JP2008235591A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高信頼性の半導体装置を提供すること。
【解決手段】少なくとも一部が外部に露出したパッドP1〜P25が接続されたトランジスタ素子N1〜N12、少なくとも一部が外部に露出した抵抗用パッドが接続された抵抗素子R1〜R12を備え、第1段トランジスタ素子N1を除いた各段のトランジスタ素子N2〜N12におけるゲートを直列接続された各段の抵抗素子R1〜R12及び容量素子C1〜C12の間にワイヤー10を介して接続し、第1段のトランジスタ素子N1のソースが第1段の抵抗素子R1と第1段の容量素子C1の間にワイヤー10を介して接続し、第12段のトランジスタ素子N12のドレインを第12段の抵抗素子R12と第12段の容量素子C12の間にワイヤー10を介して接続する。
【選択図】図3

Description

本発明は、インバータ駆動用等の高電圧ICに適用することのできる半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
従来、高耐圧の半導体装置として特許文献1に示すものがあった。図10は、従来技術である特許文献1における半導体装置の等価回路図である。
図10に示すように、特許文献1における半導体装置では、互いに絶縁分離されたn個(n≧2)のトランジスタ素子Tr1〜Trnが、GND電位と所定電位Vsとの間で、GND電位側を第1段、所定電位Vs側を第n段として、順次直列接続されている。また、第1段のトランジスタ素子Tr1のゲート端子が、半導体装置10の入力端子となっており、n個の抵抗素子R1〜Rnが、GND電位と所定電位Vsとの間で、GND電位側を第1段、所定電位Vs側を第n段として、順次直列接続されている。そして、第1段のトランジスタ素子Tr1を除いた各段のトランジスタ素子Tr2〜Trnにおけるゲート端子が、直列接続された各段の抵抗素子R1〜Rnの間の接続点にそれぞれ順次接続され、第n段のトランジスタ素子Trnにおける所定電位Vs側の端子から、所定の抵抗値を有する負荷抵抗(図示省略)を介して、出力が取り出される。
なお、この半導体装置におけるn個のトランジスタ素子Tr1〜Trnは、埋め込み酸化膜を有するSOI構造半導体基板のn導電型半導体層に形成されている。また、n個のトランジスタ素子Tr1〜Trnは、例えば、Nチャネル形のLDMOSなどからなり、埋め込み酸化膜に達する素子分離トレンチにより、互いに絶縁分離されている。
そして、埋め込み酸化膜に達する多重のフィールド分離トレンチが形成され、互いに絶縁分離されたn個のトランジスタ素子Tr1〜Trnが、フィールド分離トレンチにより囲まれた各フィールド領域に、高段のトランジスタ素子を内包するようにして、一個ずつ順次配置されている。
これにより、GND電位から所定電位Vsまでの電圧増加に応じて、フィールド分離トレンチにより囲まれた各フィールド領域に加わる電圧を均等化し、n個のトランジスタ素子Tr1〜Trnの担当電圧範囲をGND電位から所定電位Vsに向かって順番に移行させることができる。従って、一般的な製造方法を用いて安価に製造できる通常の耐圧を有するトランジスタ素子であっても、トランジスタ素子の個数nを適宜設定することにより、全体として必要とされる高い耐圧を確保した半導体装置とすることができる。
特開2006−148058号公報
しかしながら、特許文献1に示す半導体装置においては、アルミ配線にて各素子(トランジスタ素子、抵抗素子など)間が電気的に接続されている。したがって、半導体装置の検査を実施する場合、素子の組み合わせで検査した場合の不良を検出することはできるものの、素子単位の検査(例えば、微小な抵抗値ずれなど)を行うことができないという問題があった。したがって、素子単位の耐久劣化や特性変動などが生じる可能性がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、高信頼性の半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の半導体装置は、互いに絶縁分離されたn個(n≧2)のトランジスタ素子が、第1の所定電位と第1の所定電位とは異なる第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段トランジスタ素子、第2の所定電位側を第n段トランジスタ素子として順次直列接続され、第1段トランジスタ素子におけるゲート端子を入力端子とし、n個の抵抗素子及びn個の容量素子が第1の所定電位と第2の所定電位との間で第1の所定電位側を第1段抵抗素子及び第1段容量素子、第2の所定電位側を第n段抵抗素子及び第n段容量素子として順次直列接続され、第n段トランジスタ素子における第2の所定電位側の端子を出力端子とする半導体装置であって、n個のトランジスタ素子における各端子には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出したトランジスタ用パッドが接続され、各段の抵抗素子間及び直列接続されたn個の抵抗素子の両端には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した抵抗用パッドが接続され、各段の容量素子間及び直列接続されたn個の容量素子の両端には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した容量用パッドが接続され、第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲートに接続されたトランジスタ用パッド、各段の抵抗素子間に接続された抵抗用パッド、各段の容量素子間に接続された容量用パッドが導電性の接続部材を介して電気的に接続されており、直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端に接続されたトランジスタ用パッド、直列接続されたn個の抵抗素子の両端に接続された抵抗用パッド、直列接続されたn個の容量素子の両端に接続された容量用パッドが導電性の接続部材を介して電気的に接続されていることを特徴とするものである。
このようにすることによって、各パッドを用いてトランジスタ素子、抵抗素子、容量素子を素子単位で検査した後に、素子間を電気的に接続することができる。したがって、素子単位で検査ができるので、素子単位の耐久劣化、特性変動を防止することができ、高信頼性の半導体装置とすることができる。
また、請求項2に示すように、接続部材は、リードを介して電気的に接続するようにしてもよい。
このようにすることによって、各パッド間の間隔が狭い場合であっても容易に接続することができる。
また、上記目的を達成するために請求項3に記載の半導体装置は、互いに絶縁分離されたn個(n≧2)のトランジスタ素子が、第1の所定電位と第1の所定電位とは異なる第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段トランジスタ素子、第2の所定電位側を第n段トランジスタ素子として、順次直列接続され、第1段トランジスタ素子におけるゲート端子を入力端子とし、n個の抵抗素子及びn個の容量素子が第1の所定電位と第2の所定電位との間で第1の所定電位側を第1段抵抗素子及び第1段容量素子、第2の所定電位側を第n段抵抗素子及び第n段容量素子として順次直列接続され、第n段トランジスタ素子における第2の所定電位側の端子を出力端子とする半導体装置であって、n個のトランジスタ素子における各端子には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出したトランジスタ用パッドが接続され、各段の抵抗素子間及び直列接続されたn個の抵抗素子の両端には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した抵抗用パッドが接続され、各段の容量素子間及び前記直列接続されたn個の容量素子の両端には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した容量用パッドが接続され、第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲート、各段の抵抗素子間、各段の容量素子間がスイッチを介して接続されており、直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端、直列接続されたn個の抵抗素子の両端、直列接続されたn個の容量素子の両端がスイッチを介して接続されていることを特徴とするものである。
このようにすることによっても、各パッドを用いてトランジスタ素子、抵抗素子、容量素子を素子単位で検査した後に、素子間を電気的に接続することができる。したがって、素子単位で検査ができるので、素子単位の耐久劣化、特性変動を防止することができ、高信頼性の半導体装置とすることができる。
また、上記目的を達成するために請求項4に記載の半導体装置は、互いに絶縁分離されたn個(n≧2)のトランジスタ素子が、第1の所定電位と第1の所定電位とは異なる第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段トランジスタ素子、第2の所定電位側を第n段トランジスタ素子として順次直列接続され、第1段トランジスタ素子におけるゲート端子を入力端子とし、n個の抵抗素子及びn個の容量素子が第1の所定電位と第2の所定電位との間で第1の所定電位側を第1段抵抗素子及び第1段容量素子、第2の所定電位側を第n段抵抗素子及び第n段容量素子として順次直列接続され、第n段トランジスタ素子における第2の所定電位側の端子を出力端子とする半導体装置であって、n個のトランジスタ素子における各端子には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出したトランジスタ用パッドが接続され、各段の抵抗素子間及び直列接続されたn個の抵抗素子の両端には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した抵抗用パッドが接続され、各段の容量素子間及び直列接続されたn個の容量素子の両端には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した容量用パッドが接続され、第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲートにつながる配線、直列接続された各段の抵抗素子の間につながる配線、直列接続された各段の容量素子の間につながる配線が絶縁膜を介して積層されており、配線の材料が絶縁膜に拡散することによって互いの配線が電気的に接続されており、直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端につながる配線、直列接続されたn個の抵抗素子の両端につながる配線、直列接続されたn個の容量素子の両端につながる配線が絶縁膜を介して積層されており、配線の材料が絶縁膜に拡散することによって互いの配線が電気的に接続されていることを特徴とするものである。
このようにすることによっても、各パッドを用いてトランジスタ素子、抵抗素子、容量素子を素子単位で検査した後に、素子間を電気的に接続することができる。したがって、素子単位で検査ができるので、素子単位の耐久劣化、特性変動を防止することができ、高信頼性の半導体装置とすることができる。
また、請求項5に示すように、n個のトランジスタ素子は、互いに絶縁分離されたn個のフィールド領域にそれぞれ配置されるものであり、各フィールド領域は、トランジスタ素子のゲート端子にて電位が固定されているようにしてもよい。
このようにすることによっても、各フィールド領域間のリーク電流も検査することができる。
また、上記目的を達成するために請求項6に記載の半導体装置は、互いに絶縁分離されたn個(n≧2)のトランジスタ素子が、第1の所定電位と第1の所定電位とは異なる第2の所定電位との間で第1の所定電位側を第1段トランジスタ素子、第2の所定電位側を第n段トランジスタ素子として順次直列接続され、第1段トランジスタ素子におけるゲート端子を入力端子とし、n個の抵抗素子及びn個の容量素子が第1の所定電位と第2の所定電位との間で第1の所定電位側を第1段抵抗素子及び第1段容量素子、第2の所定電位側を第n段抵抗素子及び第n段容量素子として順次直列接続され、第n段トランジスタ素子における第2の所定電位側の端子を出力端子とする半導体装置であって、n個のトランジスタ素子における各端子には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出したトランジスタ用パッドが接続され、各段の抵抗素子間及び直列接続されたn個の抵抗素子の両端には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した抵抗用パッドが接続され、各段の容量素子間及び直列接続されたn個の容量素子の両端には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した容量用パッドが接続され、第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲート、各段の抵抗素子間、各段の容量素子間が電気的に接続可能な状態であり、直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端、直列接続されたn個の抵抗素子の両端、直列接続されたn個の容量素子の両端が電気的に接続可能な状態であることを特徴とするものである。
このようにすることによって、各パッドを用いてトランジスタ素子、抵抗素子、容量素子を素子単位で検査することができるため、素子単位の耐久劣化、特性変動を防止することができ、高信頼性の半導体装置とすることができる。
なお、請求項7に記載の半導体装置における作用・効果に関しては、上述の請求項5に記載の半導体におけるものと同様であるため説明を省略する。
また、請求項8に示すように、トランジスタ用パッド、抵抗用パッド、容量用パッドの少なくとも一つは、トランジスタ素子、抵抗素子、容量素子の少なくとも一つの上側に配置するようにしてもよい。
このようにすることによって、トランジスタ素子、抵抗素子、容量素子の上側に配置したパッドの分だけ半導体装置の表面を有効に活用することができる。すなわち、半導体装置における無効領域を低減することができる。
また、上記目的を達成するために請求項9に記載の半導体装置の製造方法では、互いに絶縁分離されたn個(n≧2)のトランジスタ素子が、第1の所定電位と第1の所定電位とは異なる第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段トランジスタ素子、第2の所定電位側を第n段トランジスタ素子として順次直列接続され、第1段トランジスタ素子におけるゲート端子を入力端子とし、n個の抵抗素子及びn個の容量素子が第1の所定電位と第2の所定電位との間で第1の所定電位側を第1段抵抗素子及び第1段容量素子、第2の所定電位側を第n段抵抗素子及び第n段容量素子として順次直列接続され、第n段トランジスタ素子における第2の所定電位側の端子を出力端子とし、n個のトランジスタ素子における各端子には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出したトランジスタ用パッドが接続され、各段の抵抗素子間及び直列接続されたn個の抵抗素子の両端には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した抵抗用パッドが接続され、各段の容量素子間及び直列接続されたn個の容量素子の両端には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した容量用パッドが接続された半導体装置の製造方法であって、トランジスタ用パッド、前記抵抗用パッド、容量用パッドを用いて、トランジスタ素子、抵抗素子、容量素子の検査を行う検査工程と、検査工程後に第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲート、各段の抵抗素子間、各段の容量素子間を電気的に接続し、直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端、直列接続されたn個の抵抗素子の両端、直列接続されたn個の容量素子の両端を電気的に接続する接続工程とを備えることを特徴とするものである。
このように、各パッドを用いてトランジスタ素子、抵抗素子、容量素子の検査を行った後に、第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲート、各段の抵抗素子間、各段の容量素子間を電気的に接続し、直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端、直列接続されたn個の抵抗素子の両端、直列接続されたn個の容量素子の両端を電気的に接続することによって、トランジスタ素子、抵抗素子、容量素子を素子単位で検査することができるため、素子単位の耐久劣化、特性変動を防止することができ、高信頼性の半導体装置とすることができる。
なお、請求項10に記載の半導体装置の製造方法における作用・効果に関しては、上述の請求項5に記載の半導体におけるものと同様であるため説明を省略する。
また、接続工程として、請求項11に示すように、トランジスタ用パッド、抵抗用パッド、容量用パッドを導電性の接続部材を介して電気的に接続するようにしてもよい。
また、請求項12に示すように、第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲート、各段の抵抗素子間、各段の容量素子間がスイッチを介して接続されており、直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端、直列接続されたn個の抵抗素子の両端、直列接続されたn個の容量素子の両端がスイッチを介して接続されており、検査工程においてはスイッチを非導通状態とし、接続工程においてはスイッチを導通状態とするようにしてもよい。
このようにすることによって、スイッチを非導通状態と導通状態とで切り換えるだけで容易に接続工程を行うことができるので好ましい。
また、請求項13に示すように、第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲートにつながる配線、直列接続された各段の抵抗素子の間につながる配線、直列接続された各段の容量素子の間につながる配線が絶縁膜を介して積層されており、直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端につながる配線、直列接続されたn個の抵抗素子の両端につながる配線、直列接続されたn個の容量素子の両端につながる配線が絶縁膜を介して積層されており、接続工程においては積層された配線の材料を絶縁膜に拡散することによって互いの配線を電気的に接続するようにしてもよい。
このようにすることによっても、第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲート、各段の抵抗素子間、各段の容量素子間を電気的に接続し、直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端、直列接続されたn個の抵抗素子の両端、直列接続されたn個の容量素子の両端を電気的に接続することができる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す平面図である。図2は、本発明の実施の形態における半導体装置の検査前の等価回路図である。図3は、本発明の実施の形態における半導体装置の検査後の等価回路図である。
本実施の形態においては、本発明の半導体装置をGND電位と高電位との間で入力信号をレベルシフトするレベルシフト回路に適用した例を用いて説明する。本実施の形態に係る半導体装置100は、埋め込み酸化膜を有するSOI構造半導体基板の半導体層に形成され、埋め込み酸化膜に達するn個(n≧2)の素子分離トレンチにより互いに絶縁分離されたn個のトランジスタ素子が、第1の所定電位とその第1の所定電位とは異なる第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段トランジスタ素子、第2の所定電位側を第n段トランジスタ素子として、順次直列接続され、第1段トランジスタ素子におけるゲート端子を入力端子とし、n個の抵抗素子及び容量素子が、第1の所定電位と第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段抵抗素子及び第1段容量素子、第2の所定電位側を第n段抵抗素子及び第n段容量素子として、順次直列接続され、第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲート端子が、直列接続された各段の抵抗素子及び容量素子の間に、それぞれ、順次接続され、第n段トランジスタ素子における第2の所定電位側の端子から、出力が取り出される構成の半導体装置100である。基本構造の詳細については、本出願人による特開2006−148058号公報を参照されたい。
図1又は図2などに示すように、本実施の形態においては、n個(n≧2)のトランジスタ素子N1〜Nn(本実施の形態においてはN1〜N12、以下、N1〜N12とも称する)として、Nチャネル型のLDMOS(Lateral Double−diffused MOS)が採用されている。各トランジスタ素子N1〜N12は、埋め込み酸化膜(図示省略)上の半導体層(図示省略)に形成されており、埋め込み酸化膜に達する素子分離トレンチによりそれぞれ取り囲まれて周りから絶縁分離されている。このトランジスタ素子N1〜N12が多段に直列接続される。そして、n個のトランジスタ素子N1〜Nnのゲートとソースの間には、ツェナーダイオードD1〜Dn(本実施の形態においてはD1〜D12、以下、D1〜D12とも称する)が接続される。
また、図1又は図2などに示すように、トランジスタ素子N1〜N12における各端子(ドレイン、ゲート、ソース)には、他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出したトランジスタ用パッド(以下、パッドP1〜P25とも称する)が接続されている。具体的には、トランジスタ素子N1〜N12におけるゲート、第1段トランジスタN1のソース、第n段トランジスタNn(N12)のドレイン、第2段トランジスタN2から第n段トランジスタNn(N12)におけるトランジスタ素子間にトランジスタ用パッドが接続されている。例えば、トランジスタN2の場合、ゲートにパッドP14、ソースにパッドP2、ドレインにパッドP3が接続されている。また、パッドP3は、トランジスタN3のソースにも接続されている。
なお、第1段トランジスタN1のゲートには、入力パッドP100が接続されており、第n段トランジスタNn(N12)のドレインには、出力パッドP200が接続されている。また、第2段トランジスタN2のソースは、入力抵抗Rinの一方の端子が接続されており、入力抵抗Rinの他方の端子には第1段トランジスタN1のドレインが接続されている。
また、半導体装置100における半導体層(図示省略)には、埋め込み酸化膜に達するフィールド分離トレンチTn(本実施の形態においてはT1〜T12、以下、T1〜T12とも称する)が多重に形成され、フィールド分離トレンチT1〜T12により囲まれた各フィールド領域F1〜Fn(本実施の形態においてはF1〜F12、以下、F1〜F12とも称する)に、n個のトランジスタ素子N1〜Nnが1個ずつ順次配置されている。なお、トランジスタ素子N1〜N12のゲートが各フィールド領域F1〜F12のフィールド電位を固定している。
また、本実施の形態においては、フィールド分離トレンチT12に囲まれる領域に、さらに埋め込み酸化膜に達するフィールド分離トレンチT13(Tn+1)が形成されている。このフィールド分離トレンチT13により囲まれたフィールド領域F13(Fn+1)は、高電位基準回路が形成される。また、フィールド分離トレンチT1により囲まれたフィールド領域F1は、GND基準回路が形成される。
さらに、半導体装置100では、図1又は図2などに示すように、n個の抵抗素子R1〜Rn(本実施の形態においてはR1〜R12、以下、R1〜R12とも称する)が多段に直列接続されると共に、n個の容量素子C1〜Cn(本実施の形態においてはC1〜C12、以下、C1〜C12とも称する)が多段に直列接続される。そして、各段の抵抗素子R1〜R12間、及び直列接続されたn個の抵抗素子R1〜R12の両端(抵抗素子R1及びR12の端子)には、他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した抵抗用パッド(以下、パッドP26〜P38とも称する)が接続されている。一方、各段の容量素子C1〜C12間、及び直列接続されたn個の容量素子C1〜C12の両端(容量素子C1及びC12の端子)には、他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した容量用パッド(以下、パッドP39〜P51とも称する)が接続されている。なお、パッドP39は、ソースパッドP300とも接続されており、パッドP51は、ドレインパッドP400とも接続されている。
したがって、半導体装置100は、第1段トランジスタ素子N1を除いた各段のトランジスタ素子N2〜N12におけるゲート、各段の抵抗素子R1〜R12間、各段の容量素子C1〜C12間が電気的に接続可能な状態であり、直列接続された12個のトランジスタ素子N1〜N12の両端、直列接続された12個の抵抗素子R1〜R12の両端、直列接続された12個の容量素子C1〜C12の両端が電気的に接続可能な状態である。
ここで、半導体装置100における検査について説明する。上記構成の半導体装置100においては、容量素子C1〜C12の容量耐圧リーク電流、抵抗素子R1〜R12の抵抗絶対値、トランジスタ素子N1〜N12のドレイン―ソース間耐圧リーク電流、各段のトレンチT1〜T12(フィールド領域F1〜F12)間リーク電流を検査することができる。
容量素子C1〜C12の容量耐圧リーク電流の検査を行う場合は、直列接続された容量素子C1〜C12の両端に接続されるソースパッドP300とドレインパッドP400との間に電圧を印加して測定する。
抵抗素子R1〜R12の抵抗絶対値の検査を行う場合は、抵抗素子R1〜R12の端子間に電圧を印加して測定する。例えば、抵抗素子R2の場合は、パッドP27とパッドP28との間に電圧を印加して測定する。
トランジスタ素子N1〜N12のドレイン―ソース間耐圧リーク電流を検査する場合、トランジスタN1〜N12のゲート端子を0Vとし、ドレイン―ソース間に保証電圧を印加して測定する。例えば、トランジスタ素子N2の場合は、パッドP14を0Vとして、パッドP2とパッドP3間に保証電圧を印加して測定する。
各段のトレンチT1〜T12(フィールド領域F1〜F12)間リーク電流を測定する場合は、トランジスタ素子N1〜N12のゲート端子が各段のフィールド領域F1〜F12のフィールド電位を固定しているため、これを利用して、各段のフィールド領域F1〜F12間(例えば、パッドP14とパッドP15)に電圧を印加して測定する。
また、素子単位の検査を終了した半導体装置100は、図3に示すように、パッドP1〜P51がワイヤー(導電性の接続部材)10によって接続される。具体的には、半導体装置100は、第1段トランジスタ素子N1を除いた各段のトランジスタ素子N2〜N12におけるゲートに接続されたトランジスタ用パッド(パッドP14〜P24)、各段の抵抗素子R1〜R12間に接続された抵抗用パッド(パッドP27〜P37)、各段の容量素子C1〜C12間に接続された容量用パッド(パッドC40〜C50)がワイヤー10を介して電気的に接続され、直列接続されたトランジスタ素子N1〜N12の両端に接続されたトランジスタ用パッド(パッドP13、P25)、直列接続された抵抗素子R1〜R12の両端に接続された抵抗用パッド(パッドP26、P38)、直列接続された容量素子C1〜C12の両端に接続された容量用パッド(パッドP39、P51)がワイヤー10を介して電気的に接続される。
つまり、第1段トランジスタ素子N1を除いた各段のトランジスタ素子N2〜N12におけるゲートが、直列接続された各段の抵抗素子R1〜R12及び容量素子C1〜C12の間に、それぞれ、ワイヤー10を介して順次接続される。そして、第1段のトランジスタ素子N1のソースが第1段の抵抗素子R1と第1段の容量素子C1の間にワイヤー10を介して接続されると共に、第n段のトランジスタ素子N12のドレインが、第n段の抵抗素子R12と第n段の容量素子C12の間にワイヤー10を介して接続される。
換言すると、パッドP1〜P51は、半導体装置100を検査する際に用いる検査用パッドと、半導体装置100を実際に使用する際に用いる実使用パッド(トランジスタ素子N1〜N12、抵抗素子R1〜R12、容量素子C1〜C12を電気的に接続する接続用パッド)とを兼ねるものである。
なお、ワイヤー10は、リードを介して電気的に接続するようにしてもよい。このようにすることによって、各パッドP1〜P51間の間隔が狭い場合であっても容易に接続することができる。
半導体装置100は、GND電位と高電位の間の電圧がn個のトランジスタ素子N1〜Nnにより分割され、第1段から第n段の各トランジスタ素子N1〜Nnが、それぞれの電圧範囲を分担している。従って、GND電位と高電位の間の電圧を1個のトランジスタ素子で分担する場合に較べて、各トランジスタ素子N1〜N12に要求されるDC耐圧を低減することができる。尚、隣り合う絶縁分離されたトランジスタ素子N1〜N12同士の間には、n重のフィールド分離トレンチT1〜T12が一つ存在するだけであるため、n個のトランジスタ素子N1〜N12の接続配線が容易になると共に、占有面積を低減して、半導体装置100を小型化することができる。なお、半導体装置100においては、n個のトランジスタ素子N1〜Nnが、同じ耐圧を有してなることが好ましい。これにより、GND電位と高電位の間に挿入されるトランジスタ素子N1〜Nnの分担する電圧(耐圧)を均等にして、最小化することができる。
なお、本実施の形態に係る半導体装置100は、例えば、インバータ駆動用の高電圧IC(例えば、車載モータのインバータ駆動用の高電圧IC、車載エアコンのインバータ駆動用の高電圧IC)において、所定の電源電位を浮遊電位とする、レベルシフト回路に好適である。また、これに限らず、民生・産業用モータ制御分野にも適用することができる。
ここで半導体装置100の製造方法に関して説明する。まず、埋め込み酸化膜を有するSOI構造半導体基板の半導体層に、埋め込み酸化膜に達するn個(n≧2)のトランジスタ素子N1〜Nn、n個の抵抗素子R1〜Rn、入力抵抗Rin、出力抵抗Rout、n個の容量素子C1〜Cn、n個のフィールド分離トレンチT12を形成する。そして、トランジスタ用パッド(パッドP13、P25)、抵抗用パッド(パッドP26〜P38)、容量用パッド(パッドP39〜P51)、入力パッドP100、出力パッドP200、ソースパッドP300、ドレインパッドP400を少なくとも一部が外部に露出するように形成する。このようにして、図1に示す半導体装置100が形成される。
次に、トランジスタ用パッド(パッドP1〜P25)、抵抗用パッド(パッドP26〜P38)、容量用パッド(パッドP39〜P51)を用いて素子(トランジスタ素子N1〜N12、抵抗素子R1〜R12、容量素子C1〜C12)単位の検査を行う(検査工程)。具体的には、容量素子C1〜C12の容量耐圧リーク電流、抵抗素子R1〜R12の抵抗絶対値、トランジスタ素子N1〜N12のドレイン―ソース間耐圧リーク電流、各段のトレンチT1〜T12(フィールド領域F1〜F12)間リーク電流の検査を行う。
そして、検査工程が終わると(検査工程にて良判定された半導体層値100のみ)、パッドP1〜51をワイヤー10を用いてワイヤーボンディングすることによって電気的に接続する(接続工程)。
このように、トランジスタ用パッド(パッドP1〜P25)、抵抗用パッド(パッドP26〜P38)、容量用パッド(パッドP39〜P51)を設けることによって、このパッドを用いて素子(トランジスタ素子N1〜N12、抵抗素子R1〜R12、容量素子C1〜C12)単位の検査を行うことができる。
さらに、このように素子単位で検査を行うことによって、素子単位の耐久劣化、特性変動を防止することができ、高信頼性の半導体装置100とすることができる。
(変形例1)
図4は、本発明の変形例1における半導体装置の概略構成を示す平面図である。この図4に示すように、各パッドP1〜P51は、接続部材として導電性の球状体である導電性ボール20を用いて接続するようにしてもよい。このようにすることによっても、素子(トランジスタ素子N1〜N12、抵抗素子R1〜R12、容量素子C1〜C12)単位の検査を行うことができる。さらに、このように素子単位で検査を行うことによって、素子単位の耐久劣化、特性変動を防止することができ、高信頼性の半導体装置100とすることができる。
また、このほかにも、図示はしないが、導電性の板状体で接続してもよいし、タングステンなどを蒸着することによって接続するようにしてもよい。
(変形例2)
図5は、本発明の変形例2における半導体装置の概略構成を示す平面図である。この図5に示すように、各パッドP1〜P51は、スイッチ素子(例えば、デプレション型トランジスタ)30を用いて接続するようにしてもよい。この場合、半導体装置100を検査する時はスイッチ30を非導通状態とし、半導体装置100を実際に使用する時はスイッチ30を導通状態とする。このようにすることによっても、素子(トランジスタ素子N1〜N12、抵抗素子R1〜R12、容量素子C1〜C12)単位の検査を行うことができる。さらに、このように素子単位で検査を行うことによって、素子単位の耐久劣化、特性変動を防止することができ、高信頼性の半導体装置100とすることができる。また、変形例2の場合、スイッチ素子30を非導通状態と導通状態とで切り換えるだけで容易に接続工程を行うことができるので好ましい。
(変形例3)
図6は、本発明の変形例3における半導体装置の概略構成を示す平面図である。図7は、図6の部分的な拡大図である。なお、上述の実施の形態と変形例3との相違点は、素子間の接続方法である。従って、この相違点を重点的に説明する。
図6に示すように、半導体装置100は、埋め込み酸化膜1を有するSOI構造半導体基板(支持基板1、半導体層(n層3a、n層3b))に形成される。このSOI半導体基板には、埋め込み酸化膜1に達するn個(n≧2)の素子分離トレンチTにより互いに絶縁分離されたn個のトランジスタ素子N(N1〜Nn)、n個の抵抗素子R(R1〜Rn)、n個の容量素子C(C1〜Cn)、GND電位基準回路200、高電位基準回路300などが形成される。また、SOI構造半導体基板上には、SiO2などからなる層間絶縁膜4を介して、例えばAlからなる配線(1stAl6a、2ndAl6b)が積層されている。
そして、第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲートにつながる配線、直列接続された各段の抵抗素子の間につながる配線、直列接続された各段の容量素子の間につながる配線の少なくとも一部が絶縁膜を介して積層されており、少なくとも一部がパッドP14〜P24、P27〜P37、P40〜P50に接続されている。
また、直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端につながる配線、直列接続されたn個の抵抗素子の両端につながる配線、直列接続されたn個の容量素子の両端につながる配線の少なくとも一部が絶縁膜を介して積層されており、少なくとも一部がパッドP13、パッドP26、パッドP38、パッドP39、パッドP51に接続されている。
そして、各パッドP1〜P51を用いて素子単位に検査(検査工程)を行った後に、図7に示すように、積層された配線(1stAl6a、2ndAl6b)にレーザー光などを照射することによって、配線(1stAl6a、2ndAl6b)の材料を層間絶縁膜4に拡散することによって互いの配線(1stAl6a、2ndAl6b)を電気的に接続する(接続工程)。
このようにしても、第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲートが、直列接続された各段の抵抗素子及び容量素子の間に、それぞれ、順次接続される。そして、第1段のトランジスタ素子のソースが第1段の抵抗素子と第1段の容量素子の間に接続されると共に、第n段のトランジスタ素子のドレインが、第n段の抵抗素子と第n段の容量素子の間に接続される。
このようにすることによっても、素子(トランジスタ素子N、抵抗素子R、容量素子C)単位の検査を行うことができる。さらに、このように素子単位で検査を行うことによって、素子単位の耐久劣化、特性変動を防止することができ、高信頼性の半導体装置100とすることができる。
(変形例4)
図8は、本発明の変形例4における半導体装置の概略構成を示す断面図である。この図8に示すように、半導体装置100aにおいては、容量素子間に接続される容量用パッド(パッドP40〜P50)を容量素子C1〜C12の上側に配置する。このようにすることによって、そのパッドP40〜P50の分だけ半導体装置100aの表面を有効に活用することができる。換言すると、半導体装置100aにおける無効領域を低減することができる。
なお、変形例4においては、パッドを容量素子の上側に配置する例を用いて説明したが、他のトランジスタ素子、抵抗素子の上側にパッドを配置することによって同様の効果を達成することができる。
(変形例5)
図9は、本発明の変形例5における半導体装置の概略構成を示す等価回路図である。
この図9に示すように、容量素子C1〜C12とトランジスタ素子N1〜N12のゲートとをアルミ配線で接続するようにしてもよい。このようにすることによって、パッドの数を低減(P13〜P25を削除)することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態においては、トランジスタ素子N1〜Nn)として、LDMOSを採用する例を示した。しかしながら、LDMOS以外のMOSトランジスタ素子を採用することもできる。また、MOSトランジスタ素子以外にも、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)素子を採用することもできる。
本発明の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の検査前の等価回路図である。 本発明の実施の形態における半導体装置の検査後の等価回路図である。 本発明の変形例1における半導体装置の概略構成を示す平面図である。 本発明の変形例2における半導体装置の概略構成を示す平面図である。 本発明の変形例3における半導体装置の概略構成を示す平面図である。 図6の部分的な拡大図である。 本発明の変形例4における半導体装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の変形例5における半導体装置の概略構成を示す等価回路図である。 従来技術における半導体装置の等価回路図である。
符号の説明
1 埋め込み酸化膜、2 支持基板、3a n層、3b n層、4 層間絶縁膜、5 パッシベーション、6a 1stAl、6b 2ndAl、10 ワイヤー、20 導電性ボール、30 スイッチ素子(デプレション型トランジスタ)、D1〜D12 ツェナーダイオード、C,C1〜C12 コンデンサ素子、R,R1〜R12 抵抗素子、Rin 入力抵抗、Rout 出力抵抗、N,N1〜N12 NチャネルLDMOS(トランジスタ素子)、P1〜P51 パッド、P100 入力パッド、P200 出力パッド、P300 ソースパッド、P400 ドレインパッド、T1〜T13 絶縁分離トレンチ、F1〜F13 フィールド領域、100 レベルシフト回路、200 GND電位基準回路、300 高電位基準回路

Claims (13)

  1. 互いに絶縁分離されたn個(n≧2)のトランジスタ素子が、第1の所定電位と当該第1の所定電位とは異なる第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段トランジスタ素子、第2の所定電位側を第n段トランジスタ素子として、順次直列接続され、
    前記第1段トランジスタ素子におけるゲート端子を入力端子とし、
    n個の抵抗素子及びn個の容量素子が、前記第1の所定電位と前記第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段抵抗素子及び第1段容量素子、第2の所定電位側を第n段抵抗素子及び第n段容量素子として、順次直列接続され、
    前記第n段トランジスタ素子における前記第2の所定電位側の端子を出力端子とする半導体装置であって、
    前記n個のトランジスタ素子における各端子には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出したトランジスタ用パッドが接続され、
    前記各段の抵抗素子間、及び前記直列接続されたn個の抵抗素子の両端には、他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した抵抗用パッドが接続され、
    前記各段の容量素子間、及び前記直列接続されたn個の容量素子の両端には、他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した容量用パッドが接続され、
    前記第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲートに接続されたトランジスタ用パッド、前記各段の抵抗素子間に接続された前記抵抗用パッド、前記各段の容量素子間に接続された前記容量用パッドが導電性の接続部材を介して電気的に接続されており、
    前記直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端に接続された前記トランジスタ用パッド、前記直列接続されたn個の抵抗素子の両端に接続された前記抵抗用パッド、前記直列接続されたn個の容量素子の両端に接続された前記容量用パッドが導電性の接続部材を介して電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記接続部材は、リードを介して電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 互いに絶縁分離されたn個(n≧2)のトランジスタ素子が、第1の所定電位と当該第1の所定電位とは異なる第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段トランジスタ素子、第2の所定電位側を第n段トランジスタ素子として、順次直列接続され、
    前記第1段トランジスタ素子におけるゲート端子を入力端子とし、
    n個の抵抗素子及びn個の容量素子が、前記第1の所定電位と前記第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段抵抗素子及び第1段容量素子、第2の所定電位側を第n段抵抗素子及び第n段容量素子として、順次直列接続され、
    前記第n段トランジスタ素子における前記第2の所定電位側の端子を出力端子とする半導体装置であって、
    前記n個のトランジスタ素子における各端子には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出したトランジスタ用パッドが接続され、
    前記各段の抵抗素子間、及び前記直列接続されたn個の抵抗素子の両端には、他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した抵抗用パッドが接続され、
    前記各段の容量素子間、及び前記直列接続されたn個の容量素子の両端には、他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した容量用パッドが接続され、
    前記第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲート、前記各段の抵抗素子間、前記各段の容量素子間がスイッチを介して接続されており、
    前記直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端、前記直列接続されたn個の抵抗素子の両端、前記直列接続されたn個の容量素子の両端がスイッチを介して接続されていることを特徴とする半導体装置。
  4. 互いに絶縁分離されたn個(n≧2)のトランジスタ素子が、第1の所定電位と当該第1の所定電位とは異なる第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段トランジスタ素子、第2の所定電位側を第n段トランジスタ素子として、順次直列接続され、
    前記第1段トランジスタ素子におけるゲート端子を入力端子とし、
    n個の抵抗素子及びn個の容量素子が、前記第1の所定電位と前記第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段抵抗素子及び第1段容量素子、第2の所定電位側を第n段抵抗素子及び第n段容量素子として、順次直列接続され、
    前記第n段トランジスタ素子における前記第2の所定電位側の端子を出力端子とする半導体装置であって、
    前記n個のトランジスタ素子における各端子には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出したトランジスタ用パッドが接続され、
    前記各段の抵抗素子間、及び前記直列接続されたn個の抵抗素子の両端には、他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した抵抗用パッドが接続され、
    前記各段の容量素子間、及び前記直列接続されたn個の容量素子の両端には、他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した容量用パッドが接続され、
    前記第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲートにつながる配線、前記直列接続された各段の抵抗素子の間につながる配線、前記直列接続された各段の容量素子の間につながる配線が絶縁膜を介して積層されており、当該配線の材料が絶縁膜に拡散することによって互いの配線が電気的に接続されており、
    前記直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端につながる配線、前記直列接続されたn個の抵抗素子の両端につながる配線、前記直列接続されたn個の容量素子の両端につながる配線が絶縁膜を介して積層されており、当該配線の材料が絶縁膜に拡散することによって互いの配線が電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  5. 前記n個のトランジスタ素子は、互いに絶縁分離されたn個のフィールド領域にそれぞれ配置されるものであり、各フィールド領域は、前記トランジスタ素子のゲート端子にて電位が固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 互いに絶縁分離されたn個(n≧2)のトランジスタ素子が、第1の所定電位と当該第1の所定電位とは異なる第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段トランジスタ素子、第2の所定電位側を第n段トランジスタ素子として、順次直列接続され、
    前記第1段トランジスタ素子におけるゲート端子を入力端子とし、
    n個の抵抗素子及びn個の容量素子が、前記第1の所定電位と前記第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段抵抗素子及び第1段容量素子、第2の所定電位側を第n段抵抗素子及び第n段容量素子として、順次直列接続され、
    前記第n段トランジスタ素子における前記第2の所定電位側の端子を出力端子とする半導体装置であって、
    前記n個のトランジスタ素子における各端子には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出したトランジスタ用パッドが接続され、
    前記各段の抵抗素子間、及び前記直列接続されたn個の抵抗素子の両端には、他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した抵抗用パッドが接続され、
    前記各段の容量素子間、及び前記直列接続されたn個の容量素子の両端には、他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した容量用パッドが接続され、
    前記第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲート、前記各段の抵抗素子間、前記各段の容量素子間が電気的に接続可能な状態であり、
    前記直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端、前記直列接続されたn個の抵抗素子の両端、前記直列接続されたn個の容量素子の両端が電気的に接続可能な状態であることを特徴とする半導体装置。
  7. 前記n個のトランジスタ素子は、互いに絶縁分離されたn個のフィールド領域にそれぞれ配置されるものであり、各フィールド領域は、前記トランジスタ素子のゲート端子にて電位が固定されていることを特徴とする請求項6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 前記トランジスタ用パッド、前記抵抗用パッド、前記容量用パッドの少なくとも一つは、前記トランジスタ素子、前記抵抗素子、前記容量素子の少なくとも一つの上側に配置されることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の半導体装置。
  9. 互いに絶縁分離されたn個(n≧2)のトランジスタ素子が、第1の所定電位と当該第1の所定電位とは異なる第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段トランジスタ素子、第2の所定電位側を第n段トランジスタ素子として、順次直列接続され、
    前記第1段トランジスタ素子におけるゲート端子を入力端子とし、
    n個の抵抗素子及びn個の容量素子が、前記第1の所定電位と前記第2の所定電位との間で、第1の所定電位側を第1段抵抗素子及び第1段容量素子、第2の所定電位側を第n段抵抗素子及び第n段容量素子として、順次直列接続され、
    前記第n段トランジスタ素子における前記第2の所定電位側の端子を出力端子とし、
    前記n個のトランジスタ素子における各端子には他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出したトランジスタ用パッドが接続され、
    前記各段の抵抗素子間、及び前記直列接続されたn個の抵抗素子の両端には、他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した抵抗用パッドが接続され、
    前記各段の容量素子間、及び前記直列接続されたn個の容量素子の両端には、他素子との電気的な接続を行うための少なくとも一部が外部に露出した容量用パッドが接続された半導体装置の製造方法であって、
    前記トランジスタ用パッド、前記抵抗用パッド、前記容量用パッドを用いて、前記トランジスタ素子、前記抵抗素子、前記容量素子の検査を行う検査工程と、
    前記検査工程後に、前記第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲート、前記各段の抵抗素子間、前記各段の容量素子間を電気的に接続し、前記直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端、前記直列接続されたn個の抵抗素子の両端、前記直列接続されたn個の容量素子の両端を電気的に接続する接続工程と、
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 前記n個のトランジスタ素子は、互いに絶縁分離されたn個のフィールド領域にそれぞれ配置されるものであり、各フィールド領域は、前記トランジスタ素子のゲート端子にて電位が固定されており、前記検査工程は、前記フィールド領域間のリーク電流の検査を含むことを特徴とする請求項9に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 前記接続工程においては、前記トランジスタ用パッド、前記抵抗用パッド、前記容量用パッドを導電性の接続部材を介して電気的に接続することを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲート、前記各段の抵抗素子間、前記各段の容量素子間がスイッチを介して接続されており、前記直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端、前記直列接続されたn個の抵抗素子の両端、前記直列接続されたn個の容量素子の両端がスイッチを介して接続されており、
    前記検査工程においては前記スイッチを非導通状態とし、前記接続工程においては当該スイッチを導通状態とすることを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記第1段トランジスタ素子を除いた各段のトランジスタ素子におけるゲートにつながる配線、前記直列接続された各段の抵抗素子の間につながる配線、前記直列接続された各段の容量素子の間につながる配線が絶縁膜を介して積層されており、
    前記直列接続されたn個のトランジスタ素子の両端につながる配線、前記直列接続されたn個の抵抗素子の両端につながる配線、前記直列接続されたn個の容量素子の両端につながる配線が絶縁膜を介して積層されており、
    前記接続工程においては、積層された前記配線の材料を前記絶縁膜に拡散することによって互いの配線を電気的に接続することを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
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