JP2008224450A - 水位測定装置 - Google Patents

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英樹 松永
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Abstract

【課題】液体タンクに貯蔵される被測定液体に揺れが発生していても、その水位を高精度に測定する。
【解決手段】略平行に配設された一対の電極、例えば、横断面が略円環形状をなす内側電極32B及び外側電極32Cの間に存在する被測定液体を誘電体とした静電容量変化により、その水位Lを間接的に測定する水位計32において、内側電極32Bと外側電極32Cとの間に、その延設方向に沿って移動可能なように、被測定液体の比重よりも小さい材料からなる略円環形状のフロート32Dを配設する。そして、振動などによる液面の上側変動をフロート32Dで抑制することで、これを誘電体として変化する静電容量変化を小さくし、水位Lの測定精度を向上させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体タンクに貯蔵される液体に揺れが発生していても、その水位を高精度に測定する技術に関する。
液体タンクに貯蔵される液体の水位を測定する水位測定装置として、特開平11−311561号公報(特許文献1)に記載されるように、所定間隔を隔てて配設された一対の電極間の静電容量変化から水位を間接的に測定する技術が提案されている。
特開平11−311561号公報
しかしながら、従来提案の水位測定装置においては、液面が安定しているときには水位を正確に測定できるものの、液面が揺れているときには水位が上下に変動してしまい、変動する値のどれを水位として採用すべきか決定することは極めて困難であった。特に、移動車両に搭載される燃料などの液体の水位を測定するときには、液体に多方向の加速度が作用して液面が不規則に揺れるため、この不具合が顕著に現われてしまうおそれがある。
そこで、本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、液面は上側に大きく下側に小さく揺れる特性に着目し、電極間に配設したフロートで液面変動を抑制することで、液揺れの影響を受け難くした水位測定装置を提供することを目的とする。
このため、請求項1記載の発明では、略平行に配設された一対の電極間に存在する被測定液体を誘電体とした静電容量変化により、該被測定液体の水位を測定する水位測定装置において、前記一対の電極間に、その延設方向に沿って移動可能なように、前記被測定液体よりも比重が小さいフロートを配設したことを特徴とする。
請求項2記載の発明では、前記一対の電極及びフロートの表面に、夫々、樹脂をコーティングしたことを特徴とする。
請求項3記載の発明では、前記フロートの下面は、略平面をなしていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、略平行に配設された一対の電極間に、その延設方向に沿って移動可能なように、被測定液体よりも比重が小さいフロートが配設されているので、振動などにより被測定液体の液面が上側に変動しようとしても、これがフロートにより抑制される。このため、被測定液体に揺れが発生していても、一対の電極間に存在する被測定液体の液面変動が抑制されるので、これを誘電体とした静電容量変化が小さくなり、水位の測定精度を向上させることができる。なお、被測定液体の液面変動は、上側に大きく下側に小さい特性があるので、下側に変動しようとする液面を抑制しなくとも、水位測定精度にあまり影響がない。
請求項2記載の発明によれば、一対の電極及びフロートの表面に夫々樹脂がコーティングされているので、これらが接触しつつ相対移動しても、その接触面に傷が付くことを抑制することができる。また、一対の電極及びフロートの摺動抵抗が低減し、フロートの移動がスムーズになるという効果も期待できる。
請求項3記載の発明によれば、フロート下面が略平面をなしているため、フロートと被測定液体の液面とが極力密着する。このため、被測定液体の液面が上側に変動しようとしても、これがフロートの下面全体で受け止められ、液面変動を効果的に抑制することができる。
以下、添付された図面を参照して本発明を詳述する。
図1は、本発明を適用した排気浄化装置の全体構成を示す。
エンジン10の排気マニフォールド12に接続される排気管14には、排気流通方向に沿って、一酸化窒素(NO)を二酸化窒素(NO2)へと酸化させる窒素酸化触媒16と、還元剤前駆体としての尿素水溶液を噴射供給する噴射ノズル18と、尿素水溶液を加水分解して得られるアンモニアを使用して窒素酸化物(NOx)を還元浄化するNOx還元触媒20と、NOx還元触媒20を通過したアンモニアを酸化させるアンモニア酸化触媒22と、が夫々配設される。
還元剤タンク24に貯蔵される尿素水溶液は、その底部で吸込口が開口すると共に、尿素水溶液を吸い込んで圧送するポンプモジュール26及び尿素水溶液の噴射流量を増減制御する添加モジュール28が介装された供給配管30を介して、噴射ノズル18に供給される。また、還元剤タンク24には、尿素水溶液の水位Lを測定する水位計32(水位測定装置)が取り付けられる。水位計32は、図2に示すように、還元剤タンク24の天壁に固定された基部32Aからその底壁に向けて、略平行に配設された一対の電極、即ち、横断面が略円環形状をなす内側電極32B及び外側電極32Cが略同心に垂下され、両電極間に存在する尿素水溶液を誘電体とした静電容量変化から水位Lを間接的に測定するものである。さらに、水位計32の内側電極32Bと外側電極32Cとの間には、その延設方向に沿って移動可能なように、尿素水溶液よりも比重が小さい材料からなる略円環形状のフロート32Dが配設される。なお、図中の符号32Eは、内側電極32Bと外側電極32Cとの間隔を略一定に保持するためのホルダである。
一方、窒素酸化触媒16と噴射ノズル18との間に位置する排気管14には、排気温度Tを測定する排気温度センサ34が取り付けられる。水位計32及び排気温度センサ34の各出力信号は、コンピュータを内蔵した還元剤添加コントロールユニット(以下「還元剤添加ECU」という)36に入力される。また、還元剤添加ECU36には、エンジン10の各種制御を行うエンジンコントロールユニット(以下「エンジンECU」という)38から、CAN(Controller Area Network)などのネットワークを介して、エンジン回転速度及び負荷などのエンジン運転状態が入力される。そして、還元剤添加ECU36は、そのROM(Read Only Memory)などに記憶された制御プログラムを実行することで、各種入力信号に応じてポンプモジュール26及び添加モジュール28を電子制御する。
かかる排気浄化装置において、噴射ノズル18から噴射供給された尿素水溶液は、排気熱及び排気中の水蒸気を利用して加水分解され、アンモニアへと転化される。転化されたアンモニアは、NOx還元触媒20において排気中のNOxと還元反応し、水(H2O)及び窒素(N2)へと転化されることは知られたことである。このとき、NOx還元触媒20によるNOx浄化能力を向上させるべく、窒素酸化触媒16によりNOがNO2へと酸化され、排気中のNOとNO2との比率が還元反応に適したものに改善される。一方、NOx還元触媒20を通過したアンモニアは、その排気下流に配設されたアンモニア酸化触媒22により酸化されるので、アンモニアがそのまま大気中に放出されることが防止される。
ところで、還元剤タンク24に貯蔵される尿素水溶液に揺れが発生しているときには、その液面は、図3(A)に示すように、上側に大きく下側に小さく揺れる特性がある。しかし、水位計32の内側電極32Bと外側電極32Cとの間にフロート32Dが配設されているため、尿素水溶液の液面が上側に変動しようとしても、同図(B)に示すように、これがフロート32Dにより抑制される。このため、尿素水溶液に揺れが発生していても、内側電極32Bと外側電極32Cとの間に存在する尿素水溶液の液面変動が抑制されることで、これを誘電体とした静電容量変化が小さくなり、水位Lの測定精度を向上させることができる。なお、フロート32Dにより、内側電極32Bと外側電極32Cとの間の静電容量が変化するが、その誘電率は既知であるので、容易に補正することができる。
また、内側電極32B及び外側電極32Cとフロート32Dとが接触しつつ相対移動することから、両者の接触面に傷が付くおそれがあるので、これらの表面に樹脂をコーティングすることが望ましい。このとき、樹脂として、ポリテトラフルオロエチレンなどのフッ素樹脂を用いれば、内側電極32B及び外側電極32Cとフロート32Dとの摺動抵抗が低減し、フロート32Dの移動がスムーズになるという効果も期待できる。
さらに、フロート32Dの下面は、尿素水溶液の液面と極力密着するようにすべく、略平面をなしていることが望ましい。このようにすれば、尿素水溶液の液面が上側に変動しようとしても、フロート32Dの下面全体で受け止められるため、液面変動を効果的に抑制することができる。
なお、本発明は、排気浄化装置に限らず、例えば、燃料タンクに貯蔵される燃料の水位などを測定することにも適用可能である。また、略平行に配設された一対の電極としては、横断面が略円環形状をなす内側電極及び外側電極に限らず、例えば、2つの平板状電極などであってもよい。
本発明を適用した排気浄化装置の全体構成図 水位計の具体的構造を示す説明図 フロートの効果を示し、(A)はフロートがないときの液面変動状態の説明図、(B)はフロートにより液面変動が抑制された状態の説明図
符号の説明
32 水位計
32B 内側電極
32C 外側電極
32D フロート

Claims (3)

  1. 略平行に配設された一対の電極間に存在する被測定液体を誘電体とした静電容量変化により、該被測定液体の水位を測定する水位測定装置において、
    前記一対の電極間に、その延設方向に沿って移動可能なように、前記被測定液体よりも比重が小さいフロートを配設したことを特徴とする水位測定装置。
  2. 前記一対の電極及びフロートの表面に、夫々、樹脂をコーティングしたことを特徴とする請求項1記載の水位測定装置。
  3. 前記フロートの下面は、略平面をなしていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水位測定装置。
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