト比は、実装時にフレキシブル基板に流れる電流値から設計される金属配線の断面積の1/2以上が確保されればよく特に制限されるものではないが、フレキシブル基板の小面積化のため1以上であることが望ましい。また、図1aに示す鋳型10では、凸部11はすべて同じ高さと幅であるが、高さと幅の双方またはいずれかが異なる凸部を形成してもよい。この例で、凸部11の幅は150μm、各凸部間の距離は150μmとし、凸部11の高さは300μmである。
次に、図1bに示すように、得られた鋳型10の前記凸部11の先端に、平均粒径100nmである銅ナノ粒子を主成分とする銅ペーストを、3μm程度の厚さに塗りつけて、導電材料層13とした。
次に、図1cに示すように、基台であるガラス平板(不図示)の上に厚さ500μmのポリエチレン樹脂フィルム20を置き、その表面に、上記した凸部11の先端に銅ペーストである導電材料層13を付与した鋳型10をマイクロコンタクトプリンティング装置を用いて、真空環境下で、120℃、15分で加熱圧着した。加熱圧着により、ポリエチレン樹脂フィルム20の表面には鋳型10の凸部11が凹部31として転写され、その過程で、銅ペースト中の銅ナノ粒子の焼結が進行し、厚さ1μmの連続した銅薄膜となって凹部31の底面に転写された。転写された導電材料層(銅薄膜)13は、圧接によりその一部がポリエチレン樹脂フィルム20側に埋め込まれた状態となっていた。また、真空環境下で行うことにより、銅ペーストからの溶媒の脱離が促進された。
常温常圧にした後、鋳型10を取り外した。それにより、図1dに示すように、表面に凹部31が形成され、該凹部31の底部には銅薄膜である導電材料層13が転写された形状の樹脂成形品30が得られた。
樹脂成形品30を硫酸銅めっき浴に浸漬して、電解めっき処理を120分間程度行った。その過程で、導電材料層13を核として凹部31内にメッキ浴中の銅イオンが析出していき、凹部31内に銅である導体32が充填形成された。最後に、凹部31よりはみ出している導体をポリッシングにより除去し、基板33を得た。
2枚の基板33,33を、双方の基板における前記導体32,32同士が互いに対向するようにして配置した後、熱プレスにより140℃にて5分間、加熱圧着した。それにより、2枚のポリエチレン樹脂フィルム20、20が熱融着により一体に張り合わされ、かつ双方の基板33,33における互いに対向する導体32,32同士が電気的に導通した状態で一体化した金属配線34として、前記溶融一体化したポリエチレン樹脂フィルム中に埋設したフレキシブル基板40が得られた。フレキシブル基板40の厚さは950μmであった。
(実施の形態2)
上記実施の形態1で用いた鋳型10を凸部11の先端に導電材料層13を付与することなく、マイクロコンタクトプリンティング装置を用いてポリエチレン樹脂フィルム20に対して加熱圧着した。常温常圧にした後、鋳型10を取り外し、転写形成された凹部31内に、銅ペーストを充填した。凹部31からはみ出している銅ペーストポリッシングにより除去し、その後、95℃、30分、窒素雰囲気下にて加圧処理をすることにより、凹部31内に銅である導体が充填された基板33を得た。
2枚の基板33,33を、実施の形態1の場合と同様に加熱圧着することにより、2枚のポリエチレン樹脂フィルム20、20が熱融着により一体に張り合わされ、かつ双方の基板33,33における互いに対向する導体同士が電気的に導通した状態で一体化した金属配線として、前記溶融一体化したポリエチレン樹脂フィルム中に埋設したフレキシブル基板40を得た。
(実施の形態3)
図2は、本発明によるフレキシブル基板の製造方法の実施の形態3を工程順に示している。ここでは、鋳型10の素材として一方の面が平坦面とされたガラス板を用い、ガラス板の平坦面側を従来知られたサンドブラスト処理を行うことにより、図2aに示すように、凸部11を形成した。凸部11の幅は200μm、高さはすべて500μmであり、各凸部間の距離は200μmとした。
次に、平均粒径50nmであるニッケルナノ粒子を主成分とするニッケルペーストをPET板上にバーコーター等で20μmの厚さで引き伸ばして塗りつけ、その上に鋳型10の凸部11側を押さえ付けることにより、図2bに示すように、凸部11の先端に20μmの厚さでニッケルペースト13が付与された鋳型10を得た。
図示しないガラス平板上に、厚さ800μmのポリエチレンナフタレート樹脂フィルム20を置き、その表面に上記した凸部11の先端にニッケルペーストである導電材料層13を付与した鋳型10をマイクロコンタクトプリンティング装置を用いて、真空環境下で、270℃、10分で加熱圧着した(図2c)。加熱圧着により、ポリエチレンナフタレート樹脂フィルム20の表面には鋳型10の凸部11が凹部31として転写され、その過程で、ニッケルペースト中のニッケルナノ粒子の焼結が進行し、連続したニッケル薄膜が凹部31の底面に転写された。
常温常圧にした後、鋳型10を取り外した。それにより、図2dに示すように、表面に深さが500μmの凹部31が形成され、該凹部31の底部に厚さ12μmであるニッケル薄膜である導電材料層13が転写された形状の樹脂成形品30が得られた。
樹脂成形品30を硫酸銅めっき浴に浸漬して、電解めっき処理を150分間行い、図2eに示すように、凹部31内に厚さ483μmの導体(銅)32を充填形成し、次に、図2fに示すように、凹部31の導体32が形成されていない空間に、平均粒径100nmである銅ナノ粒子を主成分とする銅ペースト36をスクリーン印刷法にて厚さ15μmで塗布充填して、ペースト充填基板33aを得た。
上記と同様な手順で、凹部31に完全に導体(銅)32を充填した基板33を作り、図2gに示すように、ペースト充填基板33aと基板33とを、双方の基板における前記導体32,32同士が互いに対向するようにして配置した後、熱プレスにより270℃にて10分間、加熱圧着した。それにより、2枚のポリエチレンナフタレート樹脂フィルム20、20が熱融着により一体に張り合わされ、かつ双方の基板33a,33における互いに対向する導体32,32同士が銅ペースト36を介して電気的に導通した状態で一体化した金属配線34として、前記溶融一体化したポリエチレンナフタレート樹脂フィルム中に埋設したフレキシブル基板40が得られた。
(実施の形態4)
図3は、本発明によるフレキシブル基板の製造方法の実施の形態4を工程順に示している。ここでは、鋳型10の素材として石英板を用い、その表面にふっ酸エッチング処理を行うことにより、図3aに示すように、幅10μm、高さ50μmの凸部11を形成して鋳型10とした。各凸部間の距離は10μmとした。
平均粒径5nmである銀ナノ粒子を主成分とする銀ペーストをPET板上にバーコーター等で5μmの厚さで引き伸ばして塗りつけ、その上に鋳型10の凸部11側を押さえ付けることにより、図3bに示すように、凸部11の先端に5μmの厚さで銀ペースト13が付与された鋳型10を得た。
図示しないガラス平板上に、厚さ80μmのポリカーボネート樹脂フィルム20を置き、その表面に上記した凸部11の先端に銀ペーストである導電材料層13を付与した鋳型10をマイクロコンタクトプリンティング装置を用いて、真空環境下で、210℃、20分で加熱圧着した(図3c)。加熱圧着により、ポリカーボネート樹脂フィルム20の表面には鋳型10の凸部11が凹部31として転写され、その過程で、銀ペースト中の銀ナノ粒子の焼結が進行し、連続した銀の薄膜が凹部31の底面に転写された。
常温常圧にした後、鋳型10を取り外した。それにより、図3dに示すように、表面に深さが50μmの凹部31が形成され、該凹部31の底部に厚さ2μmである銀薄膜である導電材料層13が転写された形状の樹脂成形品30が得られた。
樹脂成形品30をシアン化銀メッキ浴に浸漬して、電解めっき処理を5分間行い、凹部31内を超えてさらに2μm過剰に銀を析出させた導体(銀)32を形成して基板33bとした。
上記と同様な手順で、凹部31に完全に導体(銀)32を充填した基板33を作り、図3fに示すように、2つの基板33b、33とを、双方の基板における前記導体32,32同士が互いに対向するようにして配置した後、熱プレスにより170℃にて5分間、加熱圧着した。それにより、2枚のポリカーボネート樹脂フィルム20、20が熱融着により一体に張り合わされ、かつ双方の基板33b,33における互いに対向する導体32,32同士が、前記過剰に析出した銀成分が展性により薄膜化されると同時に、電気的に導通した状態で一体化した金属配線34として、前記溶融一体化したポリカーボネート樹脂フィルム中に埋設したフレキシブル基板40が得られた。
(実施の形態5)
図4は、本発明によるフレキシブル基板の製造方法の実施の形態5を工程順に示している。ここでは、鋳型10の素材としてステンレス鋼板を用い、その表面にYAGレーザ処理を行うことにより、図4aに示すように、幅50μm、高さ100μmの凸部11を形成して、鋳型10とした。各凸部間の距離は50μmとした。
平均粒径150nmである銅ナノ粒子を主成分とする銅ペーストをPET板上にバーコーター等で10μmの厚さで引き伸ばして塗りつけ、その上に鋳型10の凸部11側を押さえ付けることにより、図4bに示すように、凸部11の先端に10μmの厚さで銅ペースト13が付与された鋳型10を得た。
次に、図示しないガラス平板上に、厚さ200μmのポリアミド酸樹脂フィルム20を置き、その表面に上記した凸部11の先端に銅ペーストである導電材料層13を付与した鋳型10をマイクロコンタクトプリンティング装置を用いて、真空環境下で、350℃、20分で加熱圧着した(図4c)。加熱圧着により、ポリアミド酸樹脂フィルム20の表面には鋳型10の凸部11が凹部31として転写され、その過程で、銅ペースト中の銅ナノ粒子の焼結が進行し、連続した銅の薄膜が凹部31の底面に転写された。
常温常圧にした後、鋳型10を取り外した。それにより、図4dに示すように、表面に深さが100μmの凹部31が形成され、該凹部31の底部に厚さ6μmの銅薄膜である導電材料層13が転写された形状の樹脂成形品30が得られた。
樹脂成形品30を硫酸銅めっき浴に浸漬して、電解めっき処理を75分間行い、凹部31内に銅を析出させて導体(銅)32を形成して基板33とした(図4e)。その基板33の表面における導体(銅)32以外の部分に、ポリカーボネートワニス37をスクリーン印刷法にて厚さ10μmで塗布し、150℃、20分間のアニーリング処理をしてポリカーボネート膜付き基板33cとした(図4f)。
前記ポリカーボネート膜付き基板33cに対して電気銅メッキ処理を行い、凹部31内に充填されている銅32に連続して、ポリカーボネート膜37の空所内にさらに銅を充填し、導体32aを形成した(図4g)。
前記した基板33(図4e)と、ポリカーボネート膜付き基板33c(図4g)とを、図4hに示すように、2つの基板33、33cとを、双方の基板における前記導体32,32a同士が互いに対向するようにして配置した後、熱プレスにより170℃にて5分間、加熱圧着した。それにより、2枚のポリアミド酸樹脂フィルム20、20がポリカーボネート樹脂37を介在して熱融着により一体に張り合わされ、かつ双方の基板33,33cにおける互いに対向する導体32,32a同士が電気的に導通した状態で一体化した金属配線34として、前記溶融一体化したポリアミド酸樹脂フィルム中に埋設したフレキシブル基板40が得られた。
(実施の形態6)
図5は、本発明によるフレキシブル基板の製造方法の実施の形態6を部分的に示している。ここでは、樹脂フィルム20として熱硬化性樹脂フィルムを用いており、前記したと同様にして、転写された凹部31内には導体32を充填して基板33とした。そして、その表面には接着層として機能する熱可塑性樹脂38を形成した(図5a)。フォトレジスト法に代表されるパターン成形方法により、導体32の上部の熱可塑性樹脂を除去し(図5b)、めっき法もしくは金属ペーストにより、除去した領域39に導体32を充填して、熱可塑性樹脂付き基板33dとした(図5c)。
そのようにして製造した熱可塑性樹脂付き基板33dと前記基板33とを、上記の他の実施の形態の場合と同様にして加熱圧着することにより、基板33,33における互いに対向する導体32,32同士が電気的に導通した状態で一体化した金属配線34として熱硬化性樹脂内に埋設したフレキシブル基板40とした。
本発明によるフレキシブル基板の製造方法の実施の形態1を工程順に示す図。 本発明によるフレキシブル基板の製造方法の実施の形態3を工程順に示す図。 本発明によるフレキシブル基板の製造方法の実施の形態4を工程順に示す図。 本発明によるフレキシブル基板の製造方法の実施の形態5を工程順に示す図。 本発明によるフレキシブル基板の製造方法の実施の形態6を工程の一部を工程順に示す図。
符号の説明
10…鋳型、11…凸部、13…導電材料層(金属ペースト)、20…樹脂フィルム、31…凹部、30…樹脂成形品、32、32a…導体、33…基板、33a…ペースト充填基板、33b…導体を過剰析出させた基板、33c…ポリカーボネート膜付き基板、34…金属配線、36…充填した金属ペースト、37…ポリカーボネートワニス(ポリカーボネート膜)、40…フレキシブル基板

Claims (6)

  1. 樹脂材料中に金属配線を埋設しているフレキシブル基板であって、
    樹脂フィルムの一方の表面に配線パターンに応じた凹部が加工され該凹部内に導体が充填されている基板同士が、前記一方の面側が熱融着されることにより一体に張り合わされており、かつ双方の基板における互いに対向する導体同士が電気的に導通した状態で一体化した金属配線として樹脂材料中に埋設していることを特徴とするフレキシブル基板。
  2. 樹脂材料中に金属配線を埋設しているフレキシブル基板であって、
    樹脂フィルムの一方の表面に配線パターンに応じた凹部が加工されており、該凹部底面には導電材料層が形成されており、該凹部内には無電解めっき処理または電解めっき処理によって前記導電材料層を核として析出された導体が充填されている基板同士が、前記一方の面側が熱融着されることにより一体に張り合わされており、かつ双方の基板における互いに対向する導体同士は電気的に導通した状態で一体化した金属配線として樹脂材料中に埋設していることを特徴とするフレキシブル基板。
  3. 樹脂材料中に金属配線を埋設しているフレキシブル基板を製造する方法であって、
    配線パターンに応じた凸部を表面に持つ鋳型を用い、前記鋳型を樹脂フィルムの一方の表面に圧接して前記凸部形状を樹脂フィルムの一方の表面に転写し、前記転写された凹部内に導体を充填して基板を製造する基板製造工程と、
    前記基板製造工程で作られた2枚の基板を双方の基板における前記導体同士が互いに対向するようにして配置する工程と、
    前記対向配置した2枚の基板を加熱圧着し、前記対向配置する2つの導体を電気的に導通した状態に一体化して金属配線とするとともに、対向配置する2枚の樹脂フィルム同士を熱融着により一体に張り合わせて前記金属配線を樹脂材料中に埋設する工程と、
    を少なくとも有することを特徴とするフレキシブル基板の製造方法。
  4. 樹脂材料中に金属配線を埋設しているフレキシブル基板を製造する方法であって、
    配線パターンに応じた凸部を表面に有する鋳型を用い、該鋳型の前記凸部先端に導電材料層を付与する工程と、前記凸部先端に導電材料層が付与された鋳型を樹脂フィルムの一方の表面に圧接して前記凸部形状とともに前記導電材料層を樹脂フィルムの一方の表面に転写する工程と、前記転写された導電材料層をベース材として無電解めっき処理または電解めっき処理により前記導電材料層を核として前記凹部に導体を析出させて前記転写された凹部内に導体を充填する工程とを少なくとも行って基板を製造する基板製造工程と、
    前記基板製造工程で作られた2枚の基板を双方の基板における前記導体同士が互いに対向するようにして配置する工程と、
    前記対向配置した2枚の基板を加熱圧着し、前記対向配置する2つの導体を電気的に導通した状態に一体化して金属配線とするとともに、対向配置する2枚の樹脂フィルム同士を熱融着により一体に張り合わせて前記金属配線を樹脂材料中に埋設する工程と、
    を少なくとも有することを特徴とするフレキシブル基板の製造方法。
  5. 前記導電材料層を形成する素材として、金属ペーストまたはレジネートペーストを用いることを特徴とする請求項4に記載の製造方法。
  6. 前記鋳型の素材として、ガラス、シリコン、石英、ステンレス、樹脂、金属のいずれかを用いることを特徴とする請求項3または4に記載のフレキシブル基板の製造方法。
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