JP2008222895A - 両面粘着テープ及びその製造方法 - Google Patents

両面粘着テープ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 デジタルカメラ、携帯電話端末、パソコン及び携帯用オーディオプレーヤーなどの操作キーに使用されているポリウレタンゴムや撥水コートされたメッシュと筐体及び部品との固定に使用可能であり、かつ、上記機器の薄型化が可能な両面粘着テープを提供すること。
【解決手段】 耐熱性高分子フィルムからなる基材の両側に、粘着剤層を有する両面粘着テープにおいて、上記基材の一方の面にアクリル系粘着剤層、他方の面に熱可塑性合成ゴム粘着剤層を設け、かつ、上記両面粘着テープの総厚を20〜60μmとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタルカメラ、携帯電話端末、パソコン及び携帯用オーディオプレーヤーなどの操作キーに使用されているポリウレタンゴム、撥水コートされたメッシュの固定に使用可能な両面粘着テープに関するものである。
従来より、デジタルカメラ、携帯電話端末、パソコン及び携帯用オーディオプレーヤー等に使用される操作キーに使用されているポリウレタンゴムやスピーカー部分に内蔵されている撥水コートされたメッシュ(フッ素加工されたメッシュ)の固定には、接着剤を使用する方法や総厚70μm以上の両面粘着テープでの固定で対応してきた。しかしながら、上記接着剤の場合、養生時間(接着剤の乾燥時間)が必要で、かつ、溶剤が揮発することから好ましくなかった。また、両面粘着テープでの固定の場合、総厚70μm以上であることからデジタル家電の薄型化を妨げるため、好ましくなかった。
また、一方の面にアクリル系粘着剤、他方の面に合成ゴム系粘着剤を塗布した両面粘着テープとしては、中間樹脂層にアクリル系粘着剤層よりもガラス転移温度が高く、23℃における破断時の伸びが0.7〜70%のもの(特許文献1)、坪量が6〜12g/mの不織布を基材層とするもの(特許文献2)、発泡体基材の厚さが0.05〜5.0mmであるもの(特許文献3)、ゴム無溶剤系粘着剤をカレンダーで塗工して強粘着性粘着面を形成したもの(特許文献4)、圧縮応力1.5MPaにおける圧縮ひずみ率が15〜33%であることを特徴とするもの(特許文献5)がある。
特開2002-194301号公報 特開2004-067875号公報 特開平5-287245号公報 特開2000-169804号公報 特開2005-162933号公報
しかし、特許文献1〜5に記載の発明は、いずれもデジタルカメラ、携帯電話端末、パソコン及び携帯用オーディオプレーヤーなどの操作キーに使用されているポリウレタンゴム、撥水コートされたメッシュの固定として、各粘着剤層の構成、かつ、基材厚やテープ厚について規定したものはない。
本発明の目的は、上記課題を解決するためになされたものであり、デジタルカメラ、携帯電話端末、パソコン及び携帯用オーディオプレーヤーなどの操作キーに使用されているポリウレタンゴムや撥水コートされたメッシュと筐体及び部品との固定に使用可能であり、かつ、上記機器の薄型化が可能な両面粘着テープを提供することにある。
本発明の目的を達成するために、本発明は特許請求の範囲に記載のような構成とするものである。
すなわち、本発明は、耐熱性高分子フィルムからなる基材の両側に、粘着剤層を有する両面粘着テープにおいて、上記基材の一方の面にアクリル系粘着剤、他方の面に熱可塑性合成ゴム粘着剤を塗工した粘着剤層を有し、かつ、上記両面粘着テープの総厚を、20〜60μmとする。
この場合、上記基材の厚さを、4〜13μmとする。
また、これらの場合、上記熱可塑性合成ゴム粘着剤の撥水コートされたメッシュに対する粘着力を0.2N/10mm〜8.0N/10mmとする。
本発明の両面粘着テープの製造方法において、第1の剥離フィルムの剥離処理面にアクリル系粘着剤を塗工してアクリル系粘着剤層を形成する工程、上記アクリル系粘着剤層に基材を貼り合わせる工程、第2の剥離フィルムの剥離処理面に熱可塑性合成ゴム粘着剤を塗工して熱可塑性合成ゴム粘着剤層を形成する工程、更に、アクリル系粘着剤層の上記基材を介した反対面に熱可塑性合成ゴム粘着剤層を貼り合わせる工程を含む。
本発明は、耐熱性高分子フィルムからなる基材の両側に、粘着剤層を有する両面粘着テープにおいて、上記基材の一方の面にアクリル系粘着剤、他方の面に熱可塑性合成ゴム粘着剤を塗工した粘着剤層を有し、かつ、上記両面粘着テープの総厚が、20〜60μmであるから、携帯電話端末やデジタルカメラ等の筐体や部品との固定にアクリル系粘着剤面が適し、ポリウレタンゴム、撥水コートされたメッシュとの固定に熱可塑性合成ゴム粘着剤が適し、また、双方の固定が可能であることから、結果として、デジタルカメラ、携帯電話端末、パソコン及び携帯用オーディオプレーヤーなどの部品固定に使用できる。また、携帯電話端末やデジタルカメラ等に使用する部品の薄型化が可能で、結果として、携帯電話端末やデジタルカメラ等の薄型化に寄与することができる。
この場合、上記基材の厚さが、4〜13μmであるから、携帯電話端末やデジタルカメラ等の部品の打ち抜き加工工程での加工性が良く、塗工性も優れ、かつ、基材の厚さが最適であることから、90°折り曲げて貼り付けても、基材の反撥による剥がれや浮きが生じることを防止できる。
また、この場合、上記熱可塑性合成ゴム粘着剤の撥水コートされたメッシュに対する粘着力が0.2N/10mm〜8.0N/10mmであるから、ポリウレタンゴムや撥水コートされたメッシュと筐体及び部品との固定に使用可能である。
本発明の両面粘着テープの製造方法において、第1の剥離フィルムの剥離処理面にアクリル系粘着剤を塗工してアクリル系粘着剤層を形成する工程、上記アクリル系粘着剤層に基材を貼り合わせる工程、第2の剥離フィルムの剥離処理面に熱可塑性合成ゴム粘着剤を塗工して熱可塑性合成ゴム粘着剤層を形成する工程、更に、アクリル系粘着剤層の上記基材を介した反対面に熱可塑性合成ゴム粘着剤層を貼り合わせる工程を含むから、本発明の両面粘着テープは、引っ張り強度及び引き裂き強度が大きく、基材切れや皺の発生を抑制することができる。
本発明者逹は、耐熱性高分子フィルムからなる基材の両側に粘着剤層を有する両面粘着テープにおいて、上記基材の一方の面にアクリル重合体、粘着付与剤及び架橋剤を含有する粘着剤組成物により形成されたアクリル系粘着剤層、他方の面にエラストマー、粘着付与剤、軟和剤、老化防止剤を主成分とする熱可塑性合成ゴム粘着剤層を設け、かつ、上記両面粘着テープの総厚を20〜60μmとすることにより、デジタルカメラ、携帯電話端末、パソコン及び携帯用オーディオプレーヤーなどの部品固定に使用可能であり、かつ、上記機器の薄型化が可能な両面粘着テープを得ることができることを見い出した。
本発明の両面粘着テープにおいて使用されるアクリル系粘着剤のアクリル重合体は、(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体と極性基含有単量体との共重合体と架橋剤からなり、粘着剤中の溶剤(例えば、トルエン、酢酸エチル、キシレン、n−ヘキサン等)、または、水を乾燥、もしくは、粘着剤中の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体、極性基含有単量体及び多官能アクリレートに光重合開始剤を0.001〜5.0重量部添加し、紫外線(UV)重合させアクリル粘着剤層を形成する。(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体と極性基含有単量体との共重合体とは、例えば、アクリル酸2−エチルヘキシルとアクリル酸との共重合体、アクリル酸イソオクチルとメタクリル酸2−ヒドロキシエチルとの共重合体、アクリル酸ブチルとアクリル酸とメタクリル酸2−ヒドロキシエチルとの三元共重合体等が使用されるが、特に、これらに限定されるものではない。
上記した(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体としては、例えば、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、オクチル基、イソオクチル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基などで代表される、通常、炭素数が20以下のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸のエステル等が挙げられる。なお、上記した(メタ)アクリル酸アルキルエステルは、単独もしくは2種以上で使用される。
また、上記した極性基含有単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸ジメチルアミノエチル、アクリロニトリル、アクリル酸−β−カルボキシエチル(β−CEA)、メタクリロニトリル、N−ビニル−2−ピロリドン等で代表される、分子中にカルボキシル基、水酸基、アミノ基等の極性基を有する重合性不飽和単量体等が挙げられる。
アクリル系粘着剤の粘着付与剤は、アクリル重合体と相溶性のよいものが使用される。具体的には、水素化ロジン系樹脂(完全水素化ロジン系樹脂)、脂肪族完全飽和炭化水素系樹脂、水素化テルペン系樹脂(完全水素化テルペン系樹脂)またはシランカップリング剤であるが、特に、これらに限定されるものではない。
アクリル系粘着剤層の架橋剤とは、例えば、分子中にイソシアネート基(ポリイソシアネート)、エポキシ基(エポキシ樹脂)等の官能基を2個以上持つもの、または、1、6−ヘキサンジオールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレートなどの多官能アクリレート、または、金属キレート化合物が使用されるが、特に、これらに限定されるものではない。
両面粘着テープの基材としては、例えば、ポリエステルフィルム(ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN))、ポリイミドフィルム(PI)、ポリフェニレンサルファイドフィルム(PPS)、ポリカーボネートフィルム(PC)、ポリアミドフィルム(PA)、フッ素を有する高分子量体フィルム(ポリビニルフルオライド(PVF)、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(ETFE))であって、特に、これらに限定されるものではない。
熱可塑性合成ゴム粘着剤は、エラストマー、粘着付与剤、軟和剤、老化防止剤からなり、粘着剤中の溶剤(例えば、トルエン、酢酸エチル、キシレン、n−ヘキサン等)または水を乾燥させ、熱可塑性合成ゴム粘着剤層を形成する。熱可塑性合成ゴム粘着剤のエラストマーとは、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体エラストマー、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体エラストマー、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体エラストマーなどが使用されるが、特に、これらに限定されるものではない。
また、熱可塑性合成ゴム粘着剤の粘着付与剤とは、エラストマーと相溶性のよいものが使用される。具体的には、ロジンエステル系樹脂、水素化ロジンエステル系樹脂、脂肪族系(C5系)石油樹脂、芳香族系(C9系)石油樹脂、脂肪族/芳香族共重合系(C5/C9系)石油樹脂、水素化石油系樹脂、テルペン系樹脂、水素化テルペン系樹脂、テルペンフェノール系樹脂、アルキルフェノール系樹脂、石炭酸系樹脂などがあるが、特に、これらに限定されるものではない。
熱可塑性合成ゴム粘着剤の軟和剤とは、ナフテン系鉱物油、パラフィン系鉱物油、芳香族系鉱物油、液状ポリブテン、液状ポリイソブチレンなどがあるが、特に、これらに限定されるものではない。
熱可塑性合成ゴム粘着剤の老化防止剤とは、フェノール系では、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール、スチレン化フェノール、2,5−ジ−t−ブチルハイドロキノン、2,5−ジ−t−アミルハイドロキノン、2,2−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4−チオビス(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)4,4−ブチリデンビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス−〔メチレン−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタン、2−t−ブチル−6−(3−t−ブチル−5−メチル−2−ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェニルアクリレート、n−オクタデシル−3−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ−t−ブチルフェニル)プロピオネートなどが挙げられ、アミン系としては、ポリ(2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン)、6−エトキシ−1,2−ジヒドロ−2,2,4−トリメチルキノリン、フェニル−α−ナフチルアミン、アルキル化ジフェニルアミン、オクチル化ジフェニルアミン、4,4−ビス(α,α−ジメチルベンジル)ジフェニルアミン、N,N−ジ−β−ナフチル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N−イソプロピル−p−フェニレンジアミン、N−フェニル−N−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニレンジアミン、p−(p−トルエンスルホニルアミド)ジフェニルアミン、N−(3−メタクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピル)−N−フェニル−p−フェニレンジアミンなどが挙げられ、ベンズイミダゾール系としては、2−メルカプトベンズイミダゾール、2−メルカプトメチルベンズイミダゾール、などが使用されるが、特に、これらに限定されるものではない。
剥離フィルムとしては、帝人製 ピューレックス、東レフィルム加工製 セラピール、ニッパ製 ニッパシート等が使用されるが、特に、これらに限定されるものではない。また、剥離フィルムの厚さは、19〜100μmのものである。
アクリル系粘着剤の架橋剤の配合量としては、上記粘着剤組成の0.50〜4.0重量部が好ましい。配合量が0.50重量部未満の場合、両面粘着テープが40℃保持力を保持できないため、好ましくない。また、配合量が4.0重量部を超えると、架橋密度が高くなり過ぎ、結果として、凝集力が高まり、40℃保持性が維持できないため、好ましくない。
アクリル系粘着剤の粘着付与剤配合量の総和としては、上記粘着剤組成の0〜50重量部が好ましい。配合量の総和が50重量部を超えると、粘着付与剤が両面粘着テープ表面に染み出し被着体(部品)を汚染することから、好ましくない。
熱可塑性合成ゴム粘着剤の粘着付与剤配合量の総和としては、上記粘着剤組成の100〜300重量部が好ましい。配合量が100重量部未満の場合、対ポリウレタンゴム、対撥水コートされたメッシュの固定力が得られず、また、配合量が300重量部を超えると、粘着付与剤が両面粘着テープ表面に染み出し、被着体(部品)を汚染することから、好ましくない。
熱可塑性合成ゴム粘着剤の軟和剤の配合量としては、上記粘着剤組成の5〜80重量部が好ましい。配合量が5重量部未満の場合、対ポリウレタンゴム、対撥水コートされたメッシュの固定力が得られず、また、配合量が80重量部を超えると、熱可塑性合成ゴム粘着剤層が軟らかくなり過ぎて、凝集力が低くなり、40℃保持性が維持できないため、好ましくない。
両面粘着テープの厚さとしては、20〜60μm、より好ましくは、30〜50μmの範囲が好ましい。厚さが、20μm未満では、部品を固定する力としての効果が得られず、好ましくない。また、厚さが60μmを超えるとデジタルカメラや携帯電話端末などに使用されている材料部品の薄型化ができないことから、好ましくない。
アクリル系粘着剤を塗工した粘着剤層の粘着力(対ステンレス)に関しては、その粘着力が2.5N/10mm以上、好ましくは、3.0N/10mm以上であることが望ましい。この粘着力が2.5N/10mm未満では、部品及び筐体の固定としての貼付け強度が低く、好ましくない。
また、熱可塑性合成ゴム粘着剤を塗工した粘着剤層の粘着力(対撥水コートされたメッシュ)に関しては、その粘着力が0.2N/10mm〜8.0N/10mm、好ましくは、0.4N/10mm〜4.0N/10mmであることが望ましい。この粘着力が0.2N/10mm未満では、ポリウレタンゴムや撥水コートされたメッシュとしての貼付け強度が低く、好ましくない。また、この粘着力が8.0N/10mmを超えると、メッシユに熱可塑性合成ゴム粘着剤が染み込んでしまい、裏抜けしてしまうため、好ましくない。
撥水コートされたメッシュに対して粘着力を向上させる方法としては、メッシュ表面をプライマー処理、コロナ放電処理、プラズマ処理する方法などがあるが、特に、これらに限定されるものではない。尚、プライマーとしては、エポキシ樹脂系、イソシアネート系、ウレタン樹脂系などがあるが、特に、これらに限定されるものではない。
また、デジタルカメラや携帯電話端末などに使用されている材料部品に使用可能な両面粘着テープの保持力は、被着体ステンレス板、試験雰囲気40℃、荷重9.8Nのとき、500分以上落下しないことが望ましい。この保持力が、500分以下で落下する場合では、部品の保持強度として低く、好ましくない。
両面粘着テープの基材厚は4〜13μm、より好ましくは、9〜12μmであることが望ましい。この基材厚が4μm未満では、部品の打ち抜き加工工程での加工性が乏しく、また、塗工性についても扱いがしづらく、好ましくない。この基材厚が13μmを超えると、基材の反撥が大きくなり、90°折り曲げて貼り付ける際に剥がれや浮きが生じる等の問題で使用上、好ましくない。
両面粘着テープのアクリル系粘着剤層の厚さは8〜48μm、より好ましくは、10〜28μmであることが望ましい。このアクリル系粘着剤層の厚さが8μm未満では、部品の固定力が低く、好ましくない。このアクリル系粘着剤層の厚さが48μmを超えると、テープ総厚として60μmを超えることから、携帯電話部品等の薄型化に適さず、好ましくない。
両面粘着テープの熱可塑性合成ゴム粘着剤層の厚さは8〜48μm、より好ましくは、10〜28μmであることが望ましい。この熱可塑性合成ゴム粘着剤層の厚さが8μm未満では、ポリウレタンゴムや撥水コートされたメッシュ等の固定力が低く、好ましくない。この熱可塑性合成ゴム粘着剤層の厚さが48μmを超えると、テープ総厚として60μmを超えることから、携帯電話部品等の薄型化に適さず、好ましくない。
本発明の両面粘着テープは、図1に示すように、第1の剥離フィルム1、アクリル系粘着剤層2、耐熱性高分子フィルムからなる基材3、熱可塑性合成ゴム粘着剤層4、第2の剥離フィルム5の5層構造からなる。
その製造方法は、第一段階として第1の剥離フィルム1(アクリル系粘着剤用)の剥離処理面にアクリル系粘着剤を塗工、加熱乾燥、または、窒素雰囲気下で紫外線(UV)照射して、アクリル系粘着剤層2を形成させ、上記アクリル系粘着剤層2に耐熱性高分子フィルムからなる基材3を貼り合わせ、巻き取る。第二段階として、第2の剥離フィルム5(熱可塑性合成ゴム粘着剤用)の剥離処理面に熱可塑性合成ゴム粘着剤を塗工、加熱乾燥して、熱可塑性合成ゴム粘着剤層4を形成させ、上記アクリル系粘着剤層2の基材3を介した反対面に貼り合わせ、巻き取る。
本発明の両面粘着テープは、その用途が、デジタルカメラ、携帯電話端末の部品固定に使用可能で、かつ、部品の固定を要求される限り、特に、限定されないが、特に、デジタルカメラ、携帯電話端末の部品として好適に用いられ、その薄型化に大きく寄与する。
本発明の両面粘着テープの構成について、実施例によって具体的に説明する。但し、本発明の両面粘着テープはこれに限定されるものではない。なお、本発明の実施例及び具体例の記述中における「部」は重量部を表し、「μm」は厚さを表し、「分またはズレmm」は保持力特性を表す。
[実施例1]
アクリル酸/アクリル酸ブチル=8/92の単量体組成50部、同組成の共重合体(重量平均分子量(以降「Mw」とする):100万)50部の粘着剤組成物に、架橋剤のトリエチレングリコールジアクリレート1.0部と光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガキュア369)0.30部と水素化ロジン系粘着付与剤(荒川化学工業社製 パインクリスタルKE604)10.0部を添加し、均一に混合し、厚さ19μmの剥離フィルムに粘着層厚8μmになるように塗工・UV照射し、厚さ4μmのPETフィルム(東レ社製 PETフィルム)に貼り合わせた。次に、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(日本ゼオン社製 クインタック3450)100部、脂肪族系(C5系)石油樹脂(日本ゼオン社製 クイントンM100)100部、脂肪族系(C5系)石油樹脂(クイントンC200S)100部、芳香族系鉱物油(出光興産社製 ダイアナプロセスオイルNS−90S)60部、フェノール系老化防止剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガノックス1010)0.5部をトルエン100部に均一に溶解して粘着剤溶液を作製し、厚さ38μmの剥離フィルムに粘着層厚8μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤を塗工したPETフィルムの反対面に貼り合わせ、総厚で20μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、粘着力と保持力を有していた。
[実施例2]
アクリル酸/アクリル酸−2−エチルヘキシル=6/94の単量体組成30部、同組成の共重合体(Mw:70万)70部の粘着剤組成物に、分子中にエポキシ基を2個以上持つエポキシ樹脂(三菱ガス化学社製 TETRAD X)を架橋剤として0.5部添加し、更に、シランカップリング剤(東レ・ダウコーニング社製 Z−6020)0.1部均一に混合し、厚さ38μmの剥離フィルムに粘着層厚8μmになるように塗工し、厚さ12μmのPETフィルム(帝人社製 テトロン)に貼り合わせた。次に、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(日本ゼオン社製 クインタック3520)100部、脂肪族/芳香族共重合系(C5/C9系)石油樹脂(日本ゼオン社製 クイントンN180)150部、芳香族系鉱物油(出光興産社製 ダイアナプロセスオイルNS−90S)40部、フェノール系老化防止剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガノックス565)0.1部を酢酸エチル100部に均一に溶解して粘着剤溶液を作製し、厚さ38μmの剥離フィルムに粘着層厚10μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤を塗工したPETフィルムの反対面に貼り合わせ、総厚で30μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、粘着力と保持力を有していた。
[実施例3]
アクリル酸/アクリル酸−2−エチルヘキシル=5/95の単量体組成30部、同組成の共重合体(重量平均分子量(以降「Mw」とする):80万)70部の粘着剤組成物に、分子中にイソシアネート基を2個以上持つポリイソシアネートを架橋剤(大日本インキ化学工業社製 硬化剤D−40)として4.0部添加し、均一に混合し、厚さ75μmの剥離フィルムに粘着層厚10μmになるように塗工し、13μmのPCフィルム(帝人社製 パンライト)に貼り合わせた。次に、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クレイトンポリマー社製 クレイトンD−1111)100部、水素化石油系樹脂(荒川化学工業社製 アルコンP−100)150部、芳香族系鉱物油(日本石油化学社製 日石ハイゾールSAS−LH)20部、フェノール系老化防止剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガノックス1010)0.5部をトルエン100部に均一に溶解して粘着剤溶液を作製し、厚さ50μmの剥離フィルムに粘着層厚17μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤を塗工したPCフィルムの反対面に貼り合わせ、総厚で40μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、粘着力と保持力を有していた。
[実施例4]
アクリル酸/アクリル酸ブチル/アクリル酸−2−ヒドロキシエチル=5/90/5の単量体組成30部、同組成の共重合体(重量平均分子量(以降「Mw」とする):80万)70部の粘着剤組成物に、分子中にエポキシ基を2個以上持つエポキシ樹脂を架橋剤(総研化学社製 E−AX)として1.2部添加し、均一に混合し、厚さ50μmの剥離フィルムに粘着層厚19μmになるように塗工し、9μmのPPSフィルム(東レ社製 トレリナ)に貼り合わせた。次に、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(クレイトンポリマー社製 クレイトンG−1726)100部、水素化石油系樹脂(荒川化学工業社製 アルコンP−115)100部、芳香族系鉱物油(出光興産社製 ダイアナプロセスオイルNS−90S)80部、ベンズイミダゾール系老化防止剤(大内新興化学工業社製 ノクラックMB)0.5部、トルエン 100部を均一に溶解して粘着剤溶液を作製し、厚さ19μmの剥離フィルムに粘着層厚19μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤を塗工したPPSフィルムの反対面に貼り合わせ、総厚で50μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、粘着力と保持力を有していた。
[実施例5]
アクリル酸/アクリル酸ブチル=3/97の単量体組成20部、同組成の共重合体(重量平均分子量(以降「Mw」とする):120万)80部の粘着剤組成物に、分子中にイソシアネート基を2個以上持つポリイソシアネートを架橋剤(大日本インキ化学工業社製 硬化剤D−40)として2.4部添加し、均一に混合し、厚さ38μmの剥離フィルムに粘着層厚8μmになるように塗工し、4μmのPENフィルム(帝人社製 テオネックス)に貼り合わせた。次に、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クレイトンポリマー社製 クレイトンD−1119)100部、脂肪族/芳香族共重合系(C5/C9系)石油樹脂(日本ゼオン社製 クイントンP195)100部、脂肪族系(C5系)石油樹脂(日本ゼオン社製 クイントンA100)120部、ナフテン系鉱物油(シェルジャパン社製 JCT OIL B)60部、ベンズイミダゾール系老化防止剤(大内新興化学工業社製 ノクラックMB)0.5部をトルエン100部に均一に溶解して粘着剤溶液を作製し、厚さ50μmの剥離フィルムに粘着層厚48μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤を塗工したPENフィルムの反対面に貼り合わせ、総厚で60μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、粘着力と保持力を有していた。尚、この両面粘着テープは、表面をコロナ放電処理した撥水コートされたメッシュの粘着力を測定したため、高い値を得ることができた。
[実施例6]
アクリル酸/アクリル酸−2−エチルヘキシル=2/98の単量体組成40部、同組成の共重合体(重量平均分子量(以降「Mw」とする):100万)60部の粘着剤組成物に、分子中にイソシアネート基を2個以上持つポリイソシアネートを架橋剤(日本ポリウレタン社製 コロネート55E)として0.8部添加し、均一に混合し、厚さ50μmの剥離フィルムに粘着層厚48μmになるように塗工し、4μmのPIフィルム(東レデュポン社製 カプトンH)に貼り合わせた。次に、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(クレイトンポリマー社製 クレイトンD−KX415JP)100部、脂肪族/芳香族共重合系(C5/C9系)石油樹脂(日本ゼオン社製 クイントンG115)140部、水素化石油系樹脂(荒川化学工業社製 アルコンP−90)160部、芳香族系鉱物油(出光興産社製 ダイアナプロセスオイルNS−90S)5部、フェノール系老化防止剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガノックス1010)0.5部をトルエン100部に均一に溶解して粘着剤溶液を作製し、厚さ100μmの剥離フィルムに粘着層厚8μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤を塗工したPIフィルムの反対面に貼り合わせ、総厚で60μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、粘着力と保持力を有していた。
[比較例1]
アクリル酸/アクリル酸−2−エチルヘキシル=5/95の単量体組成50部、同組成の共重合体(Mw:150万)50部の粘着剤組成物に、分子中にイソシアネート基を2個以上持つポリイソシアネート(綜研化学社製 硬化剤L−45)を架橋剤として2.0部添加し、均一に混合し、厚さ75μmの剥離フィルムに粘着層厚30μmになるように塗工し、25μmのPETフィルム(帝人社製 テトロン)に貼り合わせた。次に、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(クレイトンポリマー社製 クレイトンD−1117)100部、脂肪族系(C5系)石油樹脂(日本ゼオン社製 クイントンM100)190部、ナフテン系鉱物油(シェルジャパン社製 JCT OIL B)50部、フェノール系老化防止剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ社製 イルガノックス1010)0.5部、トルエン100部を均一に溶解して粘着剤溶液を作製し、厚さ50μmの剥離フィルムに粘着層厚35μmになるように塗工し、アクリル系粘着剤を塗工したPETフィルムの反対面に貼り合わせ、総厚で90μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、粘着力と保持力を有していたが、テープ厚さ及び基材が厚いことから本用途には適さない。
[比較例2]
アクリル酸/アクリル酸ブチル/アクリル酸−2−ヒドロキシエチル=3/90/7の単量体組成40部、同組成の共重合体(Mw:100万)60部の粘着剤組成物に、分子中にエポキシ基を2個以上持つエポキシ樹脂(綜研化学社製 硬化剤E−AX)を架橋剤として1.5部添加し、更に、粘着付与剤(東レ・ダウコーニング社製 シランカップリング剤Z−6041)0.1部を均一に混合し、厚さ75μmの剥離フィルムに粘着層厚9μmになるように塗工し、12μmのPENフィルム(帝人社製テオネックス)に貼り合わせた。次に、PENフィルムの反対面に、同様の組成のアクリル系粘着剤を粘着層厚9μmになるように塗工し、更に、剥離フィルム厚さ38μmの剥離フィルムを貼り合わせ、総厚で30μmの両面粘着テープ(シート)を得た。この両面粘着テープ(シート)は、表1に示すとおり、対撥水コートされたメッシュの粘着力において、規格値を満足する値が得られなかった。
Figure 2008222895
[厚さ]JIS−Z−0237(2000)に準ずる。なお、厚さの測定には、JIS−B−7503に規定するダイヤルゲージを使用する。
[粘着力]JIS−Z−1528(2004)に準じ、被着体として研磨済ステンレス板(厚さ1.5mm)、NBC工業(株)製メッシュ No.280T(厚さ53μm)を使用し、0.019mm厚ポリエステル(PET)フィルムで裏打ちした試験片を貼り付け、荷重19.6Nのローラーで一往復させた後、20分後、アイコー引張試験機にて剥離速度300mm/minにて180°方向にピールし測定した。
[保持力]JIS−Z−1528(2004)に準じ、0.019mm厚PETフィルムで裏打ちし、測定温度40℃、荷重9.8N、試験時間24時間で落下(分)またはズレ幅(mm)を測定した。
本発明の両面粘着テープの構成図を表す。
符号の説明
1:第1の剥離フィルム、2:アクリル系粘着剤層、3:耐熱性高分子フィルムからなる基材、4:熱可塑性合成ゴム粘着剤層、5:第2の剥離フィルム

Claims (4)

  1. 耐熱性高分子フィルムからなる基材の両側に、粘着剤層を有する両面粘着テープにおいて、上記基材の一方の面にアクリル系粘着剤、他方の面に熱可塑性合成ゴム粘着剤を塗工した粘着剤層を有し、かつ、上記両面粘着テープの総厚が、20〜60μmであることを特徴する両面粘着テープ。
  2. 上記基材の厚さが、4〜13μmであることを特徴とする請求項1に記載の両面粘着テープ。
  3. 上記熱可塑性合成ゴム粘着剤の撥水コートされたメッシュに対する粘着力が0.2N/10mm〜8.0N/10mmであることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載の両面粘着テープ。
  4. 第1の剥離フィルムの剥離処理面にアクリル系粘着剤を塗工してアクリル系粘着剤層を形成する工程、上記アクリル系粘着剤層に基材を貼り合わせる工程、第2の剥離フィルムの剥離処理面に熱可塑性合成ゴム粘着剤を塗工して熱可塑性合成ゴム粘着剤層を形成する工程、更に、アクリル系粘着剤層の上記基材を介した反対面に熱可塑性合成ゴム粘着剤層を貼り合わせる工程を含むことを特徴とする両面粘着テープの製造方法。
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