JP2008231965A - エンジンの自動停止制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アイドリングストップ車において確実にバッテリのSOCの誤差をリセットする。
【解決手段】本発明は、アイドリングストップを実行するためのエンジンの自動停止制御装置であって、アイドリングストップ条件が成立したときにエンジンを停止させ、再始動条件が成立したときにアイドリングストップ中のエンジンを再始動させる自動停止制御手段と、バッテリと、バッテリ電流の値を検出する電流センサと、電流センサの出力値に基づいてバッテリのSOCを推定するSOC推定手段と、推定するSOCが所定の下限値より小さくなったとき、推定するSOCが概ね100%になるようにバッテリを補充電する補充電手段とを有し、自動停止制御手段は、アイドリングストップ条件の成立時に補充電が実行中であって推定するSOCが第1のしきい値より大きい場合、補充電が完了するまでアイドリングストップの開始を延期することを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、アイドリングストップを実行するためにエンジンを自動停止させるエンジンの自動停止制御装置に関し、アイドリングストップ中に車両の電気負荷に電力を供給するバッテリの充放電制御の分野に属する。
従来、バッテリの充電状態はSOCで表現されることが多い。SOC(state of charge)は、(残容量(Ah)/満充電容量(Ah))×100(%)を意味する。SOCが100%の場合、満充電状態を示す。
このバッテリのSOCは、該バッテリに対して出入りする電流の値に基づいて推定される。簡単に説明すると、例えば、所定の電圧でバッテリを充電していくと充電電流値は減少し、最終的にゼロに近い略一定の所定電流値になる。充電電流値が略一定の所定電流値になることはバッテリが略これ以上蓄電できない状態であることを示しているため、所定の電圧で充電したときの充電電流値が略一定の所定電流値にあるときをSOC100%とする。所定の電圧で充電して充電電流値を検出し、SOC100%と対応する所定電流値を基準とすれば検出充電電流値から検出時のSOCを推定することができる。
ところが、バッテリのSOCを該バッテリに対して出入する電流の値から推定する場合、推定したSOC(以下、「推定SOC」と称する。)と真のSOC(以下、「真SOC」と称する。)との間に誤差が生じることがある。これは、推定SOCがバッテリに対して出入する電流の値を検出する電流センサの出力値に基づいて推定されたものであり、該電流センサが真の電流値と異なる値を出力することによる(電流センサの誤差特性による。)。真の電流値の絶対値が大きくなればなるほど、真の電流値と出力値との差が大きくなる。例えば、真の電流値が−10Aである場合(−はバッテリから電流が流出する方向を示し、いわゆる放電方向)、センサが出力値として−12Aを出力することがある。
すなわち、バッテリに対して出入する電流の値が変化する度に電流センサが真の電流値と異なる値を出力し、その出力値に基づいて推定SOCが変更されていくため、推定SOCは真SOCと異なる値、すなわち電流センサの誤差特性による誤差を含んだ値になる。特にバッテリに出入りする電流が大きい場合、推定SOCと真SOCとの差が大きくなる傾向があり、放電電流が大きいと、推定SOCが真SOCに比べて小さい値になる。
したがって、推定SOCに基づいてバッテリの充電を実行すると、例えば真SOCに基づけば充電が必要にもかかわらず実際には充電が行われない可能性がある。逆に、真SOCに基づけば充電する必要がないにもかかわらず、推定SOCに基づいたために充電が行われる可能性がある。すなわち、バッテリに対して正しいタイミングで充電が実行されないことがある。
この対処として、推定SOCと真SOCとの間の誤差を略ゼロにリセットする方法がある。この方法は、推定SOCが概ね100%の値で略一定になるまで所定の電圧でバッテリを充電する方法である。充電中に推定SOCが概ね100%の値で略一定になることは、電気センサの出力値が略一定のゼロに近い値である。出力値が略一定のゼロに近い値になることは真の充電電流値も略一定のゼロに近い値である。また、真の充電電流値が略一定のゼロに近い値になることは、上述したように、バッテリの真のSOCが略100%であることを示す。したがって、充電中に推定SOCが概ね100%の値で略一定になったとき、推定SOCを100%にリセットすれば、推定SOCと真SOCとの間の誤差が略ゼロにリセットされる。以下、誤差を略ゼロにリセットするために推定SOCが概ね100%の値で略一定になるまで充電することを「補充電」と称する。
補充電の具体的な方法には、例えばバッテリの充電電圧が所定の電圧(上述するように、SOC100%を示す所定電流値を決定したときの充電電圧)になるようにオルタネータの出力電圧を変更する方法がある。これにより、バッテリの推定SOCが概ね100%になる。オルタネータの出力電圧を変更して充電を制御するものとして、例えば特許文献1に記載のものがある。
特開2004−168126公報
ところが、上述の補充電は、車両停止中の燃料消費を抑制するために車両停止中にエンジンを停止させる、いわゆるアイドリングストップを実行する車両において問題が生じることがある。
アイドリングストップを実行する車両において、バッテリはアイドリングストップ中に駆動する電気負荷に電力を供給する。すなわち、アイドリングストップ中は、バッテリは放電するだけである。したがって、補充電中にアイドリングストップが実行されると、補充電が中断されるだけでなく、アイドリングストップ中にバッテリが放電するので、中断された補充電を最初からやり直す必要がある。言い換えると、推定SOCと真SOCとの間の誤差が略ゼロにリセットされるまでの時間が長くなる。
そこで、本発明は、車両停止中の燃料消費を抑制するアイドリングストップを実行し、かつ確実に補充電を実行することができるエンジンの自動停止制御装置を提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、本願の請求項1に記載の発明は、アイドリングストップを実行するためのエンジンの自動停止制御装置であって、所定のアイドリングストップ条件が成立したときにエンジンを停止させ、所定の再始動条件が成立したときにアイドリングストップ中のエンジンを再始動させる自動停止制御手段と、バッテリと、前記バッテリに対して出入りする電流の値を検出する電流センサと、前記電流センサの出力値に基づいて前記バッテリのSOCを推定する第1のSOC推定手段と、前記第1のSOC推定手段が推定するSOCが所定の下限値より小さくなったとき、前記第1のSOC推定手段が推定するSOCが概ね100%になるように前記バッテリを補充電する補充電手段とを有し、前記自動停止制御手段は、アイドリングストップ条件の成立時に前記補充電手段による補充電が実行中であって前記第1のSOC推定手段が推定するSOCが第1のしきい値より大きい場合、前記補充電手段による補充電が完了するまでアイドリングストップの開始を延期することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のエンジンの自動停止制御装置において、前記電流センサの誤差特性に基づいて前記電流センサの出力値が前記バッテリに対して出入りする真の電流値に近い値になるように該出力値を補正する出力値補正手段と、前記出力値補正手段が補正した出力値に基づいて前記バッテリのSOCを推定する第2のSOC推定手段とを有し、前記自動停止制御手段は、アイドリングストップ条件の成立時に前記第2のSOC推定手段が推定するSOCが第2のしきい値より大きい場合、前記第2のSOC推定手段が推定するSOCが略100%になるまでアイドリングストップの開始を延期することを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の発明は、アイドリングストップを実行するためのエンジンの自動停止制御装置であって、所定のアイドリングストップ条件が成立したときにエンジンを停止させ、所定の再始動条件が成立したときにアイドリングストップ中のエンジンを再始動させる自動停止制御手段と、バッテリと、前記バッテリに対して出入りする電流の値を検出する電流センサと、前記電流センサの出力値に基づいて前記バッテリのSOCを推定する第1のSOC推定手段と、前記電流センサの誤差特性に基づいて前記電流センサの出力値が前記バッテリに対して出入りする真の電流値に近い値になるように該出力値を補正する出力値補正手段と、前記出力値補正手段が補正した出力値に基づいて前記バッテリのSOCを推定する第2のSOC推定手段と、前記第1のSOC推定手段が推定するSOCが所定の下限値より小さくなったとき、前記第1のSOC推定手段が推定するSOCが概ね100%になるように前記バッテリを補充電する補充電手段とを有し、前記自動停止制御手段は、アイドリングストップ条件の成立時に前記第2のSOC推定手段が推定するSOCが第2のしきい値より大きい場合、前記第2のSOC推定手段が推定するSOCが略100%になるまでアイドリングストップの開始を延期することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、所定のアイドルストップ条件の成立時に補充電が実行中であって電流センサの出力値に基づいて推定された推定SOCが第1のしきい値より大きい場合、補充電が完了するまで、すなわち推定SOCが概ね100%になるまでアイドルストップの開始が延期される(補充電が完了するまでエンジンを駆動した状態で維持する。)。そのため、完了に近い補充電が、中断されることなく完了するまで実行される。言い換えると、中断された補充電をやり直す場合に比べて、推定SOCと真SOCの間の誤差を早期にリセットすることができる。
一方、補充電の実行中であっても、推定SOCが第1のしきい値より小さい場合、アイドリングストップが実行される。すなわち、車両停止中において補充電完了までに長時間必要であるまたは車両停止中に補充電が完了しないようであれば、アイドリングストップを実行する。その結果、車両停止中の燃料の消費を抑制することができる。
加えて、真SOCより小さい推定SOCが下限値以下になったときに補充電が実行されるため、真SOCが下限値以下の値になることを確実に防止することができる。すなわち、バッテリの劣化を抑制することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明に加えて、電流センサの出力値が真の電流値に略近い値になるように補正され、補正された出力値に基づいてSOC(補正SOC)が推定される。所定のアイドルストップ条件の成立時に真のSOCに近い補正SOCが第2のしきい値より大きい場合、補正SOCが略100%になるまでアイドリングストップの開始が延期される。この場合、上述のように真SOCに近い補正SOCに比べて小さい推定SOCが概ね100%になるまでアイドリングストップの開始を延期することに比べて、アイドリングストップ延期期間が短くなり、また車両停止中の燃料の消費を抑制することができる。アイドリングストップ延期条件が、請求項1に記載の発明に比べて増えるため、真SOCと推定SOCとの間の誤差が略ゼロにリセットされる機会が増加する。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、電流センサの出力値が真の電流値に略近い値になるように補正され、補正された出力値に基づいてSOC(補正SOC)が推定される。所定のアイドルストップ条件の成立時に真のSOCに近い補正SOCが第2のしきい値より大きい場合、補正SOCが略100%になるまでアイドリングストップの開始が延期される。請求項2に記載の発明に比べて真SOCと推定SOCとの間の誤差が略ゼロにリセットされる機会が減少することになるが、アイドリングストップが延期されることが抑制されるため、車両停止中の燃料の消費が抑制される。
加えて、真SOCより小さい推定SOCが下限値以下になったときに補充電が実行されるため、真SOCが下限値以下の値になることを確実に防止することができる。すなわち、バッテリの劣化を抑制することができる。
第1の実施形態.
図1は、本発明の第1の実施形態に係る車両の電気系統を示すもので、該系統10は、エンジン12を始動させるためのスタータ14と、エンジン12に駆動されて電力を発生するオルタネータ16と、オルタネータ16が発生させた電力で駆動する電気負荷(例えば、ATポンプなど)18と、オルタネータ16が発生した電力を蓄えるメインバッテリ20およびサブバッテリ22と、2つのスイッチ24および26とを有する。
メインバッテリ20は、主に電気負荷18に電力を供給するためのもので、特にアイドリングストップ中に駆動する電気負荷18に電力を供給する専用のバッテリとして車両に搭載されている。メインバッテリ20は、オルタネータ16に常時接続されており、オルタネータ16がエンジン12によって駆動されているときは、オルタネータ16が発生した電力の一部を蓄える(残りは電気負荷18に供給される。)。また、メインバッテリ20は、電気負荷18に常時接続されており、電気負荷18が始動する(例えば、電気負荷であるカーナビゲーションシステムが乗員に起動スイッチを押されて始動する、またはイグニッションキーが乗員によってONされて電気負荷であるATポンプが始動するなど)と該電気負荷18へ電力を供給し始める。
さらに、メインバッテリ20は、スイッチ24を介してスタータ14に接続されており、選択的にスタータ14に電力を供給する。なお、メインバッテリ20がスタータ24に電力を供給するタイミングについては後述する。
サブバッテリ22は、スタータ14に電力を供給する専用のバッテリとして車両に搭載されている。サブバッテリ22は、スタータ14に常時接続されており、スタータ14が始動すると該スタータ14へ電力を供給し始める。
また、サブバッテリ22は、スイッチ26を介してオルタネータ16に接続されており、選択的にオルタネータ16に接続されて充電される。
スイッチ24は、乗員によってイグニッションキーがONされてスタータ14がエンジン12を始動(アイドリングストップしたエンジンの再始動は含まない。)するときにメインバッテリ20とスタータ14とを接続するように構成されている。それ以外は、メインバッテリ20とスタータ14を切断している。
スイッチ26は、アイドリングストップ中は切断され、エンジン12の駆動中においてはサブバッテリ22への充電時のみ接続され、それ以外は切断するように構成されている。
また、車両は、図2に示すように、エンジンコントロールユニット(ECU)52を中心とする制御系統50を有する。ECU52を中心とする制御系統50は、メインバッテリ電流センサ54とサブバッテリ電流センサ56とを有する。
メインバッテリ電流センサ54は、メインバッテリ20に対して出入りする電流の値を検出し、検出した値に対応する信号をECU52に出力するように構成されている。
サブバッテリ電流センサ56は、サブバッテリ22に対して出入りする電流の値を検出し、検出した値に対応する信号をECU52に出力するように構成されている。
ECU52は、エンジン12、スタータ14、オルタネータ16、スイッチ24、およびスイッチ26に制御信号を出力するように構成されている。
また、ECU52は、メインバッテリ20とサブバッテリ22のSOCを推定するSOC推定部(請求の範囲に記載の第1のSOC推定手段に対応。)58、メインバッテリ20とサブバッテリ22に対する補充電を実行する補充電実行部60、補充電実行部60の補充電が完了すると推定SOCを100%にリセットする誤差リセット部62、およびアイドリングストップを実行する自動停止制御部64を有する。
SOC推定部58は、メインバッテリ電流センサ54とサブバッテリ電流センサ56の出力値に基づいて、メインバッテリ20とサブバッテリ22のSOCを推定するように構成されている(以下、SOC推定部58が推定するSOCを、「推定SOC」と称する。)。それぞれの推定SOCは、所定の電圧で充電して充電電流値が略一定になったときの所定の電流値を基準として推定される。
補充電実行部60は、SOC推定部58が推定するメインバッテリ20の推定SOCが所定の下限値以下になったとき、メインバッテリ20の補充電を実行する。また、サブバッテリ22の推定SOCが所定の下限値以下になったとき、サブバッテリ22の補充電を実行する。それぞれの所定の下限値は、これ以下の値になるとバッテリが劣化するおそれがある値である。これにより、バッテリの劣化が抑制される。
具体的に説明すると、メインバッテリ20の推定SOCが所定の下限値以下になったとき、補充電実行部60は、メインバッテリ20の電圧が上述の所定の電圧になるようにオルタネータ16の出力電圧を変更する。その状態をSOC推定部58が推定するメインバッテリ20の推定SOCが概ね100%になるまで維持する。これにより、メインバッテリ20は推定SOCが概ね100%の状態にされる。
一方、サブバッテリ22の場合、補充電実行部60は、スイッチ26を制御してオルタネータ16とサブバッテリ22とを接続し、サブバッテリ22の電圧が上述の所定の電圧になるようにオルタネータ16の出力電圧を変更する。その状態をSOC推定部58が推定するサブバッテリ22の推定SOCが概ね100%になるまで維持する。これにより、サブバッテリ22は推定SOCが概ね100%の状態にされる。
補充電実行部60の補充電は、バッテリの推定SOCが概ね100%で略一定になれば終了される。そして、サブバッテリ22の場合、スイッチ26を切断する。
なお、補充電実行部60は、アイドリングストップ中においてもバッテリの推定SOCが所定の下限値になると、充電するためにECU52にエンジン12を再始動させるように構成されている。
誤差リセット部62は、補充電実行部60の補充電が完了すると、推定SOCを100%にリセットする。
このことを図3を用いて説明する。図はメインバッテリ20に対して補充電が開始されて補充電が終了するまでの、SOC推定部58が推定した推定SOCの変化と、真のSOC(以下、「真SOC」と称する。)の変化とを示している。推定SOCと真SOCとが異なるのは、推定SOCがメインバッテリ電流センサ54の出力値に基づいて推定されていることと、メインバッテリ電流センサ54の誤差特性による。
例えば、メインバッテリ電流センサ54は、図4に示すような誤差特性を有する。図に示すように、メインバッテリ20を出入りする真の電流値の絶対値が大きくなるほど誤差量は大きくなる、すなわちメインバッテリ電流センサ54の出力値と真の電流値との間の誤差が大きくなる。その結果、推定SOCと真SOCが大きく異なることになる。
なお、確認すると、真SOCは、バッテリを出入りする真の電流値に基づいた値であって、制御パラメータとして使用されない値である(推定SOCが制御パレメータとして使用される。)。
また、図3に示すように、真SOCは、推定SOCに比べて大きい値である。これは、バッテリが放電するときに、推定SOCと真SOCとの差が大きくなる傾向があるためである。
誤差リセット部62は、図に示すように、推定SOCが概ね100%の略一定値になって補充電実行部60が補充電を完了すると同時に、概ね100%の推定SOCを100%にリセットするように構成されている。これにより、真SOCと推定SOCとの間の誤差が略ゼロになる。
自動停止制御部64は、所定のアイドリングストップ条件が成立したとき、エンジン12を停止するように構成されている。所定のアイドリングストップ条件は、例えば乗員が車両を一時停止させて数秒間経過したときなどに成立する。車両の一時停止は、例えば車速がゼロであることを車速センサ(図示せず)が検出し、イグニッションキーがONされている状態をイグニッションキースイッチ(図示せず)が数秒間検出することで確認される。
また、自動停止制御部64は、アイドリングストップ実行中、乗員が車両の発進を要求したことを検出すると、エンジン12を再始動させる。なお、乗員が車両の発進を要求したことは、例えばアクセルペダルセンサ(図示せず)がアクセルペダルを踏む動作を検出することで確認できる。
さらに、自動停止制御部64は、所定のアイドリングストップ条件が成立したときのSOC推定部58が推定する推定SOCに基づいて、直ちにアイドリングストップを実行するか否かを判定する。
具体的に説明すると、自動停止制御部64は、所定のアイドリングストップ条件の成立時に補充電実行部60による補充電が実行中であって推定SOCが第1のしきい値より大きい場合、補充電実行部60が補充電を完了するまでアイドリングストップの開始を延期する。
図5を用いて説明する。図5(A)はアイドリングストップ条件の成立時に補充電中であってメインバッテリ20の推定SOCが第1のしきい値より大きい場合を示し、図5(B)はアイドリングストップ条件の成立時に補充電中であって推定SOCが第1のしきい値より小さい場合を示している。
図5(A)に示すように、アイドリングストップ条件の成立時に補充電中であって推定SOCが第1のしきい値より大きい場合、自動停止制御部64は、アイドリングストップを直ちに実行せず、補充電が完了するまでアイドリングストップの開始を延期する。これにより、完了に近い補充電が、中断されることなく完了するまで実行される。言い換えると、中断された補充電をやり直す場合に比べて、推定SOCと真SOCの間の誤差が早期にリセットすることができる。
一方、図5(B)に示すように、アイドリングストップ条件の成立時に補充電中であってメインバッテリ20の推定SOCが第1のしきいちより小さい場合、自動停止制御部64は、アイドリングストップを実行する(エンジン12を停止させる。)。これにより補充電は中断される。すなわち、車両停止中において補充電完了までに長時間必要であるまたは車両停止中に補充電が完了しないようであれば、アイドリングストップを実行する。その結果、車両停止中の燃料の消費を抑制することができる。
ここからは、ECU52の制御の流れ、特にアイドリングストップ条件が成立してから始まる制御の流れの一例を説明する。説明は、図6に示すフローを参照しながら行う。以下の制御の流れは、メインバッテリ20に対して実行されるものの一例である。
図6に示すように、まず、S100において、ECU52(自動停止制御部64)は、所定のアイドリングストップ条件が成立しているか否かを判定し、成立した場合、S110に進む。
S110において、ECU52(自動停止制御部64)は、補充電実行部60が補充電を実行しているか否かを確認し、補充電が実行されている場合、S120に進む。実行されていない場合、S180に進む。
S120において、ECU52(自動停止制御部64)は、SOC推定部58が推定した推定SOCが第1のしきい値より大きいか否かを判定する。大きい場合、S130に進む。そうでない場合、S180に進む。
S130において、ECU(自動停止制御部64)は、アイドリングストップの開始を延期することを決定する。
S140において、ECU52(自動停止制御部64)は、補充電実行部60による補充電が完了しているか否かを確認する。確認された場合、S150に進む。
S150において、ECU52(自動停止制御部64)は、発進要求がないか否かを確認する。発進要求がない場合、S160に進んでアイドリングストップの実行を決定する。その後のS170において、アイドリングストップを実行するためにエンジン12を停止させる。そして、S200に進む。
一方、S110で補充電の実行中を確認できなかった場合、またはS120で推定SOCが第1のしきい値より大きくなかった場合、S180において、ECU52(自動停止制御部64)は、アイドリングストップの実行を決定する。その後、S190においてエンジン12を停止させる。そしてS200に進む。
S200において、ECU52(自動停止制御部64)は、発進要求があるか否かを確認する。発進要求があることを確認した場合、S210に進み、エンジン12を再始動させる。そして、スタートに戻る。
本実施形態によれば、所定のアイドルストップ条件の成立時に補充電が実行中であってメインバッテリ電流センサ54の出力値に基づいて推定されたメインバッテリ20の推定SOCが第1のしきい値より大きい場合、補充電が完了するまで、すなわち推定SOCが概ね100%になるまでアイドルストップの開始が延期される(補充電が完了するまでエンジンを駆動した状態で維持する。)。そのため、完了に近い補充電が、中断されることなく完了するまで実行される。言い換えると、中断された補充電をやり直す場合に比べて、推定SOCと真SOCの間の誤差を早期にリセットすることができる。
一方、補充電の実行中であっても、メインバッテリ20の推定SOCが第1のしきい値より小さい場合、アイドリングストップが実行される。すなわち、車両停止中において補充電完了までに長時間必要であるまたは車両停止中に補充電が完了しないようであれば、アイドリングストップを実行する。その結果、車両停止中の燃料の消費を抑制することができる。
第2の実施形態.
本実施形態は、第1の実施形態と略同一であるが、バッテリ電流センサの誤差特性に基づいて、センサの出力値を真の電流値に略近い値に補正する点で異なる。
本実施形態に係る、車両の電気系統は、第1の実施形態のものと同一である。したがって、説明は省略する。
図7は、本実施形態に係る車両の制御系統250を示している。第1の実施形態にない構成要素として、制御系統250は、出力値補正部166と補正SOC推定部(請求の範囲に記載の第2のSOC推定手段に対応。)168とを有する。また、制御系統250は、第1の実施形態の構成要素と類似する、誤差リセット部162と自動停止制御部164とを有する。それ以外の構成要素、メインバッテリ電流センサ54、サブバッテリ電流センサ56、SOC推定部(請求の範囲に記載の第1のSOC推定手段に対応。)58、および補充電実行部60は第1の実施形態の同一符号が付されている構成要素と同一である。以下、第1の実施形態と異なる点を中心にして説明する。
出力値補正部166は、メインバッテリ電流センサ54とサブバッテリ電流センサ56それぞれから出力された値を、それぞれの誤差特性に基づいて、各バッテリを出入りする真の電流値に略近い値に補正するように構成されている。
補正SOC推定部168は、出力値補正部166が補正した出力値に基づいてSOCを推定する。補正SOC推定部168が推定したSOCは、真の電流値に略近い値に基づいて推定されたものであるため、真のSOCに近い。以下、補正SOC推定部168が推定したSOCを「補正SOC」と称する。
誤差リセット部162は、第1の実施形態の誤差リセット62と同一の機能を有し、また、補正SOC推定部168が推定した補正SOCが略100%になったとき、SOC推定部58が推定した未補正の推定SOCを100%にリセットするように構成されている。
自動停止制御部164は、所定のアイドリングストップ条件の成立時に補正SOCが第2のしきい値より大きい場合、補正SOCが略100%になるまでアイドリングストップの開始を延期するように構成されている。したがって、真SOCに近い補正SOCに比べて小さい推定SOCが概ね100%になるまでアイドリングストップの開始を延期する場合に比べて、アイドリングストップ延期期間が短くなり、車両停止中の燃料の消費が抑制される。
本実施形態によれば、アイドリングストップ延期条件が、第1の実施形態に比べて増えるため、真のSOCと推定SOCとの間の誤差が略ゼロにリセットされる機会が増加する。
なお、本実施形態において、補充電実行部60は、第1の実施形態と同様に、推定SOCが下限値以下になったときに、補充電を開始する。言い換えると、補正SOCが下限になったときに補充電を開始するようには構成されていない。
これは、補正SOCが真SOCに近い値であって、推定SOCが補正SOCや真SOCに比べて小さい値であることによる。説明すると、補正SOCが下限値以下になったとき、補正SOCが真SOCに近い値といっても同一ではないので、真SOCが下限値よりさらに下の値になる可能性がある。一方、未補正の推定SOCが下限値以下になったとき、補正SOCや真SOCは確実に下限値より上の値である。したがって、補正SOCではなく推定SOCが下限値以下になったときに補充電を実行するようにすれば、真SOCが下限値以下の値になることを確実に防止することができる。すなわち、バッテリの劣化を抑制することができる。
これが、バッテリ電流センサの出力値を補正する出力値補正部166と、補正した出力値に基づいてSOCを推定する補正SOC推定部168とを有しながら、補正されていない出力値に基づいてSOCを推定するSOC推定部58が存在する理由である。
以上、上述の2つの実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、第2の実施形態においては、所定のアイドリングストップ条件の成立時において、補充電中であって推定SOCが第1のしきい値より大きい場合と、補正SOCが第2のしきい値より大きい場合、アイドリングストップの開始が延期される。これに代わり、新たな第3の実施形態として、所定のアイドリングストップ条件の成立時に補正SOCが第2のしきい値より大きい場合のみ、アイドリングストップの開始を延期して真SOCと推定SOCとの間の誤差の略ゼロへのリセットを車両の停止中に行えるようにしてもよい。この場合、第2の実施形態に比べて真SOCと推定SOCとの間の誤差が略ゼロにリセットされる機会が減少することになるが、アイドリングストップが延期されることが抑制されるため、車両停止中の燃料の消費が抑制される。
また、第2や第3の実施形態のように、電流センサの出力値に基づく推定SOCと、補正された出力値に基づく、すなわち真SOCに近い補正SOCとの2つのSOCがある場合、所定のアイドリングストップ条件の成立時に2つのSOC値の間の差が所定値以上であるとき(言い換えると、真SOCと推定SOCとの間の誤差が所定値以上であるとき)、アイドリングストップの開始を延期するように構成してもよい。
これによれば、所定のアイドリングストップ条件の成立時に真SOCと推定SOCとの間の誤差が大きければ、アイドリングストップを延期して誤差を略ゼロへリセットする機会を増加させることができる。
以上のように本発明によれば、アイドリングストップを実行する車両において、推定されたSOCと真のSOCとの間の誤差が車両の停止中にリセットできる。したがって、アイドリングストップを実行する車両の製造産業分野において好適に利用される可能性がある。
本発明の第1の一実施形態にかかるエンジンの自動停止制御装置を含む車両の電気系統を概略的に示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかるエンジンの自動停止制御装置を含む車両の制御系統を概略的に示す図である。 SOCの誤差をリセットする方法を説明するための図である。 バッテリ電流センサの誤差特性を示す図である。 アイドリングストップ延期条件を説明するための図である。 アイドリングストップの開始を延期するすることを決定するための制御のフローを示す図である。 本発明の第2の実施形態にかかるエンジンの自動停止制御装置を含む車両の制御系統を概略的に示す図である。 バッテリの劣化を防ぐ方法を説明するための図である。

Claims (3)

  1. アイドリングストップを実行するためのエンジンの自動停止制御装置であって、
    所定のアイドリングストップ条件が成立したときにエンジンを停止させ、所定の再始動条件が成立したときにアイドリングストップ中のエンジンを再始動させる自動停止制御手段と、
    バッテリと、
    前記バッテリに対して出入りする電流の値を検出する電流センサと、
    前記電流センサの出力値に基づいて前記バッテリのSOCを推定する第1のSOC推定手段と、
    前記第1のSOC推定手段が推定するSOCが所定の下限値より小さくなったとき、前記第1のSOC推定手段が推定するSOCが概ね100%になるように前記バッテリを補充電する補充電手段とを有し、
    前記自動停止制御手段は、アイドリングストップ条件の成立時に前記補充電手段による補充電が実行中であって前記第1のSOC推定手段が推定するSOCが第1のしきい値より大きい場合、前記補充電手段による補充電が完了するまでアイドリングストップの開始を延期することを特徴とするエンジンの自動停止制御装置。
  2. 請求項1に記載のエンジンの自動停止制御装置において、
    前記電流センサの誤差特性に基づいて前記電流センサの出力値が前記バッテリに対して出入りする真の電流値に近い値になるように該出力値を補正する出力値補正手段と、
    前記出力値補正手段が補正した出力値に基づいて前記バッテリのSOCを推定する第2のSOC推定手段とを有し、
    前記自動停止制御手段は、アイドリングストップ条件の成立時に前記第2のSOC推定手段が推定するSOCが第2のしきい値より大きい場合、前記第2のSOC推定手段が推定するSOCが略100%になるまでアイドリングストップの開始を延期することを特徴とするエンジンの自動停止制御装置。
  3. アイドリングストップを実行するためのエンジンの自動停止制御装置であって、
    所定のアイドリングストップ条件が成立したときにエンジンを停止させ、所定の再始動条件が成立したときにアイドリングストップ中のエンジンを再始動させる自動停止制御手段と、
    バッテリと、
    前記バッテリに対して出入りする電流の値を検出する電流センサと、
    前記電流センサの出力値に基づいて前記バッテリのSOCを推定する第1のSOC推定手段と、
    前記電流センサの誤差特性に基づいて前記電流センサの出力値が前記バッテリに対して出入りする真の電流値に近い値になるように該出力値を補正する出力値補正手段と、
    前記出力値補正手段が補正した出力値に基づいて前記バッテリのSOCを推定する第2のSOC推定手段と、
    前記第1のSOC推定手段が推定するSOCが所定の下限値より小さくなったとき、前記第1のSOC推定手段が推定するSOCが概ね100%になるように前記バッテリを補充電する補充電手段とを有し、
    前記自動停止制御手段は、アイドリングストップ条件の成立時に前記第2のSOC推定手段が推定するSOCが第2のしきい値より大きい場合、前記第2のSOC推定手段が推定するSOCが略100%になるまでアイドリングストップの開始を延期することを特徴とするエンジンの自動停止制御装置。
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