JP2008226759A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池の水素不足時において、燃料電池の劣化を抑制することのできる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池のアノードにおいて燃料不足が発生している場合に、燃料不足を解消するための復帰処理を行う燃料電池システムにおいて、アノードにおける燃料不足を検知する燃料不足検知手段と、燃料不足が検知された場合に、復帰処理に先立って前記燃料電池のカソードへの酸化ガスの供給を停止する供給停止手段と、燃料不足が検知された場合に、復帰処理に先立ってカソードに滞留する滞留酸化ガスを減量する減量手段と、を備える。
【選択図】図4

Description

この発明は、燃料電池システムに関し、特に、燃料電池の劣化を抑制することのできる燃料電池システムに関する。
燃料電池は、電解質膜を挟んでアノードとカソードが配置された構造を有している。アノードに水素を含むアノードガスが接触し、カソードに酸素を含むカソードガスが接触することによって、両電極で電気化学反応が起こり、両電極間に電圧が発生する仕組みになっている。
このような燃料電池においては、システムの要求出力に応じて、必要な量のアノードガスおよびカソードガスが供給される。しかしながら、燃料電池に接続された負荷装置の負荷上昇が急激である場合においては、ガス供給量を急激な負荷上昇に追従させて増加させることが困難となり、一時的に水素不足となるセルが発生する場合がある。このような状態を放置すると、水素不足となったセル内では電極の腐食反応等が生じ、燃料電池に不可逆な劣化が発生する事態が考えられる。
このような事態を防止するため、従来、例えば特開平6−243882号公報に開示されるように、水素不足の状態を検出し、水素不足が検出された場合には、一時的に燃料電池の発電を停止して燃料電池の保護を図るシステムが開示されている。このシステムによれば、より具体的には、燃料電池に積層されたセルを所定のセル区間ごとに区分して、各セル区間のセル電圧を検出する。その後、該セル電圧の最低値が判定電圧よりも低下している場合に、何れかのセルで水素不足状態が発生しているものとして、燃料電池の発電を停止することとしている。これにより、水素不足状態による電極および触媒の劣化等を抑制することができる。
特開平6−243882号公報 特開2005−93111号公報 特開2005−259664号公報
しかしながら、燃料電池に水素不足が発生した場合、水素不足となったセルのアノードでは、水素の代わりにプロトンを生成するための水の電気分解反応が進行し、酸素が多く存在する状態となっている。このような水素不足状態の燃料電池に、水素不足を解消するための処理として水素燃料の拡散や強制流入処理等の処理(以下、「復帰処理」と称す)が行われ、アノードに水素が到達すると、カソードにおいて電位が上昇し、その結果、カソード拡散層の炭素や触媒における腐食反応が開始される可能性があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、燃料電池の水素不足時において、燃料電池の劣化を抑制することのできる燃料電池システムを提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、燃料電池システムであって、
燃料電池のアノードにおいて燃料不足が発生している場合に、燃料不足を解消するための復帰処理を行う燃料電池システムにおいて、
前記アノードにおける燃料不足を検知する燃料不足検知手段と、
前記燃料不足が検知された場合に、前記復帰処理に先立って前記燃料電池のカソードへの酸化ガスの供給を停止する供給停止手段と、
前記燃料不足が検知された場合に、前記復帰処理に先立って前記カソードに滞留する滞留酸化ガスを減量する減量手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記減量手段は、
前記燃料不足が検知された場合に、前記滞留酸化ガスを消費する消費手段を含むことを特徴とする。
また、第3の発明は、第2の発明において、
前記消費手段は、
前記滞留酸化ガスを前記燃料電池の発電反応により消費することを特徴とする。
また、第4の発明は、第1乃至第3の何れか1つの発明において、
酸化ガスが流通する流路における前記燃料電池との接続部近傍に配置された入口側開閉弁を更に備え、
前記供給停止手段は、前記燃料不足が検知された場合に、前記入口側開閉弁を閉弁することを特徴とする。
また、第5の発明は、第1乃至第4の何れか1つの発明において、
前記カソードから排出されたガスが流通する流路における前記燃料電池との接続部近傍に配置された出口側開閉弁を更に備え、
前記供給停止手段は、前記燃料不足が検知された場合に、出口側開閉弁を閉弁することを特徴とする。
また、第6の発明は、第1乃至第3の何れか1つの発明において、
前記減量手段は、
前記燃料不足が検知された場合に、前記滞留酸化ガスを前記燃料電池外部に排出する排出手段を含むことを特徴とする。
また、第7の発明は、第6の発明において、
前記排出手段は、
前記カソードの圧力を調整する圧力調整装置と、
前記燃料不足が検知された場合に、前記カソードの出口圧力を低下させるように前記圧力調整装置を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第8の発明は、第7の発明において、
前記圧力調整装置は、前記カソードから排出されたガスが流通する流路に配置された調圧弁であることを特徴とする。
また、第9の発明は、第1乃至第8の何れか1つの発明において、
酸化ガスが流通する流路から分岐した分岐流路を更に備え、
前記供給停止手段は、前記燃料不足が検知された場合に、酸化ガスの流通先を前記分岐流路に切り替えることを特徴とする。
第1の発明によれば、燃料電池において、燃料不足が検知された場合に、復帰処理に先立って燃料電池へのカソードガスの供給が停止されると共に、カソードに滞留する滞留酸素が減量される。アノードにおける燃料不足の復帰処理を行う際に起きるカソードの腐食反応は、カソードの電位に依存する。本発明によれば、滞留酸素が減量されることにより、アノードにおける燃料不足の復帰処理を行う際に起きるカソードの電位上昇を効果的に抑制することができるので、カソードの腐食反応を効果的に抑制することができる。
第2の発明によれば、燃料不足が検知された場合に、カソードに滞留する酸化ガスを消費することにより減量することができ、アノードにおける燃料不足の復帰処理を行う際に起きるカソードの腐食反応を効果的に抑制することができる。
第3の発明によれば、復帰処理に先立って、カソードに滞留する酸化ガスが発電反応により消費される。このため、本発明によれば、復帰処理時に発電反応が抑制されるので、カソードにおける腐食反応を確実に抑制することができる。
第4の発明によれば、燃料不足が検知された場合に、酸化ガスが流通する流路の燃料電池入口部に設けられた開閉弁が閉弁されるので、酸化ガスが燃料電池に導入されることによりカソードに滞留する酸素が増大する事態を効果的に回避することができる。
第5の発明によれば、燃料不足が検知された場合に、カソードから排出されるガスが流通する流路の燃料電池出口部に設けられた開閉弁が閉弁されるので、カソードから排出されたガスが燃料電池内に逆流することによりカソードに滞留する酸素が増大する事態を効果的に回避することができる。
第6の発明によれば、燃料不足が検知された場合に、カソードに滞留する酸素を排出ことにより減量することができ、アノードにおける燃料不足の復帰処理を行う際に起きるカソードの腐食反応を効果的に抑制することができる。
第7の発明によれば、燃料不足が検知された場合に、カソードの出口圧力を低下させることができるので、カソードに滞留する酸素を効果的に排出することができ、アノードにおける燃料不足の復帰処理を行う際に起きるカソードの腐食反応を効果的に抑制することができる。
第8の発明によれば、カソードから排出されるガスが流通する流路に設けられた調圧弁を制御することにより、カソードの出口圧力を効果的に低下させることができる。
第9の発明によれば、酸化ガスが流通する流路から分岐した分岐流路を備え、燃料不足が検知された場合に、酸化ガスの流通先が当該分岐流路に切り替えられる。このため、本発明によれば、燃料電池への酸化ガスの供給を瞬時に停止することができ、カソードに滞留する酸素が増大する事態を効果的に回避することができる。
以下、図面に基づいてこの発明の幾つかの実施の形態について説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。なお、以下の実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
[実施の形態1の構成]
図1は、本発明の実施の形態1の燃料電池システムの構成を説明するための図である。図1に示すとおり、燃料電池システムは、燃料電池スタック10を備えている。燃料電池スタック10は複数枚の燃料電池セルを積層されて構成されている。各燃料電池セルは、図示しないプロトン伝導性の電解質膜の両側をアノードおよびカソードで挟まれ、更にその両側を導電性のセパレータによって挟まれて構成されている。
燃料電池スタック10には、発電した電力を取り出す端子が配置されている(図示せず)。燃料電池スタック10の端子にはインバータ42を介して負荷44が接続されている。燃料電池スタック10にて発電された電力は、インバータ42に取り出されて負荷44に供給されるようになっている。
燃料電池スタック10には、アノードガスを供給するためのアノードガス流路12と、アノードオフガス流路14が接続されている。アノードガス流路12の上流端は、アノードガス供給源(高圧水素タンクや改質器等) 16に接続され、その下流には調圧弁18が配置されている。アノードガスは調圧弁18で減圧され、所望の圧力に減圧されてから燃料電池スタック10に供給される。燃料電池スタック10内を通ったアノードガスは、アノードオフガスとしてアノードオフガス流路14に排気される。アノードオフガス流路14の下流には、図示しない希釈器が接続されている。アノードオフガス中に残存している水素は、希釈器内で十分に低い濃度まで希釈された後、システム外部に放出される。
また、燃料電池スタック10には、カソードガスを供給するためのカソードガス流路20と、カソードオフガスを排出するためのカソードオフガス流路22が接続されている。カソードガス流路20の入口には、外部から取り込まれた空気に含まれている粉塵等を除去するエアクリーナ24が配置されている。また、その下流にはコンプレッサ26が配置されている。コンプレッサ26の作動によって吸入された空気は、カソードガス流路20を介して燃料電池スタック10に供給される。また、カソードオフガス流路22には、調圧弁28が配置されている。調圧弁28は、燃料電池スタック10内のカソードガスを所望の圧力に調圧することができる。燃料電池スタック10内を通ったカソードガスは、カソードオフガスとしてカソードオフガス流路22に排気される。
カソードガス流路20における燃料電池スタック10との接続部近傍には、カソードガス流路20と燃料電池スタック10との連通を制御する開閉弁32が配置されている。また、カソードオフガス流路22における燃料電池スタック10との接続部近傍には、カソードオフガス流路22と燃料電池スタック10との連通を制御する開閉弁34が配置されている。
さらに、燃料電池スタック10には、電圧計46が接続されている。電圧計46は、後述するように、燃料電池スタック10の燃料電池セル毎の発電電圧に応じた出力を発する。また、この燃料電池システムは制御装置40を備えている。制御装置40には、インバータ42、負荷44、調圧弁18、28、開閉弁32、34および電圧計46のそれぞれが接続されている。制御装置40は、負荷44、電圧系46などからの情報を受け、或いは必要に応じてインバータ42、調圧弁18、28、開閉弁32、34などを制御する。
[燃料電池の発電中における水素欠の発生について]
次に、図2を参照して、燃料電池の発電中における水素欠の発生時の反応について説明する。図2の燃料電池セル50は、プロトン伝導性の電解質膜52の両側をアノード54およびカソード56で挟まれた構造を有している。尚、燃料電池セル50は、燃料電池スタック10に積層されている複数枚の燃料電池セルの中の一枚を示している。
図2に示すとおり、燃料電池スタック10において発電が行われる場合、水素を含むアノードガスが燃料電池セル50のアノード54に供給され、酸素を含む空気が燃料電池セル50のカソード56に供給される。燃料電池セル50に水素と酸素とが供給されると、アノード54付近では次式(1)、およびカソード46付近では次式(2)に示す電気化学反応(発電反応)が起きる。
(アノード) :H→2H+2e ・・・(1)
(カソード) :1/2O+2H+2e→HO ・・・(2)
上記(1)式に示すとおり、アノード54に供給された水素(H)は、アノード54の触媒作用によって、プロトン(H)と電子(e)に分離される。プロトンは電解質膜52内部をカソード56に向かって移動し、電子は図示しない負荷を通ってカソード56に向かって移動する。そして、上記(2)式に示すとおり、カソード56に供給される空気に含まれる酸素(O)、負荷を通った電子、及び電解質膜52内部を移動したプロトンは、カソード56の触媒作用によって水分子(HO)を生成する。燃料電池では、このような一連の反応が行われ、空気、及び水素が連続的に供給されることによって発電を行い、負荷44で電力が取り出される。
燃料電池スタック10へのアノードガス供給量は、上述した発電反応によって要求された出力が得られるように設定される。しかしながら、急な高出力要求が出された場合においては、該出力要求に応じてアノードガス供給量を直ちに増減させることは困難である。また、アノードガス流路の凍結、或いは閉塞等によりアノードガスがアノード54へ供給されない場合も想定される。このように、燃料電池スタック10の発電中には、何れかの燃料電池セルにおいて、水素不足の状態(以下、「水素欠」と称す)が発生する場合がある。
[水素欠状態におけるアノード腐食反応について]
水素欠が発生した燃料電池セル(以下、「水素欠セル」と称す)50では、アノード54の触媒付近において水素が不足している。ここで、燃料電池スタック10への負荷が継続され、水素欠セル50に強制的に電流が流れると、水素欠セル50のアノード54では、不足している水素を補うために触媒作用により次式(3)に示す水の電気分解反応(水分解反応)が開始される。
(アノード) :HO→1/2O+2H+2e ・・・(3)
ここで、上述した式(3)に示すアノード54での水分解反応には、アノード54の触媒付近の水が使用される。このため、アノード54の水分が消費され、或いは、触媒上が水分解反応により発生する酸素により覆われると、触媒上の水分が不足し上記水分解反応を継続することが困難となる。このような状態となると、水素欠セルのアノード54の電位は上昇し、次に、次式(4)に示すアノード44中の炭素の反応(アノード腐食反応)が開始されてしまう。
(アノード) :1/2C+HO→1/2CO+2H+2e ・・・(4)
以上説明したとおり、水素欠状態を放置すると、上式(4)に示すアノード54の不可逆な腐食反応が水素欠セル50において進行する。そこで、本実施の形態においては、燃料電池スタック10の水素欠を検知した場合にアノードに再び水素を充填させる復帰処理が行われる。これにより、アノード54の水素欠を解消し、上式(4)に示すアノード腐食反応を抑制することができる。尚、復帰処理の手法は本発明の本質的部分ではなく、また公知の手法であるため、その詳細な説明を省略することとする。
[復帰処理に伴うカソード腐食反応の抑制について]
次に、図3を参照して、水素欠状態からの復帰処理に伴うカソード腐食反応について説明する。図3は、アノード54に水素欠が発生した燃料電池セル60の状態を示す模式図である。
図3に示すとおり、水素欠状態においては、アノード54の触媒付近において、不足した水素を生成するために水の電気分解反応が進行するため、酸素が多量に存在する状態となっている。このため、復帰処理により水素欠セルに再び水素が流入し始めた場合、アノード54には、触媒上に水素が存在する範囲と酸素が存在する範囲とが一時的に形成されることとなる。
ここで、アノード54の触媒上に水素が存在する範囲では、アノード54とカソード56との間で上式(1)および(2)に示す通常の発電反応が起きる。一方、酸素が存在する範囲においては、次式(5)に示すとおり、アノード54に滞留する酸素と、電解質膜52を移動して供給されるプロトンと、上式(1)にて発生した電子とが反応して水を生成する反応がアノード54で起きると共に、カソード56では、次式(6)に示す水の分解反応が起きる。つまり、次式(5)および(6)の反応により、水素欠セルの一部に部分電池が形成される。また、上記反応が進行しカソード56の電位が更に上昇すると、次式(7)に示すカソード56に含まれる炭素の腐食反応、および(8)に示す触媒の溶出反応が起きる。
(アノード) :2H+1/2O+2e→HO ・・・(5)
(カソード) :HO→2H+1/2O+2e ・・・(6)
:1/2C+HO→2H+1/2CO+2e ・・・(7)
:Pt→Pt2++2e ・・・(8)
このように、水素欠からの復帰処理を行う際に、上述した一連の反応が起きると、カソード56が腐食してしまう。そこで、本実施の形態においては、復帰処理を実行する前に、カソード56の酸素成分を極力減少させ、カソード56を酸素欠の状態にすることとする。カソード56が酸素欠の状態であれば、上式(2)に示す発電反応が抑制されるため、水素欠からの復帰処理を行ったとしても水素欠セルに部分電池が形成されない。このため、水素欠からの復帰処理によりカソードの腐食反応が進行する事態を効果的に抑制することができる。
カソード56における酸素成分減量処理は、より具体的には、先ず、カソード56へのカソードガスの供給を停止する処理が行われる。これにより、カソード56に酸素が導入される事態を回避することができる。また、これと並行して、上式(2)に示す発電反応によりカソード56に滞留する酸素を消費させる処理が行われる。上式(7)、(8)に示すカソード腐食反応を抑制するためには、カソード56における酸素を略0まで減らすことが望ましい。このため、燃料電池スタック10の発電反応を可能な限り継続させ、カソード56における酸素をできる限り消費させることとする。
尚、上式(5)に示す水生成反応の反応電位は0.7〜0.8Vであり、また、上式(7)、(8)に示すカソード腐食反応の反応電位は1.2V以上である。このため、水素欠からの復帰処理時のセル電圧が0.5V以下となるレベルまで酸素が減量されていれば、カソード56において上式(6)に示す水分解反応が支配的に行われるため、上式(7)、(8)に示す反応を効果的に抑制することができる。
[実施の形態1における具体的処理]
図4は、この発明の実施の形態1において、システムが燃料電池セルのカソード腐食反応を抑制するために実行するルーチンを示すフローチャートである。図4のルーチンは、燃料電池スタック10の発電中に繰り返し実行されるルーチンである。図4に示すルーチンでは、先ず、燃料電池セルの電圧が検出される(ステップ100)。ここでは、具体的には、燃料電池システムに配置された電圧計46の出力信号に基づいて、燃料電池セル毎に検出される。
次に、最小セル電圧が算出される(ステップ102)。ここでは、具体的には、上記ステップ100にて検出された各燃料電池セルの電圧値が比較され、最小の最小セル電圧が求められる。次に、燃料電池スタック10において水素欠が発生しているセルがあるか否かが判定される(ステップ104)。水素欠が発生している燃料電池セルにおいては、セル電圧が低下する。このため、燃料電池セルの電圧が所定の閾値よりも小さい場合には,水素欠が発生していると判断することができる。ここでは、具体的には、上記ステップ102において求められた最小セル電圧が基準電圧(閾値)よりも小さいか否かが判定される。
上記ステップ104において、セル電圧<基準電圧の成立が認められた場合、水素欠が発生しているものと判断され、カソードガスの供給が停止される(ステップ106)。ここでは、具体的には、カソードガスを供給するコンプレッサ26の駆動が停止される。ここで、コンプレッサ26は、その構造上停止要求に応じて即座に停止することができない。また、カソードガス流路20、およびカソードオフガス流路22の内部に滞留する酸素が徐々に燃料電池スタック10内に流入する可能性がある。このため、上記ステップ106においては、開閉弁32、34を閉弁することとする。これにより、燃料電池スタック10内への酸素の流入を効果的に抑制することができる。
次に、燃料電池スタック10の燃料電池スタック10の内部に滞留する酸素を消費する処理が実行される(ステップ108)。ここでは、具体的には、負荷44により燃料電池スタック10における発電反応が継続され、スタック内部に滞留する酸素が略ゼロとなるまで消費される。
次に、水素欠からの復帰処理が実行される(ステップ110)。ここでは、具体的には、水素欠セルのアノード54に再び水素を充填させる処理が実行される。上記ステップ108の後においては、燃料電池スタック10内部の酸素が減量され、カソード56が酸素欠状態となっている。このため、上記の処理によりカソードの腐食反応を抑制しつつ、水素欠からの復帰処理を行うことができる。一方、上記ステップ104において、セル電圧<基準電圧の成立が認められない場合、水素欠が発生していないものと判断され、本ルーチンは速やかに終了される。
以上説明したとおり、実施の形態1のシステムでは、燃料電池スタック10内に水素欠セルが存在すると判定された場合に、カソードの腐食反応が進行しないレベルまで燃料電池スタック10内部の酸素が消費される。これにより、水素欠からの復帰処理時に生じるカソード腐食反応を効果的に抑制することができる。
ところで、上述した実施の形態1においては、カソードガスの供給を停止するために、コンプレッサ26の駆動が停止されることとしているが、カソードガスの供給停止手法はこれに限られない。すなわち、カソードガス流路20のコンプレッサ26の下流からカソードオフガス流路22へのバイパス流路を配置し、カソードガスの供給停止要求時に、カソードガスがバイパス流路を介してカソードオフガス流路22に流れるように流路を切り替えることとしてもよい。また、上記流路の切り替え制御に、更に開閉弁32、34の閉弁制御を組み合わせることとしてもよい。
また、上述した実施の形態1においては、燃料電池スタック10のスタック内部に滞留する酸素が略ゼロとなるまで発電反応を継続させることとしているが、酸素消費量はこれに限られない。すなわち、復帰処理時において、カソードの酸素量が少ないほどカソードの電位上昇が抑制される。このため、カソードの電位が、上式(7)、(8)に示すカソード腐食反応の反応電位以上に上昇しないレベルまで酸素を消費させることにより、カソード腐食反応を効果的に抑制することができる。
尚、上述した実施の形態1においては、制御装置40が、上記ステップ104の処理を実行することにより、前記第1の発明における「燃料不足検知手段」が、上記ステップ106の処理を実行することにより、前記第1の発明における「供給停止手段」が、上記ステップ108の処理を実行することにより、前記第1の発明における「減量手段」が、それぞれ実現されている。
また、上述した実施の形態1においては、制御装置40が、上記ステップ108の処理を実行することにより、前記第2または3の発明における「消費手段」が、実現されている。
また、上述した実施の形態1においては、開閉弁32が、前記第4の発明における「入口側開閉弁」に相当している。
また、上述した実施の形態1においては、開閉弁34が、前記第5の発明における「出口側開閉弁」に相当している。
また、上述した実施の形態1においては、制御装置40が、上記ステップ106の処理を実行することにより、前記第9の発明における「供給停止手段」が、実現されている。
実施の形態2.
[実施の形態2の特徴]
実施の形態2のシステムは、図1に示すハードウェア構成を用いて、システムに、後述する図7に示すルーチンを実行させることにより実現することができる。
上述した実施の形態1においては、水素欠からの復帰処理を行う際に、カソード56への酸素の供給が停止され、燃料電池スタック10の内部の酸素が消費される。これにより、カソード56の酸素を減少させ、水素欠からの復帰処理によるカソードの腐食反応を効果的に抑制することとしている。
本実施の形態2においては、カソード56の酸素を減少させるために、カソード56の酸素の排出を促進させることとする。より具体的には、カソード56への酸素の供給が停止される。また、同時にカソードオフガス流路22に設けられた調圧弁28が全開にされる。これにより、カソード56の出口圧力を瞬時に低下させることができるので、カソード56の酸素分圧を低下させ、水素欠からの復帰処理によるカソードの腐食反応を効果的に抑制するができる。
[実施の形態2における具体的処理]
図5は、この発明の実施の形態2において、システムが燃料電池セルのカソード腐食反応を抑制するために実行するルーチンを示すフローチャートである。図5のルーチンは、燃料電池スタック10の発電中に繰り返し実行されるルーチンである。図5に示すルーチンでは、先ず、燃料電池セルの電圧が検出される(ステップ200)。次に、最小セル電圧が算出される(ステップ202)。次に、燃料電池スタック10において水素欠が発生しているセルがあるか否かが判定される(ステップ204)。ここでは、具体的には、図4に示すステップ100乃至104と同様の処理が実行される。
上記ステップ204において、セル電圧<基準電圧の成立が認められた場合、水素欠が発生しているものと判断され、カソードガスの供給が停止される(ステップ206)。ここでは、具体的には、図4に示すステップ106と同様の処理が実行される。
次に、燃料電池スタック10の燃料電池スタック10の内部に滞留する酸素を排出する処理が実行される(ステップ208)。ここでは、具体的には、上記ステップ206においてカソードガスの供給が停止されたと同時にカソードオフガス流路22に設けられた調圧弁が全開に制御される。これにより、カソードオフガス流路22の圧力が大気圧まで瞬時に下降し、カソード56に滞留していた酸素が排出される。
次に、水素欠からの復帰処理が実行される(ステップ210)。ここでは、具体的には、図4に示すステップ110と同様の処理が実行される。これにより本ルーチンは終了される。一方、上記ステップ204において、セル電圧<基準電圧の成立が認められない場合、水素欠が発生していないものと判断され、本ルーチンは速やかに終了される。
以上説明したとおり、実施の形態2のシステムでは、燃料電池スタック10内に水素欠セルが存在すると判定された場合に、カソードガスの供給が停止され、また、カソードオフガス流路22の圧力が大気圧まで瞬時に下げられる。これにより、カソード56に滞留する酸素を効果的に排出することができ、水素欠からの復帰処理時に生じるカソード腐食反応を抑制することができる。
ところで、上述した実施の形態2においては、カソードガスの供給を停止するために、コンプレッサ26の駆動が停止されることとしているが、カソードガスの供給停止手法はこれに限られない。すなわち、カソードガス流路20のコンプレッサ26の下流からカソードオフガス流路22へのバイパス流路を配置し、カソードガスの供給停止要求時に、カソードガスがバイパス流路を介してカソードオフガス流路22に流れるように流路を切り替えることとしてもよい。
尚、上述した実施の形態2においては、制御装置40が、上記ステップ204の処理を実行することにより、前記第1の発明における「燃料不足検知手段」が、上記ステップ206の処理を実行することにより、前記第1の発明における「供給停止手段」が、上記ステップ208の処理を実行することにより、前記第1の発明における「減量手段」が、それぞれ実現されている。
また、上述した実施の形態2においては、制御装置40が、上記ステップ208の処理を実行することにより、前記第6の発明における「排出手段」が、実現されている。
また、上述した実施の形態2においては、制御装置40が、上記ステップ208の処理を実行することにより、前記第7の発明における「制御手段」が、実現されている。
また、上述した実施の形態2においては、調圧弁28が、前記第8の発明における「調圧弁」に相当している。
また、上述した実施の形態2においては、制御装置40が、上記ステップ106の処理を実行することにより、前記第9の発明における「供給停止手段」が、実現されている。
本発明の実施1の構成を説明するための図である。 燃料電池の発電反応について説明するための模式図である。 水素欠状態におけるカソード腐食反応について説明するための模式図である。 本実施の形態1において実行されるルーチンのフローチャートである。 本実施の形態2において実行されるルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10 燃料電池スタック
12 アノードガス流路
14 アノードオフガス流路
16 アノードガス供給源
18 調圧弁
20 カソードガス流路
22 カソードオフガス流路
24 エアクリーナ
26 コンプレッサ
28 調圧弁
40 制御装置
42 インバータ
44 負荷
46 電圧計
50、60 燃料電池セル
52 電解質膜
54 アノード
56 カソード

Claims (9)

  1. 燃料電池のアノードにおいて燃料不足が発生している場合に、燃料不足を解消するための復帰処理を行う燃料電池システムにおいて、
    前記アノードにおける燃料不足を検知する燃料不足検知手段と、
    前記燃料不足が検知された場合に、前記復帰処理に先立って前記燃料電池のカソードへの酸化ガスの供給を停止する供給停止手段と、
    前記燃料不足が検知された場合に、前記復帰処理に先立って前記カソードに滞留する滞留酸化ガスを減量する減量手段と、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記減量手段は、
    前記燃料不足が検知された場合に、前記滞留酸化ガスを消費する消費手段を含むことを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム。
  3. 前記消費手段は、
    前記滞留酸化ガスを前記燃料電池の発電反応により消費することを特徴とする請求項2記載の燃料電池システム。
  4. 酸化ガスが流通する流路における前記燃料電池との接続部近傍に配置された入口側開閉弁を更に備え、
    前記供給停止手段は、前記燃料不足が検知された場合に、前記入口側開閉弁を閉弁することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の燃料電池システム。
  5. 前記カソードから排出されたガスが流通する流路における前記燃料電池との接続部近傍に配置された出口側開閉弁を更に備え、
    前記供給停止手段は、前記燃料不足が検知された場合に、出口側開閉弁を閉弁することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の燃料電池システム。
  6. 前記減量手段は、
    前記燃料不足が検知された場合に、前記滞留酸化ガスを前記燃料電池外部に排出する排出手段を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の燃料電池システム。
  7. 前記排出手段は、
    前記カソードの圧力を調整する圧力調整装置と、
    前記燃料不足が検知された場合に、前記カソードの出口圧力を低下させるように前記圧力調整装置を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項6記載の燃料電池システム。
  8. 前記圧力調整装置は、前記カソードから排出されたガスが流通する流路に配置された調圧弁であることを特徴とする請求項7記載の燃料電池システム。
  9. 酸化ガスが流通する流路から分岐した分岐流路を更に備え、
    前記供給停止手段は、前記燃料不足が検知された場合に、酸化ガスの流通先を前記分岐流路に切り替えることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項記載の燃料電池システム。
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