JP2008222155A - 二輪車用空気入りタイヤ - Google Patents

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    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
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    • B60C11/005Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers with cap and base layers

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Abstract

【課題】二輪車用空気入りタイヤの摩耗ライフと高速耐久性の両立を図る。
【解決手段】ベースゴム層26のベースゴムゲージをタイヤ赤道面CL側からトレッド端28Eに向けて増加させることで、ベースゴム層が一定ゲージとされた従来の二輪車用空気入りタイヤよりも、ベースゴム層26のボリュームが増し、重荷重走行、または高速走行時のタイヤ発熱を抑制する効果が大きく、従来よりも高速耐久性が向上する。二輪車用空気入りタイヤの摩耗は、ショルダー側の方がセンター側に比較して小さいので、本実施形態のベースゴム層26のようにトレッド端28E側へ行くに従って徐々にベースゴムゲージを厚くしていっても、摩耗末期にベースゴム層26がタイヤ表面に露出することはない。これにより、高速耐久性を高く保て、摩耗ライフの向上と高速耐久性の向上の両立が図られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、二輪車用空気入りタイヤにかかり、特に、高速耐久性を高めた二輪車用空気入りタイヤに関する。
自動二輪車に用いる二輪車用空気入りタイヤは、使用負荷荷重が高い場合、または走行速度が高い場合、摩耗ライフと高速耐久性の両立が難しくなってきている。
例えば、自動二輪車用空気入りタイヤとしては、特許文献1〜3に上げるものがある。
特開昭60―56603号公報 特開昭63―134311号公報 特開2001―187515号公報
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、摩耗ライフと高速耐久性の両立を図った二輪車用空気入りタイヤの提供を目的とする。
二輪車用空気入りタイヤは、そのクラウンアール形状の特徴から、主に摩耗する部分はトレッドのタイヤ赤道面側で、トレッド端側(ショルダー部側)では殆ど摩耗しない。そこで、トレッドのタイヤ赤道面側の溝深さ対比でトレッド端側の溝深さは、通常40〜50%程度浅くなっている。
また、従来の二輪車用空気入りタイヤにおいても、トレッドを所謂キャップ・ベース構造として種々の性能を向上させようとしており、キャップゴムに耐摩耗性に優れたゴムを、ベースゴムに低発熱のゴムを用いている。
発明者が種々の調査、実験、及び検討を重ねた結果、低発熱のベースゴムを従来のようにセンターからトレッド端にかけて一様のゲージでなく、徐々にベースゴムゲージを厚くしていっても、摩耗末期に低発熱のベースゴムはタイヤ表面に露出しないことが判明した。そして、ベースゴムゲージをセンターからトレッド端にかけて徐々に厚くすることで、ベースゴムのゴムボリュームを増やせ、重荷重走行、または高速走行時のタイヤ発熱を抑制する効果を大きくし、高速耐久性を向上できることを見出した。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、左右一対のビード部に埋設されたビードコアと、一方のビード部から他方のビード部にトロイド状に跨がり端部分が前記ビードコアに巻回されて前記ビードコアに係止されたカーカス層と、前記カーカス層のクラウン部のタイヤ径方向外側に配置されたベルト層と、前記ベルト層のタイヤ径方向外側に配置されるベースゴム層、及び前記ベースゴム層のタイヤ径方向外側に配置されるキャップゴム層を含むトレッドゴム層と、を備え、前記ベースゴム層は前記キャップゴム層よりも低発熱性のゴムで形成され、前記ベースゴム層のベースゴムゲージは、タイヤ赤道面側よりもトレッド端側の方が厚く、トレッドゴムゲージに対するベースゴムゲージの比は、タイヤ赤道面側よりもトレッド端側の方が大きい、ことを特徴としている。
次に、請求項1に記載の二輪車用空気入りタイヤの作用を説明する。
請求項1に記載の二輪車用空気入りタイヤでは、従来のベースゴム層が一定ゲージの二輪車用空気入りタイヤよりも、ベースゴム層のボリュームを増せるため、重荷重走行、または高速走行時のタイヤ発熱を抑制する効果が大きくなり、高速耐久性を向上することができる。
さらに、二輪車用空気入りタイヤの摩耗は、トレッド端側の方がセンター側に比較して小さいので、トレッド端側へ行くに従って徐々にベースゴムゲージを厚くしていっても、摩耗末期に低発熱のベースゴムがタイヤ表面に露出することはない。
これにより、トレッドゲージを薄くしなくても(溝深さを浅くしなくても)、高速耐久性を高く保て、摩耗ライフの向上と高速耐久性の向上の両立が可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の二輪車用空気入りタイヤにおいて、前記キャップゴムの60°Cにおけるtanδは、0.25〜0.45であり、前記ベースゴムの60°Cにおけるtanδは、0.05〜0.18である、ことを特徴としている。
次に、請求項2に記載の二輪車用空気入りタイヤの作用を説明する。
キャップゴムの60°Cにおけるtanδを0.25〜0.45とすることで、適度なグリップが得られ、ベースゴムの60°Cにおけるtanδを0.05〜0.18とすることで低発熱を確保できる。
なお、キャップゴムの60°Cにおけるtanδが0.25未満になると、必要なグリップが得られなくなる。
一方、キャップゴムの60°Cにおけるtanδが0.45を超えると、発熱耐久性が悪化する。
また、ベースゴムの60°Cにおけるtanδが0.05未満になると、ゴムの強度不足となる。
一方、ベースゴムの60°Cにおけるtanδが0.18を超えると、発熱耐久性が悪化する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の二輪車用空気入りタイヤにおいて、タイヤ赤道面側では、トレッドゲージに対するベースゲージの比が2〜35%であり、トレッド端側では、トレッドゲージに対するベースゲージの比が45〜90%である、ことを特徴としている。
次に、請求項3に記載の二輪車用空気入りタイヤの作用を説明する。
タイヤ赤道面側で、ベースゲージのトレッドゲージに対する比を2〜35%とし、トレッド端側で、ベースゲージのトレッドゲージに対する比を45〜90%とすると、キャップゴムとベースゴムのゲージのバランスがトレッド全体に渡って良好となり、摩耗ライフと高速耐久性の両立が高い次元で図られる。
なお、タイヤ赤道面側で、ベースゲージのトレッドゲージに対する比が2%未満になると、直進走行時の発熱耐久性が通常タイヤと大差なくなってしまう。
一方、タイヤ赤道面側で、ベースゲージのトレッドゲージに対する比が35%を超えると、摩耗末期にベースゴムが踏面に露出してしまい、耐摩耗性、ウエット性能等が低下してしまう。
次に、トレッド端側で、ベースゲージのトレッドゲージに対する比が45%未満になると、発熱耐久性が不十分となる。
一方、トレッド端側で、ベースゲージのトレッドゲージに対する比が90%を超えると、摩耗末期にベースゴムが踏面に露出してしまう。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の二輪車用空気入りタイヤにおいて、トレッド部におけるタイヤ赤道面とトレッド端との中間部である1/4点では、トレッドゲージに対するベースゲージの比が25〜60%である、ことを特徴としている。
次に、請求項4に記載の二輪車用空気入りタイヤの作用を説明する。
トレッドの1/4点においてベースゲージのトレッドゲージに対する比を25〜60%とすることで、1/4点においてベースゴムとキャップゴムのバランスが良くなる。
以上説明したように本発明の二輪車用空気入りタイヤによれば、摩耗ライフと高速耐久性の両立を図ることができる、という効果がある。
次に、本発明の二輪車用空気入りタイヤの実施形態を図1にしたがって説明する。
図1に示すように、本実施形態の二輪車用空気入りタイヤ10は、タイヤ赤道面CLに対して交差する方向に延びるコードが埋設された第1のカーカスプライ12及び第2のカーカスプライ14から構成されたカーカス16を備えている。
第1のカーカスプライ12及び第2のカーカスプライ14は、各々両端部分が、ビード部18に埋設されているビードコア20の周りに、タイヤ内側から外側へ向かって巻き上げられている。
これら第1のカーカスプライ12及び第2のカーカスプライ14は、各々複数本の有機繊維コード(例えば、ナイロンコード)を平行に並べてゴムコーティングしたものであり、そのコードはタイヤ赤道面CLに対して、例えば60°〜90°の方向に延びている。なお、第1のカーカスプライ12のコードと第2のカーカスプライ14のコードとは互いに交差しており、また、タイヤ赤道面CLに対して互いに反対方向に傾斜している。
カーカス16のタイヤ半径方向外側には、ベルト層22が設けられている。
本実施形態のベルト層22は、いわゆるクロスベルトであり、タイヤ赤道面CLに対して傾斜して配置された複数本のコードを含む複数枚(実施形態では2枚)のプライから構成されている。
このベルト層22のタイヤ径方向外側にはトレッドゴム層28が配置されている。本実施形態のトレッドゴム層28は、所謂キャップ・ベース構造であり、タイヤ径方向外側のキャップゴム層24とタイヤ径方向内側のベースゴム層26との2層構造となっている。
本実施形態では、キャップゴム層24、及びベースゴム層26共に、一方のトレッド端側から他方のトレッド端側に向けて連続して設けられている。
キャップゴム層24を構成するゴムは、ベースゴム層26を構成するゴムよりも耐摩耗性に優れているものを用いている。また、ベースゴム層26を構成するゴムは、キャップゴム層24を構成するゴムよりも低発熱である。
なお、キャップゴム層24の60°Cにおけるtanδを0.25〜0.45、ベースゴム層26の60°Cにおけるtanδを0.05〜0.18に設定することが好ましい。
ベースゴム層26は、タイヤ赤道面側よりもトレッド端28E側(ショルダー側)の方が厚く形成されており、トレッドゴム層28のゲージ(以後、トレッドゴムゲージと呼ぶ)に対するベースゴム層26のゲージ(以後、ベースゴムゲージと呼ぶ)の比は、タイヤ赤道面CL側よりもトレッド端28E側の方が大きく設定されている。
なお、タイヤ赤道面CLでは、トレッドゲージに対するベースゲージの比を2〜35%、トレッド端側では、トレッドゲージに対するベースゲージの比を45〜90%、1/4点28Pでは、トレッドゲージに対するベースゲージの比を25〜60%とすることが好ましい。
また、キャップゴム層24は、タイヤ赤道面CL側が厚く、トレッド端28E側が薄く形成されており、そのゲージはタイヤ赤道面CLからトレッド端28Eへ向けて漸減している。
(作用)
このように構成された本実施形態の二輪車用空気入りタイヤ10では、ベースゴム層が一定ゲージとされた従来の二輪車用空気入りタイヤよりも、ベースゴム層26、即ち、低発熱のゴムのボリュームが増しているため、重荷重走行、または高速走行時のタイヤ発熱を抑制する効果が大きく、従来よりも高速耐久性が向上している。
また、二輪車用空気入りタイヤの摩耗は、ショルダー側の方がセンター側に比較して小さいので、本実施形態のベースゴム層26のようにトレッド端28E側へ行くに従って徐々にベースゴムゲージを厚くしていっても、摩耗末期にベースゴム層26がタイヤ表面に露出することはない。
これにより、本実施形態の二輪車用空気入りタイヤ10では、トレッドゲージを薄くすることなく、高速耐久性を高く保て、摩耗ライフの向上と高速耐久性の向上の両立が図られている。
なお、キャップゴム層24を構成するゴムの60°Cにおけるtanδが0.25未満になると、必要なグリップが得られなくなる。
一方、キャップゴム層24を構成するゴムの60°Cにおけるtanδが0.45を超えると、発熱耐久性が悪化する。
また、ベースゴム層26を構成するゴムの60°Cにおけるtanδが0.05未満になると、ゴムの強度不足となる。
一方、ベースゴム層26を構成するゴムの60°Cにおけるtanδが0.18を超えると、発熱耐久性が悪化する。
また、タイヤ赤道面CLで、ベースゲージのトレッドゲージに対する比が2%未満になると、直進走行時の発熱耐久性が通常タイヤと大差なくなってしまう。
一方、タイヤ赤道面CLで、ベースゲージのトレッドゲージに対する比が35%を超えると、摩耗末期にベースゴム層26が踏面に露出してしまい、耐摩耗性、ウエット性能等が低下してしまう。
次に、トレッド端28Eで、ベースゲージのトレッドゲージに対する比が45%未満になると、発熱耐久性が不十分となる。
一方、トレッド端28Eで、ベースゲージのトレッドゲージに対する比が90%を超えると、摩耗末期にベースゴム層26が踏面に露出してしまう。
トレッドの1/4点においてベースゲージのトレッドゲージに対する比を25〜60%とすることで、1/4点においてベースゴム層26とキャップゴム層24のゲージのバランスが良くなる。
(試験例)
本発明の効果を確かめるために、従来例のタイヤと、本発明の適用された実施例のタイヤを用意し、室内のドラム試験機を用いて高速耐久試験を実施した。
以下に実施例の二輪車用空気入りタイヤを説明する。
実施例の二輪車用空気入りタイヤは、図1に示すキャップ・ベース構造のトレッドを有するタイヤである。
・タイヤサイズ:160/70R17M/C
・カーカス:ナイロンコードのプライ2枚。タイヤ赤道面に対するコードの傾斜角度90°。
・ベルト:プライ2枚からなるクロスベルト。タイヤ赤道面に対するコードの傾斜角度25°。
・キャップゴムのtanδ:0.33
・ベースゴムのtanδ:0.12
・タイヤ赤道面でのベースゴムゲージ/トレッドゲージ比:20%
・トレッド端付近のベースゴムゲージ/トレッドゲージ比:60%(なお、計測位置は、トレッド端からタイヤ赤道面までの踏面に沿って計測した長さ(トレッドペリフェリ)の半分の長さをαとしたときに、トレッド端からタイヤ赤道面方向へαの20%までの区間の中の最大ベースゲージ部とした。)。
なお、従来例の二輪車用空気入りタイヤは、ベースゴムゲージ/トレッドゲージ比がトレッド全体に渡って20%であり、それ以外の構成は実施例と同一である。
試験条件
内圧:290kPa
荷重:2.45kN
リム:MT5.00−17M/C
試験方法:ドラム試験機で速度をステップアップして行き、タイヤが故障した際の速度を記録した。評価は、従来例のタイヤが故障した際の速度を100とする指数表示とし、指数が大きいほど高速耐久性に優れていることを表している。
Figure 2008222155
なお、摩耗ライフ性能に関しては、従来例と実施例は摩耗末期までベースゴムが露出しないため、同等であった。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、キャップゴム層が1種類のゴムで形成されていたが、本発明はこれに限らず、図2に示すように、タイヤ赤道面CL側を第1のキャップゴム層24A、トレッド端28E側を、第1のキャップゴム層24Aを構成するゴムとは物性の異なるゴムからなる第2のキャップゴム層24Bとしても良い。例えば、キャップゴム層のタイヤ赤道面側にショルダー側よりも耐摩耗性に優れたゴムを用い、ショルダー側にタイヤ赤道面側よりもグリップの良いゴムを用いることができる。これにより、摩耗とグリップの両立を図ることができる。
また、キャップゴム層のタイヤ赤道面側にショルダー側よりも硬いゴムを用い、ショルダー側にタイヤ赤道面側よりも軟らかいゴムを用いることができる。これにより、安定性とグリップの両立を図ることができる。
また、本発明では、タイヤ赤道面CLにおいて、ベースゴム層26のゲージが零であっても良く、タイヤ赤道面CL以外の部分でベースゴム層26のゲージを十分に確保できるので、高い発熱耐久性が得られる。
本発明の一実施形態に係る二輪車用空気入りタイヤの回転軸に沿った断面図である。 本発明の他の実施形態に係る二輪車用空気入りタイヤの回転軸に沿った断面図である。
符号の説明
10 二輪車用空気入りタイヤ
16 カーカス
22 ベルト層
24 キャップゴム層
26 ベースゴム層
28 トレッドゴム層
28E トレッド端

Claims (4)

  1. 左右一対のビード部に埋設されたビードコアと、一方のビード部から他方のビード部にトロイド状に跨がり端部分が前記ビードコアに巻回されて前記ビードコアに係止されたカーカス層と、
    前記カーカス層のクラウン部のタイヤ径方向外側に配置されたベルト層と、
    前記ベルト層のタイヤ径方向外側に配置されるベースゴム層、及び前記ベースゴム層のタイヤ径方向外側に配置されるキャップゴム層を含むトレッドゴム層と、
    を備え、
    前記ベースゴム層は前記キャップゴム層よりも低発熱性のゴムで形成され、
    前記ベースゴム層のベースゴムゲージは、タイヤ赤道面側よりもトレッド端側の方が厚く、
    トレッドゴムゲージに対するベースゴムゲージの比は、タイヤ赤道面側よりもトレッド端側の方が大きい、
    ことを特徴とする二輪車用空気入りタイヤ。
  2. 前記キャップゴムの60°Cにおけるtanδは、0.25〜0.45であり、
    前記ベースゴムの60°Cにおけるtanδは、0.05〜0.18である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の二輪車用空気入りタイヤ。
  3. タイヤ赤道面側では、トレッドゲージに対するベースゲージの比が2〜35%であり、
    トレッド端側では、トレッドゲージに対するベースゲージの比が45〜90%である、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の二輪車用空気入りタイヤ。
  4. トレッド部におけるタイヤ赤道面とトレッド端との中間部である1/4点では、トレッドゲージに対するベースゲージの比が25〜60%である、ことを特徴とする請求項3に記載の二輪車用空気入りタイヤ。
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