JP2008223295A - 車両用ドアロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回動アームを、複数の係合部のいずれに嵌合した場合でも、操作手段の操作力や被操作レバーの移動ストロークが変動することがないようにした車両用ドアロック装置を提供する。
【解決手段】ロック位置とアンロック位置とに直線運動させられるように、ドアロック本体8に保持したキーレバー15に、その移動方向と交差する軸回りに回動させられることにより、キーレバー15をロック位置とアンロック位置とに移動させうる回動アーム24が係合するようにした複数の係合部を、キーレバー15の移動方向に並べて設け、いずれかの係合部に係合させた回動アーム24の回動中心部に設けた非円形孔25に、ドアの車外側の面に装着したキーシリンダ装置よりドアの内部に向かって延出する非円形の操作軸を嵌合する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、車両のサイドドア、バックドア、トランクリッド等のドアロックに適用可能な車両用ドアロック装置に関する。
従来のこの種のドアロック装置には、ドアロック本体におけるキーレバーと、ドアの車外側の側面に取付けられるキーシリンダ装置との位置関係が相違する異なる車種に、ドアロック本体を共通化して取り付けることができるようにするため、キーレバーに複数の選択係合孔を設け、このいずれかの選択係合孔に、キーシリンダ装置からドアの内部に延出する操作軸が嵌合するようにした入力軸部材を択一的に嵌合しうるようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
また、キーシリンダ装置とドアロック本体とを、可撓性のトルクケーブルをもって連結したもの(例えば特許文献2参照)や、キーレバーに対して、キーシリンダ装置に連結したキーロータを、取付角度可変として取り付けたもの(例えば特許文献3参照)等もある。
特開2004−100310号公報 特開2004−332449号公報 特許第3777968号公報
しかし、特許文献1に記載されているものは、操作軸をいずれの選択係合孔に嵌合するかによって、キーシリンダ装置の操作力と、キーレバーの回動ストロークとが変動するという問題がある。
また、特許文献2および3に記載されているものは、キーシリンダ装置とドアロック本体との連結構造(特許文献2)、およびキーレバーとキーロータとの連結構造(特許文献3)が複雑化し、製造コストが高くつく。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、回動アームを、複数の係合部のいずれに嵌合した場合でも、操作手段の操作力や被操作レバーの移動ストロークが変動することがなく、しかも構造および組付作業が簡単で、安価に製造できるようにした車両用ドアロック装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。
(1)ドアに設けたドアロック本体における被操作レバーを、直線運動させられることにより、第1作動位置と第2作動位置とに移動させられるように保持し、前記被操作レバーに、その移動方向と交差する軸回りに回動させられることにより、前記被操作レバーを第1作動位置と第2作動位置とに移動させうる回動アームが係合するようにした複数の係合部を、被操作レバーの移動方向に並べて設け、いずれかの係合部に係合させた回動アームの回動中心部に設けた非円形孔に、ドアの車外側および車内側のいずれかの面に装着した操作手段よりドアの内部に向かって延出し、操作手段の操作により軸線回りに回動させられるようにした非円形断面の操作軸を嵌合する。
(2)上記(1)項において、被操作レバーを、中立位置から、第1作動位置であるロック位置と、その逆方向の第2作動位置であるアンロック位置とに直線状に移動させられ、ロック位置のときは、ドアロック本体をロック状態とし、またアンロック位置のときは、ドアロック本体をアンロック状態とするキーレバーとし、操作手段を、ドアの車外側の面に装着されたキーシリンダ装置とする。
(3)上記(1)または(2)項において、被操作レバーを、それぞれが1個の係合部を備える複数の分割片を、分離可能として、直線状に結合して形成する。
(4)上記(3)項において、被操作レバーにおける第1段目〜複数段目の分割片の遊端部に、係合溝を設け、かつ第2段目以降の分割片の基端部に、前記係合溝に係合しうる鉤形の係合片を設ける。
(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、被操作レバーにおける各係合部を、対向する2辺が被操作レバーの移動方向と直交する方向を向く四角形の孔とする。
(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、被操作レバーの各係合部における被操作レバーの移動方向と直交する方向を向く対向縁の断面形状を曲面とする。
(7)上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、回動アームを、先細り形状とする。
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
請求項1記載の発明によると、回動アームを、複数の係合部のいずれに嵌合した場合でも、操作手段の操作力や被操作レバーの移動ストロークが変動することがなく、それらを常に一定に維持することができるので、操作手段の操作力や被操作レバーの移動ストロークが変動することによる対応を考慮する必要がなく、組付作業が簡単となる。
また、操作手段を、その操作軸が所望の係合部に嵌合した回動アームの非円形孔に嵌合するようにして、ドアの車外側または車内側の外面に取付けるだけで、操作軸と被操作レバーとが簡単に連結され、それらを特別な連結手段をもって、連結作業する必要がなく、組付作業が簡単であり、しかも構造が簡単で、安価に製造できる。
請求項2記載の発明によると、具体的に、ドアロック本体におけるキーレバーとドアの車外側の面に装着されるキーシリンダ装置との連結構造に、請求項1記載の構成を適用し、上記のような請求項1記載の発明の効果をもたらすことができる。
請求項3記載の発明によると、被操作レバーを、1個の係合部を備える複数の分割片を、分離可能として、直線状に結合して形成してあるので、不用な分割片を削除して、被操作レバーを小型化したり、分割片を継ぎ足して、被操作レバーを、必要な長さまで延長させたりすることができる。
請求項4記載の発明によると、複数の分割片における前段のものの遊端部の係合溝に、次段のものの基端部の鉤形の係合片を係合させることにより、複数の分割片を簡単に結合することができるとともに、簡単に分離することもできる。
請求項5記載の発明によると、被操作レバーにおける各係合部を、対向する2辺が被操作レバーの移動方向と直交する方向を向く四角形の孔としてあるので、回動アームの回動中心が、被操作レバーの移動方向と直交していない場合でも、回動アームと被操作レバーとの接触点が、係合部である四角形の孔の上記対向する2辺に沿って移動するだけで、回動アームの回動により、被操作レバーを円滑に直線運動させることができる。
請求項6記載の発明によると、被操作レバーの各係合部における被操作レバーの移動方向と直交する方向を向く対向縁の断面形状を曲面としてあるので、回動アームの回動により、被操作レバーを円滑に直線運動させることができる。
請求項7記載の発明によると、回動アームを、先細り形状としてあるので、被操作レバーにおける各係合部と回動アームとの間に、大きな遊びを設けることなく、回動アームが、被操作レバーの移動方向と直交する向きから被操作レバーの移動方向に漸次回動することができ、そのときの回動アームの回動により、被操作レバーを、回動アームのストロークロスが生じることなく、円滑に直線運動させることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を備える車両における運転席側のドアの一部の概略側面図、図2は、図1のII−II線に沿う概略縦断正面部である。なお、図1における右方が車両の前方である。
図1および図2に示すように、このドア1は、アウターパネル2とインナーパネル3との前後縁と下縁同士を互いに固着して、上端に、窓ガラス4昇降用の開口5が形成された中空箱状のドア本体6と、このドア本体6の上端に連設された側面視門型のサッシ7とを備えている。
ドア本体6内におけるインナーパネル3の後部には、車体に設けたストライカ(図示略)と係脱するラッチ(図示略)、およびドア本体6の車外側および車内側の側面に設けた各種操作手段の操作に応じて、上記ラッチの動きを制御する施解錠機構(図示略)を備えるドアロック本体8が設けられている。
アウターパネル2の後上部には、ハンドル取付用の凹部9が設けられ、この凹部9には、操作手段の一つであるアウトサイドハンドル10と、同じくキーシリンダ装置11とが設けられている。
この実施形態においては、このキーシリンダ装置11とドアロック本体8との連結構造に本発明を適用してある。
このキーシリンダ装置11は、車外からキー(図示略)を挿入して、右方および左方に回動させることにより、内部に設けたロータ(図示略)と、ドア本体6の内部に向かって延出する操作軸12とが、一体となって、中立位置からロック位置およびアンロック位置へ回動させられるようになっている。
図3に示すように、操作軸12は、断面十文字状とし、前端部を先細りとしてある。なお、操作軸12の断面形状は、十文字に限るものではなく、非円形であればどのようなものでもよく、例えば四角形その他の多角形等とすることができる。
また、操作軸12は、窓ガラス4の昇降軌跡から後方に外れた箇所において、インナーパネル3に向かって、下向き傾斜状態で延出している。このように、操作軸12を下向き傾斜させているのは、ドア1において、ドアロック本体8は中位部に、キーシリンダ装置11は上位に設けるというレイアウト上の要請からである。
アウトサイドハンドル10とドアロック本体8との連結構造、およびドア1の車内側の側面に設けられるインサイドハンドルや施解錠用のノブ(いずれも図示略)等の操作手段と、ドアロック本体8との連結構造については、本発明に直接関係しないため、図示および詳細な説明を省略する。
図3に示すように、ドアロック本体8は、インナーパネル3に固定ねじ(図示略)等をもって固着された、車外側の面が開口するケース13と、このケース13の開口部を覆うカバー14とを備え、このケース13とカバー14との間に、上述したラッチおよび施錠機構が収容されている。
図3および図4に示すように、ドアロック本体8の上部には、施錠機構の一構成部材であり、かつ被操作レバーである上下方向を向くキーレバー15が、上下方向に直線運動可能として、ケース13とカバー14とにより保持されている。
このキーレバー15は、下端部側面に突設したピン16を介して、施錠機構における他のレバー17と連係され、図4および図5に示す中立位置から、図6に示す第1作動位置であるロック位置まで下降させられることにより、レバー17を介して、施錠機構をロック状態とし、また中立位置から、図7に示す第2作動位置であるアンロック位置まで上昇させられることにより、レバー17を介して、施錠機構をアンロック状態としうるようになっている。
図4〜図8に示すように、キーレバー15は、この例では、最下段、中段、および最上段の3個の分割片18、19、20を、互いに分離可能として、上下方向に直線状に結合して形成されており、そのそれぞれに、互いに対向する上下の2辺がキーレバー15の移動方向である上下方向と直交する方向を向く四角形の孔とした係合部21が設けられている。
図5〜図8に示すように、各係合部21の上下の対向縁の縦断面形状は、円弧状または放物面状の曲面としてある。
最下段と中段の分割片18、19の遊端部、すなわち上端部には、キーレバー15の移動方向である上下方向と直交する方向を向く係合溝22が設けられ、また、中段と最上段の分割片19、20の基端部、すなわち下端部には、鉤形の係合片23が設けられ、この中段と最上段の分割片19、20における係合片23を、その直下の分割片18、19における係合溝22に係合させることにより、3個の分割片18、19、20は、互いに分離可能として、上下方向に直線状に結合されている。
なお、中段の分割片19を複数個とし、それらを互いに上下に連結して、最下段の分割片18と最上段の分割片20との間に配設することにより、分割片18〜20を、4段以上とすることもできる。
ドアロック本体8の上部には、円筒状の基部24aの外周面に、先細り棒状のアーム部24bを突設したものよりなる3個の回動アーム24が、そのアーム部24bが、キーレバー15における対応する係合部21に嵌合し、かつ基部24aの中心軸線が、キーレバー15の移動方向と交差する方向を向いて、その中心軸線回りに回動可能として、また、キーレバー15における3個の係合部21と同一間隔をもって、上下方向に並べて、ケース13とカバー14とにより保持されている。
各回動アーム24における基部24aの中心軸線の向きは、操作軸12の向きと一致するか、または平行としてある。この例では、基部24aの中心軸線の向きは、キーレバー15の移動方向に対して直交しておらず、車外側に向かってわずかに上向き傾斜しているが、キーレバー15の移動方向に対して直交するようにすることもできる。
図3に示すように、カバー14の上部には、各回動アーム24における基部24aを枢支するとともに、基部24aの車外側の端面がカバー14から露呈するようにした3個の筒部14aが、上下方向に並べて設けられている。
各回動アーム24における基部24aの中心部には、操作軸12の断面形状と補形をなす、この例では十文字状とした非円形孔25が設けられている。
操作軸12は、この例では、その中心軸線が一致する最上段の回動アーム24における基部24aの非円形孔25に、相対回転不能として嵌合されている。
したがって、キーシリンダ装置11にキーを挿入して、施錠方向である右方に回動させると、その内部に設けたロータと、操作軸12と、最上段の回動アーム24とが、中立位置からロック位置へ回動させられる。
そのときの最上段の回動アーム24におけるアーム部24aの回動により、キーレバー15は、図5に示す中立位置から、図6に示すロック位置へ押し下げられ、ドアロック本体8内の施解錠機構をロック状態とすることができる。
また、キーシリンダ装置11に挿入したキーを、中立位置から解錠方向である左方に回動させると、ロータと、操作軸12と、最上段の回動アーム24とが、中立位置からアンロック位置へ回動させられ、そのときの最上段の回動アーム24におけるアーム部24aの回動により、キーレバー15は、図5に示す中立位置から、図7に示すアンロック位置へ押し上げられ、ドアロック本体8内の施解錠機構をアンロック状態とすることができる。
この例においては、各回動アーム24の回動中心が、キーレバー15の移動方向と直交しておらず、若干傾斜しているため、回動アーム24の回動時に、アーム部24bが、平面視において車両の内外方向に振れることになる。しかし、キーレバー15における各係合部21を、上下に対向する2辺がキーレバー15の移動方向と直交する方向に長い四角形の孔としてあるので、アーム部24bの回動時に、アーム部24bとキーレバー15との接触点が、係合部21である四角形の孔の上記対向する2辺に沿って移動することにより、上記の振れが許容され、キーレバー15は、円滑に昇降させられる。
ドアロック本体8に対するキーシリンダ装置11の取付け高さが異なる複数の車種のドア1に、ドアロック本体8とキーシリンダ装置11とを共通して取付ける場合には、その取付け高さの違いを、予め、3個の回動アーム24の間隔と同一間隔だけ異なる上、中、下の3種類のパターンとなるように定めておき、ドアロック本体8に対するキーシリンダ装置11の取付け高さが低いタイプのものにおいては、キーシリンダ装置11から延出する操作軸12を、最下段の回動アーム24における基部24aの非円形孔25に嵌合し、上記取付け高さが中間のタイプのものにおいては、キーシリンダ装置11から延出する操作軸12を、中段の回動アーム24における基部24aの非円形孔25に嵌合し、上記取付け高さが高いタイプのものにおいては、キーシリンダ装置11から延出する操作軸12を、最上段の回動アーム24における基部24aの非円形孔25に嵌合するようにすればよい。
この実施形態においては、3個の回動アーム24を設けてあるが、操作軸12を、最下段の回動アーム24における基部24aの非円形孔25に嵌合して使用する場合は、キーレバー15における中段および最上段の2個の分割片19、20を、最下段の分割片18から切り離し、かつ中段および最上段の2個の回動アーム24、24を、ドアロック本体8から取り除いて使用することもできる。それによって、ドアロック本体8の軽量化を図ることができる。
同様に、操作軸12を、中段の回動アーム24における基部24aの非円形孔25に嵌合して使用する場合は、キーレバー15における最上段の分割片20を、中段の分割片19から切り離し、かつ最上段の回動アーム24を、ドアロック本体8から取り除いて使用することもできる。
また、操作軸12を、最上段の回動アーム24に嵌合して使用する場合は、最下段および中段の回動アーム24を、ドアロック本体8から取り除いて使用することもできる。
なお、カバー14として、最上段の筒部14aのみを設けたもの、中段の筒部14aのみを設けたもの、および最下段の筒部14aのみを設けたもの、の3種類を用意しておき、操作軸12を、上下3段のうちのいずれの回動アーム24の非円形孔25に嵌合するかによって、それに適合するカバー14を選択して、使用することもできる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、特許請求の範囲を逸脱しない範囲内で、次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。
(i)上記実施形態においては、キーレバー15における各係合部21を、四角形の孔としたが、キーレバー15の側面に突設され、かつ回動アーム24のアーム部24bに設けた長手方向を向く長孔に嵌合した軸、またはその他の構造のものとしてもよい。
(ii)上記実施形態においては、被操作レバーであるキーレバー15における複数の分割片同士を分離可能に結合する結合手段を、係合溝22と鉤形の係合片23とにより形成したが、他の構造の結合手段を用いてもよい。
上記実施形態は、操作手段をキーシリンダ装置11とし、ドアロック本体8における被操作レバーをキーレバー15とし、それらを操作軸12をもって連結した車両用ドアロック装置に本発明を適用したものとしたが、本発明は、例えば、操作手段を、アウターパネルに設けたアウトサイドハンドル、またはインナーパネルに設けたインサイドハンドルとし、被操作レバーを、第1作動位置である不作動位置と、第2作動位置であるラッチ解除位置とに移動しうるようにした、施錠機構におけるラッチ解除レバーとし、それらを操作軸12をもって連結した車両用ドアロック装置に適用することもできる。
また、操作手段を、インナーパネルに設けた施解錠操作用のノブとし、被操作レバーを、上記実施形態におけるキーレバー15と同様のノブレバーとし、それらを操作軸12をもって連結した車両用ドアロック装置に適用することもできる。
さらに、本発明は、車両のサイドドアだけでなく、バックドア、トランクリッド等のドアロック装置にも適用することができる。
本発明の一実施形態を備える車両における運転席側のドアの一部の概略側面図である。 図1のII−II線に沿う概略縦断正面部である。 ドアロック本体と操作軸の一部とを、斜め前方より見た斜視図である。 カバーの一部を切り欠いて示すドアロック本体の側面図である。 キーレバーが中立位置のときのキーレバーと回動アームとの関係を示す縦断側面図である。 キーレバーがロック位置のときのキーレバーと回動アームとの関係を示す縦断側面図である。 キーレバーがアンロック位置のときのキーレバーと回動アームとの関係を示す縦断側面図である。 キーレバーを斜め前方より見た分解斜視図である。
符号の説明
1 ドア
2 アウターパネル
3 インナーパネル
4 窓ガラス
5 開口
6 ドア本体
7 サッシ
8 ドアロック本体
9 凹部
10 アウトサイドハンドル
11 キーシリンダ装置(操作手段)
12 操作軸
13 ケース
14 カバー
14a 筒部
15 キーレバー(被操作レバー)
16 ピン
17 レバー
18、19、20 分割片
21 係合部
22 係合溝
23 係合片
24 回動アーム
24a 基部
24b アーム部
25 非円形孔

Claims (7)

  1. ドアに設けたドアロック本体における被操作レバーを、直線運動させられることにより、第1作動位置と第2作動位置とに移動させられるように保持し、前記被操作レバーに、その移動方向と交差する軸回りに回動させられることにより、前記被操作レバーを第1作動位置と第2作動位置とに移動させうる回動アームが係合するようにした複数の係合部を、被操作レバーの移動方向に並べて設け、いずれかの係合部に係合させた回動アームの回動中心部に設けた非円形孔に、ドアの車外側および車内側のいずれかの面に装着した操作手段よりドアの内部に向かって延出し、操作手段の操作により軸線回りに回動させられるようにした非円形断面の操作軸を嵌合したことを特徴とする車両用ドアロック装置。
  2. 被操作レバーを、中立位置から、第1作動位置であるロック位置と、その逆方向の第2作動位置であるアンロック位置とに直線状に移動させられ、ロック位置のときは、ドアロック本体をロック状態とし、またアンロック位置のときは、ドアロック本体をアンロック状態とするキーレバーとし、操作手段を、ドアの車外側の面に装着されたキーシリンダ装置としたことを特徴とする請求項1記載の車両用ドアロック装置。
  3. 被操作レバーを、それぞれが1個の係合部を備える複数の分割片を、分離可能として、直線状に結合して形成したことを特徴とする請求項1または2記載の車両用ドアロック装置。
  4. 被操作レバーにおける第1段目〜複数段目の分割片の遊端部に、係合溝を設け、かつ第2段目以降の分割片の基端部に、前記係合溝に係合しうる鉤形の係合片を設けたことを特徴とする請求項3記載の車両用ドアロック装置。
  5. 被操作レバーにおける各係合部を、対向する2辺が被操作レバーの移動方向と直交する方向を向く四角形の孔としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の車両用ドアロック装置。
  6. 被操作レバーの各係合部における被操作レバーの移動方向と直交する方向を向く対向縁の断面形状を曲面としたことを特徴とする請求項5記載の車両用ドアロック装置。
  7. 回動アームを、先細り形状としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の車両用ドアロック装置。
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