JP2008223627A - 送液装置、燃料電池型発電装置、及び電子機器 - Google Patents

送液装置、燃料電池型発電装置、及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2008223627A
JP2008223627A JP2007063729A JP2007063729A JP2008223627A JP 2008223627 A JP2008223627 A JP 2008223627A JP 2007063729 A JP2007063729 A JP 2007063729A JP 2007063729 A JP2007063729 A JP 2007063729A JP 2008223627 A JP2008223627 A JP 2008223627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
electroosmotic
liquid feeding
feeding device
downstream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007063729A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5061666B2 (ja
Inventor
Takayuki Sunago
貴之 砂子
Nobuyoshi Furuya
修良 古谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2007063729A priority Critical patent/JP5061666B2/ja
Publication of JP2008223627A publication Critical patent/JP2008223627A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5061666B2 publication Critical patent/JP5061666B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】電気浸透流ポンプの電極より発生する気泡を確実に除去する。
【解決手段】電気浸透材51の上流側及び下流側に電極53,54が設けられた電気浸透流ポンプ50と、電気浸透流ポンプ50の下流側に液体の流路を形成する下流側流路構造体70と、を備える送液装置40である。下流側流路構造体70は、電気浸透流ポンプ50との対向面に凹部71を有し、凹部71の底面の中央に液体が排出される排出孔72が設けられるとともに、凹部71の外周部には気体のみを透過させる気体透過膜74aにより塞がれた脱気孔74が設けられ、電気浸透流ポンプ50と排出孔72との間には、電気浸透流ポンプ50により送出される液体を凹部71の外周部に誘導させる誘導部材(迂回部材)81が設けられている。
【選択図】図7

Description

本発明は、電気浸透現象を用いた電気浸透流ポンプを備える送液装置、送液装置を備える燃料電池型発電装置、及び燃料電池型発電装置を備えた電子機器に関する。
近年、エネルギー変換効率の高いクリーンな電源として燃料電池が注目されるようになり、燃料電池自動車、携帯機器、電化住宅などに幅広く実用化されてきている。燃料電池は改質方式と燃料直接方式の2つに分類される。改質方式は、燃料と水から水素を改質器で生成した後に、水素を発電セルに供給する方式であり、燃料直接方式は、燃料と水を改質せずに発電セルに供給する方式である。
何れの場合でも、燃料や水を送液するための動力源としてポンプが用いられる。ポンプには、遠心式、容積回転式、容積往復式等といった機械的に動作するものがあるが、機械的可動部を持たずに液体を送液する電気浸透流ポンプを備える送液装置が考案されている(例えば、特許文献1参照)。
電気浸透流ポンプは電気浸透現象を用いたものであり、管材に充填された誘電体からなる電気浸透材と、電気浸透材の上流側及び下流側に配置された電極とを備える。電気浸透材は、例えば、管材の流れ方向に配置されたシリカ繊維等の誘電体からなる。
電気浸透流ポンプは以下のような原理により動作する。即ち、電気浸透材に液体が接触すると、電気浸透材の表面が帯電し、その接触界面近傍には液体中のカウンターイオンが集まり、電荷が過剰となる。ここで、電極間に電圧を印加することで電気浸透材内に電界が生じると、液体中のカウンターイオンが移動し、液体の粘性により液体全体が流れる。例えば、電気浸透材がシリカで、液体が水とメタノールの混合液である場合には、シリカの表面に「−Si−OH」(シラノール基)が生成され、シラノール基がSi−Oとなり、シリカの表面が負に帯電し、界面近傍には、液体中の正イオン(カウンターイオン)が集まり、液体中では正電荷が過剰となる。そして、電極間に電圧を加えると過剰な正電荷が陰極方向に移動し、粘性により液体全体が陰極側に流れる。
このような原理で駆動する電気浸透流ポンプは、可動部がなく構造が単純であり、小型化が可能、無脈動、無騒音、等の利点がある。
また、駆動液体の自己充填機構とガス抜き機構とをさらに備える送液装置の提案も行なわれている(特許文献2参照)。
特開2006−22807号公報 特開2006−311796公報
しかし、電気浸透流ポンプによる送液を継続すると、両電極に液体の電気分解により気泡が発生する。このため、上流側の電極近傍に発生する気泡は電気浸透流ポンプの上流側に蓄積するため、電気浸透材の有効流路面積を小さくし、液体の送液効率を低下させるおそれがある。また、下流側の電極近傍に発生する気泡は液体とともに下流へ流れるため、下流に設けた流量センサが気泡の通過によって液体の正確な流量を検出できなくなるおそれがある。
この問題を解決するために、特許文献2に示すような送液装置も開発されている。
しかし、特許文献2に記載されるような構造においても、下流では、流路で発生した気泡が気体透過性及び液体遮断性を有する気体透過膜(気体を透過させやすく、液体を透過させにくい膜)まで届く前に液体透過性及び気体遮断性を有する液体透過膜(液体を透過させやすく、気体を透過させにくい膜)に到達してしまう場合があり、流路の液体透過膜に局所的に高い圧力がかかると、通常は透過しない気体を透過させてしまうという問題があった。
本発明の課題は、電気浸透流ポンプにより送出される液体に混ざっている気体を良好に除去することができる送液装置、その送液装置を用いた燃料電池型発電装置、及びその燃料電池型発電装置を備えた電子機器を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、電気浸透材の上流側及び下流側に電極が設けられた電気浸透流ポンプと、前記電気浸透流ポンプの下流側に液体の流路を形成する下流側流路構造体と、を備え、前記下流側流路構造体には、液体透過性及び気体遮断性を有する液体透過膜により塞がれた排出孔と、液体遮断性及び気体透過性を有する気体透過膜により塞がれた脱気孔と、が設けられ、前記電気浸透流ポンプと前記排出孔との間には、前記電気浸透流ポンプにより送出される液体に混ざっている気体を前記液体透過膜に到達するよりも先に前記気体透過膜に到達するように前記送出される液体を誘導する誘導部材が設けられていることを特徴とする送液装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の送液装置であって、前記下流側流路構造体は、前記電気浸透流ポンプとの対向面に凹部を有し、前記排出孔は、前記凹部の底面の中央にあることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の送液装置であって、前記下流側流路構造体は、前記電気浸透流ポンプとの対向面に凹部を有し、前記脱気孔は、前記凹部の外周部にあることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の送液装置であって、前記凹部の底面には、前記排出孔の周囲に、気体透過膜により塞がれた脱気孔がさらに設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1または2に記載の送液装置であって、前記下流側流路構造体は、前記電気浸透流ポンプとの対向面に凹部を有し、前記脱気孔は、前記凹部の底面の前記排出孔の周囲にあることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の送液装置であって、前記誘導部材は錐形であり、その頂点が上流側に配置されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の送液装置であって、前記誘導部材は、その上流側の断面積が下流側の断面積より小さいことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の送液装置と、前記送液装置により燃料が供給される発電セルと、を備えることを特徴とする燃料電池型発電装置である。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の燃料電池型発電装置と、前記燃料電池型発電装置によって発電された電気により動作する電子機器本体と、を備えることを特徴とする電子機器である。
本発明によれば、電気浸透流ポンプにより送出される液体に混ざっている気体を良好に除去することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
〔電子機器〕
図1は電子機器1000のブロック図である。電子機器1000は、燃料電池型の燃料電池型発電装置1と、燃料電池型発電装置1により生成された電気エネルギーを適切な電圧に変換するDC/DCコンバータ904と、DC/DCコンバータ904に接続される2次電池905と、それらを制御する制御部906と、DC/DCコンバータ904より電気エネルギーが供給される電子機器本体901と、を備える。
燃料電池型発電装置1は後述するように、電気エネルギーを生成しDC/DCコンバータ904に出力する。DC/DCコンバータ904は燃料電池型発電装置1により生成された電気エネルギーを適切な電圧に変換したのちに電子機器本体901や制御部906に供給する機能の他に、燃料電池型発電装置1により生成された電気エネルギーを2次電池905に充電し、燃料電池型発電装置1が動作していない時に、2次電池905に蓄電された電気エネルギーを電子機器本体901や制御部906に供給する機能も果たせるようになっている。制御部906は電子機器本体901に安定して電気エネルギーが供給されるように燃料電池型発電装置1やDC/DCコンバータ904の制御を行う。
次に、燃料電池型発電装置1について詳細に説明する。
〔燃料電池型発電装置〕
図2は燃料電池型発電装置1のブロック図である。燃料電池型発電装置1は、燃料カートリッジ2,2と、送液装置40,40と、流路制御部100と、マイクロリアクタ6及び発電セル20と、エアポンプ30等とからなる。燃料電池型発電装置1は二つの燃料カートリッジ2,2を持つシステムとしている。
流路制御部100は例えば、複数枚の基板を積層した多層基板からなり、流路制御部100には送液装置40、マイクロリアクタ6、発電セル20、エアポンプ30が表面実装されている。また、流路制御部100はマイクロバルブ33〜35、及び流量センサ36〜38を備える(内蔵している)。
マイクロバルブ33は、送液装置40から気化器7に流れる混合液の流れを開弁・閉弁することによって許容または阻止するon−offバルブである。マイクロバルブ34はエアポンプ30からマイクロリアクタ6内の一酸化炭素除去器9に流れる空気の流量を制御する制御バルブ(可変バルブ)である。マイクロバルブ35はエアポンプ30からマイクロリアクタ6内の燃焼器10に流れる空気の流量を制御する制御バルブ(可変バルブ)である。
流量センサ36は燃料カートリッジ2,2からマイクロリアクタ6内の気化器7までの流路中に設けられ、燃料カートリッジ2,2から気化器7に流れる混合液の流量を検出する。流量センサ37はエアポンプ30からマイクロリアクタ6内の一酸化炭素除去器9までの流路中に設けられ、エアポンプ30から一酸化炭素除去器9に流れる空気の流量を検出する。流量センサ38はエアポンプ30からマイクロリアクタ6内の燃焼器10までの流路中に設けられ、エアポンプ30からマイクロリアクタ6内の燃焼器10に流れる空気の流量を検出する。
燃料カートリッジ2内には燃料と水の混合液が貯留されている。燃料カートリッジ2,2の壁面には、燃料排出孔が形成されている。燃料排出孔には送液装置40に通じる配管が挿入される。
この燃料排出孔には逆止弁2aが設けられている。この逆止弁2aは例えば、可撓性・弾性を有する材料(例えば、エラストマー)をダックビル状に形成したダックビル弁であり、そのダックビル状の先端を燃料カートリッジ2,2の内部に向けた状態で嵌め込まれている。逆止弁2aによって、混合液が燃料排出孔から燃料カートリッジ2の外への漏れを防止することができる。
燃料排出孔は送液装置40と対向して設けられ、燃料カートリッジ2,2が送液装置40に対して着脱可能とされている。
ここでは、送液装置40は後述するように、燃料カートリッジ2から混合液を吸引し、マイクロリアクタ6内の気化器7へ送液する例で説明するが、送液装置40は上記の場所に限らず、システム内の液体を送る部分に同様に用いることができる。
マイクロリアクタ6は、図1に示すように、気化器7、改質器8、一酸化炭素除去器9及び燃焼器10をユニット化したものであり、気化器7が改質器8に通じ、改質器8が一酸化炭素除去器9に通じている。マイクロリアクタ6は真空断熱パッケージ11の中に収容されている。
マイクロリアクタ6の流路制御部100との対向面には6つのポート12〜17が設けられている。マイクロリアクタ第一ポート12は気化器7に通じる入力ポート、マイクロリアクタ第二ポート13は一酸化炭素除去器9に通じる入力ポート、マイクロリアクタ第三ポート14は燃焼器10に通じる入力ポート、マイクロリアクタ第四ポート15は燃焼器10からの出力ポート、マイクロリアクタ第五ポート16は燃焼器10に通じる入力ポート、マイクロリアクタ第六ポート17は一酸化炭素除去器9からの出力ポートである。
発電セル20は、触媒を担持した燃料極21と、触媒を担持した酸素極22と、燃料極21と酸素極22の間に挟持された電解質膜23とをユニット化したものである。
発電セル20の流路制御部100との対向面には4つのポート24〜27が設けられている。発電セル第一ポート24は燃料極21に通じる入力ポート、発電セル第二ポート25は燃料極21からの出力ポート、発電セル第三ポート26は酸素極22に通じる入力ポート、発電セル第四ポート27は酸素極22からの出力ポートである。
図2に示すように、エアポンプ30の吸引側にはエアフィルタ31が設けられており、外部の空気がエアフィルタ31を介してエアポンプ30に吸引される。エアポンプ30には排出ポート32が設けられ、エアポンプ30に吸引された空気が排出ポート32から排出され、流路制御部100内の流路を通して、各部に供給される。
〔燃料電池型発電装置の動作〕
次に、この燃料電池型発電装置1の動作について説明する。
まず、送液装置40の作用によって、燃料カートリッジ2から気化器7へ混合液が送液される。
一方、エアポンプ30が作動すると、外部の空気がエアフィルタ31を通ってエアポンプ30に吸引され、吸引された空気が排出ポート32から一酸化炭素除去器9、燃焼器10及び酸素極22に送られる。
気化器7に送られた混合液は気化され、気化した燃料と水の混合気は改質器8に送られる。改質器8では、気化器7から供給された混合気から水素及び二酸化炭素が改質反応触媒により生成され、更に微量な一酸化炭素も生成される。なお、燃料カートリッジ2内の混合液がメタノールと水の混合液である場合には、化学反応式(1)、(2)のような触媒反応が改質器8で起こる。
CH3OH+H2O→3H2+CO2 … (1)
2+CO2→H2O+CO … (2)
改質器8で生成された混合気は一酸化炭素除去器9に供給されて、エアポンプ30の排出ポート32からマイクロリアクタ第二ポート13経由で供給された空気と混合される。一酸化炭素除去器9では、混合気中の一酸化炭素ガスが化学反応式(3)に示すように選択酸化反応触媒により優先的に酸化(燃焼)されて、一酸化炭素が除去される。
2CO+O2→2CO2 … (3)
一酸化炭素が除去された状態の混合気には水素ガスが含まれ、その混合気がマイクロリアクタ第六ポート17から発電セル第一ポート24を経由して、発電セル20の燃料極21に供給される。酸素極22にはエアポンプ30の排出ポート32から発電セル第三ポート26経由で空気が供給される。そして、燃料極21にマイクロリアクタ第六ポート17から発電セル第一ポート24経由で供給された混合気中の水素が、電解質膜23を介して、酸素極22に供給された空気中の酸素と電気化学反応することによって、燃料極21と酸素極22との間で電力が生じる。
なお、電解質膜23が水素イオン透過性の電解質膜(例えば、固体高分子電解質膜)の場合には、燃料極21では次式(4)のような反応が起き、燃料極21で生成された水素イオンが電解質膜23を透過し、酸素極22では次式(5)のような反応が起こる。
2→2H++2e- …(4)
2H++1/2O2+2e-→H2O …(5)
酸素極22で未反応の空気は発電セル第四ポート27から外部に放出される。燃料極21で未反応の水素が含まれる混合気は出力ポートである発電セル第二ポート25からマイクロリアクタ第五ポート16経由で燃焼器10に送られる。更に、燃焼器10にはエアポンプ30の排出ポート32からマイクロリアクタ第三ポート14経由で空気が供給される。そして、燃焼器10内では水素が酸化されることで燃焼熱が発生し、その燃焼熱によって気化器7、改質器8及び一酸化炭素除去器9が加熱される。そして、各種の生成物を含む混合気が燃焼器10の出力ポートであるマイクロリアクタ第四ポート15から外部に排出される。
〔送液装置〕
ここで、送液装置40の詳細な構造について説明する。図3は送液装置40を燃料カートリッジ2側から見た斜視図、図4は送液装置40を流路制御部100側から見た斜視図、図5は送液装置40を燃料カートリッジ2側から見た分解斜視図、図6は送液装置40を流路制御部100側から見た分解斜視図、図7は図3のVII−VII矢視断面図である。
送液装置40は、図3〜図7に示すように、電気浸透流ポンプ50と、上流側流路構造体60と、下流側流路構造体70とを接合してなる。
電気浸透流ポンプ50は、電気浸透材51と、ホルダー52と、引き出し電極53,54とを備える。
電気浸透材51は板状のもので、ここでは円板形であり、ホルダー52内に側面を密着して納められる。ホルダー52は絶縁体からなり、電気浸透材51を収容する内空52aが形成されている。また、ホルダー52の厚さは、電気浸透材の厚さとほぼ同じになっている。内空52aに電気浸透材51が収容されることにより、電気浸透材51の径方向の位置が固定される。
電気浸透材51は、誘電体の多孔質材(例えば多孔質のセラミック等)、繊維材又は粒子充填材が円板状に形成されてなり、吸液性を有する。電気浸透材51の両面には、白金等がスパッタ、蒸着等されることにより電極が形成されている。
引き出し電極53,54は、電気浸透材51の両面の電極に接触するように配置される。引き出し電極53,54には、電気浸透材51よりも径が小さい円形の開口53a,54aが形成されている。この開口53a,44aの内周部が電気浸透材51の電極の外周部と当接する。引き出し電極53,54により電気浸透材51の軸方向の位置が固定される。
電気浸透材51は、引き出し電極53の開口53a側から混合液を吸収する。
引き出し電極53,54の材料としては、鉄、銅合金、SUS等を用いることができ、電極及び混合液との接触による酸化反応を防止するために金メッキ処理が施されている。引き出し電極と電気浸透材51の電極面との接続は、導電性を持った接着剤(例えば藤倉化成製ドータイトFA−730、XA−819A等)を用いて行うことができる。
上流側流路構造体60は電気浸透流ポンプ50に対して燃料カートリッジ2側に設けられる。
上流側流路構造体60の電気浸透流ポンプ50側の面には、凹部61が設けられている。凹部61の中央には導入孔62が貫通しており、導入孔62よりも外側部に脱気孔63が設けられている。
また、凹部61には、脱気孔63を覆うように環状の気体透過膜63aが貼り付けられている。気体透過膜63aは、酸素や水素といった気体を透過させやすく、水、メタノールといった液体を透過させにくい性質を有する疎水性膜(気体透過膜)である。
上流側流路構造体60の燃料カートリッジ2側の面には、中央に導入管66が設けられている。導入管66の内空は導入孔62に繋がっており、導入管66が燃料カートリッジ2,2のダックビル弁に挿入されることで、電気浸透流ポンプ50に混合液を導入する導入流路となる。
導入管66の周りに環状溝67が形成され、環状溝67から外側四方に直線状溝68が形成されている。複数の脱気孔63は、この環状溝67の部分に貫通している。この脱気孔63、環状溝67及び直線状溝68が酸素除去経路(気泡除去経路)となる。
上流側流路構造体60の燃料カートリッジ2側の面が燃料カートリッジ2の面と密着していても、環状溝67、直線状溝68が設けられていることにより、脱気孔63が塞がれることなく、脱気孔63から排出される気泡を確実に外部に除去することができる。
電子機器1000に搭載される燃料電池型発電装置1においては、機器の姿勢を固定できない場合がある。特に常時持ち運んで使用するラップトップPCのような電子機器1000では、燃料電池型発電装置1内に配置された送液装置40もまた天地が不定となる。気体透過膜63aは、送液装置40の天地が不定となった場合にも、電気浸透材51表面の上流側の電極から発生した気泡を凹部61内に澱ませることなく安定的に外部に放出することができる。
上流側流路構造体60の電気浸透流ポンプ50側の面は、凹部61の外周部において引き出し電極53と接合される。
図8は下流側流路構造体70を電気浸透流ポンプ50側から見た斜視図であり、図9は下流側流路構造体70を流路制御部100側から見た斜視図であり、図10は下流側流路構造体70の分解斜視図である。
下流側流路構造体70は電気浸透流ポンプ50に対して流路制御部100側に設けられる。
下流側流路構造体70の電気浸透流ポンプ50側の面には、凹部71が設けられている。凹部71の底部には中央に排出孔72が貫通しており、排出孔72よりも外側部に脱気孔73が設けられている。
さらに、凹部71の底部には、脱気孔73よりも外側部に、後述する流路形成部材80が嵌合される環状の溝75が設けられている。
また、凹部71の側面部には、外側に向かって貫通する脱気孔74が放射状に設けられている。
凹部71には、排出孔72を覆うように液体透過膜72aが貼り付けられているとともに、脱気孔73,74を覆うように環状の気体透過膜73a,74aが貼り付けられている。
気体透過膜73a,74aは、気体透過膜63aと同様に、酸素や水素といった気体を透過させ、水、メタノールといった液体を透過させない性質を有する疎水性膜である。
これに対して、液体透過膜72aは、気体透過膜64,45fとは反対に、水、メタノールといった液体を透過させやすく、酸素や水素といった気体を透過させにくい性質を有する親水性膜(液体透過膜)である。
疎水性膜としては、例えば最低ブレークスルーポイント(内圧を高めていったときに膜を液体が通過し始める圧力値)が220kPaの日東電工製NTF1125を用いることができる。また、親水性膜としては、例えば最低バブルポイント(内圧を高めていったときに膜を気泡が通過し始める圧力値)が240kPaのアドバンテック製H020Aを用いることができる。
ここで、親水性膜の最低バブルポイント及び、疎水性膜の最低ブレークスルーポイントはそれぞれ高いほうが親水性膜の気泡リーク及び、疎水性膜の液体リークを防止できるのだが、膜が緻密となるために親水性膜の液体通過及び、疎水性膜の気泡通過の際に圧力損失を生じポンプ性能の低下を招きかねない。従って、電気浸透材の性能に合わせた親水性膜及び、疎水性膜の設定が必要である。
下流側流路構造体70の流路制御部100側の面には、中央に排出管76が設けられている。排出管76の内空は排出孔72に繋がっており、排出管76が流路制御部100のマイクロバルブ33へ繋がる流路に接続されており、混合液の流路となる。
排出管76の周りに環状溝77が形成され、環状溝77から外側四方に直線状溝78が形成されている。複数の脱気孔73は、この環状溝77の部分に貫通している。この脱気孔73、環状溝77及び直線状溝78が水素除去経路(気泡除去経路)となる。また、脱気孔74も水素除去経路(気泡除去経路)となる。
下流側流路構造体70の流路制御部100側の面が流路制御部100と密着していても、環状溝77、直線状溝78が設けられていることにより、脱気孔73が塞がれることなく、脱気孔73から排出される気泡を確実に外部に除去することができる。
電子機器1000に搭載される燃料電池型発電装置1においては、機器の姿勢を固定できない場合がある。特に常時持ち運んで使用するラップトップPCのような電子機器1000では、燃料電池型発電装置1内に配置された送液装置40もまた天地が不定となる。気体透過膜73a,74aは、送液装置40の天地が不定となった場合にも、電気浸透材51表面の下流側の電極から発生した気泡を凹部71内に澱ませることなく安定的に外部に放出することができる。
下流側流路構造体70の電気浸透流ポンプ50側の面は、凹部71の外周部において引き出し電極54と接合される。なお、上流側流路構造体60、下流側流路構造体70と引き出し電極53,54との接合、引き出し電極53,54とホルダー52との接合は接着剤を用いてもよいし、4隅に穴を設けネジ止めにする等、本発明の内容に反しない限り、接合条件、形状は自由に変えてもよい。
下流側流路構造体70は、凹部71内に流路形成部材80を備える。流路形成部材80は、誘導部材(迂回部材)81と、固定部82とからなる。
誘導部材81はここでは円錐形であり、その底面81aを液体透過膜72aから離間して対向させるとともに、底面81aの外縁を凹部71の側面部から離間させた状態で、頂点81bを凹部71の電気浸透流ポンプ50側に向けて凹部71内に配置される。
誘導部材81は、底面81aの外縁部で固定部82と一体に形成されている。
固定部82は円筒形であり、上端部が誘導部材81と一体に形成され、下端部が溝75に嵌合し固定される。固定部82には、厚さ方向に貫通孔83が設けられている。
電気浸透流ポンプ50により送出された混合液は、誘導部材81の側面81cに沿って流れ、貫通孔83を通って固定部82の内部に流入し、液体透過膜72aを透過して排出孔72から排出される。このように、流路形成部材80を設けることで、流路の中央部で発生した気泡は凹部71の外周部に移動し、液体透過膜72aよりも先に気体透過膜73a,74aに到達させることができ、気泡を脱気孔73,74から確実に除去することができる。
〔送液装置の動作〕
次に、送液装置40の動作について説明する。
まず、燃料カートリッジ2,2の逆止弁2aに導入管66を挿入すると、燃料カートリッジ2,2内の混合液が送液装置40に供給される。そして、混合液は、電気浸透材51に浸透する。
例えば、電気浸透材がシリカで、液体が水とメタノールの混合液である場合、電気浸透材51に混合液が浸透した状態で、引き出し電極53が陽極、引き出し電極54が陰極となるように電圧を印加すると、電気浸透材51内の混合液が陰極側に駆動力を得て移動する。これにより混合液が引き出し電極53側から引き出し電極54側へ送液される。
引き出し電極54側へ送液された混合液は、誘導部材81の側面81cに沿って凹部71の外周部に流れ、貫通孔83を通って固定部82内に入り、液体透過膜72aを透過して排出管76に流される。
混合液の送液を継続すると、混合液中の水の電気分解により引き出し電極53の近傍に酸素の気泡が、引き出し電極54の近傍に水素の気泡が発生する。
図7において気泡を白丸で示し、気泡の移動経路を矢印で示している。
酸素の気泡は、上流側流路構造体60内の凹部61を経由して、気体透過膜63a、脱気孔63を通って上流側流路構造体60の外部に放出される。
ここで、上流側流路構造体60の燃料カートリッジ2側の面が燃料カートリッジ2の面と密着している場合は、上流側の脱気孔63から放出された気泡は環状溝67、直線状溝68を通って放出される。
一方、水素の気泡は、混合液により陰極の近傍より流され、誘導部材81の側面81cに沿って凹部71の外周部に流れ、一部が気体透過膜74a、脱気孔74を通過し、下流側流路構造体70の外部に排出される。
気体透過膜74a及び脱気孔74を通過しなかった気泡は、貫通孔83を通って固定部82内に入り、気体透過膜73、脱気孔73を通って下流側流路構造体70の外部に放出される。
ここで、下流側流路構造体70の流路制御部100側の面と流路制御部100の面が密着している場合は、脱気孔73から放出された気泡は環状溝77、直線状溝78を通って放出される。
なお、排出孔72が液体透過膜72aにより覆われているため、水素の気泡は排出管76内に流れることはない。
このように、本実施形態の送液装置40によれば、電気浸透流ポンプ50の引き出し電極53,54より発生する気泡を除去することができる。このため、上流側の引き出し電極53近傍に発生する気泡が蓄積することによって起こる電気浸透材51の有効流路面積が小さくなる現象がなく、液体の送液効率を維持することができる。また、下流側の引き出し電極54近傍に発生する気泡が液体とともに排出管76の流路に流れることがないため、下流に設けた流量センサ36を気泡が通過することがなく、液体の正確な流量を検出することができる。
また、気体透過膜63a,73a,74aが環状に形成され、脱気孔63,73が環状に配置されるとともに、脱気孔74が放射状に配置されているので、送液装置40が配置される方向に依存せずに気泡を確実に除去することができる。
そして、混合液の流路の上流側に気体透過膜73a,74a及び脱気孔73,74が二重に配置され、その下流に液体透過膜72a及び排出孔72が形成されているため、気泡を液体透過膜72aよりも先に気体透過膜73a,74aに到達させることができるので、上流側で確実に気泡を除去することができ、液体透過膜72aを気泡が透過することを防止することができる。
<変形例1>
図11は本実施形態の第1の変形例に係る送液装置40Aの図7に対応する断面図である。
図7との違いは、気体透過膜73a及び脱気孔73がないことである。
このような構造でも、混合液の流路の上流側に気体透過膜74a及び脱気孔74が配置され、その下流に液体透過膜72a及び排出孔72が形成されているため、気泡を液体透過膜72aよりも先に気体透過膜74aに到達させることができるので、上流側で確実に気泡を除去することができ、液体透過膜72aを気泡が透過することを防止することができる。
<変形例2>
図12は本実施形態の第2の変形例に係る送液装置40Bの図7に対応する断面図である。
図7との違いは、気体透過膜74a及び脱気孔74がないことである。
このような構造でも、混合液の流路の上流側に気体透過膜73a及び脱気孔73が配置され、その下流に液体透過膜72a及び排出孔72が形成されているため、気泡を液体透過膜72aよりも先に気体透過膜73aに到達させることができるので、上流側で確実に気泡を除去することができ、液体透過膜72aを気泡が透過することを防止することができる。
なお、上記各実施形態では、誘導部材81の形状を円錐形としたが、電気浸透流ポンプにより送出される液体に混ざっている気体が排出孔に到達するよりも先に脱気孔に到達するように誘導させる形状であれば、円錐形である必要はなく、例えば、多角錐や、ドーム状(円弧のような曲線の回転体)のような形状であってもよい。
図13は本実施形態の第3の変形例に係る送液装置40Cの図7に対応する断面図である。
誘導部材81Cがこのような形状でも、誘導部材81Cがあるため、気泡を液体透過膜72aよりも先に気体透過膜73a,74aに到達させることができるので、気泡を脱気孔73,74から確実に除去することができ、液体透過膜72aを気泡が透過することを防止することができる。
上記のような形状の誘導部材は、上流側の断面積が下流側の断面積より小さくなっており、誘導部材による流路抵抗がそれ程上がらないようにできるというメリットがある。
電子機器1000のブロック図である。 燃料電池型発電装置1のブロック図である。 送液装置40を燃料カートリッジ2側から見た斜視図である。 送液装置40を流路制御部100側から見た斜視図である。 送液装置40を燃料カートリッジ2側から見た分解斜視図である。 送液装置40を流路制御部100側から見た分解斜視図である。 図3のVII−VII矢視断面図である。 下流側流路構造体70を電気浸透流ポンプ50側から見た斜視図である。 下流側流路構造体70を流路制御部100側から見た斜視図である。 下流側流路構造体70の分解斜視図である。 本実施形態の第1の変形例に係る送液装置40Aの図7に対応する断面図である。 本実施形態の第2の変形例に係る送液装置40Bの図7に対応する断面図である。 本実施形態の第3の変形例に係る送液装置40Cの図7に対応する断面図である。
符号の説明
1 燃料電池型発電装置
2 燃料カートリッジ
20 発電セル
40 送液装置
50 電気浸透流ポンプ
51 電気浸透材
53,54 引き出し電極
70 下流側流路構造体
71 凹部
72 排出孔
72a 液体透過膜
73,74 脱気孔
73a,74a 気体透過膜
81 誘導部材(迂回部材)
81b 頂点
901 電子機器本体
1000 電子機器

Claims (9)

  1. 電気浸透材の上流側及び下流側に電極が設けられた電気浸透流ポンプと、
    前記電気浸透流ポンプの下流側に液体の流路を形成する下流側流路構造体と、を備え、
    前記下流側流路構造体には、
    液体透過性及び気体遮断性を有する液体透過膜により塞がれた排出孔と、
    液体遮断性及び気体透過性を有する気体透過膜により塞がれた脱気孔と、が設けられ、
    前記電気浸透流ポンプと前記排出孔との間には、
    前記電気浸透流ポンプにより送出される液体に混ざっている気体が
    前記液体透過膜に到達するよりも先に
    前記気体透過膜に到達するように前記送出される液体を誘導する誘導部材が設けられていることを特徴とする送液装置。
  2. 前記下流側流路構造体は、前記電気浸透流ポンプとの対向面に凹部を有し、
    前記排出孔は、前記凹部の底面の中央にあることを特徴とする請求項1に記載の送液装置。
  3. 前記下流側流路構造体は、前記電気浸透流ポンプとの対向面に凹部を有し、
    前記脱気孔は、前記凹部の外周部にあることを特徴とする請求項1または2に記載の送液装置。
  4. 前記凹部の底面には、前記排出孔の周囲に、気体透過膜により塞がれた脱気孔がさらに設けられていることを特徴とする請求項3に記載の送液装置。
  5. 前記下流側流路構造体は、前記電気浸透流ポンプとの対向面に凹部を有し、
    前記脱気孔は、前記凹部の底面の前記排出孔の周囲にあることを特徴とする請求項1または2に記載の送液装置。
  6. 前記誘導部材は錐形であり、その頂点が上流側に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の送液装置。
  7. 前記誘導部材は、その上流側の断面積が下流側の断面積より小さいことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の送液装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の送液装置と、前記送液装置により燃料が供給される発電セルと、を備えることを特徴とする燃料電池型発電装置。
  9. 請求項8に記載の燃料電池型発電装置と、前記燃料電池型発電装置によって発電された電気により動作する電子機器本体と、を備えることを特徴とする電子機器。
JP2007063729A 2007-03-13 2007-03-13 送液装置、燃料電池型発電装置、及び電子機器 Expired - Fee Related JP5061666B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007063729A JP5061666B2 (ja) 2007-03-13 2007-03-13 送液装置、燃料電池型発電装置、及び電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007063729A JP5061666B2 (ja) 2007-03-13 2007-03-13 送液装置、燃料電池型発電装置、及び電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008223627A true JP2008223627A (ja) 2008-09-25
JP5061666B2 JP5061666B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=39842528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007063729A Expired - Fee Related JP5061666B2 (ja) 2007-03-13 2007-03-13 送液装置、燃料電池型発電装置、及び電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5061666B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009236022A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Casio Comput Co Ltd 電気浸透流ポンプの制御方法及び制御装置並びに燃料電池システム
JP2011069758A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Kyocera Corp 送液装置
WO2011118158A1 (ja) * 2010-03-23 2011-09-29 パナソニック株式会社 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法
KR101301612B1 (ko) 2013-01-22 2013-08-29 김정호 정량펌프

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005103541A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Boehringer Ingelheim Microparts Gmbh 液体から気泡を分離し、かつ導出するための方法及び装置
JP2006085952A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Hitachi Maxell Ltd 燃料電池及び電力供給システム並びに電子機器
JP2006311796A (ja) * 2005-03-30 2006-11-09 Science Solutions International Laboratory Inc 電気浸透流ポンプ及び液体供給装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005103541A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Boehringer Ingelheim Microparts Gmbh 液体から気泡を分離し、かつ導出するための方法及び装置
JP2006085952A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Hitachi Maxell Ltd 燃料電池及び電力供給システム並びに電子機器
JP2006311796A (ja) * 2005-03-30 2006-11-09 Science Solutions International Laboratory Inc 電気浸透流ポンプ及び液体供給装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009236022A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Casio Comput Co Ltd 電気浸透流ポンプの制御方法及び制御装置並びに燃料電池システム
JP2011069758A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Kyocera Corp 送液装置
WO2011118158A1 (ja) * 2010-03-23 2011-09-29 パナソニック株式会社 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法
JP4902817B1 (ja) * 2010-03-23 2012-03-21 パナソニック株式会社 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法
KR101301612B1 (ko) 2013-01-22 2013-08-29 김정호 정량펌프

Also Published As

Publication number Publication date
JP5061666B2 (ja) 2012-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4563344B2 (ja) 直接液体燃料電池の気液分離装置
WO2006106884A1 (ja) 電気浸透流ポンプ及び液体供給装置
CN1659730A (zh) 控制燃料电池中气体传输
JP2007005294A (ja) 気液分離装置
JP5061666B2 (ja) 送液装置、燃料電池型発電装置、及び電子機器
JP4285518B2 (ja) 接続構造体、流路制御部、燃料電池型発電装置及び電子機器
JP4893195B2 (ja) 送液装置の接続構造体、燃料電池型発電装置及び電子機器
US7297430B2 (en) Anode diffusion layer for a direct oxidation fuel cell
JP2007214128A (ja) 気液分離装置及び燃料電池システム
JP2010146810A (ja) 燃料電池システム
JP2005276818A (ja) 燃料電池システム
JP2008171674A (ja) 燃料電池
JP5061682B2 (ja) 流体機器、発電装置、電子機器及び下流部構造
JP5082979B2 (ja) 電気浸透流ポンプの制御方法及び制御装置並びに燃料電池システム
JP5050569B2 (ja) 電気浸透材の導通構造、送液装置、燃料電池型発電装置、及び電子機器並びに送液装置の製造方法
JP2005238217A (ja) 気液分離器および燃料電池
JP5187824B2 (ja) マイクロ流体デバイスおよび燃料電池ならびにその製造方法
JP2005302596A (ja) 燃料電池
KR20070066930A (ko) 연료 전지
JP2009064717A (ja) 吸液構造、発電装置及び電子機器
JP2009301961A (ja) 燃料充填キット及び燃料充填方法
JP2008258017A (ja) 燃料電池用制御装置
JP2008010433A (ja) 燃料電池及び拡散層
JP2018104791A (ja) 気体生成装置及び気体生成方法
WO2011004435A1 (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120116

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150817

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees