JP2008232165A - コグドvベルト - Google Patents

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Toyoshige Inoue
豊茂 井上
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Abstract

【課題】コグ谷部18におけるクラックの発生を好適に抑制して長寿命化を図る。
【解決手段】下ゴム層12は、心体層13側に形成された第1ゴム層21と、ベルト内面側に形成された第2ゴム層22とにより構成されている。第1ゴム層21には短繊維が混入される一方、第2ゴム層22は短繊維を含まないゴムによって形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、コグドVベルトに関するものである。
一般に、コグドVベルトは、ベルト背面側の上ゴム層と、ベルト内面側の下ゴム層と、この上ゴム層及び下ゴム層の間に設けられて心線等が埋設された心体層とにより構成されている。そうして、ベルト内面側において複数のプーリに巻き掛けられ、ベルト両側面とプーリとの間の摩擦力によって、駆動プーリの駆動力を従動プーリへ伝動するようになっている。
下ゴム層のベルト内面側表面には、ベルト幅方向である側方から見て波形状となるコグが形成されている。このコグによって、プーリから受ける側圧に対する補強効果と、比較的小さなプーリでもよくなじむ柔軟効果とが付与されている。尚、コグドVベルトの背面又は内面は、通常、帆布によって被覆されている。
ところで、上記コグの硬度を高めるために、下ゴム層に短繊維を混入させることが一般に知られている。しかしながら、上記コグドVベルトを連続高速回転させた場合に、コグの谷部にクラックが生じ易いという問題がある。
この問題に対し、特許文献1のコグドVベルトでは、下ゴム層に短繊維を混入させると共に、コグの谷部における短繊維の充填密度を比較的低くするようにしている。そのことにより、コグの谷部における硬度を低くして、クラックの発生を抑制しようとしている。
一方、特許文献2には、短繊維が混入された下ゴム層を心体層側の第1ゴム層と、ベルト内面側の第2ゴム層とにより構成し、短繊維を含む第2ゴム層のベルト幅方向の弾性率を、第1ゴム層よりも大きくすることが開示されている。そのことにより、プーリから大きな側圧を受けていてもベルト幅方向に変形し難くなって、ベルト長さ方向に揺さぶられ難くなるため、コグ内部(ベルト進行方向前側の側面近傍)におけるクラックの発生を抑制するようにしている。
特開昭62−266250号公報 特開2000−18338号公報
しかし、上記特許文献1のコグドVベルトでは、下ゴム層の全体に依然として短繊維が混入されているために、コグの谷部においてクラックが生じることは避けられない。一方、上記特許文献2の発明は、ベルト進行方向前側の側面近傍におけるコグ内部に生じ得るクラックに対する対策であって、コグの谷部におけるクラックの対策ではない。すなわち、この特許文献2のコグドVベルトにおいても、コグの谷部に短繊維が混入されていることから、やはりその谷部におけるクラックの発生を抑制することは難しい。
本件の発明者は、コグドVベルトについて鋭意研究を重ねた結果、コグの谷部でクラックが発生すると、そのクラックが心体層側へ進展することにより、心体層の心線の疲労が極めて顕著になることを見出した。
本発明者が一般的なコグドVベルトについて耐久試験を行ったところ、ベルトの走行時間が400時間までは、心線の疲労が緩やかに進行する一方、400時間を超えた辺りから下ゴム層におけるコグ谷部にクラックの発生が確認され、そのクラックの進行に伴って心線の疲労が急激に進むことが確認された。
このように、コグの谷部におけるクラックの発生を抑制することは、ベルトの長寿命化を図るために非常に重要な課題である。
本発明は、斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コグの谷部におけるクラックの発生を好適に抑制して、コグドVベルトの長寿命化を図ることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、下ゴム層におけるベルト内面側の第2ゴム層を、短繊維を含まないゴムによって形成するようにした。
具体的に、第1の発明は、ベルト背面側に設けられた上ゴム層と、ベルト内面側に設けられると共にコグが形成された下ゴム層と、前記上ゴム層及び前記下ゴム層の間に設けられた心体層とを備えたコグドVベルトを対象としている。そして、前記下ゴム層は、前記心体層側に形成された第1ゴム層と、ベルト内面側に形成された第2ゴム層とにより構成され、前記第1ゴム層には短繊維が混入される一方、前記第2ゴム層は短繊維を含まないゴムによって形成されている。
上記の構成により、下ゴム層の第1ゴム層に短繊維が混入されているため、コグの硬度は第1ゴム層によって確保される。すなわち、下ゴム層が受ける側圧は主に第1ゴム層によって支持される。さらに、下ゴム層のベルト内面側に形成された第2ゴム層が、短繊維を含まないため、その硬度が第1ゴム層よりも低くなり、コグの谷部においてクラックが発生し難くなる。その結果、第1ゴム層によってベルト幅方向の強度を確保しつつ、第2ゴム層によってコグ谷部におけるクラックの発生を抑制して、ベルトの長寿命化を図ることが可能になる。
第2の発明は、上記第1の発明において、前記第2ゴム層は、前記コグのベルト内面側表面に沿って形成されている。
この構成により、所定の厚みの第2ゴム層を第1ゴム層に貼り付けることで、ベルト全体が容易に形成される。また、仮に、他の層と第2ゴム層との界面が下ゴム層のベルト内面側表面に形成されているとすると、その界面からクラックが生じる虞れがあるのに対し、上記の構成によると、下ゴム層のベルト内面側表面に、第2ゴム層が途切れることなく連続して形成されることとなるため、コグの谷部においてもクラックが生じ難くなる。
第3の発明は、上記第2の発明において、前記第2ゴム層の厚みは、0.7mm以上且つ1.2mm以下である。
上記の構成により、クラックの発生を抑えつつベルトの伝動能力を確保することが可能になる。すなわち、第2ゴム層の厚みが仮に0.7mm未満である場合には、クラックが発生する虞れがある。一方、第2ゴム層の厚みが仮に1.2mmよりも大きい場合には、クラックが発生し難くなるものの、ベルトの伝動能力が急激に低下してしまう。したがって、第2ゴム層の厚みは、0.7mm以上且つ1.2mm以下であることが好ましい。
第4の発明は、上記第1の発明において、前記第2ゴム層は、JIS−C硬度計によって計測されるゴム硬さが、50°以上且つ55°以下である。
この構成により、第1ゴム層と第2ゴム層との接合状態が良好に維持されると共に、クラックの発生が抑制される。すなわち、仮に、第2ゴム層の上記ゴム硬さが、50°未満である場合には、第1ゴム層と第2ゴム層との界面に亀裂が発生し易くなる。一方、第2ゴム層の上記ゴム硬さが55°よりも大きい場合にはクラックが発生する虞れがある。したがって、第2ゴム層の上記ゴム硬さは、50°以上且つ55°以下であることが好ましい。
第5の発明は、上記第1の発明において、前記上ゴム層にはコグが形成されている。
上記の構成により、下ゴム層のコグに加えて、上ゴム層にもコグが形成されることから、ベルト幅方向の強度がより高く確保される。また、一般に、上ゴム層及び下ゴム層の双方にコグを形成した場合には、下ゴム層のコグ谷部にクラックがさらに生じ易くなるが、本発明によると、上述のように、下ゴム層の第2ゴム層を、短繊維を含まないゴムによって形成するようにしたので、そのクラックの発生が好適に抑制される。
本発明によれば、下ゴム層におけるベルト内面側の第2ゴム層を、短繊維を含まないゴムによって形成するようにしたので、短繊維が混入された第1ゴム層によってベルト幅方向の強度を確保しつつ、第2ゴム層によってコグ谷部におけるクラックの発生を抑制して、ベルトの長寿命化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1及び図2は、本発明の実施形態1を示している。図1は、コグドVベルト1の構造を模式的に示すベルト長さ方向の断面図である。図2は、図1におけるII−II線断面図である。
本実施形態のコグドVベルト1は、例えば二輪スクータや自動車等に搭載されるベルト式無段変速機の伝動ベルトとして使用される。すなわち、コグドVベルト1は、図示を省略するが、エンジン等の駆動軸に設けられた駆動プーリと、他の複数の従動プーリとに巻き掛けられる。コグドVベルト1は、駆動プーリが回転駆動することにより、上記各プーリから側圧を受けた状態で回動する。そうして、各プーリの径が変動されることによって、変速動作が行われるようになっている。
上記コグドVベルト1は、図1及び図2に示すように、ベルト背面側(図1及び図2で上側)に設けられた上ゴム層11と、ベルト内面側(図1及び図2で下側)に設けられた下ゴム層12と、上ゴム層11及び下ゴム層12の間に設けられた心体層13とを備えている。
心体層13は、断面矩形状の接着ゴム層14と、この接着ゴム層14内に埋設された複数の心線15とにより構成されている。心線15は、例えばポリエステル等の樹脂により構成され、それぞれベルト幅方向に並んで配置されると共にベルト長さ方向に延びるように配置されている。
下ゴム層12には、ベルト幅方向に延びる複数の下コグ17が、ベルト背面側に突出して形成されている。各下コグ17は、ベルト長さ方向に所定のピッチで並ぶように配置されている。そうして、各下コグ17同士の間にはコグ谷部18が形成されることとなる。
一方、上ゴム層11には、ベル幅方向に延びる複数の上コグ19が、ベルト内面側に突出して形成されている。各上コグ19は、ベルト長さ方向に所定のピッチで並ぶように配置されている。そうして、各下コグ17同士の間にはコグ谷部20が形成されることとなる。
上コグ19は、その全体が例えばクロロプレンゴム等からなるゴム組成物によって構成されている。さらに、上コグ19には、例えばアラミド繊維等からなる高弾性率の短繊維が混入されている。
そして、本発明の主たる特徴として、下ゴム層12は、心体層13側に形成された第1ゴム層21と、ベルト内面側に形成された第2ゴム層22とにより構成され、第1ゴム層21には短繊維が混入される一方、第2ゴム層22は短繊維を含まないゴムによって形成されている。
第1ゴム層21は、例えばクロロプレンゴム等からなるゴム組成物によって構成されると共に、例えばアラミド繊維等からなる高弾性率の短繊維が混入されている。一方、第2ゴム層22は、例えばカーボンブラック等の充填剤により補強されたゴム組成物によって構成することが可能である。
第2ゴム層22は、下コグ17のベルト内面側表面に沿って所定の厚みで形成されている。第2ゴム層22の厚みは、例えば0.7mm以上且つ1.2mm以下であることが好ましい。さらに、第2ゴム層22は、JIS−C硬度計によって計測されるゴム硬さが、50°以上且つ55°以下であることが望ましい。
−実施形態1の効果−
したがって、この実施形態1によると、下ゴム層12におけるベルト内面側の第2ゴム層22を、短繊維を含まないゴムによって形成するようにしたので、短繊維が混入された第1ゴム層21によってベルト幅方向の強度を確保しつつ、第2ゴム層22によってコグ谷部におけるクラックの発生を抑制して、ベルトの長寿命化を図ることができる。
すなわち、下ゴム層12の第1ゴム層21に短繊維が混入されているため、コグの硬度は第1ゴム層21によって確保することができる。つまり、下ゴム層12がプーリから受ける側圧は主に第1ゴム層21によって支持される。さらに、下ゴム層12のベルト内面側に形成された第2ゴム層22が短繊維を含まないため、その硬度を第1ゴム層21よりも低くすることができる。したがって、下ゴム層12のコグ谷部18では、その硬度が低くなることから、クラックを発生し難くすることができる。その結果、上記コグドVベルト1は、第1ゴム層21によってベルト幅方向の強度を確保しつつ、第2ゴム層22によってコグ谷部18におけるクラックの発生を抑制して、ベルトの長寿命化を図ることができる。
さらに、第2ゴム層22を所定の厚みで第1ゴム層21に貼り付けた構成としたので、クラックの発生を抑制するための構造を簡単にして、ベルト全体を容易に形成することができる。また、仮に、第1ゴム層21と第2ゴム層22との界面が下ゴム層12のベルト内面側表面に形成されているとすると、その界面を起点としてクラックが生じる虞れがある。これに対し、本実施形態のコグドVベルト1によると、下ゴム層12のベルト内面側表面に、第2ゴム層22が途切れることなく連続して形成されることとなるため、コグ谷部18においてもクラックを生じ難くすることができる。
ところで、第2ゴム層22の厚みが仮に0.7mm未満である場合には、コグ谷部18でクラックが虞れがある。一方、第2ゴム層22の厚みが仮に1.2mmよりも大きい場合には、クラックが発生し難くなるものの、ベルトの伝動能力が急激に低下してしまう。したがって、第2ゴム層22の厚みは、0.7mm以上且つ1.2mm以下であることが好ましい。そのことにより、コグ谷部18におけるクラックの発生を抑えつつ、ベルトの伝動能力を適切に確保することができる。
また、仮に、第2ゴム層22の上記ゴム硬さが、50°未満である場合には、第1ゴム層21と第2ゴム層22との界面に亀裂が発生し易くなってしまう。一方、第2ゴム層22の上記ゴム硬さが55°よりも大きい場合にはクラックが発生する虞れがある。したがって、第2ゴム層22の上記ゴム硬さは、50°以上且つ55°以下であることが好ましい。そのことにより、第1ゴム層21と第2ゴム層22との接合状態を良好に維持すると共に、コグ谷部18におけるクラックの発生を抑制することができる。
さらに、下ゴム層12の下コグ17に加えて、上ゴム層11にも上コグ19を形成するようにしたので、ベルト幅方向の強度をより高く確保することができる。また、一般に、上ゴム層11及び下ゴム層12の双方にコグ17,19をそれぞれ形成した場合には、下ゴム層12のコグ谷部18にクラックがさらに生じ易くなるが、本実施形態のコグドVベルト1によると、上述のように、下ゴム層12の第2ゴム層22を、短繊維を含まないゴムによって形成するようにしたので、その硬度を低下させてクラックの発生を好適に抑制することが可能になる。
(実施例)
次に、上記コグドVベルト1を具体的に実施した実施例について説明する。
上記コグドVベルト1の構成において、第2ゴム層22のゴム硬さを45°,50°,55°,60°,及び65°に変更したものについて、ベルトを走行させて耐久試験を行った。その結果を図3の表に示す。この試験において第2ゴム層の厚みは1.0mmとした。
図3に示すように、ゴム硬さが45°である場合には、500時間後に第1ゴム層と第2ゴム層との界面に亀裂が発生した。一方、ゴム硬さが50°から大きくなるに連れて、クラックが発生した時間(コグドVベルトの寿命)は短くなることがわかった。特に、ゴム硬さが50°及び55°の場合には、それぞれ寿命が596時間及び584時間であって充分に確保されているのに対し、ゴム硬さが60°以上になると寿命が急激に短くなって、473時間になっている。これは、ゴム硬さが高すぎてクラックが生じやすくなった結果であると考えられる。
以上の結果より、第1ゴム層21と第2ゴム層22との接合状態を良好に維持すると共に、コグ谷部18におけるクラックの発生を抑制する観点から、第2ゴム層22のゴム硬さは、50°以上且つ55°以下であることが好ましい。
次に、上記コグドVベルト1の構成において、第2ゴム層22の厚みを0.3mm、0.7mm、1.0mm、1.2mm、1.7mm、及び2.1mmに変更したものについて、上記試験と同様にベルトを走行させて耐久試験を行った。その結果を図4の表に示す。
図4に示すように、第2ゴム層22の厚みが0.3mmから2.1mmに増加するに連れて、ベルトの伝動能力が10050(N/m)から7800(N/m)に徐々に低下することがわかった。一方、クラックが発生したベルトの寿命は、第2ゴム層22の厚みが0.3mmから2.1mmに増加するに伴って、387時間から720時間に増加することが確認できた。特に、ゴム厚みが0.7mm以上のときには570時間以上の寿命を確保できることがわかった。
以上の結果より、クラックの発生を抑えつつベルトの伝動能力を確保する観点から、第2ゴム層22の厚みは、0.7mm以上且つ1.2mm以下であることが好ましい。
以上説明したように、本発明は、コグドVベルトについて有用であり、特に、コグの谷部におけるクラックの発生を好適に抑制して、コグドVベルトの長寿命化を図る場合に適している。
図1は、実施形態1のコグドVベルトの構造を模式的に示すベルト長さ方向の断面図である。 図2は、図1におけるII−II線断面図である。 図3は、第2ゴム層のゴム硬さと寿命との関係を示す表である。 図4は、第2ゴム層の厚みと、伝動能力及び寿命との関係を示す表である。
符号の説明
1 コグドVベルト
11 上ゴム層
12 下ゴム層
13 心体層
14 接着ゴム層
15 心線
17 下コグ
18,20 コグ谷部
19 上コグ
21 第1ゴム層
22 第2ゴム層

Claims (5)

  1. ベルト背面側に設けられた上ゴム層と、
    ベルト内面側に設けられると共にコグが形成された下ゴム層と、
    前記上ゴム層及び前記下ゴム層の間に設けられた心体層とを備えたコグドVベルトであって、
    前記下ゴム層は、前記心体層側に形成された第1ゴム層と、ベルト内面側に形成された第2ゴム層とにより構成され、
    前記第1ゴム層には短繊維が混入される一方、前記第2ゴム層は短繊維を含まないゴムによって形成されている
    ことを特徴とするコグドVベルト。
  2. 請求項1において、
    前記第2ゴム層は、前記コグのベルト内面側表面に沿って形成されている
    ことを特徴とするコグドVベルト。
  3. 請求項2において、
    前記第2ゴム層の厚みは、0.7mm以上且つ1.2mm以下である
    ことを特徴とするコグドVベルト。
  4. 請求項1において、
    前記第2ゴム層は、JIS−C硬度計によって計測されるゴム硬さが、50°以上且つ55°以下である
    ことを特徴とするコグドVベルト。
  5. 請求項1において、
    前記上ゴム層にはコグが形成されている
    ことを特徴とするコグドVベルト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013024349A (ja) * 2011-07-22 2013-02-04 Mitsuboshi Belting Ltd 伝動用vベルト並びにその製造方法及び使用方法

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