JP2008225362A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】廃トナーの回収容器からの漏れを防止するため、開閉するシャッターの作動を安定して行う構造とする。
【解決手段】装置本体1内で発生した廃トナーを搬送する搬送経路7と、装置本体1に着脱可能となっており、搬送経路7からの廃トナーを回収する回収容器11と、搬送経路7の排出口8と回収容器11の回収口13との間でこれらの連通及び遮断を行うように開閉作動するシャッター15と、回収容器11の装置本体1への装着状態をロック及びロック解除するロック部材17とを備える。シャッター15の開閉作動がロック部材17のロック及びロック解除に連動している。シャッターは、回収容器11又は装置本体1のいずれか一方又は双方に設けられる。
【選択図】図4
【解決手段】装置本体1内で発生した廃トナーを搬送する搬送経路7と、装置本体1に着脱可能となっており、搬送経路7からの廃トナーを回収する回収容器11と、搬送経路7の排出口8と回収容器11の回収口13との間でこれらの連通及び遮断を行うように開閉作動するシャッター15と、回収容器11の装置本体1への装着状態をロック及びロック解除するロック部材17とを備える。シャッター15の開閉作動がロック部材17のロック及びロック解除に連動している。シャッターは、回収容器11又は装置本体1のいずれか一方又は双方に設けられる。
【選択図】図4
Description
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置或いはこれらが複合した複合機等の画像形成装置に関し、特に装置本体内で発生した廃トナーに対する制御を行う構造を有した画像形成装置に関する。
画像形成装置では、像担持体の未転写、転写残トナーはクリーニング装置により像担時体から回収され、廃トナーとして回収容器に蓄えられる。回収容器が廃トナーで満杯になった際には、回収容器を本体から外して交換する必要がある。回収容器を交換するため、装置本体から取り外す際に、廃トナーが漏れて装置本体の内部や外部を汚す可能性がある。また、満杯の回収容器を運ぶ際にも、回収口を下に向けないなどの廃トナーを漏らさない注意が必要となる。このような交換の頻度は回収容器の容量により変わるが、近年の装置本体の小型化に伴って回収容器も容量が小さくなっており、交換頻度が高くなっていることから、廃トナー漏れを防止する必要性が高まっている。
特許文献1には、回収容器に廃トナーを搬送する搬送経路にシャッターを設け、搬送経路を回収容器に挿入するのに伴ってシャッターが開く構造の画像形成装置が開示されている。シャッターはばねによって常時閉方向に付勢されており、回収容器の搬送経路の挿入に伴ってシャッターを反付勢方向に移動させる係合部材が設けられている。
特許第374328号公報
しかしながら、特許文献1の構造では、シャッターを閉めようとする勢力が作用しているため、回収容器への挿入の際における作動が不安定となる問題を有している。
本発明はこのような問題点を考慮してなされたものであり、シャッターの開閉作動を安定して行うことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明の画像形成装置は、装置本体内で発生した廃トナーを搬送する搬送経路と、前記装置本体に着脱可能となっており、前記搬送経路からの廃トナーを回収する回収容器と、前記搬送経路の排出口と回収容器の回収口との間でこれらの連通及び遮断を行うように開閉作動するシャッターと、前記回収容器の装置本体への装着状態をロック及びロック解除するロック部材とを備え、前記シャッターの開閉作動がロック部材のロック及びロック解除に連動していることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置であって、前記シャッターは、回収容器又は装置本体のいずれか一方又は双方に設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置であって、前記シャッターが回収容器及び装置本体に設けられており、前記ロック部材がロックするとき、回収容器側のシャッターが開いた後、装置本体側のシャッターが開き、前記ロック部材がロック解除するとき、回収容器側のシャッターが閉じた後、装置本体側のシャッターが閉じるように連動していることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置であって、像担持体と、クリーニング手段と、前記搬送経路とを少なくとも有したプロセスカートリッジが前記装置本体に装着可能となっており、前記シャッターは回収容器とプロセスカートリッジとの間に設けられていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、前記ロック部材は、前記回収容器が装置本体の正規位置に装着されていないとき、ロックしないように作動することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、前記回収容器が装置本体の正規位置に装着されていないとき、装置本体の作動が停止状態となることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、前記装置本体は、回収容器を着脱する際に開閉する外カバーを有しており、前記ロック部材がロックしていないとき、前記外カバーが閉じないように連動していることを特徴とする。
本発明によれば、回収容器の開閉を行うシャッターが装置本体への装着状態をロック及びロック解除するロック部材に連動しているため、シャッターの開閉作動が安定する。
(第1実施形態)
図1〜図5は、本発明の第1実施形態を示し、図1は、第1実施形態が適用された画像形成装置を示す。この画像形成装置は、カラー画像を形成するものであり、カラー画像用の複数色からなるカラートナー像が形成される中間転写ベルト(中間転写体)2が装置本体1内で走行するように配置されている。図示を省略するが、カラー画像が形成される転写紙は、装置本体1の下部に配置されており、レジストローラ(図示省略)や2次転写ローラ(図示省略)等により中間転写ベルト2と接するように供給される。中間転写ベルト2と接した後、転写紙は定着ユニット(図示省略)に搬送されて加熱及び加圧されることによりカラー画像が定着される。その後、廃止ローラ(図示省略)によって装置本体1の外方に取り出される。
図1〜図5は、本発明の第1実施形態を示し、図1は、第1実施形態が適用された画像形成装置を示す。この画像形成装置は、カラー画像を形成するものであり、カラー画像用の複数色からなるカラートナー像が形成される中間転写ベルト(中間転写体)2が装置本体1内で走行するように配置されている。図示を省略するが、カラー画像が形成される転写紙は、装置本体1の下部に配置されており、レジストローラ(図示省略)や2次転写ローラ(図示省略)等により中間転写ベルト2と接するように供給される。中間転写ベルト2と接した後、転写紙は定着ユニット(図示省略)に搬送されて加熱及び加圧されることによりカラー画像が定着される。その後、廃止ローラ(図示省略)によって装置本体1の外方に取り出される。
カラー画像を形成するため、装置本体1にはイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びブラック(K)の各色のトナー像を形成するプロセスカートリッジ3a,3b,3c,3dが中間転写ベルト2の走行方向に沿って配置されている。これらのプロセスカートリッジ3a〜3dは、像担持体としての感光体ドラム4a,4b,4c,4dが中間転写ベルト2を有している。感光体ドラム4a〜4dは、中間転写ベルト2を介して転写ローラ5a,5b,5c,5dに所定の圧力を確保して接している。各ドラムを帯電させる帯電ローラ、余分なトナーを感光体ドラムから除去するクリーニングブレードやクリーニングローラからなるクリーニングユニット及び現像を行う現像ローラ等の画像形成部6a,6b,6c,6dが感光体ドラム4a〜4dの周りに配置されている。
さらに、それぞれのプロセスカートリッジ3a〜3dには、各カートリッジ内で発生した廃トナーを搬送して排出する搬送経路7が設けられている。搬送経路7は図2に示すように、パイプの内部にオーガ等が回転可能に配置された構造となっており、パイプの先端部分には、排ガスを排出する排出口8が形成されている。
以上のプロセスカートリッジ3a〜3dから排出される廃トナーを回収する回収容器11が装置本体1内に設けられる。回収容器11はプロセスカートリッジ3a〜3dのそれぞれの搬送経路7が挿入され、搬送経路7によって搬送された廃トナー9を内部に蓄積する。このため、回収容器11には、それぞれの搬送経路7が挿入される開口部12が形成されている(図4及び図5参照)。なお、回収容器11は後述する回収口13以外が封鎖されたボックス形状となっている。
回収容器11には、それぞれの開口部12に対応した回収口13が形成されており、開口部12のそれぞれに搬送経路7を挿入することにより、搬送経路7の内部を搬送された廃トナー9が回収口13から回収容器11の内部に落下する。この実施形態において、回収容器11の内部には、仕切板14が設けられており、回収口13は仕切板14を開口することにより形成されている。
仕切板14には、シャッター15がスライド可能に載置される。シャッター15は、回収容器11側に設けられるものであり、回収容器11側でスライドすることにより回収口13を開閉作動する。この実施形態では、連結片15aから複数のシャッター片15bが直交方向に延びた櫛歯形状に形成されている。それぞれのシャッター片15bは、それぞれの回収口13を覆うように回収口13と対応するように形成されている。
この実施形態において、回収容器11は装置本体1に着脱可能となっている。装置本体1への回収容器11の装着を行うためロック部材17が設けられる(図2及び図3参照)。ロック部材17は、装置本体1の側板1aから垂下するように取り付けられている。ロック部材17は側板1aに対して傾動操作可能となっており、図3の矢印で示すように手動によってロック部材17を傾動操作することにより、回収容器11を装置本体1に装着したロックを行うと共に、反対方向へ傾動操作することにより回収容器11を装置本体1との装着から解除したロック解除を行う。
上述したシャッター15は、ロック部材17のロック及びロック解除と連動して回収口13の開閉作動を行う。図4及び図5に示すように、ロック部材17にはシャッター15との連結を行う連結部材18が取り付けられている。従って、ロック部材17を傾動操作するのに伴ってシャッター15が仕切板14上を往復スライドする。
図4はロック部材17のロック解除を示し、ロック部材17が傾動することによりシャッター15が連動してスライドし、それぞれのシャッター片15bが回収口13を閉じる。図5はロック部材17のロックを示し、ロック部材17が直立状となることによりシャッター15が連動してスライドし、それぞれのシャッター片15bが回収口13を開く。
このような作動では、ロック部材17のロックによって回収容器11が装置本体1に装着され、これと連動してシャッター15が回収口13を開いた状態とするため、プロセスカートリッジ3a〜3dからの廃トナー9をそれぞれの回収口13から回収容器11内に収納して回収することができる。又、回収容器11を装置本体1から取り外すためのロック部材17のロック解除と連動してシャッター15が回収口13を閉じる。このため、回収容器11を装置本体1から取り外しても、内部の廃トナー9が洩れ出ることがない。
このような実施形態では、回収容器11を開閉するシャッター15の開閉作動が、ロック部材17への傾動操作と連動して行われる。これにより、シャッター15の開閉作動を安定して行うことができる。このとき、ロック部材17の傾動操作は回収容器11の交換の際に行うものであり、ロック部材17を手動で傾動操作することにより交換作業と回収容器11の取り外しを関連付けることができ、操作ミスを防止することができる。
(第2実施形態)
図6〜図9は、本発明の第2実施形態を示す。この実施形態では、シャッター25がそれぞれの開口部12に対応するように設けられる。シャッター25は円弧形状となっており、パイプからなる搬送経路7の外面に沿ってスライド可能に取り付けられている。すなわち、この実施形態では、シャッター25はプロセスカートリッジ3a〜3d側に取り付けられるものである。
図6〜図9は、本発明の第2実施形態を示す。この実施形態では、シャッター25がそれぞれの開口部12に対応するように設けられる。シャッター25は円弧形状となっており、パイプからなる搬送経路7の外面に沿ってスライド可能に取り付けられている。すなわち、この実施形態では、シャッター25はプロセスカートリッジ3a〜3d側に取り付けられるものである。
各シャッター25が搬送経路7の外面に沿ってスライドすることにより、図7及び図9に示すように搬送経路7の排出口8を開閉作動する。シャッター25の開閉作動は、ロック部材17への傾動操作に連動して行われる。この連動を行うため、回収容器11には連動部材21が設けられている。
連動部材21は、回収容器11の中間部分に設けられた支持桟22上にスライド可能に設けられている。連動部材21には、それぞれのシャッター25と係合する係合突起21aが形成されている。また、連動部材21はロック部材17と連結されており、ロック部材17の傾動操作により連動部材21が支持桟22上をスライドする。なお、この実施形態においては、回収容器11は仕切板14が設けられることなく回収容器11の内部は仕切られていない。
図6及び図7は、回収容器11を装置本体1に装着し、ロック部材17によってロックした状態を示す。このときは、連動部材21の係合突起21aがそれぞれのシャッター25に当接して、シャッター25の自重によるスライドを阻止している。このため、それぞれの搬送経路7の排出口8が開放されるため、プロセスカートリッジ3a〜3dからの廃トナー9を排出口8から回収容器11に落下させて回収することができる。
図8及び図9は、回収容器11を装置本体1から取り外すときを示し、ロック部材17を手動により傾動操作する。これにより、連動部材21がスライドし、係合突起21aがシャッター25との当接から離れる。従って、シャッター25は自重により搬送経路7の外面に沿ってスライドし、排出口8を閉じる。従って、回収容器11を装置本体1から取り出す際に内部の廃トナー9が洩れ出ることがなくなる。この実施形態においても、シャッター25の開閉作動を安定して行うことができる。
この実施形態において、シャッター25のスライドに関しては、シャッター25の自重以外の手段を用いることができる。例えば、ばねを用いたり、ソレノイドやモータ等の伝動源を用いたりしても良い。
(第3実施形態)
図10〜図13は、本発明の第3実施形態を示す。この実施形態では、第1実施形態のシャッター15及び第2実施形態のシャッター25を併用するものである。すなわち、シャッター15は仕切板14上にスライド可能に設けられており、そのスライドにより仕切板14のそれぞれの回収口13を開閉作動する。シャッター25は、それぞれの搬送経路7の外面に往復スライド可能に設けられており、この往復スライドによって搬送経路7の排出口8を開閉作動する。
図10〜図13は、本発明の第3実施形態を示す。この実施形態では、第1実施形態のシャッター15及び第2実施形態のシャッター25を併用するものである。すなわち、シャッター15は仕切板14上にスライド可能に設けられており、そのスライドにより仕切板14のそれぞれの回収口13を開閉作動する。シャッター25は、それぞれの搬送経路7の外面に往復スライド可能に設けられており、この往復スライドによって搬送経路7の排出口8を開閉作動する。
シャッター15には、複数の係合突起23が形成されている。係合突起23は、それぞれのシャッター25に対応しており、シャッター15がスライドすることにより係合突起23が対応したシャッター25を押圧してスライド移動させる。
シャッター15は、第1実施形態と同様に連結部材を介してロック部材17と連結されている。図10及び図11は、ロック部材17のロック解除状態を示し、シャッター15は仕切板14の回収口13を閉じると共に、シャッター25が自重により搬送経路7をスライド移動してその排出口8を閉じている。図12及び図13は、ロック部材17のロック状態を示し、シャッター15が回収口13を開くと共に、シャッター25が搬送経路7の排出口8を開いている。
この実施形態においても、シャッター15及び25の開閉作動がロック部材17の傾動操作と連動しているため、シャッター15及び25の作動を安定して行うことができる。
(第4実施形態)
図14〜図16は、本発明の第4実施形態を示す。この実施形態では、ロック部材17への傾動操作を規制する規制手段30を設けるものである。
図14〜図16は、本発明の第4実施形態を示す。この実施形態では、ロック部材17への傾動操作を規制する規制手段30を設けるものである。
ロック部材17は、図14に示すように、回収容器11に対して横倒しになったときにロック解除状態となり、直立状態となったときロック状態となる。規制手段30は、ロック部材17に連結されて回収容器11を貫通する取付ロッド31と、取付ロッド31を付勢する弾性部材32とを備えている。又、ロック部材17には回収容器11側に突出するボス部33が形成される一方、回収容器11の外面にはボス部33に対応した凹部34が形成されている。上記弾性部材32は、ボス部33が凹部34に嵌合するようにロック部材17を付勢するものである。
図15は、回収容器11が装置本体1に装着されていない状態を示している。このときは弾性部材32の付勢力によりボス部33が凹部34に嵌合している。このため、ロック部材17が固定され、ロック部材17への操作を行うことができない。
図16は、回収容器11を装置本体1に装着した状態を示す。装置本体1に回収容器11を装着することにより、取付ロッド31が弾性部材32の付勢力に抗して直線的に移動し、ロック部材17が同方向に移動する。これにより、ボス部33が凹部34との嵌合から外れ、ロック部材17への操作が可能となる。
このような実施形態では、回収容器11を交換する際などの回収容器11が装置本体1に装着されていない場合でもロック部材17が動作しないため、ロック部材17に連動したシャッター15,25も動作することがない。従って、誤操作によるシャッター開きを予防することができ、廃トナーの漏れや落ちを予防できる。
(第5実施形態)
図17は、回収容器11と装置本体1(この実施形態では、プロセスカートリッジ3a〜3dの搬送経路7)とにシャッター15,25が取り付けられている場合の作動を示すタイミングチャートである。
図17は、回収容器11と装置本体1(この実施形態では、プロセスカートリッジ3a〜3dの搬送経路7)とにシャッター15,25が取り付けられている場合の作動を示すタイミングチャートである。
ロック部材17が「ロック状態」から「ロック解除状態」となり、回収容器11装置本体1からを取り外す場合に、搬送経路側7のシャッター25及び回収容器11側のシャッター15は、ロック部材17を「ロック状態」から「ロック解除状態」にすることで、閉まる方向に移動する。このとき、搬送経路7側のシャッターは、回収容器11のシャッターよりも先に閉まり、開口状態が小さい状態にある。また、搬送経路7の排出口8が全閉になるタイミングも、回収容器11のシャッターよりも早い。そのため、シャッターが閉まる動作中に排出口8から排出される廃トナーを確実に回収容器11へ収納することができる。
「ロック解除状態」から「ロック状態」となる場合は、図17のタイミングチャートの矢印が逆になるように制御する。すなわち、回収容器11を装置本体1に対して装着する場合、「ロック解除状態」から「ロック状態」にすることで、各シャッターは開く。このとき、回収容器11側のシャッターが先に開き、搬送経路7側のシャッターはその後に開く。このとき、回収容器11のシャッターの開口状態が、搬送経路7のシャッターの開口状態より大きいため、搬送経路7の排出口8に残る廃トナーがこぼれ落ちた際にも、その廃トナーを回収容器11内へ回収することができる。
(第6実施形態)
この実施形態では、ロック部材17の状態によって画像形成装置のコピー動作を制御するものである。すなわち、ロック部材17が「ロック状態」のときには、コピーが可能であるが、「ロック解除状態」ではコピー動作をすることができないように制御する。これにより、ロック操作を忘れたり、シャッター15,25が開いていない状態でのコピー動作による廃トナーの搬送経路7のロックや、廃トナー溢れを防ぐことができる。
この実施形態では、ロック部材17の状態によって画像形成装置のコピー動作を制御するものである。すなわち、ロック部材17が「ロック状態」のときには、コピーが可能であるが、「ロック解除状態」ではコピー動作をすることができないように制御する。これにより、ロック操作を忘れたり、シャッター15,25が開いていない状態でのコピー動作による廃トナーの搬送経路7のロックや、廃トナー溢れを防ぐことができる。
(第7実施形態)
装置本体1の外カバー(図示省略)を設け、外カバーを開くとすぐに取り出せる位置に回収容器11を配置すると共に、外カバーの回収容器側(内側)に「ロック状態」にあるレバー(図示省略)を収納できる形状の凹部(図示省略)を設ける。それ以外の状態にあるレバーの状態では、外カバーを閉じる際に外カバーとレバーが干渉して外カバーが閉まらない。外カバーにはインタロック機構が設けられている。このことによって、外カバーが開いた状態では、コピー動作を行うことができない。一方、ロック部材17が「ロック状態」のときには、外カバーの凹部にレバーが収納される。このため、インタロックが解除され正常にコピーを行うことができる。
装置本体1の外カバー(図示省略)を設け、外カバーを開くとすぐに取り出せる位置に回収容器11を配置すると共に、外カバーの回収容器側(内側)に「ロック状態」にあるレバー(図示省略)を収納できる形状の凹部(図示省略)を設ける。それ以外の状態にあるレバーの状態では、外カバーを閉じる際に外カバーとレバーが干渉して外カバーが閉まらない。外カバーにはインタロック機構が設けられている。このことによって、外カバーが開いた状態では、コピー動作を行うことができない。一方、ロック部材17が「ロック状態」のときには、外カバーの凹部にレバーが収納される。このため、インタロックが解除され正常にコピーを行うことができる。
この実施形態では、レバーそのものを収納する形状の外カバーを用いたが、外カバーとしては、「ロック解除状態」のときのレバー位置に凸部を設けて外カバーを閉められない構造としても良い。また、ロック部材17にセット検知機構を併用し、「ロック状態」にある場合にのみ回収容器11の装着を検知させてもよい。例えば、回収容器11に設けたロック部材17に凸部を設け、センサーとして装置本体1に設けたフォトインタラプタを用いて検知することができる。これ以外にも、プッシュスイッチとロック部材、ロック部材と連動して作動するシャッター部材とセンサーにより検知しても良い。このことにより、回収容器11が未装着時はもちろん、装着していても、「ロック解除状態」では、回収容器11が未装着と判断されるので、コピー動作を行うことができず、安全な駆動を確保できる。
(第8実施形態)
この実施形態では、各色のクリーニング手段にそれぞれ排出口が設けられており、回収容器11には、それぞれに応じた回収口13がある構造の実施形態である。廃トナーを各色のクリーニング手段の搬送経路7から直接に回収することにより余計な搬送経路を作製する必要がない。このため、コストが低い回収容器11を提供できる。これらの複数の回収装置11、搬送経路7又はその双方には、上述したシャッター15,25が設けられる。従って、廃トナー漏れや廃トナー落ちのない回収容器11および画像形成装置とすることができる。
この実施形態では、各色のクリーニング手段にそれぞれ排出口が設けられており、回収容器11には、それぞれに応じた回収口13がある構造の実施形態である。廃トナーを各色のクリーニング手段の搬送経路7から直接に回収することにより余計な搬送経路を作製する必要がない。このため、コストが低い回収容器11を提供できる。これらの複数の回収装置11、搬送経路7又はその双方には、上述したシャッター15,25が設けられる。従って、廃トナー漏れや廃トナー落ちのない回収容器11および画像形成装置とすることができる。
本発明は以上の実施形態に限定されることなく以下のように種々変形が可能である。
(1)画像形成装置としては、中間転写方式のみならず、直接転写方式であってもよく、モノクロ画像を形成する装置であってもよい。
(2)廃トナー9の排出口8の個数は、装置本体1の構造により適宜変更できる。
(3)ロック部材17は、回収容器11側に設けることなく、装置本体1側やプロセスカートリッジ3a〜3d側に設けてもよい。
(4)ロック部材17は、傾動操作可能な回転式となっているが、直線的に動作する構造でもよい。
(5)シャッター15、25は、支点を中心に回転する構造としてもよい。
(6)ロック部材17の作動をシャッター15、25に伝達する連動部材としては、リンク機構を介して連動させる構造でもよい。
(2)廃トナー9の排出口8の個数は、装置本体1の構造により適宜変更できる。
(3)ロック部材17は、回収容器11側に設けることなく、装置本体1側やプロセスカートリッジ3a〜3d側に設けてもよい。
(4)ロック部材17は、傾動操作可能な回転式となっているが、直線的に動作する構造でもよい。
(5)シャッター15、25は、支点を中心に回転する構造としてもよい。
(6)ロック部材17の作動をシャッター15、25に伝達する連動部材としては、リンク機構を介して連動させる構造でもよい。
1 装置本体
3a〜3d プロセスカートリッジ
7 搬送経路
8 排出口
9 廃トナー
11 回収容器
13 回収口
15、25 シャッター
17 ロック部材
3a〜3d プロセスカートリッジ
7 搬送経路
8 排出口
9 廃トナー
11 回収容器
13 回収口
15、25 シャッター
17 ロック部材
Claims (7)
- 装置本体内で発生した廃トナーを搬送する搬送経路と、
前記装置本体に着脱可能となっており、前記搬送経路からの廃トナーを回収する回収容器と、
前記搬送経路の排出口と回収容器の回収口との間でこれらの連通及び遮断を行うように開閉作動するシャッターと、
前記回収容器の装置本体への装着状態をロック及びロック解除するロック部材とを備え、
前記シャッターの開閉作動がロック部材のロック及びロック解除に連動していることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置であって、
前記シャッターは、回収容器又は装置本体のいずれか一方又は双方に設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置であって、
前記シャッターが回収容器及び装置本体に設けられており、前記ロック部材がロックするとき、回収容器側のシャッターが開いた後、装置本体側のシャッターが開き、前記ロック部材がロック解除するとき、回収容器側のシャッターが閉じた後、装置本体側のシャッターが閉じるように連動していることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置であって、
像担持体と、クリーニング手段と、前記搬送経路とを少なくとも有したプロセスカートリッジが前記装置本体に装着可能となっており、前記シャッターは回収容器とプロセスカートリッジとの間に設けられていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
前記ロック部材は、前記回収容器が装置本体の正規位置に装着されていないとき、ロックしないように作動することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
前記回収容器が装置本体の正規位置に装着されていないとき、装置本体の作動が停止状態となることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置であって、
前記装置本体は、回収容器を着脱する際に開閉する外カバーを有しており、前記ロック部材がロックしていないとき、前記外カバーが閉じないように連動していることを特徴とする画像形成装置。
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