JP2008232779A - タイヤ形状検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】CCDカメラ14のレンズとして、縦方向と横方向とで倍率の異なるアナモフィックレンズ14Lを用い、かつ、上記CCDカメラ14の向きを撮影した像が、タイヤの深さ方向に伸びた像となるように設置するとともに、座標変換手段15を設けて、上記歪んだスリット光の画像(歪像)Sの2次元座標を引き伸ばされていないときの2次元座標に変換してから、上記スリット像の3次元座標を演算して、タイヤ10の形状を検出するようにした。
【選択図】図1
Description
上記スリット像Sは、詳細には、図4(a),(b)に示すように、横方向uが同図の矢印Hで示すタイヤ60表面に照射されたスリット光Lの延長方向となり、縦方向vが同図の矢印Tで示すタイヤの深さ方向(ここでは、サイド部60K表面のサイドトレッドの厚さ方向)となる。なお、通常は、上記スリット光の延長方向はタイヤ縦断面に沿った方向となる。ここで、スリット光が照射された箇所に凹凸60zがあった場合には、上記スリット像Sには縦方向vに突出する凹凸60Zが現れる。
したがって、上記スリット像Sの画像データのうち、光を受けて明るくなっている画素の重心座標を算出して上記スリット像Sの2次元座標を算出した後、上記スリット光の照射角度と上記スリット像Sの撮影角度との位置関係と、回転角検出手段74で検出した当該タイヤ60の回転角度とを用いて、上記2次元座標を3次元座標に変換すれば、上記サイド部60Kのタイヤ縦断面に沿った外形と凹凸とをともに検出することができる(例えば、特許文献1参照)。
本願の請求項1に記載の発明は、タイヤ表面にスリット光を照射する投光手段と上記スリット光の照射部を撮影するエリアカメラとを備えた撮影手段と、上記撮像手段で得られた各スリット像の画素データから上記タイヤ表面の形状を検出するタイヤ形状検出手段とを備えたタイヤ形状検出装置であって、上記エリアカメラは、縦方向と横方向とで倍率の異なるアナモフィックレンズを備えており、上記タイヤ形状検出手段は、上記タイヤの深さ方向に引き伸ばされたスリット像の画像データから求められる当該スリット像の2次元座標を引き伸ばされていないときの2次元座標に変換する座標変換手段を備えていることを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤ形状検出装置において、上記アナモフィックレンズの厚み方向をz方向とし、凸部を含む断面に垂直な方向をy方向、平行な方向をx方向としたとき、上記y方向が、タイヤ表面に照射されスリット光の延長方向と平行な方向になるように、上記エリアカメラを設置したものである。
このとき、アナモフィックレンズの厚み方向をz方向とし、凸部を含む断面に垂直な方向をy方向、平行な方向をx方向としたときに、上記y方向が、タイヤ表面に照射されスリット光の延長方向と平行な方向になるように、上記エリアカメラを設置するようにすれば、タイヤの深さ方向の凹凸を更に精度よく検出することができる。
図1は本最良の形態に係るタイヤ形状検出装置の概要を示す図で、同図において、11は検査対象であるタイヤ10をタイヤ軸周りに回転させる回転装置、12は上記回転するタイヤ10の回転角を検出する回転角検出手段、13は上記タイヤ10のサイド部10Kに当該タイヤ10の周方向と直交する方向に延長するスリット光を照射する投光手段、14は上記スリット光の照射されたタイヤ表面の映像(スリット像)を撮影するCCDカメラ(エリアカメラ)で、本例では、このCCDカメラ14に用いられるレンズとして、縦方向と横方向とで倍率の異なるアナモフィックレンズ14Lを用いている。
また、15は予め記憶手段16に記憶しておいた座標変換用のテーブル16Tを用いて、上記カメラ14で撮影されたスリット像(歪像)Sの2次元座標を、元の歪んでいないスリット像の2次元座標に変換する座標変換手段、17は上記スリット光の照射角度と上記スリット像Sの撮影角度との位置関係、及び、上記座標変換されたスリット像の2次元標と上記回転角検出手段12で検出したタイヤ回転角とから、上記スリット像の3次元座標を演算する座標演算手段、18は上記座標変換されたスリット像の3次元座標を繋ぎ合せて、サイド部10Kのタイヤ1周分の画像を構成するタイヤ形状画像構成手段である。
なお、タイヤの深さ方向の凹凸を精度よく検出するためには、上記投光手段13をタイヤ10のサイド部10Kの表面Sに対してほぼ垂直な方向に設置して、スリット光の作る面が上記サイド部10Kの表面Sに垂直になるようにするとともに、上記CCDカメラ14を上記表面Sに対して傾けて設置して、上記スリット光の上記サイド部10K表面からの反射光を撮影するようにすることが好ましい。
図2(a),(b)は、アナモフィックレンズ14Lの一構成例を示す図で、このアナモフィックレンズ14Lは焦点距離fの軸対称レンズ(凸レンズ)14aと、平凹レンズ14bと平凸レンズ14cとから成る。ここで、上記平凸レンズ14cの厚み方向をz方向とし、図2に示す凸部を含む断面14sに垂直な方向をy方向、平行な方向をx方向とすると、上記x方向がアナモフィックレンズ14Lの倍率の高い方向となる。したがって、上記投光手段13のサイド部10Kの表面Sに対する角度αをほぼ90°に設定し、上記CCDカメラ14の上記表面Sに対する角度βだけ傾けるとともに、アナモフィックレンズ14Lの上記y方向をタイヤ表面に照射されスリット光Lの延長方向Hと平行な方向とすれば、タイヤの深さ方向Tの倍率がタイヤ表面に照射されたスリット光の延長方向Hの倍率よりも高くなる向きになるので、撮影した像を、タイヤの深さ方向に伸びた像とすることができる。
なお、上記角度βの好ましい角度としては、反射光の強度やCCDカメラ14からみたタイヤの深さ方向の凹凸の大きさ等を考慮すると、45°程度がよい。
まず、回転装置11により計測するタイヤ10を回転させる。そして、投光手段13から、上記タイヤ10のサイド部10Kにスリット光を照射しながら、CCDカメラ14により、上記サイド部10Kのスリット像Sを撮影する。
本例では、上記CCDカメラ14の設置方向とアナモフィックレンズ14Lの向きとを、上記のように設定しているので、アナモフィックレンズ14Lを通過したサイド部10Kのスリット像は、図2に示すように、タイヤの深さ方向、すなわち、サイドトレッドの厚み方向に引き伸ばされた歪像Sとなる。
例えば、上記スリット光がサイド部10Kに設けられた、タイヤのサイズなどを示すタイヤ表示(凸部)10Mの一部に当たった場合には、上記歪像Sでは、上記凸部10Mの形状がトレッドの深さ方向に拡大されるので、上記凸部の形状の分解能が高くなる。また、タイヤ表面に小さなベヤ(凸凹)や傷(凹部)があった場合もそれがトレッドの深さ方向に拡大される。
上記撮影された歪像Sの画像データは座標変換手段15に送られる。
上記歪像Sはスリット像がタイヤの深さ方向に引き伸ばされた画像であるので、座標変換手段15において、上記歪像Sから得られたスリット像の2次元座標を、縦横比が1:1である2次元座標に変換する。具体的には、上記CCD14で基準座標となる格子板を予め撮影する。そして、この撮影された格子板の歪像から、画面の各部での歪量である縦横比の変形量を求め、これを座標変換用のテーブル16Tとして、記憶手段16に予め記憶しておき、座標変換の際には、上記歪像Sの各点の座標を、上記テーブル16Tに書き込まれた変形量を用いて歪のないときの2次元座標に逆変換する。
この逆変換されたスリット像の2次元座標データは、トレッドの深さ方向に拡大されたデータを元のサイズに戻したものであるから、深さ方向の分解能は、上記拡大した分だけ高くなっている。したがって、上記凸部10Mの形状やタイヤ表面に小さなベヤ(凸凹)や傷(凹部)の形状を精度よく検出することができる。
座標演算手段17では、従来の光切断法と同様の手法により、上記スリット光の照射角度と、上記スリット像Sの撮影角度との位置関係と、上記逆変換した2次元座標データと、上記回転角検出手段12で検出したタイヤ回転角とから、上記タイヤ10のスリット像の3次元座標を演算してタイヤ形状画像構成手段18に送る。
タイヤ形状画像構成手段18では、タイヤの所定の回転角度毎のスリット像の3次元座標を合成して、タイヤサイド部10Kの立体画像を作成する。
また、上記例では、軸対称レンズ(凸レンズ)14aと、平凹レンズ14bと平凸レンズ14cとから成るアナモフィックレンズ14Lを用いたが、複数の平凸レンズと複数の平凹レンズとを組合わせたものなど、他の形態のアナモフィックレンズを用いても同様の効果を得ることができる。
12 回転角検出手段、13 投光手段、14 CCDカメラ、
14L アナモフィックレンズ、15 座標変換手段、16 記憶手段、
16T テーブル、17 座標演算手段、18 タイヤ形状画像構成手段。
Claims (2)
- タイヤ表面にスリット光を照射する投光手段と上記スリット光の照射部を撮影するエリアカメラとを備えた撮像手段と、上記撮像手段で得られた各スリット像の画素データから上記タイヤ表面の形状を検出するタイヤ形状検出手段とを備えたタイヤ形状検出装置であって、上記エリアカメラは、縦方向と横方向とで倍率の異なるアナモフィックレンズを備えており、上記タイヤ形状検出手段は、上記タイヤの深さ方向に引き伸ばされたスリット像の画像データから求められる当該スリット像の2次元座標を、引き伸ばされていないときの2次元座標に変換する座標変換手段を備えていることを特徴とするタイヤ形状検出装置。
- 上記アナモフィックレンズの厚み方向をz方向とし、凸部を含む断面に垂直な方向をy方向、平行な方向をx方向としたとき、上記y方向が、タイヤ表面に照射されスリット光の延長方向と平行な方向になるように、上記エリアカメラを設置したことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ形状検出装置。
Priority Applications (1)
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JP2022528450A (ja) * | 2019-03-28 | 2022-06-10 | 上海小瞳智能科技有限公司 | マイクロ固体レーザレーダ及びそのデータ処理方法 |
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