JP2008223635A - 燃料噴射弁の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート部に対し燃料流れの下流側に噴孔が形成された燃料噴射弁の製造方法において、シート部と噴孔の入口との距離のバラツキによる燃料噴射量のバラツキを抑制する。
【解決手段】燃料噴射弁1の製造方法は、ノズルニードル6が着座および離座するシート部32に対し、燃料流れの下流側に噴孔33が形成された燃料噴射弁1の製造方法であって、噴孔33の入口33aとシート部32との距離Lと、距離Lに対応する情報とのいずれかを計測する計測工程と、この距離Lが大きいほど入口33aの面取りRを大きく加工する加工工程とを備える。これにより、シート部と噴孔の入口との距離のバラツキによる燃料噴射量のバラツキを抑制できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート部に対し燃料流れの下流側に噴孔が形成された燃料噴射弁の製造方法に関するものである。
近年、ディーゼルエンジンの排出ガス低減の要望が高まり、法規制の上でもそれが強化されつつある。ディーゼルエンジンの排出ガス、特に黒煙を代表とするパティキュレートの低減には、噴射された噴霧の微粒化が有効であることが知られている。ここで、噴孔形状がばらつくと、燃料噴射弁の個体間で燃料噴射量がばらつくという問題が生じるため、噴孔形状のバラツキを低減した噴孔加工方法を、本出願人は提案している(特許文献1を参照)。
具体的に、砥粒を含有した加工媒体を噴孔の入口から噴孔の出口に向かって流し、噴孔内を流れる加工媒体の流量を測定する。この測定流量が予め設定した目標流量に到達した時に加工媒体の流れを停止する。これにより、噴孔形状のバラツキを低減している。
特開平9−209876号公報
特許文献1には記載されていないが、シート部に対し燃料流れの下流側に噴孔が形成された燃料噴射弁では、シート部と噴孔の入口との距離がばらつくと燃料噴射量がばらつくことを、本発明者が見出した。尚、この問題は、特許文献1には記載された噴孔加工方法に限らない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、シート部に対し燃料流れの下流側に噴孔が形成された燃料噴射弁の製造方法において、シート部と噴孔の入口との距離のバラツキによる燃料噴射量のバラツキを抑制することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の燃料噴射弁の製造方法は、ノズルニードルが着座および離座するシート部に対し、燃料流れの下流側に噴孔が形成された燃料噴射弁の製造方法であって、噴孔の入口とシート部との距離と、この距離に対応する情報とのいずれかを計測する計測工程と、この距離が大きいほど入口の面取りを大きく加工する加工工程とを備えることを特徴とする。
この製造方法では、入口とシート部との距離が大きいほど入口の面取りを大きく加工する。ここで、入口とシート部との距離が大きいほどサック室から入口への開口面積が大きくなるため、ノズルニードルがシート部に着座する際にサック室内の残留燃料が噴孔から噴射し易くなる。このため、ノズルニードルの着座速度が速まり、つまり、噴射終了タイミングが早まり、燃料噴射量が小さくなる。
したがって、この距離が大きくなることによって燃料噴射量が小さくなることを、入口の面取りを大きく加工することによって補償し、これによって、この距離のバラツキによる燃料噴射量のバラツキを抑制できる。
請求項2に記載の燃料噴射弁の製造方法は、加工工程において、入口とシート部との距離が大きいほど噴孔の内径を大きく加工することを特徴とする。この製造方法では、この距離が大きくなることによって燃料噴射量が小さくなることを、入口の面取りと噴孔の内径の両方を大きく加工することによって補償する。これによって、この距離のバラツキによる燃料噴射量のバラツキを、より確実に抑制できる。
請求項3に記載の燃料噴射弁の製造方法は、ノズルニードルが着座および離座するシート部に対し、燃料流れの下流側に噴孔が形成された燃料噴射弁の製造方法であって、噴孔の入口とシート部との距離と、この距離に対応する情報とのいずれかを計測する計測工程と、この距離が大きいほど噴孔の内径を大きく加工する加工工程とを備えることを特徴とする。
この製造方法では、この距離が大きくなることによって燃料噴射量が小さくなることを、噴孔の内径を大きく加工することによって補償する。これによって、この距離のバラツキによる燃料噴射量のバラツキを抑制できる。
請求項4に記載の燃料噴射弁の製造方法は、加工工程が、第1工程と第2工程とを備え、第1工程において砥粒を含有した加工媒体を噴孔の入口から噴孔の出口に向かって流し、第2工程において噴孔内を流れる加工媒体の流量を測定し且つ測定流量が予め設定した目標流量に到達した時に加工媒体の流れを停止し、入口とシート部との距離が大きいほど目標流量を大きく設定することを特徴とする。
この製造方法では、入口の面取りの大きさや噴孔の内径に対応した加工媒体の流量を測定し、入口とシート部との距離が大きいほど目標流量を大きく設定し、この目標流量で加工を停止する。これにより、この距離が大きくなることによって燃料噴射量が小さくなることを、入口の面取りや噴孔の内径を大きく加工することによって補償できる。したがって、この距離のバラツキによる燃料噴射量のバラツキを抑制できる。
請求項5に記載の燃料噴射弁の製造方法は、噴孔からの燃料噴射量と、入口とシート部との距離と、加工媒体の流量との関係をあらかじめ求めておき、この関係に基いて目標流量を設定することを特徴とする。これにより、あらかじめ求めておいた関係に基く目標流量で加工を停止でき、これにより、上述の効果を効率的に得ることができる。
本発明の一実施形態による燃料噴射弁の製造方法を、図面に基づいて説明する。
図1において、燃料噴射弁1は、制御ピストン5を上下方向へ摺動可能に収容孔22内に収容するノズルホルダ2と、ノズルニードル6を上下方向へ摺動可能に内部に収容するノズルボデー3と、ノズルボデー3をノズルホルダ2に固定するリテーニングナット4と、制御ピストン5を上下方向へ摺動させる電磁弁装置8とを備える。
供給ポンプ10から圧送された高圧燃料は、蓄圧器9とフィルタ7を介し、ノズルホルダ2の供給路21を通して、ノズルボデー3の送出路34に供給される。制御ピストン5を上下方向へ摺動させることによってノズルニードル6を上下方向へ摺動させるように構成され、ノズルニードル6を上方向へ摺動させることによって、送出路34に供給された高圧燃料が、ノズルボデー3の先端に形成された噴孔33から噴射されるように構成される。位置決めピン36は、供給路21と送出路34とを位置合わせさせるものである。
図2に示すように、ノズルボデー3の内面にはシート面31が形成され、シート面31においてノズルニードル6が着座および離座するシート部32に対し、燃料流れの下流側(図2において下側)に噴孔33が形成される。噴孔33の入口33aとシート部32との距離Lの位置に、入口33aの面取りがRで内径Dの噴孔33が形成される。
図2ではノズルニードル6がシート部32に着座しているため、図2は、噴孔33から燃料噴射がされていない状態を示す。ノズルニードル6が上方へ摺動してシート部32から離座すると、入口33aから出口33bへ向かって噴孔33から燃料噴射される。
次に、噴孔33の加工方法について図3から図5に基いて説明する。
図3に示すように、矢印P1の方向へノズルボデー3を加工治具12に装着し、矢印P2−P4の方向へ加工治具12を移動させ、矢印P5の方向へドリル11を下降させて噴孔33の下穴加工をする。
加工治具12は、ガイド121と位置決めピン122とを備え、ノズルボデー3においてノズルニードル6が摺動する収容孔38にガイド121を嵌合させ、ノズルボデー3において位置決めピン36が嵌合する位置決め穴37に位置決めピン122を嵌合させて、ノズルボデー3を加工治具12に装着する。加工治具12は、図示しない移動ステージに固定され、矢印P2−P4の方向へ加工治具12を移動可能に構成される。図3と図4において矢印P3の方向へ加工治具12を移動させてノズルボデー3を長手軸上に回転させ、図4に示すように、噴孔33の下穴加工をする。
尚、放電加工で下穴加工する場合、ドリル11の代わりに放電電極を下降させて下穴加工する。
噴孔33の仕上加工をする加工装置は13は、図5に示すように、サージタンク131と加圧ポンプ132とリリーフ弁133と流量計134と、これらを接続させる配管135、および、これらの作動を制御するコンピュータ136とを備える。
サージタンク131は、砥粒を含有する加工媒体(例えば軽油等の流体)を貯留するタンクであり、加工媒体に含有される砥粒は、例えば♯1000番のシリコンカーバイト等である。加圧ポンプ132は、加工媒体を加圧するポンプであり、リリーフ弁133は、ノズルボデー3内に導入される加工媒体の圧力を一定の圧力(例えば10メガパスカル(MPa))に制御する調圧弁である。
流量計134は、噴孔33から吐出した加工媒体の流量F(立法ミリメートル/分(mm/min))を計測するものであり、予め設定した目標流量F0に流量Fが到達した際に、加工装置13の作動を停止する。具体的に、メモリ136aを内蔵するコンピュータ136は、流量計134から流量Fの情報を常時取り込んで、流量Fが目標流量F0に到達した際に、加圧ポンプ132の作動を停止させ、加工媒体の流れを停止する。
これにより、噴孔33の入口33aから出口33bに向かって加工媒体を流すことによって噴孔33が仕上加工され、目標流量F0に対応する形状で、即ち、所定の内径Dと所定の面取りRで噴孔33が形成される。
次に、目標流量F0を設定するに際して、噴孔33からの燃料噴射量Jと、噴孔33から吐出した加工媒体の流量Fと、入口33aとシート部32との距離Lとの関係について図6から図8に基いて説明する。
図6(a)では、ノズルニードル6がシート部32から離座しているため、矢印j1にしたがって噴孔33から燃料噴射される。これに対して、図6(b)に示すノズルニードル6がシート部32に着座する際、サック室35からの残留燃料が矢印j2にしたがって噴孔33から噴射される。しかし、内径D1で面取りR1の噴孔33が距離L1の位置に配置されているため、サック室35から噴孔33への開口面積が小さくなり、ノズルニードル6の着座を妨げる力FP1がノズルニードル6に作用する。
これにより、ノズルニードル6の着座速度SP1が遅くなり、噴射終了タイミングが遅くなって、図6における噴孔33からの燃料噴射量J1が大きくなる。
図7(a)でも、ノズルニードル6がシート部32から離座しているため、矢印j3にしたがって噴孔33から燃料が噴射される。これに対して、図7(b)に示すノズルニードル6がシート部32に着座する際、サック室35からの残留燃料が矢印j4にしたがって、噴孔33から噴射される。
しかし、内径D1で面取りR1の噴孔33が、距離L1より大きい距離L2の位置に配置されているため、サック室35から噴孔33への開口面積が図6(b)の場合より大きくなる。したがって、ノズルニードル6の着座を妨げる力FP2は、力FP1より小さくなり、ノズルニードル6の着座速度SP2は、着座速度SP1より速くなる。この結果、噴射終了タイミングが速くなって、図7における噴孔33からの燃料噴射量J2が燃料噴射量J1より小さくなる。
したがって、内径Dと面取りRが同じであっても、即ち、加工媒体の流量Fが同じであっても、距離Lが大きくなると燃料噴射量Jが小さくなる。つまり、シート部32と噴孔33の入口33aとの距離Lのバラツキによって燃料噴射量Jがバラツクという問題が生じている。
このため、燃料噴射量Jを同じにするためには、距離Lが大きくなるほど、内径Dと面取りRを大きくする、即ち、加工媒体の流量Fを増加する必要がある。つまり、距離Lが大きくなることによって燃料噴射量Jが小さくなることを、内径Dと面取りRを大きく加工することによって補償し、これによって、距離Lのバラツキによる燃料噴射量Jのバラツキを抑制することができる。この関係を、図8において、模式的にグラフG1,G2で示す。
例えば、グラフG1から、燃料噴射量J1を得るためには、距離Lが大きくなるほど、加工媒体の流量Fを増加する必要があることが理解できる。また、グラフG1,G2から、距離Lが距離L1,L2で異なる場合、同じ流量F1であっても、燃料噴射量Jがそれぞれ燃料噴射量J1,J2で異なることが理解できる。また、グラフG1,G2から、同じ距離L2であっても、流量F1から流量F2に増加すれば、燃料噴射量J2から燃料噴射量J1に増加することが理解できる。
図8に示す燃料噴射量Jと流量Fと距離Lとの関係を、実験的にあらかじめ求めておいて、コンピュータ136のメモリ136aに記憶させておく。尚、図8においては、図を見易くするため、燃料噴射量Jが一定のグラフを、グラフG1、G2のみ示している。
このように、距離Lのバラツキによって燃料噴射量Jがバラツクため、次に、距離Lの
計測方法について図9と図10に基いて説明する。
図9に示すように、矢印M1の方向へノズルボデー3を、ガイド141とガイド141の先端側に形成された計測ロッド142と位置決めピン143とを備え計測治具14に装着する。収容孔38にガイド141を嵌合させ、位置決め穴37に位置決めピン143を嵌合させて、ノズルボデー3を計測治具14に装着する。
計測治具14は、図示しない移動ステージに固定され、矢印M2−M4の方向へ計測治具14を移動可能に構成される。矢印M2−M4の方向へ計測治具14を移動させ、図10において、図示しない顕微鏡によって矢印M5の方向から噴孔33の中心軸33cに沿って噴孔33を観察できる位置に、計測治具14を固定する。この固定後、図9と図10において、計測治具14から矢印M6の方向へノズルボデー3を取り外し、図10において、計測ロッド142の先端中心142aを顕微鏡で矢印M7の方向から観察できる位置へ計測治具14を移動させる。具体的に、中心軸33cに垂直な矢印M8の方向へ、距離Xだけ計測治具14を移動させる。
図2と図10から理解されるように、計測ロッド142は、ノズルボデー3においてシート部32を特定する治具であり、距離Xを計測して、距離Lを以下の計算式によって算出する。
L=(Ds×COSθ1+X)/COS(90°−θ1−θ2)・・・(計算式)
この計算式をコンピュータ136のメモリ136aに記憶させておいて、計測した例えば距離X0をコンピュータ136に入力して、距離L0を算出させる。また、上述したように、メモリ136aには、図8に示す燃料噴射量Jと流量Fと距離Lとの関係が記憶されているため、例えば、燃料噴射量J2にする場合、これをコンピュータ136に入力して、グラフG2と算出した距離L0から、目標流量F0を決定する。
したがって、図5において、コンピュータ136は、流量計134から流量Fの情報を常時取り込んで、流量Fが目標流量F0に到達した際に、加圧ポンプ132の作動を停止させ、加工媒体の流れを停止する。これにより、噴孔33の入口33aから出口33bに向かって加工媒体を流すことによって仕上加工され、距離L0において燃料噴射量J2に仕上げ加工する目標流量F0に対応する形状で、即ち、距離L0において燃料噴射量J2にする所定の内径Dと所定の面取りRで形成される。
この結果、距離Lが大きくなることによって燃料噴射量Jが小さくなることを、内径Dと面取りRを大きく加工することによって補償し、これによって、距離Lのバラツキによる燃料噴射量Jのバラツキを抑制できる。
また、あらかじめ求めておいた関係に基く目標流量F0で加工を停止するため、上述の効果を効率的に得ることができる。
(変形例)
上述の例では、燃料噴射量Jを同じにするために、距離Lが大きくなるほど内径Dと面取りRを大きくしたが、これに限らない。距離Lが大きくなるほど、内径Dと面取りRのいずれかを大きくすることによっても、燃料噴射量Jを同じにすることが可能である。
また、上述の例では、加工媒体を噴孔33の入口33aから出口33bに向かって流す加工装置13によって、内径Dと面取りRを大きくしているが、これに限らない。
また、上述の例では、距離Lに対応する情報である距離Xを光学的に計測することによって、距離Lを算出したが、これに限らない。
以上、本実施形態による燃料噴射弁1の製造方法は、ノズルニードル6が着座および離座するシート部32に対し、燃料流れの下流側に噴孔33が形成された燃料噴射弁1の製造方法であって、噴孔33の入口33aとシート部32との距離Lと、距離Lに対応する情報とのいずれかを計測する計測工程と、この距離Lが大きいほど入口33aの面取りRを大きく加工する加工工程とを備える。これにより、シート部に対し燃料流れの下流側に噴孔が形成された燃料噴射弁の製造方法において、シート部と噴孔の入口との距離のバラツキによる燃料噴射量のバラツキを抑制できる。
尚、上述した例に限らないで、これらの組み合わせや、他の種々の変形例が考えられる。
図1は、本発明の一実施形態による製造方法に係る燃料噴射弁1の横断面図である。 図2は、図1中のII部の拡大断面図である。 図3は、図2に示す噴孔33の下穴加工を説明するための断面図である。 図4は、図3中のIV矢視拡大図である。 図5は、噴孔33の仕上加工を説明するための構成図である。 図6(a)は、図2中のVIA部の拡大断面図であり、図6(b)は、図6(a)においてノズルニードル6がシート部32に着座する際の断面図である。 図7(a)は、図2中のVIIA部の拡大断面図であり、図7(b)は、図7(a)においてノズルニードル6がシート部32に着座する際の断面図である。 図8は、噴孔33からの燃料噴射量Jと図5に示す流量Fと図6と図7に示す距離Lとの関係を説明するためのグラフである。 図9は、距離Lの計測方法を説明するための断面図である。 図10は、図9中のX部の拡大断面図である。
符号の説明
1 燃料噴射弁、2 ノズルホルダ、21 供給路、22 収容孔、3 ノズルボデー
31 シート面、32 シート部、33 噴孔、33a 入口、33b 出口
33c 中心軸、34 送出路、35 サック室、36 位置決めピン
37 位置決め穴、38 収容孔、4 リテーニングナット、5 制御ピストン
6 ノズルニードル、7 フィルタ、8 電磁弁装置、9 蓄圧器、10 供給ポンプ
11 ドリル、12 加工治具、121 ガイド、122 位置決めピン
13 加工装置、131 サージタンク、132 加圧ポンプ、133 リリーフ弁
134 流量計、135 配管、136 コンピュータ、136a メモリ
14 計測治具、141 ガイド、142 計測ロッド、142a 先端中心
143 位置決めピン

Claims (5)

  1. ノズルニードルが着座および離座するシート部に対し、燃料流れの下流側に噴孔が形成された燃料噴射弁の製造方法であって、
    前記噴孔の入口と前記シート部との距離と、該距離に対応する情報とのいずれかを計測する計測工程と、
    前記距離が大きいほど前記入口の面取りを大きく加工する加工工程とを備えることを特徴とする燃料噴射弁の製造方法。
  2. 前記加工工程において、前記距離が大きいほど前記噴孔の内径を大きく加工することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射弁の製造方法。
  3. ノズルニードルが着座および離座するシート部に対し、燃料流れの下流側に噴孔が形成された燃料噴射弁の製造方法であって、
    前記噴孔の入口と前記シート部との距離と、該距離に対応する情報とのいずれかを計測する計測工程と、
    前記距離が大きいほど前記噴孔の内径を大きく加工する加工工程とを備えることを特徴とする燃料噴射弁の製造方法。
  4. 前記加工工程は、第1工程と第2工程とを備え、
    前記第1工程において、砥粒を含有した加工媒体を前記入口から前記噴孔の出口に向かって流し、
    前記第2工程において、前記噴孔内を流れる加工媒体の流量を測定し、且つ、該測定流量が予め設定した目標流量に到達した時に加工媒体の流れを停止し、
    前記距離が大きいほど前記目標流量を大きく設定することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の燃料噴射弁の製造方法。
  5. 前記噴孔からの燃料噴射量と前記距離と前記流量との関係をあらかじめ求めておき、
    前記関係に基いて前記目標流量を設定することを特徴とする請求項4に記載の燃料噴射弁の製造方法。
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