JP2008227812A - ネットワーク情報制御システムおよびネットワーク情報制御方法 - Google Patents

ネットワーク情報制御システムおよびネットワーク情報制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザがネットワーク端末のネットワーク情報を意図通りに設定可能なネットワーク情報制御システムを提供する。
【解決手段】IPアドレス等のネットワーク情報を用いてパケットを送受信する端末b01,b02,b03間の接続関係と各端末のネットワーク情報とを含むユーザからの登録情報を管理する監視装置a01は、ネットワーク情報設定済みの端末b01からネットワーク情報未設定の隣接の端末b02の接続を検出した旨を受信すると、端末b02のネットワーク情報を返送する。端末b01は受信した端末b02のネットワーク情報と監視装置a01のIPアドレスをMACフレームの形式で端末b02に対して送信し、端末b02に設定する。ネットワーク情報の設定を完了した端末b02は、監視装置a01に監視の開始を要求して、端末b02に接続の可能性があるすべての端末に関するネットワーク情報を監視装置a01から受信し記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク情報制御システムおよびネットワーク情報制御方法に関する。
一般に、監視装置によってネットワーク端末を監視する場合、TCP/IPによるネットワークを用いた監視方法では、各ネットワーク端末のIPアドレスの設定が必須となっている。従来のように、各ネットワーク端末に対してIPアドレスを割り付ける方法として、各ネットワーク端末に対してユーザが一々設定を行うことにすると、管理対象のネットワーク端末数が増加することに伴って、ユーザによるIPアドレスの割り付けに要する手間が大幅に増大してしまう。
一方、特許文献1に示す特開2005−197793号公報「ネットワークアドレス割当装置、ネットワークアドレス割当方法およびネットワークアドレス割当プログラム」に記載されているように、DHCP(Dynamic Host Configuration
Protocol)により無作為なIPアドレスを割り当てることにすると、ユーザが意図しないIPアドレスが各ネットワーク端末に対して割り付けられてしまう結果を招く。
また、特許文献2に示す特開2001−285305号公報「IPアドレス設定装置およびIPアドレス設定方法」に記載されているように、DHCPによりMACアドレスを指定してIPアドレスを割り付けることにすると、各ネットワーク端末のMACアドレスをユーザがあらかじめ把握していることが必要である。
特開2005−197793号公報(第7−8頁) 特開2005−197793号公報(第4−5頁)
前述のように、従来のIPアドレスの設定方法では、IPアドレスを割り当てるためのユーザの負担が伴ったり、意図しないアドレスが割り当てられたりするという弊害があった。
そこで、本発明の目的は、ユーザは、各端末のMACアドレスを把握することなく、各端末のネットワーク上の配置を決定するだけで、各端末それぞれに意図したIPアドレス等のネットワーク情報を設定することを可能にするネットワーク情報制御システムおよびネットワーク情報制御方法を提供することにある。
前述の課題を解決するため、本発明によるネットワーク情報制御システムおよびネットワーク情報制御方法は、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)ネットワークを介してIPアドレスを用いてパケットを送受信する端末と、各端末間の接続関係を示す配置情報と各端末に設定すべきネットワーク情報とを少なくとも含むユーザからの登録情報を管理する登録テーブルを有し、前記ネットワーク上の各端末に前記登録テーブルに登録した前記ネットワーク情報を設定する制御を行う監視装置とを備えたネットワーク情報制御システムにおいて、前記監視装置は、前記ネットワーク上に接続された端末からの通知に基づいて、指定された端末に対するネットワーク情報の設定動作を行うネットワーク情報制御システム。
(2)前記登録テーブルに登録する前記ネットワーク情報として、少なくとも端末のIPアドレスを含む上記(1)のネットワーク情報制御システム。
(3)前記ネットワーク上に接続された端末のうち、前記ネットワークを構築当初において前記監視装置と直接接続される先頭の最近傍端末に該最近傍端末のネットワーク情報および前記監視装置のIPアドレスをユーザが設定するだけで、他の端末に関するネットワーク情報の設定をユーザが行うことなく、以降は、前記ネットワーク上に接続された端末のうち、ネットワーク情報を設定済みの端末が、隣接する隣接端末が前記ネットワークに接続されたことをSTPプロトコル(Spanninng−Tree Protocol)により検出した際に、検出した前記隣接端末のネットワーク情報を取得することを要求する通知を前記監視装置に送信することにより、前記監視装置から前記隣接端末のネットワーク情報を取得し、前記隣接端末に転送して、前記隣接端末にネットワーク情報を設定する上記(1)または(2)のネットワーク情報制御システム。
(4)ネットワーク情報を設定済みの端末が、当該端末に隣接する隣接端末が前記ネットワークに接続されたことを検出した際に、検出した該隣接端末のネットワーク情報を記憶していない場合に、ネットワーク情報を未取得の該隣接端末の接続を新規に検出した旨を示す新規隣接端末検出パケットを前記監視装置に対して送信する上記(3)のネットワーク情報制御システム。
(5)前記監視装置は、前記新規隣接端末検出パケットを前記端末から受信した際に、前記新規隣接端末検出パケットにて通知された前記隣接端末に関するネットワーク情報が前記登録テーブルに登録済みか否かを確認し、未登録であった場合、その旨をユーザに通知する警告メッセージを出力し、ユーザにより、前記隣接端末のネットワーク情報を前記登録テーブルに登録されるまで、待ち合わせる上記(4)のネットワーク情報制御システム。
(6)前記監視装置は、前記新規隣接端末検出パケットを前記端末から受信した際に、前記新規隣接端末検出パケットにて通知された前記隣接端末に関するネットワーク情報が前記登録テーブルに登録済みか否かを確認し、登録済みであった場合、前記登録テーブルに登録されている前記隣接端末のネットワーク情報と、当該監視装置のIPアドレスとを少なくとも含むネットワーク情報設定用パケットを生成して、前記新規隣接端末検出パケットの送信元の端末に送信する上記(5)のネットワーク情報制御システム。
(7)前記監視装置から前記ネットワーク情報設定用パケットを受信した端末は、前記ネットワーク情報設定用パケットに含まれている前記隣接端末のネットワーク情報を記憶するとともに、前記隣接端末のネットワーク情報と前記監視装置のIPアドレスとを少なくとも含む情報をネットワーク情報設定用MACフレームとして前記隣接端末のMACアドレスを用いて前記隣接端末に送信する上記(6)のネットワーク情報制御システム。
(8)ネットワーク情報を設定済みの端末が、当該端末に隣接する隣接端末が前記ネットワークに接続されたことを検出した際に、検出した前記隣接端末のネットワーク情報を前記監視装置から転送されて既に記憶している場合、ネットワーク情報を取得済みの前記隣接端末の接続を検出した旨を示す既存隣接端末検出パケットを前記監視装置に対して送信するとともに、記憶済みの前記隣接端末のネットワーク情報と前記監視装置のIPアドレスとを少なくとも含む情報をネットワーク情報設定用MACフレームとして前記隣接端末のMACアドレスを用いて前記隣接端末に送信する上記(3)のネットワーク情報制御システム。
(9)前記隣接端末に前記ネットワーク情報設定用MACフレームを送信した端末は、前記隣接端末から正常に受信したことを示す設定受信MACフレームを受信するまで、あらかじめ定めた時間間隔で繰り返し送信する上記(7)または(8)のネットワーク情報制御システム。
(10)前記ネットワークに接続した端末が、隣接端末から前記ネットワーク情報設定用MACフレームを受信した際に、前記ネットワーク情報設定用MACフレームの送信元の前記隣接端末に、正常に受信したことを示す設定受信MACフレームを送信元の前記隣接端末のMACアドレスを用いて返送するとともに、前記ネットワーク情報設定用MACフレームに含まれている前記ネットワーク情報を自端末に設定し、前記監視装置のIPアドレスを登録する上記(7)ないし(9)のいずれかのネットワーク情報制御システム。
(11)前記ネットワークに接続した端末が、隣接端末から受信した前記ネットワーク情報設定用MACフレームに基づいて、ネットワーク情報の設定と前記監視装置のIPアドレスの登録を終了した際に、前記監視装置に対して、監視対象として監視の開始を要求する監視開始パケットを前記監視装置のIPアドレスを用いて送信する上記(10)のネットワーク情報制御システム。
(12)前記監視装置は、前記監視開始パケットを前記端末から受信した際に、前記監視開始パケットの送信元の前記端末が前記登録テーブルに登録済みか否かを確認し、登録済みであった場合、前記端末を監視対象として登録するとともに、当該端末のポートに隣接端末として接続される可能性があるすべての端末のネットワーク情報を、前記登録テーブルを参照して取り出し、隣接端末として接続される可能性があるすべての端末のネットワーク情報と、当該監視装置のIPアドレスとを少なくとも含むネットワーク情報設定用パケットを生成して、前記監視開始パケットの送信元の端末に送信する上記(11)のネットワーク情報制御システム。
(13)前記監視装置から前記ネットワーク情報設定用パケットを受信した端末は、前記ネットワーク情報設定用パケットに含まれている、隣接端末として接続される可能性があるすべての端末のネットワーク情報を記憶する上記(12)のネットワーク情報制御システム。
(14)前記監視装置から受信した前記ネットワーク情報設定用パケットに含まれている、隣接端末として接続される可能性があるすべての端末のネットワーク情報を記憶した端末が、当該端末に隣接する隣接端末の接続を検出した際に、検出した前記隣接端末のネットワーク情報を記憶しているか否か確認し、記憶している場合、ネットワーク情報を取得済みの前記隣接端末の接続を検出した旨を示す前記既存隣接端末検出パケットを前記監視装置に対して送信するとともに、記憶済みの前記隣接端末のネットワーク情報と前記監視装置のIPアドレスとを少なくとも含む情報を前記ネットワーク情報設定用MACフレームとして前記隣接端末のMACアドレスを用いて前記隣接端末に送信する上記(13)のネットワーク情報制御システム。
(15)前記監視装置から受信した前記ネットワーク情報設定用パケットに含まれている、隣接端末として接続される可能性があるすべての端末のネットワーク情報を記憶した端末が、当該端末に隣接する隣接端末の接続を検出した際に、検出した前記隣接端末のネットワーク情報を記憶しているか否か確認し、記憶していなかった場合、ネットワーク情報を未取得の前記隣接端末の接続を新規に検出した旨を示す前記新規隣接端末検出パケットを前記監視装置に対して送信する上記(13)のネットワーク情報制御システム。
(16)ネットワークを介してIPアドレスを用いてパケットを送受信する端末と、各端末間の接続関係を示す配置情報と各端末に設定すべきネットワーク情報とを少なくとも含むユーザからの登録情報を管理する登録テーブルを有し、前記ネットワーク上の各端末に前記登録テーブルに登録した前記ネットワーク情報を設定する制御を行う監視装置とを備え、前記ネットワークに接続される端末のネットワーク情報の設定を制御するネットワーク情報制御方法において、前記監視装置が、前記ネットワーク上に接続された端末からの通知に基づいて、指定された端末に対するネットワーク情報の設定動作を行うネットワーク情報制御方法。
(17)前記登録テーブルに登録する前記ネットワーク情報として、少なくとも端末のIPアドレスを含む上記(16)のネットワーク情報制御方法。
(18)前記ネットワーク上に接続された端末のうち、前記ネットワークを構築当初において前記監視装置と直接接続される先頭の最近傍端末に該最近傍端末のネットワーク情報および前記監視装置のIPアドレスをユーザが設定するだけで、他の端末に関するネットワーク情報の設定をユーザが行うことなく、以降は、前記ネットワーク上に接続された端末のうち、ネットワーク情報を設定済みの端末が、隣接する隣接端末が前記ネットワークに接続されたことをSTPプロトコル(Spanninng−Tree Protocol)により検出した際に、検出した前記隣接端末のネットワーク情報を取得することを要求する通知を前記監視装置に送信することにより、前記監視装置から前記隣接端末のネットワーク情報を取得し、前記隣接端末に転送して、前記隣接端末にネットワーク情報を設定する上記(16)または(17)のネットワーク情報制御方法。
本発明のネットワーク情報制御システムおよびネットワーク情報制御方法によれば、以下のような効果を得ることができる。
第1の効果は、ユーザは、監視装置上に、端末の位置情報つまりネットワークに接続される端末の配置(Port)を配置情報として設定することにより、端末におけるMACアドレス等を気にすることなく、期待するIPアドレス等のネットワーク情報を設定することが可能であるという点にある。また、端末の入れ替え等があっても、監視装置側では、気にすることなく監視の続行が可能となる。
第2の効果は、ユーザは、監視装置に直接接続された先頭の端末のIPアドレス等のネットワーク情報のみ人手で設定を行うだけで、他の端末については、意識することなく、所望のIPアドレス等のネットワーク情報の設定を、人手で行う必要はなく、自動的に行うことが可能であるという点にある。
第3の効果は、監視装置側にて各端末に割り付けた全てのネットワーク情報を一元管理することができ、ユーザの人的ミスによるネットワーク情報の誤設定などによるIPアドレスの重複を防ぐことが可能であるという点にある。
以下、本発明によるネットワーク情報制御システムおよびネットワーク情報制御方法の好適な実施例について添付図を参照して説明する。
(本発明の特徴)
本発明の実施例の説明に先立って、本発明の特徴について、その概要を説明する。本発明は、監視装置からスイッチおよびルータ相当のネットワーク端末(以下、単に「端末」と略称する)のIPアドレス等のネットワーク情報を監視装置上において任意に登録した通りに自動的に設定することができ、かつ、監視装置とパケット送受信を行うための監視装置のIPアドレスを各端末に自動的に登録することが可能であることを特徴としている。
ここで、監視装置においては、監視対象とする端末のIPアドレスの登録情報・位置情報・接続形態情報などの配置情報を保持する機能を有している。一方、端末においては、人的に(つまり人手を介して)IPアドレス等のネットワーク情報を設定することができる機能を有しており、ネットワークの構築当初においては、監視装置に直接接続される先頭の端末においては、監視装置と通信を行うために、人的にIPアドレス等のネットワーク情報をあらかじめ設定することができる。
また、端末においては、自端末に隣接する他の端末のMACアドレスを認識することができる機能を有している。ここで、隣接する端末の検索については、公知のSTPプロトコル(Spanning-Tree Protocol)を使用することによって可能であるため、ここでの詳細な説明を省略する。
さらに、端末においては、自端末に隣接する他の端末に対して、Port間を物理的に接続されているため(無線通信を含む)、MACフレームのみで通信を行う機能を有しており、隣接する他の端末に対してIPアドレス等のネットワーク情報の設定を行うための“ネットワーク情報設定用MACフレーム”を送信することができる機能を有している。
さらに、端末においては、隣接する他の端末から“ネットワーク情報設定用MACフレーム”を受信した場合に、自端末に対してIPアドレス等のネットワーク情報の設定機能および“ネットワーク情報設定用MACフレーム”にて通知されてきた監視装置のIPアドレスの登録を行う機能を有している。さらに、端末においては、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”を送信してきた隣接の他の端末に対して、当該“ネットワーク情報設定用MACフレーム”に対する応答を意味する“設定済みMACフレーム”(つまり自端末のネットワーク情報を正常に受信した旨を示すMACフレーム)を送信する機能を有している。
さらに、端末においては、ネットワーク情報の設定が終了した際に、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”により登録された監視装置のIPアドレスに対して、監視対象としての監視を要求する“監視開始パケット”を送信する機能を有している。監視装置は、“監視開始パケット”を受信することにより、送信元の端末に指定したネットワーク情報が設定済みになったか否かを検知することができる機能を有している。
監視装置は、“監視開始パケット”の送信元の端末に対して、当該端末に接続される可能性があるすべての隣接端末に関するネットワーク情報と監視装置のIPアドレスとを含むパケットを、隣接端末の接続を検出した際のネットワーク情報の設定用として“ネットワーク情報設定用パケット”として送信する機能を有している。また、端末においては、監視装置から“ネットワーク情報設定用パケット”を受信した場合、隣接端末のネットワーク情報を記憶するとともに、ネットワーク情報を設定すべき隣接端末が検出された際に、当該隣接端末に対して、設定すべきネットワーク情報と監視装置のIPアドレスとを少なくとも含む“ネットワーク情報設定用MACフレーム”を送信する機能を有する。また、送信元の監視装置に対して“設定受信パケット”(つまり“ネットワーク情報設定用パケット”の受信確認パケット)を送信する機能を有している。
以上のようにして、本発明においては、監視装置により一意に割り振ったネットワーク情報を、端末側にて個別に設定する必要はなく、監視装置との間の情報交換により自動的に設定することが可能となっている。また、端末に対して監視装置のIPアドレスを自動登録することができ、従来は監視装置のIPアドレスを個別に設定する必要があった端末に対して、自動的に、監視装置のIPアドレスを登録することが可能である。
(実施例の構成)
図1は、本発明によるネットワーク情報制御システムの構成の一例を示すシステム構成図である。図1に示す構成例においては、LANなどのネットワークに、監視装置a01、端末b01,b02,b03が接続されている。
ネットワーク構築当初においては、監視装置a01、および、当該監視装置a01と直接接続される最近傍の端末b01においては、監視装置a01と端末b01間のネットワーク通信を、IPパケットを使用して行うことができるように、人的に(人手によって)それぞれのIPアドレス等のネットワーク情報をあらかじめ設定することが必要である。ここで、図1においては、端末b01,b02,b03それぞれのMACアドレスが“00−0C−76−00−00−01”、“00−0C−76−00−00−02”、“00−0C−76−00−00−03”であり、監視装置a01、端末b01それぞれにユーザが割り当てたIPアドレスが、“192.168.0.1”、“192.168.0.2”であり、端末b02,b03には、まだ、IPアドレスが割り当てられていない状態にある。
一方、図2で示すように、監視装置a01においては、ネットワーク情報制御システムMAPとして、各端末間の接続関係を示す配置情報を設定する配置図と、各端末に割り当てるべきIPアドレス等のネットワーク情報を登録しているネットワーク情報割り当て表とを少なくとも含む登録情報をネットワーク情報制御システムMAP(登録テーブル)として有している。監視装置a01においては、当該監視装置a01における監視対象の各端末に関して、ユーザによって、端末b01,b02,b03の配置図を作成することが可能である。また、配置図の作成過程において、ユーザによって、端末b01,b02,b03に対して任意のIPアドレスの割り振りが行われる。図2は、本発明によるネットワーク情報制御システムの監視装置a01でユーザが作成する端末b01,b02,b03の配置図とそれぞれに割り当てるべきネットワーク情報を登録するネットワーク情報制御システムMAP(登録テーブル)を説明するための模式図である。
図2の配置図においては、監視装置a01と直接接続される最近傍の端末は、端末b01であり、そのPort1に隣の端末b02が接続され、さらに、端末b02のPort2に隣の端末b03が接続されている場合を示している。ここで、図2のIPアドレス割り当て表のIPアドレス欄に示すように、ユーザが各端末b01,b02,b03に割り付けたいIPアドレスとして、監視装置a01にあらかじめ登録したIPアドレスは、それぞれ、“192.168.0.2”、“192.168.0.3”、“192.168.0.4”である。
図2のIPアドレス割り当て表の割り当て欄に示すように、このうち、監視装置a01と直接接続されている端末b01については、図1にて説明したように、ネットワーク構築当初において、監視装置a01とIPパケットを使用した通信が可能なように人的に(人手にて)IPアドレスが設定され、すでに割り当て済みの状態にあるが、端末b02,b03については、まだIPアドレスが設定されていない状態にある。なお、各端末b01,b02,b03とも、Subnet Mask(サブネットマスク)は、 “255.255.255.0”であり、Default Gateway(デフォルトゲートウェイ)は“192.168.0.254”であるものとしている。以下、IPアドレス割り当て表に設定されている情報をネットワーク情報と呼ぶことにする。
また、各端末b01,b02,b03は、STPプロトコルによる隣接端末探索処理機能を有しており、隣接する端末のMACアドレスを探索することができる。端末b01は、Port1に対する隣接端末として端末b02のMACアドレスの情報を取得することができる。また、端末b02は、Port1に対する隣接端末として端末b01およびPort2に対する隣接端末として端末b03のMACアドレスの情報を取得することができる。端末b03は、Port1に対する隣接端末として端末b02のMACアドレスの情報を取得することができる。
次に、IPアドレス等のネットワーク情報が未設定の端末b02,b03に対して、監視装置a01のネットワーク情報割り当て表に登録されているネットワーク情報を設定する動作の一例について、図3のシーケンスチャートを用いて説明する。図3は、ネットワーク情報が未設定の端末b02,b03に対して監視装置a01からネットワーク情報を設定する動作の一例を説明するシーケンスチャートであり、監視装置a01が端末b02にネットワーク情報を設定する際の流れを中心に説明している。
ネットワーク情報設定済みの端末b01が、STPプロトコルによる隣接端末の探索処理機能により、Port1に新規の隣接端末の端末02が接続されたことを検出すると、監視装置a01に対して、Port番号Port1に対する隣接端末として端末b02が新規に接続されたことを検出した旨を通知する“新規隣接端末検出パケット”を、監視装置a01のIPアドレスを設定して送信する(シーケンスSQ1)。つまり、端末b01が、隣接端末の探索処理結果として検出したPort1に対する隣接端末b02に関するネットワーク情報を監視装置a01からまだ受信していない状態にあった場合、ネットワーク情報を有していないネットワーク情報未設定の新規の隣接端末が検出されたものと判断して、図4に示すような“新規隣接端末検出パケット”を生成して、監視装置a01に対して送信する。
図4は、ネットワーク情報を有していないネットワーク情報未設定の新規の隣接端末b02が検出された旨を監視装置a01に対して通知する“新規隣接端末検出パケット”の一例を示すパケットフォーマットであり、検出した隣接端末を示す“Neighbor”欄が“NEW(新規)”であり、検出したPort番号を示す“Port”欄が“Port1”である場合を示している。なお、ネットワーク情報を既に有している隣接端末が検出された旨を監視装置a01に対して通知する場合、図5に示すような“既存隣接端末検出パケット”を生成して、監視装置a01に対して送信する。図5は、ネットワーク情報を既に有している既存の隣接端末が検出された旨を監視装置a01に対して通知する“既存隣接端末検出パケット”の一例を示すパケットフォーマットであり、検出した隣接端末を示す“Neighbor”欄が“FOUND(検出済み)”であり、検出したPort番号を示す“Port”欄が“Port1”である場合を示している。
端末b01からPort1に対する隣接端末としてネットワーク情報を有していない端末b02が新規に接続されたことを検出した旨を示す“新規隣接端末検出パケット”を受信した監視装置a01は、図2に示すネットワーク情報制御システムMAP上に、端末b01のPort1に対する接続先の端末つまり端末b02のネットワーク情報が登録済みであるか否かの確認を行い、登録済みであった場合は、図6に例示する“ネットワーク情報設定用パケット”の送信を“新規隣接端末検出パケット”の送信元の端末b01に対して行う(シーケンスSQ2)。
図6は、ネットワーク情報が未設定の新規の隣接端末b02に対して設定すべきネットワーク情報を通知するための“ネットワーク情報設定用パケット”の一例を示すパケットフォーマットであり、監視装置a01のネットワーク情報制御システムMAPに人手によって登録済みの当該端末b02のネットワーク情報を設定することを通知するものである。
図6の例では、図2のネットワーク情報制御システムMAPに示すように、“新規隣接端末検出パケット”の送信元の端末b01に対して、“Port”欄に示す“Port1”において検出した隣接端末の端末b02に関するネットワーク情報として、“IP Address”欄に示す“192.168.0.3”、“Subnet Mask”欄に示す“255.255.255.0”、“Default Gateway”欄に示す“192.168.0.254”を、送信元の監視装置a01のIPアドレスを端末b02に対して通知するための“Observer Address”欄に設定した“192.168.0.1”という監視装置a01のIPアドレスとともに、送信してくる例を示している。
なお、端末b01のPort1において新規の隣接端末として端末b02を検出した旨を示す“新規隣接端末検出パケット”を受信した監視装置a01が、図2に示すネットワーク情報制御システムMAP上に、端末b01のPort1に対する接続先の端末つまり端末b02に関するネットワーク情報が登録されていなかった場合は、ユーザに対して、端末b01のPort1に対する接続先の端末つまり端末b02に関するネットワーク情報が登録されていない旨を通知する警告メッセージを出力し、ユーザが、端末b01のPort1に対する接続先の端末b02に関するネットワーク情報が登録終了するまで、監視装置a01は一旦待機状態になり、登録が終了した時点で、待機状態から脱して、図6で示す“ネットワーク情報設定用パケット”の送信を“新規隣接端末検出パケット”の送信元の端末b01に対して行う(シーケンスSQ2)。
監視装置a01から“ネットワーク情報設定用パケット”を受信した端末b01は、“ネットワーク情報設定用パケット”の受信確認パケットとして“設定受信パケット”を、送信元の監視装置a01に対して返送する(シーケンスSQ3)。“設定受信パケット”は、図7に示すように、“ネットワーク情報設定用パケット”として受信した情報を、そのまま、設定する形で構成される。
図7は、“ネットワーク情報設定用パケット”の受信確認パケットとして返送する“設定受信パケット”の一例を示すパケットフォーマットであり、“ネットワーク情報設定用パケット”の送信元の監視装置a01に対して、受信した旨を通知するものである。
図7の“設定受信パケット”の例では、“Port”欄に示す“Port1”、“IP Address”欄に示す“192.168.0.3”、“Subnet Mask”欄に示す“255.255.255.0”、“Default Gateway”欄に示す“192.168.0.254”、“Observer Address”欄に示す“192.168.0.1”と、受信した図6の“ネットワーク情報設定用パケット”の内容をそのまま設定して返送される例を示している。
さらに、“ネットワーク情報設定用パケット”を受信した端末b01は、“ネットワーク情報設定用パケット”に設定されているPort1に接続されている隣接端末の端末b02に関するネットワーク情報を記憶するとともに、あらかじめ探索済みのMACアドレスを参照して、“ネットワーク情報設定用パケット”に指定されているPort1に対する隣接端末が存在しているか再度確認し、存在していた場合は、当該隣接端末b02のMACアドレスを取り出して、図8で例示するような“ネットワーク情報設定用MACフレーム”を作成して、隣接端末の端末b02に対して送信する(シーケンスSQ4)。
図8は、隣接端末に対してネットワーク情報の設定を指示する“ネットワーク情報設定用MACフレーム”の一例を示すフレームフォーマットであり、監視装置a01から図6のような“ネットワーク情報設定用パケット”によって通知されてきた端末b02に関するネットワーク情報をそのまま設定している。つまり、隣接端末b02のMACアドレス“00−0C−76−00−00−02”に対して、監視装置a01から受信した“ネットワーク情報設定用パケット”のIPアドレス“192.168.0.3”、Subnet Mask“255.255.255.0”、Default Gateway“192.168.0.254”、および、監視装置a01のIPアドレスを示すObserver Address“192.168.0.1”を隣接端末b02に対して転送するものである。
端末b01から“ネットワーク情報設定用MACフレーム”を受信した端末b02は、受信した“ネットワーク情報設定用MACフレーム”の内容に従って当該端末b02自身のネットワーク情報を設定するとともに、監視装置a01のIPアドレス“192.168.0.1”を登録して記憶する。端末b02は、当該端末b02自身のネットワーク情報の設定、監視装置a01のIPアドレスの登録を行うとともに、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”の送信元の端末b01のMACアドレスを取り出して、端末b01に対して、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”に対する応答を意味する図9に例示するような“設定受信MACフレーム”(つまりネットワーク情報受信済みMACフレーム)を送信する(シーケンスSQ5)。
図9は、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”の応答フレームとして返送する“設定受信MACフレーム”の一例を示すフレームフォーマットであり、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”の送信元の端末b01に対して、ネットワーク情報を正常に受信した旨を通知するものである。つまり、隣接端末b01のMACアドレス“00−0C−76−00−00−01”に対して、受信した“ネットワーク情報設定用MACフレーム”のIPアドレス“192.168.0.3”、Subnet Mask“255.255.255.0”、Default Gateway“192.168.0.254”、および、監視装置a01のIPアドレスを示すObserver Address“192.168.0.1”を受信した旨を、送信元の隣接端末b01に対して返送するものである。
このとき、さらに、端末b02は、受信した“ネットワーク情報設定用MACフレーム”に基づいて登録した監視装置a01のIPアドレスを宛先として、監視装置a01に対して、当該端末b02の監視の開始を依頼するために、図10に例示するような“監視開始パケット”を送信する(シーケンスSQ6)。図10は、監視装置a01に対して“ネットワーク情報設定用パケット”で指示されたネットワーク情報の設定が完了し、監視の開始を依頼する旨を通知する“監視開始パケット”の一例を示すパケットフォーマットであり、監視装置a01のIPアドレス(Observer Address)“192,168.0.1”の他に、監視を依頼する監視対象である当該端末b02のIPアドレス“192.168.0.3”も含まれている。
端末b02からの“監視開始パケット”を受信した監視装置a01は、端末b02を監視対象として登録して、監視を開始するとともに、図2に示すネットワーク情報制御システムMAP上の割り当て欄に割り当て済みの設定を行う。さらに、監視装置a01は、“監視開始パケット”の送信元の端末b02に接続される可能性がある隣接端末が存在しているか否かを図2に示すネットワーク情報制御システムMAPに基づいて確認し、図2に示すように、端末b02の隣接端末として例えば端末b03が存在していた場合、端末b02に対して、端末b03のネットワーク情報を設定するための“ネットワーク情報設定用パケット”を送信する(シーケンスSQ7)。ここで、“監視開始パケット”の送信元の端末b02に対して、監視装置a01から送信する“ネットワーク情報設定用パケット”としては、1個の端末例えば端末b03のネットワーク情報のみではなく、複数の端末であっても良く、ネットワーク情報制御システムMAPに登録されている当該端末b02のPortに接続される可能性があるすべての端末に関するネットワーク情報を含むものである。
監視装置a01から端末b03のネットワーク情報の設定を指示する“ネットワーク情報設定用パケット”を受信した端末b02は、Port2に端末b03が接続されているか否かを確認した後、さらに、隣接端末の端末b03のネットワーク情報を取得して既に記憶済みとなっているか否かを確認し、当該端末b02にて、既に記憶済みであって端末b03のネットワーク情報を有していた場合には、ネットワーク情報を既に有している隣接端末の端末b03が検出された旨を示す図5のような“既存隣接端末検出パケット”を生成して、監視装置a01に対して送信する(シーケンスSQ8)。
さらに、端末b02は、Port2に接続された端末b03を検出しているので、既に記憶済みのネットワーク情報と、監視装置a01から受信した端末b03用“ネットワーク情報設定用パケット”に含まれている端末b03のネットワーク情報とを照合し、異なっている場合は、“ネットワーク情報設定用パケット”による端末b03のネットワーク情報を上書きして記憶するとともに、端末b03にネットワーク情報を設定するために、図8に示すような“ネットワーク情報設定用MACフレーム”を作成して、隣接端末の端末b03に対して送信する(シーケンスSQ9)。
以下、同様の動作を繰り返すことにより、各端末に対して、監視装置a01にあらかじめ設定されているネットワーク情報が監視装置a01のIPアドレスとともに自動的に設定登録されていき、監視装置a01の監視動作が起動されることを可能としている。この結果、各端末に対して従来は手動でIPアドレスの設定および監視装置のIPアドレスの登録を行わざるを得なかった手続きを自動化することができる。
(実施例の動作の説明)
次に、図11のフローチャートを用いて、監視装置a01の動作についてさらに説明する。図11は、本発明によるネットワーク情報制御システムの監視装置a01の動作の一例を示すフローチャートであり、監視装置a01におけるパケット受信時の動作の一例を示している。
監視装置a01は、端末b01,b02,b03のいずれかからパケットを受信すると、図11の動作が起動され(ステップS01)、まず、受信したパケットの種類を判別する(ステップS02)。
“監視開始パケット”を受信した場合は(ステップS02の「監視開始パケット」の場合)、当該“監視開始パケット”の送信元の端末を監視対象の端末としてネットワーク情報制御システムMAPに登録するとともに、当該端末のPortに接続される可能性があるすべての端末に関するネットワーク情報を含む“ネットワーク情報設定用パケット”を、送信元の当該端末に対して送信する(ステップS03)。“ネットワーク情報設定用パケット”の送信動作は、送信先の端末から受信確認(応答)を示す“設定受信パケット”を受信するまで、あらかじめ定めた時間間隔で再送動作を繰り返す。
また、送信した“ネットワーク情報設定用パケット”に対する応答(受信確認)を示す“設定受信パケット”を受信した場合(ステップS02の「設定受信パケット」の場合)、“ネットワーク情報設定用パケット”の送信先の端末に正しく受信されたものと判断して、“ネットワーク情報設定用パケット”の再送動作を繰り返している場合であれば、再送動作を停止する。
また、新規または既存の隣接端末を検出したことを通報する“隣接端末検出パケット”を受信した場合(ステップS02の「隣接端末検出パケット」の場合)、“新規隣接端末検出パケット”の受信か、“既存隣接端末検出パケット”の受信かを判別する(ステップS04)。
“既存隣接端末検出パケット”を受信していた場合は(ステップS04の「既存」の場合)、既に、“既存隣接端末検出パケット”の送信元の端末に関するネットワーク情報のみならず、当該端末のPortに接続される可能性があるすべての隣接端末に関するネットワーク情報を送信済みの端末であるものと認識して、処理を終了する。
一方、“新規隣接端末検出パケット”を受信していた場合は(ステップS04の「新規」の場合)、新規に検出されたPortの接続先の隣接端末のネットワーク情報がネットワーク情報制御システムMAP上に登録されているか否かを判別する(ステップS05)。ネットワーク情報制御システムMAP上に登録されていない端末であった場合(ステップS05の「未登録」の場合)、該当する端末のネットワーク情報のネットワーク情報制御システムMAP上への登録をユーザに促すための警告メッセージを表示した後(ステップS06)、一旦、待機状態に戻り、あらかじめ定めた時間経過後、あるいは、ユーザから登録完了の通知が入力されると、再起動されて、ステップS05の確認動作を再開する。
ネットワーク情報制御システムMAP上に登録されている端末であった場合(ステップS05の「登録済み」の場合)、ネットワーク情報制御システムMAPに登録済みになっている、対応するPortに接続されている新規隣接端末のネットワーク情報を設定することを指示する“ネットワーク情報設定用パケット”を、“新規隣接端末検出パケット”の送信元の端末に対して送信する(ステップS07)。
しかる後、端末から“ネットワーク情報設定用パケット”の受信確認を示す“設定受信パケット”を受信したか否かを確認し(ステップS08)、まだ受信していない場合は(ステップS08の「未受信」の場合)、端末より“設定受信パケット”を受信するまでの間、あらかじめ定めた時間間隔で、ステップS07に戻って、定期的に“ネットワーク情報設定用パケット”の送信を繰り返し、“設定受信パケット”を受信すると(ステップS08の「受信」の場合)、“ネットワーク情報設定用パケット”の再送動作を停止する。
以上の動作を繰り返すことにより、監視装置a01のネットワークに接続されているすべての端末に対する、ネットワーク情報の設定および監視装置a01のIPアドレスの登録、監視装置a01におけるネットワーク情報制御システムMAPへの割り当て済みの登録および監視対象の端末の登録が可能となる。また、ネットワーク情報制御システムMAPにネットワーク情報が登録されていなかった場合は、ユーザにネットワーク情報の登録を促すことにより、常に、ネットワークに接続されている最新の端末に関する監視状態を維持することが可能である。
次に、図12のフローチャートを用いて、端末側における隣接端末検出時の動作についてさらに説明する。図12は、本発明によるネットワーク情報制御システムの端末側における隣接端末検出時の動作の一例を示すフローチャートであり、Portに隣接端末が接続されたことを検出した場合の動作の一例を示している。
まず、端末にて、Portに端末が隣接端末として接続されたことを検出すると、隣接端末を検出したPortに対応する端末のネットワーク情報を含む、監視装置a01からの“ネットワーク情報設定用パケット”を受信済みか否か判別する(ステップS11)。当該端末のネットワーク情報をまだ受信していなかった場合は(ステップS11のNo)、ネットワーク情報をまだ受信していない新規の隣接端末を検出したことを示す“新規隣接端末検出パケット”を監視装置a01に対して送信する(ステップS12)。しかる後、一旦、処理を終了して、監視装置a01から新規に検出した隣接端末に関するネットワーク情報を含む“ネットワーク情報設定用パケット”が受信されるまで、待ち合わせる。
一方、当該端末のネットワーク情報を既に受信していた場合は(ステップS11のYes)、ネットワーク情報を既に受信済みの隣接端末を検出したことを示す“既存隣接端末検出パケット”を監視装置a01に対して送信する(ステップS13)。しかる後、端末の接続を検出したPortに該当する隣接端末に関するネットワーク情報を含む“ネットワーク情報設定用MACフレーム”を、検出した当該隣接端末に送信する動作を、当該隣接端末から、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”に基づくネットワーク情報を正常に受信した旨を示す“設定受信MACフレーム”が返送されてくるまで、あらかじめ定めた時間間隔で繰り返す(ステップS14のNo,ステップS15)。
隣接端末から、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”に対する応答フレームとして、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”を受信した旨を示す“設定受信MACフレーム”が返送されてきた場合(ステップS14のYes)、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”の再送動作を停止する。
端末が隣接端末を検出する都度、以上の動作を行うことによって、ネットワーク情報の設定や監視装置a01のIPアドレスの登録が終了していない隣接端末に対して、ネットワーク情報の設定や監視装置a01のIPアドレスを順次行うことが可能になる。
次に、図13のフローチャートを用いて、端末側におけるパケットまたはMACフレーム受信時の動作についてさらに説明する。図13は、本発明によるネットワーク情報制御システムの端末側におけるパケットまたはMACフレーム受信時の動作の一例を示すフローチャートである。
端末側で監視装置a01からのパケットまたは隣接端末からのMACフレームを受信すると、図13の動作が起動され、まず、受信したパケットの種類またはMACフレームの種類を判別する(ステップS21)。
受信したパケットまたはMACフレームが、隣接端末からの“ネットワーク情報設定用MACフレーム”であった場合(ステップS21の「ネットワーク情報設定用MACフレーム」の場合)、当該端末へのネットワーク情報の設定指示であり、まず、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”に対する応答フレームである“設定受信MACフレーム”を、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”の送信元の端末に返送した後(ステップS22)、受信した“ネットワーク情報設定用MACフレーム”に指定されているIPアドレス等のネットワーク情報の通りに設定し、かつ、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”に含まれている監視装置a01のIPアドレスを記憶登録する(ステップS23)。
なお、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”の送信元の端末からは、“設定受信MACフレーム”の受信が検出されるまで、あらかじめ定めた時間間隔で、繰り返し送信されてくる。
しかる後、監視装置a01に対して、当該端末の監視の開始を要求する“監視開始パケット”を送信して(ステップS24)、処理を終了する。
受信したパケットまたはMACフレームが、隣接端末からの“設定受信MACフレーム”であった場合は(ステップS21の「設定受信MACフレーム」の場合)、あらかじめ定めた時間間隔で繰り返し送信している“ネットワーク情報設定用MACフレーム”の再送動作を停止して、処理を終了する。
受信したパケットまたはMACフレームが、監視装置a01からの“ネットワーク情報設定用パケット”であった場合は(ステップS21の「ネットワーク情報設定用パケット」の場合)、まず、“ネットワーク情報設定用パケット”の受信確認を示す“設定受信パケット”を監視装置a01に対して返送するとともに(ステップS25)、“ネットワーク情報設定用パケット”に含まれているネットワーク情報および監視装置a01のIPアドレスに関する情報を当該端末内のメモリに記憶保存する(ステップS26)。
しかる後、受信した“ネットワーク情報設定用パケット”に対応するPortに隣接端末の接続が検出されるか否かを確認する(ステップS27)。隣接端末が検出されない場合は(ステップ27のNo)、処理を終了する。
一方、隣接端末が検出される場合は(ステップ27のYes)、当該隣接端末に関するネットワーク情報および監視装置a01のIPアドレスを含む“ネットワーク情報設定用MACフレーム”を、当該隣接端末に対して送信し(ステップS28)、当該隣接端末から、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”の応答フレームとなる“設定受信MACフレーム”が返送されてきたか否かを確認する(ステップS29)。“設定受信MACフレーム”をまだ受信していない場合は(ステップS29のNo)、“設定受信MACフレーム”が受信されるまで、あらかじめ定めた時間間隔で、ステップS28に戻って、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”を繰り返して再送する。
“設定受信MACフレーム”が受信された場合(ステップS29のYes)、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”の再送動作を停止して、処理を終了する。
端末はパケットまたはMACフレームを受信する都度、以上の動作を繰り返し行うことによって、新規に検出された隣接端末に対しては“ネットワーク情報設定用MACフレーム”を送信してネットワーク情報および監視装置a01のIPアドレスの登録を促すことができる。また、“ネットワーク情報設定用MACフレーム”を受信した端末においては、当該端末自身のネットワーク情報の設定を行うとともに、監視装置a01に対して、“監視開始パケット”を送信することにより、監視装置a01の監視対象としての登録を行い、監視動作の開始を依頼することが可能である。
(発明の他の実施例)
前述の実施例では、監視装置a01の監視対象となる端末が3個の場合を示したが、1ないし複数の任意の端末であっても、全く同様に適用することができることは、もちろんである。
(本実施例の効果の説明)
以上に詳細に説明したように、本発明による実施例においては、以下に記載するような効果を奏することができる。
第1の効果は、ユーザは、監視装置a01上に、端末の位置情報つまりネットワークに接続される端末の配置(Port)を配置情報として設定することにより、端末におけるMACアドレス等を気にすることなく、期待するIPアドレス等のネットワーク情報の設定を行うことが可能であるという点にある。また、端末の入れ替え等があっても、監視装置a01側では、気にすることなく監視の続行が可能となる。
第2の効果は、ユーザは、監視装置a01と直接接続された先頭の端末のネットワーク情報のみ人手で設定を行うだけで、他の端末については、意識することなく、ネットワーク情報の設定を、人手で行う必要はなく、自動的に行うことが可能であるという点にある。
第3の効果は、監視装置a01側にて各端末に割り付けた全てのネットワーク情報を一元管理することができ、ユーザの人的ミスによるネットワーク情報の誤設定特にIPアドレスの重複を防ぐことが可能であるという点にある。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
本発明によるネットワーク情報制御システムの構成の一例を示すシステム構成図である。 本発明によるネットワーク情報制御システムの監視装置でユーザが作成する端末の配置図とそれぞれに割り当てるべきネットワーク情報を登録するネットワーク情報制御システムMAPを説明するための模式図である。 ネットワーク情報が未設定の端末に対して監視装置からネットワーク情報を設定する動作の一例を説明するシーケンスチャートである。 ネットワーク情報を有していない新規の隣接端末が検出された旨を監視装置に対して通知する“新規隣接端末検出パケット”の一例を示すパケットフォーマットである。 ネットワーク情報を既に有している既存の隣接端末が検出された旨を監視装置に対して通知する“既存隣接端末検出パケット”の一例を示すパケットフォーマットである。 ネットワーク情報が未設定の新規の隣接端末に対して設定すべきネットワーク情報を通知するための“ネットワーク情報設定用パケット”の一例を示すパケットフォーマットである。 “ネットワーク情報設定用パケット”の受信確認パケットとして返送する“設定受信パケット”の一例を示すパケットフォーマットである。 隣接端末に対してネットワーク情報の設定を指示する“ネットワーク情報設定用MACフレーム”の一例を示すフレームフォーマットである。 “ネットワーク情報設定用MACフレーム”の応答フレームとして返送する“設定受信MACフレーム”の一例を示すフレームフォーマットである。 監視装置に対して“ネットワーク情報設定用パケット”で指示されたネットワーク情報の設定が完了し、監視の開始を依頼する旨を通知する“監視開始パケット”の一例を示すパケットフォーマットである。 本発明によるネットワーク情報制御システムの監視装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明によるネットワーク情報制御システムの端末側における隣接端末検出時の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明によるネットワーク情報制御システムの端末側におけるパケットまたはMACフレーム受信時の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
a01 監視装置
b01,b02,b03 端末(ネットワーク端末)

Claims (18)

  1. ネットワークを介してIPアドレスを用いてパケットを送受信する端末と、各端末間の接続関係を示す配置情報と各端末に設定すべきネットワーク情報とを少なくとも含むユーザからの登録情報を管理する登録テーブルを有し、前記ネットワーク上の各端末に前記登録テーブルに登録した前記ネットワーク情報を設定する制御を行う監視装置とを備えたネットワーク情報制御システムにおいて、前記監視装置は、前記ネットワーク上に接続された端末からの通知に基づいて、指定された端末に対するネットワーク情報の設定動作を行うことを特徴とするネットワーク情報制御システム。
  2. 前記登録テーブルに登録する前記ネットワーク情報として、少なくとも端末のIPアドレスを含むことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク情報制御システム。
  3. 前記ネットワーク上に接続された端末のうち、前記ネットワークを構築当初において前記監視装置と直接接続される先頭の最近傍端末に該最近傍端末のネットワーク情報および前記監視装置のIPアドレスをユーザが設定するだけで、他の端末に関するネットワーク情報の設定をユーザが行うことなく、以降は、前記ネットワーク上に接続された端末のうち、ネットワーク情報を設定済みの端末が、隣接する隣接端末が前記ネットワークに接続されたことをSTPプロトコル(Spanninng−Tree Protocol)により検出した際に、検出した前記隣接端末のネットワーク情報を取得することを要求する通知を前記監視装置に送信することにより、前記監視装置から前記隣接端末のネットワーク情報を取得し、前記隣接端末に転送して、前記隣接端末にネットワーク情報を設定することを特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク情報制御システム。
  4. ネットワーク情報を設定済みの端末が、当該端末に隣接する隣接端末が前記ネットワークに接続されたことを検出した際に、検出した該隣接端末のネットワーク情報を記憶していない場合に、ネットワーク情報を未取得の該隣接端末の接続を新規に検出した旨を示す新規隣接端末検出パケットを前記監視装置に対して送信することを特徴とする請求項3に記載のネットワーク情報制御システム。
  5. 前記監視装置は、前記新規隣接端末検出パケットを前記端末から受信した際に、前記新規隣接端末検出パケットにて通知された前記隣接端末に関するネットワーク情報が前記登録テーブルに登録済みか否かを確認し、未登録であった場合、その旨をユーザに通知する警告メッセージを出力し、ユーザにより、前記隣接端末のネットワーク情報を前記登録テーブルに登録されるまで、待ち合わせることを特徴とする請求項4に記載のネットワーク情報制御システム。
  6. 前記監視装置は、前記新規隣接端末検出パケットを前記端末から受信した際に、前記新規隣接端末検出パケットにて通知された前記隣接端末に関するネットワーク情報が前記登録テーブルに登録済みか否かを確認し、登録済みであった場合、前記登録テーブルに登録されている前記隣接端末のネットワーク情報と、当該監視装置のIPアドレスとを少なくとも含むネットワーク情報設定用パケットを生成して、前記新規隣接端末検出パケットの送信元の端末に送信することを特徴とする請求項5に記載のネットワーク情報制御システム。
  7. 前記監視装置から前記ネットワーク情報設定用パケットを受信した端末は、前記ネットワーク情報設定用パケットに含まれている前記隣接端末のネットワーク情報を記憶するとともに、前記隣接端末のネットワーク情報と前記監視装置のIPアドレスとを少なくとも含む情報をネットワーク情報設定用MACフレームとして前記隣接端末のMACアドレスを用いて前記隣接端末に送信することを特徴とする請求項6に記載のネットワーク情報制御システム。
  8. ネットワーク情報を設定済みの端末が、当該端末に隣接する隣接端末が前記ネットワークに接続されたことを検出した際に、検出した前記隣接端末のネットワーク情報を前記監視装置から転送されて既に記憶している場合、ネットワーク情報を取得済みの前記隣接端末の接続を検出した旨を示す既存隣接端末検出パケットを前記監視装置に対して送信するとともに、記憶済みの前記隣接端末のネットワーク情報と前記監視装置のIPアドレスとを少なくとも含む情報をネットワーク情報設定用MACフレームとして前記隣接端末のMACアドレスを用いて前記隣接端末に送信することを特徴とする請求項3に記載のネットワーク情報制御システム。
  9. 前記隣接端末に前記ネットワーク情報設定用MACフレームを送信した端末は、前記隣接端末から正常に受信したことを示す設定受信MACフレームを受信するまで、あらかじめ定めた時間間隔で繰り返し送信することを特徴とする請求項7または8に記載のネットワーク情報制御システム。
  10. 前記ネットワークに接続した端末が、隣接端末から前記ネットワーク情報設定用MACフレームを受信した際に、前記ネットワーク情報設定用MACフレームの送信元の前記隣接端末に、正常に受信したことを示す設定受信MACフレームを送信元の前記隣接端末のMACアドレスを用いて返送するとともに、前記ネットワーク情報設定用MACフレームに含まれている前記ネットワーク情報を自端末に設定し、前記監視装置のIPアドレスを登録することを特徴とする請求項7ないし9のいずれかに記載のネットワーク情報制御システム。
  11. 前記ネットワークに接続した端末が、隣接端末から受信した前記ネットワーク情報設定用MACフレームに基づいて、ネットワーク情報の設定と前記監視装置のIPアドレスの登録を終了した際に、前記監視装置に対して、監視対象として監視の開始を要求する監視開始パケットを前記監視装置のIPアドレスを用いて送信することを特徴とする請求項10に記載のネットワーク情報制御システム。
  12. 前記監視装置は、前記監視開始パケットを前記端末から受信した際に、前記監視開始パケットの送信元の前記端末が前記登録テーブルに登録済みか否かを確認し、登録済みであった場合、前記端末を監視対象として登録するとともに、当該端末のポートに隣接端末として接続される可能性があるすべての端末のネットワーク情報を、前記登録テーブルを参照して取り出し、隣接端末として接続される可能性があるすべての端末のネットワーク情報と、当該監視装置のIPアドレスとを少なくとも含むネットワーク情報設定用パケットを生成して、前記監視開始パケットの送信元の端末に送信することを特徴とする請求項11に記載のネットワーク情報制御システム。
  13. 前記監視装置から前記ネットワーク情報設定用パケットを受信した端末は、前記ネットワーク情報設定用パケットに含まれている、隣接端末として接続される可能性があるすべての端末のネットワーク情報を記憶することを特徴とする請求項12に記載のネットワーク情報制御システム。
  14. 前記監視装置から受信した前記ネットワーク情報設定用パケットに含まれている、隣接端末として接続される可能性があるすべての端末のネットワーク情報を記憶した端末が、当該端末に隣接する隣接端末の接続を検出した際に、検出した前記隣接端末のネットワーク情報を記憶しているか否か確認し、記憶している場合、ネットワーク情報を取得済みの前記隣接端末の接続を検出した旨を示す前記既存隣接端末検出パケットを前記監視装置に対して送信するとともに、記憶済みの前記隣接端末のネットワーク情報と前記監視装置のIPアドレスとを少なくとも含む情報を前記ネットワーク情報設定用MACフレームとして前記隣接端末のMACアドレスを用いて前記隣接端末に送信することを特徴とする請求項13に記載のネットワーク情報制御システム。
  15. 前記監視装置から受信した前記ネットワーク情報設定用パケットに含まれている、隣接端末として接続される可能性があるすべての端末のネットワーク情報を記憶した端末が、当該端末に隣接する隣接端末の接続を検出した際に、検出した前記隣接端末のネットワーク情報を記憶しているか否か確認し、記憶していなかった場合、ネットワーク情報を未取得の前記隣接端末の接続を新規に検出した旨を示す前記新規隣接端末検出パケットを前記監視装置に対して送信することを特徴とする請求項13に記載のネットワーク情報制御システム。
  16. ネットワークを介してIPアドレスを用いてパケットを送受信する端末と、各端末間の接続関係を示す配置情報と各端末に設定すべきネットワーク情報とを少なくとも含むユーザからの登録情報を管理する登録テーブルを有し、前記ネットワーク上の各端末に前記登録テーブルに登録した前記ネットワーク情報を設定する制御を行う監視装置とを備え、前記ネットワークに接続される端末のネットワーク情報の設定を制御するネットワーク情報制御方法において、前記監視装置が、前記ネットワーク上に接続された端末からの通知に基づいて、指定された端末に対するネットワーク情報の設定動作を行うことを特徴とするネットワーク情報制御方法。
  17. 前記登録テーブルに登録する前記ネットワーク情報として、少なくとも端末のIPアドレスを含むことを特徴とする請求項16に記載のネットワーク情報制御方法。
  18. 前記ネットワーク上に接続された端末のうち、前記ネットワークを構築当初において前記監視装置と直接接続される先頭の最近傍端末に該最近傍端末のネットワーク情報および前記監視装置のIPアドレスをユーザが設定するだけで、他の端末に関するネットワーク情報の設定をユーザが行うことなく、以降は、前記ネットワーク上に接続された端末のうち、ネットワーク情報を設定済みの端末が、隣接する隣接端末が前記ネットワークに接続されたことをSTPプロトコル(Spanninng−Tree Protocol)により検出した際に、検出した前記隣接端末のネットワーク情報を取得することを要求する通知を前記監視装置に送信することにより、前記監視装置から前記隣接端末のネットワーク情報を取得し、前記隣接端末に転送して、前記隣接端末にネットワーク情報を設定することを特徴とする請求項16または17に記載のネットワーク情報制御方法。
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