JP2008227832A - 静電型スピーカ - Google Patents

静電型スピーカ Download PDF

Info

Publication number
JP2008227832A
JP2008227832A JP2007061970A JP2007061970A JP2008227832A JP 2008227832 A JP2008227832 A JP 2008227832A JP 2007061970 A JP2007061970 A JP 2007061970A JP 2007061970 A JP2007061970 A JP 2007061970A JP 2008227832 A JP2008227832 A JP 2008227832A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
electrostatic speaker
electrostatic
electrodes
nonwoven fabric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007061970A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4862700B2 (ja
Inventor
Takao Nakatani
隆雄 中谷
Yasuaki Takano
泰明 高野
Takashi Yamakawa
高史 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2007061970A priority Critical patent/JP4862700B2/ja
Publication of JP2008227832A publication Critical patent/JP2008227832A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4862700B2 publication Critical patent/JP4862700B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】音響透過率と有効電極面積を同時に一定の基準を満たす静電型スピーカを提供する。
【解決手段】本発明の静電型スピーカ(1)は、一の好ましい態様において、静電力によって変位可能な振動膜(10)と、前記振動膜に対向して設けられ導電性不織布で構成される電極(20L、20R)と、前記振動膜と前記電極との間に設けられる緩衝部材(30L、30R)と、前記平面電極を前記振動膜の振動方向に支持する支持部(40L、40R)を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、静電型スピーカの構造に関する。
静電型スピーカ(コンデンサスピーカ)といわれるスピーカが知られている。静電型スピーカは、その構造が比較的簡易であるため、軽量、コンパクトに設計することができるという点、および理論的な取り扱いも簡単であるという点などにおいて注目されている。静電型スピーカは、典型的には、空隙を隔てて向かい合う2枚の平行平面電極と、電極の間に挿入されその両端等を筐体等に支持された導電性のシート状の部材(以下、振動板または振動膜という)とから構成される(いわゆるプッシュ・プル型)。振動膜に所定のバイアス電圧を印加しておき、電極に印加する電圧を変化させると、振動膜に作用する静電力は変化し、これにより振動膜は変位する。この印加電圧を入力楽音信号に応じて変化させれば、それに応じて振動膜は変位を繰り返し(すなわち振動し)、入力楽音信号に応じた音響波が振動膜から発生する。発生した楽音は、例えば金属板電極に空けられた孔やその他の多孔質層を通り抜けて外部へ放音される(特許文献1を参照)。
特表2002−513263号公報 (図1等)
しかしながら、電極として、例えば金属板に多数の貫通孔を形成したもの(いわゆるパンチングメタル)や、多孔質性材料を用いた場合、孔が全く無い場合に比べ、極板間に発生させる電場に寄与する部分(有効電極面積)が減少することになり、この結果、電極間の静電容量が低下して、印加電圧が同じでも振動膜に作用させる力(駆動力)が減少する(以下、有効電極面積の大きさを静電スピーカの静電容量性能という)。電極と振動膜との距離を大きくすれば、孔の影響は相対的に小さくなるが、スピーカのサイズが大きくならざるを得ないし、振動膜と電極との間の距離が大きくなると振動膜に作用する静電量が小さくなるため、音圧を維持するために印加電圧を多くする必要があるなるなどのデメリットがある。また、孔の大きさや数を小さくすることによっても孔の影響を小さくすることはできるが、この場合は音響透過性能が悪化する。
このように、従来の静電型スピーカにおいては、音響透過性能と静電容量性能の両立を図ることが困難であった。そこで、本発明は、音響透過率と有効電極面積を同時に一定の基準を満たす音響素子、および静電型スピーカを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、一の好ましい態様において、静電力によって変位可能な振動膜と、前記振動膜に対向して設けられ導電性不織布で構成される電極と、前記振動膜と前記電極との間に設けられる緩衝部材とを有する静電型スピーカを提供する。
本発明は、他の好ましい態様において、静電力によって変位可能な振動膜と、前記振動膜に対向して設けられ網状構造を有する電極と、前記振動膜と前記電極との間に設けられる緩衝部材とを有する静電型スピーカを提供する。
本発明に係る静電型スピーカによれば、音響透過性能と静電容量性能の両者に関して一定の基準が満たされる。
<実施例1>
図1は、本発明の一実施例に係る静電型スピーカ1の大略構造の斜視図である。同図に示すように、静電型スピーカ1には、振動膜10と、これに対向する2つの平行平面電極(以下、単に電極という)20Lおよび20Rと、振動膜10および電極20L、20Rの間にそれぞれ設けられたクッション材30L、30Rとから大略構成される。同図では、電極20L、20Rの電極面がX方向およびY方向に固定されており、振動膜10がこの電極面に垂直なZ方向に振動することができる配置の例を示している。なお、以下、電極20Lと20Rの構造を同じであるので、両者を区別する必要が特に無い場合は「L」および「R」を省略することとする。「L」および「R」の省略については、他の構成要素についても同様である。
また、静電型スピーカ1は、図示せぬ電源から、所望の電圧がそれぞれの電極20に印加されるとともに、振動膜10上にバイアス電圧を印加される。電極20への給電方法については従来技術を採用することができるため、給電に関係する構成要素は図示を省略している。静電型スピーカ1は、更に、外部から音声信号を入力する入力部を備え、この音声信号に応じて印加電圧の値を変化させることにより、振動膜10に音声信号に応じた振動をさせることができるようになっている。振動膜10の振動によって発生した音波は、少なくとも一方の電極20を通り抜けてスピーカ外部に放音される。図面が煩雑になるのを防ぐため、音声信号生成や供給を行う構成要素についても、図示を省略している。
振動膜10は、例えば、PET(polyethylene terephthalate、ポリエチレンテレフタレート)、PP(polypropylene、ポリプロピレン)などのフィルムに金属膜を蒸着あるいは導電性塗料を塗布したものであって、例えば厚さ数ミクロン〜数十ミクロン程度の導電性の板状(膜状)部材である。あるいは、金属薄膜をラミネートしたものや、絶縁性フィルムに高電圧をかけて分極されたものであってもよい。また、振動膜10は、塩化ビニル、アクリル(メチルメタアクリレート)、ゴム等の絶縁材料により形成された固定手段(図示せず)において、所定の張力が振動膜10に作用している状態で、例えばその縁の一辺が静電型スピーカ1の筐体(図示せず)に支持されていてもよいし、このような支持部を設けず、クッション材30Lおよび30Rの作用で支持されるような構成であってもよい。
電極20は、その電極面の形状が正方形であり、静電型スピーカ1の筐体(図示せず)に固定される。このとき、振動膜10から両電極20L、20Rまでの距離d(例えば0.1〜10mm程度)が等しくなるように配置される。換言すれば、対向する電極のちょうど中間の位置が、振動膜10(正確には、信号が入力されていないときの状態である無変位状態における振動膜10)の固定位置となる。なお、電極面の形状は正方形に限らず、例えば長方形や円形などであっても構わない。
図2は、静電型スピーカ1の電極面に垂直な方向の断面図であり、この図を用いて電極20の詳細な構造を説明する。電極20は、不織布層201および導電層202からなる。導電層202は、不織布層201の表面全面に亘って形成されるものであり、例えば不織布層201にアルミニウム等の金属をスパッタリングすることによって生成される。あるいは、不織布層201に金属印刷を行ってもよい。あるいは、不織布層201に導電性塗料を塗布してもよい。
ここで、不織布とはポーラス(多孔質)の構造繊維を持つ繊維であって、シート状の形状を有するものである。例えば、一定方向やランダムに集積して接着樹脂で化学的に結合させたり、機械的に絡ませたり、圧力をかけた水流で絡ませたり、熟融着繊維で結合させて作られる。本発明においては、孔のない平板電極を用いた場合と比べて静電容量が実質的に同じにとなるように、且つ空気透過性(すなわち音響透過性能)がパンチングメタル(以下、PM)を用いて電極を構成した場合と比べて高い構造を有する不織布を用いる。例えば、目付40g/m^2、厚み0.1mm、繊維径2デニールのものが好適である。ただし、本実施例に係る不織布は上記の値で特定される構造を有する物に限定されず、これ以外の値を有する構造のものを使用することができる。以下、静電容量性能および音響透過性能のそれぞれの観点から、好適な不織布の構造について更に説明する。
クッション材30は、絶縁性材料から構成され、例えば、スポンジ、シート状の綿、絶縁性の不織布である。クッション材30を挿入することにより、振動膜10を筐体に対して支持し、または適度な弾性応力を振動膜10に対して付与することが可能である。その機械的性質等は特に限定されないが、電極20の空気透過性よりも大きい空気透過性を有するものであって、例えば空気透過率95%以上ものが好ましい。
(1)静電容量性能
図3は、金属で構成された一対の平行平面電極(孔が開いていないもの)で測定した静電容量を1(100%)とした場合に、片方の電極を同面積の上記例示した値の構造の不織布を用いた不織布を用いた電極(以下、不織布電極という)で置き換えて測定した静電容量の値と、幾つかの孔径および開孔率を有するPMで置き換えて測定した静電容量の値を、電極間隔とともに示したものである。図中、Aは不織布電極で置き換えた場合のデータを示し、E〜Iは、孔径、開口率がそれぞれ{2mm、20%}、{2mm、40%}、{3mm、40%}、{6mm、40%}、{8mm、40%}のPMで置き換えた場合のデータを示す。同図から判るように、PMを用いた場合、電極間距離を小さくしていくと静電容量は著しく減少する。これは、上述したように、電極間距離が小さくなると孔の影響が大きくなるからである。これに対し本実施例に係る不織布電極を用いた場合、電極間距離を小さくしても静電容量の落ち込みがみられず、ほぼ一定の値(約100%)をとっており、金属で構成された平面電極の場合と実質的に同等の静電容量性能を有するといえる。
(2)音響透過性能
図4は、一般的なスピーカと、そこから所定の距離離れた場所に当該スピーカから放音された音の周波数特性を解析する測定器を設置し、スピーカと測定器との間にPMを置いて測定を行った場合と、本実施例に係る不織布電極を置いて測定を行った場合に測定器で得られた周波数特性のずれ具合(音響波の歪み具合)を比較したものである。図中、PM(1)〜(3)はそれぞれ孔径を8mm、2mm、2.5mmのPMを置いた場合のデータであり、NWは不織布電極を置いた場合のデータである。スピーカと測定器との間に何も遮蔽物が無ければ、スピーカで放音された音と測定器の周波数特性は実質的に一致するので、得られるデータは周波数によらずゼロとなる。すなわち、ゼロからのずれが小さいほど音響透過性能が優れているといえる。遮蔽物としてPMを用いた場合、音波がPMを透過する際の影響で周波数帯によって測定器に到達までに音響波が歪められていることが判る。一方、遮蔽物として不織布電極を用いた場合、多少の歪みは測定されているが、PMの場合に比べれば、音圧レベルにおいて総じて1/3〜1/4程度となっている。このように、本実施例に係る不織布で構成された電極20は、一般的なPMに比べて音響透過性能の点で優れているといえる。
<実施例2>
図5は、本発明の他の実施例に係る静電型スピーカ2の断面図である。静電型スピーカ2が静電型スピーカ1と異なる点は、電極20Rおよび20Lに替えて電極40Rおよび40Lを用いる点である。
図6は、電極40の構造の詳細を示したものである。同図に示すように、電極40は金属等の導電性材料で形成された格子である。例えば、JIS規格G3555、3556等の織金網であって、メッシュ♯20〜#500のものを用いることができる。ここで、メッシュとは一辺における25.4mm間の目数をいう。
図7は、一対の平行平面金属電極(孔が開いていないもの)で測定した静電容量を1(100%)とした場合に、片方の電極を同面積の上記例示した値の構造の金網を用いた不織布を用いた電極(金網電極という)で置き換えて測定した静電容量の値(有効静電容量という)と、幾つかの孔径および開口率を有するPMで置き換えて測定した静電容量の値を、電極間隔とともに示したものである。図中、B〜Dはそれぞれ金網電極で置き換えた場合のデータを示し、E〜Iについては、図3で示したPMのデータと同じである。同図から判るように、本実施例に係る金属電極を用いた場合、電極間距離を小さくしても静電容量の落ち込みはPMを用いた場合に比べて僅かである。例えば、電極間隔を1mmにしても95%以上の有効静電容量を得ることができる。
例えばメッシュ♯40、線径0.16mmの平織の金網を用いた場合、音響透過性能に影響する空間率(PMにおける開孔率に相当)は、約40%となる。すなわち、本実施例に係る電極40を用いれば、PMと同等の音響透過性能を実現しつつ、同程度の開孔率を有するPMより高いも静電容量性能が得られる。
なお、電極40に用いる金網としては、例えばオーディオ用スピーカとして用いる場合に音響透過性能を実質的に悪化させないような空間率(例えば20〜50%)であれば、織り方、線径、目合い、材質については任意のものを用いることができる。
<その他の実施例>
図8は、本発明に係る静電型スピーカ3の断面図を示したものである。同図に示すように、静電型スピーカ3は、静電型スピーカ1の電極20L、20Rの外側にそれぞれ支持部材50L、50Rを設けて構成される。支持部材50は、例えば金属素材で構成され、好ましくは螺旋状のスプリングに三角形の形状をしたワイヤーを巻きつけてなる、曲げた形状を保持して屈曲耐久性にも優れたいわゆるフレキシブルチューブが用いられる。また、支持部材50は筐体に固定されてもよいし、電極20に固定されても良いが、電極20に固定する場合は固定部に所定の絶縁処理が施される。
図9は、支持部材50の構造を説明するための図である。同図に示すように、支持部材50は、音響透過性能を実質的に損なわないよう格子形状をしている。この形状は、例えば上記フレキシブルチューブを編みこむことによって得ることができる。
電極20を構成する不織布が一定の柔軟性を有するもの(例えばシート状のもの)である場合、印加電圧や電極20の設置条件によってはなどの条件によっては、自身の弾性のために電極20が撓む場合がある。電極20が内側に力がかかっても、クッション材30があるために撓みをある程度抑制することができるが、外側に力がかかった場合、電極20は撓みが発生する。しかし、本実施例によれば、電極20の外側に支持部材50を用いることで、その撓みを防止することができる。
さらに、図10に示すように、支持部材50を予め同図z方向に撓ました状態で固定しておくことも可能である。図10に示す例では、支持部材の中央が最も撓んであり、周囲にいくに従って撓みが緩やかになるように構成されている。この場合、電極20の撓み具合を所定の形状(例えば図10に示す場合のように放物面形状)に強制することができる。この撓み具合を調節することにより、電極20から放音される音響波の指向特性を制御することが可能となる。
上記実施例においては、クッション材30を電極20と振動膜10との間に設けた例を示したが、クッション材30を省略してもかまわない。この場合、振動膜10と電極との接触を防ぐため、例えば振動膜の四隅にスペーサを設けておくのが好ましい。
また、電極20に用いた上述した構造を有する絶縁性不織布でクッション材30を構成し、このクッション材30の外側(すなわち電極側)表面に導電層を設けてもよい。この場合、電極20を設けず、クッション材30に電極20の機能を兼ねさせることができる。
また、実施例1において、不織布の表面に導電層が形成された電極20の例を示したが、この層の厚みは任意である。要は、本発明に係る電極を構成する不織布は上述した音響透過性能および静電容量性能を発揮する構造のものであればよく、必ずしも層構造になっている必要はない。例えば、繊維の一本一本に導電性を持たせ、不織布の内部の任意の場所で導電性を有するようなものでも構わない。
支持部材50を設ける箇所は電極20または40の外側に限らず、内側(すなわち、振動膜10(あるいはクッション材30)と電極20または40の間)に設けてもよいし、内側と外側の両方であってもよい。
以上説明した実施例においては、静電型スピーカの構成要素として、振動膜10、電極20または40、クッション材30および支持部材50について、特定の組み合わせのみを例示したが、これは説明の便宜上のためであり、例えばクッション材30の有無および支持部材50有無について、上述した以外の任意の組み合わせを採用することが可能である。
また、以上説明した実施例においては対向する一対の電極20または40を用いたプッシュ・プル型の静電型スピーカの例を示したが、これに限らず、本発明に係る電極を1つのみ用いてプッシュ型の静電型スピーカを構成することも可能である。
静電型スピーカ1の外観斜視図である。 静電型スピーカ1の断面図である。 静電容量特性についての実験データである。 音響透過特性についての実験データである。 静電型スピーカ2の断面図である。 金網電極40の詳細図である。 静電容量特性についての実験データである。 静電型スピーカ3の断面図である。 支持部材50の構造の一例を説明するための図である。 支持部材50の構造の他の例を説明するための図である。
符号の説明
1、2、3・・・静電型スピーカ、10・・・振動膜、20、20L、20R、40L、40R・・・電極、・・・不織布電極、30L、30R・・・クッション材、50L、50R・・・支持部材、201L、201R・・・不織布層、202L、202R・・・導電層。

Claims (6)

  1. 静電力によって変位可能な振動膜と、
    前記振動膜に対向して設けられ導電性不織布で構成される電極と、
    前記振動膜と前記電極との間に設けられる緩衝部材と
    を有する静電型スピーカ。
  2. 静電力によって変位可能な振動膜と、
    前記振動膜に対向して設けられ網状構造を有する電極と、
    前記振動膜と前記電極との間に設けられる緩衝部材と
    を有する静電型スピーカ。
  3. 前記平面電極を前記振動膜の振動方向に支持する支持部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の静電型スピーカ。
  4. 前記支持部は、前記電極との接触面が曲面である
    ことを特徴とする請求項3に記載の静電型スピーカ。
  5. 前記電極は、前記振動膜の両側に各々設けられる平面電極であって、当該電極間の距離を1mmとした場合に有効静電容量が0.95以上となる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の静電型スピーカ。
  6. 前記電極は、絶縁性不織布層と、当該絶縁性不織布層の振動膜側表面に形成された導電層とから構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の静電型スピーカ。
JP2007061970A 2007-03-12 2007-03-12 静電型スピーカ Expired - Fee Related JP4862700B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007061970A JP4862700B2 (ja) 2007-03-12 2007-03-12 静電型スピーカ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007061970A JP4862700B2 (ja) 2007-03-12 2007-03-12 静電型スピーカ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011168326A Division JP5201247B2 (ja) 2011-08-01 2011-08-01 静電型スピーカ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008227832A true JP2008227832A (ja) 2008-09-25
JP4862700B2 JP4862700B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=39845923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007061970A Expired - Fee Related JP4862700B2 (ja) 2007-03-12 2007-03-12 静電型スピーカ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4862700B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102036154A (zh) * 2009-09-30 2011-04-27 雅马哈株式会社 静电扬声器
EP2407957A2 (en) 2010-07-12 2012-01-18 Yamaha Corporation Electronic keyboard musical instrument
US9288583B2 (en) 2012-03-30 2016-03-15 Sumitomo Riko Company Limited Speaker

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003174696A (ja) * 2001-12-06 2003-06-20 Primo Co Ltd コンデンサマイクロフォン
JP2003189390A (ja) * 2001-12-20 2003-07-04 Daido Electronics Co Ltd 薄型電磁変換器
JP2004088754A (ja) * 2002-07-04 2004-03-18 Toho Kasei Kk 耐熱性エレクトレット用材料、それを用いた耐熱性エレクトレットおよびその製造方法、並びに静電型音響センサー
JP2005207959A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Mitsubishi Electric Corp 薄膜中空構造体
JP2006148612A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Yamaha Corp 音響装置
JP2007194913A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Yamaha Corp コンデンサマイクロホン及びその製造方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003174696A (ja) * 2001-12-06 2003-06-20 Primo Co Ltd コンデンサマイクロフォン
JP2003189390A (ja) * 2001-12-20 2003-07-04 Daido Electronics Co Ltd 薄型電磁変換器
JP2004088754A (ja) * 2002-07-04 2004-03-18 Toho Kasei Kk 耐熱性エレクトレット用材料、それを用いた耐熱性エレクトレットおよびその製造方法、並びに静電型音響センサー
JP2005207959A (ja) * 2004-01-26 2005-08-04 Mitsubishi Electric Corp 薄膜中空構造体
JP2006148612A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Yamaha Corp 音響装置
JP2007194913A (ja) * 2006-01-19 2007-08-02 Yamaha Corp コンデンサマイクロホン及びその製造方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102036154A (zh) * 2009-09-30 2011-04-27 雅马哈株式会社 静电扬声器
JP2011097580A (ja) * 2009-09-30 2011-05-12 Yamaha Corp 静電型スピーカ
US8666097B2 (en) 2009-09-30 2014-03-04 Yamaha Corporation Electrostatic speaker
CN102036154B (zh) * 2009-09-30 2014-06-25 雅马哈株式会社 静电扬声器
EP2407957A2 (en) 2010-07-12 2012-01-18 Yamaha Corporation Electronic keyboard musical instrument
US8502062B2 (en) 2010-07-12 2013-08-06 Yamaha Corporation Electronic keyboard musical instrument
US9288583B2 (en) 2012-03-30 2016-03-15 Sumitomo Riko Company Limited Speaker
DE112012006175B4 (de) 2012-03-30 2018-08-16 Sumitomo Riko Company Limited Lautsprecher

Also Published As

Publication number Publication date
JP4862700B2 (ja) 2012-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN210090908U (zh) 显示装置
EP1972178B1 (en) Electrostatic loudspeakers
CN107852554B (zh) 振动传递结构和压电扬声器
JP5145334B2 (ja) スピーカ装置
JP2007275819A (ja) 圧電振動ユニット及び圧電式スピーカ
CN112099298B (zh) 显示装置、发声基板以及投影屏幕
JP2008054154A (ja) 平面スピーカ
JP4862700B2 (ja) 静電型スピーカ
KR101807272B1 (ko) 다중 진동막 스피커
US9584922B2 (en) Hybrid speaker
JP4830933B2 (ja) 静電型スピーカ
JP5201247B2 (ja) 静電型スピーカ
JP2009038637A (ja) 静電型スピーカ
JP4899590B2 (ja) 静電型スピーカ
JP2007318554A (ja) 静電型スピーカ
JP2008259158A (ja) 静電型スピーカ
JP7370039B2 (ja) 音圧-電気信号変換装置及びその変換方法
JP5206087B2 (ja) スピーカシステム
JP4697007B2 (ja) 静電型スピーカ
JP2009296125A (ja) 静電型スピーカ
JP2015159537A (ja) 圧電素子を有するラウドスピーカ
JP5030168B2 (ja) 静電型スピーカ
JP7099110B2 (ja) 電気音響変換装置
JP2013162141A (ja) 圧電発音体装置
JP2009232405A (ja) 静電型スピーカ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110524

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111011

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111024

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4862700

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees