JP2008229735A - ロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブル配線上の都合によるロボットの占有スペースの増大を抑制する。
【解決手段】本発明にかかる直交型ロボット1では、駆動源としての各種モータ17,35,47とコントローラ2とがメインケーブル50等のケーブルを介して電気的に接続されており、当該ケーブルのうち、コントローラ2側から延びる第1のケーブル55と、Y軸ロボット4のサーボモータ35側から延びる第2のケーブル56とが、X軸ロボット3のフレーム6の一側部に設置された中継ボックス49の内部で中継されている。上記第2のケーブル56は、上記中継ボックス49が設置される側のフレーム6の側部において当該フレーム6の底面から所定距離だけ上方に離間した高さに設置されたケーブル保持部材63の内部を通るように配索されており、上記中継ボックス49の下面または側面には、上記第1のケーブル55を内部に導入するためのケーブル導入部59が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、特定方向に延びるフレームと、このフレームに沿ってスライド自在に支持されたスライダと、このスライダを駆動する駆動源と、この駆動源の動作を制御するコントローラとを備え、上記駆動源とコントローラとがケーブルを介して電気的に接続されたロボットに関する。
従来、下記特許文献1に示されるように、特定方向に延びるフレーム(ベース部材)と、このフレームに沿ってスライド自在に支持されたスライダ(可動部)と、このスライダを駆動するサーボモータ等からなる駆動源と、この駆動源の動作を制御するコントローラとを備え、上記駆動源とコントローラとが、各種制御信号の送受信や電力供給を行うためのケーブルで電気的に接続された単軸ロボット、もしくは当該単軸ロボットが互いに直交する状態で複数組み合わされた直交型ロボットが知られている。
図10および図11は、上記直交型ロボットの一例を示しており、図10は当該ロボットの正面図、図11は上面図である。これらの図に示される直交型ロボット200は、X軸方向移動用の単軸ロボットとしてのX軸ロボット201と、Y軸方向移動用の単軸ロボットとしてのY軸ロボット202とを有しており、両者が互いに直交する状態で組み付けられることにより構成されている。図例では、上記X軸ロボット201のフレーム203に沿ってスライド可能な2つのスライダ204,204が設けられ、これら各スライダ204,204に対してそれぞれY軸ロボット202,202が取り付けられている(いわゆるダブルキャリアタイプの直交型ロボット)。なお、図中において符号205は、上記X軸ロボット201の各スライダ204を駆動するためのサーボモータであり、符号206は、このサーボモータ205の駆動等を制御するためのコントローラである。これらサーボモータ205とコントローラ206とは、各種ケーブル(210等)を介して電気的に接続されている。
上記フレーム203の一側部、つまり、直交型ロボット200の前方側(−Y側)にあたるフレーム203の幅方向一側の側壁面部には、上記ケーブルを中継するための中継ボックス207が設置されている。また、上記各スライダ204には、これと一体に移動する結線ボックス208が、上記中継ボックス207が設置される側と同じ側に取り付けられている。そして、上記コントローラ206と上記サーボモータ205とは、コントローラ206側から上記中継ボックス207へと延びるケーブル210と、上記中継ボックス207と各結線ボックス208とを連結するように設置された屈曲自在なケーブル保持部材209の内部に配索される図外のケーブルと、当該ケーブルと上記結線ボックス208内で接続されて外部に導出され、上記X軸ロボット201用のサーボモータ205へと延びるケーブル211とを介して電気的に接続される。なお、ケーブル212は、Y軸ロボット202用のモータ(図示省略)から延びるケーブルであり、上記ケーブル保持部材209内に配設される図外のケーブルと上記結線ボックス208内で接続される。
特開平7−276269号公報
ところで、上記中継ボックス207には、上記コントローラ206側から延びるケーブル210を内部に導入するためのケーブル導入部213が設けられるが、図10および図11に示される従来の直交型ロボット200では、このケーブル導入部213が、上記中継ボックス207の前面(−Y側の壁面)に設けられていた。このため、従来の直交型ロボット200では、図示のように、ケーブル210を中継ボックス207の前方側から接続する必要があり、上記ケーブル210を配索するためのスペースS(図11)を直交型ロボット200のさらに前方側に確保する必要があった。このことから、従来の直交型ロボット200では、上記のようなケーブル配線上の都合による占有スペースの増大という点において、さらなる改善の余地があった。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、ケーブル配線上の都合による占有スペースの増大を効果的に抑制することのできるロボットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明は、特定方向に延びるフレームと、このフレームに沿ってスライド自在に支持されたスライダと、このスライダを駆動する駆動源と、この駆動源の動作を制御するコントローラとを備え、上記駆動源とコントローラとがケーブルを介して電気的に接続されたロボットであって、上記ケーブルは、上記コントローラ側から延びる第1のケーブルと、上記駆動源側から延びる第2のケーブルとを有し、これら第1および第2のケーブルが上記フレームの一側部に設置されたボックス状の中継ボックスの内部で互いに接続されるように構成され、上記第2のケーブルは、上記中継ボックスが設置される側のフレームの側部において当該フレームの底面から所定距離だけ上方に離間した高さに設置されたケーブル保持部材の内部を通るように配索され、上記中継ボックスの下面または側面に、上記第1のケーブルを内部に導入するためのケーブル導入部が設けられたことを特徴とするものである(請求項1)。
本発明によれば、駆動源側から延びる第2のケーブルを保持するためのケーブル保持部材を、フレームの底面(つまりロボットの設置面)から所定距離だけ上方に離間した高さに設置し、これによって上記フレームの底面とケーブル保持部材との間に所定の隙間が確保されるようにしたため、コントローラ側から延びる第1のケーブルを、上記のような隙間を利用して上記ケーブル保持部材の下方に容易に配索することができる。しかも、上記中継ボックスの下面または側面に、上記第1のケーブルを内部に導入するためのケーブル導入部を設けたため、このケーブル導入部を介して中継ボックス内に導入される上記第1のケーブルが、上記中継ボックスの前端面(つまりフレームに取り付けられる側の面とは反対側の面)よりもさらに前方側にはみ出すような状態で配索されるのを有効に回避することができる。したがって、本発明によれば、上記第1のケーブルが配索されるスペースを含むロボットの占有スペースを効果的に低減することができる。
上記ケーブル導入部が上記中継ボックスの下面に形成される場合には、当該下面の高さが上記フレームの底面よりも所定距離だけ上方に位置するように上記中継ボックスが設置されていることが好ましい(請求項2)。
このようにすれば、上記中継ボックスの下方に形成される隙間を利用して、上記中継ボックス下面に設けられるケーブル導入部から上記第1のケーブルを容易に導入できるという利点がある。
本発明のロボットが、一方向に直線的に移動可能な単軸ロボットが互いに直交する状態で複数組み合わされた直交型ロボットである場合、上記複数の単軸ロボットのうち最も下方側に設置される単軸ロボットのフレームの一側部に、上記中継ボックスおよびケーブル保持部材を設けるとよい(請求項3)。
このように、複数の単軸ロボットが組み合わされた直交型ロボットのうち、最も下方側の単軸ロボット、つまりロボットの設置面に近いためにケーブルの配索スペースが制限され易い単軸ロボットに対し、上記と同様の構成で中継ボックスおよびケーブル保持部材を設ければ、上記直交型ロボットの占有スペースの増大を効果的に抑制することができる。
さらに、上記のような構成は、X軸方向に独立して移動可能な複数のスライダを有した単一のX軸ロボットと、このX軸ロボットの各スライダに取り付けられた複数のY軸ロボットとを備えた直交型ロボットに好適に適用することができる(請求項4)。
すなわち、上記のような直交型ロボットでは、各単軸ロボットの駆動源とコントローラとの間に配索されるケーブルの本数が増加して上記中継ボックスやケーブル保持部材を設ける必要性が高くなるため、これらの部材の設置高さや構造に工夫を加えることでロボットの占有スペースを低減するようにした本発明の構成は、上記のような直交型ロボットに対して特に有効である。
以上説明したように、本発明のロボットによれば、ケーブル配線上の都合による占有スペースの増大を効果的に抑制することができる。
図1〜図6は、本発明にかかるロボットの一実施形態を示している。本図に示されるロボット1は、X,Y,Z軸の各方向への移動用のX軸ロボット3、Y軸ロボット4、およびZ軸ロボット5が互いに直交する状態で組み付けられた3軸直交型ロボット(以下、直交型ロボット1という)として構成されている。また、この直交型ロボット1は、いわゆるダブルキャリアタイプの直交型ロボットであり、1つのX軸ロボット3に対して2つのY軸ロボット4,4が取り付けられるとともに、これら各Y軸ロボット4,4に対してそれぞれZ軸ロボット5,5が取り付けられている。このような直交型ロボット1には、そのZ軸ロボット5,5に対して一対の作業ユニット10,10(詳細は後述する)が取り付けられており、上記各単軸ロボット3〜5の作動に応じて、この作業ユニット10がX,Y,Z軸の各方向にそれぞれ移動するように構成されている。
図7は、上記X軸ロボット3を模式的に示す図である。この図7および先の図1〜図6に示すように、X軸ロボット3は、X軸方向に延びるフレーム6と、このフレーム6に沿ってスライド自在に支持された2つのスライダ9,9とを有している。上記フレーム6は、上方に開口する凹状の枠材からなるベース部材7と、このベース部材7の上端開口を覆うカバー部材8とを有しており、これらカバー部材8とベース部材7との間に部分的に挟まれるような状態で上記各スライダ9,9がスライド自在に支持されている。
上記フレーム6の内部には、その延設方向(X軸方向)に沿って延びる一対のガイドレール11,11(図4,図5等)が設けられ、この共通のガイドレール11に対して上記各スライダ9,9がそれぞれX軸方向に摺動可能に係合している。上記各ガイドレール11,11の間には、ボールねじ軸13がX軸方向に延びるように設置されており、このボールねじ軸13は、上記フレーム6の両端部に設けられたベアリング14(図7)等の軸受部材を介して軸回りに回転可能に支持されている。
上記各スライダ9,9の下方には、主に図7に示すように、上記ボールねじ軸13に螺合されるナット部材15,15と、このナット部材15,15を回転駆動する駆動源としての中空モータ17,17とがそれぞれ取り付けられている。上記各ナット部材15,15は、ベアリング19を介し相対回転可能な状態で上記各スライダ9,9にそれぞれ取り付けられているとともに、カップリング21を介して上記各中空モータ17,17に連結されている。そして、上記各中空モータ17,17によってナット部材15,15が正方向または逆方向に回転駆動されることにより、上記各スライダ9,9が、ボールねじ軸13およびガイドレール11に沿って+X方向または−X方向に個別に移動するように構成されている。
図1および図2に示すように、上記X軸ロボット3のスライダ9の上面には、上記Y軸ロボット4が、正面視略L字状のブラケット25を介して取り付けられている。すなわち、Y軸ロボット4は、上記スライダ9と一体にX軸方向に移動可能な状態でX軸ロボット3に支持されている。
上記Y軸ロボット4は、図1〜図5に示すように、Y軸方向に延びるように設置されたフレーム26と、このフレーム26に沿ってスライド自在に支持されたスライダ29とを有している。上記フレーム26は、凹状の枠材からなるベース部材27およびこれを覆うカバー部材28を有しており、このうちのベース部材27が上記ブラケット25に対しボルト締結等の手段により固定されている。
また、上記フレーム26の内部には、上記スライダ29をY軸方向に摺動自在に支持する一対のガイドレール31,31と、これら両ガイドレール31,31の間に並設されたボールねじ軸33と、このボールねじ軸33を軸回りに回転駆動する駆動源としてのサーボモータ35とが配設されている。
上記スライダ29には、上記ボールねじ軸33に螺合される図外のナット部材が一体に取り付けられている。そして、上記ボールねじ軸33が上記サーボモータ35により正方向または逆方向に回転駆動されるのに応じて、上記スライダ29が、上記ナット部材とともにガイドレール31に沿って+Y方向または−Y方向に移動するように構成されている。
図1〜図3に示すように、上記Y軸ロボット4のスライダ29には、上記Z軸ロボット5がボルト締結等の手段により固定されている。すなわち、Z軸ロボット5は、上記スライダ29と一体にY軸方向に移動可能な状態でY軸ロボット4に支持されている。
上記Z軸ロボット5は、図1〜図5に示すように、上記Y軸ロボット4の場合と同様の構成要素として、フレーム36、スライダ43、ガイドレール44、ボールねじ軸45、およびサーボモータ47を有している。上記フレーム36は、ベース部材37およびカバー部材38を備えた下部フレーム39と、この下部フレーム39の上端に取り付けられるフレームであってベース部材40およびカバー部材41を備えた上部フレーム42とを有している。
上記スライダ43には、上記ボールねじ軸45に螺合されるナット部材46が一体に取り付けられている。そして、上記ボールねじ軸45が上記サーボモータ47により正方向または逆方向に回転駆動されるのに応じて、上記スライダ43が、上記ナット部材46とともにガイドレール44に沿って+Z方向または−Z方向に移動するように構成されている。
上記Z軸ロボット5のスライダ43には、例えば部品移載用の吸着ノズル機構等からなる作業ユニット10(仮想線で示す)が取り付けられている。この作業ユニット10は、Y軸ロボット4(およびこれに取り付けられたZ軸ロボット5)がX軸ロボット3によってX軸方向に駆動されるとともに、Z軸ロボット5がY軸ロボット4によってY軸方向に駆動され、されにはZ軸ロボット5のスライダ43がZ軸方向に駆動されることにより、X,Y,Z軸の各方向に移動するように構成されている。
以上のように構成された直交型ロボット1は、図1に示されるコントローラ2によりその動作が制御される。これにより、直交型ロボット1に取り付けられた上記作業ユニット10のX,Y,Z空間上での移動動作が制御される。一方、上記作業ユニット10が行う独自の動作(例えば部品吸着動作)は、上記コントローラ2とは別の作業ユニット用コントローラ81によって制御される。
上記直交型ロボット1の各単軸ロボット3〜4と上記コントローラ2とは、各種ケーブル(50等)を介して電気的に接続されており、このケーブルを通じて上記各単軸ロボット3〜4に対し電力の供給や制御信号の送受信が行われるようになっている。また、上記作業ユニット10と作業ユニット用コントローラ81とは、上記ケーブルとは別の作業ユニット用ケーブル79により電気的に接続されている。
図1、図3、および図6に示すように、上記X軸ロボット3のフレーム6の一側部、つまり、直交型ロボット1の前方側(−Y側)にあたるフレーム6の幅方向一側の側壁面部には、ボックス状の部材からなる中継ボックス49が取付ステー48を介して取り付けられている。上記直交型ロボット1に用いられるケーブルは、この中継ボックス49で中継されて上記各単軸ロボット3〜5へと配索されるようになっている。
図8は、上記直交型ロボット1(および作業ユニット10)の制御系を示すブロック図である。この図8および先の図1〜図6に示すように、上記直交型ロボット1に用いられるケーブルは、上記コントローラ2から中継ボックス49を介して各Y軸ロボット4,4の内部へと延びるメインケーブル50と、このメインケーブル50の一部と上記X軸ロボット3の中空モータ17とを接続するX軸モータケーブル51と、上記メインケーブル50の一部と上記Y軸ロボット4のサーボモータ35とを接続するY軸モータケーブル52と、上記Z軸ロボット5のサーボモータ47から延びるZ軸モータケーブル53と、このZ軸モータケーブル53と上記メインケーブル50の一部とを接続する中継ケーブル54とから構成されている。そして、これら各ケーブル50〜54を介して上記コントローラ2と各単軸ロボット3〜5用のモータ(中空モータ17およびサーボモータ35,47)が電気的に接続され、これらの間で各種制御信号の送受信や電力の供給が行われることにより、上記各単軸ロボット3〜5の動作がそれぞれ個別に制御されるようになっている。
なお、図例では、電力供給用のケーブルと制御信号を送受信するためのケーブルとが別々に構成されている。上記各モータ17,35,47用のケーブル51,52,53や中継ケーブル54がそれぞれ2本存在するのはこのためである。また、上記メインケーブル50については、これら各ケーブルの本数に対応して設けられるが、X軸モータケーブル51およびY軸モータケーブル52に対しては共用のケーブルが用いられている。
上記メインケーブル50は、上記コントローラ2と中継ボックス49との間に配索される第1のケーブル55と、上記中継ボックス49と各Y軸ロボット4,4との間に配索される第2のケーブル56とを有しており、これら第1および第2のケーブル55,56どうしが、上記中継ボックス49の内部でコネクタ69を介して互いに接続されるようになっている。
上記中継ボックス49は、その下面の高さが上記X軸ロボット3のフレーム6の底面(つまりフレーム6が設置される床面)よりも所定距離だけ上方に位置するように設置されている。当該中継ボックス49の下面には、上記第1のケーブル55を内部に導入するためのケーブル導入部59が設けられている。このケーブル導入部59には、上記第1のケーブル55が挿通される挿通孔が設けられ、この挿通孔を通じて上記第1のケーブル55が上記中継ボックス49の内部に導入されるようになっている。
また、上記中継ボックス49の左右両側面、つまり中継ボックス49の+X側および−X側の側壁面部には、その下端部に開口部61(図3,図6)が形成されており、この開口部61を通じて上記第2のケーブル56が中継ボックス49の内部から導出されるようになっている。
図1〜図5に示すように、上記中継ボックス49が設置される側のX軸ロボット3の側方(−Y側の側方)には、上記中継ボックス49から各Y軸ロボット4,4へと延びる上記第2のケーブル56,56をそれぞれ保持するための一対のX軸用ケーブル保持部材63,63が、上記中継ボックス49をX軸方向の両側から挟むような状態で設置されている。なお、図2ではこのX軸用ケーブル保持部材63を2点鎖線で示している。
上記X軸用ケーブル保持部材63は、例えば、矩形枠状の断面を有した多数の単位枠体が長手方向に互いに連結されて構成された長尺な中空状の部材からなり、上記各単位枠体どうしが互いの連結角度を変化させ得る状態で連結されることにより、長手方向に自在に屈曲するように構成されている。そして、上記中継ボックス49から延びる第2のケーブル56が、このようなケーブル保持部材63の内部に入口側フランジ63aを通じて導入され、反対側の出口側フランジ63bを通じて外部に導出されることにより、上記第2のケーブル56の軸方向中間部がこのケーブル保持部材63の内部に挿通されて保持されている。
上記X軸用ケーブル保持部材63は、上記X軸ロボット3のフレーム6の側壁(−Y側の側壁)に取り付けられた取付ステー65の上面に入口側フランジ63aが固定されるとともに、上記X軸ロボット3のスライダ9の側壁に取り付けられかつ上記入口側フランジ63aの設置部よりも上方に配置された取付ステー67の上面に出口側フランジ63bが固定されることにより、上記フレーム6の側部において当該フレーム6の底面から所定距離だけ上方に離間した高さに位置する状態で設置されている。また、このようなX軸用ケーブル保持部材63は、上記スライダ9のX軸方向の移動に追従して変形することが可能である。すなわち、X軸用ケーブル保持部材63は、上記X軸ロボット3の静止時には、上記入口側および出口側フランジ63a,63bが上記各取付ステー65,67上の定位置に支持されることで一定の形状に保持されているが、上記スライダ9およびこれに固定された上記取付ステー67がX軸方向に移動すると、この移動に上記出口側フランジ63bを追従させるべく異なる形状に屈曲変形する。上記第2のケーブル56は、このようなX軸用ケーブル保持部材63の内部を通って上記中継ボックス49とY軸ロボット4との間を配索されることにより、上記X軸ロボット3の作動中において上記Y軸ロボット4(およびスライダ9)がX軸方向に往復動するような状況下でも、互いに絡まり合ったりするようなことなく安定した状態に保持される。
上記ケーブル保持部材63の出口側フランジ63bから導出された上記第2のケーブル56は、図2〜図5に示すように、Y軸ロボット4の長手方向一端部(−Y側の端部)の下方へと配索されてフレーム26の内部に導入される。この第2のケーブル56が導入される部分のフレーム26の内部には、図5に示すように、所定の空間からなる結線部68が形成されており、上記第2のケーブル56は、フレーム26のベース部材27およびカバー部材28との隙間を通じて上記結線部68内に導入され、そこで他のケーブル(51や52等)と接続される。
上記結線部68の近傍には上記Y軸ロボット4用のサーボモータ35が設置されており、このサーボモータ35から延びるY軸モータケーブル52(図8)が、結線部68に導入された上記第2のケーブル56の一部とコネクタ69を介して接続されるようになっている。また、上記結線部68には、さらに、X軸ロボット3用の中空モータ17から延びる上記X軸モータケーブル51、およびZ軸ロボット5側から延びる上記中継ケーブル54がそれぞれ導入されており、これら各ケーブル51,54が同様にコネクタ69を介して上記第2のケーブル56と接続されている。
上記Y軸ロボット4のフレーム26の上部には、上記X軸用ケーブル保持部材63と同様の構造を有するY軸用ケーブル保持部材71が設置されており、上記中継ケーブル54の軸方向中間部がこのY軸用ケーブル保持部材71の内部に挿通されて保持されている。このY軸用ケーブル保持部材71は、上記Y軸ロボット4のフレーム26の上面部に入口側フランジ71aが固定されるとともに、上記Z軸ロボット5のフレーム36に取り付けられかつ上記入口側フランジ71aの設置部よりも上方に配置された取付ステー74の上面に出口側フランジ71bが固定されることにより、上記Z軸ロボット5のY軸方向の移動に追従するように変形可能な状態で上記Y軸ロボット4の上部に取り付けられている。
上記Y軸用ケーブル保持部材71の内部を通るように配索される上記中継ケーブル54は、図1および図3〜図5に示すように、上記ケーブル保持部材71の出口側フランジ71bから外部に導出されてZ軸ロボット5の上端部側へと配索され、そこからフレーム36の上部フレーム42の内部に導入される。この中継ケーブル54が導入される部分の上部フレーム42の内部には、図5に示すように、所定の空間からなる結線部72が形成されており、上記中継ケーブル54は、上部フレーム42に設けられたケーブル導入部60(図1)を通じて上記結線部72内に導入される。そして、この結線部72において、上記中継ケーブル54と、Z軸ロボット5用のサーボモータ47から延びる上記Z軸モータケーブル53とが接続されるようになっている。具体的には、上記結線部72の近傍に上記サーボモータ47が設置され、このサーボモータ47から延びるZ軸モータケーブル53が、上記中継ケーブル54とコネクタ73を介して接続されている(図5および図8参照)。
図1、図2、図4、および図5に示すように、上記各ケーブル保持部材63,71は、その内部が仕切部材75,76によってそれぞれ2つの空間に仕切られており、そのうちの一方の空間に、上記メインケーブル50の第2のケーブル56、および上記中継ケーブル54がそれぞれ配索されるように構成されている。一方、上記各ケーブル保持部材63,71内の他方の空間には、上記作業ユニット10に用いられる作業ユニット用ケーブル79が配索される。すなわち、上記各ケーブル保持部材63,71の内部には、直交型ロボット1用の各種ケーブル(54および56)と作業ユニット用ケーブル79とが、上記仕切部材75,76で仕切られた状態で別々に配索されるようになっている。なお、このうち作業ユニット用ケーブル79は、上記のように各ケーブル保持部材63,71の内部を通るように配索された後、さらに、Z軸ロボット5に取り付けられる図略のZ軸用ケーブル保持部材の内部を通るように配索され、そこから外部に導出されて最終的に上記作業ユニット10用のモータ等に接続されることになる。
上記のようにX,Y,Z軸の各単軸ロボット3〜5用のモータ17,35,47とコントローラ2とが各種ケーブルを介して電気的に接続され、当該ケーブルのうち、コントローラ2側から延びる第1のケーブル55と、Y軸ロボット4のサーボモータ35側から延びる第2のケーブル56とが、X軸ロボット3のフレーム6の一側部に設置された中継ボックス49の内部で中継されるように構成された直交型ロボット1において、上記中継ボックス49が設置される側のフレーム6の側部に、当該フレーム6の底面に対し所定距離上方に位置する状態でX軸用ケーブル保持部材63を設置して、このX軸用ケーブル保持部材63の内部を通るように上記第2のケーブル56を配索するとともに、上記中継ボックス49の設置高さを上記ケーブル保持部材63と同様に高くしてこの中継ボックス49の下面に上記第1のケーブル55を導入するためのケーブル導入部59を設けた上記実施形態の構成によれば、図10および図11に示したような従来の直交型ロボット200と異なり、上記第1のケーブル55を図1等に示すように上記ケーブル保持部材63および中継ボックス49の下方を通るように配索することができ、この第1のケーブル55が配索されるスペースを含む上記直交型ロボット1の占有スペースを効果的に低減できるという利点がある。
すなわち、上記実施形態によれば、第2のケーブル56を保持するためのX軸用ケーブル保持部材63と、X軸ロボット3のフレーム6の底面(つまりX軸ロボット3の設置面)との間に所定の隙間が空くような状態で上記ケーブル保持部材63を設置したため、上記第2のケーブル56と中継ボックス49を介して接続される上記第1のケーブル55を、上記のような隙間を利用して上記ケーブル保持部材63の下方に容易に配索することができる。しかも、上記フレーム6の底面から所定距離上方に位置する上記中継ボックス49の下面にケーブル導入部59を設けたことで、このケーブル導入部59を介して上記中継ボックス49の下面側から上記第1のケーブル55を内部に導入することができるため、例えば図10および図11に示した従来の直交型ロボット1のように、第1のケーブル55を中継ボックス49の前方側(−Y側)から導入する必要がなく、上記第1のケーブル55が上記中継ボックス49の前端面(つまりフレーム6に取り付けられる側の面とは反対側の面)よりもさらに前方側にはみ出すような状態で配索されるのを有効に回避することができる。この結果、上記第1のケーブル55を、X軸用ケーブル保持部材63や中継ボックス49の下方を常に通るように配索することができ、これら各部材63,49の設置部よりもさらに前方側に上記第1のケーブル55がはみ出すことに起因した直交型ロボット1の占有スペースの増大を効果的に抑制することができる。
なお、上記実施形態では、上記中継ボックス49の設置高さをX軸ロボット3のフレーム6の底面よりも高くした上で、この中継ボックス49の下面に上記ケーブル導入部59を設けるようにしたが、例えば、図9に示すように、中継ボックス149の下面の高さが上記フレーム6の底面と略同一高さとなるような場合には、上記中継ボックス149の側面、つまり、中継ボックス149の+X側または−X側の側壁面部にケーブル導入部159を設けるようにすればよい。これにより、図示のように中継ボックス149の下方にスペースがないような状況下でも、上記X軸用ケーブル保持部材63の下方を通るように配索される上記第1のケーブル55を、上記中継ボックス149の側面に設けられたケーブル導入部159を介して容易に中継ボックス149の内部に導入できるという利点がある。
また、上記実施形態では、本発明にかかるロボットの一例として、X,Y,Z軸の各方向に直線的に移動可能な各単軸ロボット3〜5が組み合わされた3軸直交型ロボット1について説明を行ったが、本発明のロボットは、このような3軸直交型ロボット1に限らず、例えば、X,Y軸の2種類の単軸ロボットが組み合わされた2軸直交型ロボットであってもよい。また、本発明のロボットは、上記実施形態の直交型ロボット1のようないわゆるダブルキャリアタイプのロボットに限らず、X軸ロボット3に対し単一のY軸ロボット4が取り付けられたいわゆるシングルキャリアタイプのロボットであってもよい。いずれにせよ、直交型ロボットである場合には、その各単軸ロボットのうち、最も下方側に設置される単軸ロボット(つまりロボットの設置面に最も近い側に設置される単軸ロボット;上記実施形態ではX軸ロボット3)に、上記実施形態と同様の構成で中継ボックス49およびケーブル保持部材63を設けることで、上記と同様の効果を得ることができる。
またさらに、本発明は、上記のような直交型ロボットに限らず、単軸ロボットのみからなる直動型ロボットにも適用することができる。ただし、本発明の構成は、上記実施形態のように、X軸方向に独立して移動可能な2つのスライダ9,9を有した単一のX軸ロボット3と、このX軸ロボット3の各スライダ9,9に取り付けられた2つのY軸ロボット4,4とを備えたいわゆるダブルキャリアタイプの直交型ロボット1に対しより好適に適用することができる。すなわち、上記のような直交型ロボット1では、X軸ロボット3用の2つの中空モータ17,17や、2つのY軸ロボット4,4用の各サーボモータ35,35等に対し、上記コントローラ2との間で多数のケーブル(50等)を配索する必要があり、上記中継ボックス49やケーブル保持部材63を設ける必要性が高くなるため、これらの部材の設置高さや構造に工夫を加えることでロボットの占有スペースを低減するようにした本発明の構成は、上記のような直交型ロボット1に対して特に有効である。
本発明の一実施形態にかかるロボットの正面図である。 図1の一部拡大断面図である。 上記ロボットの上面図である。 上記ロボットの側面断面図である。 図4においてY軸およびZ軸ロボットのカバー部材を取り外した状態を示す図である。 X軸ロボットおよび中継ボックスを拡大して示す側面断面図である。 X軸ロボットの構造を模式的に示す図である。 上記ロボットの制御系を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態を説明するための図である。 従来のロボットの概略構成を説明するための正面図である。 従来のロボットの概略構成を説明するための上面図である。
符号の説明
1 直交型ロボット(ロボット)
2 コントローラ
3 X軸ロボット(単軸ロボット)
4 Y軸ロボット(単軸ロボット)
5 Z軸ロボット(単軸ロボット)
6,26,36 フレーム
9,29,43 スライダ
17 中空モータ(駆動源)
35,47 サーボモータ(駆動源)
49 中継ボックス
50 メインケーブル(ケーブル)
55 第1のケーブル
56 第2のケーブル
59 ケーブル導入部
63 X軸用ケーブル保持部材(ケーブル保持部材)

Claims (4)

  1. 特定方向に延びるフレームと、このフレームに沿ってスライド自在に支持されたスライダと、このスライダを駆動する駆動源と、この駆動源の動作を制御するコントローラとを備え、上記駆動源とコントローラとがケーブルを介して電気的に接続されたロボットであって、
    上記ケーブルは、上記コントローラ側から延びる第1のケーブルと、上記駆動源側から延びる第2のケーブルとを有し、これら第1および第2のケーブルが上記フレームの一側部に設置されたボックス状の中継ボックスの内部で互いに接続されるように構成され、
    上記第2のケーブルは、上記中継ボックスが設置される側のフレームの側部において当該フレームの底面から所定距離だけ上方に離間した高さに設置されたケーブル保持部材の内部を通るように配索され、
    上記中継ボックスの下面または側面に、上記第1のケーブルを内部に導入するためのケーブル導入部が設けられたことを特徴とするロボット。
  2. 請求項1記載のロボットにおいて、
    上記ケーブル導入部が上記中継ボックスの下面に形成され、当該下面の高さが上記フレームの底面よりも所定距離だけ上方に位置するように上記中継ボックスが設置されたことを特徴とするロボット。
  3. 請求項1または2記載のロボットにおいて、
    上記ロボットが、一方向に直線的に移動可能な単軸ロボットが互いに直交する状態で複数組み合わされた直交型ロボットであり、上記複数の単軸ロボットのうち最も下方側に設置される単軸ロボットのフレームの一側部に、上記中継ボックスおよびケーブル保持部材が設けられたことを特徴とするロボット。
  4. 請求項3記載のロボットにおいて、
    上記ロボットが、X軸方向に独立して移動可能な複数のスライダを有した単一のX軸ロボットと、このX軸ロボットの各スライダに取り付けられた複数のY軸ロボットとを備えたことを特徴とするロボット。
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