JP2008232343A - 油圧緩衝器 - Google Patents

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Abstract

【課題】油圧が何らかの原因で過大となって緩衝器から外部に噴出した作動油により、緩衝器の周辺機器が汚損されようとする場合において、この汚損が無用に広範囲には及ばないようにする。
【解決手段】緩衝器1は、作動油6が充填されるシリンダチューブ8の一端部9側を閉じる第1ロッドガイド10と、この第1ロッドガイド10に圧入される第1ブッシュ11と、シリンダチューブ8の他端部13側を閉じる第2ロッドガイド14と、この第2ロッドガイド14に圧入される第2ブッシュ15とを備える。作動油6の油圧上昇により、第1ブッシュ11が第1ロッドガイド10からシリンダチューブ8の軸方向外方に向かって離脱し始めるときの第1油圧値P1と、第2ブッシュ15が第2ロッドガイド14からシリンダチューブ8の軸方向外方に向かって離脱し始める時の第2油圧値P2とのうち、いずれか一方の油圧値をより大きくした。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリンダチューブの軸方向の各端部側に設けられるロッドガイドに圧入され、それぞれピストンロッドを軸方向に摺動可能に貫通させる一対のブッシュを備えた油圧緩衝器に関するものである。
上記緩衝器には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、緩衝器は、車両のスタビライザー装置に設けられている。この緩衝器は、内部に作動油が充填されるシリンダチューブと、このシリンダチューブの軸方向の一端部側開口を閉じるよう設けられる第1ロッドガイドと、この第1ロッドガイドの軸心上に圧入される第1ブッシュと、上記シリンダチューブの軸方向の他端部側開口を閉じるよう設けられる第2ロッドガイドと、この第2ロッドガイドの軸心上に圧入される第2ブッシュとを備えている。
また、上記緩衝器は、上記シリンダチューブに軸方向に摺動可能となるよう嵌入されてこのシリンダチューブ内を第1、第2油室に仕切るピストンと、このピストンから上記第1油室と第1ブッシュとを順次貫通するよう延出する主ピストンロッドと、上記ピストンから上記第2油室と第2ブッシュとを順次貫通するよう延出する副ピストンロッドと、上記第1、第2油室の間を流動する作動油により減衰力を発生する減衰力発生部とを備えている。
また、上記緩衝器は、上記第1、第2油室における非圧縮性である作動油を圧縮性であるガスによって常時加圧する蓄圧器を備えている。この蓄圧器は、上記シリンダチューブの外部に設けられる他のシリンダチューブと、この他のシリンダチューブに軸方向に摺動可能となるよう嵌入されて、上記他のシリンダチューブ内を油室とガス室とに仕切るフリーピストンとを備えている。上記油室に作動油が充填され、この油室は上記第2油室に連通している。上記ガス室に高圧の上記ガスが封入され、このガスは上記フリーピストンを介し上記第1、第2油室内の作動油を常時加圧する。
そして、上記緩衝器は、車両における車軸とスタビライザーとに跨るよう架設されている。
車両の走行時、上記緩衝器にその軸方向から衝撃力が与えられると、上記シリンダチューブに対し、ピストンと各ピストンロッドとが軸方向に相対移動し、この緩衝器は伸長、圧縮動作させられる。すると、上記第1、第2油室の間で上記減衰力発生部を通り作動油が流動して減衰力が発生し、上記衝撃力が緩和される。これにより、車両の操安性が向上し、かつ、乗り心地が向上することとされる。
また、上記緩衝器の動作時などにおいて、上記作動油が温度変化することにより体積変化すると、この作動油の体積変化分に応じて、上記蓄圧器のフリーピストンが上記ガスの体積変化を伴いながら移動する。これにより、上記作動油の体積変化分が吸収されて、上記作動油の油圧が無用に上昇する、ということが防止され、緩衝器に円滑な作動が維持される。
特開平11−165521号公報
ところで、上記緩衝器が長期間使用されると、上記他のシリンダチューブの内面が磨耗しがちとなる。また、走行中に、路面上の小石が上記他のシリンダチューブに勢いよく衝突すると、その内面の一部が内部に向かって突出することもある。このような場合には、上記フリーピストンが他のシリンダチューブにロックされて、次のような問題点が生じると考えられる。
即ち、上記フリーピストンがロックされた状態で、例えば、上記作動油が温度上昇して膨張したとすると、その膨張分は前記したようには吸収されなくなり、このため、この作動油の油圧が過大に上昇しがちとなる。この場合、この油圧により、上記各ブッシュが上記各ロッドガイドから上記シリンダチューブの軸方向外方に向かって離脱して孔が生じたとすると、この孔を通して上記第1、第2油室の作動油がシリンダチューブの外部に噴出することとなる。
ここで、上記車両における緩衝器の周りには、通常、種々の車両構成部品が配置されている。このため、これら構成部品が上記噴出した作動油により広範囲にわたり汚損される、という不都合を生じる。
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、緩衝器の作動油の油圧が何らかの原因で過大となり、この作動油が上記緩衝器から外部に向けて噴出し、この噴出した作動油により、上記緩衝器の周辺機器が汚損されようとする場合において、この汚損が無用に広範囲には及ばないようにすることである。
請求項1の発明は、内部に作動油6が充填されるシリンダチューブ8と、このシリンダチューブ8の軸方向の一端部9側開口を閉じるよう設けられる第1ロッドガイド10と、この第1ロッドガイド10の軸心7上に圧入されて主ピストンロッド21を貫通させる第1ブッシュ11と、上記シリンダチューブ8の軸方向の他端部13側開口を閉じるよう設けられる第2ロッドガイド14と、この第2ロッドガイド14の軸心7上に圧入されて副ピストンロッド22を貫通させる第2ブッシュ15とを備えた油圧緩衝器において、
上記作動油6の油圧上昇により、上記第1ブッシュ11が上記第1ロッドガイド10から上記シリンダチューブ8の軸方向外方に向かって離脱し始めるときの第1油圧値P1と、上記作動油6の油圧上昇により、上記第2ブッシュ15が上記第2ロッドガイド14から上記シリンダチューブ8の軸方向外方に向かって離脱し始める時の第2油圧値P2とのうち、いずれか一方の油圧値をより大きくしたことを特徴とする油圧緩衝器である。
請求項2の発明は、上記油圧値が大きい方の上記ブッシュが上記ロッドガイドから離脱し始めることを阻止する移動阻止手段61を設けたことを特徴とする請求項1に記載の油圧緩衝器である。
請求項3の発明は、上記移動阻止手段61が、上記ロッドガイドに設けられ、上記ブッシュにおける上記シリンダチューブ8の軸方向外方側の端面に対向するストッパ62を備えたことを特徴とする請求項2に記載の油圧緩衝器である。
請求項4の発明は、上記シリンダチューブ8の他端部13側に対し上記第2ロッドガイド14を軸方向に摺動可能に嵌入し、この第2ロッドガイド14を上記第1、第2油室17,18側に向かい押動して作動油6を常時加圧するばね48を、上記シリンダチューブ8の他端部13内に設け、上記第1油圧値P1を上記第2油圧値P2よりも大きくしたことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1つに記載の油圧緩衝器である。
請求項5の発明は、上記ストッパ62を上記ロッドガイドとは別体に設けたことを特徴とする請求項3に記載の油圧緩衝器である。
なお、この項において、上記各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。
本発明による効果は、次の如くである。
請求項1の発明は、内部に作動油が充填されるシリンダチューブと、このシリンダチューブの軸方向の一端部側開口を閉じるよう設けられる第1ロッドガイドと、この第1ロッドガイドの軸心上に圧入されて主ピストンロッドを貫通させる第1ブッシュと、上記シリンダチューブの軸方向の他端部側開口を閉じるよう設けられる第2ロッドガイドと、この第2ロッドガイドの軸心上に圧入されて副ピストンロッドを貫通させる第2ブッシュとを備えた油圧緩衝器において、
上記作動油の油圧上昇により、上記第1ブッシュが上記第1ロッドガイドから上記シリンダチューブの軸方向外方に向かって離脱し始めるときの第1油圧値と、上記作動油の油圧上昇により、上記第2ブッシュが上記第2ロッドガイドから上記シリンダチューブの軸方向外方に向かって離脱し始める時の第2油圧値とのうち、いずれか一方の油圧値をより大きくしている。
このため、上記緩衝器のシリンダチューブ内の作動油の油圧が何らかの原因で上昇して過大になり、この作動油の油圧上昇により、上記第1、第2ブッシュが押動されて上記第1、第2ロッドガイドから離脱し始める場合、上記第1、第2油圧値のうち、より小さい方の油圧値のブッシュが、より早くロッドガイドから離脱し、その離脱により生じた孔を通して上記作動油がシリンダチューブの外部に向けて噴出することとなる。
ここで、上記緩衝器の周辺機器には、上記作動油による汚損を極力避けたいものと、多少の汚損が許容されるものとがある。そこで、上記汚損を極力避けたいもの、例えば、汚損によって、車両の外観上の見栄えが著しく低下するようなものに対し、上記第1、第2油圧値のうち、大きい方の油圧値のブッシュを対応させればよい。このようにすれば、上記したように、作動油の油圧が過大になったときには、より小さい方の油圧値のブッシュが、より早く離脱し汚損を許容する側に対して主に作動油が噴出することとなる。よって、上記作動油による汚損が、上記した多少の汚損が許容されるものの範囲以上に拡大して無用に広範囲に及ぶ、ということが防止される。
請求項2の発明は、上記油圧値が大きい方の上記ブッシュが上記ロッドガイドから離脱し始めることを阻止する移動阻止手段を設けている。
このため、上記移動阻止手段を設けることにより、この移動阻止手段を設けた側のブッシュの上記離脱を、より確実に防止させることができる。よって、上記作動油による汚損が無用に広範囲に及ぶということが、より確実に防止される。
請求項3の発明は、上記移動阻止手段が、上記ロッドガイドに設けられ、上記ブッシュにおける上記シリンダチューブの軸方向外方側の端面に対向するストッパを備えている。
ここで、上記ストッパは簡素な構成であるため、上記作動油による汚損が無用に広範囲に及ぶということの防止は、簡単な構成によって達成される。
請求項4の発明は、上記シリンダチューブの他端部側に対し上記第2ロッドガイドを軸方向に摺動可能に嵌入し、この第2ロッドガイドを上記第1、第2油室側に向かい押動して作動油を常時加圧するばねを、上記シリンダチューブの他端部内に設け、上記第1油圧値を上記第2油圧値よりも大きくしている。
このため、上記作動油の油圧により、第1、第2ブッシュが上記第1、第2ロッドガイドから離脱し始める場合、より小さい第2油圧値である方の第2ブッシュが、より早く第2ロッドガイドから離脱し、その離脱により生じた孔を通して上記作動油がシリンダチューブの他端部内に向かうよう噴出する。よって、このシリンダチューブの他端部内が上記のように噴出する作動油の拡散防止用として利用されることにより、上記作動油による汚損が無用に広範囲に及ぶ、ということが防止される。
請求項5の発明は、上記ストッパを上記ロッドガイドとは別体に設けている。
このため、上記第1、第2ロッドガイドは、上記ストッパとかかわりなく、その各主要部品を互いに共通にすることができる。よって、緩衝器の部品点数を少なくして、この構成を簡単にできる。
本発明の油圧緩衝器に関し、緩衝器の作動油の油圧が何らかの原因で過大となり、この作動油が上記緩衝器から外部に向けて噴出し、この噴出した作動油により、上記緩衝器の周辺機器が汚損されようとする場合において、この汚損が無用に広範囲には及ばないようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。
即ち、油圧緩衝器は、内部に作動油が充填されるシリンダチューブと、このシリンダチューブの軸方向の一端部側開口を閉じるよう設けられる第1ロッドガイドと、この第1ロッドガイドの軸心上に圧入される第1ブッシュと、上記シリンダチューブの軸方向の他端部側開口を閉じるよう設けられる第2ロッドガイドと、この第2ロッドガイドの軸心上に圧入される第2ブッシュと、上記シリンダチューブに軸方向に摺動可能となるよう嵌入されてこのシリンダチューブ内を第1、第2油室に仕切るピストンと、このピストンから上記第1油室と第1ブッシュとを順次貫通するよう延出する主ピストンロッドと、上記ピストンから上記第2油室と第2ブッシュとを順次貫通するよう延出する副ピストンロッドと、上記第1、第2油室の間を流動する作動油により減衰力を発生する減衰力発生部とを備えている。
上記作動油の油圧上昇により、上記第1ブッシュが上記第1ロッドガイドから上記シリンダチューブの軸方向外方に向かって離脱し始めるときの第1油圧値と、上記作動油の油圧上昇により、上記第2ブッシュが上記第2ロッドガイドから上記シリンダチューブの軸方向外方に向かって離脱し始める時の第2油圧値とのうち、いずれか一方の油圧値をより大きくしている。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例1を添付の図1,2に従って説明する。
図1,2において、符号1は油圧緩衝器である。この緩衝器1は、緩衝対象体2の一部3と他部4とに架設され、この緩衝対象体2からの衝撃力を緩和するものである。この緩衝対象体2は、例えば、自動車や自動二輪車など車両の懸架装置であって、上記一部3は車輪側、他部4は車体側とされる。
上記緩衝器1は、内部に作動油6が充填され、軸心7が縦方向に延びるシリンダチューブ8と、このシリンダチューブ8の軸方向一端部(上端部)9側開口を閉じるよう設けられる第1ロッドガイド10と、この第1ロッドガイド10の軸心7上に圧入される第1ブッシュ11と、上記シリンダチューブ8の軸方向の他端部(下部)13側開口を閉じるよう設けられる第2ロッドガイド14と、この第2ロッドガイド14の軸心7上に圧入される第2ブッシュ15とを備えている。
また、上記緩衝器1は、上記シリンダチューブ8に軸方向に摺動可能となるよう嵌入されてこのシリンダチューブ8内を第1、第2油室17,18に仕切るピストン19と、このピストン19から突出し、上記第1油室17および第1ブッシュ11を順次貫通するよう延出する主ピストンロッド21と、上記ピストン19から突出し、上記第2油室18および第2ブッシュ15を順次貫通する副ピストンロッド22とを備えている。
上記シリンダチューブ8の他端部13には、この他端部13の開口を閉じる蓋体25が設けられている。上記シリンダチューブ8の他端部13は上記蓋体25と緩衝材26とを介し枢支軸27により上記緩衝対象体2の一部3に枢支されている。一方、上記主ピストンロッド21の延出端部は、不図示の緩衝材を介し締結具28により上記緩衝対象体2の他部4に連結されている。上記緩衝器1は、上記シリンダチューブ8に対するピストン19の摺動により伸長、圧縮動作A,B可能とされている。この緩衝器1を伸長動作Aさせるよう上記緩衝対象体2の他部4とシリンダチューブ8との間にサスペンションばね29が介設されている。
上記第1ロッドガイド10は、上記シリンダチューブ8の一端部9に嵌入され、この一端部9内からシリンダチューブ8の外方への移動がスナップリング32により阻止されたロッドガイド本体33を備えている。このロッドガイド本体33の軸心7上には、第1油室17側に径大孔34が形成され、シリンダチューブ8の外方(上方)側に径小孔35が形成され、この径小孔35に上記第1ブッシュ11が圧入されている。上記シリンダチューブ8の一端部9の内周面とロッドガイド本体33の外周面との間にOリングである外シール材36が介設され、上記主ピストンロッド21の外周面と径大孔34の内周面との間にオイルシールである内シール材37が介設されている。また、38はバンプストッパである。
上記第2ロッドガイド14は、上記シリンダチューブ8の他端部13側に軸方向に摺動可能に嵌入されるロッドガイド本体41を備えている。このロッドガイド本体41の軸心7上には、第2油室18側に径大孔42が形成され、シリンダチューブ8の外方(下方)側に径小孔43が形成され、この径小孔43に上記第2ブッシュ15が圧入されている。上記シリンダチューブ8の他端部13側の内周面とロッドガイド本体41の外周面との間にOリングである外シール材44が介設され、上記副ピストンロッド22の外周面と径大孔42の内周面との間にオイルシールである内シール材45が介設されている。
上記シリンダチューブ8の他端部13内の空間47には、金属や樹脂製のコイルばね48が設けられている。このばね48は、上記第2ロッドガイド14を上記第1、第2油室17,18側に向かい押動して、これら第1、第2油室17,18内の作動油6を常時加圧する。また、上記空間47をシリンダチューブ8の外部に連通させる連通孔49が形成されている。
上記緩衝器1が伸長動作Aしたとき、上記第1油室17から第2油室18に作動油6を流動させて減衰力を発生する伸側減衰力発生部52が設けられている。この伸側減衰力発生部52は、上記第1油室17と第2油室18とを互いに連通させるよう上記ピストン19に形成される伸側油路53と、上記ピストン19に取り付けられ、上記伸側油路53を上記第2油室18側から弾性的に開閉可能に閉じるリーフ弁である伸側減衰弁54とを備えている。
一方、上記緩衝器1が圧縮動作Bしたとき、上記第2油室18から第1油室17に作動油6を流動させて減衰力を発生する圧側減衰力発生部56が設けられている。この圧側減衰力発生部56は、上記第1油室17と第2油室18とを互いに連通させるよう上記ピストン19に形成される圧側油路57と、上記ピストン19に取り付けられ、上記圧側油路57を上記第1油室17側から弾性的に開閉可能に閉じるリーフ弁である圧側減衰弁58とを備えている。
車両の走行時に、上記緩衝器1にその軸方向の外部から衝撃力が与えられる場合において、この緩衝器1がサスペンションばね29の付勢力により伸長動作Aしたとする。すると、上記第1油室17の作動油6が上記伸側減衰力発生部52の伸側油路53を通って第2油室18に向けて流動しようとする。この際、上記伸側減衰弁54の弾性的な付勢力に勝る上記第1油室17内の作動油6の油圧により、上記伸側減衰弁54は弾性変形して開弁動作する。すると、このように開弁された伸側油路53を通り、作動油6が上記伸側減衰弁54からの弾性的な抵抗力を受けながら流動する。そして、この流動により、減衰力が発生して上記衝撃力が緩和される。
一方、上記衝撃力により緩衝器1がサスペンションばね29の付勢力に対抗して圧縮動作Bしたとする。すると、上記第2油室18の作動油6が上記圧側減衰力発生部56の圧側油路57を通って第1油室17に向け流動しようとする。この際、上記圧側減衰弁58の弾性的な付勢力に勝る上記第2油室18内の作動油6の油圧により、上記圧側減衰弁58は弾性変形して開弁動作する。すると、このように開弁された圧側油路57を通り、作動油6が上記圧側減衰弁58からの弾性的な抵抗力を受けながら流動する。そして、この流動により、減衰力が発生して上記衝撃力が緩和される。
以下、上記緩衝器1の伸長動作Aと圧縮動作Bとが繰り返されることにより生じる上記各減衰力によって、上記衝撃力が緩和される。
一方、上記ばね48の付勢力により、第2ロッドガイド14を介し第1、第2油室17,18の作動油6は常時加圧されている。このため、作動油6が温度変化により体積変化したとき、この体積変化に応じて上記第2ロッドガイド14がばね48の弾性変形を伴いながら軸方向に移動する。これにより、上記作動油6の体積変化が吸収されて、緩衝器1の円滑な作動が維持される。
上記緩衝器1において、何らかの原因で、上記第2ロッドガイド14がシリンダチューブ8に対しロックしたとする。この場合、上記作動油6の体積膨張に応じた上記第2ロッドガイド14の軸方向移動ができなくなるため、上記作動油6の油圧が過大に上昇しがちとなる。
ここで、上記作動油6の油圧上昇により、上記第1ブッシュ11が、この第1ブッシュ11を嵌入させている第1ロッドガイド10から上記シリンダチューブ8の軸方向外方(上方)に向かって離脱し始めるときの第1油圧値P1と、上記作動油6の油圧上昇により、上記第2ブッシュ15が、この第2ブッシュ15を嵌入させている第2ロッドガイド14から上記シリンダチューブ8の軸方向外方(下方)に向かって離脱し始めるときの第2油圧値P2とのうち、上記第1油圧値P1がより大きくされている。
これを換言すれば、上記作動油6の油圧上昇により、第1、第2ブッシュ11,15が上記第1、第2ロッドガイド10,14から上記シリンダチューブ8の軸方向外方に向かって離脱し始めることに抵抗する第1、第2耐離脱強度のうち、第1耐離脱強度がより大きくされている。
より具体的には、上記第1ブッシュ11が上記第1ロッドガイド10から離脱し始めることを阻止する移動阻止手段61が設けられている。この移動阻止手段61は、上記第1ロッドガイド10に一体的に形成され、上記径小孔43の内周面のうち、上記第1ブッシュ11よりもシリンダチューブ8の軸方向外方(上方)側の部分に径方向内方に向けて突設される円環形状のストッパ62とされている。このストッパ62は、上記第1ブッシュ11における上記シリンダチューブ8の軸方向外方(上方)側の端面に軸方向で近接し、かつ、対向している。
なお、以上は図示の例によるが、上記緩衝器1は車両のスタビライザー装置や産業機械に適用されるものであってもよい。また、上記緩衝器1は上下が逆であってもよい。また、上記緩衝器1の各減衰力発生部52,56は、シリンダチューブ8の外部に設けられる固定オリフィスなどであってもよい。また、上記空間47を密閉空間とし、上記ばね48と共に、もしくは、このばね48に代えて、上記空間47に高圧窒素ガスであるガス圧ばねを封入してもよい。
また、上記第1油圧値P1よりも第2油圧値P2を大きくしてもよい。また、上記移動阻止手段61は、一方のロッドガイドに対するブッシュの圧入力を他方のそれよりも大きくすることでもよく、一方のロッドガイドに対し接着剤を用いてブッシュを圧入することであってもよい。また、上記ストッパ62は、軸心7回りの周方向の一部のみに設けてもよい。
上記構成によれば、作動油6の油圧上昇により、上記第1ブッシュ11が上記第1ロッドガイド10から上記シリンダチューブ8の軸方向外方に向かって離脱し始めるときの第1油圧値P1と、上記作動油6の油圧上昇により、上記第2ブッシュ15が上記第2ロッドガイド14から上記シリンダチューブ8の軸方向外方に向かって離脱し始める時の第2油圧値P2とのうち、いずれか一方の油圧値をより大きくしている。
このため、上記緩衝器1のシリンダチューブ8内の作動油6の油圧が何らかの原因で上昇して過大になり、この作動油6の油圧上昇により、上記第1、第2ブッシュ11,15が押動されて上記第1、第2ロッドガイド10,14から離脱し始める場合、上記第1、第2油圧値P1,P2のうち、より小さい方の油圧値のブッシュが、より早くロッドガイドから離脱し、その離脱により生じた孔を通して上記作動油6がシリンダチューブ8の外部に向けて噴出することとなる。
ここで、上記緩衝器1の周辺機器には、上記作動油6による汚損を極力避けたいものと、多少の汚損が許容されるものとがある。そこで、上記汚損を極力避けたいもの、例えば、汚損によって、車両の外観上の見栄えが著しく低下するようなものに対し、上記第1、第2油圧値P1,P2のうち、大きい方の油圧値のブッシュを対応させればよい。このようにすれば、上記したように、作動油6の油圧が過大になったときには、より小さい方の油圧値のブッシュが、より早く離脱し汚損を許容する側に対して主に作動油6が噴出することとなる。よって、上記作動油6による汚損が、上記した多少の汚損が許容されるものの範囲以上に拡大して無用に広範囲に及ぶ、ということが防止される。
また、前記したように、油圧値が大きい方の上記ブッシュが上記ロッドガイドから離脱し始めることを阻止する移動阻止手段61を設けている。
このため、上記移動阻止手段61を設けることにより、この移動阻止手段61を設けた側のブッシュの上記離脱を、より確実に防止させることができる。よって、上記作動油6による汚損が無用に広範囲に及ぶということが、より確実に防止される。
また、前記したように、移動阻止手段61が、上記ロッドガイドに設けられ、上記ブッシュにおける上記シリンダチューブ8の軸方向外方側の端面に対向するストッパ62を備えている。
ここで、上記ストッパ62は簡素な構成であるため、上記作動油6による汚損が無用に広範囲に及ぶということの防止は、簡単な構成によって達成される。
また、前記したように、シリンダチューブ8の他端部13側に対し上記第2ロッドガイド14を軸方向に摺動可能に嵌入し、この第2ロッドガイド14を上記第1、第2油室17,18側に向かい押動して作動油6を常時加圧するばね48を、上記シリンダチューブ8の他端部13内に設け、上記第1油圧値P1を上記第2油圧値P2よりも大きくしている。
このため、上記作動油6の油圧により、第1、第2ブッシュ11,15が上記第1、第2ロッドガイド10,14から離脱し始める場合、より小さい第2油圧値P2である方の第2ブッシュ15が、より早く第2ロッドガイド14から離脱し、その離脱により生じた孔を通して上記作動油6がシリンダチューブ8の他端部13内に向かうよう噴出する。
よって、上記シリンダチューブ8の他端部13内が上記のように噴出する作動油6の拡散防止用として利用されることにより、上記作動油6による汚損が無用に広範囲に及ぶ、ということが防止されると共に、上記作動油6の少なくとも一部は、上記シリンダチューブ8の他端部13内に溜められて、上記無用な汚損の拡大が更に確実に防止される。
以下の図3−6は、実施例2−4を示している。これら各実施例は、前記実施例1と構成、作用効果において多くの点で共通している。そこで、これら共通するものについては、図面に共通の符号を付してその重複した説明を省略し、異なる点につき主に説明する。また、これら各実施例における各部分の構成を、本発明の目的、作用効果に照らして種々組み合せてもよい。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例2を添付の図3に従って説明する。
図3において、上記移動阻止手段61は、上記第1ロッドガイド10に一体的に形成され、上記径小孔35の内周面のうち、上記第1ブッシュ11よりもシリンダチューブ8の軸方向内方(下方)側の部分に、径方向内方に向けて突設される他のストッパ63とされている。この他のストッパ63は、上記軸心7上に位置する円環形状をなし、上記第1ブッシュ11における上記シリンダチューブ8の軸方向内方(下方)側の端面に当接している。また、上記ストッパ63の内周面と主ピストンロッド21の外周面とは互いに近接している。
ここで、緩衝器1のシリンダチューブ8内の作動油6の油圧が過大になるとき、この作動油6に上記内シール材37が押動されて弾性変形し、上記主ピストンロッド21の外周面と上記径小孔35の内周面との間の隙間に入り込むことにより、上記内シール材37が上記第1ブッシュ11を上記第1ロッドガイド10から離脱させるよう押動するおそれを生じる。
しかし、上記したように内シール材37が上記隙間に入り込もうとすることは、上記主ピストンロッド21の外周面に近接するよう突設された上記他のストッパ63により防止される。よって、上記のように弾性変形した内シール材37により上記第1ブッシュ11が第1ロッドガイド10から離脱させられる、ということは防止される。
しかも、上記したように他のストッパ63は、上記主ピストンロッド21の外周面に近接するまで突設されている。このため、上記シリンダチューブ8内の作動油6の過大な圧力が上記第1ブッシュ11に大きく与えられる、ということは上記他のストッパ63により抑制される。よって、この点でも、上記第1ブッシュ11が第1ロッドガイド10から離脱させられるということが防止される。
そして、上記した構成により、上記第1油圧値P1が上記第2油圧値P2よりも、より大きくなることとされている。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例3を添付の図4,5に従って説明する。
図4,5において、この実施例3では、前記実施例1の緩衝器1が上下逆に設けられている。この緩衝器1のシリンダチューブ8の下部側を、上、下軸受64を介し軸方向に円滑に摺動可能となるよう嵌入させるアウターパイプ65が設けられている。このアウターパイプ65は、上方に向かって開口し、底部側が閉じられた有底の円形パイプとされている。
上記蓋体25は締結具66により上記緩衝対象体2の他部4に連結されている。上記蓋体25には、その軸心7上に上記連通孔49が形成されている。圧縮動作B時の副ピストンロッド22の延出端部が上記連通孔49に侵入可能とされている。上記主ピストンロッド21の延出端部が締結具28により上記アウターパイプ65の下端部に連結され、このアウターパイプ65は締結具67により上記緩衝対象体2の一部3に連結されている。上記サスペンションばね29は、緩衝対象体2の他部4とアウターパイプ65との間に介設されている。また、上記シリンダチューブ8の一端部9とアウターパイプ65の下端部との間におけるこのアウターパイプ65の内部空間にはバンプストッパ68が設けられている。また、上記アウターパイプ65の内部空間は、上記各軸受64の存在にかかわらず、このアウターパイプ65と上記シリンダチューブ8との間の隙間を通して大気側に連通させられている。
また、上記伸側減衰力発生部52と圧側減衰力発生部56とは、共通の構成として、上記第1油室17と第2油室18とを互いに連通させるよう上記ピストン19および主ピストンロッド21に跨って形成される他の油路71と、上記主ピストンロッド21の軸心7上に形成された孔に嵌入され、この主ピストンロッド21における上記他の油路71の部分の開度を調整可能とするニードル弁である調整弁72と、上記主ピストンロッド21の軸心7上に形成された孔に嵌入され、その下端部に工具との係合部73が形成される一方、上端部が上記調整弁72に係合する操作軸74とを備えている。
上記操作軸74の係合部73は、上記主ピストンロッド21の延出端部内に位置している。そして、上記操作軸74の係合部73への操作に上記調整弁72が連動して、上記他の油路71の開度が調整可能とされている。
そして、前記のように緩衝器1が伸長動作Aや圧縮動作Bした時には、上記調整弁72により開度が調整された他の油路71を通って上記第1、第2油室17,18の間で作動油6が流動する。そして、この流動によっても、所望の減衰力が発生して、上記衝撃力が緩和される。
上記第1、第2油圧値P1,P2のうち、第2油圧値P2が、より大きくされている。より具体的には、上記第2ブッシュ15が上記第2ロッドガイド14から離脱し始めることを阻止するストッパ62が設けられている。このストッパ62は、上記第2ロッドガイド14とは別体に設けられ、この第2ロッドガイド14における上記空間47側の面に当接され、上方から上記ばね48で押圧されている。
上記構成によれば、緩衝器1のシリンダチューブ8内の作動油6の油圧が何らかの原因で上昇して過大になったときには、値が小さい第1油圧値P1の第1ブッシュ11が、より早く第1ロッドガイド10から離脱し、その離脱により生じた孔を通して上記作動油6がシリンダチューブ8の外部に向かうよう噴出する。
すると、上記のように噴出した作動油6は、一旦、上記アウターパイプ65内に向かうこととされる。このため、上記作動油6による汚損が無用に広範囲に及ぶ、ということが防止されると共に、上記作動油6の少なくとも一部は、上記アウターパイプ65内に溜められて、上記無用な汚損の拡大が更に確実に防止される。
また、前記したように、ストッパ62を上記第2ロッドガイド14とは別体に設けている。
このため、上記第1、第2ロッドガイド10,14は、上記ストッパ62とかかわりなく、その各主要部品を互いに共通にすることができる。よって、緩衝器1の部品点数を少なくして、この構成を簡単にできる。
また、上記ストッパ62を他の形状や強度のものと交換することが容易にできる。このため、値が大きい方の油圧値を適正に設定することが容易にできる。よって、上記緩衝器1から作動油6が噴出し始めるときの油圧の大きさを適正に定めることができる。
本発明をより詳細に説明するために、その実施例4を添付の図6に従って説明する。
図6において、この実施例4は、前記実施例3とほぼ同構成であるが、上記ストッパ62は、上記第2ロッドガイド14のロッドガイド本体41の一部のかしめにより、このロッドガイド本体41に固着されている。
実施例1を示し、図2の部分拡大断面図である。 実施例1を示し、緩衝器の側面断面部分破断図である。 実施例2を示し、図1の一部に相当する図である。 実施例3を示し、図2相当する図である。 実施例3を示し、図4の部分拡大断面図である。 実施例4を示し、図5の一部に相当する図である。
符号の説明
1 緩衝器
2 緩衝対象体
3 一部
4 他部
6 作動油
7 軸心
8 シリンダチューブ
9 一端部
10 第1ロッドガイド
11 第1ブッシュ
13 他端部
14 第2ロッドガイド
15 第2ブッシュ
17 第1油室
18 第2油室
19 ピストン
21 主ピストンロッド
22 副ピストンロッド
47 空間
48 ばね
49 連通孔
52 伸側減衰力発生部
56 圧側減衰力発生部
61 移動阻止手段
62 ストッパ
63 ストッパ
A 伸長動作
B 圧縮動作
P1 第1油圧値
P2 第2油圧値

Claims (5)

  1. 内部に作動油が充填されるシリンダチューブと、このシリンダチューブの軸方向の一端部側開口を閉じるよう設けられる第1ロッドガイドと、この第1ロッドガイドの軸心上に圧入されて主ピストンロッドを貫通させる第1ブッシュと、上記シリンダチューブの軸方向の他端部側開口を閉じるよう設けられる第2ロッドガイドと、この第2ロッドガイドの軸心上に圧入されて副ピストンロッドを貫通させる第2ブッシュとを備えた油圧緩衝器において、
    上記作動油の油圧上昇により、上記第1ブッシュが上記第1ロッドガイドから上記シリンダチューブの軸方向外方に向かって離脱し始めるときの第1油圧値と、上記作動油の油圧上昇により、上記第2ブッシュが上記第2ロッドガイドから上記シリンダチューブの軸方向外方に向かって離脱し始める時の第2油圧値とのうち、いずれか一方の油圧値をより大きくしたことを特徴とする油圧緩衝器。
  2. 上記油圧値が大きい方の上記ブッシュが上記ロッドガイドから離脱し始めることを阻止する移動阻止手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の油圧緩衝器。
  3. 上記移動阻止手段が、上記ロッドガイドに設けられ、上記ブッシュにおける上記シリンダチューブの軸方向外方側の端面に対向するストッパを備えたことを特徴とする請求項2に記載の油圧緩衝器。
  4. 上記シリンダチューブの他端部側に対し上記第2ロッドガイドを軸方向に摺動可能に嵌入し、この第2ロッドガイドを上記第1、第2油室側に向かい押動して作動油を常時加圧するばねを、上記シリンダチューブの他端部内に設け、上記第1油圧値を上記第2油圧値よりも大きくしたことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1つに記載の油圧緩衝器。
  5. 上記ストッパを上記ロッドガイドとは別体に設けたことを特徴とする請求項3に記載の油圧緩衝器。
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