JP2005127724A - レベルセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 帯電の影響や外来ノイズの影響を受けることなく、計測対象物のレベル変化を精度良く検出することができるレベルセンサを提供する。
【解決手段】 一対の電極6,7を有し、これらの電極6,7間に液体や粉体等の計測対象物9が介在される場合の電極6,7間の静電容量Caの変化に応じて計測対象物9のレベル変化を検出するもので、両電極6,7のいずれか一方に電荷中和用の交流バイアス電圧を印加する交流発振器3と、電極6,7間の静電容量Caの変化に応じて発する交流波の波形のデューティ比が変化するCR型の自励発振器4とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液体や粉体等の計測対象物のレベル変化を検出するレベルセンサに係り、特にはレベル変化の検出精度を高めるための技術に関し、特に自動車の燃料タンク用として好適なレベルセンサに関するものである。
従来、たとえば、燃料タンクに貯留されるガソリン等の液量を検出するためのレベルセンサとして、タンク内に設置されたフロートの動きに応じて可変抵抗器の抵抗変化を検出し、その検出出力に基づいて液量を検出するようにしたものが使用されている。
ところが、このようなフロートと可変抵抗器を組み合わせた構成のレベルセンサは、タンク内にフロートの可動範囲を確保する必要上、タンクの寸法がいたずらに大きくなり、その結果、タンクの設計や設置のスペースに制約を受ける。また、自動車等では車体の傾きなどによってフロートが円滑に動作せず、レベル検出精度が悪くなる。さらに、フロートと可動抵抗器の機械的接触により摩耗が生じるので使用寿命が比較的短く、部品の交換の必要が生じたり、接点の酸化のために電気的な接触不良が生じたりするなどの不具合がある。
そこで、従来技術では、一対の電極間に介在される液体のレベル変化に伴い電極間で生じる静電容量の変化を検出するようにした静電容量方式のレベルセンサが提案されている(たとえば、下記の特許文献1,2等参照)。
上記の特許文献1,2等に記載されている静電容量方式のレベルセンサは、基本的な構成として、図10に示すように、一対の電極P1,P2を液体中に浸漬するとともに、信号源OSCから正弦波等の交流信号を発生し、この交流信号を一方の電極P1に加える。このとき、液体のレベルに応じて電極P1,P2間で生じる静電容量Caが変化し、この静電容量Caの変化に伴って他方の電極P2から出力される交流信号の出力レベルが変化する。そこで、他方の電極P2から出力される交流信号を増幅器Ampで増幅した後、この増幅後の交流信号を整流平滑化するなどして平均化し、その平均値から液体のレベルを検知するようにしている。
特開2001−174313号公報 特開2002−31559号公報
しかしながら、上記の特許文献1,2等に記載されているような従来の静電容量方式のレベルセンサは、未だ次の課題を残している。
(1) レベルセンサを構成する一対の各電極P1,P2は、その動きや人の接触などで静電気が生じて電極に自然帯電を生じることがある。このように、電極P1,P2に帯電が生じると、この帯電により生じる静電容量Cbが誤差となり、本来、検出すべき計測対象物により生じる静電容量Caを精度良く検出することが難しい。
(2) また、他方の電極P2から出力される交流信号に外来ノイズが重畳すると、交流信号を平均化した値も変化するため、この点からも静電容量Caを精度良く検出することが難しい。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、帯電の影響や外来ノイズの影響を受けることなく、計測対象物のレベル変化を精度良く検出することができるレベルセンサを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明のレベルセンサは、一対の電極を有し、これらの電極間に液体や粉体等の計測対象物が介在される場合における上記電極間の静電容量の変化に応じて上記計測対象物のレベル変化を検出する静電容量方式のレベルセンサであって、
上記両電極のいずれか一方に対して電荷中和用の交流バイアス電圧を印加する第1発振器と、上記電極間の静電容量変化に応じて波形のデューティ比が変化する第2発振器とを備えることを要旨とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明の燃料タンク用レベルセンサは、一対の電極を有し、これらの電極間に燃料が介在される場合における上記電極間の静電容量の変化に応じて上記燃料のレベル変化を検出する静電容量方式の燃料タンク用レベルセンサであって、
上記両電極のいずれか一方に電荷中和用の交流バイアス電圧を印加する第1発振器と、上記電極間の静電容量変化に応じて波形のデューティ比が変化する第2発振器とを備えてなることを要旨とする。
すなわち、本発明のレベルセンサは、電荷中和用の第1発振器から電極に印加される交流バイアス電圧によって電極に生じる帯電が中和され、帯電の影響が除かれる。したがって、電極間に介在する計測対象物により生じる静電容量のみを検出することができる。また、第2発振器が発する信号における波形のデューティ比の変化を検出することで被検出物体のレベル変化を検知するので、外来ノイズの影響を受け難くなる。これらにより、従来よりも計測対象物のレベル変化を一層精度良く検出することが可能になる。
本発明のレベルセンサにおいて、上記第2発振器には、その信号入力側または信号入力側にダイオードが接続されている場合には、ダイオードにより半波整流されるため、発振出力のフルスケールレベルが小さく抑えられ、その後の信号処理の取り扱いが容易になる。
本発明のレベルセンサにおいて、上記第2発振器は、演算増幅器を有し、この演算増幅器のプラス端子側には発振出力レベル調整用の可変抵抗が接続されている場合には、電極間に介在される液体等の計測対象物の種類によって誘電率が種々異なる場合でも、可変抵抗によって発振出力レベルを適切に調整することができる。このため、その後の信号処理の取り扱いが容易になる。
本発明のレベルセンサにおいて、上記第1発振器と第2発振器は、単一の発振器が兼用された状態で存在するものである場合には、極めて構造が簡素化し、部品点数も少なくてすみ、コストダウンと小型化に有利なものとなる。
また、本発明の燃料タンク用レベルセンサは、電荷中和用の第1発振器から電極に印加される交流バイアス電圧によって電極に生じる帯電が中和され、帯電の影響が除かれる。したがって、電極間に介在する計測対象物により生じる静電容量のみを検出することができる。また、第2発振器が発する信号における波形のデューティ比の変化を検知するので、外来ノイズの影響を受け難くなる。これらにより、従来よりも計測対象物のレベル変化を一層精度良く検出することが可能になる。しかも、燃料タンクの寸法を必要以上に大きくする必要がなくなり、タンクの設計や設置スペースの確保が容易になる。しかも、電気的変化によって計測対象物のレベル変化を検出するので機械的な可動部分がなく、したがって、長寿命化を実現することができる。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は本発明の第1実施例に係るレベルセンサの全体を示す構成図である。
この実施例における静電容量方式のレベルセンサ1は、静電容量変化検出用のプローブ2、電荷中和用として設けられた本発明の第1発振器として機能する交流発振器3、および本発明の第2発振器として機能するCR型の自励発振器4を主体に構成されている。
上記のプローブ2は、共に円管状をした一対の内側電極6と外側電極7とがスペーサ8によって所定の間隔を存して同心状に配置保持された二重管構造のものである。図中a,bは、プローブ2の内側電極6および外側電極7に結線されたケーブルと、交流発振器3,自励発振器4およびアースに接続されたケーブルとの接点である。
そして、内側電極6は接地され、外側電極7には交流発振器3、およびダイオードDを介してCR型の自励発振器4がそれぞれ接続されている。図において、10はシールドケーブルであり、内側電極6および外側電極7に接続されるケーブルに巻回されて接地されている。
プローブ2を構成する各電極6,7として、金属等からなる母材がそのまま外部に露出していると、計測対象物9が導電性のものでは、プローブ2に触れた瞬間に両電極6,7間が短絡状態になってレベル変化を検出するのが困難となる。このため、この実施の形態では、各電極6,7は、図2に示すように、金属からなる導電性の母材11の外周を絶縁層12で均一な厚さに被覆している。
特に、母材11がステンレス鋼である場合には、高誘電性の絶縁被覆としてポリモノクロロパラキシリレン樹脂やポリパラキシリレン等のポリパラキシリレン系樹脂(例えばスリーボンド社製パリレン樹脂),フッ素系樹脂,シリコーン系樹脂等の樹脂被覆を好適に用いることができる。これらの樹脂被覆によれば、濡れ性が悪く撥油性や撥水性に優れるため、各電極6,7表面での液の切れがよく、液面の検知精度に優れるからである。特に、ポリパラキシリレン系樹脂では、耐薬品性に優れるうえ、電気絶縁性や誘電特性にも優れ、熱的にも安定で高温下や低温下での使用に耐えることから、各種レベルセンサ特に燃料タンク用のレベルセンサとして好適である。
また、特に、母材11がAl(アルミニウム)の場合には、絶縁層12としてAl(アルミナ)を含むAlとOを含有するガラス質のセラミックコーティングが施される。このように、Alからなる母材11の上にAlを含むAlとOを含有するガラス質のセラミックコーティングを絶縁層12として形成すると、この絶縁層12は、母材11表面近傍ではAl濃度が高くて非晶質状態にあり、母材11近傍から離れて外表面に近づくほどAl濃度が低くなるいわゆる傾斜機能を有する材料であり、コーティングの密着性や耐食性等の特性を改善することができる。
また、上記内側電極6は、その下端にテーパー状に尖った錐状部材が取り付けられており、テーパー状の部分は外側電極7の下端よりも下側に突出するよう配置されている。すなわち、内側電極6と外側電極7の間のクリアランスは、プローブの長さ方向の全体にわたって実質的に均一に設定されており、検出精度の確保がなされている。また、内側電極6の先端をテーパー状に尖らせることにより、プローブ下端部分の液切れがよくなり、液面がプローブの下端付近になった場合の検出精度を確保している。
一方、上記交流発振器3は、プローブ2を構成する外側電極7に電荷中和用の交流バイアス電圧を印加するためのもので、たとえば、演算増幅器A2、抵抗R11,R12,R13およびコンデンサC11を備えて構成されている。なお、この実施の形態のように外側電極7に印加する交流バイアス電圧としては、正弦波の外に矩形波や三角波であってもよい。なお、上記交流発振器3の構成としては、ここに例示したものに限定するものではなく、各種の構成のものを採用することができる。
また、CR型の自励発振器4は、プローブ2の電極6,7間の静電容量変化に応じて発すリ信号のデューティ比が変化するものであって、演算増幅器A1を有し、この演算増幅器A1のプラス端子側には正帰還用抵抗R1、および電源電圧Vccを分圧する抵抗R3,Rvが接続されている。特に、分圧用の抵抗R3,Rvの内、一方の抵抗Rvは発振出力レベル調整用の可変抵抗として接続されている。
また、演算増幅器A1のマイナス端子側には負帰還用抵抗R2が接続されるとともに、ダイオードDおよびプローブ2の電極6,7間に計測対象物9が介在された場合に生じる静電容量Caが接続される。なお、上記CR型の自励発振器4の構成としては、ここに例示したものに限定するものではなく、各種の構成のものを採用することができる。
したがって、この実施の形態におけるレベルセンサ1は、概念的には、図3に示すような構成となる。つまり、CR型の自励発振器4は、ダイオードDおよびプローブ2の電極6,7間に生じる静電容量Caを回路素子として全体が構成される。
なお、この実施の形態のようにダイオードDを設けると、発振出力のフルスケールレベルが小さく抑えられ、その後の信号処理の取り扱いが容易になる利点があるが、ダイオードDを省略することも可能である。また、可変抵抗Rvの抵抗値を調整することにより、電極6,7間に介在される液体等の計測対象物9の種類によって誘電率が種々異なる場合でも、発振出力レベルを適切に設定することができるので、この点でもその後の信号処理の取り扱いが容易になる。
この実施の形態のレベルセンサ1の作用について、自動車用の燃料タンクの液量を検出するために使用する場合を例にとって説明する。
まず、プローブ2の寸法関係であるが、自動車の燃料タンク用のレベルセンサに適用した場合、外側電極7の外形は約10〜15mm程度、内側電極6と外側電極7の間隔は、約1〜3mm程度に設定される。
いま、燃料タンク内に貯留されているガソリン等の液体9中にプローブ2を浸漬した状態において、交流発振器3から外側電極7に交流バイアス電圧が印加される。これによって両電極間6,7に生じる帯電が中和されるので、電極6,7間に介在する液体9により生じる静電容量Caのみを検出することができる。
ここで、プローブ2を液体9中に浸漬したときに両電極6,7間に生じる静電容量をCa、演算増幅器A1に接続されている各抵抗R1,R2,R3,Rvにより決まる回路定数をRとすると、自励発振器4の発振周波数fは、次式で与えられる。
f=1/(2π√R・Ca)
上式から分かるように、液体9の液面レベルが高くなると静電容量Caが大きくなるので、自励発振器4の発振周波数fは低くなる。これとは逆に、液面のレベルが低くなると静電容量Caが小さくなるので、自励発振器4の発振周波数fは高くなる。
また、上記自励発振器4では、発信周波数が変化するだけでなく、発する信号における波形のデューティ比が変化するのである。すなわち、上記自励発振器4は、図4に示すような、鋸型の三角波を発し、その1サイクル分の時間をT、波形の立ち上がり初期から頂点までの時間をt、頂点から波形の最後までの時間をtとしたとき、そのデューティ比Dは次式で表される。なお、Vaは三角波の最大電圧である(図1および図4参照)。
D=t/T=〔Ca・Rv・ln(Va/Vcc)〕/T
そして、液体9の液面レベルが高くなると静電容量Caが大きくなり、デューティ比Dが大きくなる。これとは逆に、液面のレベルが低くなると静電容量Caが小さくなって、デューティ比Dが小さくなる。
このように、液体9のレベル変化に応じて自励発振器4の発振周波数fが変化するので、この自励発振器4から出力される信号の発振周波数fをたとえばスペクトラムアナライザ等で計測することにより、燃料タンクの液量を検出することができる。しかも、静電容量Caに対応する発振周波数fを検出するようにすれば、外来ノイズの影響を受け難くなるため、従来よりも液体9のレベル変化を一層精度良く検出することが可能になる。
また、液体9のレベル変化に応じて自励発振器4のが発する波形のデューティ比Dが変化するので、その交流波を平滑化して出力し、電位レベルの大小として検出することもできる。このようにすることにより、外来ノイズの影響を受け難くなるため、従来よりも液体9のレベル変化を一層精度良く検出することが可能になる。
図5は、本発明の第2実施例を示す。
この例は、上記第1発振器と第2発振器が、単一の発振器が兼用された状態で存在するものである。
このレベルセンサ1は、プローブ2と、電荷中和用の第1発振器ならびに第2発振器として機能するオシレータ15とを備えている。16は上記オシレータから出力された交流波を平滑化する平滑回路、17は平滑回路16から出力された平滑波を増幅するオペアンプ、18はオペアンプ17から出力された平滑波の電位を上限値および下限値と比較する比較器である。この比較器18は、上記オペアンプ17から出力された平滑波の電位が上限値を越えるかあるいは下限値を下回ると信号を出力し、OUT1およびOUT2に出力される。OUT1はLEDであり、OUT2は出力端子である。
上記プローブ2は、図1に示したものと同様のものであり、シールドケーブル10も図1と同様のものが設けられている。
そして、内側電極6は接点aに接続され、外側電極7は接点bに接続されている。
上記オシレータ15は、プローブ2の電極6,7間における静電容量Csの変化に応じて発振周波数が変化するものであって、たとえば、演算増幅器IC1と、この演算増幅器IC1のプラス側電圧に接続される正帰還用抵抗R21,負帰還用抵抗R22およびコンデンサC1を備えて構成されている。上記演算増幅器IC1のプラス端子側には発振出力レベル調整用の可変抵抗T1が接続されており、電極6,7間に介在する液体等の計測対象物9の種類によって誘電率が種々異なる場合でも、上記可変抵抗T1によって発振出力レベルを適切に調整することができる。
また、演算増幅器IC1のマイナス端子側には負帰還用抵抗R22が接続されるとともに、接点aを介してプローブ2の電極6,7間に計測対象物9が介在された場合に生じる静電容量Caが接続される。
すなわち、接点aは演算増幅器IC1のマイナス側端子に接続されるとともに、点Jを介して抵抗R22およびコンデンサC1の一方の電極に接続されている。接点bはコンデンサC1の他方の電極に接続されている。
図において、逆三角形に記された印は電源であり、下部頂点に結線された電極はプラス電極であり、演算増幅器IC1のプラス側端子に接続されている。上辺に結線された電極はマイナス電極であり、1つは可変抵抗T1を介して演算増幅器IC1のプラス側端子に接続され、1つは接点bおよびコンデンサC1の上記他方電極に接続されている。
上記構成により、オシレータ15のコンデンサC1とプローブ2により構成されるコンデンサCsとは、図6(a)に示すような曲線を呈して充放電を繰り返す(点Jにおける電圧値である)。そうすると、演算増幅器IC1の出力電圧(点Kにおける電圧値である)は、図6(b)に示すような矩形波が出力される。
したがって、液体9の液面レベルが上昇すると静電容量Caが大きくなるので、オシレータ15が発する波形のデューティ比Dは大きくなる。これとは逆に、液面のレベルが低くなると静電容量Caが小さくなるので、オシレータ15が発する波形のデューティ比Dは小さくなる。
例えば、液体9の液面レベルが上昇すると、オシレータ15が発する波形のデューティ比Dが大きくなる結果、オシレータ15のコンデンサC1とプローブ2により構成されるコンデンサCsとは、図6(a)に示すような曲線を呈して充放電を繰り返し(点Jにおける電圧値である)、演算増幅器IC1の出力電圧(点Kにおける電圧値である)は、図6(b)に示すような矩形波が出力される。
反対に、液体9の液面レベルが下降すると、オシレータ15が発する波形のデューティ比Dが小さくなる結果、オシレータ15のコンデンサC1とプローブ2により構成されるコンデンサCsとは、図7(a)に示すような曲線を呈して充放電を繰り返し(点Jにおける電圧値である)、演算増幅器IC1の出力電圧(点Kにおける電圧値である)は、図7(b)に示すような矩形波が出力される。
図6(b),図7(b)に示した演算増幅器IC1の出力電圧は、平滑回路16に入力される。平滑回路16は、演算増幅器IC1の出力側に接続されたダイオードD1と、ダイオードD1の出力側に接続されたコンデンサC2とマイナス電源とから構成されている。
図6(b),図7(b)に示した演算増幅器IC1の出力電圧は、上記平滑回路16を通過することにより、それぞれ図6(c),図7(c)に示す平滑波に平滑化される。すなわち、図6(b)は液面9が比較的高いレベルの場合、図7(b)は液面9が比較的低いレベルの場合における演算増幅器IC1の出力電圧であり、これらが平滑化された液面9が比較的高いレベルの場合の平滑波は図6(c)に示す状態であり、液面9が比較的低いレベルの場合の平滑波は図7(c)に示す状態である。したがって、液面のレベルの昇降に対応して平滑波のレベルが昇降することになる。
そして、上記演算増幅器IC1の出力電圧は、上記平滑回路16を通過することにより、図示の点Lにおいて、それぞれ図6(c),図7(c)に示す平滑波になり、上記デューティ比Dが変化することから、その電位レベルは図7(c)よりも図6(c)の方が高くなる。
上記平滑波は、オペアンプ17で増幅されて比較器18に入力される。上記オペアンプは、演算増幅器IC2および可変抵抗T2,T3を備え、上記可変抵抗T2,T3により増幅レベルを調節可能になっている。
上記比較器18は、演算増幅器IC3,IC4および可変抵抗T4を備えている。上記演算増幅器IC3において入力された平滑波の電位レベルと予め設定された上限値とを比較し、平滑波の電位レベルが上限値を越えている場合に所定の電圧を出力する(図示の点M)。上記演算増幅器IC4において入力された平滑波の電位レベルと予め設定された下限値とを比較し、平滑波の電位レベルが下限値を下回った場合に所定の電圧を出力する(図示の点M)。上記可変抵抗T4により、上限値や下限値のレベルを調節できるようになっている。
上記比較器18の出力は、OUT1およびOUT2に入力され、LEDを発光させたり、その他の機器を動作させたりすることができるようになっている。
この例では、オシレータ15の点Jでの電圧波形が、図6(a),図6(b)のような交流波を呈し、この交流波が交流バイアス電圧として接点aを介して内側電極6に印加されている。このように、本実施の形態では、オシレータ15が、両電極6,7の一方に電荷中和用の交流バイアス電圧を印加する第1発振器と、上記電極6,7間の静電容量変化に応じて発振周波数が変化する第2発振器とが兼用された状態で存在しているのである。
このように、液体9のレベル変化に応じて自励発振器4の発する波形のデューティ比が変化するので、この自励発振器4から出力される交流波を平滑化して出力し、電位レベルの大小として検出することができる。
図8は、本発明の第3実施例を示す。
この例も上記第1発振器と第2発振器が、単一の発振器が兼用された状態で存在するものであり、実質的に第2実施例と同様の作用効果を奏するものであり、同様の部分には同じ符号を付している。
すなわち、15はプローブ2と接続された電荷中和用の第1発振器ならびに第2発振器として機能するオシレータである。16は上記オシレータから出力された交流波を平滑化する平滑回路、17は平滑回路16から出力された平滑波を増幅するオペアンプ、18はオペアンプ17から出力された平滑波の電位を上限値および下限値と比較する比較器である。この比較器18は、上記オペアンプ17から出力された平滑波の電位が上限値を越えたときおよび下限値を下回るときに信号を出力し、それぞれLED(D2,D3)を点燈させるようになっている。
なお、図において、19はオシレータ15のIC3を駆動するためのクロックパルスを発生させるパルス発生回路であり、20は波形を整える反転回路である。
上記プローブ2は、図1に示したものと同様のものであり、シールドケーブル10も図1と同様のものが設けられている。
上記オシレータ15は、プローブ2の電極6,7間における静電容量Csの変化に応じて発振周波数が変化するものであって、たとえば、演算増幅器(マルチバイブレータ)IC3と、この演算増幅器IC3に接続される抵抗R3およびコンデンサC4を備えて構成されている。上記演算増幅器IC1には発振出力レベル調整用の可変抵抗Tr1が接続されており、電極6,7間に介在する液体等の計測対象物9の種類によって誘電率が種々異なる場合でも、上記可変抵抗Tr1によって発振出力レベルを適切に調整することができる。
また、演算増幅器IC1に接続されたコンデンサC4と並列にプローブ(Sen)が接続されている。すなわち、プローブ2の一方の電極はコンデンサC4の一方の電極に接続され、他方の電極はコンデンサC4の他方の電極に接続されている。
図において、逆三角形に記された印は電源であり、上辺に結線された電極はマイナス電極であり、演算増幅器IC3の8端子に接続されるとともにコンデンサC4の一方の電極に接続されている。一方、下部頂点に結線された電極はプラス電極であり、1つは演算増幅器IC3の3,5,16端子に接続され、もう1つは可変抵抗Tr1、抵抗R3を介してコンデンサの他方電極およびIC3の2端子に接続されている。
上記構成により、オシレータ15のコンデンサC1とプローブ2により構成されるコンデンサCsとは、図6(a)に示すような曲線を呈して充放電を繰り返す(点Jにおける電圧値である)。そうすると、演算増幅器IC1の出力電圧(点Kにおける電圧値である)は、図6(b)に示すような矩形波が出力される。
したがって、液体9の液面レベルが上昇すると静電容量Caが大きくなるので、オシレータ15が発する波形のデューティ比Dは大きくなる。これとは逆に、液面のレベルが低くなると静電容量Caが小さくなるので、オシレータ15が発する波形のデューティ比Dは小さくなる。
例えば、液体9の液面レベルが上昇すると、オシレータ15が発する波形のデューティ比Dが大きくなる結果、オシレータ15のコンデンサC4とプローブ2により構成されるコンデンサCsとは、図6(a)に示すような曲線を呈して充放電を繰り返し、演算増幅器IC3の出力電圧は、図6(b)に示すような矩形波が出力される。
反対に、液体9の液面レベルが下降すると、オシレータ15が発する波形のデューティ比Dが小さくなる結果、オシレータ15のコンデンサC4とプローブ2により構成されるコンデンサCsとは、図7(a)に示すような曲線を呈して充放電を繰り返し、演算増幅器IC3の出力電圧は、図7(b)に示すような矩形波が出力される。
図6(b),図7(b)に示した演算増幅器IC3の出力電圧は、平滑回路16に入力される。平滑回路16は、演算増幅器IC3の出力側に接続されたダイオードD1と、ダイオードD1の出力側に接続されたコンデンサC5とマイナス電源とを含んで構成されている。
図6(b),図7(b)に示した演算増幅器IC3の出力電圧は、上記平滑回路16を通過することにより、それぞれ図6(c),図7(c)に示す平滑波に平滑化される。すなわち、図6(b)は液面9が比較的高いレベルの場合、図7(b)は液面9が比較的低いレベルの場合における演算増幅器IC3の出力電圧であり、これらが平滑化された液面9が比較的高いレベルの場合の平滑波は図6(c)に示す状態であり、液面9が比較的低いレベルの場合の平滑波は図7(c)に示す状態である。したがって、液面のレベルの昇降に対応して平滑波のレベルが昇降することになる。
そして、上記演算増幅器IC3の出力電圧は、上記平滑回路16を通過することにより、それぞれ図6(c),図7(c)に示す平滑波になり、上記デューティ比Dが変化することから、その電位レベルは図7(c)よりも図6(c)の方が高くなる。
上記平滑波は、オペアンプ17で増幅されて比較器18に入力される。上記オペアンプは、演算増幅器IC2および可変抵抗Tr2を備え、上記可変抵抗Tr2により増幅レベルを調節可能になっている。
上記比較器18は、演算増幅器IC4,IC4および可変抵抗Tr4,Tr3を備えている。上記演算増幅器IC4において入力された平滑波の電位レベルと予め設定された上限値とを比較し、平滑波の電位レベルが上限値を越えている場合に所定の電圧を出力する。また、上記演算増幅器IC4において入力された平滑波の電位レベルと予め設定された下限値とを比較し、平滑波の電位レベルが下限値を下回った場合にも所定の電圧を出力する。上記可変抵抗Tr3,Tr4により、上限値や下限値のレベルを調節できるようになっている。
上記比較器18の出力は、LED(D2,D3)を発光させたり、その他の機器を動作させたりすることができるようになっている。
この例では、オシレータ15の点Jでの電圧波形が、図6(a),図6(b)のような交流波を呈し、この交流波が交流バイアス電圧として接点aを介して内側電極6に印加されている。このように、本実施の形態では、オシレータ15が、両電極6,7の一方に電荷中和用の交流バイアス電圧を印加する第1発振器と、上記電極6,7間の静電容量変化に応じて発振周波数が変化する第2発振器とが兼用された状態で存在しているのである。
このように、液体9のレベル変化に応じて自励発振器4の発する波形のデューティ比が変化するので、この自励発振器4から出力される交流波を平滑化して出力し、電位レベルの大小として検出することができる。
この実施例では、デジタル回路で構成されるため、温度変化に対する安定性が高く、より高精度なレベル検知を行うことができる。
図9は、本発明の第4実施例を示す。
この例は、基本的に図1に示すものと同様であるが、内側電極6としてパイプ状のものではなく、ムクの棒状のものを用いている。それ以外は図1に示すものと同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。このものでも同様の作用効果を奏する。
なお、上記の各実施例では、レベルセンサ1を燃料タンクの液量を検出する場合を例にとって説明したが、本発明はこのような用途のものに限定されるものではなく、計測対象物9が湯液や試薬等の各種の液体や、食品類の粉体や粒体等のようなものに対しても広く適用することが可能である。この場合、計測しようとする計測対象物9の物性等により、外側電極7の外形や内側電極6と外側電極7の間隔等、プローブ2の寸法関係は適宜変更される。
また、上記各実施例では、プローブ2は、円管状をした一対の内側電極6と外側電極7とを同心状に配置した二重管構造のものであったが、内側電極6は円柱状のものであってもよい。さらに、両電極6,7は共に板状のものであってもよい。要するに、プローブ2は一対の電極間に液体等の計測対象物9が介在されることで静電容量が変化するものであれば特に形状は限定されない。
本発明に係るレベルセンサによれば、電荷中和用の第1発振器から電極に印加される交流バイアス電圧によって電極に生じる帯電が中和され、帯電の影響が除かれる。したがって、電極間に介在する計測対象物により生じる静電容量のみを検出することができる。また、第2発振器が発する信号のデューティ比の変化を検出することで被検出物体のレベル変化を検知するので、外来ノイズの影響を受け難くなる。これらにより、従来よりも計測対象物のレベル変化を一層精度良く検出することが可能になる。
また、本発明の燃料タンク用レベルセンサによれば、電荷中和用の第1発振器から電極に印加される交流バイアス電圧によって電極に生じる帯電が中和され、帯電の影響が除かれる。したがって、電極間に介在する計測対象物により生じる静電容量のみを検出することができる。また、第2発振器が発する信号のデューティ比の変化を検出することで被検出物体のレベル変化を検知するので、外来ノイズの影響を受け難くなる。これらにより、従来よりも計測対象物のレベル変化を一層精度良く検出することが可能になる。しかも、燃料タンクの寸法を必要以上に大きくする必要がなくなり、タンクの設計や設置スペースの確保が容易になる。しかも、電気的変化によって計測対象物のレベル変化を検出するので機械的な可動部分がなく、したがって、長寿命化を実現することができる。
本発明の第1実施例に係るレベルセンサの全体を示す構成図である。 上記レベルセンサにおいてプローブを構成する電極の断面図である。 本発明のレベルセンサの概念的な基本構成図である。 自励発振器が発する信号の波形を説明する図である。 本発明の第2実施例のレベルセンサを示す構成図である。 上記レベルセンサによる電圧波形を示す図であり、(a)はJ点、(b)はK点、(c)はL点における波形である。 上記レベルセンサによる電圧波形を示す図であり、(a)はJ点、(b)はK点、(c)はL点における波形である。 本発明の第3実施例のレベルセンサを示す構成図である。 本発明の第4実施例のレベルセンサを示す構成図である。 従来の静電容量方式のレベルセンサの概念的な基本構成図である。
符号の説明
1 レベルセンサ
2 プローブ
3 交流発振器
4 自励発振器
6 内側電極
7 外側電極
8 スペーサ
9 液体,液面
9 計測対象物
10 シールドケーブル
11 母材
12 絶縁層
15 オシレータ
16 平滑回路
17 オペアンプ
18 比較器
19 パルス発生回路
20 反転回路

Claims (5)

  1. 一対の電極を有し、これらの電極間に液体や粉体等の計測対象物が介在される場合における上記電極間の静電容量の変化に応じて上記計測対象物のレベル変化を検出する静電容量方式のレベルセンサであって、
    上記両電極のいずれか一方に対して電荷中和用の交流バイアス電圧を印加する第1発振器と、上記電極間の静電容量変化に応じて波形のデューティ比が変化する第2発振器とを備えることを特徴とするレベルセンサ。
  2. 上記第2発振器には、その信号入力側または信号入力側にダイオードが接続されている請求項1記載のレベルセンサ。
  3. 上記第2発振器は、演算増幅器を有し、この演算増幅器のプラス端子側には発振出力レベル調整用の可変抵抗が接続されている請求項1記載または2記載のレベルセンサ。
  4. 上記第1発振器と第2発振器は、単一の発振器が兼用された状態で存在するものである請求項1〜3のいずれか一項に記載のレベルセンサ。
  5. 一対の電極を有し、これらの電極間に燃料が介在される場合における上記電極間の静電容量の変化に応じて上記燃料のレベル変化を検出する静電容量方式の燃料タンク用レベルセンサであって、
    上記両電極のいずれか一方に電荷中和用の交流バイアス電圧を印加する第1発振器と、上記電極間の静電容量変化に応じて波形のデューティ比が変化する第2発振器とを備えてなることを特徴とする燃料タンク用レベルセンサ。
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