JP2008222056A - ワイパ装置 - Google Patents

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JP2008222056A JP2007063714A JP2007063714A JP2008222056A JP 2008222056 A JP2008222056 A JP 2008222056A JP 2007063714 A JP2007063714 A JP 2007063714A JP 2007063714 A JP2007063714 A JP 2007063714A JP 2008222056 A JP2008222056 A JP 2008222056A
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Sadaki Takada
定季 高田
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Abstract

【課題】雨水がピボットホルダの表面を伝ってリンク機構との連結部まで達しにくくする。
【解決手段】ワイパ装置15は、フレームに固設したピボットホルダ20と、このピボットホルダ20から下方に突出するピボット軸19に連結したリンク機構の駆動レバー22と、リンク機構を介してピボット軸19を揺動させるワイパモータと、ピボットホルダ20に取り付けられてピボット軸19と駆動レバー22の連結部分を覆う被水防止部材34とを備えている。被水防止部材34から一対の取付ブラケット30,31を延出し、これら取付ブラケット30,31の延出部分を跨ぐようにして庇36を設けてある。
【選択図】図3

Description

本発明は、ピボットホルダから取付ブラケットを延出させて車体に取り付けるワイパ装置に関する。
自動車には、フロントウィンドガラスに付着した水滴を払拭するためのワイパ装置が設けてある。この装置では、ピボット軸のピボットホルダから上方に突出する部分にワイパアームを取り付けるとともに、ピボットホルダから下方に突出する部分はリンク機構を介してワイパモータに連結してある(特許文献1参照)。
実開平4−26859号公報
ワイパ装置は、フロントウィンドガラスの下端を支持するカウルの内部に収容配置されるため、雨水が外気取入口からカウル内に浸入し、ピボットホルダが被水し易い。被水した雨水は、ピボットホルダの表面を伝って落下し、ピボット軸とリンク機構との連結部まで達し易く、グリスが流れてしまい腐食発生の原因となる。
本発明の目的は、雨水がピボットホルダの表面を伝ってリンク機構との連結部まで達しにくくすることにある。
本発明のワイパ装置は、フレームと、該フレームに固設したピボットホルダと、該ピボットホルダから下方に突出するピボット軸に連結したリンク機構と、該リンク機構を介して上記ピボット軸を揺動させるワイパモータとを備えたワイパ装置であって、上記ピボットホルダから外側へ延出する一対の取付ブラケットと、これら取付ブラケットのピボットホルダから延出する部分に跨る庇とを設けたことを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、上記ピボットホルダは、ピボット軸に対するリンク機構の連結部分を覆う被水防止部を備え、該被水防止部から上記取付ブラケットを一対延出させたことを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、上記庇が被水防止部から斜め下方に延出していることを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、上記被水防止部は、取付ブラケットが延出している側を除いて堰を備えていることを特徴とする。
本発明のワイパ装置は、上記取付ブラケットの足の両側端部に流水ガイドリブを設けたことを特徴とする。
本発明によれば、ピボットホルダに被水した雨水の一部が庇に伝わり、その先端から滴下するので、雨水がピボット軸とリンク機構との連結部まで達しにくくなり、腐食による耐久性の低下防止に役立つ。
さらに、取付ブラケットの延出部分を庇で連結してあるので、捻り荷重に対する剛性が高くなるという効果もある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明のワイパ装置を取り付けた車両の概略を示している。
この車両11には、フロントウィンドガラス12を払拭するために運転席側のワイパブレード13aと助手席側のワイパブレード13bとが設けられている。運転席側のワイパブレード13aはワイパアーム14aの先端に取り付けられ、助手席側のワイパブレード13bはワイパアーム14bの先端に取り付けられており、それぞれのワイパブレード13a,13bは、ワイパアーム14a,14bに内装された図示しないばね部材等によりフロントウィンドガラス12に弾圧的に接触するようになっている。ワイパアーム14a,14bは、後述のリンク機構を介してワイパモータと連結され、フロントウィンドガラス12上の上反転位置とフロントウィンドガラス12の下端に位置する下反転位置との間の払拭範囲12a,12bを同一方向に向けて揺動運動して払拭動作を行うようになっている。すなわち、これらのワイパブレード13a,13bの払拭パターンはタンデム式となっている。
図2は図1に示すワイパ装置を示している。
このワイパ装置15は、パイプ状のフレーム16を備え、このフレーム16にモータ本体17と減速機18とからなるワイパモータWMを搭載してある。フレーム16の両端には、運転席側のワイパアーム14aが取り付けられるピボット軸19を備えたピボットホルダ20と、助手席側のワイパアーム14bが取り付けられるピボット軸21を備えたピボットホルダ22とが固設してある。各ピボット軸19,21は、ピボットホルダ20,21から上方に突出する部分にワイパアーム14a,14bを取り付ける一方、ピボットホルダ20,21から下方に突出する部分に駆動レバー23a,23bの一端を連結してある。駆動レバー22の他端はピン24で連結ロッド25の一端に回動自在に連結してある。駆動レバー23aの他端はピン26で連結ロッド25の他端に回動自在に連結してある。駆動レバー23bの他端には、駆動ロッド27の一端がボールジョイント28を介して回動自在に連結してある。駆動ロッド27の他端はボールジョイント28を介して減速機18の出力軸18aに設けたクランクアーム29に連結してある。つまり、ワイパモータ19でクランクアーム29を回転させると、駆動ロッド27が往復運動して各駆動レバー22,23を同一方向に揺動させることになる。
図3は図2のピボットホルダ20を矢印A方向から見た図、図4は図3のピボットホルダ20を矢印B方向から見た図、図5は図4のC−C線断面図である。
ワイパ装置15は取付ブラケット30,31,32を備え、これら取付ブラケット30,31,32をボルト固定して車両のカウル33の内部に収容してある(図3参照)。運転席側のピボットホルダ20には、ピボット軸19に対する駆動レバー22の連結部分を覆う被水防止部材34を取り付けてある。この被水防止部材34には取付ブラケット30,31を一体成形してある。被水防止部材34は、ピボットホルダ20から外側に延出する本体部34aと、本体部34aの取付ブラケット30,31側の側縁から立ち下がる立下部34bとを備え、本体部34aには堰35を設けてある。また、本体部34aは取付ブラケット30,31側に向かって立ち下がるように傾斜させてある。
被水防止部材34は、立下部34bの下端から一対の取付ブラケット31,32を外側に延出させてある。そして、これら取付ブラケット31,32の被水防止部材34からの延出する部分を跨ぐようにして庇36を設けてある。この庇36は、被水防止部材34の立下部34bから斜め下方に延出している。後方側の取付ブラケット31は略L字状に形成してあり、その立下部31aの両側端部には流水ガイドリブ37を設けてある。被水防止部材34は、取付ブラケット31,32及び庇36との境界に薄肉部38を設けてある(図5参照)。つまり、この薄肉部38は2つの取付ブラケット31,32と庇36の延出部分を横切るように設けてある。これは、ワイパアーム14a,14bに物体が衝突した際の衝撃で薄肉部38を破断し易くするためである。なお、39は各取付ブラケット30,31,32に装着したブッシュである。
このワイパ装置15では、雨水が外気取入口からカウル33内に浸入し、ピボットホルダ20が被水することがある。被水した雨水は、ピボットホルダ20の表面を伝って落下し、被水防止部材34の本体部34aに集まり、そこから立下部34bを伝って落下し、さらに、2つの取付ブラケット31,32または庇36を伝ってカウル33の底部に達する。つまり、被水防止部材34がピボット軸19と駆動レバー22の連結部を覆っているので、この連結部に雨水がかかるのを防止できる。特に、被水防止部材34に堰35を設けて雨水を取付ブラケット31,32側に誘導しているので、ピボット軸19と駆動レバー22の連結部の被水防止が確実なものとなる。さらに、被水防止部材34の立下部34bから庇36を延出し、その先端から雨水の一部をカウル33内に滴下させているので、その分だけ被水防止効果が向上する。なお、取付ブラケット31を略L字状に形成してその両側端部に流水ガイドリブ37を設けてあるので、取付ブラケット31の裏側に雨水が回り込むのを防止できる。
ところで、ワイパアーム14a,14bに物体が衝突すると、その衝撃で薄肉部38が破断し、被水防止部材34が取付ブラケット31,32から分離するようにしてある。このため、ワイパアーム14a,14bが捻られると、薄肉部38が破断する虞がある。そこで、取付ブラケット31,32の延出部分を庇35で連結して捻り荷重に対する剛性を高めている。
本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、本実施の形態おいては、後方側の取付ブラケット31を略L字状に形成してあるが、その形状はこれに限定されるものではない。
本発明のワイパ装置を取り付けた車両の概略を示す図である。 同ワイパ装置のリンク機構を示す斜視図である。 図2のピボットホルダ20を矢印A方向から見た図である。 図3のピボットホルダ20を矢印B方向から見た図である。 図4のC−C線断面図である。
符号の説明
11 車両
12 フロントウィンドガラス
12a 払拭範囲
13a ワイパブレード
13b ワイパブレード
14a ワイパアーム
14b ワイパアーム
15 ワイパ装置
16 フレーム
17 モータ本体
18 減速機
18a 出力軸
19 ピボット軸
20 ピボットホルダ
21 ピボット軸
22 ピボットホルダ
23a 駆動レバー
23b 駆動レバー
24 ピン
25 連結ロッド
26 ピン
27 駆動ロッド
28 ボールジョイント
29 クランクアーム
30 取付ブラケット
31 取付ブラケット
31a 立下部
33 カウル
34 被水防止部材(被水防止部)
34a 本体部
34b 立下部
35 堰
36 庇
37 流水ガイドリブ
38 薄肉部
39 ブッシュ
WM ワイパモータ

Claims (5)

  1. フレームと、該フレームに固設したピボットホルダと、該ピボットホルダから下方に突出するピボット軸に連結したリンク機構と、該リンク機構を介して上記ピボット軸を揺動させるワイパモータとを備えたワイパ装置であって、上記ピボットホルダから外側へ延出する複数の取付ブラケットと、これら取付ブラケットのピボットホルダから延出する部分に跨る庇とを設けたことを特徴とするワイパ装置。
  2. 請求項1記載のワイパ装置において、上記ピボットホルダは、ピボット軸に対するリンク機構の連結部分を覆う被水防止部を備え、該被水防止部から上記取付ブラケットを一対延出させたことを特徴とするワイパ装置。
  3. 請求項2記載のワイパ装置において、上記庇が被水防止部から斜め下方に延出していることを特徴とするワイパ装置。
  4. 請求項1または2記載のワイパ装置において、上記被水防止部は、取付ブラケットが延出している側を除いて堰を備えていることを特徴とするワイパ装置。
  5. 請求項4記載のワイパ装置において、上記取付ブラケットの足の両側端部に流水ガイドリブを設けたことを特徴とするワイパ装置。
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