JP2008227881A - 映像コンテンツ再生装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 録画しておいた複数の映像コンテンツの中から、ユーザが所望とする映像コンテンツを簡単な方法で再生できるようにする。
【解決手段】 外部記憶装置18は、映像情報及び音声情報からなる複数の映像コンテンツを記憶している。音声入力機器24から音声情報が入力されると、コンピュータ部17は、プログラム処理により、複数の映像コンテンツの中から前記入力された音声情報を含む映像コンテンツを選択して再生する。また、外部記憶装置18に、映像コンテンツに含まれる曲に関する音声情報を曲を特定するための曲情報に変換して記憶しておき、曲情報を入力することにより、コンピュータ部17は曲情報の比較により映像コンテンツを選択してもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の映像コンテンツの中から指定された映像コンテンツを再生する映像コンテンツ再生装置に関する。
録画しておいた複数の放送番組、映画などの映像コンテンツの中から所望の映像コンテンツを再生する場合には、記録されている映像コンテンツを早送りなどして所望の映像コンテンツを見つけるようにすることはよく行われている。そして、従来から、録画しておいた複数の映像コンテンツの中から、ユーザが所望とするコンテンツを簡単な方法で再生できるようにすることが望まれていた。一方、下記特許文献1には、衛星放送を受信する受信機において、衛星放送からダウンロードされてくる番組表データに含まれる番組情報の詳細情報からキーワードを抽出してキーワードデータベースを作成しておき、キーワードを入力することにより所望の番組を簡単に検索することが示されている。
特開2001−257961号公報
しかし、上記従来の受信機においては、入力すべきキーワードは必ずしも明確でない場合があり、番組の検索が簡単にならないこともあった。また、この方法は、衛星放送に含まれる番組情報の詳細情報からキーワードを作成するもので、詳細情報が存在しない映像コンテンツには適用できない。さらに、録画しておいた複数の映像コンテンツの中から、ユーザが所望とするコンテンツを簡単な方法で再生できるようにする方法は、よく知られていない。
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、映像コンテンツ内に映像コンテンツを特定するための特別な情報が含まれていなくても、録画しておいた複数の映像コンテンツの中から、ユーザが所望とする映像コンテンツを簡単な方法で再生できるようにした映像コンテンツ再生装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の特徴は、映像情報及び音声情報からなる複数の映像コンテンツを記憶する映像コンテンツ記憶手段と、音声情報を入力する音声情報入力手段と、複数の映像コンテンツの中から前記入力された音声情報と一致又は類似する音声情報を含む映像コンテンツを選択する選択手段と、前記選択された映像コンテンツを再生する再生手段とを備えたことにある。
この場合、例えば、入力される音声情報を曲に関する音声情報とし、選択手段が前記入力された曲に関する音声情報と一致又は類似する音声情報を含む映像コンテンツを選択するようにするとよい。そして、音声情報としては、曲に関する歌声、ハミング、リズム音などの人間の声若しくは口笛、楽器による演奏音、又は楽器、手拍子などによるリズム音などの音声を利用できる。また、この曲に関する音声情報は、1曲分全てに関する情報でなくても、曲の一部(例えば、1つ又は複数のフレーズ)に関する情報であってもよい。これによれば、映像コンテンツ内に映像コンテンツを特定するための特別な情報が含まれていなくても、ユーザが所望の映像コンテンツに含まれる音声情報と一致又は類似する音声情報を入力するだけで、所望の映像コンテンツが自動的に再生されるので、録画した複数の映像コンテンツの中から、ユーザが所望とする映像コンテンツを簡単に再生させることができて便利である。
また、本発明の他の特徴は、映像情報及び音声情報からなる複数の映像コンテンツを記憶する映像コンテンツ記憶手段と、映像コンテンツに含まれる曲に関する音声情報を曲を特定するための曲情報に変換し、同変換した曲情報を前記映像コンテンツと対応させて記憶する曲情報記憶手段と、曲情報記憶手段に記憶されている曲情報と同一種類の曲情報を入力する曲情報入力手段と、曲情報記憶手段に記憶されている曲情報を検索し、前記入力された曲情報と一致又は類似する曲情報に対応した映像コンテンツを選択する選択手段と、前記選択された映像コンテンツを再生する再生手段とを備えたことにある。
この場合、曲情報入力手段によって入力される曲情報及び前記曲情報記憶手段に記憶されている曲情報としては、例えば、楽器の演奏を表す演奏情報及び曲を識別する曲識別データのうちのいずれか一方とするとよい。楽器の演奏を表す演奏情報とは、例えば、MIDIデータのように、複数の音符に関するデータ、すなわち音高データ、音長(符長)データなどからなる。そして、この演奏情報は、1曲分の全ての音符に関するデータでなくても、曲の一部(例えば、1つ又は複数のフレーズ)における複数の音符に関するデータであってもよい。また、曲識別データは、例えば、著作権管理団体における曲の登録番号を利用できるが、曲を特定することが可能であれば、曲名、作曲者名、演奏者名、歌手名、ジュンル名などを含むいかなる記号及び番号でもよいし、これらの複数の曲識別データの組み合わせを曲識別データとして用いてもよい。これによれば、映像コンテンツ内に映像コンテンツを特定するための特別な情報が含まれていなくても、ユーザは、映像コンテンツに含まれる曲に関する曲情報を入力するだけで、所望の映像コンテンツが自動的に再生されるので、録画した複数の映像コンテンツの中から、ユーザが所望とする映像コンテンツを簡単に再生させることができて便利である。
また、本発明の他の特徴は、映像情報及び音声情報からなる複数の映像コンテンツを記憶する映像コンテンツ記憶手段と、映像コンテンツに含まれる曲に関する音声情報を曲を特定するための第1の曲情報に変換し、同変換した第1の曲情報を映像コンテンツと対応させて記憶する曲情報記憶手段と、曲情報記憶手段に記憶されている曲情報とは異なる種類であって曲を特定するための第2の曲情報を入力する曲情報入力手段と、曲情報入力手段によって入力された第2の曲情報を第1の曲情報と同一種類の曲情報に変換する曲情報変換手段と、曲情報記憶手段に記憶されている第1の曲情報を検索し、曲情報変換手段によって変換された曲情報と一致又は類似する第1の曲情報に対応した映像コンテンツを選択する選択手段と、前記選択された映像コンテンツを再生する再生手段とを備えたことにある。
この場合、曲情報記憶手段に記憶される第1の曲情報は楽器の演奏を表す演奏情報及び曲を識別する曲識別データのうちのいずれか一方であり、かつ曲情報入力手段によって入力される第2の曲情報は音声情報及び楽器の演奏を表す演奏情報のうちのいずれか一方であるとよい。そして、演奏情報としては前述したデータを利用できるとともに、曲識別データも、前述した各種記号、番号などを利用できる。これによれば、映像コンテンツ内に映像コンテンツを特定するための特別な情報が含まれていなくても、ユーザは、曲を特定するための第2の曲情報を入力するだけで、所望の映像コンテンツが自動的に再生されるので、録画した複数の映像コンテンツの中から、ユーザが所望とする映像コンテンツを簡単に再生させることができて便利である。
さらに、本発明の実施にあたっては、装置の発明に限定されることなく、コンピュータに実行させるコンピュータ読み取り可能なプログラムおよび方法の発明としても実施し得るものである。
a.全体システムの構成
以下、本発明の各種実施形態に係る映像コンテンツ再生装置について順次説明するが、各種実施形態を説明する前に、各種実施形態に共通な映像コンテンツ再生装置の全体構成例について説明しておく。
映像コンテンツ再生装置は、図1に示すように、複数のパネル操作子11、表示器12、アンテナ13、音声信号入力回路14、音声信号入出力回路15、画像信号入出力回路16、コンピュータ部17、外部記憶装置18及びリムーバブルメディアドライブ装置19を備えている。複数のパネル操作子11は、映像コンテンツ再生装置の動作態様を指示するための複数のスイッチ、スライド操作子、回転操作子などからなる。パネル操作子11の操作は、バス20に接続された検出回路21によって検出され、操作内容を表すデータがバス20を介してコンピュータ部17に供給される。表示器12は、液晶ディスプレイ、CRTなどで構成され、文字、数字、図形などを画面上に表示する。表示器12は、バス20に接続された表示回路22によって制御され、表示内容がバス20を介して表示回路22に供給される表示用の指示信号及びデータにより指定される。
アンテナ13は、通信衛星を用いた衛星放送(CS放送)を含む各種放送を入力するために、外部から送信されて来る放送波を受信する。この受信された(ダウンコンバートされた)放送波は、チューナ回路23に供給される。チューナ回路23は、コンピュータ部17によって制御されて、広帯域の全チャンネルを含んでいる放送波から所望のチャンネルの信号のみを取り出してビットストリームデータを復元して、バス20上に出力する。
音声信号入力回路14は、映像コンテンツ再生装置の図示しないオーディオ入力端子に接続されたマイクロフォンなどの音声を入力する音声入力機器24から音声信号を入力し、入力した音声信号をA/D変換してバス20上に出力する。なお、音声入力機器24が入力音声を表すディジタル信号を出力するものであれば、音声信号入力回路14内にA/D変換のための回路を設けるには及ばない。また、映像コンテンツ再生装置自体にマイクロフォンなどの音声入力機器が内蔵されている場合には、内蔵の音声入力機器からアナログ又はディジタルの音声信号をこの音声信号入力回路14に導くようにすればよい。
音声信号入出力回路15は、コンピュータ部17により制御されて、映像コンテンツ再生装置の図示しないオーディオ入出力端子に接続された外部の音響機器25から音声信号を入力可能とするとともに、音響機器25に音声信号を出力可能とする。音響機器25は、外部から送信された音声を表す音声信号を受信するとともに、受信した音声信号及び音声信号入出力回路15からの音声信号を再生する機器である。音響機器25から入力された音声信号がディジタル信号であれば、音声信号入出力回路15は入力音声信号をA/D変換する必要はない。しかし、前記入力音声信号がアナログ信号であれば、音声信号入出力回路15は、内蔵のA/D変換器にて、前記入力音声信号をA/D変換する。そして、音声信号入出力回路15は、ディジタル形式の入力音声信号をバス20上に出力する。また、音声信号入出力回路15は、バス20を介して供給されるディジタル形式の音声信号を、前記オーディオ入出力端子を介して音響機器25に供給する。この場合には、音響機器25がアナログ形式の音声信号のみを入力可能とするものであれば、音声信号入出力回路15は、前記供給されたディジタル形式の音声信号を、内蔵のD/A変換器によりD/A変換して音響機器25に出力する。音響機器25がディジタル形式の音声信号を入力可能とするものであれば、音声信号入出力回路15は、前記供給されたディジタル形式の音声信号をそのまま音響機器25に出力する。
画像信号入出力回路16は、コンピュータ部17により制御されて、映像コンテンツ再生装置の図示しないビデオ入出力端子に接続された外部のモニタ機器26から画像(すなわち映像)を表す画像信号を入力可能とするとともに、モニタ機器26に画像信号を出力可能とする。モニタ機器26は、外部から送信された画像を表す画像信号を受信するとともに、受信した画像信号及び画像信号入出力回路16からの画像信号を再生する機器である。モニタ機器26から入力された画像信号がディジタル信号であれば、画像信号入出力回路16は入力画像信号をA/D変換する必要はない。しかし、前記入力画像信号がアナログ信号であれば、画像信号入出力回路16は、内蔵のA/D変換器にて、前記入力画像信号をA/D変換する。そして、画像信号入出力回路16は、ディジタル形式の入力画像信号をバス20上に出力する。また、画像信号入出力回路16は、バス20を介して供給されるディジタル形式の画像信号を、前記ビデオ入出力端子を介してモニタ機器26に供給する。この場合には、モニタ機器26がアナログ形式の画像信号のみを入力可能とするものであれば、画像信号入出力回路16は、前記供給されたディジタル形式の画像信号を、内蔵のD/A変換器によりD/A変換してモニタ機器26に出力する。モニタ機器26がディジタル形式の画像信号を入力可能とするものである場合には、画像信号入出力回路16は、前記供給されたディジタル形式の画像信号をそのままモニタ機器26に出力する。
また、上記説明では、音響機器25とモニタ機器26を独立させたが、テレビ装置のように、音声信号及び画像信号の両信号を受信及び再生可能とする装置を用いる場合には、音響機器25とモニタ機器26は一つの装置内に組み込まれている。さらに、映像コンテンツ再生装置が音響機器25及びモニタ機器26の機能を有する機器を内蔵している場合には、これらの音響機器25及びモニタ機器26を映像コンテンツ再生装置に接続する必要はない。
コンピュータ部17は、バス20に接続されたCPU17a、RAM17b及びROM17cに加えて、CPU17aに接続されたタイマ17dからなり、プログラムの実行により映像コンテンツ再生装置の動作を制御する。外部記憶装置18は、映像コンテンツ再生装置に組み込まれたハードディスクHD及びフラッシュメモリ、映像コンテンツ再生装置に装着可能なコンパクトディスクCDなどの種々の記録媒体と、同各記録媒体に対するドライブユニットを含むものであり、大量のデータ及びプログラムの記憶及び読み出しを可能にしている。リムーバブルメディアドライブ装置19は、同装置19に組み付けられるリムーバブルメディア27内のデータの読出し、リムーバブルメディア27に対するデータの書込みを可能とする。
映像コンテンツ再生装置は、さらに、赤外線通信インターフェース回路31、MIDIインターフェース回路32及びネットワーク用インターフェース回路33を備えている。赤外線通信インターフェース回路31は、リモートコントロール装置41から信号を赤外線通信により受信して、バス20を介してコンピュータ部17に供給する。リモートコントロール装置41は、複数の操作子を有し、映像コンテンツ再生装置の作動態様をパネル操作子11と同様に指示する。MIDIインターフェース回路32は、映像コンテンツ再生装置を、電子楽器を含むシーケンサなどの外部のMIDI機器42に交信可能に接続する。ネットワーク用インターフェース回路33は、映像コンテンツ再生装置を、通信ネットワーク43を介してサーバ装置44に交信可能に接続する。サーバ装置44は、各種プログラム及び各種データを記憶していて、映像コンテンツ再生装置から要求に応じて各種プログラム及び各種データを映像コンテンツ再生装置に供給する。
b.第1実施形態
次に、第1実施形態について説明する。この第1実施形態においては、図2に示す再生制御プログラムが、外部記憶装置18(例えば、ハードディスク)に記憶されているとともに、コンピュータ部17により実行される。また、外部記憶装置18には、映像情報及び音声情報からそれぞれなる複数の映像コンテンツが記憶されている。複数の映像コンテンツは、映画、ドラマ、種々の解説コンテンツなど、テレビ映像コンテンツのような映像データを含むものであり、アンテナ13及びチューナ回路23により受信された衛星放送番組、音響機器25及びモニタ機器26により受信された放送番組、サーバ装置44から供給された映像コンテンツ、各種記録メディアを介して供給された映像コンテンツである。映像情報は、複数の静止画データ又は動画データで構成されている。音声情報は、映像情報と同期しており、特に、曲に関する歌声、ハミング、リズム音などの人間の声若しくは口笛、楽器による演奏音、又は楽器、手拍子などによるリズム音などの音声を表す。
次に、上記のように構成した第1実施形態に係る映像コンテンツ再生装置の動作について説明する。まず、ユーザは、音声入力機器24を介して、曲に関する歌声、ハミング、リズム音などの人間の声若しくは口笛、楽器による演奏音、又は楽器、手拍子などによるリズム音などの音声を入力する。前記入力される音声は、長時間にわたるものでなくても、曲の一部(1つ又は複数のフレーズ)に関するものでもよい。このとき、コンピュータ部17は、図2のプログラムのステップS11にて、音声信号入力回路14を介して、前記入力された音声を表す音声情報を取り込む。
次に、コンピュータ部17は、ステップS12にて、外部記憶装置18内に記憶されている複数の映像コンテンツの音声情報内の音声部分を順に読み出す。この場合、コンピュータ部17は、全ての音声部分でなく、曲に関する音声部分のみを読み出すようにするとよい。次に、コンピュータ部17は、ステップS13にて前記取り込んだ音声情報と、前記読み出した音声部分の音声情報とを比較する。この比較においては、両音声情報自体をそのまま比較してもよいが、音声のピッチ、1つの音声のピッチの持続時間、複数の音声の発生タイミングなどを検出して、前記ピッチ変化、持続時間、発生タイミングなどを比較して、両音声情報の類似度合いを比較するとよい。そして、類似度合いが所定の基準レベルよりも低く、両音声情報が一致又は類似していなければ、コンピュータ部17は、ステップS14,S15の判定処理により、全ての映像コンテンツの検索が終了するまでステップS12〜S15からなる循環処理を続行する。そして、全ての映像コンテンツの検索を行っても、両音声情報の一致又は類似が判定されない場合には、ステップS16にて表示器12に該当する映像コンテンツが存在しない旨を表示することにより、該当する映像コンテンツがないことをユーザに知らせる。
一方、前記ステップS13,S14の比較判定処理により、前記取り込んだ音声情報と前記読み出した音声情報との類似度合いが所定の基準レベルより高い、すなわち前記両音声情報が一致又は類似していると判定されると、コンピュータ部17は、ステップS17にて一致又は類似した音声情報を含む映像コンテンツの記録先頭位置を、映像コンテンツの再生開始位置として設定する。次に、コンピュータ部17は、ステップS18にて、表示器12に再生開始するかを表示することにより、ユーザに再生開始を問い合わせる。ユーザが、パネル操作子11又はリモートコントロール装置41を操作して、映像コンテンツの再生を指示すると、コンピュータ部17は、ステップS19にて前記設定した再生開始位置から映像コンテンツを再生させ始める。すなわち、コンピュータ部17は、外部記憶装置18から再生開始位置の指定されている映像コンテンツを読み出して、同読み出した映像コンテンツの音声情報を音響機器25に供給するとともに、同読み出した映像コンテンツの映像情報をモニタ機器26に供給することにより、映像コンテンツを再生する。なお、映像情報の表示器12による再生が可能であれば、前記入手した映像コンテンツを表示器12にて再生してもよい。
上記作動説明からも理解できるように、上記第1実施形態に係る映像コンテンツ再生装置においては、ユーザは、曲に関する歌声、ハミング、リズム音などの人間の声又は口笛、楽器による演奏音、楽器、手拍子などによるリズム音などの音声を発するだけで、前記曲を含む映像コンテンツを再生させることができる。したがって、これによれば、映像コンテンツ内に映像コンテンツを特定するための特別な情報が含まれていなくても、録画した複数の映像コンテンツの中から、ユーザが所望とする映像コンテンツを簡単に再生させることができて便利になる。
上記第1実施形態においては、映像コンテンツを直接検索することにより、入力した音声情報に一致又は類似する音声情報を含む映像コンテンツを選択するようにした。しかし、これに代えて、映像コンテンツに含まれる曲に関する音声情報を曲情報テーブルに予め記憶しておいて、曲情報テーブルを検索することにより、入力した曲に関する音声情報に一致又は類似する音声情報を含む映像コンテンツを選択するように、上記第1実施形態を変形してもよい。
この場合、映像コンテンツを外部記憶装置18(例えば、ハードディスク)に蓄積する際に、コンピュータ部17は、図3のプログラムを実行する。すなわち、アンテナ13及びチューナ回路23による受信、音響機器25及びモニタ機器26による受信、サーバ装置44による配信、及び各種記録メディアを介して映像コンテンツが供給されると、コンピュータ部17は、ステップS21にて外部から供給された映像コンテンツを、チューナ回路23、音声信号入出力回路15、画像信号入出力回路16、ネットワーク用インターフェース回路33、外部記憶装置18(DVD,CD)のドライブ回路などを介して取り込んで、外部記憶装置18(ハードディスク)に記録する。
次に、コンピュータ部17は、ステップS22にて、映像コンテンツの外部記憶装置18への記録ごとに、記録した映像コンテンツの音声情報中の曲に関する1つ又は複数の音声部分を抽出して、前記抽出した音声部分を表す音声情報を前記映像コンテンツに対応させて、外部記憶装置18内に設けた曲情報テーブル内に記憶する。曲情報テーブルに記憶される音声部分を表す音声情報は、1曲分全ての音声部分でなくても、曲の一部(例えば、1つ又は複数のフレーズ)に関する音声部分でもよい。この場合、曲情報テーブルには、記憶した音声部分を表す音声情報に対応させて、映像コンテンツを特定するデータ、外部記憶装置18内における映像コンテンツの記録先頭位置を表すデータなどが記憶される。これにより、曲情報テーブル内には、外部記憶装置18内に記録された全ての映像コンテンツに関して、各映像コンテンツごとに1つ又は複数の曲に関する音声情報が用意されることになる。なお、曲に関する音声情報を全く含まない映像コンテンツに関しては、その旨が映像コンテンツに対応して記憶される。また、外部記憶装置18に記録されていた映像コンテンツが消去された場合には、図示しないプログラムの実行により、消去された映像コンテンツに関する音声情報も曲情報テーブルから消去される。
次に、この変形例に係る映像コンテンツの再生動作について説明する。再生動作においては、コンピュータ部17は、図2の再生制御プログラムを変形した図4に示す再生制御プログラムを実行する。この再生制御プログラムにおいては、図2のステップS12,S13,S15に対応した図4のステップS12a,S13a,S15aの処理が上記第1実施形態と異なるのみで、共通の処理に関しては説明を省略し、異なる処理についてのみ説明する。ステップS12aにおいては、前記図3の記録制御プログラムの実行により外部記憶装置18に設けた曲情報テーブル内に記憶した音声情報を順次読み出す。ステップS13aにおいては、コンピュータ部17は、前記取り込んだ音声情報と、前記読み出した音声情報とを比較する。また、ステップS15aにおいては、コンピュータ部17は、曲情報テーブルの全ての音声情報の検索を終了したかを判定する。
上記説明のように、この変形例においては、外部記憶装置18に蓄積されている映像コンテンツに含まれる曲に関する音声情報を曲情報テーブルに順次記憶しておいて、映像コンテンツの再生時には、この曲情報テーブルを検索することにより入力した曲に関する音声情報に一致又は類似する音声情報を含む映像コンテンツが自動的に選択される。その結果、この変形例によれば、映像コンテンツ内の音声情報を検索する上記第1実施形態に比べて、映像コンテンツの選択するための検索時間を短くできる。
c.第2実施形態
次に、第2実施形態について説明する。この第2実施形態においても、上記第1実施形態の変形と同様に、外部から供給される映像コンテンツが外部記憶装置18(例えば、ハードディスク)に順次記録される。記録される映像コンテンツは、上記第1実施形態の場合と同様な映像情報及び音声情報からそれぞれなる。この場合も、映像コンテンツは、アンテナ13及びチューナ回路23による受信、音響機器25及びモニタ機器26による受信、サーバ装置44による配信、及び各種記録メディアを介して供給される。前記のようにして映像コンテンツが供給されると、コンピュータ部17は、図5の記録制御プログラムのステップS31にて外部から供給された映像コンテンツを、チューナ回路23、音声信号入出力回路15、画像信号入出力回路16、ネットワーク用インターフェース回路33、外部記憶装置18(DVD,CD)のドライブ回路などを介して取り込んで、外部記憶装置18(ハードディスク)に記録する。
次に、コンピュータ部17は、ステップS32にて、映像コンテンツの外部記憶装置18への記録ごとに、記録した映像コンテンツの音声情報中の曲に関する1つ又は複数の部分を抽出して、同抽出した部分を演奏情報(例えば、MIDIデータ)に変換する。この曲に関する部分は、人間による曲の歌声又は口笛、楽器の演奏音などの音声信号からなる部分である。また、演奏情報に変換するとは、音声信号中の音声のピッチ(音高に対応)、1つの音声の持続時間(音符長に対応)、音声の発生タイミング(拍タイミング)などを検出して、複数の音符列に関する情報に変換することを意味する。なお、この変換の際には、1曲分に相当する全ての音声信号であっても、1曲の一部の音声信号(例えば、1つ又は複数のフレーズ)であってもよい。
次に、コンピュータ部17は、ステップS33にて、前記変換した演奏情報を、前記変換した音声信号が含まれる映像コンテンツに対応させて、外部記憶装置18内に設けた曲情報テーブル内に記憶する。この場合、曲情報テーブルには、変換した演奏情報に対応させて、映像コンテンツを特定するデータ、外部記憶装置18内における映像コンテンツの記録先頭位置を表すデータなどが記憶される。これにより、曲情報テーブル内には、外部記憶装置18内に記録された全ての映像コンテンツに関して、各映像コンテンツごとに1つ又は複数の演奏情報が用意されることになる。なお、曲に関する音声情報を全く含まない映像コンテンツに関しては、その旨が映像コンテンツに対応して記憶される。また、外部記憶装置18に記録されていた映像コンテンツが消去された場合には、図示しないプログラムの実行により、消去された映像コンテンツに関する演奏情報も曲情報テーブルから消去される。
次に、外部記憶装置18に記録されている映像コンテンツの再生について説明する。まず、ユーザは、MIDI機器42としての電子楽器を演奏することにより演奏情報を入力したり、MIDI機器42としての電子楽器又はシーケンサから演奏情報(自動演奏情報)を入力する。この場合、ユーザは所望の曲の全部に関する演奏情報を入力してもよいが、その一部(1つ又は複数のフレーズ)の演奏情報を入力してもよい。コンピュータ部17は、図6のステップS41にて、MIDIインターフェース回路32を介して入力された演奏情報を取り込む。この演奏情報の取り込みにおいては、取り込んだ演奏情報が外部記憶装置18内の曲情報テーブルに記憶されている演奏情報(MIDIデータ)の規格と一致していない場合には、規格を統一する。特に、電子楽器を用いた演奏情報の入力の場合には、音高及びオン・オフを表す信号から音高、音符長、発生タイミングなどを検出して、演奏情報の規格を統一する。
次に、コンピュータ部17は、ステップS42にて、外部記憶装置18内に設けた曲情報テーブル内の演奏情報を順に読み出す。次に、コンピュータ部17は、ステップS43にて前記取り込んだ演奏情報と、前記読み出した演奏情報とを比較する。そして、類似度合いが所定の基準レベルよりも低く、両演奏情報が一致又は類似していなければ、コンピュータ部17は、ステップS44,S45の判定処理により、曲情報テーブル内の全て演奏情報の検索が終了するまでステップS42〜S45からなる循環処理を続行する。そして、全ての演奏情報の検索を行っても、両演奏情報の一致又は類似が判定されない場合には、ステップS46にて表示器12に該当する映像コンテンツが存在しない旨を表示することにより、該当する映像コンテンツがないことをユーザに知らせる。
一方、前記ステップS43,S44の比較判定処理により、前記取り込んだ演奏情報と前記読み出した演奏情報との類似度合いが所定の基準レベルより高い、すなわち前記両演奏情報が一致又は類似していると判定されると、コンピュータ部17は、ステップS47にて、一致又は類似した演奏情報に対応した曲を含む映像コンテンツを曲情報テーブル内の映像コンテンツを表すデータにより特定する。そして、曲情報テーブル内の映像コンテンツの記録先頭位置を表すデータを読み出して、映像コンテンツの再生開始位置として設定する。次に、コンピュータ部17は、上記第1実施形態のステップS18,S19と同様なステップS48,S49の処理により、ユーザの指示に従って、映像コンテンツを再生させる。
上記作動説明からも理解できるように、上記第2実施形態に係る映像コンテンツ再生装置においては、ユーザは、楽器の演奏、シーケンサによる曲指定などにより曲に関する演奏情報を映像コンテンツ再生装置に入力するだけで、前記曲を含む映像コンテンツを再生させることができる。したがって、これによれば、映像コンテンツ内に映像コンテンツを特定するための特別な情報が含まれていなくても、録画した複数の映像コンテンツの中から、ユーザが所望とする映像コンテンツを簡単に再生させることができて便利になる。
上記第2実施形態においては、演奏情報を映像コンテンツ再生装置に直接入力した。しかし、これに代えて、映像コンテンツ再生装置には音声を表す音声情報を入力し、映像コンテンツ再生装置内にて、入力された音声情報を演奏情報(例えば、MIDIデータ)に変換するように変形してもよい。この変形例においては、コンピュータ部17は、前記図6の再生制御プログラムに代えて、図7の再生制御プログラムを実行する。この再生制御プログラムにおいては、図6のステップS41,S43に対応した図7のステップS41a,41b,43aの処理が上記第2実施形態と異なるのみで、共通の処理に関しては説明を省略し、異なる処理についてのみ説明する。
また、この第2実施形態の変形例においては、ユーザは、音声入力機器24を介して、曲に関する歌声、ハミング、リズム音などの人間の声又は口笛、楽器による演奏音、楽器、手拍子などによるリズム音などの音声を入力する。前記入力される音声は、長時間にわたるものでなくても、曲の一部(1つ又は複数のフレーズ)に関するものでもよい。このとき、コンピュータ部17は、図7のプログラムのステップS41aにて、音声信号入力回路14を介して、前記入力された音声を表す音声情報を取り込む。
次に、コンピュータ部17は、ステップS41bにて、入力した音声情報を曲情報テーブル内の演奏情報と同一の規格である演奏情報に変換する。この変換においては、音声情報により表される音声信号中の音声のピッチ(音高に対応)、1つの音声の持続時間(音符長に対応)、音声の発生タイミング(拍タイミング)などを検出して、複数の音符列に関する演奏情報に変換するとともに、曲情報テーブル内の演奏情報と同一の規格の演奏情報に変換する。コンピュータ部17は、前記ステップS41bの処理後、上述したステップS42〜S49の処理を実行して、映像コンテンツの再生を制御する。ただし、ステップS43aにおいては、上記第2実施形態とは異なり、前記ステップS41a,41bの処理による取り込んだ音声情報を変換した演奏情報が、ステップS42の処理によって読み出した演奏情報と比較される。これによれば、上記第2実施形態とは異なり、ユーザは、歌声、口笛、楽器の演奏音などの音声信号を映像コンテンツ再生装置に入力するだけで、前記曲を含む映像コンテンツを再生させることができる。
d.第3実施形態
次に、第3実施形態について説明する。この第3実施形態においては、上記第2実施形態の場合と同様に、外部から供給される映像コンテンツが外部記憶装置18(例えば、ハードディスク)に順次記録される。記録される映像コンテンツは、上記第1及び第2実施形態の場合と同様な映像情報及び音声情報からそれぞれなり、上記図5のステップS31と同様な図8のステップS51の処理により、外部記憶装置18(ハードディスク)に記録される。次に、コンピュータ部17は、図5のステップS32と同様なステップS52の処理により、映像コンテンツの外部記憶装置18への記録ごとに、記録した映像コンテンツの音声情報中の曲に関する1つ又は複数の部分を抽出して、同抽出した部分の音声情報を演奏情報(例えば、MIDIデータ)に変換する。
前記ステップS52の処理後、コンピュータ部17は、ステップS53にて前記変換した演奏情報に基づき曲識別データを取得する。この曲識別データの取得においては、MIDIインターフェース回路32を介して接続した電子楽器、シーケンサなどのMIDI機器42、ネットワーク用インターフェース回路33及び通信ネットワーク43を介して接続したサーバ装置44、外部記憶装置18及びリムーバブルメディア27などに設けた曲データベース内の曲データ(演奏情報)を検索して、前記変換した演奏情報に対応した曲を指定して、同曲を表す曲識別データを取得する。前記検索においては、前記変換した演奏情報に一致し又は類似度の高い曲データを指定する。また、曲識別データとしては、著作権管理団体における曲の登録番号である曲識別データを利用することが好ましいが、曲を特定することが可能であれば、種々の識別データを利用できる。例えば、曲名、作曲者名、演奏者名、歌手名、ジャンル名など、又はこれらの組み合わせを、曲を特定する曲識別データとして利用できる。
次に、コンピュータ部17は、ステップS54にて、前記取得した曲識別データを、前記曲識別データを取得するために用いた音声信号が含まれる映像コンテンツに対応させて、外部記憶装置18内に設けた曲情報テーブル内に記憶する。この場合、曲情報テーブルには、前記取得した曲識別データに対応させて、映像コンテンツを特定するデータ、外部記憶装置18内における映像コンテンツの記録先頭位置を表すデータなどが記憶される。これにより、曲情報テーブル内には、外部記憶装置18内に記録された全ての映像コンテンツに関して、各映像コンテンツごとに1つ又は複数の曲識別データが用意されることになる。なお、この場合も、曲に関する音声情報を全く含まない映像コンテンツに関しては、その旨が映像コンテンツに対応して記憶される。また、外部記憶装置18に記録されていた映像コンテンツが消去された場合には、図示しないプログラムの実行により、消去された映像コンテンツに関する演奏情報も曲情報テーブルから消去される。
次に、外部記憶装置18に記録されている映像コンテンツの再生について説明する。この場合、ユーザは、パネル操作子11又はリモートコントロール装置41を操作することにより、曲識別データを入力する。コンピュータ部17は、ステップS61にて、検出回路21又は赤外線インターフェース回路32を介して入力された曲識別データを取り込む。次に、コンピュータ部17は、ステップS62にて外部記憶装置18内に設けた曲情報テーブル内の曲識別データを順に読み出し、ステップS63にて前記取り込んだ曲識別データと、前記読み出した曲識別データとを比較する。そして、両曲識別データが一致していなければ、コンピュータ部17は、ステップS64,S65の判定処理により、曲情報テーブル内の全て演奏情報の検索が終了するまでステップS62〜S65からなる循環処理を続行する。そして、曲情報テーブル内の全ての曲識別データの検索を行っても、両識別データの一致が判定されない場合には、ステップS66にて表示器12に該当する映像コンテンツが存在しない旨を表示することにより、該当する映像コンテンツがないことをユーザに知らせる。
一方、前記ステップS63,S64の比較判定処理により、前記取り込んだ曲識別データと前記読み出した曲識別データとの一致が判定されると、コンピュータ部17は、ステップS67にて、一致した曲識別データより指定される曲を含む映像コンテンツを、曲情報テーブル内の映像コンテンツを表すデータにより特定する。そして、曲情報テーブル内の映像コンテンツの記録先頭位置を表すデータを読み出して、映像コンテンツの再生開始位置として設定する。次に、コンピュータ部17は、上記第1実施形態のステップS18,S19と同様なステップS68,S69の処理により、ユーザの指示に従って、映像コンテンツを再生させる。
上記作動説明からも理解できるように、上記第3実施形態に係る映像コンテンツ再生装置においては、映像コンテンツ内に映像コンテンツを特定するための特別な情報が含まれていなくても、ユーザは、曲を表す曲識別データを映像コンテンツ再生装置に入力するだけで、前記曲を含む映像コンテンツを再生させることができる。したがって、これによれば、録画した複数の映像コンテンツの中から、ユーザが所望とする映像コンテンツを簡単に再生させることができて便利になる。
上記第3実施形態においては、曲識別データをパネル操作子11又はリモートコントロール装置41を操作することにより入力するようにした。しかし、これに代えて、曲識別データを音声入力するようにしてもよい。この場合、ユーザは、音声入力機器24に対して曲識別データを表す音声を入力する。そして、コンピュータ部17は、この入力された音声を表す音声情報に基づいて、音声認識を行い、音声を表す曲識別データを得て、上記第3実施形態のように、映像コンテンツを選択するようにすればよい。
また、上記第3実施形態においては、曲識別データを映像コンテンツ再生装置に直接入力した。しかし、これに代えて、映像コンテンツ再生装置には演奏情報(例えば、MIDIデータ)を入力し、映像コンテンツ再生装置内にて、入力された演奏情報を曲識別データに変換するように変形してもよい。この変形例においては、コンピュータ部17は、前記図9の再生制御プログラムに代えて、図10の再生制御プログラムを実行する。この再生制御プログラムにおいては、図9のステップS61,S63に対応した図10のステップ61a,61b,63aの処理が上記第3実施形態と異なるのみで、共通の処理に関しては説明を省略し、異なる処理についてのみ説明する。
この第3実施形態の変形例においては、コンピュータ部17は、ステップS61aにて、上記第2実施形態の図6のステップS41の処理と同様に、ユーザによって入力された演奏情報を取り込む。次に、コンピュータ部17は、ステップS61bにて、上述した図8のステップS53の処理と同様にして、取り込んだ演奏情報の曲識別データを取得する。コンピュータ部17は、前記ステップS61bの処理後、上述したステップS62〜S69の処理を実行して、映像コンテンツの再生を制御する。ただし、この場合には、ステップS63aにおいて、上記第3実施形態とは異なり、前記ステップS61a,61bの処理による取り込んだ演奏情報を変換した曲識別データが、ステップS62の処理によって読み出した曲識別データと比較される。これによれば、上記第3実施形態とは異なり、ユーザは、演奏情報を映像コンテンツ再生装置に入力するだけで、前記曲を含む映像コンテンツを再生させることができる。
さらに、上記第3実施形態においては、映像コンテンツ再生装置に音声情報を入力し、映像コンテンツ再生装置内にて、入力された音声情報を演奏情報を介して曲識別データに変換するように変形してもよい。この変形例においては、コンピュータ部17は、前記図9の再生制御プログラムに代えて、図11の再生制御プログラムを実行する。この再生制御プログラムにおいては、図9のステップS61,S63に対応した図11のステップS61c,S61d,S61e,S63bの処理が上記第3実施形態と異なるのみで、共通の処理に関しては説明を省略し、異なる処理についてのみ説明する。
この第3実施形態の変形例においては、コンピュータ部17は、ステップS61c,61dにて、上記第2実施形態の変形例に係る図7のステップS41a,41bの処理と同様に、ユーザによって入力された音声情報を取り込み、同取り込んだ音声情報を演奏情報に変換する。次に、コンピュータ部17は、ステップS61eにて、上述した図8のステップS53の処理と同様にして、取り込んだ演奏情報の曲識別データを取得する。コンピュータ部17は、前記ステップS61eの処理後、上述したステップS62〜S69の処理を実行して、映像コンテンツの再生を制御する。ただし、この場合には、ステップS63bにおいて、上記第3実施形態とは異なり、前記ステップS61c,61d,61eの処理による取り込んだ音声情報を演奏情報を介して変換した曲識別データが、ステップS62の処理によって読み出した曲識別データと比較される。これによれば、上記第3実施形態とは異なり、ユーザは、音声情報を映像コンテンツ再生装置に入力するだけで、前記曲を含む映像コンテンツを再生させることができる。
e.その他の変形例
上記第1乃至第3実施形態及びそれらの変形例においては、検索中、図2のステップS13,S14及び図4のステップS13a,S14にて音声情報の一致又は類似が判定され、図6のステップS43,S44及び図7のステップS43a,S44にて演奏情報の一致又は類似が判定され、並びに図9のステップS63,S64、図10のステップS63a,S64及び図11のステップS63b,S64にて識別データの一致が判定されると、即座に映像コンテンツを決定するようにした。すなわち、最初に検索された映像コンテンツが再生するための映像コンテンツとして決定されるようにした。しかし、これに代え、複数の映像コンテンツが検索された後に、検索された複数の映像コンテンツの中からユーザに1つ又は複数の映像コンテンツを選択させるようにしてもよい。例えば、上記第1実施形態において全ての映像コンテンツの検索が終了するまで検索を続け、又は上記第1実施形態の変形例、並びに上記第2実施形態、第3実施形態及びそれらの変形例において曲情報テーブルの全ての検索が終了するまで音声情報、演奏情報及び曲識別データの検索を続け、これらの検索中に複数の映像コンテンツを抽出して、抽出した複数の映像コンテンツの中からユーザに所望の1つ又は複数の映像コンテンツを選択させるようにしてもよい。
上記第1及び第3実施形態及びそれらの変形例においては、所望の映像コンテンツが選択されると、即座に映像コンテンツを再生するようにした。しかし、これに代えて、選択された映像コンテンツを、選択後の所望の時刻を定めて、その時刻に再生するようにしてもよい。
さらに、上記第1乃至第3実施形態及びそれらの変形例においては、映像コンテンツ再生装置に音声信号を入力する場合、音声入力機器24を用いるようにした。しかし、これに代えて、リモートコントロール装置にマイクロフォンなどの音声入力装置を内蔵させ、映像コンテンツの検索のためにリモートコントロール装置に音声情報を入力するようにしてもよい。
本発明の第1乃至第3実施形態及びそれらの変形例に共通に係る映像コンテンツ再生装置の全体構成例を示す概略図である。 第1実施形態に係り、映像コンテンツ再生装置にて実行される再生制御プログラムを示すフローチャートである。 第1実施形態の変形例に係り、映像コンテンツ再生装置にて実行される記録制御プログラムを示すフローチャートである。 第1実施形態の変形例に係り、図2の再生制御プログラムの一部を変更した再生制御プログラムを示すフローチャートである。 第2実施形態に係り、映像コンテンツ再生装置にて実行される記録制御プログラムを示すフローチャートである。 第2実施形態に係り、映像コンテンツ再生装置にて実行される再生制御プログラムを示すフローチャートである。 前記第2実施形態の変形例に係り、図6の再生制御プログラムの一部を変更した再生制御プログラムを示すフローチャートである。 第3実施形態に係り、映像コンテンツ再生装置にて実行される記録制御プログラムを示すフローチャートである。 第3実施形態に係り、映像コンテンツ再生装置にて実行される再生制御プログラムを示すフローチャートである。 前記第3実施形態の変形例に係り、図9の再生制御プログラムの一部を変更した再生制御プログラムを示すフローチャートである。 前記第3実施形態の他の変形例に係り、図9の再生制御プログラムの一部を変更した再生制御プログラムを示すフローチャートである。
符号の説明
11…パネル操作子、12…表示器、13…アンテナ、17…コンピュータ部、18…外部記憶装置、24…音声入力機器、25…音響機器、26…モニタ機器、41…リモートコントロール装置、42…MIDI機器、43…通信ネットワーク、44…サーバ装置

Claims (6)

  1. 映像情報及び音声情報からなる複数の映像コンテンツを記憶する映像コンテンツ記憶手段と、
    音声情報を入力する音声情報入力手段と、
    前記複数の映像コンテンツの中から、前記入力された音声情報と一致又は類似する音声情報を含む映像コンテンツを選択する選択手段と、
    前記選択された映像コンテンツを再生する再生手段と
    を備えたことを特徴とする映像コンテンツ再生装置。
  2. 前記入力される音声情報は曲に関する音声情報であり、
    前記選択手段は前記入力された曲に関する音声情報と一致又は類似する音声情報を含む映像コンテンツを選択するものである請求項1に記載した映像コンテンツ再生装置。
  3. 映像情報及び音声情報からなる複数の映像コンテンツを記憶する映像コンテンツ記憶手段と、
    前記映像コンテンツに含まれる曲に関する音声情報を曲を特定するための曲情報に変換し、同変換した曲情報を前記映像コンテンツと対応させて記憶する曲情報記憶手段と、
    前記曲情報記憶手段に記憶されている曲情報と同一種類の曲情報を入力する曲情報入力手段と、
    前記曲情報記憶手段に記憶されている曲情報を検索し、前記入力された曲情報と一致又は類似する曲情報に対応した映像コンテンツを選択する選択手段と、
    前記選択された映像コンテンツを再生する再生手段と
    を備えたことを特徴とする映像コンテンツ再生装置。
  4. 前記曲情報入力手段によって入力される曲情報及び前記曲情報記憶手段に記憶されている曲情報は、楽器の演奏を表す演奏情報及び曲を識別する曲識別データのうちのいずれか一方である請求項3に記載した映像コンテンツ再生装置。
  5. 映像情報及び音声情報からなる複数の映像コンテンツを記憶する映像コンテンツ記憶手段と、
    前記映像コンテンツに含まれる曲に関する音声情報を曲を特定するための第1の曲情報に変換し、同変換した第1の曲情報を前記映像コンテンツと対応させて記憶する曲情報記憶手段と、
    前記曲情報記憶手段に記憶されている曲情報とは異なる種類であって曲を特定するための第2の曲情報を入力する曲情報入力手段と、
    前記曲情報入力手段によって入力された第2の曲情報を前記第1の曲情報と同一種類の曲情報に変換する曲情報変換手段と、
    前記曲情報記憶手段に記憶されている第1の曲情報を検索し、前記曲情報変換手段によって変換された曲情報と一致又は類似する第1の曲情報に対応した映像コンテンツを選択する選択手段と、
    前記選択された映像コンテンツを再生する再生手段と
    を備えたことを特徴とする映像コンテンツ再生装置。
  6. 前記曲情報記憶手段に記憶される第1の曲情報は楽器の演奏を表す演奏情報及び曲を識別する曲識別データのうちのいずれか一方であり、かつ前記曲情報入力手段によって入力される第2の曲情報は音声情報及び楽器の演奏を表す演奏情報のうちのいずれか一方である請求項5に記載した映像コンテンツ再生装置。
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