JP2008225028A - ミラー支持機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】背面投写型画像表示装置において、平面ミラーの上側および下側の反りによる画像のピン歪を抑制する。
【解決手段】光学ユニットから出力される画像を、筐体上部に配置された平面ミラー4によって光路変更し、スクリーン5に投写する。平面ミラー支持機構10は、スクリーン5の下部に反射光を投影させる側における平面ミラー4の一辺(後端部)の複数箇所を鉛直方向に上下両面から支持する平面ミラー支持部材12を有する。平面ミラー支持部材12を、位置調整ねじ13によって上下させることで、スクリーン5に投写される画像を微調整する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学ユニットから出力される画像を平面ミラーによって光路変更し、スクリーンに投影する背面投写型画像表示装置において、スクリーンに投影する画像の歪みを調整するミラー支持機構に関するものである。
従来のミラー装置には、プロジェクターからの光を反射してスクリーンに投影するためのミラーの弾性力を利用して、ミラーを凹面または凸面に変形させ、スクリーン上の画像を修正するものがある(特許文献1参照)。このミラー装置において、ミラーの弾性力による変形は、ミラー周辺部を支持する第1の支持部材と、ミラー中央部を支持する第2の支持部材の相対的位置を調整することによって行っている。これにより、画像の歪みが全体的、あるいは部分的に発生しても、各部分の支持部材を調整することで、画像の歪みをなくすことが可能となる。
そして、ミラーを支持する第1および第2の支持部材は、ボルトとナットとを有するねじ機構によってその進退が行われ、さらにボルトに装着されたバネによってボルトとナットのガタ発生を防ぐことも可能である。ねじ機構を調整することで支持部材の進退を行い、ミラーに凹面または凸面を容易に発生させることができ、ボルトに装着されたバネによってボルトとナットのガタ発生を防止することで、ミラーの凹面または凸面の状態を常に維持することが可能となる。
第1および第2の支持部材はそれぞれ、ミラーをしっかりと固定できる材料の一例である鉄からなっている。各支持部材の片面は、ガラス用の接着剤を用いてミラーに取り付け、もう一方の面には1本のボルトを取り付け可能なようにボルト穴が形成されている。これによりボルトを第1および第2の支持部材に取り付けることが可能となり、容易にミラーに凹面または凸面を形成する力を与えることが可能となる。
このように、第1、第2の支持部材の相対的位置の調整により、ミラーの変形を行っている。
また、他の従来例としては、光学ユニットからの光を反射してスクリーンに投影するためのミラー装置であって、画像を修正する場所を移動して、平面ミラーが下側に反っている場合のピン歪みを修正するものがある(特許文献2参照)。このミラー装置において、ミラーの重力による撓みの調整は、ミラー背面部を支持する支持部材に取り付けられたミラー押し上げ部材を回転させ、ミラー背面部を持ち上げることによって行っている。ミラーを持ち上げるミラー押し上げ部材はスライド可能に支持部材に取り付けられている。これにより、ミラーの自重により撓んだ箇所に、ミラーを持ち上げるミラー押し上げ部材を配置することにより、ミラーの重力による撓みの調整は任意に行うことができる。
図17は、一従来例による背面投写型画像表示装置101を側面から見た内部構成図である。同図において、筐体102内の下部に配置された光学ユニット103は、上向きに出力画像を出射する。出射された出力画像は筐体102内の上部に配置された平面ミラー104により光路が変更され、筐体102の前面に配設されたスクリーン105上に投写される。光学ユニット103を載置する位置調整機構106は、スクリーン105上に投写される画像の、スクリーン105に対する相対位置を調整できるように構成されている。
背面投写型画像表示装置101のスクリーン105に映る長方形状の画像の各辺には、糸巻き状の画像歪み(ピン歪み)が発生し、特に、下辺のピン歪みが目立って発生している。このように、スクリーン105における画像の下辺のピン歪みが大きいのは、筐体102を薄型化するために、斜め投写型光学系を用いているためである。斜め投写型光学系を用いる場合は、平面ミラー104の背面側で光路変更される光線L1 は、平面ミラー104の前面側で光路変更される光線L2 に比べて光路の距離が長く、また、スクリーン105への入射角度θが大きい。このため、スクリーン105の下部では、平面ミラー104のずれによる入射角度のふれの影響が大きい。
図13は、スクリーン上の画像51における平面ミラーの自重によるピン歪み52を示し、図14は、平面ミラーの自重によって発生する撓みδを示す。自重による平面ミラーの撓みδにより、長方形状の画像51において、その下辺にピン歪み52が発生している。平面ミラー自身の背面側の撓みδによる影響が大きいため、スクリーンにおける画像51の下辺のピン歪み52が他の辺に比べて大きくなる。すなわち、図13のピン歪み52は、平面ミラーの自重による下側の撓みによって発生するものである。
従来は、画像のピン歪みを解消するために平面ミラーの曲げ剛性を高くする必要性から、厚みの大きい平面ミラーを使用したり、背面にフレーム等を接着していた。しかし、完全に平面ミラーの撓みがとれないため、画像の下側にピン歪みが発生し不自然な画像になっていた。
上記構成のミラー装置において、特許文献1に開示されたように、ミラーの弾性力を利用して、ミラーを凹面または凸面に変形させ、スクリーンに投影する画像を修正するものがある。しかし、画像を修正する場所が固定されているために、図13に示すようなピン歪みの場合には、修正する位置と修正すべき位置が離れており、完全に平面ミラーの撓みがとれない。そのため、画像の下辺にピン歪みが発生し不自然な画像になっていた。
図15は、平面ミラーの変形によってスクリーン上の画像53に発生するピン歪み54を示す。図16に示すように、平面ミラーの変形による撓みΔにより、長方形状の画像53において、その下辺にピン歪み54が発生している。平面ミラー自身の背面側の撓みΔによる影響が大きいため、スクリーンにおける画像53の下辺のピン歪み54が他の辺に比べて大きくなる。このピン歪み54は、平面ミラーの変形による上側の撓みによって発生するものである。
以上説明したように、平面ミラーの撓みには自重によるものと変形によるものとの2通りある。そして、特許文献2に開示されたように、画像を修正する場所を移動して、図14に示すような、平面ミラーが下側に反っている場合のピン歪みを修正するものがある。しかし、図15に示すピン歪みの場合には、図16に示すように平面ミラーが上側に反っているため、平面ミラーの撓みがとれない。
特開2001−042281号公報 特開2006−154424号公報
本発明は、背面投写型画像表示装置において、曲げ剛性の高い平面ミラーを用いることなく、自重や変形による平面ミラーの反りに起因する画像のピン歪を抑制することのできるミラー支持機構を提供することを目的とするものである。
本発明のミラー支持機構は、背面投写型画像表示装置の光学ユニットから出力される画像を光路変更し、スクリーンに投写するための平面ミラーを支持するミラー支持機構において、前記スクリーンの下部に反射光を投影させる側における前記平面ミラーの一辺を、前記平面ミラーの上下両面から鉛直方向に支持するための一対の支持部を有する可動支持部材と、前記可動支持部材を上下動させる位置調整手段と、を有することを特徴とする。
スクリーンに画像を投影させる平面ミラーを支持するミラー支持機構において、スクリーンの下部に反射光を投影させる側の一辺である、平面ミラーの後端部を上下両面側から支持し、上下動させることで、画像のピン歪を修正する。
平面ミラーの自重によって発生する撓み以外にも、平面ミラーの変形によって画像修正する場合に発生する撓み、すなわち、上側に反っている撓みも調整可能となる。
また、可動支持部材をスライドさせることにより、平面ミラーの自重および変形に起因する撓みを最適位置で調整することができる。このため、調整部品が最少ですみ、装置の軽量化、低コスト化が図れる。
本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図6は第1の実施形態を示す。
図1に示すように、背面投写型画像表示装置1は、筐体2の下部に配設された光学ユニット3と、筐体2の上部に配設された平面ミラー4と、筐体2の前面部に配設されたスクリーン5と、を有し、光学ユニット3は画像位置調整機構6に載置される。
光学ユニット3から出力される画像を光路変更する平面ミラー4の前端部とスクリーン5の上部は支持体7によって筐体2に固定される。スクリーン5の下部に反射光を投影させる平面ミラー4の背面側の一辺である後端部は、自重や変形等による撓みを調整可能にするミラー支持機構10を介して、筐体2に取り付けられている。平面ミラー4の撓み調整は、筐体2の背面に形成された開口部8から行う。
図2および図3に示すように、ミラー支持機構10は、筐体2に固定された平面ミラー取付け部材11と、平面ミラー4の自重および変形による撓みを調整するための平面ミラー支持部材(可動支持部材)12と、を有する。さらに、平面ミラー支持部材12を上下動させる位置調整手段である位置調整ねじ13および六角ナット14〜18と、を備えている。位置調整ねじ13、平面ミラー支持部材12および六角ナット14〜18は、筐体2の背面側に複数組並んでおり、各平面ミラー支持部材12は、平面ミラー4の後端部を上下両面から鉛直方向に支持する一対の支持部12aを有する。
コの字状の板金である平面ミラー取付け部材11は、平面ミラー支持部材12を直線移動させるねじ送り機構である位置調整ねじ13を挿入させるねじ穴11aを有する。平面ミラー4の撓み調整のための位置調整ねじ13は、平面ミラー4を支持する平面ミラー支持部材12の穴12bを貫通し、図4ないし図6に示すような平面ミラー支持部材12の上下方向の移動を六角ナット15〜18で制限している。
図4ないし図6では、平面ミラー支持部材12と六角ナット17との間には、隙間がないように見えるが、実際には僅かな隙間があり、位置調整ねじ13を回転した場合に、平面ミラー支持部材12は回転せずに、上下に移動させることができる。
そして、位置調整ねじ13には、平面ミラー4の撓みを調整した位置を固定する六角ナット14が取り付けられている。
このように、位置調整ねじ13は平面ミラー取付け部材11に取り付けられており、平面ミラー支持部材12の位置を上下することで、図13ないし図16に示した平面ミラー4の自重および変形による撓みを調整する。
図4ないし図6に基づいて、平面ミラー4の背面側の一辺(後端部)を上下させるミラー支持機構10の動作を説明する。
図4は、ミラー支持機構10の無動作状態を示し、図5は、平面ミラー4を持ち上げた状態を示す。図4において、位置調整ねじ13を矢印A方向にねじ込むことにより、位置調整ねじ13に固定された六角ナット16が、平面ミラー支持部材12を持ち上げることで、平面ミラー4の後端部を持ち上げることができる。
図6は、平面ミラー4を押し下げた状態を示す。位置調整ねじ13を、図4における矢印A方向と反対方向に引き込むことにより、位置調整ねじ13に固定された六角ナット17が、平面ミラー支持部材12を押し下げることで、平面ミラー4の後端部を押し下げることができる。
次に、図13ないし図16に基づいて、スクリーン5上のピン歪を調整する方法について説明する。平面ミラー支持部材12を上下動させる位置調整ねじ13を調整する際には、スクリーン上の画像51、53を見ながら、ピン歪52、54が最小になるように位置調整ねじ13を調整する。
図13は、図14に示すように平面ミラー4が自重によって撓んだ場合のスクリーン上に投写された画像51を示す。図14において、平面ミラー4の後端部が、中心に対して、それぞれ、a’、b’の位置で重力により下側に撓んでいる。それにより、スクリーン5における画像51の下辺のピン歪52は、画面中心からa、bの位置が最大で、図13に示すようになる。
このピン歪52を調整するには、最初に、それぞれ、a’、b’の位置に近い平面ミラー支持部材12の位置調整ねじ13をねじ込むことで、平面ミラー支持部材12を持ち上げる。これによって、図5に示すように平面ミラー4の後端部を持ち上げる。なお、aとa’、bとb’との相対関係はほぼ相似の関係にある。次に、スクリーン上の画像51を見ながら、ピン歪52が最小になるように位置調整ねじ13を調整する。ピン歪調整が終了したら、六角ナット14を締めて、位置調整ねじ13を固定する。
図15は、図16に示すように平面ミラー4が変形によって上側に撓んだ場合のスクリーン上に投写された画像53を示す。図16において、平面ミラー4の後端部における中心位置が変形により撓んでいる。それにより、スクリーン5における画像53の下辺のピン歪54は、画面中心の位置が最大で、図15に示すようになる。
このピン歪54を調整するには、最初に、中心位置に近い平面ミラー支持部材12の位置調整ねじ13を緩めることで、平面ミラー支持部材12を押し下げる。これによって、図6に示すように平面ミラー4の後端部を押し下げる。次に、スクリーン上の画像53を見ながら、ピン歪54が最小になるように位置調整ねじ13を調整する。ピン歪調整が終了したら、六角ナット14を締めて、位置調整ねじ13を固定する。
図7ないし図12は第2の実施形態を示す。
図7に示すように、背面投写型画像表示装置1は、筐体2の下部に配設された光学ユニット3と、筐体2の上部に配設された平面ミラー4と、筐体2の前面部に配設されたスクリーン5と、を有し、光学ユニット3は画像位置調整機構6に載置される。
平面ミラー4の前端部とスクリーン5の上部は支持体7によって筐体2に固定される。平面ミラー4の後端部は、自重や変形等による撓みを調整可能にするミラー支持機構20を介して、筐体2に取り付けられている。平面ミラー4の撓み調整は、筐体2の背面に形成された開口部8から行う。
次に、ミラー支持機構20について説明する。
図8および図9に示すように、ミラー支持機構20は、スライド支持部材21に対してスライド可能に取り付けられた複数のミラー上下部材(可動支持部材)22と、平面ミラー取付け部材23と、を有する。また、各ミラー上下部材22の上下位置を調整する位置調整手段である位置調整ねじ24、板ナット25および六角ナット26を備え、コの字の板金である平面ミラー取付け部材23を介して、ミラー支持機構20が筐体2に取り付けられている。
ミラー上下部材22を支持するスライド支持部材21は、ミラー上下部材22を平面ミラー4の背面側の一辺である後端部に沿ってスライドさせるための溝21aおよび穴21bを備える。さらに、板ナット25を挿入させる穴21c、平面ミラー取付け部材23とスライド支持部材21とを固定するねじ27、28をねじ込むための穴21d、21eを有する。平面ミラー4を上下動させるミラー上下部材22は、スライド支持部材21の溝21aに挿入してスライドさせるためのスライド部材22aと、スライド支持部材21に当接される弾性部材22b、22dと、を有する。さらに、位置調整ねじ24を挿入する穴22cが形成され、一対の支持部である突部22e、22fを備える。
図10ないし図12に基づいて、平面ミラー4の後端部を上下させるミラー支持機構20の動作について説明する。
図10は、ミラー支持機構20における無動作状態を示す。無動作状態においては、平面ミラー4はミラー上下部材22の一方の突部(支持部)22eに置かれている。ミラー上下部材22は、平面ミラー4に接するように、位置調整ねじ24で調整して、板ナット25および六角ナット26で固定されている。平面ミラー4を上下動させるミラー上下部材22がガタつかないように、板ばね等の弾性部材22b、22dでミラー上下部材22を位置調整ねじ24の頭に押し付けている。
次に、平面ミラー4を持ち上げる動作について述べる。図11は、平面ミラー4を持ち上げた状態を示す。スライド支持部材21とミラー上下部材22のスライド部材22aとが当接しているところの溝21aにおけるP点を中心として、位置調整ねじ24を図10の矢印B方向にねじ込むことによって、ミラー上下部材22を時計回りに回転させる。このようにして、ミラー上下部材22の突部22eで平面ミラー4を持ち上げる。
図12は、平面ミラー4を押し下げた状態を示す。スライド支持部材21とミラー上下部材22のスライド部材22aとが当接しているところの溝21aにおけるP点を中心として、位置調整ねじ24を図10の矢印B方向と反対方向にねじ込むことによって、ミラー上下部材22を反時計回りに回転させる。このようにして、ミラー上下部材22の突部(支持部)22fで平面ミラー4を押し下げる。
次に、図13ないし図16に基づいて、スクリーン上に投写されたピン歪みを調整する方法について説明する。
図13は、図14に示すように平面ミラー4が自重によって下側に撓んだ場合のスクリーン上に投写された画像51を示す。図14において、平面ミラー4の後端部が中心に対して、それぞれ、a’、b’の位置で重力により撓んでいる。それにより、スクリーン5における画像51の下辺のピン歪52は、画面中心からa、bの位置が最大で、図13に示すようになる。
このピン歪52を調整するには、ミラー支持機構20の2つのミラー上下部材22を平面ミラー4の中心に対して、それぞれ、a’、b’の位置に配置させる。なお、aとa’、bとb’との相対関係はほぼ相似の関係にある。次に、平面ミラー4の後端部の撓みδを調整するために、各位置調整ねじ24をねじ込むことで、ミラー上下部材22を時計回りに回動させる。これによって、図11に示すように平面ミラー4の後端部を持ち上げ、画像51のピン歪52を調整する。スクリーン上の画像51を見ながら、ピン歪52が最小になるように各位置調整ねじ24を調整する。ピン歪調整が終了したら、六角ナット26を締めて、ミラー上下部材22を固定する。
図15は、図16に示すように平面ミラー4が変形によって上側に撓んだ場合のスクリーン上に投写された画像53を示す。図16において、平面ミラー4の後端部における中心位置が変形により撓んでいる。それにより、スクリーン5における画像53の下辺のピン歪54は、画面中心の位置が最大で、図15に示すようになる。
このピン歪54を調整するには、ミラー上下部材22を平面ミラー4の中心位置に配置させる。次に、位置調整ねじ24を緩めることで、平面ミラー4の後端部を押圧するミラー上下部材22を反時計回りに回転させることにより、図12に示すように平面ミラー4の後端部を押し下げ、画像53のピン歪54を調整する。スクリーン上の画像53を見ながら、ピン歪54が最小になるように位置調整ねじ24を調整する。ピン歪調整が終了したら、六角ナット26を締めて、ミラー上下部材22を固定する。
ミラー支持機構20の各ミラー上下部材22は取り外し可能なので、ピン歪みの調整箇所の数により増減可能である。
第1の実施形態を示す全体図である。 第1の実施形態のミラー支持機構を示す斜視図である。 図2の装置を分解して示す分解斜視図である。 ミラー支持機構の無動作状態を示す断面図である。 ミラー支持機構が平面ミラーを持ち上げた状態を示す断面図である。 ミラー支持機構が平面ミラーを押し下げた状態を示す断面図である。 第2の実施形態を示す全体図である。 第2の実施形態のミラー支持機構を示す斜視図である。 図8の装置を分解して示す分解斜視図である。 ミラー支持機構の無動作状態を示す断面図である。 ミラー支持機構が平面ミラーを持ち上げた状態を示す断面図である。 ミラー支持機構が平面ミラーを押し下げた状態を示す断面図である。 スクリーンに投写した画像のピン歪を説明する図である。 平面ミラーの自重によって発生する撓みを説明する図である。 スクリーンに投写した画像のピン歪を説明する図である。 平面ミラーの変形によって発生する撓みを説明する図である。 一従来例を示す図である。
符号の説明
2 筐体
3 光学ユニット
4 平面ミラー
5 スクリーン
10、20 ミラー支持機構
12 平面ミラー支持部材
12a 支持部
13、24 位置調整ねじ
22 ミラー上下部材
22e、22f 突部

Claims (5)

  1. 背面投写型画像表示装置の光学ユニットから出力される画像を光路変更し、スクリーンに投写するための平面ミラーを支持するミラー支持機構において、前記スクリーンの下部に反射光を投影させる側における前記平面ミラーの一辺を、前記平面ミラーの上下両面から鉛直方向に支持するための一対の支持部を有する可動支持部材と、前記可動支持部材を上下動させる位置調整手段と、を有することを特徴とするミラー支持機構。
  2. 前記位置調整手段は、前記可動支持部材を鉛直方向に直線移動させる機構を有することを特徴とする請求項1記載のミラー支持機構。
  3. 前記位置調整手段は、前記可動支持部材を回動させる機構を有することを特徴とする請求項1記載のミラー支持機構。
  4. 前記位置調整手段は、ねじ送り機構により、前記可動支持部材を上下動させることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載のミラー支持機構。
  5. 前記可動支持部材を前記平面ミラーの前記一辺に沿ってスライドさせるためのスライド機構を有することを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項記載のミラー支持機構。
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