JP2008232488A - 換気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用場所に関わらず水滴やほこりの浸入を防止して信頼性を確保できる換気装置を提供する。
【解決手段】室内2と室外(図示せず)を連通するように、壁部(図示せず)または天井1に設けられる風洞パイプ3に装着させる形状で内部にファン4とモータ5が設けられる筒状部6と、この筒状部6の室内側開口7の外周に半径方向に張り出した略方形状に形成されたフランジ部8と、前記フランジ部8の周辺の裏面側に立ち上がり部9を形成し電装部10を設けた本体枠14とで構成した換気装置において、前記電装部10は各々別部品として形成された極性の異なる少なくとも2つの電源接続端子16で構成し、前記電源接続端子16は電源電線17の挿入方向に対して互いにずらして配置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータと電気的に接続された電源接続端子を備えた換気装置に関するものである。
モータと電気的に接続された電源接続端子を備えた換気装置においては、電源線を電源接続端子に被覆を除去して差し込むだけで結線できるものである。従来この種の換気装置の例として本体枠内に電源接続子を設置したものが知られている(例えば特許文献1参照)。
以下その換気装置について図6を参照しながら説明する。
図に示すように、ファンモータ101を設けた換気扇本体102の室内側に、裏面側に凹部103を形成したフランジ部104を設け、フランジ部104に凹部103に収納される形状で、ファンモータ101と電気的に接続される電源接続端子105の一端を回動自在に支持するように、フランジ部104に支持ピン106を有した一対の支持台107を設け、電源接続端子105の一端には支持ピン106の係合部を設け構成している。
また、従来の他の換気装置の例として本体枠内に電源接続端子を備えた電装ケースを配設したものが知られている(例えば特許文献2参照)。
以下その換気装置について図7を参照しながら説明する。
図に示すようにファンモータ111を設けた換気扇本体112の室内側に、裏面側に凹部113を形成したフランジ部114を設け、前記凹部113に収納される形状で、ファンモータ111と電気的に接続される2個の電源接続端子115を電装ケース116に平行に近接して収納している。
特許第3430032号公報(図1) 特開2006−250434号公報(図1)
このような従来の換気装置では、電源接続部は、2つの異極充電部を一体に構成した電源接続端子のケースに納めたものが一般的であり、絶縁距離を確保するために小型にすることが困難であるという課題があった。
また、電源接続部は、2つの異極充電部を2つの電源接続子に分けて納めた場合でも、2つの電源接続子を保護ケースに平行に近接して収納しているため、電源接続子間の距離を短くして小型にすることが困難であるという課題があった。
また、湿気の多い場所で使用する場合には、より信頼性を高めるために電源接続端子への結露水の浸入等を流れ込みにくくするなどの工夫をしていたという課題があった。
また、塵埃の発生が多い場所で使用する場合には、より信頼性を高めるために保護ケースの塵埃保護機能を高めていたという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、使用場所に関わらず十分な絶縁距離を取り、かつ水滴やほこりの浸入を防止して信頼性を確保できる換気装置を提供することを目的とする。
本発明の換気装置は、上記目的を達成するために、室内と室外を連通するように、壁部または天井に設けられる風洞パイプに装着させる形状で内部にファンとモータが設けられる筒状部と、前記筒状部の室内側開口の外周に半径方向に張り出した略方形状に形成されたフランジ部と、前記フランジ部の周辺の裏面側に立ち上がり部を形成し電装部を設けた本体枠とで構成した換気装置において、前記電装部は各々別部品として形成された極性の異なる少なくとも2つの電源接続端子で構成し、前記電源接続端子は電源電線の挿入方向に対して互いにずらして配置したことを特徴とするものである。
また、他の手段は、電装部を電装ケースと電装カバーで覆い電源ユニットを構成し、本体枠の裏面側に収納したことを特徴とするものである。
また、他の手段は、電装ユニットは、電装ケースを本体枠の裏面側に取り付け、電源接続端子は、電装カバーに固定し、前記電装カバーは、前記電装ケースを覆う構成としたものである。
また、他の手段は、電装カバーに固定した電源接続端子と電装ケース面との間に空間を設けたことを特徴とするものである。
また、他の手段は、電源接続端子の電線挿入口の位置は、電装ユニットに備えた電源電線挿入部よりも高い位置に配置したことを特徴とするものである。
また、他の手段は、電装ケースは内面側に電源電線挿入部へ向けて下り傾斜面を設けたことを特徴とするものである。
また、他の手段は、電装ユニットを本体枠から着脱可能な構成としたことを特徴とするものである。
また、他の手段は、電装ケースは本体枠に固定されたままで、電装カバーを前記電装ケースから着脱可能に構成したことを特徴とするものである。
また、他の手段は、電装ケースは縁部を本体枠に設けた爪に勘合させて固定する構成したことを特徴とするものである。
また、他の手段は、電装カバーに固定した電源接続端子が、電線挿入口と反対側の端部を軸に回動可能となる構成としたことを特徴とするものである。
また、他の手段は、電装ケースは内面側の電源接続端子と相対する部分にリブを設けたことを特徴とするものである。
また、他の手段は、電装ケースと電装カバーは難燃性樹脂により形成したことを特徴とするものである。
本発明によれば、室内と室外を連通するように、壁部または天井に設けられる風洞パイプに装着させる形状で内部にファンとモータが設けられる筒状部と、前記筒状部の室内側開口の外周に半径方向に張り出した略方形状に形成されたフランジ部と、前記フランジ部の周辺の裏面側に立ち上がり部を形成し電装部を設けた本体枠とで構成した換気装置において、前記電装部は各々別部品として形成された極性の異なる少なくとも2つの電源接続端子で構成し、前記電源接続端子は電源電線の挿入方向に対して互いにずらして配置したことにより、電源接続端子の幅方向を小さくしかつ、絶縁性能を確保することができるという効果のある換気装置を提供することができる。
また、電装部を電装ケースと電装カバーで覆い電装ユニットを構成し、本体枠の裏面側に収納したことにより、ほこりの付着や衝撃に対して保護を行い信頼性が高いという効果のある換気装置を提供することができる。
また、電装ユニットは、電装ケースを本体枠の内面側に取り付け、電源接続端子は、電装カバーに固定し、前記電装カバーは、前記電装ケースを覆う構成としたことにより、水滴の浸入に対して信頼性が高いという効果のある換気装置を提供することができる。
また、電装カバーに固定した電源接続端子と電装ケース面との間に空間を設けたことにより、水滴の浸入に対して信頼性が高いという効果のある換気装置を提供することができる。
また、電源接続端子の電線挿入口の位置は、電装ユニットに備えた電源電線挿入部よりも高い位置に配置したことにより、水滴の浸入に対して信頼性が高いという効果のある換気装置を提供することができる。
また、電装ケースは内面側に電源電線挿入部へ向けて下り傾斜面を設けたことにより、水滴の浸入に対して信頼性が高いという効果のある換気装置を提供することができる。
また、電装ユニットを本体枠から着脱可能に構成したことを特徴とすることにより、施工が容易になるという効果のある換気装置を提供することができる。
また、電装ケースは本体枠に固定されたままで、電装カバーを前記電装ケースから着脱可能に構成したことにより、施工が容易になるという効果のある換気装置を提供することができる。
また、電装ケースは縁部を本体枠に設けた爪に勘合させて固定する構成したことにより、施工がより容易になるという効果のある換気装置を提供することができる。
また、電装カバーに固定した電源接続端子が、電線挿入口と反対側端部を軸に回動可能となる構成としたことにより、施工がより容易になるという効果のある換気装置を提供することができる。
また、電装ケースは内面側の電源接続端子と相対する部分にリブを設けたことにより、施工作業の状態によらず、確実に電源接続子を電装カバー側に固定することができ、より確実な施工をすることができるという効果のある換気装置を提供することができる。
また、電装ケースと電装カバーは難燃性樹脂により形成したことにより、電装ユニットの耐燃焼性能が高いという効果のある換気装置を提供することができる。
また、他の手段は、電装部を電装ケースと電装カバーで覆い電源ユニットを構成し、本体枠の裏面側に収納したことを特徴とするものである。
本発明の請求項1記載の換気装置は、室内と室外を連通するように、壁部または天井に設けられる風洞パイプに装着させる形状で内部にファンとモータが設けられる筒状部と、前記筒状部の室内側開口の外周に半径方向に張り出した略方形状に形成されたフランジ部と、前記フランジ部の周辺の裏面側に立ち上がり部を形成し電装部を設けた本体枠とで構成した換気装置において、前記電装部は各々別部品として形成された極性の異なる少なくとも2つの電源接続端子で構成し、前記電源接続端子は電源電線の挿入方向に対して互いにずらして配置したものであり、異極である2つの電源接続端子を各々別部品としてかつ、それらの位置を電源電線の挿入方向へ互いにずらすことで電源接続端子間の空間距離を確保して電源電線を接続するという作用を有する。
また、電装部を電装ケースと電装カバーで覆い電装ユニットを構成し、本体枠の裏面側に収納したものであり、電源電線を接続した電装部は、電装ケースと電装カバーで覆い、外部からのほこりの侵入や衝撃に対して保護を行うという作用を有する。
また、電装ユニットは、電装ケースを本体枠の裏面側に取り付け、電源接続端子は、電装カバーに固定し、前記電装カバーは、前記電装ケースを覆う構造としたものであり、天井取付状態において、電装ユニット内に浸入しても水滴は電装ケース側に溜まるという作用を有する。
また、電装カバーに固定した電源接続端子と電装ケース面との間に空間を設けたものであり、天井取付状態において、電装ユニット内に浸入しても水滴と電源接続端子の距離を確保するという作用を有する。
また、電源接続端子の電線挿入口の位置は、電装ユニットに備えた電源電線挿入部よりも高い位置に配置したものであり、電源線を伝って水滴が電装ケース内に浸入しても、電源線は電源接続端子の電線挿入口に向かって登り傾斜となり充電部へ水滴の浸入防ぐという作用を有する。
また、電装ケースは内面側に電源電線挿入部へ向けて下り傾斜面を設けたものであり、天井取付状態において電装ユニット内に浸入した水滴は下り傾斜面に沿って電源電線挿入部へ向けて流れ出るという作用を有する。
また、電装ユニットを本体枠から着脱可能に構成したものであり、電源電線の接続は、電源ユニットを手元に引き寄せて行うという作用を有する。
また、電装ケースは本体枠に固定されたままで、電装カバーを前記電装ケースから着脱可能に構成したものであり、電装カバーに固定された電源接続端子を手元に引き寄せて電源接続することができるという作用を有する。
また、電装ケースは縁部を本体枠に設けた爪に嵌合させて固定する構成としたものであり、電装カバーは本体枠の爪に嵌合させて固定するという作用を有する。
また、電装カバーに固定した電源接続端子が、電線挿入口と反対側端部を軸に回動可能となる構成としたものであり、電源接続端子を回動起立して電源接続をすることができるという作用を有する。
また、電装ケースは内面側の電源接続端子と相対する部分にリブを設けたものであり、電源接続端子の回動起立を戻さない状態で電装カバーを電装ケースに収めた場合、電装ケース内面側のリブが電源接続端子を押し、電源接続端子が正規の位置に一意的に設置されるという作用を有する。
また、電装ケースと電装カバーは難燃性樹脂により形成したものであり、電装ケースと電装カバーの耐燃焼性能を確保するという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における換気装置の天井1への取付状態(断面図)を示したものである。図1に示すように換気装置には、天井1に埋設した室内2と室外を連通する風洞パイプ3に装着される形状で、内部にファン4とモータ5を有した筒状部6と、この筒状部6の室内側開口7の外周に半径方向に張り出した略方形状に形成されたフランジ部8と、このフランジ部8の周辺の裏面側に形成した立ち上がり部9と、電装部10、電装ケース11、電装カバー12で構成される電装ユニット13をこの裏面側に収納した本体枠14と、この本体枠14に着脱自在に設けられる風路を形成する前面パネル15を設けたものである。
図2は本発明の実施の形態1における換気装置の裏面側投影図、図3は本発明の実施の形態1における換気装置の電装ユニット13の断面図を示したものである。図2、図3に示すように、換気装置の電装ユニット13は、本体枠14の裏面側に取り付けられた電装ケース11と、各々別部品として形成された極性の異なる2つの電源接続端子16が電源電線17の挿入方向に対して互いにずらして配置されるように取り付けられた電装カバー12で形成され、電装カバー12は電装ケース11を覆うように配設されている。また、電装カバー12に取り付けられた電源接続端子16と、電装ケース11の内面側との間には空間18を設けている。さらに、2つの電源接続端子16にそれぞれ備えられている電線挿入口19の位置は、天井取付状態時、壁取付状態時ともに電装ユニット13に備えた電源電線挿入部20よりも高い位置となるように配置する。そして、図3に示すように、電装ケース11の内面側には、電装ケース11の内外を連通している電源電線挿入部20へ向けて下り傾斜面を設ける。
また、図4は本発明の実施の形態1における換気装置の裏面側斜視図である。図4に示すように、電装ケース11は本体枠14に設けた爪21に縁部22を固定したままで、電装部10が取り付けられている電装カバー12を電装ケース11から着脱可能となる構成とする。さらに、電装カバー12は端部23を本体枠14の穴24に嵌合させて本体枠14の裏面側に固定する構造とする。また、電装カバー12に取り付けられている2つの電源接続端子16は、それぞれ電線挿入口19と反対側端部25を軸に回動可能となるように設ける。また、電装ケース11と電装カバー12は難燃性樹脂により形成されている。
そして、図3に示すように、電装ケース11の内面側には、電源接続端子16と相対する部分にリブ26を設ける。
上記構成においては、異極である2つの電源接続端子16を各々別部品としてかつ、それらの位置を電源電線17の挿入方向へ互いにずらすことで2つの電源接続端子16間の空間距離を確保して電源電線17を接続することにより、2つの電源接続端子16の幅方向を小さくして配設し、絶縁性能を確保することができる。
特に、パイプファンのように小型の換気装置においては、絶縁性能を確保したまま省スペース化が図れることは非常に有益である。
また、電源電線17を接続した電装部10は、電装ケース11と電装カバー12で覆い、外部からのほこりの侵入や衝撃に対して保護を行うことにより、信頼性の高い換気装置を得ることができる。さらに、電装ケース11と電装カバー12を難燃性樹脂で形成することにより、より信頼性の高い換気装置を得ることができる。
また、本体枠14の裏面側に取り付けられた電装ケース11に、電装部10が取り付けられた電装カバー12が覆うように形成されるので、天井取付状態において、電装ユニット13内に水滴が浸入しても水滴は電装ケース11側に溜まることとなり、水滴の浸入に対して信頼性の高い換気装置を得ることができる。
また、電装カバー12に取り付けられた電源接続端子16は、電装ケース11の内面側との間に空間18を設けているので、天井取付状態において、電装ユニット13内に水滴が浸入しても、水滴と電源接続端子16の距離を確保することとなり、水滴の浸入に対して信頼性の高い換気装置を得ることができる。特に、前記空間18を5mm以上確保すれば、電装ケース11の内面側に溜まった水滴が成長したとしても、電源接続端子16に達する可能性は少なくなり、より一層信頼性の向上が実現できる。
また、電源接続端子16に備えた電線挿入口19の位置は、天井取付状態時、壁取付状態時ともに電装ユニット13に備えた電源電線挿入部20よりも高い位置となるように配置するので、電源電線17を伝って水滴が電装ユニット13内に浸入しても、電源電線17は電線挿入口19に向かって登り傾斜となるため充電部へ水滴の浸入防ぐこととなり、水滴の浸入に対して信頼性の高い換気装置を得ることができる。
また、電装ケース11の内面側には、電装ケース11の内外を連通している電源電線挿入部20へ向けて下り傾斜面を設けるので、天井取付状態において電装ユニット13内に浸入した水滴は下り傾斜面に沿って電源電線挿入部20へ向けて流れ、電装ユニット13内から排出されることとなり、水滴の浸入に対して信頼性の高い換気装置を得ることができる。
また、電装ケース11は本体枠14に固定されたままで、電装部10が取り付けられている電装カバー12を電装ケース11から着脱可能となる構成とするので、電源電線17の接続は、電装カバー12に固定された電装部10を手元に引き寄せて行うこととなり、施工が容易な換気装置を得ることができる。特に高所取付用の換気装置や照明設備取付前の施工においては、手元で作業ができることは施工の容易さ、安全性、確実性という観点からも非常に有益である。
また、電装ケース11、電装カバー12はそれぞれ縁部22および端部23を本体枠14の爪21あるいは穴24に嵌合させて本体枠14裏面側に固定される構造とするので、電装カバー12は本体枠14の穴24に嵌合させれば固定でき、ドライバー等の工具を必要とせず、施工がより容易な換気装置を得ることができる。
また、電装カバー12に取り付けられている電源接続端子16は、電線挿入口19と反対側端部25を軸に回動可能となるように設けるので、電源接続端子16を回動起立して電源電線17を接続することができ、施工がより容易な換気装置を得ることができる。特に高所取付用の換気装置や照明設備取付前の施工においては、任意の角度に回動起立させ作業ができることは施工の容易さ、安全性、確実性という観点からも非常に有益である。
また、電装ケース11の内面側には、電源接続端子16と相対する部分にリブ26を設けるので、電源接続端子16の回動起立を戻さない状態で電装カバー12を電装ケース11に収めた場合、電装ケース11の内面側のリブ26が電源接続端子16を押し、電源接続端子16が正規の位置に一意的に設置され、施工作業の状態によらず、確実に電源接続端子16を電装カバー12側に固定することができ、より確実な施工をすることができる換気装置を得ることができる。
なお、本実施例では電装ケース11、電装カバー12はそれぞれ縁部22および端部23を本体枠14の爪21あるいは穴24に嵌合させて本体枠14の裏面側に固定される構造としたが、電装カバー12の爪を電装ケース11の穴に固定するなど、他の組み合わせで固定しても同様の効果が得られることは言うまでもない。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2における換気装置の裏面側斜視図である。図5において、構成要素は実施の形態1における換気装置と同じであるため、図1から図4と同じ符号を用い、説明を省略する。
図5に示すように、電装ユニット13Aを本体枠14から着脱可能に構成とする。
上記構成においては、電装ユニット13Aを本体枠14から着脱可能となるので、電源電線17の接続は、電装部10を備えた電装ユニット13Aを手元に引き寄せて行うこととなり、施工が容易な換気装置を得ることができる。特に高所取付用の換気装置や照明設備取付前の施工においては、手元で作業ができることは施工の容易さ、安全性、確実性という観点からも非常に有益である。
ファンモータと電源接続端子を有し、壁や天井に取り付けられる換気装置で電源接続端子が3個以上の場合にも信頼性向上を目指すために適用される。また、換気装置の小型化を図る用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における換気装置の天井への取付状態を示す断面図 同換気装置の裏面側投影図 同換気装置の電装ユニットの断面図 同換気装置の裏面側斜視図 本発明の実施の形態2における換気装置の裏面側斜視図 従来の換気装置の裏面側斜視図 従来の他の換気装置の裏面側斜視図
符号の説明
1 天井
2 室内
3 風洞パイプ
4 ファン
5 モータ
6 筒状部
7 室内側開口
8 フランジ部
9 立ち上がり部
10 電装部
11 電装ケース
12 電装カバー
13 電装ユニット
13A 電装ユニット
14 本体枠
16 電源接続端子
18 空間
19 電線挿入口
20 電源電線挿入部
21 爪
22 縁部
25 反対側端部
26 リブ

Claims (12)

  1. 室内と室外を連通するように、壁部または天井に設けられる風洞パイプに装着させる形状で内部にファンとモータが設けられる筒状部と、前記筒状部の室内側開口の外周に半径方向に張り出した略方形状に形成されたフランジ部と、前記フランジ部の周辺の裏面側に立ち上がり部を形成し電装部を設けた本体枠とで構成した換気装置において、前記電装部は各々別部品として形成された極性の異なる少なくとも2つの電源接続端子で構成し、前記電源接続端子は電源電線の挿入方向に対して互いにずらして配置したことを特徴とする換気装置。
  2. 電装部を電装ケースと電装カバーで覆い電装ユニットを構成し、本体枠の内面側に収納したことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. 電装ユニットは、電装ケースを本体枠の内面側に取り付け、電源接続端子は、電装カバーに固定し、前記電装カバーは、前記電装ケースを覆う構成とした請求項2記載の換気装置。
  4. 電装カバーに固定した電源接続端子と電装ケース面との間に空間を設けたことを特徴とする請求項3記載の換気装置。
  5. 電源接続端子の電線挿入口の位置は、電装ユニットに備えた電源電線挿入部よりも高い位置に配置したことを特徴とする請求項3および4記載の換気装置。
  6. 電装ケースは内面側に電源電線挿入部へ向けて下り傾斜面を設けたことを特徴とする請求項2から5のいずれか記載の換気装置。
  7. 電装ユニットを本体枠から着脱可能に構成したことを特徴とする請求項3〜6のいずれか記載の換気装置。
  8. 電装ケースは本体枠に固定されたままで、電装カバーを前記電装ケースから着脱可能に構成したことを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の換気装置。
  9. 電装ケースは縁部を本体枠に設けた爪に勘合させて固定する構成としたことを特徴とする請求項8記載の換気装置。
  10. 電装カバーに固定した電源接続端子が、電線挿入口と反対側端部を軸に回動可能となる構成としたことを特徴とする請求項3〜9のいずれかに記載の換気装置。
  11. 電装ケースの内面側は電源接続端子と相対する部分にリブを設けたことを特徴とする請求項10記載の換気装置。
  12. 電装ケースと電装カバーは難燃性樹脂により形成したことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の換気装置。
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