JP2008223422A - 階段の取付け構造 - Google Patents

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【課題】地震発生時に、建物の変形に対して階段を円滑に追従させることができる階段の取付け構造を提供すること。
【解決手段】本発明の階段の取付け構造は、階段ユニット10の第1の踊場12を、滑り支承20を介して躯体52に対して相対移動自在に取付ける一方、第2の踊場13における階段の幅方向に平行な直線上に、躯体53に対して移動不能な固定部31を設けるとともに、固定部31の両側に躯体53に対して所定範囲の移動を許容する半固定部32を設けることにより、階段ユニット10を、躯体52,53に対して固定部31を中心に回転可能な状態で支持させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、階段を建物の躯体に取付ける構造に関する。
従来、建物に設置される階段は、建物を構成する梁や耐力壁等の躯体と一体に構築されるために、地震時に建物に力が作用した場合に階段がブレースとして作用し、建物に加わる力を負担する。従って、例えば階段が建物の中央位置に配置されていない等、建物の剛性のバランスが悪い場合には、地震時に建物に力が加わると建物がねじれ振動を起こすという好ましくない現象を発生させる恐れがあった。また、建物に作用する力を直接負担する構造となっているため、大地震が発生し建物に大きな変形が生じた場合には階段が破壊・倒壊する恐れもある。
上記の事態を回避する方法のひとつとして、階段を建物の躯体に対して相対移動可能に取付け、建物の変形に対して階段を追従させる方法があり、種々検討がなされている(例えば特許文献1を参照)。特許文献1に示される免震階段棟は、階段と基礎部との間に設置され階段を基礎部に対して水平方向に移動可能に支持する支承装置と、建物と階段の互いに対向する側部間に配設され、階段を建物に対して水平移動可能に支持するダンパとを備えている。上記構成とすることで、建物の変形に対して階段を追従させ、地震時に階段に加わる力を低減させている。
特開平9−235908号公報
ところで、特許文献1の階段棟の構造においては、階段の幅方向に直交する鉛直面内で建物がせん断変形した場合には、上記のダンパを伸縮させることによって、階段を建物の変形に対して追従させることができる。しかしながら、階段の幅方向に平行な鉛直面内で建物がせん断変形した場合には、階段に無理な力が掛かり、建物の変形に対して階段を円滑に追従させることができないという問題がある。さらに、この階段棟は、1階から最上階までの階段が一体となって移動し、各階の階段が独立に移動する構造ではないため、建物が変形した場合には一層無理な力が掛かり、建物の変形に対する追従がさらに困難となる。
本発明は、上記の点に鑑み、地震発生時に、建物の変形に対して階段を円滑に追従させることができる階段の取付け構造を提供することを目的とする。
本発明の階段の取付け構造は、階段の一方の端部に第1の踊場、他方の端部に第2の踊場を備えた階段ユニットを建物の躯体に取付ける構造において、前記第1の踊場を、滑り支承を介して躯体に対して相対移動自在に取付ける一方、前記第2の踊場における階段の幅方向に平行な直線上に、躯体に対して移動不能な固定部を設けるとともに、該固定部の両側に躯体に対して所定範囲の移動を許容する半固定部を設け、前記階段ユニットを、前記躯体に対して前記固定部を中心に回転可能な状態で支持させたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2の階段の取付け構造は、上記請求項1において、前記階段ユニットがプレキャストコンクリートから構成されることを特徴とする。
また、本発明の請求項3の階段の取付け構造は、上記請求項1又は2において、前記第2の踊場における固定部が一又は複数の固定点からなり、前記固定点は、前記躯体上面に固定されたスタッドボルトを前記第2の踊場に設けた孔に挿入し、該孔とスタッドボルトとの間隙にグラウトを充填することにより、スタッドボルトに対して踊り場とを一体的に固定したものであることを特徴とする。
また、本発明の請求項4の階段の取付け構造は、上記請求項1から3のいずれか一つにおいて、前記固定部の両側に設けた半固定部が一又は複数の半固定点からなり、前記半固定点は、前記躯体上面に固定されたスタッドボルトに緩衝材を装着させた状態で、該スタッドボルトを前記第2の踊場に設けた孔に挿入し、該孔と緩衝材との間隙にグラウトを充填することにより設けられ、前記緩衝材を変形させることにより前記躯体に対して所定範囲の移動を許容するものであることを特徴とする。
本発明の階段の取付け構造によれば、階段ユニットの第1の踊場を、滑り支承を介して躯体に対して相対移動自在に取付ける一方、第2の踊場における階段の幅方向に平行な直線上に、躯体に対して移動不能な固定部を設けるとともに、この固定部の両側に躯体に対して所定範囲の移動を許容する半固定部を設けることにより、第1の踊場を躯体に対して水平移動可能且つ固定部を中心に回転可能な状態で支持させるようにしたので、建物のいかなる変形に対しても、階段ユニットを円滑に追従させることが可能となる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の階段の取付け構造の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態である階段の取付け構造を適用して、複数の階段ユニット10を建物の鉄骨梁に取り付けた状態を側方から見た図である。また、図2は図1の矢視A−A図である。図1及び図2に示すように、階段ユニット10は、階段部11と、階段部11の両端に水平に延設された踊場部12,13とを備え、階段部11と踊場部12,13を1ユニットとして構成してある。図1に示すように、本実施の形態では、階段ユニット10の階段部11を1層分の段数で構成してある。
この階段ユニット10はプレキャストコンクリート(PC)から構成され、工場等において型枠を作製し、鉄筋を配筋してコンクリートを打設することにより製造されるものである。本実施の形態では、予め工場等において階段部11と踊場部12,13とを一体に成形して階段ユニット10を製造した後、複数の階段ユニット10を施工現場に搬入し、各階段ユニット10の踊場部12,13の各端部を、建物の各階を支える鉄骨梁にそれぞれ取り付けることで、階段ユニット10を鉄骨梁に支持させる。図1及び図2に示す階段ユニット10の設置例では、各階における鉄骨梁52とこれに対向する鉄骨梁53に、それぞれ上り下りの2列の階段ユニット10を、互いに交差させる態様で配設してある。
なお、以下の説明では、図1の右側に位置する各階の鉄骨梁を「鉄骨梁52」とし、各階の鉄骨梁52に取り付けられる踊場部を「踊場部12」とする。また、図1の左側、すなわち鉄骨梁52に対向する各階の鉄骨梁を「鉄骨梁53」とし、各階の鉄骨梁53に取り付けられる踊場部を「踊場部13」とする。
図3は、図2におけるB−B線断面図であり、図1に示される踊場12の鉄骨梁52への取付け構造を拡大して示した図である。また、図4は図2のC−C線断面図、図5は図2のD−D線断面図であり、図1に示される踊場13の鉄骨梁53への取付け構造を拡大して示したものである。なお、図3〜図5における符号14はコンクリート内に配筋された鉄筋を示している。
図1〜図3に示すように、鉄骨梁52と踊場部12との間には滑り支承20を介在させてあり、この滑り支承20によって踊場部12は鉄骨梁52に対して相対移動自在に支持される。滑り支承20は、踊場部12の下面に固定された滑り板21と、鉄骨梁52上に固定された滑り板22とから構成されるものであり、踊場部12と鉄骨梁52との間に2箇所設置してある。滑り板21,22の材質としては公知のものを適宜選択すればよいが、本実施の形態では滑り板21としてステンレス板を用い、滑り板22としてテフロン(登録商標)樹脂等のフッ素系樹脂を焼き付け処理した金属板を用いている。滑り板21,22はそれぞれ正方形状を成し、滑り板21の寸法を滑り板22よりも大きく形成してある。
一方、図2に示すように踊場部13は、階段の幅方向に平行な直線上に、鉄骨梁53に対して移動不能な固定部31を備えるとともに、固定部31の両側に、鉄骨梁53に対して所定範囲の移動を許容する半固定部32を備えている。
図2に示すように、固定部31は2個の固定点31aから構成されている。図4に示すように、固定点31aは、踊場部13に形成されたボルト挿入孔15と、ボルト挿入孔15に充填されるグラウト34とから構成される。この固定点31aは、鉄骨梁53上面に固定されたスタッドボルト33をボルト挿入孔15に挿入させた後、ボルト挿入孔15とスタッドボルト33との間隙にグラウト34を充填し、固化させることにより、スタッドボルト33に対して踊場部13とを一体的に固定したものであり、踊場部13端部の中央付近に設けられる。図4に示すように、ボルト挿入孔15は、断面から見ると下面端から上面端に向けて孔径が大きくなる傾斜面からなり、上面の孔径は、スタッドボルト33の内径よりも十分に大きく形成してある。
また、図2に示すように、半固定部32は半固定点32aから構成されている。半固定点32aは、固定部31の両側にそれぞれ1つずつ設けてあり、図5に示すように、踊場部13に形成されたボルト挿入孔15と、ボルト挿入孔15に充填されるグラウト34と、スタッドボルトに装着される緩衝材35とから構成される。この半固定点32aは、鉄骨梁53上面に固定されたスタッドボルト33に緩衝材35を巻き付け、これをボルト挿入孔15に挿入させた後、ボルト挿入孔15と緩衝材35との間隙にグラウト34を充填・固化させることにより形成したものである。すなわち半固定点32aは、スタッドボルト33とグラウト34との間に介装された緩衝材35を変形させることによって、鉄骨梁53に対して所定範囲の移動ができるように形成してある。なお、本実施の形態では、スタッドボルト33に巻き付ける緩衝材35として、発泡ウレタンを用いている。
また、図4及び図5に示すように、鉄骨梁53と踊場部13との間には、ガスケット36を介在させてある。このガスケット36は、上述した固定点31a及び半固定点32aの四方を囲む態様で、鉄骨梁53と踊場部13との間に配設してある。図4及び図5に示すように、固定点31a及び半固定点32aの下部と鉄骨梁53上面とガスケット36とで囲まれた部分にもグラウト34を充填し、固化させている。
上記構成を有する階段ユニット10は、一方の踊場部12が鉄骨梁52に対して移動自在に支持される一方で、踊場部13端部の中央付近が鉄骨梁53に対して固定され、その両側が鉄骨梁53に対して半固定状態で支持される構造であるから、建物に対して、固定部31を中心に所定範囲で回転させることが可能である。
図6−1及び図6−2は、鉄骨梁52,53に取付けられた階段ユニット10が建物の変形に伴って移動する状態を概略的に示した図である。なお、図中、破線で示した部分は階段ユニット10が移動する前の位置を示し、δは移動量を示している。また、以下の説明では、階段の幅方向に直交する方向をX方向、階段の幅方向に平行な方向をY方向とする。また、滑り支承20を備えた踊場12端部を「自由端」、固定部31を備えた踊場13端部を「固定端」と呼ぶ。
図6−1に示すように、例えば、建物の変形に伴って固定端が−X方向に移動する場合、自由端における滑り支承20の滑り板21,22が滑動することによって、踊場部12が鉄骨梁52に対して−X方向に相対的に水平移動(スウェイ)する。
一方、図6−2に示すように、例えば、建物の変形に伴って固定端が−Y方向に移動する場合、踊場部13における半固定部32は、スタッドボルト33に巻き付けられた緩衝材35を変形させることで、鉄骨梁13に対して所定量の移動が可能である。従って、階段ユニット10は、固定端における固定部31を中心にして、建物に対して所定の角度だけ相対的に回転(ロッキング)することが可能である。
図7〜図9を用いて、図6−1及び図6−2の状態をさらに詳しく説明する。図7〜図9は、上り下りの2列の階段ユニット10における各踊場部13を2階の鉄骨梁53に取り付け、各踊場部12をそれぞれ1階と3階の鉄骨梁52に取り付けた例を示している。図7〜図9の各図において、上図は階段ユニット10の上面図、中央図は階段ユニット10の側面図、下図は階段ユニット10の斜視図である。図7は建物が変形していない場合の常時の階段ユニット10の状態を示し、図8は建物がX方向に変形した場合の階段ユニット10の状態を示し、図9は建物がY方向に変形した場合の階段ユニット10の状態を示している。
図8に示すように、階段の幅方向に直交する鉛直面内で、建物が図に示すようにせん断変形し、建物の変形に伴って階段ユニット10の固定端が−X方向にδだけ移動した場合、建物の3階部分は地面に対して−X方向に2δ移動する。このとき階段ユニット10の3階の踊場部12は、地面に対して−X方向にδ移動する。従って、階段ユニット10の3階の踊場部12は、図8の矢印のように、建物に対して+X方向にδ水平移動(スウェイ)することになる。一方、建物の1階部分は地面に対して移動せず、階段ユニット10の1階の踊場部12は、地面に対して−X方向にδ移動する。従って、階段ユニット10の1階の踊場部12は、図8の矢印のように、建物に対して−X方向にδ水平移動(スウェイ)することになる。
次に、図9に示すように、階段の幅方向に平行な鉛直面内で、建物が図に示すようにせん断変形し、建物の変形に伴って階段ユニット10の固定端が−Y方向にδだけ移動した場合、建物の3階部分は地面に対して−Y方向に2δ移動する。このとき、上階の階段ユニット10は、図9の矢印のように、上から見て時計回りに回転(ロッキング)する。一方、建物の1階部分は地面に対して移動せず、建物の2階部分はδ動くから、下階の階段ユニット10は、図9の矢印のように、上から見て半時計回りに回転(ロッキング)することになる。
以上説明したように、本実施の形態の階段の取付け構造では、階段ユニット10の踊場部12を、滑り支承20を介して鉄骨梁52に対して相対移動自在に取付ける一方、踊場部13における階段の幅方向に平行な直線上に、鉄骨梁53に対して移動不能な固定部31を設けるとともに、この固定部31の両側に、鉄骨梁53に対して所定範囲の移動を許容する半固定部32を設けることにより、階段ユニット10を、建物(鉄骨梁52,53)に対して固定部31を中心に回転可能な状態で支持させるようにした。従って、本実施の形態の階段の取付け構造によれば、建物のいかなる変形に対しても、階段ユニットを円滑に追従させることが可能となるため、階段の免震性能を向上させることができる。
階段ユニットの免震性能を向上させたことで、従来のように地震時に建物の剛性に悪影響を及ぼすことがなくなり、建物がねじれ振動を起こすといった事態を防止することができるとともに、大地震が発生し建物に大きな変形が生じた場合であっても、階段の破壊・倒壊を免れることができる。
また、階段ユニットをプレキャストコンクリート(PC)で構成したことで、現場打ちコンクリートによるRC階段と比べて、工期の短縮を図ることができる。また、一般に高層・超高層建物には鉄骨階段を設置する場合が多いが、コスト的に不利である。本実施の形態におけるPC製の階段ユニット10を高層・超高層建物に取り付けることにより、鉄骨階段を取り付ける場合と比べてコストを大幅に低減させることができる上、歩行時の騒音を低減させることができるという効果も奏する。
なお、上記実施の形態では、階段ユニット10の階段部11を1層分の段数で構成したが、これに限定されるものではなく、階段部11を半層分の段数で構成し、踊場部12,13の一方を中間踊場として構成してもよい。
また、上記実施の形態では、踊場部13における階段の幅方向に平行な直線上に、固定部31として固定点31aを2箇所設け、半固定部32として、半固定点32aを固定部の両側に各1箇所ずつ設けた構成としたが、上記の固定点31a及び半固定点32aの個数はこれに限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態である階段ユニットを建物の鉄骨梁に取り付けた状態を側方から見た図である。 図2は、図1の矢視A−A図である。 図3は、図2におけるB−B線断面図である。 図4は、図2におけるC−C線断面図である。 図5は、図2におけるD−D線断面図である。 図6−1は、階段ユニットが建物の変形に伴って移動する状態を概略的に示した図である。 図6−2は、階段ユニットが建物の変形に伴って移動する状態を概略的に示した図である。 図7は、階段ユニットの常時の状態を示した図である。 図8は、建物のX方向への変形に伴って階段ユニットが移動する状態を示した図である。 図9は、建物のY方向への変形に伴って階段ユニットが移動する状態を示した図である。
符号の説明
10 階段ユニット
11 階段部
12 第1の踊場部
13 第2の踊場部
14 鉄筋
15 ボルト孔
20 滑り支承
21,22 滑り板
31 固定部
31a 固定点
32 半固定部
32a 半固定点
33 スタッドボルト
34 グラウト
35 緩衝材
36 ガスケット
52,53 鉄骨梁

Claims (4)

  1. 階段の一方の端部に第1の踊場、他方の端部に第2の踊場を備えた階段ユニットを建物の躯体に取付ける構造において、
    前記第1の踊場を、滑り支承を介して躯体に対して相対移動自在に取付ける一方、
    前記第2の踊場における階段の幅方向に平行な直線上に、躯体に対して移動不能な固定部を設けるとともに、該固定部の両側に躯体に対して所定範囲の移動を許容する半固定部を設け、
    前記階段ユニットを、前記躯体に対して前記固定部を中心に回転可能な状態で支持させたことを特徴とする階段の取付け構造。
  2. 前記階段ユニットがプレキャストコンクリートから構成されることを特徴とする請求項1に記載の階段の取付け構造。
  3. 前記第2の踊場における固定部が一又は複数の固定点からなり、
    前記固定点は、
    前記躯体上面に固定されたスタッドボルトを前記第2の踊場に設けた孔に挿入し、該孔とスタッドボルトとの間隙にグラウトを充填することにより、スタッドボルトに対して踊り場とを一体的に固定したものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の階段の取付け構造。
  4. 前記固定部の両側に設けた半固定部が一又は複数の半固定点からなり、
    前記半固定点は、
    前記躯体上面に固定されたスタッドボルトに緩衝材を装着させた状態で、該スタッドボルトを前記第2の踊場に設けた孔に挿入し、該孔と緩衝材との間隙にグラウトを充填することにより設けられ、前記緩衝材を変形させることにより前記躯体に対して所定範囲の移動を許容するものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の階段の取付け構造。
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