JP2008225054A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】保守作業の手順を把握しているユーザに積極的に保守情報を報知できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】複合機では、ユーザ認証において現ユーザのユーザIDが特定される。これとともに、消耗品の消耗度が特定レベルとなった場合には、過去に消耗品に関する保守作業を行ったか否かをユーザごとに示す履歴テーブルが参照され、現ユーザのユーザIDに基づいて、現ユーザが過去に保守作業を行ったか否かの履歴判断がなされる(ステップS26)。そして、現ユーザが過去に保守作業を行ったと判断されたときには、保守情報が報知される(ステップS28)。一方で、現ユーザが過去に保守作業を行っていないと判断されたときには保守情報が報知されない。このように保守作業の経験があるユーザに対して保守情報が報知されることから、保守作業の手順を把握しているユーザに積極的に保守情報を報知できる。
【選択図】図8

Description

本発明は、消耗品の消耗度に応じて保守情報を報知する画像形成装置に関する。
従来より、プリンタ装置などの画像形成装置においては、トナーや記録用紙等の消耗品の消耗度を検出し、その消耗度が特定レベル(交換等の保守作業がまもなく必要となるレベルなど)となったときに、その旨を示す保守情報をユーザに報知するようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−258683号公報
ところで、従来の画像形成装置においては、保守情報を全てのユーザに一律に報知するようになっている。しかしながら、画像形成装置を利用するユーザの中には保守作業の手順がわからないユーザも存在し、そのようなユーザにとっては保守情報が報知されると煩わしく感じる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、保守作業の手順を把握しているユーザに積極的に保守情報を報知できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、画像形成装置であって、消耗品の消耗度を検出する検出手段と、現時点で利用している現ユーザの情報を特定する特定手段と、ユーザごとに過去に消耗品に関する保守作業を行ったか否かを示す履歴情報を記憶する記憶手段と、前記現ユーザの情報と前記履歴情報とに基づいて、前記現ユーザが過去に前記保守作業を行ったか否かを判断する判断手段と、前記消耗度が特定レベルとなった場合に、前記消耗度が前記特定レベルとなったことを示す保守情報を前記ユーザに報知可能な報知手段と、を備え、前記報知手段は、前記判断手段の判断に基づいて前記保守情報を報知するか否かを変更する。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記報知手段は、前記現ユーザが過去に前記保守作業を行ったと前記判断手段に判断されたときに、前記保守情報を前記ユーザに報知する一方で、前記現ユーザが過去に前記保守作業を行っていないと前記判断手段に判断されたときに、前記保守情報を前記ユーザに報知しない。
また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載の画像形成装置において、前記消耗品は、複数の種類が存在し、前記報知手段は、前記複数の種類の消耗品のうちの指定情報により予め指定された種類の消耗品に関して前記消耗度が特定レベルとなった場合に、前記判断手段の判断に基づいて前記保守情報を報知するか否かを変更する。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記特定レベルとして、前記消耗度の進行の程度に応じて段階的に複数のレベルが存在し、前記報知手段は、前記消耗度が前記複数のレベルのうちの指定情報により予め指定されたレベルとなった場合に、前記判断手段の判断に基づいて前記保守情報を報知するか否かを変更する。
また、請求項5の発明は、請求項3または4に記載の画像形成装置において、ユーザ操作に基づいて、前記指定情報を変更する手段、を備えている。
また、請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記履歴情報に基づいて、前記保守作業を行ったユーザ数が所定の閾値以上であるか否かを判定する手段、をさらに備え、前記報知手段は、前記ユーザ数が前記閾値以上の場合に、前記判断手段の判断に基づいて前記保守情報を報知するか否かを変更する。
また、請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記消耗品は、複数の種類が存在し、前記履歴情報は、前記複数の種類ごとに保守作業を行ったか否かを示し、前記判断手段は、前記消耗度が前記特定レベルとなった場合に、該特定レベルとなった種類の消耗品に関して前記保守作業を行ったか否かを判断する。
また、請求項8の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、ユーザ操作に基づいて、前記履歴情報を変更する手段、を備えている。
また、請求項9の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置において、前記消耗品について保守作業がなされたことを検知する検知手段と、前記検知手段の検知に基づいて、前記履歴情報を更新する更新手段と、を備えている。
また、請求項10の発明は、請求項9に記載の画像形成装置において、前記更新手段は、前記履歴情報を更新する前に前記履歴情報を更新するか否かをユーザに問い合せ、前記履歴情報を更新する指示を受け付けた場合にのみ前記履歴情報を更新する。
請求項1ないし10の発明によれば、保守作業の経験に基づいて保守情報を報知するか否かが変更されるため、保守作業の手順を把握しているユーザに積極的に保守情報を報知できる。
また、特に請求項2の発明によれば、保守作業の経験があるユーザに対して保守情報が報知されるため、保守作業の手順を把握しているユーザに積極的に保守情報を報知できる。
また、特に請求項3の発明によれば、指定情報により指定された消耗品に関してのみ、履歴情報に基づいて保守情報を報知できる。
また、特に請求項4の発明によれば、指定情報により指定されたレベルに関してのみ、履歴情報に基づいて保守情報を報知できる。
また、特に請求項5の発明によれば、ユーザの所望の条件下で、履歴情報に基づいて保守情報を報知することができる。
また、特に請求項6の発明によれば、保守作業を行ったユーザ数が閾値未満のときには、履歴情報とは無関係に保守情報を報知できる。
また、特に請求項7の発明によれば、消耗度が特定レベルとなった種類の消耗品に関して保守作業を行ったか否かを判断することができ、その消耗品に関して経験のあるユーザに対して保守情報を積極的に報知できる。
また、特に請求項8の発明によれば、履歴情報に登録済の内容を所望に変更できる。
また、特に請求項9の発明によれば、自動的に履歴情報を更新できる。
また、特に請求項10の発明によれば、保守作業を行ったことを履歴情報に残さないようにすることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
<1.装置構成>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る装置である複合機1の外観構成を示す斜視図である。この複合機1は、「MFP装置」とも呼ばれ、ファクシミリ機能、コピー機能、スキャン機能、プリント機能などの複数の機能を有する装置として構成されている。
ファクシミリ機能は、公衆電話交換網やネットワークを介して相手先装置との間で画像を送受信する機能である。コピー機能は、原稿を読み取って画像を取得し、その画像を記録用紙に印刷して原稿の内容を複写する機能である。また、スキャン機能は原稿を読み取って画像を取得し、その画像を内部に記憶する機能である。さらに、プリント機能は、画像を記録用紙に印刷する機能である。以下、複合機1のファクシミリ機能、コピー機能、スキャン機能及びプリント機能を「主機能」という。
複合機1は、これらの主機能をユーザが利用するに際して、当該ユーザが利用権限を有するユーザか否かを確認するユーザ認証機能をさらに有している。複合機1の主機能は、ユーザ認証の前には無効化(非能動化)されており、ユーザ認証においてユーザが利用権限を有すると判断されたとき(ユーザ認証の結果が肯定的となったとき)のみ、有効化(能動化)されるようになっている。複合機1を利用することが想定されるユーザについては予め利用権限が与えられ、これらの利用権限を有するユーザのそれぞれにユニークな識別コードであるユーザIDが付与されている。
さらに複合機1は、記録用紙、トナー及び定着器という消耗品の消耗度を検出し、消耗度が特定レベル(例えば、保守作業がまもなく必要となるレベル)となったときに、その旨を示す保守情報をユーザに報知する消耗度報知機能も有している。保守情報は、消耗品の交換や追加などの保守作業が必要であることを示す情報であるともいえる。
図1に示すように、複合機1は、本体部10と、本体部10に対して閉開可能でADF(自動原稿給紙装置)32を有するブックカバー31とを備えている。また、本体部10の上部の前面側には、ユーザインターフェイスとなる操作パネル2が設けられている。
操作パネル2は、ユーザが操作可能な複数のスイッチで構成される操作部21と、各種情報を表示する液晶ディスプレイなどで構成される表示部22とを備えている。表示部22は、タッチパネル機能を有しており、ユーザの操作を受け付ける機能の一部を担うようにもなっている。すなわち、各種コマンドやデータの入力などのユーザ操作は、操作パネル2の全体により受け付けられる。
また、複合機1の本体部10の上部には原稿を読み取るためのスキャナ部3が設けられ、本体部10の内部には記録用紙に印刷を行うプリンタ部4が設けられている。
スキャナ部3は、ファクシミリ機能、コピー機能及びスキャン機能それぞれにおいて、原稿を読み取ってその原稿の内容を示す画像を取得する機能を担うものである。スキャナ部3にはCCDなどで構成されるラインセンサが設けられている。そして、このラインセンサに光を導く光学系が原稿の全体を走査することで、原稿の内容がラインセンサに読み取られる。
プリンタ部4は、印刷対象となる画像に基づいてトナーを利用して記録用紙に印刷を行う。記録用紙は、プリンタ部4の下部に設けられる給紙部5から供給される。図2は、プリンタ部4及び給紙部5の概略構成を示す図である。
図2に示すように、給紙部5は、記録用紙Pの束が載置される載置台52と、記録用紙Pの束から1枚ずつ記録用紙Pを繰り出すピックアップローラ51とを主に備えている。記録用紙Pは、消耗品の種類の一つである。
載置台52は、その一方の端部52aが給紙部5の底面に対して回動可能に支持されるとともに、他方の端部52bが付勢部53によりピックアップローラ51が存在する上方に向けて付勢されている。したがって、記録用紙Pの束の上面はピックアップローラ51に常に接触された状態とされる。ピックアップローラ51によって繰り出された記録用紙Pは、プリンタ部4に供給され、図中の一点鎖線L1に沿って搬送される。
また、給紙部5には、記録用紙Pの枚数を検出する用紙センサ54が設けられている。記録用紙Pの束の上面はピックアップローラ51に常に接触されることから、給紙部5に収納された記録用紙Pの枚数に応じて載置台52の端部52bの高さも変わる。すなわち、記録用紙Pの枚数が多ければ載置台52の端部52bの高さが低くなり、記録用紙Pの枚数が少なければ載置台52の端部52bの高さが高くなる。用紙センサ54は、この原理を利用してフォトセンサなどで載置台52の端部52bの高さを検出し、それに基づいて記録用紙Pの枚数を導出する。
一方、プリンタ部4は、現像器41、感光ドラム42、帯電器43、転写ローラ44、露光器45、及び、定着器46を主に備えている。給紙部5から供給された記録用紙Pは、感光ドラム42と転写ローラ44との間を通過し、さらに、定着器46を通過する。
感光ドラム42は、その外周面の感光体にトナー画像が形成されるものである。この感光ドラム42の周囲には、感光ドラム42の回転方向(矢印A方向)に沿って順に、帯電器43、露光器45、現像器41及び転写ローラ44が配設される。
帯電器43は、ブラシローラ式の帯電部であり、感光ドラム42の外周面の感光体に負の電荷を付与する。露光器45は、複数の発光部を有し、印刷対象となる画像に基づいて感光ドラム42の感光体を露光する。感光体のうち露光器45に露光された部分は負の電荷が除去され、これにより感光ドラム42の外周面に静電潜像が形成される。
現像器41は、静電潜像が形成された感光ドラム42の外周面にトナーTを供給するものである。現像器41は、トナーTを貯留するトナーケース410と、供給ローラ412と、現像ローラ413とを備えている。トナーTは、消耗品の種類の一つである。
トナーケース410は、その内側にトナーTを攪拌する攪拌体411を有し、その底部にはトナーTの残量を検出するトナーセンサ414を備えている。トナーセンサ414は、トナーTの重さなどによりトナーTの量を検出する。トナーケース410のトナーTは、供給ローラ412と現像ローラ413とにより感光ドラム42に供給される。供給ローラ412及び現像ローラ413には負の電圧が印加されているため、感光ドラム42に供給されたトナーTは負に帯電する。これにより、感光ドラム42の外周面のうち静電潜像の部分のみにトナーが付着し、感光ドラム42の外周面にトナー画像が形成される。
転写ローラ44は、記録用紙Pの搬送経路を挟んで感光ドラム42と対向して配置される。転写ローラ44にはバイアス電圧が印加され、転写ローラ44は正に帯電する。感光ドラム42と転写ローラ44との間に記録用紙Pが送り込まれると、感光ドラム42の外周面に記録用紙Pが押圧される。これにより、感光ドラム42上のトナー画像が記録用紙Pに転写される。トナー画像が転写された記録用紙Pは定着器46に搬送される。
定着器46は、加熱ローラ461と加圧ローラ462とを備えている。記録用紙Pが加熱ローラ461と加圧ローラ462との間に送り込まれると、記録用紙Pが加熱および加圧され、記録用紙Pのトナー画像が永久像として定着する。その後、記録用紙Pは装置外に排出される。
この定着器46は、一つのユニットとされており、ユニット単位で交換することが可能となっている。定着器46も消耗品の種類の一つであり、使用開始してからの印刷回数(記録用紙Pを処理した回数)が、予め設定される印刷制限回数を超えないうちに交換することが望ましいとされている。
定着器46のユニット内には、新品検出用のヒューズ463が取り付けられている。一方で、プリンタ部4における定着器46の近傍には、定着器46のヒューズ463の状態を確認するヒューズ確認部47が設けられている。ヒューズ確認部47は、ヒューズ463の通電状況を確認して、定着器46が新品であるか否かを確認する。すなわち、ヒューズ確認部47は、ヒューズ463が導通状態となる場合には定着器46は新品であると判断する一方、ヒューズ463が溶断されて遮断状態となる場合には定着器46は新品でないと判断する。また、ヒューズ確認部47は、定着器46が新品であると判断した後は、ヒューズ463を溶断する。
また、複合機1は、装置制御を担うコンピュータである制御部を内蔵している。図3は、この制御部を含めた複合機1の構成を模式的に示すブロック図である。図3に示すように、複合機1は、制御部として、CPU11、ROM12及びRAM13を備えている。ROM12にはファームウェアとしてのプログラムが格納されており、このプログラムに従ってCPU11が演算処理を行うことにより、複合機1の各部を制御するための各種機能が実現される。RAM13は、CPU11による演算処理における作業領域として利用される。
CPU11は、バスライン19を介して、上述した操作パネル2、スキャナ部3、プリンタ部4及び給紙部5等の複合機1の各部に電気的に接続されている。これにより、これら各部はCPU11によって制御される。また、操作パネル2に受け付けられたユーザ操作は信号としてCPU11に入力され、これにより複合機1はユーザ操作に応じた動作を行う。さらに、上述した用紙センサ54で検出された記録用紙の枚数、トナーセンサ414で検出されたトナーの残量、及び、ヒューズ確認部47による定着器46が新品であるか否かの判断結果等も、信号としてCPU11に入力されるようになっている。
また、複合機1は、データメモリ14と、画像メモリ15と、NCU16と、モデム17と、データ通信部18とをさらに備えている。これらの各部も、バスライン19を介してCPU11に電気的に接続されている。このため、これら各部もCPU11の制御下で動作する。
データメモリ14は、各種のデータを記憶する記憶装置であり、フラッシュメモリなどの読出及び書込のいずれも可能な不揮発性のメモリで構成される。データメモリ14には、ユーザテーブルT1と、履歴テーブルT2と、判断条件テーブルT3とが記録されている。これらのテーブルデータについては後述する。
画像メモリ15は、SRAMやDRAMなどで構成される揮発性の記憶装置である。画像メモリ15には、スキャナ部3で得られた画像や、ファクシミリ通信によって受信した画像などが記憶される。なお、画像メモリ15は、ハードディスクで構成してもよい。
NCU16及びモデム17は、公衆電話交換網91を介したファクシミリ機能を実現する処理部である。すなわち、NCU16は、アナログの公衆電話交換網の直流ループの閉結及び開放などの動作を行うハードウェア回路であり、必要に応じてモデム17を公衆電話交換網に接続する。また、モデム17は、ファクシミリ通信用に画像データの変調及び復調を行う。
データ通信部18は、インターネットやLANなどのネットワーク92を介して通信を行うインターフェイスである。このデータ通信部18により、ネットワーク92に接続された外部装置とのデータ通信機能や、インターネットファクシミリ装置としての通信機能が実現される。
<2.テーブルデータ>
次に、データメモリ14に記憶されているテーブルデータであるユーザテーブルT1と、履歴テーブルT2と、判断条件テーブルT3とについて説明する。
ユーザテーブルT1は、利用権限を有するユーザに関するユーザ情報を記録したものであり、ユーザ認証機能において主に利用される。図4は、ユーザテーブルT1の一例を示す図である。図4に示すように、ユーザテーブルT1は複数のレコードからなるテーブル形式のデータとなっている。複数のユーザIDのそれぞれに対して「パスワード」などのユーザ情報が対応付けされている。
「パスワード」は、当該ユーザIDのユーザに関してユーザ認証に用いられる認証情報を示している。ユーザ認証においては、ユーザIDとパスワードとの組み合わせが、ユーザテーブルT1に登録された内容と一致するか否かが確認される。そして、一致した場合は、ユーザが利用権限を有すると判断され(ユーザ認証の結果が肯定的)、一致しない場合は、ユーザが利用権限を有さないと判断される(ユーザ認証の結果が否定的)。なお、パスワードは暗号化されてもよい。
また、履歴テーブルT2及び判断条件テーブルT3は、消耗度報知機能において利用されるものである。本実施の形態の複合機1では、消耗度報知機能に関する動作モードとして「報知モード」が存在している。そして、この「報知モード」には、全てのユーザに保守情報を報知する「全ユーザモード」と、過去の履歴に基づいて保守作業の経験があるユーザに保守情報を報知する「履歴モード」とがあり、操作パネル2を介していずれかの「報知モード」に設定可能となっている。履歴テーブルT2及び判断条件テーブルT3は、「履歴モード」において利用される。
履歴テーブルT2は、過去に消耗品に関する保守作業を行ったか否かをユーザごとに示す履歴情報である。図5は、履歴テーブルT2の一例を示す図である。図5に示すように、履歴テーブルT2も複数のレコードからなるテーブル形式のデータとなっている。履歴テーブルT2では、「記録用紙」、「トナー」及び「定着器」のそれぞれに関して保守作業を行ったか否かの情報が、ユーザIDごとに登録されている。すなわち、過去に保守作業を行っていない場合は空欄であるが、保守作業を行ったことがある場合は「履歴あり」と登録されている。
また、判断条件テーブルT3は、履歴テーブルT2を用いた履歴判断を行う条件を示す条件情報である。「履歴モード」においても、履歴テーブルT2が常に参照されて履歴判断が行われるわけではなく、特定の条件下でのみ履歴判断がなされる。判断条件テーブルT3では、どのような条件下で履歴判断を行うかが示される。この判断条件テーブルT3の内容は、操作パネル2などを介したユーザ操作に基づいて任意に変更できるようになっている。
図6は、判断条件テーブルT3の一例を示す図である。図6に示すように、判断条件テーブルT3もテーブル形式のデータとなっている。そして、判断条件テーブルT3の行と列とで示される各条件に対応する欄に、当該条件で履歴判断を行う場合は「履歴判断」と示される。また、当該条件で履歴判断を行わない場合は、この欄は空欄とされる。
判断条件テーブルT3の3つの行は、消耗品の3つの種類(記録用紙、トナー及び定着器46)のそれぞれに対応している。すなわち、判断条件テーブルT3では、消耗品の種類が、履歴判断を行うための条件の一つとされる。これにより、記録用紙、トナー及び定着器46のうち、判断条件テーブルT3で履歴判断を行うと指定されたものが特定レベルとなった場合にのみ、履歴判断が行われることになる。
またところで、消耗品の各種類においては、保守情報の報知が必要となる特定レベルとして、消耗度の進行の程度が異なる3つのレベル(第1〜第3レベル)が段階的に設定されている。消耗度の進行の程度は、第3,第2,第1レベルの順に高くなっている。
記録用紙の消耗度についての第3レベルとは、記録用紙が無くなった状態(エンプティ)に相当する。また、第2レベルとは記録用紙の枚数が例えば10枚程度になった状態(ニアエンプティ)に相当し、第1レベルとは記録用紙の枚数が例えば30枚程度になった状態に相当する。
トナーの消耗度についての第3レベルとは、トナーが無くなった状態(エンプティ)に相当する。また、第2レベルとはトナーの残量が例えば10枚程度の印刷が可能な量となった状態(ニアエンプティ)に相当し、第1レベルとはトナーの残量が例えば30枚程度の印刷が可能な量となった状態に相当する。
また、定着器46の消耗度についての第3レベルとは、使用開始してからの印刷回数が印刷制限回数以上となった状態に相当する。また、第2レベルとは印刷回数が例えば(印刷制限回数−50)回となった状態に相当し、第1レベルとは印刷回数が例えば(印刷制限回数−100)回となった状態に相当する。
判断条件テーブルT3の3つの列は、これら第1〜第3レベルのそれぞれに対応している。すなわち、判断条件テーブルT3では、第1〜第3レベルが、履歴判断を行うための条件の他の一つとされる。これにより、第1〜第3レベルのうち、判断条件テーブルT3で履歴判断を行うと指定されたレベルに消耗品の消耗度がなった場合にのみ、履歴判断が行われることになる。
<3.ユーザ認証動作>
次に、上記のように構成される複合機1の動作について説明する。まず、ユーザ認証機能によるユーザ認証動作について説明する。図7は、ユーザ認証動作の流れを示す図である。
まず、操作パネル2の表示部22において、ユーザID及びパスワードの入力を促す画面が表示される(ステップS11)。ユーザは、この画面を参照しつつ操作部21やタッチパネルとしての表示部22を操作することで、ユーザID及びパスワードを入力することができる。
ユーザID及びパスワードが入力されると、入力されたユーザID及びパスワードに基づいてCPU11によりユーザテーブルT1が参照されて、ユーザ認証がなされる(ステップS12)。この際、ユーザ認証の結果が否定的な場合は(ステップS13にてNo)、処理はステップS11に戻る。
一方、ユーザ認証の結果が肯定的な場合は(ステップS13にてYes)、次に、認証に利用されたユーザIDが、現時点で利用しているユーザ(以下、「現ユーザ」という。)のユーザIDとしてCPU11に特定される(ステップS14)。その後、CPU11の制御によって主機能が有効化されてログイン状態となり、以降、ログアウトするまで、ユーザは主機能を利用することが可能となる(ステップS15)。なお、このようなユーザ認証を行わない場合は、ゲストユーザとして主機能の一部が有効化されて利用可能となっていてもよい。
<4.消耗度報知動作>
次に、消耗度報知機能による消耗度報知動作について説明する。図8は、消耗度報知動作の流れを示す図である。この図8に示す動作は、主機能が有効化された状態(ログイン状態)において、一定の時間周期ごとに繰り返し実行される。
まず、消耗品それぞれ(記録用紙、トナー及び定着器46)の消耗度が検出される。具体的には、用紙センサ54で記録用紙の枚数が検出され、トナーセンサ414によりトナーの残量が検出される。これらは、CPU11に入力される。また、定着器46の印刷回数がCPU11において検出される。この定着器46の印刷回数は、CPU11によって管理されている。CPU11は、ヒューズ確認部47により定着器46が新品であると直近に確認されてから印刷した記録用紙Pの枚数をカウントし、そのカウント値を定着器46の印刷回数としている(ステップS21)。
次に、いずれかの消耗品の消耗度が、保守情報の報知が必要となる特定レベル、すなわち、第1〜第3レベルのいずれかに該当するか否かがCPU11により判定される(ステップS22)。この際、消耗品のいずれの消耗度も特定レベルに該当しない場合は(ステップS22にてNo)、消耗度報知動作は終了する。
いずれかの消耗品の消耗度が第1〜第3レベルのいずれかに該当した場合は、次に、「報知モード」がCPU11により判定される(ステップS23)。そして、「報知モード」が「全ユーザモード」の場合は、処理はステップS28に進み、保守情報が操作パネル2を介してユーザに報知される。
また、「報知モード」が「履歴モード」の場合は、次に、判断条件テーブルT3が参照され、消耗した消耗品の種類(記録用紙、トナー及び定着器46)、及び、消耗度の程度(第1〜第3レベル)に基づいて、履歴判断を行うか否かがCPU11により判定される(ステップS24)。すなわち、消耗した消耗品の種類と、消耗度の程度との組み合わせが、判断条件テーブルT3で履歴判断を行うと指定された条件に該当するか否かが判定される。そして、履歴判断を行わないと判定された場合は(ステップS25にてNo)、処理はステップS28に進み、保守情報が操作パネル2を介してユーザに報知される。
一方、履歴判断を行うと判定された場合は(ステップS25にてYes)、次に、現ユーザのユーザIDと消耗した消耗品の種類とに基づいて履歴テーブルT2が参照され、消耗した種類の消耗品について現ユーザが過去に保守作業を行ったか否かの履歴判断がなされる(ステップS26)。そして、現ユーザが過去に保守作業を行っていない場合は(ステップS27にてNo)、保守情報は報知されず、そのまま消耗度報知動作は終了する。
これに対し、現ユーザが過去に保守作業を行っていた場合は(ステップS27にてYes)、CPU11の制御により、保守情報が操作パネル2を介してユーザに報知される(ステップS26)。報知される保守情報には、消耗した消耗品の種類(記録用紙、トナー及び定着器46)、消耗度の程度(第1〜第3レベル)、及び、保守作業が必要である旨が含まれていることが望ましい。また、保守情報に保守作業の作業手順などが含まれていてもよい。
以上のように、本実施の形態の複合機1では、ユーザ認証において現ユーザのユーザIDが特定される。これとともに、消耗品の消耗度が特定レベルとなった場合には、過去に消耗品に関する保守作業を行ったか否かをユーザごとに示す履歴テーブルT2が参照され、現ユーザのユーザIDに基づいて、現ユーザが過去に保守作業を行ったか否かの履歴判断がなされる。そして、現ユーザが過去に保守作業を行ったと判断されたときには保守情報が報知される。一方で、現ユーザが過去に保守作業を行っていないと判断されたときには保守情報が報知されない。このように保守作業の経験があるユーザに対して保守情報が報知されることから、保守作業の手順を把握しているユーザに積極的に保守情報を報知できる。その結果、経験があるユーザによって保守作業を効率よく実施することが可能となる。
また、複合機1では、判断条件テーブルT3で指定された条件下のみで履歴判断の結果に従って保守情報が報知される。すなわち、記録用紙、トナー及び定着器46のうち、判断条件テーブルT3により予め指定された種類の消耗品に関して消耗度が特定レベルとなった場合にのみ、履歴判断の結果に従って保守情報が報知される。また、第1〜第3レベルのうち、判断条件テーブルT3により予め指定されたレベルに消耗度がなった場合にのみ、履歴判断の結果に従って保守情報が報知される。このため、所定の条件下に関してのみ、履歴判断の結果に従って保守情報を報知することができる。
また、判断条件テーブルT3の内容は、ユーザ操作に基づいて任意に変更できるため、ユーザの所望の条件下で、履歴判断の結果に従って保守情報を報知することができる。
また、履歴判断においては、特定レベルとなった種類の消耗品に関して、過去に保守作業を行ったか否かが判断される。すなわち、消耗品の種類毎に履歴判断がなされる。このため、消耗した消耗品に関して経験のあるユーザに対して保守情報を積極的に報知できることになる。
<5.履歴更新動作>
ところで、データメモリ14に記憶されている履歴テーブルT2の内容は、CPU11の判断により自動的に更新されるようになっている。以下、この履歴更新動作について説明する。図9は、履歴更新動作の流れを示す図である。この図9に示す動作も、主機能が有効化された状態(ログイン状態)において、一定の時間周期ごとに繰り返し実行される。
まず、いずれかの消耗品に関して保守作業がなされたか否かがCPU11により判断される(ステップS31)。消耗品について保守作業がなされたことは、消耗品の消耗度の程度が低くなったことをもって検知される。具体的には、記録用紙についてはその枚数が増加したこと、トナーについてはその残量が増加したこと、定着器46については新品検出により印刷回数がリセットされたことをもって、それぞれ保守作業がなされたとCPU11により検知される。
保守作業がなされていないと判断された場合は(ステップS31にてNo)、履歴更新動作は終了する。一方、保守作業がなされたと判断された場合は(ステップS31にてYes)、次に、操作パネル2の表示部22において、履歴テーブルT2の内容を更新するか否かを問い合せる画面が表示される。ユーザは、この画面を参照しつつ操作部21やタッチパネルとしての表示部22を操作することで、履歴テーブルT2の内容を更新するか否かを選択できる(ステップS32)。
履歴テーブルT2の内容を更新する指示がユーザからなされた場合は(ステップS33にてYes)、現ユーザが保守作業を行ったとみなされて、履歴テーブルT2において、現ユーザのユーザIDと、保守作業がなされた消耗品との組み合わせに該当する欄に「履歴あり」という情報がCPU11により登録される。これにより、履歴テーブルT2の内容が更新される(ステップS34)。
一方、履歴テーブルT2の内容を更新しない指示がユーザからなされた場合は(ステップS33にてNo)、履歴テーブルT2の内容が更新されず、そのまま履歴更新動作が終了する。
このように、ユーザが消耗品について保守作業を行うと、保守作業を行ったことがCPU11により検知され、現ユーザのユーザIDを利用して履歴テーブルT2の内容が自動で更新される。このため、保守作業ごとに履歴テーブルT2の内容を手動で更新するなどの繁雑な作業は不要となる。
また、履歴テーブルT2の内容を更新する前に、更新するか否かをユーザに問い合せ、更新する指示を受け付けた場合にのみ履歴テーブルT2の内容を更新する。このため、ユーザは保守作業を行ったことを履歴テーブルT2の内容に履歴として残さないようにすることも可能である。
なお、履歴テーブルT2の内容は、操作パネル2などを介したユーザ操作に基づいて任意に変更できるようにしてもよい。このようにすることで、履歴テーブルT2に登録済の内容についてもユーザが所望に変更でき、履歴判断の結果に従って保守情報が報知されないようにすることもできる。
<6.他の実施の形態>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。以下では、このような他の実施の形態について説明する。もちろん、以下で説明する形態を適宜に組み合わせてもよい。
上記実施の形態では、ユーザが複合機1を直接的に操作する場合について説明を行った。これに対して、図10に示すように、複合機1とクライアント端末7とをネットワーク70を介してデータ通信可能に接続したシステムにおいて、クライアント端末7の操作によりネットワーク70を介して複合機1を利用する場合においても、上記実施の形態と同様にして、保守情報をユーザに報知するようにしてもよい。この場合は、複合機1のデータ通信部18が、クライアント端末7からユーザIDやパスワードを受け付けるとともに、保守情報をクライアント端末7に送信してその画面に表示させる手段(保守情報を報知する手段)として機能する。
また、上記実施の形態では、ユーザ操作によって入力されたユーザID及びパスワードに基づいてユーザ認証を行うようにしていた。これに対して、RFIDなどの記録素子を備えたICカードの読取装置を複合機1に備えさせ、ユーザIDを記録したICカードを読取装置にかざすことでユーザ認証がなされるようになっていてもよい。この場合は、ICカードからユーザIDが読取装置により読み取られることで、複合機1が現ユーザのユーザIDを特定することになる。また、指紋等の身体的特徴に基づく生体認証によってユーザ認証を行うようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、対象となる消耗品は、記録用紙、トナー及び定着器であったが、これらのうちいずれかのみであってもよく、また、他の消耗品がさらに対象とされてもよい。他の消耗品としては、感光ドラム42、現像器41、及び、スキャナ部3の読み取り用光源などが挙げられる。
感光ドラム42及び現像器41のいずれかまたは双方を消耗品とする場合は、感光ドラム42及び現像器41はそれぞれ感光ドラムユニット及び現像器ユニットとして構成し、ユニット単位で交換可能とすればよい。また、この場合、感光ドラムユニット及び現像器ユニットにも、上記実施の形態の定着器46のヒューズ463と同様のヒューズを設け、そのヒューズの通電状況を確認して新品検出を行うようにすればよい。
また、定着器46のユニット、感光ドラムユニット及び現像器ユニットに関してはヒューズを用いた新品検出に代えて、ユーザ操作に基づいて新品検出がなされてもよい。この場合、ユニットの交換作業後において、操作パネル2を介したユーザ操作がなされて、印刷した記録用紙Pの枚数を示すカウント値がリセットされることになる。
また、複合機1の使用開始時点から保守作業を行ったユーザの数が所定数に達するまでは、履歴テーブルT2の内容とは無関係に、保守情報を全てのユーザに報知するようにしてもよい。この場合は、消耗度報知動作において(図8参照)、いずれかの消耗品の消耗度が第1〜第3レベルのいずれかに該当したときに(ステップS22にてYes)、まず、保守作業を行ったユーザ数がCPU11により計数される。このユーザ数は、履歴テーブルT2を参照することで容易に取得可能である。そして、ユーザ数が所定の閾値以上となるか否かがCPU11により判定される。この判定において、ユーザ数が所定の閾値未満のときは、処理はステップS28に進み、保守情報が操作パネル2を介してユーザに報知される。一方、ユーザ数が所定の閾値以上のときは、処理はステップS23に進み、以降は上記実施の形態と同様にして、所定の条件下で履歴判断の結果に従って保守情報が報知される。
このようにすることで、保守作業を行ったユーザの数が所定数に達するまでは保守情報が全てのユーザに報知されるため、複合機1の使用開始時点で誰にも報知されないといった不具合を防止できる。これとともに、ある程度使用した段階で自動的に履歴判断の結果に従って保守情報が報知されることになるため、いつまでも保守情報が報知されて煩わしいという事態を回避できる。
複合機の外観構成を示す斜視図である。 プリンタ部及び給紙部の概略構成を示す図である。 制御部を含めた複合機の構成を模式的に示すブロック図である。 ユーザテーブルの一例を示す図である。 履歴テーブルの一例を示す図である。 判断条件テーブルの一例を示す図である。 ユーザ認証動作の流れを示す図である。 消耗度報知動作の流れを示す図である。 履歴更新動作の流れを示す図である。 複合機とクライアント端末とをネットワークを介して接続したシステムを示す図である。
符号の説明
1 複合機
2 操作パネル
4 プリンタ部
5 給紙部
21 操作部
22 表示部
46 定着器
54 用紙センサ
414 トナーセンサ

Claims (10)

  1. 消耗品の消耗度を検出する検出手段と、
    現時点で利用している現ユーザの情報を特定する特定手段と、
    ユーザごとに過去に消耗品に関する保守作業を行ったか否かを示す履歴情報を記憶する記憶手段と、
    前記現ユーザの情報と前記履歴情報とに基づいて、前記現ユーザが過去に前記保守作業を行ったか否かを判断する判断手段と、
    前記消耗度が特定レベルとなった場合に、前記消耗度が前記特定レベルとなったことを示す保守情報を前記ユーザに報知可能な報知手段と、
    を備え、
    前記報知手段は、前記判断手段の判断に基づいて前記保守情報を報知するか否かを変更することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記報知手段は、
    前記現ユーザが過去に前記保守作業を行ったと前記判断手段に判断されたときに、前記保守情報を前記ユーザに報知する一方で、
    前記現ユーザが過去に前記保守作業を行っていないと前記判断手段に判断されたときに、前記保守情報を前記ユーザに報知しないことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    前記消耗品は、複数の種類が存在し、
    前記報知手段は、前記複数の種類の消耗品のうちの指定情報により予め指定された種類の消耗品に関して前記消耗度が特定レベルとなった場合に、前記判断手段の判断に基づいて前記保守情報を報知するか否かを変更することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記特定レベルとして、前記消耗度の進行の程度に応じて段階的に複数のレベルが存在し、
    前記報知手段は、前記消耗度が前記複数のレベルのうちの指定情報により予め指定されたレベルとなった場合に、前記判断手段の判断に基づいて前記保守情報を報知するか否かを変更することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3または4に記載の画像形成装置において、
    ユーザ操作に基づいて、前記指定情報を変更する手段、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記履歴情報に基づいて、前記保守作業を行ったユーザ数が所定の閾値以上であるか否かを判定する手段、
    をさらに備え、
    前記報知手段は、前記ユーザ数が前記閾値以上の場合に、前記判断手段の判断に基づいて前記保守情報を報知するか否かを変更することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記消耗品は、複数の種類が存在し、
    前記履歴情報は、前記複数の種類ごとに保守作業を行ったか否かを示し、
    前記判断手段は、前記消耗度が前記特定レベルとなった場合に、該特定レベルとなった種類の消耗品に関して前記保守作業を行ったか否かを判断することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、
    ユーザ操作に基づいて、前記履歴情報を変更する手段、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記消耗品について保守作業がなされたことを検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知に基づいて、前記履歴情報を更新する更新手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項9に記載の画像形成装置において、
    前記更新手段は、前記履歴情報を更新する前に前記履歴情報を更新するか否かをユーザに問い合せ、前記履歴情報を更新する指示を受け付けた場合にのみ前記履歴情報を更新することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017044961A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及びプログラム

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