JP2008229326A - 折り畳み脚固定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】天板の裏面にヒンジで折り畳み可能に取り付けられた脚体を伸ばした状態に固定するための固定装置において、強固な固定状態が得られるようにする。
【解決手段】脚体13間に架設された横架材13aを天板12方向に押さえ込む押圧板31を揺動可能に保持した折り畳み脚固定装置において、押圧板31の遊端部には、脚体13を伸ばした状態のときに横架材13aに係合して横架材13aを押さえ込む係合部34が形成される。そして、この係合部34と、上記横架材13aにおける係合部34に対向する部位との相互間に、脚体13を伸ばしたときに相互に嵌合して横架材13aの長さ方向及び幅方向での位置ずれを防止する位置決め用嵌合構造としての嵌合穴35と嵌合凸部36が形成された折り畳み脚の固定装置21。
【選択図】図3

Description

この発明は、たとえば座卓や宴会用テーブルなどに用いられ、天板の裏面に枢着された折り畳み可能な脚体を伸ばした状態に固定する折り畳み脚固定装置に関する。
座卓等における折り畳み脚固定構造には様々あるが、座卓等が木製の場合には、下記特許文献1に開示されているような揺動部材を用いた構造がある。
揺動部材は、長さ方向の一端側が天板の裏面に枢着され揺動可能に保持されたもので、この揺動部材が、脚を伸ばした時(起立時)と脚を折り畳んだ時(倒伏時)に、脚間に設けられた桟を付勢体の付勢力で押圧してロックするという構成である。なお、脚は、天板に対して蝶番のみで枢着されている。
しかし、この構成では、起立時のロックは、揺動部材の一部が桟をその幅方向で挟むだけで行われる。つまり、揺動部材と桟は、桟の長さ方向では移動可能であり、起立状態の脚が揺動部材によっては完全に位置決めできない状態である。このため、たとえば使用者が天板に手をついて立ち上がろうとした場合など、天板に斜め方向から力がかかると、揺動部材と桟は、桟の長さ方向で位置ずれする。この結果、主に使用中の安定性がよくなく、その上、脚の枢着部分に掛かる負荷が大きくなる。
また、起立状態から倒伏状態、またその逆の動作をするときに、桟と揺動部材との位置関係を規制する構成がない。このため、脚を伸ばしたり折り畳んだりする作業時に脚や揺動部材に対して捩れなどの力がかかると、その力をそれぞれが単独で支持しなければならず、蝶番等の特定部分に過負荷がかかりやすく、耐久性の点で問題があった。
実公平6−22260号公報
そこで、この発明は、脚体の安定性や耐久性を向上することを主たる課題とする。
そのための手段は、天板の裏面に枢着され脚体を伸ばした状態に固定すべく、脚体間に架設された横架材を天板方向に押さえ込む押圧板を揺動可能に保持した折り畳み脚固定装置であって、上記押圧板の遊端部には、脚体を伸ばした状態のときに上記横架材に係合して横架材を押さえ込む係合部が形成され、該係合部と、上記横架材における係合部に対向する部位との相互間に、脚体を伸ばしたときに相互に嵌合して横架材の長さ方向及び幅方向での位置ずれを防止する位置決め用嵌合構造が形成された折り畳み脚固定装置である。
すなわち、押圧板の係合部が横架材に係合すると相互間の位置決め嵌合構造によって横架材の長さ方向と幅方向での位置関係が固定される。このため、脚体を伸ばしたときに押圧板の係合部と脚体の横架材とが所定の位置関係を保つことができるので、使用時の安定性が良好である。また、使用中に天板に斜めから力がかかった場合でも、荷重は押圧板によっても支えることができるため、負荷を分散して、脚体の付け根部分に過大な負荷がかからないようにすることができる。
また、上記位置決め用嵌合構造に加えて、押圧板の係合部と、脚体の横架材における係合部に対向する部位との相互間に、脚体を折り畳んだ状態から伸ばした状態、また伸ばした状態から折り畳んだ状態にするときに相互に嵌合して横架材の長さ方向での位置ずれを防止するとともに横架材の回動を許容する規制用嵌合構造を設けると、脚体を伸ばしたり折り畳んだりする操作時に、横架材の長さ方向でのずれである不要な動きを規制できる。このため、脚体に対して不測に捩れの力がかかった場合でも、その負荷を緩和することが可能である。
以上のように、この発明によれば、使用時における脚体の固定状態を強固にすることができ、安定性や耐久性を向上できる。
この発明を実施するための一形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、宴会用テーブル11の斜視図であり、図2は宴会用テーブル11を裏面側から見た状態を示している。
これらの図に示すように、宴会用テーブル11は、天板12と、天板12の裏面に折り畳み可能に備えられた4本の脚体13…と、脚体13…を伸ばした状態と折り畳んだ状態とに固定する固定装置21とを有する。
天板12と脚体13…は木製で、脚体13…は、天板12の裏面に対してヒンジ14で固定されている。なお、図1、図2に仮想線で示したように、上記脚体13とは長さの異なる別の脚体15…を折り畳み可能に備えることで、1個の宴会用テーブル11でありながらも座敷に直接座って使用する使用態様と、椅子に座って使用する使用態様とを選択することができるようになる。
また、4本の脚体13…は2本ずつ、2本の横架材13a,13bで連結され、一体化されている。横架材13a,13bは、脚体13の付け根部分と先端側部分に固定される。このため、脚体13を伸ばしたり折り畳んだりするときに、脚体13の付け根部分の横架材13aはヒンジ14を中心に回動する。以下、「横架材」というとき、脚体13の付け根部分の横架材13aを意味するものとする。
固定装置21は、その横架材13aを固定するとことで、上記のように脚体13伸ばした状態と折り畳んだ状態とに固定する。図3が、脚体13を伸ばした状態で固定しているときの断面図で、図4が脚体13を折り畳んだ状態で固定しているときの断面図である。このように、脚体13を伸ばした状態にする固定は、天板12の裏面に設けられた押圧板31で脚体13の付け根部分に架設された横架材13aを押えて行う。また脚体13を折り畳んだ状態にする固定は、上記押圧板31で横架材13aを押えることに加え、横架材13aを拘束することにより行う。
上記押圧板22は、図5にも示したように平面視略短冊状をなし、下面の略全体が開口した薄箱状で、長さ方向の中間から一方(後方)に偏らせた部位が枢着保持されている。枢着は、天板12の裏面に固定される保持金具41で行う。保持金具41は、天板12の裏面に重合する基板42から平行な2枚の支持板43,43を起立させた構造で、この支持板43,43の間に、押圧板31が挟まれた状態で枢着される。なお、保持金具41は天板12に対して木ねじ44で固定されるが、この固定が所定位置に正確に行えるようにすべく、基板42における木ねじ44螺合位置の一部には、図6に示したように下方に突出する短円筒状の刺入突起45が形成される。刺入突起45はバーリングによって形成できる。刺入突起45は、木ねじ44による固定に先立って天板12に打ち込まれ、天板12に対する位置を確定する。このため、木ねじ44による固定作業に際して不測に位置ずれを起すことがなく、適正位置での固定が可能である。
押圧板31の枢着部32よりも一方(後方)側の部分は、押圧板31を起す時に押下する押下部33であり、押下しやすくするとともに押下時に天板12に当たらないようにする目的で、押下部33は枢着部32より前方側の部分に対して若干反り返る方向に傾けて連設されている。
また、押圧板31の枢着部32よりも他方(前方または遊端)側の部位と、上記保持金具41の基板42との間には、押圧板31の先端側を天板12に向けて付勢する2本のばね46,46が張架されている。
押圧板31の遊端部は、脚体13を伸ばした状態のときに上記横架材13aに係合して横架材13aを押さえ込む係合部34であり、図3に示したように、係合部34側を斜め上に向けた状態で方形断面の横架材13aに係合できるように、横架材13aの下面13c(図3においては上側の面)に重合する重合板34aと、重合板34aの先端から鈍角の角度をつけて垂下される垂下片34bとを有している。また、垂下片34bと対向する側には、重合板34aと直角をなし、横架材13aに対する係合時に横架材13aの側面に当接する当接板34cを有する。当接板34cは、押圧板31の側面に形成された側面板31aから延設されている。
そして、上記係合部34の重合板33aには、図3、図5、図7に示したように、長円形の嵌合穴35が形成されている。
この嵌合穴35は、脚体13を伸ばしたときに横架材13aと嵌合して、相互間における横架材13aの長さ方向及び幅方向での位置ずれを防止する位置決め用嵌合構造の一部である。
嵌合穴35が嵌合する部分は横架材13aに設けられる。すなわち図7に示したように、横架材13aの下面13cから突出する嵌合凸部36が形成される。嵌合凸部36の形成は、金属製の補助金具51の固定により行う。補助金具51は、横架材13aの下面13cとこれに連続する両側面に被覆可能な断面コ字形で、横架材13aの下面13cに重なる部分である中間面部52に、上記嵌合穴35に嵌合する平面視長円形の短筒状の上記嵌合凸部36が形成されている。
補助金具51には嵌合凸部36のほかに、脚体13を折り畳んだ状態から伸ばした状態、また伸ばした状態から折り畳んだ状態にするときに相互に嵌合して横架材13aの長さ方向での位置ずれを防止するとともに横架材13aの回動を許容する規制用嵌合構造の一部が形成されている。
すなわち、図7に仮想線で示したように薄箱状をなす押圧板31の両側縁を挟むとともに、係合部34が係合したときにはその両側縁を挟む部位に、2本の規制用凸条53,53が形成されている。これら規制用凸条53,53は、補助金具51の中間面部52のほか、これに連設された側面部54,54にも、全体にわたって形成されている。規制用凸条53,53は、プレスにより膨出させて形成できる。このような規制用凸条53,53を有するので、規制用嵌合構造の相手方には、特別な構造を設けずとも、規制用嵌合構造が構成できる。規制用凸条53,53の相手方は、押圧板31における遊端側の下面である。
また、補助金具51には、脚体13を伸ばしたときに天板12から離間する一方、脚体13を折り畳んだときに天板12に近接する2本の突起部55,55が設けられる。これらの突起部55,55は、脚体13を折り畳んだ状態に固定するのに使用されるもので、補助金具51の横架材13aに対する固定と同時に形成できるように構成されている。
すなわち、図8に示したように、補助金具51における突起部55,55を形成すべき長さ方向の両端側の2箇所に、下からのバーリングにより短円筒状の筒状突部56が形成されている。筒状突部56は、固定のための木ねじ57を螺合できる大きさである。そして、突起部55となる突起部担体55aは、適宜長さの円筒状に形成され、この下端部の内周面には、下端部より上側の部分よりも大径であって筒状突部56に嵌合する端部55bが形成されている。
突起部55の形成と補助金具51の固定は、まず、横架材13aの所定位置に補助金具51を被覆した後、筒状突部56に対して突起部担体55aを被覆する。突起部担体55aの段部55bが筒状突部56に上から嵌まるので、突起部担体55aの中心が決まる。この状態で木ねじ57を螺合するので、木ねじ57の螺合操作時に、力加減やドライバ等の回転治具の影響で曲がりやすい木ねじ57の螺合位置を適正な位置に規制することができる。この結果、補助金具51を正しい位置に固定できるうえに、突起部55,55の位置も正しくなる。また、段部55bが筒状突部56に嵌合しているので、不測に受ける衝撃に対しても強い。
なお、段部55bに代えて、図9に示したように、円錐状をなす逆テーパ面55cであるもよい。この場合も、突起部担体55aの逆テーパ面55bが環状突部56に上から嵌まるので、突起部担体55aの中心が決まり、木ねじ57の螺合位置を適正な位置に規制することができ、上記と同様のメリットが得られる。
このような突起部55は、図7に仮想線で示したように脚体13を折り畳んで突起部55,55を天板12に近接させたときに、天板12の裏面に固定された固定金具61で拘束されて脚体13を折り畳んだ状態が固定される。
固定金具61は、図10に示したように、本体金具62とスライド金具63とで構成される。
本体金具62は、側面視L字形に形成され、天板12に固定する固定片62aには、固定のための貫通孔64が形成されている。
一方、固定片62aの端から直角に起立する起立片62bの長さ方向の両側には、上記2本の突起部55,55と同じ間隔で離れるの2個の切り欠き、すなわち突起部55を収容する収容部65が形成される。収容部65は、突起部55の断面が円形であるのでU字状である。また、各収容部65,65の近傍には、上記スライド金具63をスライド可能に固定するための透孔62cが形成され、収容部65,65間の位置には、長さ方向に所定間隔を隔てて離れる凹部62d,62dが形成されている。
スライド金具63は、本体金具62の起立片62bにスライド可能に重合されるもので、起立片62bよりも長い略短冊状に形成され、両端には、操作用のつまみ63a,63aが折曲により形成されている。そして、スライド金具63を本体金具62に対して一方(図7における左側)に寄せた時に本体金具62の収容部65に重合する位置から、正面視略L字形の切欠部66が形成されている。この切欠部66は、スライド金具63を本体金具62に対して他方(図7における右側)に寄せるときに時に、このスライド動作を可能とする大きさであり、スライドを行ったときに、図11に示したように、上側で水平方向に延びる突片部分が、収容部66に収容された突起部55を拘束する。すなわち、上記の突片部分が、収容部66の入口を選択的に開閉して収容部66に収容された突起部55を拘束する拘束部67である。
また、スライド金具63における本体金具62の透孔62cに対応する部位には長孔63bが形成され、本体金具62の2個の凹部62dに対応する部位には、位置決めの節度を得るための板ばね68が本体金具62側に突出するように保持されている。スライド金具63の本体金具62に対する固定は、段付きのリベット69で行う。
このような固定金具61は、脚体13を折り畳んだときに突起部55を拘束できるようにする天板12上の所定の位置に、横架材13aの寸法や取り付け位置などの諸条件に基づいて固定される。なお、図面上、固定金具61の本体金具62は、押圧板31を枢着保持する保持金具41とは別部材であるように表現したが、保持金具41と一体に形成することもできる。
以上のようにして構成された固定装置21を有する宴会用テーブル11では、脚体13は、伸ばした時と折り畳んだ時に次のように固定がなされる。
図7に仮想線で示したような折り畳み状態にある脚体13を伸ばすには、押圧板31の押下部33を上から押えて押圧板31の係合部34を付勢力に抗して持ち上げながら、脚体13を起せばよい。すると脚体13の横架材13aは回動する。このときに、図12に示した如く、押圧板31は規制用凸条53,53によって横架材13aの長さ方向での移動を規制される。そして脚体13を完全に起すと、付勢力により押圧板31の係合部34が横架材13aに対して自動的に係合し、付勢力と係合とによって固定される。このとき、係合部34の垂下片34bは重合板34aに対して鈍角に設けられているので、係合部34の横架材13aに対する係合が円滑に行われる。
また、この係合時に、位置決め用嵌合構造である係合部34の嵌合穴35と横架材13aの嵌合凸部36との相互の嵌合により、横架材13aの長さ方向はもちろんのこと幅方向においての位置ずれも防止され、確実な位置決めがなされる。
このため、脚体13が伸びた使用状態において、安定性が良好である。また、使用中に天板12に斜めから力がかかった場合でも、脚体13に対してかかった荷重は横架材13aを通じて押圧板31によっても支えることができるため、負荷を分散することが可能である。この結果、脚体13の付け根部分に過大な負荷がかからないようにすることができ、強度を高めることができる。
また、横架材13aには、上記のように脚体13を起す時にガイド機能を果たす規制用嵌合構造の一方側である規制用凸条53,53を有し、この規制用凸条53,53が押圧板31の下面と嵌合し合って引き起し操作時の位置ずれを防止するので、引き起し操作時に脚体13に対して不測に捩れの力がかかった場合でも、その負荷を緩和することが可能である。
この作用効果は、脚体13を折り畳む操作をするときも同様である。
このように、脚体13を伸ばした使用時における脚体13の固定状態を強固にすることができ、安定性や耐久性を向上できるとともに、脚体13の引き起しや傾倒の操作によって不測に故障が発生するような不都合も回避できる。
上記とは逆に、脚体13を折り畳むときには、固定金具61のスライド金具63をスライドさせて収容部65を開放する。ついで、押圧板31の押下部33を押し下げて係合部34の横架材13aに対する係合を外してから、脚体13を傾倒する。そして脚体13を完全に倒すと、横架材13aの突起部55,55が固定金具61の収容部65に収まる。このとき、押圧板31は付勢力により天板12側に回動しようとするので、横架材13aは天板12に向けて押さえつけられることになる。この後、スライド金具63をスライドさせて収容部65を閉じると、図11に示したように突起部55,55が拘束され、押圧板31による押さえつけと相俟って、固定状態が維持される。
突起部55,55が固定金具61により固定されるので、ばねなどの付勢手段で押さえつけることによって折り畳み状態を保持する場合とは異なり、外力がかかっても揺らぐことのない強固な固定状態を得られる。
この結果、脚体13が長くても、脚体13が自重で垂れ下がるようなことを防止でき、運搬等の取り扱いを容易にすることができる。また、短い脚体と長い脚体を備えた場合において、短い脚体を伸ばして使用しているときに、長い脚対が垂れ下がることはなく、宴会用テーブル11を良好に、また体裁よく使用できる。
そのうえ、脚体31を枢着する構造に、折り畳み状態を固定するための構造を包含させる必要がないので、操作を簡単にすることが可能である。また、脚体13の枢着はヒンジ14のみで行え、全体の構成を簡素にすることができる。
以下、押圧板31の他の例について説明する。この説明において、先の構成と同一または同等の部位については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
図13は、押下部33の押し下げによる他に、係合部34側を引き上げることでも係合部34の係合を外せるようにした押圧板31を示す断面図である。
すなわち、係合部34の先端の垂下片34bの下端から重合板34aと平行に、引き上げ用突片34dが延設されている。この引き上げ用突片34dは、垂下片34bの幅寸法によるが、たとえば図14(a)に示したように、垂下片34bの幅方向の一部に形成すれば足りる。また、図14(b)に示したように垂下片34bの一部を切り起こして形成することもできる。
このような構成では、押圧板31の押し下げによっても引き上げによっても係合部34の係合解除が可能である。このため、状況に応じて容易な係合解除操作を選択でき、使用しやすい。
図15は、引き上げのみで係合部34の係合を解除できる押圧板31の例を示す断面図である。すなわち、係合部34には、図13、図14に示したような引き上げ用突片34dが形成され、係合部34と反対側の基端側の端部が枢着部32に設定されている。
この発明の構成と、上記一形態の構成との対応において、
この発明の横架材は、上記一形態における横架材13aに対応し、
以下同様に、
位置決め用嵌合構造は、嵌合穴35と嵌合凸部36に対応し、
位置決め用嵌合構造の一方側は、嵌合凸部36に対応し、
位置決め用凸部は、嵌合凸部36に対応し、
規制用嵌合構造は、規制用凸条53と押圧板31の下面に対応し、
規制用嵌合構造の一方側は、規制用凸条53に対応し、
折り畳み脚固定装置は、固定装置21に対応するも、
この発明は、上記の構成のみに限定されるものではなく、その他の形態を採用することもできる。
たとえば、位置決め用嵌合構造の一方側は、横架材を削るなどして形成した凹みで構成することができる。
また、突起部は、補助金具に対してピンをカシメ等により固定して設けることができる。たとえば脚体の側面等に直接設けることも可能である。
さらに、補助金具は釘等により固定するもよい。
宴会用テーブルの斜視図。 宴会用テーブルの底面図。 脚体を伸ばした状態の固定装置の断面図。 脚体を折り畳んだ状態の固定装置の側面図。 固定装置の一部の平面図。 保持金具の一部の拡大断面図。 固定装置の要部の斜視図。 固定装置の一部の分解斜視図。 固定装置の一部について他の例を示す分解斜視図。 固定金具の分解斜視図。 固定装置の要部の斜視図。 作用状態の断面図。 他の例に係る脚体を伸ばした状態の固定装置の断面図。 他の例に係る係合部の斜視図。 他の例に係る脚体を伸ばした状態の固定装置の断面図。
符号の説明
12…天板
13…脚体
13a…横架材
21…固定装置
31…押圧板
34…係合部
35…嵌合穴
36…嵌合凸部
51…補助金具
53…規制用凸条
55…突起部
55a…突起部担体
55b…段部
55c…逆テーパ面
56…筒状突部
61…固定金具
65…収容部
67…拘束部

Claims (6)

  1. 天板の裏面に枢着され脚体を伸ばした状態に固定すべく、脚体間に架設された横架材を天板方向に押さえ込む押圧板を揺動可能に保持した折り畳み脚固定装置であって、
    上記押圧板の遊端部には、脚体を伸ばした状態のときに上記横架材に係合して横架材を押さえ込む係合部が形成され、
    該係合部と、上記横架材における係合部に対向する部位との相互間に、脚体を伸ばしたときに相互に嵌合して横架材の長さ方向及び幅方向での位置ずれを防止する位置決め用嵌合構造が形成された
    折り畳み脚固定装置。
  2. 前記位置決め用嵌合構造の一方側が、係合部が係合する部位に形成された位置決め用凸部である
    請求項1に記載の折り畳み脚固定構造。
  3. 前記横架材に補助金具が被覆固定され、
    該補助金具に、前記位置決め用凸部が設けられた
    請求項2に記載の折り畳み脚固定構造。
  4. 前記係合部と、前記横架材における係合部に対向する部位との相互間に、脚体を折り畳んだ状態から伸ばした状態、また伸ばした状態から折り畳んだ状態にするときに相互に嵌合して横架材の長さ方向での位置ずれを防止するとともに横架材の回動を許容する規制用嵌合構造が形成された
    請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載の折り畳み脚固定装置。
  5. 前記規制用嵌合構造の一方が、前記係合部の幅方向の両側を挟む部位に形成された2本の規制用凸部である
    請求項4に記載の折り畳み脚固定構造。
  6. 前記横架材に補助金具が被覆固定され、
    該補助金具に、前記規制用凸部が設けられた
    請求項5に記載の折り畳み脚固定構造。
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