JP2008227048A - 部品実装装置、部品実装装置の校正方法、部品実装ライン及び部品実装ラインにおける部品実装装置の校正方法 - Google Patents

部品実装装置、部品実装装置の校正方法、部品実装ライン及び部品実装ラインにおける部品実装装置の校正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】制御データの校正を行った後、校正用基板から校正用部品を取り外すことなく、続けて校正精度の検証を行うことができる部品実装装置、部品実装装置の校正方法、部品実装ライン及び部品実装ラインにおける部品実装装置の校正方法を提供する。
【解決手段】校正用基板を所定位置に位置決めS11した後、搭載ヘッドによりピックアップした校正用部品を制御データに基づいて校正用基板上の目標搭載位置に搭載し、校正用基板上に搭載された校正用部品の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出S12して制御データの校正S15を行う。次いで、搭載ヘッドによりピックアップした検証用部品を、校正後の制御データに基づいて、校正用部品の目標搭載位置とは異なる目標搭載位置に搭載し、校正用基板上に搭載された検証用部品の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出して校正精度の検証S16を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、投入された基板を基板搬送路によって搬入して所定位置に位置決めし、搭載ヘッドによりピックアップした部品を基板に搭載する部品実装装置、部品実装装置の校正方法、部品実装ライン及び部品実装ラインにおける部品実装装置の校正方法に関するものである。
部品実装ラインは部品実装装置を基板搬送路が連続するように複数台並設させて成り、各部品実装装置は上流側の部品実装装置から受け取った基板を基板搬送路によって搬入して位置決めし、部品の実装を行ったうえで下流側の部品実装装置に搬出する。各部品実装装置はそれぞれ制御データに基づいて部品を基板上の目標搭載位置に搭載するが、基板上に搭載された部品の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれが極力小さくなるよう、部品実装工程が開始される前には各部品実装装置について制御データの校正を行っておく必要がある。この制御データの校正は、一般には、校正用基板を基板搬送路によって所定位置に位置決めした後、搭載ヘッドによりピックアップした校正用部品を制御データに基づいて校正用基板上の目標搭載位置に搭載し、これをカメラ(通常、搭載ヘッドに取り付けた基板の位置ずれ検出等を行う基板カメラ)によって画像認識して校正用基板上に搭載された校正用部品の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出して行う。また、校正後の制御データに基づいて検証用部品を校正用基板上に搭載し、その実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを改めて検出すれば、校正精度がどの程度のものであったのかの検証を行うことができる。
特開2004−179636号公報
しかしながら、通常、制御データの校正時に校正用部品を校正基板上に搭載させるプログラムと校正精度の検証時に検証用部品を校正用基板上に搭載させるプログラムとは同じであるため、校正用基板上における校正用部品の目標搭載位置と検証用部品の目標搭載位置とは一致し、校正精度の検証を行う前に校正用基板から校正用部品を取り外す作業が必要であるため作業性が良くないという問題点があった。しかも、校正用基板は高価なガラス基板で製作されるため使い捨てではなく、校正用部品は校正用基板の表面に貼り付けた両面テープに搭載されるようになっているため、校正用基板から校正用部品を取り外す作業は容易ではなかった。
そこで本発明は、制御データの校正を行った後、校正用基板から校正用部品を取り外すことなく、続けて校正精度の検証を行うことができる部品実装装置、部品実装装置の校正方法、部品実装ライン及び部品実装ラインにおける部品実装装置の校正方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の部品実装装置は、基板搬送路の上流側に投入された基板を基板搬送路によって搬入して所定位置に位置決めし、搭載ヘッドによりピックアップした部品を基板に搭載する部品実装装置であって、基板搬送路の上流側に投入された校正用基板を基板搬送路によって搬入して所定位置に位置決めする位置決め手段と、搭載ヘッドによりピックアップした校正用部品を制御データに基づいて校正用基板上の目標搭載位置に搭載する校正用部品搭載手段と、校正用基板上に搭載された校正用部品の実際の搭載位置と目標搭載
位置とのずれを検出して制御データの校正を行う校正手段と、搭載ヘッドによりピックアップした検証用部品を、校正後の制御データに基づいて、校正用部品の目標搭載位置とは異なる目標搭載位置に搭載する検証用部品搭載手段と、校正用基板上に搭載された検証用部品の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出して校正精度の検証を行う検証手段とを備えた。
請求項2に記載の部品実装装置の校正方法は、基板搬送路の上流側に投入された基板を基板搬送路によって搬入して所定位置に位置決めし、搭載ヘッドによりピックアップした部品を基板に搭載する部品実装装置の校正方法であって、基板搬送路の上流側に投入された校正用基板を基板搬送路によって搬入して所定位置に位置決めする位置決め工程と、搭載ヘッドによりピックアップした校正用部品を制御データに基づいて校正用基板上の目標搭載位置に搭載する校正用部品搭載工程と、校正用基板上に搭載された校正用部品の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出して制御データの校正を行う校正工程と、搭載ヘッドによりピックアップした検証用部品を、校正後の制御データに基づいて、校正用部品の目標搭載位置とは異なる目標搭載位置に搭載する検証用部品搭載工程と、校正用基板上に搭載された検証用部品の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出して校正精度の検証を行う校正精度検証工程とを含む。
請求項3に記載の部品実装ラインは、請求項1に記載の部品実装装置を基板搬送路が連続するように複数台並設させて成る部品実装ラインであって、各部品実装装置は、検証手段による校正精度の検証が終了した後、校正用基板を基板搬送路の下流側に搬出する搬出手段を備え、校正用基板上の校正用部品及び検証用部品それぞれの目標搭載位置は、基板搬送路の上流側の部品実装装置によって校正用部品及び検証用部品が搭載されていない校正用基板上の空き領域に設定される。
請求項4に記載の部品実装ラインにおける部品実装装置の校正方法は、請求項3に記載の部品実装ラインにおける部品実装装置の校正方法であって、各部品実装装置に、基板搬送路の上流側に投入された校正用基板を基板搬送路によって搬入して所定位置に位置決めする位置決め工程と、搭載ヘッドによりピックアップした校正用部品を制御データに基づいて校正用基板上の目標搭載位置に搭載する校正用部品搭載工程と、校正用基板上に搭載された校正用部品の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出して制御データの校正を行う校正工程と、搭載ヘッドによりピックアップした検証用部品を、校正後の制御データに基づいて、校正用部品の目標搭載位置とは異なる目標搭載位置に搭載する検証用部品搭載工程と、校正用基板上に搭載された検証用部品の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出して校正精度の検証を行う校正精度検証工程と、校正精度検証工程の終了後に校正用基板を基板搬送路の下流側に搬出する搬出工程とを実行させ、校正用基板上の校正用部品及び検証用部品それぞれの目標搭載位置を、基板搬送路の上流側の部品実装装置によって校正用部品及び検証用部品が搭載されていない校正用基板上の空き領域に設定する。
本発明では、検証用部品は校正用部品の目標搭載位置とは異なる目標搭載位置に搭載されるので、校正用基板上に校正用部品を搭載して校正を行った後、校正用基板から校正用部品を取り外すことなく、続けて校正精度の検証を行うことができる。また、このような部品実装装置を基板搬送路が連続するように複数台並設させて成る部品実装ラインでは、校正用基板上の校正用部品及び検証用部品それぞれの目標搭載位置は、基板搬送路の上流側の部品実装装置によって校正用部品及び検証用部品が搭載されていない校正用基板上の空き領域に設定されるので、1枚の校正用基板を各部品実装装置の間で受け渡ししながら連続的な校正及び校正精度の検証を行うことができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における部品実装装置の斜視図、図2は本発明の実施の形態1における部品実装装置の制御系統を示すブロック図、図3は本発明の実施の形態1における部品実装装置が行う部品実装工程の手順を示すフローチャート、図4は本発明の一実施の形態における部品実装ラインの平面図、図5、図6及び図7は本発明の実施の形態1における部品実装装置の制御データの校正を行う手順を示すフローチャート、図8は本発明の実施の形態1における部品実装装置の制御データの校正を行う際に使用する校正用基板の平面図、図9(a),(b),(c)は本発明の実施の形態1における校正用部品及び検証用部品が搭載された校正用基板の平面図である。
図1において部品実装装置1は、基台2上に水平面内の一の方向(X軸方向とする)に延びて設けられた基板搬送路3を有しており、基板搬送路3の両側部には多数のパーツフィーダ4がX軸と直交する水平面内方向(Y軸方向とする)に延びて設けられている。基板搬送路3は上流側から投入された基板5の部品実装装置1内への搬入及び所定位置への位置決めと基板5の下流側への搬出を行い、パーツフィーダ4は基板5に搭載する部品を所定の位置に供給する。
基板搬送路3の両端側の上方には一対のY軸テーブル6がY軸方向に延びて設けられている。これら一対のY軸テーブル6にはX軸方向に延びたX軸テーブル7が掛け渡されており、その両端部はY軸テーブル6に支持されてY軸方向に移動自在になっている。X軸テーブル7の下面には移動ステージ8がX軸テーブル7に支持されてX軸方向に移動自在に設けられており、移動ステージ8には下方に延びた複数のノズル(吸着ノズル)9を有した搭載ヘッド10が取り付けられている。
図2において、部品実装装置1が備える制御装置11は、基板搬送路3に基板5の搬入、位置決め及び搬出を行わせる基板搬送路駆動機構12、X軸テーブル7をY軸方向に移動させるX軸テーブル駆動機構13、移動ステージ8をX軸方向に移動させる移動ステージ駆動機構14、各ノズル9の上下移動、上下軸回りの回転及び吸着動作を行わせるノズル駆動機構15の各作動制御を行う。ここで、制御装置11はX軸テーブル駆動機構13及び移動ステージ駆動機構14を作動させることにより搭載ヘッド10を基板3に対して移動させ、ノズル駆動機構15を作動させることによりノズル9による部品のピックアップと部品の基板5への搭載を行う。
また制御装置11は、搭載ヘッド10に取り付けられて基板搬送路3上に位置決めされた基板5の画像認識を行う基板カメラ16と、ノズル9がピックアップした部品の画像認識を行う部品カメラ17の作動制御を行う。基板カメラ16による画像認識情報と部品カメラ17による画像認識情報は制御装置11に入力され、制御装置11はこれらの画像認識情報に基づいて基板5の目標位置からの位置ずれと、部品のノズル9に対する位置ずれ(吸着ずれ)を検出する。
図3は部品実装装置1が行う部品実装工程の手順を示すフローチャートである。制御装置10とデータのやり取りが可能な記憶装置18(図2)には実装プログラムが記憶されており、制御装置11はこの実装プログラムに基づいて基板5への部品実装を行う。
部品実装工程では、制御装置11は先ず、基板搬送路3の上流側から投入された基板5を基板搬送路3によって部品実装装置1内に搬入して所定位置に位置決めする(図3のステップS1)。基板5を所定位置に位置決めしたら、基板カメラ16を基板5の上方に移動させて基板5の隅に設けられた基準マーク(図示せず)を画像認識し、基板5の目標位置からの位置ずれを検出する(ステップS2)。基板5の位置ずれ検出が終わったら、搭
載ヘッド10を移動させてパーツフィーダ4により供給された部品をノズル9によりピックアップする(ステップS3)。そして、搭載ヘッド10を移動させて部品カメラ17の上方を通過させ、部品カメラ17により部品の画像認識(撮像)を行ってノズル9に対する部品の位置ずれ(吸着ずれ)を検出する(ステップS4)。部品の吸着ずれを検出したら、制御データに基づいて部品を基板5上の目標搭載位置に搭載する(ステップS5)。部品を基板5上の目標搭載位置に搭載する際には、ステップS2において検出した基板5の位置ずれと部品の吸着ずれがキャンセルされるように制御データを補正する。このステップS3〜S5の工程は全ての部品を基板5に搭載するまで繰り返し行い、ステップS6において全ての部品の搭載が終了したと判断したら基板5を下流側に搬出し(ステップS7)、部品実装工程を終了する。
図4は、3台の上記部品実装装置1を基板搬送路3が連続するように並設させて成る部品実装ライン20である。ここでは説明の便宜上、最も上流側の部品実装装置1を1番目の部品実装装置1と称し、1番目の部品実装装置1の下流側の部品実装装置1を順に2番目及び3番目の部品実装装置1と称する。
部品実装ライン20において1番目の部品実装装置1が備える基板搬送路3の上流側に基板5を投入すると、1番目の部品実装装置1の制御装置11は実装プログラムに従ってその投入された基板3を基板搬送路3によって搬入し、所定位置に位置決めしたうえで、搭載ヘッド10によりピックアップした部品を基板5に搭載する。全ての部品の搭載が終了したら、基板5を基板搬送路3によって下流側の2番目の部品実装装置1に搬出する。2番目及び3番目の部品実装装置1はそれぞれ上流側に位置する部品実装装置1から受け取った基板5を基板搬送路3によって搬入し、部品を基板5に搭載した後、基板5を下流側に搬出する。このため部品実装ライン20の最も上流側の(1番目の)部品実装装置1の基板搬送路3に基板5を投入してやれば、後は1番目から3番目までの各部品実装装置1が必要な部品を搭載したうえで下流側に受け渡していくので、最も下流側の(3番目の)部品実装装置1からは、1番目から3番目までの各部品実装装置1が搭載した部品が実装された基板5が搬出される。
次に、この部品実装ライン20における各部品実装装置1の制御データの校正手順を説明する。各部品実装装置1の制御データの校正は、各部品実装装置1の制御装置11が記憶装置18に記憶された校正プログラムに基づいて校正用部品P1及び検証用部品P2を校正用基板に搭載して行う(図9)。図5はその校正プログラムの内容を示すメインルーチンのフローチャート、図6及び図7はメインルーチンに付随するサブルーチンのフローチャートである。なお、ここでは各部品実装装置1の搭載ヘッド10は4本のノズル9を備えているものとする。
各部品実装装置1の制御装置11は、先ず、基板搬送路3の上流側に投入された校正用基板30(図1、図4)を基板搬送路3によって部品実装装置1内に搬入し、所定位置に位置決めする(位置決め工程。図5のメインルーチンのステップS11)。校正用基板30は基板5とほぼ同じ大きさに形成された平板状に部材であり、精密な表面加工ができるガラス等を材料として製作される。校正用基板30の表面には搭載された校正用部品P1及び検証用部品P2を校正用基板30の表面上に保持するための両面テープが貼付されている。
各部品実装装置1の制御装置11は、基板搬送路3によって位置決めされた校正用基板30の表面領域に対し、図8に示すようにX軸方向に2領域、Y軸方向に2領域の計4つの小領域A1,A2,A3,A4を設定する。各小領域には更に2つの領域(校正用部品実装エリアa1と検証用部品実装エリアa2)を設定する。
制御装置11は、校正用基板30の搬入と位置決めを行ったら、基板カメラ16を校正用基板30の上方に移動させて校正用基板30の隅に設けられた基準マーク31,32(図8)を画像認識し、校正用基板30の目標位置からの位置ずれを検出する(ステップS12)。
制御装置11は、校正用基板30の位置ずれ検出が終わったら、校正用基板30上の空き領域、すなわち設定した4つの小領域A1,A2,A3,A4の中からまだ使用されていない(校正用部品P1及び検証用部品P2が搭載されていない)小領域を検出する(ステップS13)。そして、その検出した空き領域の中から任意の小領域をこれから校正用部品P1及び検証用部品P2を搭載しようとする領域(以下、搭載領域と称する)に設定する(ステップS14)。空き領域の検出は、制御装置11が基板カメラ16を移動させて校正用基板30の表面領域を撮像することによって行う。このように基板カメラ16及び制御装置11は、基板搬送路3の上流側の部品実装装置1によって校正用部品P1及び検証用部品P2が搭載されていない校正用基板30上の空き領域を検出する空き領域検出手段となっている。
搭載領域の設定は、1番目の部品実装装置1は4つの小領域A1,A2,A3,A4のいずれかについて行うことができ、2番目の部品実装装置1は4つの小領域A1,A2,A3,A4のうち1番目の部品実装装置1が設定したもの以外の小領域のいずれかについて行うことができる。また、また3番目の部品実装装置1は4つの小領域A1,A2,A3,A4のうち1番目の部品実装装置1と2番目の部品実装装置1が設定したもの以外の小領域のいずれかについて搭載領域の設定を行うことができる。ここでは1番目の部品実装装置1は小領域A1を搭載領域に設定し、2番目及び3番目の部品実装装置1はそれぞれ小領域A2,A3を搭載領域に設定するものとする。
制御装置11は搭載領域を設定したら、制御データの校正工程に進む(ステップS15、図6に示すサブルーチン)。制御データの校正工程では、制御装置11は先ず、搭載ヘッド10を移動させて校正用部品供給用のパーツフィーダ4により供給された校正用部品P1をノズル9によりピックアップする(ステップS21)。そして、搭載ヘッド10を移動させて部品カメラ17の上方を通過させ、部品カメラ17による校正用部品P1の画像認識(撮像)を行ってノズル9に対する校正用部品P1の吸着ずれを検出した後(ステップS22)、校正用部品P1を制御データに基づいて、ステップS14において設定した搭載領域の校正用部品搭載エリアa1内の目標搭載位置に搭載する(校正用部品搭載工程。ステップS23)。校正用部品P1を目標搭載位置に搭載する際には、ステップS12において検出した校正用基板30の位置ずれとステップS22において検出した校正用部品P1の吸着ずれがキャンセルされるように制御データを補正する。
ステップS21〜S23の工程は、搭載ヘッド10が備える全てのノズル9による校正用部品P1の搭載が終了するまで繰り返し行い、ステップS24において全てのノズル9による校正用部品P1の搭載が終了したと判断したら、次のステップS25に進む。
4本のノズル9が1回ずつ、校正用部品P1を校正用部品搭載エリアa1内に搭載するものとすると、1番目の部品実装装置1がステップS25に進んだ時点で、校正用基板5の小領域A1の校正用部品搭載エリアa1には4本のノズル9に対応する4つの校正用部品P1が搭載されている(図9(a))。
ステップS25では、基板カメラ16を校正用基板30の上方に移動させ、小領域A1の校正用部品搭載エリアa1内に搭載した全ての校正用部品P1の画像認識(撮像)を行い、各校正用部品P1の校正用基板30上での実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれ(搭載ずれ)を検出する。そして、検出した搭載ずれがキャンセルされるような校正値を算
出し(ステップS26)、その校正値を用いて各ノズル9についての制御データの校正を行う(校正工程。ステップS27)。制御データの校正が終了したら制御データの校正工程(ステップS15)のサブルーチンを抜け、メインルーチンに復帰する。
制御装置11は、制御データの校正工程が終了したら、校正精度の検証工程に進む(ステップS16、図7に示すサブルーチン)。校正精度の検証工程では、制御装置11は先ず、搭載ヘッド10を移動させて検証用部品供給用のパーツフィーダ4により供給された検証用部品P2をノズル9によりピックアップする(ステップS31)。ここで、検証用部品P2は直前のステップS15において校正用基板30に搭載した校正用部品P1とは異なる部品であるが、校正用部品P1と同じ型の部品である。
検証用部品P2をピックアップしたら、搭載ヘッド10を移動させて部品カメラ17の上方を通過させ、部品カメラ17による検証用部品P2の画像認識(撮像)を行ってノズル9に対する検証用部品P2の吸着ずれを検出する(ステップS32)。そして、検証用部品P2を制御データに基づいて、ステップS14において設定した搭載領域の検証用部品搭載エリアa2内の目標搭載位置に搭載する(検証用部品搭載工程。ステップS33)。検証用部品P2を目標搭載位置に搭載する際には、ステップS12において検出した校正用基板30の位置ずれとステップS32において検出した検証用部品P2の吸着ずれがキャンセルされるように制御データを補正する。
ステップS31〜S33の工程は、搭載ヘッド10が備える全てのノズル9による検証用部品P2の搭載が終了するまで繰り返し行い、ステップS34において全てのノズル9による検証用部品P2の搭載が終了したと判断したら、次のステップS35に進む。
4本のノズル9が1回ずつ、検証用部品P2を検証用部品搭載エリアa2内に搭載するものとすると、1番目の部品実装装置1がステップS35に進んだ時点で、校正用基板5の小領域A1の校正用部品搭載エリアa1には4本のノズル9に対応する4つの校正用部品P1が搭載されており、同じく小領域A1の検証用部品搭載エリアa2には4本のノズル9に対応する4つの検証用部品P2が搭載されている(図9(b))。
ステップS35では、基板カメラ16を校正用基板30の上方に移動させて、小領域A1の検証用部品搭載エリアa2内に搭載した全ての検証用部品P2の画像認識(撮像)を行い、各検証用部品P2の校正用基板30上での実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれ(搭載ずれ)を検出する。そして、検出した搭載ずれの大きさ等から、制御データの校正工程で行った制御データの校正の精度を算出する(校正精度検証工程。ステップS36)。制御データの校正精度の算出が終了したら校正精度の検証工程(ステップS16)のサブルーチンを抜け、メインルーチンに復帰する。
制御装置11は、校正精度の検証工程が終了したら、校正精度の検証工程のステップS36で算出したノズル9ごとの校正精度の結果を結果表示装置(例えば図示しないディスプレイやプリンタなど)に表示出力したうえで(ステップS17)、基板搬送路3によって校正用基板30を下流側に搬出する(搬出工程。ステップS18)。
ここで、上記ステップS17において表示された制御データの校正精度(検証結果)が予め定めた目標値内に収まらない場合も起こり得るが、このような場合には、ステップS18の搬出工程に移行する前に、校正精度が目標値内に収まらない原因を究明したうえでその対策を講じ、校正精度が目標値内に収まるようになるまで上記校正と検証の工程を繰り返すようにしてもよい。制御データの校正精度が目標値内に収まらないという現象は、部品実装装置1の制御系統に原因する場合だけではなく、ノズル9の先端部の欠けや異物付着などの外的要因によっても起こり得るので、その見極めは重要である。制御装置11
そのものに原因するのではなく、ノズル9の不具合等の外的要因によるものであれば、その外的要因を取り除く(例えばノズル9の交換等)だけで十分に対処することができる。
前述のように,1番目の部品実装装置1は小領域A1を搭載領域に設定し、2番目及び3番目の部品実装装置1はそれぞれ小領域A2,3を搭載領域に設定しているので、3番目の部品実装装置1から校正用基板30が搬出された時点で、校正用基板30の小領域A1の校正用部品搭載エリアa1及び検証用部品搭載エリアa2のそれぞれには1番目の部品実装装置1の4本のノズル9に対応する4つの校正用部品P1及び検証用部品P2が搭載され、校正用基板30の小領域A2の校正用部品搭載エリアa1及び検証用部品搭載エリアa2のそれぞれには2番目の部品実装装置1の4本のノズル9に対応する4つの校正用部品P1及び検証用部品P2が搭載され、校正用基板30の小領域A3の校正用部品搭載エリアa1及び検証用部品搭載エリアa2のそれぞれには3番目の部品実装装置1の4本のノズル9に対応する4つの校正用部品P1及び検証用部品P2が搭載された状態となっている(図9(c))。
このように、部品実装ライン20を構成する各部品実装装置1は、基板搬送路3の上流側に投入された校正用基板30を基板搬送路3によって搬入して所定位置に位置決めする位置決め手段(基板搬送路駆動機構12及び制御装置11)、搭載ヘッド10によりピックアップした校正用部品P1を制御データに基づいて校正用基板30上の目標搭載位置に搭載する校正用部品搭載手段(X軸テーブル駆動機構13、移動ステージ駆動機構14、ノズル駆動機構15及び制御装置11)、校正用基板30上に搭載された校正用部品P1の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出して制御データの校正を行う校正手段(基板カメラ16及び制御装置11)、搭載ヘッド10によりピックアップした検証用部品P2を、校正後の制御データに基づいて、校正用部品P1の目標搭載位置とは異なる目標搭載位置に搭載する検証用部品搭載手段(X軸テーブル駆動機構13、移動ステージ駆動機構14、ノズル駆動機構15及び制御装置11)、校正用基板30上に搭載された検証用部品P2の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出して校正精度の検証を行う検証手段(基板カメラ16及び制御装置11)及び校正終了後に校正用基板30を基板搬送路3の下流側に搬出する搬出手段(基板搬送路駆動機構12及び制御装置11)を備えている。そして、校正用基板30上の校正用部品P1及び検証用部品P2それぞれの目標搭載位置は、基板搬送路3の上流側の部品実装装置1によって校正用部品P1及び検証用品P2が搭載されていない校正用基板30上の空き領域に設定されるようになっているので、1枚の校正用基板30を各部品実装装置1の間で受け渡ししながら連続的な校正を行うことができ、部品実装ライン20を構成する各部品実装装置1の制御データの校正を簡単かつ迅速に行うことができる。
また、部品実装ライン20を構成する各部品実装装置1についてみれば、検証用部品P2は校正用部品P1の目標搭載位置とは異なる目標搭載位置に搭載されるので、校正用基板30上に校正用部品P1を搭載して校正を行った後、校正用基板30から校正用部品P1を取り外すことなく、続けて校正精度の検証を行うことができる。
ここで、図9から分かるように、各部品実装装置1の制御装置11は、校正用部品P1及び検証用部品P2を1つの小領域内に並べて配置するが、各部品実装装置1の間で配置させる場所をずらしてやりさえすれば、校正用部品P1及び検証用部品P2の配置の仕方は1通りで済む。この「配置させる場所をずらす」という処理は、ステップS13における空き領域の検出及びステップS14における搭載領域の設定に相当するものであり、各部品実装装置1において、上流側の部品実装装置1によって校正用部品P1及び検証用部品P2が搭載されていない校正用基板30上の空き領域を見つけてそこに同一の搭載パターンで校正用部品P1と検証用部品P2の搭載を繰り返すことによって(すなわち同一の搭載パターンをパターンリピートすることによって)、複数の部品実装装置1についての
校正及び校正精度の検証を連続的に行うことができるようになっている。
なお、このように各部品実装装置1がパターンリピートにより校正用部品P1及び検証用部品P2を校正用基板30上に搭載することから、空き領域検出手段が空き領域の検出を行う際には、各小領域についての領域全体を走査しなくても、各小領域における代表点(例えば、1番初めに校正用部品P1が搭載される小領域上の点)に校正用部品P1が存在しているか否かを検出するだけで、その小領域が空き領域であるかどうかを判定することができる。
(実施の形態2)
次に、図10を参照して本発明の実施の形態2について説明する。図10(a),(b),(c)は本発明の実施の形態2における校正用部品P1及び検証用部品P2が搭載された校正用基板の平面図である。
実施の形態2では、4つの小領域A1,A2,A3,A4に対する校正用部品P1及び検証用部品P2の搭載パターンが実施の形態1の場合と異なる。すなわち実施の形態1では、同一のノズル9についての校正用部品P1と検証用部品P2のペア4組を1つの小領域内に並べて配置するものであったが、実施の形態2では、図10に示すように、同一のノズル9についての校正用部品P1と検証用部品P2のペア4組を4つの小領域A1,A2,A3,A4それぞれに1組ずつ配置するものである。
図10(a)は1番目の部品実装装置1がステップS25に進んだ時点での校正用基板30であり、1番目の部品実装装置1が備える4本のノズル9が校正用部品P1を1つずつ校正用基板30上に搭載した状態を示している。図10(b)は1番目の部品実装装置1がステップS35に進んだ時点での校正用基板30であり、1番目の部品実装装置1が備える4本のノズル9が校正用部品P1と検証用部品P2を1つずつ校正用基板30上に搭載した状態を示している。すなわち、図10(b)における同一の小領域内の校正用部品P1と検証用部品P2は同一のノズル9についての校正用部品P1と検証用部品P2のペアに相当する。図10(c)はステップS18が終了した時点、すなわち部品実装ライン20を構成する3台の部品実装装置1の全てのノズル9が校正用部品P1と検証用部品P2を1つずつ校正用基板39上に搭載した状態を示している。
図10から分かるように、2番目及び3番目の部品実装装置1は、1番目の部品実装装置1が校正用基板30上に搭載した校正用部品P1及び検証用部品P2の搭載パターンと同一の搭載パターンを校正用基板30のX軸方向にずらして繰り返し行った(パターンリピートした)ものである。
校正用部品P1及び検証用部品P2をこのような配置にした場合であっても実施の形態1の場合と同様の効果が得られるが、実施の形態1では各部品実装装置1は校正用基板30の表面領域の全体の一部のみを校正用部品P1及び検証用部品P2の搭載対象としているのに対し、実施の形態2では各部品実装装置1が校正用基板30の表面領域の全体を部品の搭載対象としているので、各部品実装装置1について、搭載ヘッド10の広い動作範囲についての制御データの校正を行うことができるという利点がある。
なお、このような搭載パターンでパターンリピートによる校正用部品P1及び検証用部品P2の校正用基板30上への搭載を行う場合、空き領域検出手段は、各部品実装装置1が1番初めに校正用部品P1を搭載する小領域における空き領域を見つけるだけでよい。これは、各部品実装装置1が1番初めに校正用部品P1を搭載する小領域についての空き領域がある場合には、他の小領域についても同じ位置が空き領域となっているからである。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述の実施の形態に示したものに限定されない。例えば、上述の実施の形態では、1本のノズル9につき1回ずつ校正用基板30上に校正用部品P1及び検証用部品P2を搭載するようになっていたが、1本のノズルが複数回ずつ校正用基板30上に部品を搭載するようになっていてもよい。1本のノズル9が複数回ずつ校正用基板30上に部品を搭載するケースとしては、例えば、ノズル9の回転角度(上下軸回りの回転角度)に応じた校正を行う必要があるために、回転角度を変えて(例えば0度、90度、180度及び270度として)複数回部品を搭載する場合などが挙げられる。
また、上述の実施の形態では、校正用部品P1を搭載する校正用基板30上の目標搭載位置(及び検証用部品P2を搭載する校正用基板30上の目標搭載位置)は、空き領域検出手段により検出された校正用基板30上の空き領域に設定されるようになっていたが、各部品実装装置1の校正プログラムに、その部品実装装置1が校正用部品P1及び検証用部品P2を搭載すべき搭載領域を予め記憶させておき、空き領域検出手段による空き領域の検出を行うことなく、校正用部品P1及び検証用部品P2それぞれの目標搭載位置が校正用基板30上の空き領域に設定されるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態において示した、部品実装ライン20を構成する部品実装装置1の台数、各部品実装装置1の搭載ヘッド10が備えるノズル9の本数、校正用基板30の表面領域に設定される小領域の数及び配列などはいずれも一例に過ぎず、任意の数に設定することができる。但し、校正用基板30の表面領域に設定される小領域の数は、実施の形態1の搭載パターンを採用するときには部品実装ライン30を構成する部品実装装置1の台数以上とし、実施の形態2の搭載パターンを採用するときには各部品実装装置1の搭載ヘッド10が備えるノズル9の本数以上とすることが好ましい。
制御データの校正を行った後、校正用基板から校正用部品を取り外すことなく、続けて校正精度の検証を行うことができる。
本発明の実施の形態1における部品実装装置の斜視図 本発明の実施の形態1における部品実装装置の制御系統を示すブロック図 本発明の実施の形態1における部品実装装置が行う部品実装工程の手順を示すフローチャート 本発明の一実施の形態における部品実装ラインの平面図 本発明の実施の形態1における部品実装装置の制御データの校正を行う手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における部品実装装置の制御データの校正を行う手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における部品実装装置の制御データの校正を行う手順を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における部品実装装置の制御データの校正を行う際に使用する校正用基板の平面図 (a),(b),(c)本発明の実施の形態1における校正用部品及び検証用部品が搭載された校正用基板の平面図 (a),(b),(c)本発明の実施の形態2における校正用部品及び検証用部品が搭載された校正用基板の平面図
符号の説明
1 部品実装装置
3 基板搬送路
5 基板
10 搭載ヘッド
11 制御装置(位置決め手段、校正用部品搭載手段、校正手段、検証用部品搭載手段、検証手段、搬出手段)
12 基板搬送路駆動機構(位置決め手段、搬出手段)
13 X軸テーブル駆動機構(校正用部品搭載手段、検証用部品搭載手段)
14 移動ステージ駆動機構(校正用部品搭載手段、検証用部品搭載手段)
15 ノズル駆動機構(校正用部品搭載手段、検証用部品搭載手段)
16 基板カメラ(校正手段、検証手段)
20 部品実装ライン
30 校正用基板
P1 校正用部品
P2 検証用部品

Claims (4)

  1. 基板搬送路の上流側に投入された基板を基板搬送路によって搬入して所定位置に位置決めし、搭載ヘッドによりピックアップした部品を基板に搭載する部品実装装置であって、基板搬送路の上流側に投入された校正用基板を基板搬送路によって搬入して所定位置に位置決めする位置決め手段と、搭載ヘッドによりピックアップした校正用部品を制御データに基づいて校正用基板上の目標搭載位置に搭載する校正用部品搭載手段と、校正用基板上に搭載された校正用部品の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出して制御データの校正を行う校正手段と、搭載ヘッドによりピックアップした検証用部品を、校正後の制御データに基づいて、校正用部品の目標搭載位置とは異なる目標搭載位置に搭載する検証用部品搭載手段と、校正用基板上に搭載された検証用部品の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出して校正精度の検証を行う検証手段とを備えたことを特徴とする部品実装装置。
  2. 基板搬送路の上流側に投入された基板を基板搬送路によって搬入して所定位置に位置決めし、搭載ヘッドによりピックアップした部品を基板に搭載する部品実装装置の校正方法であって、基板搬送路の上流側に投入された校正用基板を基板搬送路によって搬入して所定位置に位置決めする位置決め工程と、搭載ヘッドによりピックアップした校正用部品を制御データに基づいて校正用基板上の目標搭載位置に搭載する校正用部品搭載工程と、校正用基板上に搭載された校正用部品の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出して制御データの校正を行う校正工程と、搭載ヘッドによりピックアップした検証用部品を、校正後の制御データに基づいて、校正用部品の目標搭載位置とは異なる目標搭載位置に搭載する検証用部品搭載工程と、校正用基板上に搭載された検証用部品の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出して校正精度の検証を行う校正精度検証工程とを含むことを特徴とする部品実装装置の校正方法。
  3. 請求項1に記載の部品実装装置を基板搬送路が連続するように複数台並設させて成る部品実装ラインであって、各部品実装装置は、検証手段による校正精度の検証が終了した後、校正用基板を基板搬送路の下流側に搬出する搬出手段を備え、校正用基板上の校正用部品及び検証用部品それぞれの目標搭載位置は、基板搬送路の上流側の部品実装装置によって校正用部品及び検証用部品が搭載されていない校正用基板上の空き領域に設定されることを特徴とする部品実装ライン。
  4. 請求項3に記載の部品実装ラインにおける部品実装装置の校正方法であって、各部品実装装置に、基板搬送路の上流側に投入された校正用基板を基板搬送路によって搬入して所定位置に位置決めする位置決め工程と、搭載ヘッドによりピックアップした校正用部品を制御データに基づいて校正用基板上の目標搭載位置に搭載する校正用部品搭載工程と、校正用基板上に搭載された校正用部品の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出して制御データの校正を行う校正工程と、搭載ヘッドによりピックアップした検証用部品を、校正後の制御データに基づいて、校正用部品の目標搭載位置とは異なる目標搭載位置に搭載する検証用部品搭載工程と、校正用基板上に搭載された検証用部品の実際の搭載位置と目標搭載位置とのずれを検出して校正精度の検証を行う校正精度検証工程と、校正精度検証工程の終了後に校正用基板を基板搬送路の下流側に搬出する搬出工程とを実行させ、校正用基板上の校正用部品及び検証用部品それぞれの目標搭載位置を、基板搬送路の上流側の部品実装装置によって校正用部品及び検証用部品が搭載されていない校正用基板上の空き領域に設定することを特徴とする部品実装ラインにおける部品実装装置の校正方法。
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