JP2008116479A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のトナーコンテナが着脱自在に備えられた画像形成装置において、全てのトナーコンテナが装着されていない場合には、確実に画像形成動作が開始されることを防止する画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナーコンテナ22を画像形成装置1へと装着し、レバー部材62を回動させロックプレート63を固定位置へと摺動すると、固定位置へと摺動したロックプレート63の下端面によって可動部材32が回動される。そして、全ての可動部材32が回動されると有無検知部材33が解除位置へと摺動され、外装カバー29を閉鎖することができるようになる。
【選択図】図9

Description

本発明は、現像器へとトナーを補給するトナーコンテナが画像形成装置本体に対して、着脱可能に構成された画像形成装置に関するものであり、特に複数のトナーコンテナが着脱可能に構成された画像形成装置に関するものである。
従来から、電子写真方式を利用した画像形成装置では、像担持体である感光体ドラム表面に形成された静電潜像を、現像器からトナーを供給することによって感光体ドラム表面にトナー像を形成し、そのトナー像を記録材(シート状のコピー紙やプラスチックフィルム等)へと転写し画像形成を行うようになっており、このような画像形成装置では、現像器内のトナー量が所定量以下になると、現像器に接続されたトナーコンテナから現像器へとトナーを補給し、常に、十分なトナーが現像器から感光体ドラム表面に供給されるようになっている。
また、このような画像形成装置においては、トナーコンテナ内のトナーがなくなった際のトナー補給作業を容易にするために、トナーコンテナが画像形成装置内部に設けられたトナーコンテナ装着部に自在に着脱できるようになっており、トナーコンテナ内のトナーがなくなった場合には、空のトナーコンテナを取り外し、トナーが充填された別のトナーコンテナを装着することにより、トナー補給が行えるよう構成されている。
ここで、上記のようにトナーコンテナが着脱自在に構成された画像形成装置においては、空のトナーコンテナを取り外した後に、新たなトナーコンテナを装着していない状態で、画像形成動作を開始してしまうことがあり、かかる場合には、現像器内のトナーが速やかに消費され、一連の画像形成動作の途中で画像の形成ができなくなり印刷不良を生じていた。そこで、トナーコンテナの有無を検知する有無検知機構を備え、トナーコンテナを装着し、コンテナ無検知状態を解除した後、トナーコンテナをカバーする開閉カバーを完全に閉じなければ画像形成動作を開始することができないよう構成された画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
ところで、近年では3色乃至4色の異なるトナーを用いてフルカラー画像を形成する画像形成装置が開発されており、このようなカラー画像形成装置においてもトナー補給作業を容易にするため、各々異なる色のトナーを収容した複数のトナーコンテナを装置本体に対して着脱自在に構成されたものが知られているが(例えば、特許文献2)、このような画像形成装置においても、各トナーコンテナに有無検知機構を備えることによって、上述したようなトナー未装着での画像形成動作による不具合を未然に防止することができる。
特開2001−042619号公報 特開2006−208989号公報
しかしながら、特許文献2に記載された画像形成装置のように、複数のトナーコンテナが、トナーコンテナをカバーする開閉カバーの回動軸の軸方向に並設されている場合には、例えば開閉カバーの開閉を検知するインターロックスイッチが、最右端のトナーコンテナの右側に配設されていると、最左端のトナーコンテナが未装着であったとしても、開閉カバーの剛性が低い場合には、開閉カバーが歪んでインターロックスイッチが押し込まれ、装置本体は開閉カバーが完全に閉じられたと誤認して、画像形成動作が開始されてしまうおそれがあった。
ここで、上述のように開閉カバーの剛性が低いために発生する不具合については、開閉カバーの剛性を高めたり、開閉カバーが閉じられることを防止するための防止部材を大きく形成したりすることによって防止することが可能である。しかし、開閉カバーの剛性を高めるには、板金等によって開閉カバーを補強する又は開閉カバーの厚くする方法が考えられるが、これら場合には装置本体の大型化及び重量の増加を招いてしまい、また、防止部材を大きく形成した場合には、トナーコンテナ交換時やジャム処理作業時に防止部材が邪魔となって作業効率の低下を招いていた。
本発明においては上述の事情に鑑み、複数のトナーコンテナが着脱自在に備えられた画像形成装置において、全てのトナーコンテナが装着されていない場合には、確実に画像形成動作が開始されることを防止する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、一部が開閉可能に構成された外装カバーと、該外装カバーを開放することにより装置本体に対し着脱可能となる複数のトナーコンテナと、該トナーコンテナの装着の有無に応じて前記外装カバーの閉鎖を規制又は規制解除する有無検知機構と、を備えた画像形成装置において、前記有無検知機構は、前記装置本体内部に設けられた一つの検知窓と、前記外装カバーの内面側且つ前記外装カバーが閉鎖された際、前記検知窓と対向する位置に設けられた一つの突起と、前記トナーコンテナ各々の着脱に連動する可動部材と、前記可動部材の動作に応じて前記検知窓を閉鎖し前記外装カバーの閉鎖を規制する規制位置と、前記検知窓を開放し前記外装カバーの閉鎖を許容する解除位置とに選択配置される有無検知部材と、から構成されており、前記トナーコンテナが全て装着されたとき、前記有無検知部材が解除位置へと位置づけられることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記トナーコンテナは、容器本体に設けられたトナー排出口を開閉する開閉手段と、該開閉手段を操作する操作手段とを有しており、前記有無検知機構は、前記トナーコンテナが全て装着され、且つ前記操作手段の操作に連動して全ての前記トナー排出口が開放されたとき、前記外装カバーを閉鎖可能とすることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記装置本体内には、前記外装カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段が設けられ、該開閉検知手段が前記外装カバーの閉鎖を検知したときのみ画像形成動作が開始可能としたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記検知窓は、前記開閉検知手段の近傍に設けられていることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記開閉手段は、容器本体内に回動可能に支持され前記トナー排出口を閉鎖する閉鎖位置と前記トナー排出口を開放する開放位置とに選択配置される回動シャッタ部材であり、前記操作手段は、前記回動シャッタ部材に連繋され前記回動シャッタ部材を回動可能なレバー部材であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記トナーコンテナには、前記回動シャッタ部材の閉鎖位置から開放位置への回動を規制する回動規制位置と、前記回動シャッタ部材の閉鎖位置から開放位置への回動を許容しうる規制解除位置とに選択配置される回転規制部材が備えられており、該回動規制部材は前記トナーコンテナが装置本体に装着されていない状態では前記回動規制位置に配置されており、前記トナーコンテナが装置本体へと装着されたとき前記規制解除位置へと移動することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記トナーコンテナの底面外側には、前記トナー排出口を閉鎖する閉鎖位置と前記トナー排出口を開放する開放位置とに選択配置される摺動シャッタ部材が摺動可能に付設されており、該摺動シャッタ部材は前記トナーコンテナが装置本体に装着されていない状態では前記閉鎖位置に配置されており、前記トナーコンテナが装置本体へと装着されると前記開放位置へと摺動することを特徴としている。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記トナーコンテナには、該トナーコンテナを前記装置本体に固定するロック手段が備えられており、該ロック手段は前記操作手段に連繋されていることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、全てのトナーコンテナが装着されなければ検知窓が開放されないため、トナーコンテナが未装着のまま外装カバーが閉鎖されることが防止される。更に、一つの検知窓によって全てのトナーコンテナの有無を検知できるため、外装カバー内面側に設ける突起が一つだけでよく、外装カバーの製造が容易となる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像形成装置において、トナーコンテナに備えられた開閉手段によるトナー排出口の開放及び有無検知機構による外装カバーの規制解除が、トナーコンテナに備えられた操作手段を操作するという一動作で行うことができるため、トナーコンテナ交換作業が容易になる。
また、本発明の第3の構成によれば、上記第1又は第2の構成の画像形成装置において、外装カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段を設け、開閉検知手段が外装カバーの閉鎖を検知したときのみ画像形成動作が開始可能としたことにより、トナーコンテナが未装着のまま誤って画像形成動作が開始されることを未然に防止することができる。
また、本発明の第4の構成によれば、上記第3の構成の画像形成装置において、外装カバーの閉鎖を防止する検知窓を開閉検知手段の近傍に設けたことによって、外装カバーの剛性が低く、外装カバーが歪んでしまうような場合でも、外装カバーの開閉の誤検知を確実に防止することができる。
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1乃至第4のいずれかの構成の画像形成装置において、トナーコンテナを画像形成装置内のトナーコンテナ装着部へと装着した後、レバー部材を操作することによって、回動シャッタ部材を回動させることができ、また、可動部材はレバー部材に連動し、可動部材の動作に応じて有無検知部材が動作するため、トナーコンテナを装置本体へと装着した後、レバー部材を操作するのみで、トナーコンテナに備えられた回動シャッタ部材によるトナー排出口の開放及び有無検知機構による外装カバーの閉鎖防止の解除を行うことができる。
また、本発明の第6の構成によれば、上記第5の構成の画像形成装置において、回動シャッタ部材の回動を規制する回動規制部材を備えたことにより、トナーコンテナが画像形成装置本体に装着されていない状態において、誤ってトナー排出口を開放してしまうことが防止される。
また、本発明の第7の構成によれば、上記第5又は第6の構成の画像形成装置において、トナーコンテナの容器本体外底面に摺動シャッタ部材を設けたことにより、トナーコンテナが装置本体に装着されていない状態では摺動シャッタ部材によってトナー排出口が閉鎖されるため、トナーコンテナの着脱作業時や取り外した後に、トナーが排出され画像形成装置内部や周囲が汚染されることが防止される。
また、本発明の第8の構成によれば、上記第2乃至第7のいずれかの構成の画像形成装置において、ロック手段によるトナーコンテナの画像形成装置本体への固定、トナーコンテナに備えられた開閉手段によるトナー排出口の開放及び外装カバーの規制解除が、トナーコンテナに備えられた操作手段を操作するという一動作で行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明に係る画像形成装置の概略構成図であり、一例としてカラーレーザプリンタを図示している。図2は外装カバーを開いた状態を示す画像形成装置の斜視図である。なお、図1においては、右側が画像形成装置の前方側である。また、本実施形態においては画像形成装置の一例としてカラーレーザプリンタを例示しているが、画像形成装置としてプリンタ以外の、例えば複写機、ファクシミリ装置等であっても適用できることはいうまでもない。
画像形成装置1の本体下部には、積載された用紙束を収容する給紙カセット等の給紙部2が設けられている。この給紙部2の一端部には、積載された用紙Pを最上位紙から1枚ずつ給紙するための分離給送手段3が設けられている。また、給紙部2の上方には、本体前方側から本体後方側へ略水平に延び、さらに上方へ延びて本体上面に形成された排紙トレイ4に至る搬送路5が形成されている。そして、この搬送路5に沿って用紙Pの搬送方向上流側から順に上記分離給送手段3、レジストローラ対6、二次転写ローラ7、定着ローラ対8、搬送ローラ対9,10及び排紙ローラ対11が配置されている。
水平方向の搬送路5の上方には、中間転写体である中間転写ベルト12が回転自在に配設されている。中間転写ベルト12は、駆動ローラ13、従動ローラ14、テンションローラ15及び一次転写ローラ16に張架されており、駆動ローラ13が回転駆動されることにより、上記のローラとともに矢印Aのように時計方向に回転されるようになっている。なお、この中間転写ベルト12には誘電体樹脂製のシートが用いられ、その両端部を互いに重ね合わせて接合しエンドレス形状にしたベルトや、継ぎ目を有しない(シームレス)ベルトが好適に用いられる。
そして、駆動ローラ13は中間転写ベルト12を介して上記二次転写ローラ7と当接し二次転写領域を形成し、中間転写ベルト12の回転方向においてこの当接部(二次転写領域)の下流側にクリーニングローラ17が駆動ローラ13に圧接するように中間転写ベルト12に当接している。また、一次転写ローラ16は中間転写ベルト12を介して像担持体である感光体ドラム18と当接している。
感光体ドラム18は図示しない駆動装置によって反時計方向に回転駆動され、その回転方向に沿って上方から順に接触型帯電器である帯電ローラ19、現像ユニット20、上記一次転写ローラ16、クリーニングユニット21が配設されている。帯電ローラ19は感光体ドラム18の上部でこれに当接して、感光体ドラム18の回転に従動して回転する。そしてクリーニングユニット21の上方には、現像ユニット20へとトナーを供給するトナーコンテナ22が配置されており、現像ユニット20の上方には、既知の光学系を利用したレーザー光学ユニット23が配置されている。
現像ユニット20は、全体が略円筒形状であり、その両端部で回転自在に支持されている。この現像ユニット20の内部は、十字型の仕切り壁20aにより4つの部屋に区切られ、ここにブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の各色のトナーに対応して4つの現像器24K,24C,24M,24Yがそれぞれ構成されている。なお、図示する現像器の配置は一例であって、これには限定されるものではない。
各現像器24K〜24Yは、個別に回転駆動される現像ローラ25,26,27,28をそれぞれ備えている。また、現像ユニット20には、図示しない駆動部が接続されており、この駆動部を駆動することで現像ユニット20が回転して、各現像器24K〜24Yの現像ローラ25〜28のうちのいずれかを選択的に感光体ドラム18に対向配置させ、現像動作が行われるようになっている。
上記のように構成された画像形成装置1による画像形成動作について説明する。先ず、感光体ドラム18が回転駆動されることにより、帯電ローラ19が従動回転し、感光体ドラム18の表面が一様に帯電される。そして、入力された画像信号に基づいて、レーザー光学ユニット23が動作し、帯電後の感光体ドラム18上にレーザー光が照射され、感光体ドラム18の表面に静電潜像が形成される。こうして形成された静電潜像は現像ユニット20によって上記のようにして現像され、一次転写ローラ16によって、時計方向に回転する中間転写ベルト12上に一次転写されることとなる。
すなわち、モノクロ画像形成の場合には、現像器24Kの現像ローラ25のみを静電潜像の形成された感光体ドラム18に対向配置させてブラックのトナー像を感光体ドラム18上に形成し、感光体ドラム18上に形成されたブラックのトナー像を一次転写ローラ16によって、回転する中間転写ベルト12上に転写してモノクロ画像が形成される。
また、カラー画像形成の場合には、駆動部を駆動することで現像ユニット20を回転させ、4つの現像器24K〜24Yの各現像ローラ25〜28を順次選択的に感光体ドラム18に対向配置させ、各色のトナー像を感光体ドラム18上に形成し、感光体ドラム18上に形成された各色のトナー画像を、一次転写ローラ16によって順次回転する中間転写ベルト12上に転写し、これらを重ね合わせてカラー画像が形成される。なお、カラー画像形成の場合、一次転写動作中にはクリーニングローラ17は中間転写ベルト12より離間されている。
そして、所定の二次転写領域において、分離給送手段3によって給紙部2から給紙され、さらにレジストローラ対6により搬送路5を搬送されてきた用紙P上に、二次転写ローラ7によって中間転写ベルト12上のモノクロ画像又はカラー画像が一括で二次転写される。このようにしてモノクロ画像又はカラー画像が転写された用紙Pは、搬送路5を略水平方向に搬送され、定着ローラ対8により用紙P上のトナー像が加熱されて定着される。定着後、用紙Pは搬送ローラ対9の下流部で搬送方向を上方に変えられ、搬送ローラ対10によりさらに搬送路5を搬送され、最終的に排紙ローラ対11により排紙トレイ4上に排紙される。
なお、一次転写されずに感光体ドラム18上に残ってしまう未転写トナーは、クリーニングユニット21で除去され、二次転写されずに中間転写ベルト12上に残った未転写トナーはクリーニングローラ17によって除去される。除去されたトナーは回収スクリューなどのトナー回収装置によって図示しない廃棄ボトルへと搬送される。
また、上記の画像形成装置1においては、画像形成装置1内に配置されているトナーコンテナ22は、トナー補給作業を容易にするため画像形成装置1に対して着脱自在に構成されており、トナーコンテナ22の着脱作業を行えるよう画像形成装置1本体前面側の一部の外装カバー29は、図1に示すように、支軸29aを中心に回動可能に構成され、矢印Bの方向に回動させて開放することにより、この部分が開口するようになっている。
そして、図2に示すように、画像形成装置1内には、各色のトナーが充填されている4つのトナーコンテナ22K,22C,22M及び22Yが、画像形成装置1本体の左右方向に並べて装着されている。更に、画像形成装置1内には、最右端のトナーコンテナ22Yの右側に外装カバー29の開閉を検知する開閉検知手段30が設けられており、外装カバー29が完全に閉鎖され開閉検知手段30が外装カバー29の閉鎖を検知しなければ、画像形成動作を開始することができないよう構成されている。
なお、開閉検知手段30としては、フォトインタラプタ等の光センサやアクチュエータスイッチ等の物理センサ等、従来公知の種々のセンサを用いることができるが、中でも外装カバー29の動きに連動して開閉し、所定部位への電力供給とその停止を切り替えるインターロックスイッチを用いた場合、外装カバー29の開閉状態の検知と同時に画像形成動作の可否を切り替えることができるため好ましい。
次に、図3〜図6を参照して本発明に係る画像形成装置1に装着されるトナーコンテナについて説明し、図7〜図9を参照してトナーコンテナの着脱機構について説明する。図3はトナーコンテナを上方から見た斜視図、図4はトナーコンテナを下方から見た斜視図、図5はトナーコンテナの内部構成を示す斜視図、図6は回転シャッタ部材等の分解斜視図である。図7は回動規制部材の傾動を示すトナーコンテナの側面断面図であり、図7(a)は回動規制部材が回動規制位置にある状態、図7(b)は回動規制部材が規制解除位置にある状態を図示している。
また、図8はコンテナ固定機構及び有無検知機構を説明する図であり、図8(a)はトナーコンテナが固定されていない状態、図8(b)はトナーコンテナが固定されている状態を図示している。図9は可動部材と有無検知部材の動作を説明する図であり、図9(a)はトナーコンテナが全く装着されていない状態、図9(b)は全てのトナーコンテナが装着された状態を図示している。
なお、説明の便宜上、図3及び図4においては、ギアカバー、駆動ギア及び入力ギアを除去して図示し、図5及び図6においては、容器本体及び蓋体を除去して図示している。ここで、図3〜図8には、マゼンタ色のトナーが充填されたトナーコンテナ22Mについてのみ図示し、これについて説明するが、これが他のトナーコンテナ22K,22C及び22Yになったとしてもその構成は同様であるので、図示を省略し説明を繰り返さない。
トナーコンテナ22Mは、容器本体40と蓋体41とから構成されている。上面が開口された箱状である容器本体40は底壁42と、底壁42の両側縁から略鉛直上方に延びる側壁43と、底壁42の前端縁から略鉛直上方に延びる前端壁44と、底壁42の後端縁から略鉛直上方に延びる後端壁(図示しない)を有しており、前端壁44にはギアカバー45(図2参照)が取り付けられている。そして、底壁42は並列して延びる第1の溝部46と第2の溝部47とを有しており、第1の溝部46及び第2の溝部47はどちらも断面形状が下方に突出する弧状に形成されている。
底壁42の第2の溝部47には、その長手方向中央部から前端壁44側に偏らせて下方に突出せしめられた、断面形状がコ字形状の突出域47aが形成されており、この突出域47aの、第2の溝部47の長手方向中央側には長方形状のトナー排出口48が形成されている。更に、第2の溝部47の突出域47aには、突出域47a上を第2の溝部47の長手方向に、トナー排出口48を閉じる閉鎖位置とトナー排出口48を開放する開放位置との間を摺動することができる摺動シャッタ部材49が取り付けられている。
なお、トナーコンテナ22Mは画像形成装置1に設けられたトナーコンテナ装着部へと載置した後、画像形成装置1の後方側へと摺動させることによって装着されることとなるが、画像形成装置1内には、トナーコンテナ装着部に図示しない当接部材が設けられており、トナーコンテナ装着時に、摺動シャッタ部材49は画像形成装置1内に設けられた当接部材と当接することによって、自動的に容器本体40の前端壁44側へと摺動されるようになり、トナーコンテナ22Mが画像形成装置1へと装着されるとトナー排出口48が開放されるよう構成されている。
そして、容器本体40内には、底壁42の第1の溝部46に沿って延在する第1のトナー搬送手段50と、底壁42の第2の溝部47に沿って延在する第2のトナー搬送手段51とが配設されている。第1のトナー搬送手段50は回転軸50aとこの回転軸50aに固定された搬送片50bとから構成されており、回転軸50aは容器本体40の前端壁44及び後端壁間に回転自在に装着されている。第2のトナー搬送手段51は中心軸部51aと螺旋羽根51bとを有する回転螺旋羽根部材から構成されており、容器本体40の前端壁44及び後端壁間に回転自在に装着されている。
これらの回転軸50a及び中心軸部51aにはその前端壁44側の端部に中空の円筒部が設けられており、容器本体40の前端壁44には回転軸50a及び中心軸部51aの端部と対向する位置に貫通孔が穿設されており、回転軸50aには後述するレバー部材62及びロックプレート63を介して駆動ギア52に一体形成された連結部52aが、中心軸部51aには後述する連動部材60及び回動規制部材61を介して入力ギア53に一体形成された連結部53aが、それぞれ貫通孔を通して嵌着され固定されている。なお、図6では駆動ギア52及び入力ギア53のギア歯は一部のみを図示しているが、実際にはギアの全周にギア歯が形成されている。
また、前端壁44に取り付けられるギアカバー45の内面側には図示しないアイドルギアが回転自在に配設され、このアイドルギアによって駆動ギア52と入力ギア53とが連結されており、トナーコンテナ22Mが画像形成装置1へと装着されると、画像形成装置1内の図示しない駆動伝達ギアから入力ギア53へと駆動が入力されることによって、第1のトナー搬送手段50が回転駆動され、更にアイドルギアを介して駆動ギア52へ駆動が伝達されることにより第2のトナー搬送手段51が回転駆動されることとなる。
更に、容器本体40内には回動することによって、第2の溝部47に形成されたトナー排出口48を、内部から開閉することができる半円筒形状の回動シャッタ部材54が配設されている。この回動シャッタ部材54は、円筒形状である両端部55及び56を有しており、この両端部55及び56に上記第2のトナー搬送手段51を挿通することにより回動可能に支持されている。また、回動シャッタ部材54には、長手方向略中央部に、前述した容器本体40の底壁42に形成されているトナー排出口48と実質上同一の大きさを有する長方形状のトナー通過口57が形成されている。
この回動シャッタ部材54の端部55と前端壁44を介して対向する位置には、連動部材60及び回動規制部材61が設けられている。連動部材60は周面にギアが形成され、中心部に貫通孔が穿設された略円盤形状の本体部60aと、この本体部60aに対して垂直に形成された円筒形状の連結部60bとから成る。回動規制部材61は略円盤形状を有し、その中心部には貫通孔が穿設されている。
そして、連動部材60の連結部60bが、回動規制部材61の貫通孔及び前端壁44に穿設された貫通孔を貫通して回動シャッタ部材54の端部55に挿入されている。なお、連動部材60及び回動規制部材61の貫通孔に、前述した入力ギア53の連結部53aが挿通されることによって、連動部材60及び回動規制部材61が入力ギア53の連結部53aを中心に回動可能に支持されている。
ここで、回動シャッタ部材54の端部55の内面には複数箇所に凹部55aが形成され、連動部材60の連結部60bには凹部55aと対応する位置に凸部60cが形成されており、凹部55aに凸部60cを係合することによって、回動シャッタ部材54と連動部材60とが一体に回転するようになっている。更に、回動規制部材61には前方側へと突出する係合突起61aが形成され、連動部材60にはこの係合突起61aと対向する位置に係合孔60dが形成されており、この係合突起61aを係合孔60dへと係合することによって回動規制部材61が連動部材60と一体に回動するようになっている。即ち、回動シャッタ部材54、連動部材60及び回動規制部材61は3つの部材が一体となって回動するように構成されている。
また、前端壁44の外面には、前述した第1のトナー搬送手段50の回転軸50aの端部と対向する位置に、レバー部材62及びロックプレート63が設けられている。なお、これらのレバー部材62及びロックプレート63は、トナーコンテナ22Mが画像形成装置1へと装着されたとき、トナーコンテナ22Mがコンテナ装着部から脱落しないように、トナーコンテナ22Mを固定するコンテナ固定機構を構成するものである。
レバー部材62は、円弧状の周面を有する板状のレバー本体部62aと、レバー本体部62aから半径方向外方に延び出す操作レバー部62bとを備えており、レバー本体部62aの周面にはギアが形成されており、裏面側にはピニオン62cが一体に形成されている。そして、レバー本体部62aの中心部には貫通孔が穿設されており、この貫通孔に駆動ギア52の連結部52aが挿入され、レバー部材62が回動可能に支持されている。
ロックプレート63は板部材であり、その幅方向中央には長孔63aが設けられている。この長孔63aには前述したレバー部材62のピニオン62cが係合されており、ロックプレート63は長孔63aに沿って摺動可能となっている。ここで、前端壁44の外面には上下方向に延びる案内凸条44aが形成されており、この案内凸条44aによってロックプレート63は上下方向へのみ摺動するようになっている。
そして、ロックプレート63が下限まで摺動された位置がトナーコンテナ22Mを画像形成装置1へと固定する固定位置であり、上限まで摺動された位置がトナーコンテナ22Mの着脱を許容する着脱位置となっている。更に、長孔63aの内周面にはピニオン62cと噛合するラック63bが形成されており、レバー部材62を回動させることによってロックプレート63の摺動を操作できるようになっている。
また、このレバー部材62のレバー本体部62aの周面に形成されたギアと、前述した連動部材60の本体部60aの周面に形成されたギアとは噛合するように形成されており、レバー部材62が回動された際には、ロックプレート63が摺動すると共に連動部材60も回動するようになっている。また、前述したように連動部材60が回動すると回動シャッタ部材54及び回動規制部材61も同時に回動することとなる。
ここで、回動規制部材61には係止孔61bが形成されており、図7(a)に示すように、トナーコンテナ22Mが画像形成装置1へと装着されておらず、摺動シャッタ部材49がトナー排出口48を閉鎖する閉鎖位置にある状態では、この係止孔61bに前端壁44に形成された係止突起44bが係合して回動できない回動規制位置にあり、これにより、回動シャッタ部材54及び連動部材60も回動することができず、レバー部材62を回動させることもできないようになっている。
なお、このように回動規制部材61の係止孔61bに係止突起44bが係合している状態では、回動シャッタ部材54に形成されたトナー通過口57は、容器本体40に形成されたトナー排出口48とは対向せず、容器本体40の側壁43と対向する方向に向けられ、トナー排出口48を閉鎖する閉鎖位置に位置づけられている。従って、トナーコンテナ22Mが画像形成装置1に装着されていない状態では、トナー排出口48は内部に設けられた回動シャッタ部材54と、外部に設けられた摺動シャッタ部材49とによって閉鎖されており、トナーの漏出が完全に防止されている。またこの時、ロックプレート63は上限位置に位置づけられている。
そして、図7(b)に示すように、画像形成装置1のトナーコンテナ装着部へとトナーコンテナ22Mが装着され、前述したように摺動シャッタ部材49が容器本体40の前端壁44側へと摺動されると、摺動シャッタ部材49の前端に形成された突出部49aが回動規制部材61の下端を前方へと押し出し、回動規制部材61は係止孔61bと係止突起44bとの係合が解除され回動可能となる規制解除位置へと傾動される。これによって、回動シャッタ部材54及びレバー部材62が回動可能となる。
図8(a)に示すように、トナーコンテナ22Mが画像形成装置1へと装着されると回動規制部材61による規制が解除され、レバー部材62を図8において時計回りに回動させることにより、回動シャッタ部材54を、トナー通過口57が容器本体40の底壁42に形成されているトナー排出口48と対向しトナー排出口48を開放する開放位置へと配置する。これにより、トナーがトナー通過口57及びトナー排出口48を通ってトナーコンテナ22Mから排出されるようになり、現像器24Mへと供給されるようになる。
なお、前端壁44には前方側へと突出するストッパピン64が形成されており、レバー部材62が時計回りに回動され、回動シャッタ部材54に形成されたトナー通過口57が容器本体40に形成されたトナー排出口48と対向する位置まで回動させられると、図8(b)に示すように、レバー部材62の回動方向の側面がストッパピン64に当接することにより、それ以上の回動が阻止されるようになっている。
また更に、図8(a)に示すように、ロックプレート63が着脱位置に位置づけられている状態では、ロックプレート63の下端は画像形成装置1本体に設けられた係止片31の上端よりも上方に位置しているが、図8(b)に示すように、レバー部材62がストッパピン64に当接する位置まで回動され、ロックプレート63が固定位置まで摺動されると、ロックプレート63の下端が係止片31の上端よりも下方に位置するようになる。
ここで、トナーコンテナ22Mは、トナーコンテナ装着部へと載置した後、画像形成装置1の後方側へと摺動させることにより装着されているため、トナーコンテナ22Mを取り外す際には、画像形成装置1の前方側へと摺動させることとなるが、ロックプレート63の下端が係止片31の上端よりも下方に位置していると、トナーコンテナ22Mが画像形成装置1の前方側へと摺動しようとしても、ロックプレート63が係止片31と干渉し前方側へと摺動することができないため、トナーコンテナ22Mの脱落が防止されることとなる。
また、トナーコンテナ22Mを取り外す際には、ロックプレート63が係止片31と干渉しないよう上限位置まで摺動させる必要があり、図8(a)に示す位置まで、レバー部材62を回動させることとなるが、この時、連動部材60を介して回動シャッタ部材54も回動され、閉鎖位置へと位置づけられるようになる。即ち、トナーコンテナ22Mを取り外す際には、必ず回動シャッタ部材54が閉鎖位置へと位置づけられることとなり、トナーコンテナ22Mが画像形成装置1に装着されていない状態で、トナーが排出されることが防止される。
更に、画像形成装置1内には、各トナーコンテナ22の有無を検知する有無検知機構が備えられている。この有無検知機構は、画像形成装置1内に装着された各トナーコンテナ22の下部に設けられた可動部材32と、これらの可動部材32と干渉するように形成された有無検知部材33と、最右端のトナーコンテナ22Yの下方に設けられた検知窓34と、外装カバー29の内面側に設けられた突起35(図2参照)と、から構成されている。
可動部材32は、図8に示すように、円形の基部32aに、基部32aの半径方向外方に延びる干渉片32bと、基部32aの半径方向外方且つ干渉片32bが延びる方向と直交する方向に延びる接触片32cとが一体形成されており、画像形成装置1内に装着されたトナーコンテナ22Mの下部に、基部32aの中心に設けられた回動軸32dによって回動可能に支持されている。また、干渉片32bには引掛孔32eが形成されており、この引掛孔32eと画像形成装置1内に設けられた図示しない引掛部とを結ぶように引張りバネ36が張架されている。
有無検知部材33は、画像形成装置1の左右方向よりも若干短く形成された基部33aに、基部33aの上方に延出し、各トナーコンテナ22の下部に設けられた可動部材32の干渉片32bの右側に当接する突出片33bと、基部32aの右端部の上方に延出する閉鎖板33cとが一体形成されており、前述した可動部材32の下部に、画像形成装置1の左右方向に摺動可能に配設されている。
この有無検知部材33は摺動することにより、閉鎖板33cが検知窓34を閉鎖して外装カバー29が閉鎖されることを規制する規制位置と、閉鎖板33cが検知窓34を開放して外装カバー29の閉鎖を許容する解除位置とに選択配置することができるようになっている。また、有無検知部材33の左端部には引掛孔33dが形成されており、この引掛孔33dと画像形成装置1内に設けられた図示しない引掛部とを結ぶように引張りバネ37が張架されている。
そして、突起35(図2参照)は外装カバー29が閉じられたとき、検知窓34と対向する位置に設けられており、外装カバー29が閉じられると突起35が検知窓34へと挿入されるように構成されている。すなわち、上述した有無検知部材33が引張りバネ37の付勢力によって解除位置へと摺動され、検知窓34が開放されている場合にのみ、外装カバー29を閉鎖することができるよう構成されている。
このように構成された有無検知機構では、図8に示すように、可動部材32は、基部32aに一体形成された接触片32cが、前述したコンテナ固定機構を構成するロックプレート63の摺動軌道上に位置するように配置されており、ロックプレート63が着脱位置にある状態では、図8(a)に示すように、引張りバネ36の付勢力により干渉片32bが垂直下方に向くように位置づけられており、この時、図9(a)に示すように、干渉片32bが突出片33bに干渉するため、有無検知部材33は引張りバネ37の付勢力に抗して規制位置に位置づけられ、外装カバー29が閉鎖できないようになっている。
そして、図8(b)に示すように、ロックプレート63が固定位置へと摺動されると、接触片32cがロックプレート63の下端面によって押し下げられることにより、可動部材32が引張りバネ36の付勢力に抗して時計方向に回動される。従って、図9(b)に示すように、有無検知部材33は引張りバネ37の付勢力によって左方へと摺動されて解除位置へと位置づけられ、外装カバー29を閉鎖することができ、画像形成動作を開始することができるようになる。
なお、可動部材32に付設された引張りバネ36は、有無検知部材33に付設された引張りバネ37よりも大きな付勢力を有するものが用いられており、4つのトナーコンテナ22K〜22Yのうち、一つでも固定されていない、すなわち、ロックプレート63が固定位置にない場合には、可動部材32は引張りバネ36の付勢力によって反時計方向に回動され、有無検知部材33は引張りバネ37の付勢力に抗して、規制位置に位置づけられるようになっている。
以上のように、有無検知部材33は、少なくとも一つのトナーコンテナ22が画像形成装置1に装着されていないか、或いは装着されているが固定されていない状態では検知窓34を閉鎖し、全てのトナーコンテナ22が装着され且つ固定されたときのみ検知窓34を開放するようになっており、これによって、全てのトナーコンテナ22が装着されていなければ、外装カバー29を閉じることができず、全てのトナーコンテナ22が装着されていないにもかかわらず、誤って外装カバー29が閉鎖されることが防止される。
また、上記したように画像形成装置1内には、外装カバー29の開閉を検知する開閉検知手段30が設けられており、外装カバー29が閉じられていない状態では画像形成動作が開始することができないため、全てのトナーコンテナ22が装着されていない状態で、画像形成動作が開始されることが確実に防止される。更に、外装カバー29の閉鎖を防止する検知窓34及び突起35を開閉検知手段30の近傍に設けたことによって、外装カバー29の剛性が低く、歪んでしまうような場合でも、外装カバー29の開閉の誤検知を確実に防止することができる。
また更に、本発明に係る画像形成装置1では、トナーコンテナ22を画像形成装置1内のトナーコンテナ装着部へと装着した後、レバー部材62を回動させるという一動作で、コンテナ固定機構によるトナーコンテナ22の固定、トナーコンテナ22に備えられた回動シャッタ部材54によるトナー排出口48の開放及び有無検知機構による外装カバー29の閉鎖防止の解除を行うことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、可動部材32を引張りバネ36の付勢力によって、有無検知部材33を規制位置へと位置づける方向へ回動するようにしたが、これは他の付勢手段、例えば、圧縮バネ及び板バネ等を用いることも可能であり、また、可動部材32の自重によって防止位置へと回動するように構成することも可能である。
また、上記実施形態ではレバー部材62は回動可能に支持されており、このレバー部材62を回動させることによって回動シャッタ部材54の回動及びロックプレート63の摺動を操作する構成としたが、これは、レバー部材62を上下方向又は左右方向に摺動可能に取り付け、ラック及びピニオン等によって連動部材60及びロックプレート63と連結し、レバー部材62を上下又は左右方向に摺動させることによって回動シャッタ部材54及びロックプレート63の摺動を操作するような構成とすることも可能である。
更に、上記実施形態では、有無検知部材33をトナーコンテナ22の配列方向に摺動可能に配設し、各トナーコンテナ22の近傍に可動部材32を回動可能に支持しているが、これらは、例えば有無検知部材33は、基部33aによって画像形成装置1内に回転自在に配設しても良いし、可動部材32は、画像形成装置1内に上下又は左右方向に摺動可能に配設しても良い。また更に、上記実施形態では、可動部材32をレバー部材62に連動するよう構成しているが、これはトナーコンテナ22の着脱に連動するように構成することも可能である。
本発明は、現像器へとトナーを補給するトナーコンテナが画像形成装置本体に対して、着脱可能に構成された画像形成装置に利用することができ、特に複数のトナーコンテナを備えた画像形成装置に利用することができる。
は、本発明に係る画像形成装置の概略構成図である。 は、外装カバーを開いた状態を示す画像形成装置の斜視図である。 は、トナーコンテナを上方から見た斜視図である。 は、トナーコンテナを下方から見た斜視図である。 は、トナーコンテナの内部構成を示す斜視図である。 は、回転シャッタ部材等の分解斜視図である。 は、回動規制部材の傾動を示すトナーコンテナの側面断面図である。 は、ロックプレート及び有無検知部材の動作を説明する図である。 は、可動部材と有無検知部材の動作を説明する図である。
符号の説明
1 画像形成装置
22K,22C,22M,22Y トナーコンテナ
29 外装カバー
30 開閉検知手段
31 係止片
32 可動部材
33 有無検知部材
34 検知窓
35 突起
36,37 引張りバネ
40 容器本体
44 前端壁
44a 案内凸条
44b 係止突起
48 トナー排出口
49 摺動シャッタ部材
52 駆動ギア
53 入力ギア
54 回動シャッタ部材(開閉手段)
57 トナー通過口
60 連動部材
61 回動規制部材
62 レバー部材(操作手段)
63 ロックプレート(ロック手段)
64 ストッパピン

Claims (8)

  1. 一部が開閉可能に構成された外装カバーと、該外装カバーを開放することにより装置本体に対し着脱可能となる複数のトナーコンテナと、該トナーコンテナの装着の有無に応じて前記外装カバーの閉鎖を規制又は規制解除する有無検知機構と、を備えた画像形成装置において、
    前記有無検知機構は、前記装置本体内部に設けられた一つの検知窓と、前記外装カバーの内面側且つ前記外装カバーが閉鎖された際、前記検知窓と対向する位置に設けられた一つの突起と、前記トナーコンテナ各々の着脱に連動する可動部材と、前記可動部材の動作に応じて前記検知窓を閉鎖し前記外装カバーの閉鎖を規制する規制位置と、前記検知窓を開放し前記外装カバーの閉鎖を許容する解除位置とに選択配置される有無検知部材と、から構成されており、前記トナーコンテナが全て装着されたとき、前記有無検知部材が解除位置へと位置づけられることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナーコンテナは、容器本体に設けられたトナー排出口を開閉する開閉手段と、該開閉手段を操作する操作手段とを有しており、
    前記有無検知機構は、前記トナーコンテナが全て装着され、且つ前記操作手段の操作に連動して全ての前記トナー排出口が開放されたとき、前記外装カバーを閉鎖可能とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記装置本体内には、前記外装カバーの開閉状態を検知する開閉検知手段が設けられ、該開閉検知手段が前記外装カバーの閉鎖を検知したときのみ画像形成動作が開始可能としたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記検知窓は、前記開閉検知手段の近傍に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記開閉手段は、容器本体内に回動可能に支持され前記トナー排出口を閉鎖する閉鎖位置と前記トナー排出口を開放する開放位置とに選択配置される回動シャッタ部材であり、前記操作手段は、前記回動シャッタ部材に連繋され前記回動シャッタ部材を回動可能なレバー部材であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記トナーコンテナには、前記回動シャッタ部材の閉鎖位置から開放位置への回動を規制する回動規制位置と、前記回動シャッタ部材の閉鎖位置から開放位置への回動を許容しうる規制解除位置とに選択配置される回転規制部材が備えられており、
    該回動規制部材は前記トナーコンテナが装置本体に装着されていない状態では前記回動規制位置に配置されており、前記トナーコンテナが装置本体へと装着されたとき前記規制解除位置へと移動することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記トナーコンテナの底面外側には、前記トナー排出口を閉鎖する閉鎖位置と前記トナー排出口を開放する開放位置とに選択配置される摺動シャッタ部材が摺動可能に付設されており、
    該摺動シャッタ部材は前記トナーコンテナが装置本体に装着されていない状態では前記閉鎖位置に配置されており、前記トナーコンテナが装置本体へと装着されると前記開放位置へと摺動することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記トナーコンテナには、該トナーコンテナを前記装置本体に固定するロック手段が備えられており、該ロック手段は前記操作手段に連繋されていることを特徴とする請求項2乃至請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
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