JP2008221721A - 画像形成装置および露光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】各露光装置相互間における発光素子の位置合わせを高精度に行う。
【解決手段】複数の感光体ドラム31各々に対応して配置され、感光体ドラム31を露光するLEDアレイ63がLED回路基板62上に配置される複数のLEDプリントヘッド(LPH)33を備え、複数のLPH33のうちの所定のLPH33は、基板を加熱する面状ヒータ65が設けられ、所定のLPH33を除く他のLPH33は、面状ヒータ65が設けられない。
【選択図】図3

Description

本発明は、プリンタや複写機等の画像形成装置等に関する。
プリンタや複写機等の電子写真方式のカラー画像形成装置では、各色トナー像を形成する際に用いられる露光装置として、例えばLED等の発光素子を主走査方向に配列して構成されたものが知られている。このような露光装置においては、発光素子を点灯させた際に熱が発生することから、発光素子を支持する基板が熱の影響を受けて伸縮する。そのため、発光素子には各露光装置毎に異なる位置ずれが生じ、各色トナー像が合成された際に色ずれが発生する場合がある。
そこで、例えば特許文献1には、発光素子の駆動に伴って発生する熱に対応させて、所定の箇所に予め熱を発生させる予熱手段を配置することで、基板に新たな伸びが生じるのを抑えるための技術が開示されている。
特開2002−370400号公報(第3−4頁)
本発明は、各露光装置相互間における発光素子の位置合わせを高精度に行うことを目的とする。
本発明の画像形成装置は、複数の像保持体と、複数の像保持体各々に対応して配置され、像保持体を露光する発光素子部材が基板上に配置される複数の露光装置とを備え、複数の露光装置のうちの所定の露光装置は基板を加熱する加熱手段が設けられ、所定の露光装置を除く他の露光装置は加熱手段が設けられないことを特徴としている。
ここで、所定の露光装置は、加熱手段から発せられた熱の流入を受け付ける熱流入手段をさらに備えることを特徴とすることができる。また、所定の露光装置は、加熱手段が基板の発光素子部材が配置された面を加熱すること特徴とすることができる。さらに、所定の露光装置は、加熱手段が装着される領域にて発光素子部材を外部から遮蔽する遮蔽手段をさらに備え、加熱手段が遮蔽手段を介して基板を加熱することを特徴とすることができる。
また、露光装置は、基板が基板からの熱の流入を受け付ける支持体に支持されたことを特徴とすることができる。
本発明の露光装置は、支持体と支持体に支持される基板と、基板上に列状に配列された複数の発光素子と、基板を加熱する加熱手段とを備え、加熱手段は、支持体に対して着脱可能に構成されたことを特徴としている。
ここで、加熱手段から発せられた熱の流入を受け付けるとともに、加熱手段を一体的に保持する保持部材をさらに備え、加熱手段は、支持体に対して保持部材と一体的に着脱されることを特徴とすることができる。特に、保持部材は、発光素子から出射された光の光路上に配置された光学部材とは直接接触しない状態で支持体に装着されることを特徴とすることができる。
また、加熱手段は、基板の発光素子が配置された面を加熱することを特徴とすることができる。さらに、加熱手段が支持される領域にて発光素子を外部から遮蔽する遮蔽手段をさらに備え、加熱手段は、遮蔽手段を介して基板を加熱することを特徴とすることができる。
本発明の請求項1によれば、本発明を採用しない場合に比べて、各露光装置相互間における発光素子の位置合わせを高精度に行うことができる。
本発明の請求項2によれば、本発明を採用しない場合に比べて、基板の温度が急激に変動することを抑制することができる。
本発明の請求項3によれば、本発明を採用しない場合に比べて、基板を効果的に加熱することができる。
本発明の請求項4によれば、本発明を採用しない場合に比べて、発光素子部材にごみ等が付着することを抑制することができる。
本発明の請求項5によれば、本発明を採用しない場合に比べて、発光素子の光量変動や駆動手段での誤動作の発生を抑制することができる。
本発明の請求項6によれば、本発明を採用しない場合に比べて、各露光装置相互間における発光素子の位置合わせを高精度に行うことができる。
本発明の請求項7によれば、本発明を採用しない場合に比べて、基板の温度が急激に変動することを抑制することができる。
本発明の請求項8によれば、本発明を採用しない場合に比べて、発光素子と光学部材との間に設定された所定の光学的な位置関係にずれが生じることを抑制することができる。
本発明の請求項9によれば、本発明を採用しない場合に比べて、基板を効果的に加熱することができる。
本発明の請求項10によれば、本発明を採用しない場合に比べて、発光素子にごみ等が付着することを抑制することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[実施の形態1]
図1は本実施の形態の画像形成装置が適用される印刷システム1の全体構成を示した図である。図1に示した印刷システム1は、記録媒体の一例として、帯状に連続して形成された連帳紙Pを用い、連帳紙Pの両面に画像を形成するように構成したものである。すなわち、本実施の形態の印刷システム1は、連帳紙Pの搬送方向上流側から下流側に向かって、連帳紙給紙装置300、上流側に配置された画像形成装置の一例としての第1プリンタ100A、バッファユニット200、表裏反転ユニット500、下流側に配置された画像形成装置の一例としての第2プリンタ100B、連帳紙巻取装置400が備えられている。
また、本実施の形態の印刷システム1には、印刷システム1を構成する各装置の動作を制御する制御コンピュータ600が備えられている。そして、制御コンピュータ600は、通信ネットワーク700を介して、連帳紙給紙装置300、第1プリンタ100A、第2プリンタ100B、および連帳紙巻取装置400に接続されている。
連帳紙給紙装置300は、連帳紙Pを巻いた連帳紙ロール310が装着され、連帳紙Pを第1プリンタ100Aに供給する。
第1プリンタ100Aは、連帳紙給紙装置300から供給された連帳紙Pの表面に、制御コンピュータ600から送信された画像データに基づいて画像を印刷する。
バッファユニット200は、第1プリンタ100Aにて表面側への印刷処理が施された連帳紙Pを第2プリンタ100Bへ向けて搬送するに際して、連帳紙Pを規定量だけ保持しながら搬送する。すなわち、バッファユニット200には、搬送ロールとして、上流側張架ロール201、例えば上下方向(矢印方向)に移動可能に設置されて、連帳紙Pに対して所定の張力を付与しながら搬送するテンションロール202、および下流側張架ロール203が配設されている。そして、連帳紙Pが上流側張架ロール201→テンションロール202→下流側張架ロール203の順に搬送されることで、連帳紙Pにはバッファユニット200内に連帳紙Pを規定量だけ保持するループが形成される。このような連帳紙Pのループが形成され、かつ、連帳紙Pの張力の変動に応じてテンションロール202が上下方向に移動することで、連帳紙Pの張力に大きな変動が生じることを抑えている。それにより、第1プリンタ100Aと第2プリンタ100Bとの間で、連帳紙Pの張力が過度に高まって連帳紙Pが破断したり、連帳紙Pに弛みが生じて、連帳紙Pの搬送方向にズレが生じたり、シワが生じることを抑制する。
表裏反転ユニット500は、連帳紙Pの表裏を反転させて、連帳紙Pを第2プリンタ100Bへ供給する。すなわち、表裏反転ユニット500には、連帳紙Pの搬送方向に対して45°傾いて配置された表裏反転ロール501が設けられており、連帳紙Pを表裏反転ロール501に張架して搬送することで、連帳紙Pの表裏を反転させる。そのため、表裏反転ユニット500を通過した連帳紙Pの搬送方向は、90°向きを変えることとなる。したがって、第2プリンタ100Bは、第1プリンタ100Aとは90°変位した方向に向いて配置される。
第2プリンタ100Bは、第1プリンタ100Aと同様に構成され、第1プリンタ100Aにて表面への印刷処理を終えた連帳紙Pの裏面に、制御コンピュータ600から送信された画像データに基づいて画像を印刷する。
連帳紙巻取装置400は、第2プリンタ100Bにて裏面への印刷処理を終えた連帳紙Pを巻取ロール410に巻き取る。
なお、本実施の形態の印刷システム1では、第1プリンタ100Aが連帳紙Pの表面に、また第2プリンタ100Bが連帳紙Pの裏面にそれぞれ画像を形成するが、第1プリンタ100Aが連帳紙Pの裏面に、また第2プリンタ100Bが連帳紙Pの表面にそれぞれ画像を形成するように構成することもできる。
制御コンピュータ600は、通信ネットワーク700を介して第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bに対して、それぞれ表面側に印刷する画像データおよび裏面側に印刷する画像データを所定のタイミングで出力する。また、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bの動作を制御する制御信号をそれぞれに出力する。
また、通信ネットワーク700は、通信回線やケーブルを利用して双方向に通信可能に構成され、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等のネットワークにて構成されたものであってもよい。
本実施の形態の印刷システム1では、制御コンピュータ600の制御の下で、第1プリンタ100Aは、連帳紙給紙装置300から供給される連帳紙Pの表面側にフルカラー画像を印刷する。そして、第1プリンタ100Aにて表面側にフルカラー画像が印刷された連帳紙Pは、バッファユニット200に搬送され、バッファユニット200にて連帳紙Pが規定量だけ保持されながら、表裏反転ユニット500に搬送される。表裏反転ユニット500は、搬送された連帳紙Pの表裏を反転させて、連帳紙Pを第2プリンタ100Bへ搬送する。
そして、表裏を反転された連帳紙Pが搬送された第2プリンタ100Bは、第1プリンタ100Aにて表面側に印刷された画像に対するページ位置合わせを行いながら、連帳紙Pの裏面側にフルカラー画像を印刷する。それにより、連帳紙Pの両面にフルカラー画像が形成される。第2プリンタ100Bでの印刷処理が完了した連帳紙Pは、連帳紙巻取装置400に送られ、巻取ロール410に巻き取られる。
次に、本実施の形態の第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bについて説明する。本実施の形態では、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bは同様の構成を有している。
図2は、本実施の形態の第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100B(以下、単に「プリンタ100」とも称する)の構成を示した図である。図2に示したプリンタ100は、例えば電子写真方式の画像形成装置であって、連帳紙Pの搬送方向(図中矢印)上流側から下流側に向かって、連帳紙Pを搬送駆動する用紙搬送ユニット20、4つの画像形成ユニット、すなわち、シアン(C)色のトナー像を形成するC色画像形成ユニット30C、マゼンタ(M)色のトナー像を形成するM色画像形成ユニット30M、イエロー(Y)色のトナー像を形成するY色画像形成ユニット30Y、連帳紙Pに黒(K)色のトナー像を形成するK色画像形成ユニット30Kを備えている。また、最下流部には各色トナー像を定着する定着ユニット40を備えている。
用紙搬送ユニット20は、連帳紙Pの搬送方向上流側から下流側に沿って、バックテンションロール24、アライニングロール22、メインドライブロール21、用紙搬送方向転換ロール25が配設されている。
メインドライブロール21は、連帳紙Pを所定の圧力でニップして、用紙搬送ユニット20に配置された不図示のメインモータからの駆動を受けて、所定の搬送速度で連帳紙Pを送り出す機能を有する。アライニングロール22は、メインドライブロール21よりも上流側にて、部分円筒状の案内部材23と協働して連帳紙Pの搬送経路を一定に保持する機能を有する。バックテンションロール24は、メインドライブロール21よりも上流側においてメインドライブロール21よりも低速で回転して、連帳紙Pに張力を付与する機能を有する。用紙搬送方向転換ロール25は、連帳紙Pが巻き掛けられて従動する従動ロールであって、メインドライブロール21から送り出された連帳紙Pの搬送方向を、K色画像形成ユニット30Kに向かう方向に変換する機能を有する。
C色画像形成ユニット30C、M色画像形成ユニット30M、Y色画像形成ユニット30Y、K色画像形成ユニット30K(以下、これらを「各色画像形成ユニット30」とも総称する)のそれぞれは、像保持体としての感光体ドラム31、感光体ドラム31表面を所定の電位に帯電する帯電器32、感光体ドラム31表面を画像データに基づいて露光する露光装置の一例としてのLEDプリントヘッド(LPH)33、感光体ドラム31表面に形成された静電潜像を各色トナーにより現像する現像器34、感光体ドラム31表面に形成されたトナー像を連帳紙Pに転写する転写器35、転写器35の上流側と下流側とにそれぞれ配置され、連帳紙Pを感光体ドラム31に押圧する1対の転写案内ロール36,37を備えている。
さらに、C色画像形成ユニット30Cは、連帳紙Pの表面または裏面の一方、または表面および裏面の双方に形成されたページ位置合わせのためのページレジストマーク(後段参照)を読み取ってタイミング信号を出力するページレジストマーク読取部38を備えている。また、K色画像形成ユニット30Kは、連帳紙Pの表面に形成された各色カラー画像の位置合わせのためのカラーレジストマーク(後段参照)を読み取ってタイミング信号や読取位置データを出力するカラーレジストマーク読取部39を備えている。
定着ユニット40は、連帳紙Pに形成された各色トナー像をフラッシュランプ等の発光体により連帳紙Pに対して非接触状態で定着するフラッシュ定着器41、フラッシュ定着器41の下流側にて連帳紙Pに張力を付与する張力付与ロール部材42、張力付与ロール部材42の下流側にて連帳紙Pの経路を幅方向に補正するアライニング部材43、出口近傍にて連帳紙Pをニップし、連帳紙Pの搬送速度よりも速い周速で回転して連帳紙Pに張力を付与するテンションロール44を備えている。
さらに、プリンタ100は、プリンタ100全体の動作を制御する総合制御部50、用紙搬送ユニット20を制御する用紙搬送制御部60、C色画像形成ユニット30Cの動作を制御するC色画像形成制御部70C、M色画像形成ユニット30Mの動作を制御するM色画像形成制御部70M、Y色画像形成ユニット30Yの動作を制御するY色画像形成制御部70Y、K色画像形成ユニット30Kの動作を制御するK色画像形成制御部70K、および定着ユニット40の動作を制御する定着制御部80を備えている。
そして、用紙搬送制御部60、C色画像形成制御部70C、M色画像形成制御部70M、Y色画像形成制御部70Y、K色画像形成制御部70K、および定着制御部80は、総合制御部50によって総合的に制御される。
本実施の形態の印刷システム1では、印刷システム1が起動されると、制御コンピュータ600から通信ネットワーク700を介して各プリンタ100の総合制御部50に対して、それぞれ表面側の画像データと裏面側の画像データとが入力される。総合制御部50は、入力されたそれぞれの画像データをC色、M色、Y色、K色それぞれに対応する画像データに分解して、C色画像データをC色画像形成制御部70C、M色画像データをM色画像形成制御部70M、Y色画像データをY色画像形成制御部70Y、K色画像データをK色画像形成制御部70Kにそれぞれ送信する。
また、総合制御部50に画像データが入力されるのと同期して、総合制御部50は、用紙搬送制御部60を介して用紙搬送ユニット20を制御し、さらには定着制御部80を介して定着ユニット40を制御して、連帳紙Pに所定の張力を付与しながら、連帳紙Pを所定の搬送速度で搬送させる。
そして、総合制御部50の制御の下で、C色画像形成制御部70C、M色画像形成制御部70M、Y色画像形成制御部70Y、およびK色画像形成制御部70K(以下、これらを「各色画像形成制御部70」とも総称する)は、各色画像形成ユニット30での各色トナー像の形成を制御する。
すなわち、各色画像形成ユニット30では、各色画像形成制御部70による制御の下で、感光体ドラム31が回転を開始し、感光体ドラム31表面が帯電器32によって所定の電位(例えば、−500V)に帯電される。さらに、各色画像データに基づいて発光するLPH33により露光されて静電潜像が形成される。感光体ドラム31上の静電潜像は現像器34により各色トナーにより現像されて各色トナー像が形成される。感光体ドラム31表面に形成された各色トナー像は、転写器35および転写案内ロール36,37によって連帳紙Pに転写される。
そして、連帳紙Pは、C色画像形成ユニット30C→M色画像形成ユニット30M→Y色画像形成ユニット30Y→K色画像形成ユニット30Kの順に搬送される。それにより、各色トナー像は重畳されて、連帳紙P上にフルカラーのトナー像が形成される。
その後、フルカラーのトナー像が形成された連帳紙Pは、定着ユニット40に搬入されて、フラッシュ定着器41により連帳紙Pにトナー像が定着される。それにより、第1プリンタ100Aでは連帳紙Pの表面側にフルカラー画像が形成される。また同様に、第2プリンタ100Bでは連帳紙Pの裏面側にフルカラー画像が形成される。
続いて、本実施の形態の第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bに備えられるLEDプリントヘッド(LPH)33について説明する。
図3は、LEDプリントヘッド(LPH)33の構成を示した断面構成図である。図3において、LPH33は、支持体の一例としての基体(ベース)61、発光素子部材の一例としてのLEDアレイ63、LEDアレイ63やLEDアレイ63を駆動する駆動手段の一例としての駆動回路68等を搭載するLED回路基板62、LEDアレイ63から出射された光を感光体ドラム31表面に結像させるロッドレンズアレイ64、ロッドレンズアレイ64を支持しながらLEDアレイ63等を外部から遮蔽するホルダー67を備えている。
また、LED回路基板62の表面側(ロッドレンズアレイ64側)にてLED回路基板62と接触するように配置され、LED回路基板62を表面側から加熱する加熱手段の一例としての面状ヒータ65、面状ヒータ65をロッドレンズアレイ64側にて一体的に保持するヒータ保持部材66、ベース61とLED回路基板62との間にてLED回路基板62からベース61への熱伝導効率を高める熱伝導性シート69を備えている。
そしてLPH33は、調整ネジ(不図示)によってロッドレンズアレイ64の光軸方向に移動可能に構成され、ロッドレンズアレイ64の結像位置(焦点面)が感光体ドラム31表面上に位置するように設定されている。
ベース61は、熱伝導性を有するアルミニウム、SUS等の金属からなるブロックまたは板金で形成される。そして、LED回路基板62が熱によって伸縮することに対応させて、LED回路基板62を長手方向に伸縮自在に支持している。一方、幅方向に関しては、LED回路基板62に位置の移動が生じないように支持している。また、ベース61には複数のフィン61aが形成され、効率的に熱を放射するように構成されている。
ホルダー67は、ベース61およびロッドレンズアレイ64を支持し、LEDアレイ63とロッドレンズアレイ64とが所定の光学的な位置関係を保持するように設定している。さらに、ホルダー67は、ヒータ保持部材66と協働してLEDアレイ63と駆動回路68とロッドレンズアレイ64の入射面側とを密閉するように配置され、LEDアレイ63や駆動回路68やロッドレンズアレイ64の入射面に外部からゴミ等が付着することを防いでいる。
ヒータ保持部材66は、熱伝導性を有するアルミニウム、SUS等の金属からなるブロックで構成され、面状ヒータ65を一体的に保持している。そして、ヒータ保持部材66は、LPH33に対して着脱可能に構成されている。ヒータ保持部材66がLPH33に装着された際には、ホルダー67と協働してLEDアレイ63と駆動回路68とロッドレンズアレイ64の入射面側とを密閉するように配置される。その際に、ヒータ保持部材66はロッドレンズアレイ64とは直接接触しないように構成される。すなわち、ヒータ保持部材66のロッドレンズアレイ64と対向する部分には、例えばシリコーン樹脂等の弾性を有するシール部材66aが配置されている。そして、シール部材66aは、ヒータ保持部材66とロッドレンズアレイ64との間隙を埋めることで、LEDアレイ63や駆動回路68やロッドレンズアレイ64の入射面が配置された空間と外部とを遮蔽する。また、シール部材66aは弾性を有することから、ヒータ保持部材66はロッドレンズアレイ64に対して相対移動できる。そのため、ヒータ保持部材66が面状ヒータ65からの熱により熱膨張した場合にも、ロッドレンズアレイ64の位置がヒータ保持部材66の熱膨張によって変動することが抑制され、LEDアレイ63とロッドレンズアレイ64との所定の光学的な位置関係は維持される。
続いて、LED回路基板62を説明する。図4は、LED回路基板62の表面側(ロッドレンズアレイ64側)の平面図である。
図4に示したように、LED回路基板62の表面側には、例えばそれぞれ384個の発光素子の一例としてのLEDがアレイ状に配置された65個のLEDチップ(CHIP1〜CHIP65)からなるLEDアレイ63が、感光体ドラム31の軸線方向と平行となるように精度良くライン状に配置される。
LEDチップ(CHIP1〜CHIP65)の配列を挟んだ一方の側部側には、LED回路基板62を表面側から接触しながら加熱する面状ヒータ65、LED回路基板62の温度を計測する温度センサ104が配置されている。面状ヒータ65は、例えば発熱体である薄層ステンレスの両面をポリイミドで被覆した構造を有し、厚さ0.15〜0.2mm程度に形成されている。そして、LEDチップ(CHIP1〜CHIP65)の配列方向に沿って、LEDチップ配列長さ以上の長手方向長さを持って形成されている。
LEDチップ(CHIP1〜CHIP65)の配列を挟んだ他方の側部側には、65個のLEDチップ(CHIP1〜CHIP65)それぞれに対応して設けられた65個のドライバチップ(DR1〜DR65)からなる駆動回路68が配置されている。そして、各ドライバチップ(DR1〜DR65)と各ドライバチップ(DR1〜DR65)によって駆動される各LEDチップ(CHIP1〜CHIP65)とは、ボンディングワイヤによって接続されている。
さらに、LED回路基板62の表面側には、所定の電圧を出力する3端子レギュレータ101、各LED毎の光量補正データ等を記憶するEEPROM102、各色画像形成制御部70との間での信号の送受信や電力の供給等が行われるハーネス103が備えられている。
次に、本実施の形態の第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bにおける各ページに形成される画像の位置合わせについて説明する。画像の位置合わせには、各プリンタ100内で行われる各色トナー像の位置合わせと、第1プリンタ100Aおよび第2プリンタ100Bにて行われる表裏に形成される画像のページ位置を合わせるページ位置合わせとがある。さらに、各プリンタ100内で行われる各色トナー像の位置合わせには、副走査方向(連帳紙Pの進行方向)における位置合わせと、主走査方向(副走査方向と直交する方向)における位置合わせとがある。本実施の形態での副走査方向における位置合わせは、各LPH33での画像露光の開始タイミングが調整される。また、主走査方向における位置合わせは、各LPH33のLED回路基板62の温度を制御してLED回路基板62の長さを調整することにより行われる。そして、各色トナー像の位置合わせは、カラーレジストマーク(ROC)を基準として行われ、ページ位置合わせは、ページレジストマーク(ROF)を基準として行われる。
本実施の形態の印刷システム1では、例えば第1プリンタ100Aの最上流側に位置するC色画像形成ユニット30Cが、第2プリンタ100Bでのページ位置合わせの基準となるページレジストマーク(ROF)を形成する。また、各プリンタ100の各色画像形成ユニット30が、それぞれの画像形成ユニットで形成される各色トナー像の位置合わせの基準となるカラーレジストマーク(ROC)を形成する。なお、ページレジストマーク(ROF)が予め印刷されたプレプリント紙を用いることもでき、その場合には、C色画像形成ユニット30Cはページレジストマーク(ROF)を形成しない。
図5は、連帳紙Pに形成されるページレジストマーク(ROF)およびカラーレジストマーク(ROC)の一例を示した図である。図5に示したページレジストマーク(ROF)およびカラーレジストマーク(ROC)は、連帳紙P上の画像が形成される画像領域よりも両端部側に位置する非画像領域にて各ページ毎に形成される。なお、図5では、カラーレジストマーク(ROC)を一方の非画像領域に形成した場合を示しているが、両端部の非画像領域に形成してもよい。その場合には、カラーレジストマーク読取部39を主走査方向両端部の2ヶ所に設けることとなる。
各プリンタ100にて行われる各ページ毎の各色トナー像の位置合わせは、次のように行われる。まず、副走査方向の位置合わせに関しては、例えば第1プリンタ100Aでは、C色画像形成ユニット30CにてC色のカラーレジストマーク(ROC_C1)、M色画像形成ユニット30MにてM色のカラーレジストマーク(ROC_M1)、Y色画像形成ユニット30YにてY色のカラーレジストマーク(ROC_Y1)、K色画像形成ユニット30KにてK色のカラーレジストマーク(ROC_K1)がそれぞれ所定のタイミングで形成される。そして、K色画像形成ユニット30Kに配置されたカラーレジストマーク読取部39は、それぞれのカラーレジストマーク(ROC_C1,ROC_M1,ROC_Y1,ROC_K1)が通過したタイミングを示すタイミング信号を生成し、総合制御部50に送る。
総合制御部50は、C色のカラーレジストマーク(ROC_C1)におけるタイミング信号と他の各色カラーレジストマーク(ROC_M1,ROC_Y1,ROC_K1)におけるタイミング信号との間の時間差に基づいて、C色画像形成ユニット30C以外の各色画像形成ユニット30にて画像形成を行う際の副走査方向に関する位置合わせ補正データ(副走査位置補正データ)を生成する。生成された副走査位置補正データは、総合制御部50からC色画像形成ユニット30C以外の各色画像形成ユニット30の画像形成制御部70に送られる。
そして、C色画像形成制御部70C以外の各色画像形成制御部70は、総合制御部50からの副走査位置補正データと後述するページタイミング信号とに基づいて、副走査方向の画像形成開始タイミングを設定する。それにより、第1プリンタ100Aにて形成される各色トナー像の副走査方向の位置合わせが高精度に行われる。第2プリンタ100Bにおいても、同様である。
一方、主走査方向の位置合わせに関しては、例えば第1プリンタ100Aでは、C色画像形成ユニット30CにてC色のカラーレジストマーク(ROC_C2)、M色画像形成ユニット30MにてM色のカラーレジストマーク(ROC_M2)、Y色画像形成ユニット30YにてY色のカラーレジストマーク(ROC_Y2)、K色画像形成ユニット30KにてK色のカラーレジストマーク(ROC_K2)がそれぞれ所定のタイミングで形成される。そして、K色画像形成ユニット30Kに配置されたカラーレジストマーク読取部39は、カラーレジストマーク(ROC_C2,ROC_M2,ROC_Y2,ROC_K2)の読取位置データを生成し、総合制御部50に送る。総合制御部50は、取得した各読取位置データに基づいて各色画像形成制御部70にて画像形成を行う際の主走査方向に関する位置合わせ補正データ(主走査位置補正データ:以下、「補正量」ともいう)を生成する。生成された主走査位置補正データは、総合制御部50から各色画像形成ユニット30の画像形成制御部70に送られる。そして、主走査位置補正データに基づき後述するLPH33のLED回路基板62の温度を制御して、LED回路基板62の長さを調整する。
それにより、第1プリンタ100Aにて形成される各色トナー像の主走査方向の位置合わせ(以下、これを「印字幅補正」という)が高精度に行われる。第2プリンタ100Bにおいても、同様である。
また、第1プリンタ100Aにて形成される画像と第2プリンタ100Bにて形成される画像とのページ位置合わせは、次のように行われる。上記したように、第1プリンタ100Aの最上流側に位置するC色画像形成ユニット30Cは、連帳紙P上の各ページにページレジストマーク(ROF)を形成する(図5参照)。そして、第2プリンタ100BのC色画像形成ユニット30Cに配置されたページレジストマーク読取部38は、各ページのページレジストマーク(ROF)を読み取り、ページレジストマーク(ROF)がページレジストマーク読取部38を通過するタイミングを示すページタイミング信号を生成する。生成されたページタイミング信号は、総合制御部50に送られる。総合制御部50は、ページタイミング信号を各色画像形成ユニット30の画像形成制御部70に送る。
第2プリンタ100BのC色画像形成制御部70Cは、取得したページタイミング信号に基づいて、C色画像形成ユニット30Cでの画像形成タイミングを設定する。そして、設定された画像形成タイミングに基づいて、C色画像形成制御部70Cは、LPH33による露光を開始する。
また、C色画像形成ユニット30C以外の各色画像形成ユニット30の画像形成制御部70は、取得したページタイミング信号と、上記した副走査位置補正データとに基づき画像形成開始タイミングを設定して、LPH33による露光を開始する。
このように、本実施の形態の第2プリンタ100Bでは、連帳紙P上に形成されたページレジストマーク(ROF)がC色画像形成ユニット30Cのページレジストマーク読取部38を通過するタイミングに基づいて、各色画像形成ユニット30での画像形成タイミングが設定されるように構成されている。すなわち、本実施の形態の印刷システム1においては、連帳紙P上でのページレジストマーク(ROF)の位置を基準として各色画像形成ユニット30の露光開始タイミングを設定することで、第1プリンタ100Aにて表面に形成された画像と、第2プリンタ100Bにて裏面に形成された画像との各ページの位置合わせを高精度に行う。
続いて、本実施の形態のプリンタ100における各色トナー像の主走査方向の位置合わせ(印字幅補正)について説明する。
上記したように、印字幅補正は、各色画像形成ユニット30に配置されたLPH33のLED回路基板62における温度を制御して、LED回路基板62の長さを調整することにより行われる。
LED回路基板62上に配置されるLEDアレイ63のそれぞれには、製造時に配置位置のばらつきが発生することから、各色画像形成ユニット30相互間には、LEDの配置位置に本来的なずれが生じている。また、LEDアレイ63を構成するLEDは、比較的発熱量が小さい発光素子ではあるが、例えば解像度1200dpi(dot per inch)の全長530mmのLPH33に配置されるLEDの数は約25000個程度となることから、LED回路基板62を膨張させる程度の大きな熱量を発生させる。それによっても、LED回路基板62上のLEDに配置位置のずれが発生する。
それに対して、LED回路基板62を構成するプリント基板の熱膨張率は、例えば530mmで約10μm/℃程度である。そのため、上記した530mmサイズ1200dpiのLPH33では、例えば10℃の温度変動させることで、全長として100μm程度の長さ変動を生じさせることができる。それにより、温度調整幅として例えば10℃程度を設定することで、LEDの配置位置を100μm程度調整することができる。
そこで、本実施の形態のプリンタ100では、各色画像形成ユニット30に配置されたLPH33のLED回路基板62における温度を温度調整幅10℃程度に制御して、LED回路基板62の熱膨張量を調整している。それにより、各色画像形成ユニット30に配置されたLPH33のLED回路基板62上でのLEDの位置ずれ量をほぼ同じとなるように制御することで印字幅補正を行い、各色画像形成ユニット30相互間の画像のずれを低減している。それにより、色ずれの発生を抑制する。
例えば、画像上で各色トナー像の位置ずれ量の許容量が例えば150μmであったとする。その場合には、LED回路基板62の温度調整幅を10℃程度としてLEDの配置位置を100μm程度調整することができるので、製造時において各色画像形成ユニット30に配置されるLPH33のLEDアレイ63の配置位置のばらつきを実現可能な±125μm(=上限と下限との差が250μm)以内に抑え込めば、位置ずれ量の許容量150μmを満たすことができることとなる。
ここで、本実施の形態のLPH33では、LED回路基板62に熱を供給する面状ヒータ65は、LED回路基板62を表面側から接触しながら加熱するように配置されている。一方、LED回路基板62の裏面側は、熱伝導性シート69を介して熱伝導性を有するベース61に接触するように配置されている。
上記したように、面状ヒータ65は、LED回路基板62における温度を温度調整幅10℃程度の範囲内に調整するようにLED回路基板62を加熱して印字幅補正を行っている。一方、LEDチップ(CHIP1〜CHIP65)からなるLEDアレイ63、およびLEDアレイ63の配列の一方の側部側に設けられたドライバチップ(DR1〜DR65)からなる駆動回路68それぞれにおいても、LEDを駆動した際に熱を発生する。LEDチップやドライバチップから発生する熱は、LEDチップから出射される光の光量を変動させ、また、ドライバチップでの信号処理を不安定にさせる。そのため、面状ヒータ65によってLED回路基板62が加熱される構成では、LEDチップやドライバチップの温度が高くなり過ぎて、光量の不安定やドライバチップでの誤動作が発生し易い。
加えて、画像領域によってLEDの点灯率が異なる場合には、LED回路基板62の長手方向に発生する熱量の相違により温度分布が生じる場合がある。その場合には、面状ヒータ65によりLED回路基板62を加熱する際に、LED回路基板62の長手方向に均一な温度分布を形成できず、LED回路基板62に歪みや反りが発生することもある。
そのため、LEDチップ(CHIP1〜CHIP65)やドライバチップ(DR1〜DR65)から発生する熱は、効率的にLED回路基板62から発散するように構成することが必要となる。
そこで、本実施の形態のLPH33では、LED回路基板62に熱を供給する面状ヒータ65は、LED回路基板62の表面側に配置する一方で、LED回路基板62の裏面側は、熱伝導性シート69を介して熱伝導性を有するベース61に接触するように配置されている。それにより、LEDチップやドライバチップから発生した熱は、図6(LED回路基板62での熱の流出入を示した図)に示したように、効率的に熱容量の大きなベース61に流れるので、LEDチップやドライバチップの過昇温を抑制する。それにより、LEDチップの光量の不安定さやドライバチップでの誤動作の発生が抑えられる。さらには、LED回路基板62の温度は面状ヒータ65により長手方向に均一性の高い状態で加熱される。それにより、LED回路基板62での歪みや反りの発生が抑えられる。
さらに、面状ヒータ65は、LEDチップ(CHIP1〜CHIP65)を挟んでドライバチップ(DR1〜DR65)とは反対の側部側に配置されている。そのため、面状ヒータ65からの熱のドライバチップへの影響が低減され、それによっても、ドライバチップの過昇温が抑えられる。
また、図6に示したように、LED回路基板62を加熱する面状ヒータ65は、ロッドレンズアレイ64側(LED回路基板62とは反対側)からヒータ保持部材66によって一体的に保持されている。ヒータ保持部材66は、上記したように熱伝導性を有するアルミニウム、SUS等の金属で構成され、面状ヒータ65から発する熱の一部が流入するように構成されている。
それにより、ヒータ保持部材66は、熱流入手段としても機能し、面状ヒータ65から発せられた熱がヒータ保持部材66にも流入することで、LED回路基板62の温度が急激に上昇することを抑制している。そのため、LED回路基板62の温度が所定の範囲を超えてオーバーシュートすることが抑えられるので、LED回路基板62に急激な熱膨張が生じてLED回路基板62上のLEDの配置位置が短時間に変動することを抑制している。それにより、本実施の形態のLPH33では、各色トナー像の主走査方向の位置合わせが一時的に制御不能になることを抑制し、安定した印字幅補正を行っている。
次に、図7は、本実施の形態のプリンタ100における印字幅補正を行う機能構成部を説明する図である。図7に示したように、印字幅補正は、各色画像形成制御部70および総合制御部50による制御の下で行われる。なお、図7では、C色画像形成ユニット30C内の印字幅補正を行う機能構成部のみを具体的に示しているが、他の各色画像形成ユニット30においても同様である。
印字幅補正を行う機能構成部として、各色画像形成ユニット30は、温度検出部71、ヒータ制御部72、ヒータ駆動部73を備えている。また、総合制御部50は、補正量算出部51、記憶部52、主走査位置検出部53を備えている。
なお、各色画像形成制御部70の図示しないCPUが、温度検出部71、ヒータ制御部72、ヒータ駆動部73の各機能を実現するプログラムを主記憶部(不図示)から各色画像形成制御部70内のRAM等に読み込んで各種処理を行う。また、総合制御部50の図示しないCPUが、補正量算出部51、主走査位置検出部53の各機能を実現するプログラムを主記憶部(不図示)から総合制御部50内のRAM等に読み込んで各種処理を行う。
総合制御部50においては、主走査位置検出部53は、カラーレジストマーク読取部39から各色のカラーレジストマーク(ROC_C2,ROC_M2,ROC_Y2,ROC_K2)の読取位置データを取得する。そして、各色のカラーレジストマーク(ROC_C2,ROC_M2,ROC_Y2,ROC_K2)に関する主走査位置データを生成する。そして、生成された主走査位置データを補正量算出部51に送る。
また、総合制御部50の記憶部52は、各色画像形成ユニット30に搭載されるLPH33毎の主走査方向におけるLEDの初期位置ずれ量を記憶している。ここでの初期位置ずれ量は、製造時において例えば設計値に対するLEDの位置ずれ量として予め所定の温度(例えば、20℃)の下で測定されたものである。そして、記憶部52は、プリンタ100の製造時に、各色画像形成ユニット30に搭載されるLPH33毎の初期位置ずれ量を例えば4ビットデータとして記憶する。
補正量算出部51は、記憶部52に記憶された各LPH33の初期位置ずれ量に基づいて、例えば各色画像形成ユニット30のLPH33の中で初期位置ずれ量が最も大きなLPH33を抽出する。さらに、初期位置ずれ量が最も大きなLPH33を基準LPH33とする。そして、この基準LPH33に関する主走査位置検出部53からの主走査位置データに基づいて、基準LPH33以外の他の画像形成ユニット30のLPH33における補正量を算出する。すなわち、基準LPH33における主走査位置データを基準として、他の各色画像形成ユニット30のLPH33における主走査位置データとの差分を補正量として算出する。そして、算出された補正量を各色画像形成制御部70のヒータ制御部72に送信する。ここで算出される補正量は、各色画像形成ユニット30のLPH33におけるLEDの位置を、基準LPH33でのLEDの位置に合わせるLED回路基板62の長さ調整量である。
一方、各色画像形成制御部70においては、温度検出部71は、LED回路基板62上の温度センサ104から温度計測値を取得する。それにより、LED回路基板62の温度を検出し、温度データとしてヒータ制御部72に送信する。
ヒータ制御部72は、温度検出部71から取得した温度データと、総合制御部50の補正量算出部51にて算出された補正量とに基づいて、LED回路基板62に配置された面状ヒータ65への供給電力量を設定する。
すなわち、ヒータ制御部72は、LPH33における基板温度とLEDの位置変動量との対応関係を記憶手段の一例としての例えばROM(不図示)等にテーブルとして記憶している。例えば、LED回路基板62の長手方向のサイズとLED回路基板62を構成する材質の熱膨張率とから、LPH33の基板温度とLEDの位置変動量との対応関係は求まる。そして、このテーブルを用いて温度データと補正量とから目標温度値を設定し、LED回路基板62の温度を設定された目標温度値に調整する面状ヒータ65への供給電力量を設定する。そして、ヒータ駆動部73は、ヒータ制御部72にて設定された電力を面状ヒータ65に供給する。
それにより、基準LPH33以外の他の画像形成ユニット30の各LPH33におけるLED回路基板62の長さが調整され、各色トナー像の主走査方向の位置合わせ(印字幅補正)が行われる。
引き続いて、本実施の形態のプリンタ100において印字幅補正を行う際の処理の手順を述べる。図8は、印字幅補正を行う際の処理の手順の一例を示したフローチャートである。かかる処理は、上記したように、各色画像形成制御部70および総合制御部50による制御の下で行われる。
図8に示したように、まず、温度検出部71は、温度センサ104から温度計測値を取得する(S101)。そして、取得した温度計測値からLED回路基板62の温度データを生成して、ヒータ制御部72に送信する(S102)。
また、総合制御部50の主走査位置検出部53は、カラーレジストマーク読取部39から取得した各色カラーレジストマーク(ROC_C2,ROC_M2,ROC_Y2,ROC_K2)の読取位置データに基づいて主走査位置データを生成し、補正量算出部51に送る(S103)。
補正量算出部51は、主走査位置検出部53から主走査位置データを取得する(S104)。また、記憶部52から各色画像形成ユニット30のLPH33毎の初期位置ずれ量データを取得する(S105)。そして、各色画像形成ユニット30のLPH33の中で最も大きな初期位置ずれ量を有するLPH33を基準LPH33として、基準LPH33における主走査位置データと、他の各色画像形成ユニット30のLPH33における主走査位置データとの差分を補正量として算出する(S106)。そして、補正量算出部51は、算出された各LPH33での補正量を、各色画像形成制御部70のヒータ制御部72に送信する(S107)。
ヒータ制御部72は、温度検出部71から取得した温度データと、総合制御部50から取得した補正量データとに基づいて、面状ヒータ65への供給電力量を設定する(S108)。すなわち、取得したLED回路基板62の温度データと、総合制御部50から取得した補正量データとに基づき、LED回路基板62上でのLEDの位置が、基準LPH33のLED回路基板62上でのLEDの位置とほぼ一致するように、LED回路基板62での目標温度値を設定する。そして、LED回路基板62での温度を設定された目標温度値に調整する面状ヒータ65への供給電力量を設定する。
そして、ヒータ制御部72は、設定された面状ヒータ65への供給電力量を、ヒータ駆動部73に送る。そして、ヒータ駆動部73は、設定された供給電力量で面状ヒータ65を駆動する(S109)。
本実施の形態のLPH33では、このようにして各色画像形成ユニット30に配置されたLPH33のLED回路基板62上でのLEDの位置ずれ量をほぼ同じとなるように制御することで印字幅補正を行い、各色画像形成ユニット30相互間の画像のずれを低減している。それにより、色ずれの発生を抑制している。
ところで、上記したように、本実施の形態のLPH33においては、ヒータ保持部材66がLPH33に対して着脱可能に構成されている。具体的には、LPH33の支持体であるベース61に対して着脱可能に構成されている。図9は、ヒータ保持部材66がLPH33に対して着脱される状態を示した図である。図9に示したように、本実施の形態のLPH33では、ヒータ保持部材66がLPH33に対して着脱可能に構成されるので、例えばLPH33の発熱特性やLPH33が搭載されるプリンタ100の機内温度特性等に対応する面状ヒータ65が選択できる。それにより、高精度な印字幅補正による色ずれの発生の低減化が図られる。また、LPH33の本体構成が共通化されるので、LPH33の開発効率が向上する。
ここで、ヒータ保持部材66がLPH33に装着された際に、面状ヒータ65からLED回路基板62への熱の伝導性能を向上するため、面状ヒータ65がLED回路基板62と接触する面に熱伝導性シートを配置することが好ましい。
また、LPH33からヒータ保持部材66を容易に取り外せるので、LPH33の製造コストの低廉化が図られる。
上記したように、本実施の形態のプリンタ100での印字幅補正では、例えば図8の処理フローに示したように、各色画像形成ユニット30のLPH33の中から基準LPH33を設定し、基準LPH33における主走査位置データと他の各色画像形成ユニット30のLPH33における主走査位置データとの差分を補正量として算出する。そして、算出された補正量を用いて、基準LPH33以外の他の各色画像形成ユニット30の各LPH33におけるLED回路基板62の長さが調整され、各色トナー像の主走査方向の位置合わせ(印字幅補正)が行われる。
したがって、基準LPH33では印字幅補正を行う必要がないため、基準LPH33に面状ヒータ65を配置する必要はない。そこで、例えば上記した図8の処理フローにより印字幅補正を行う場合には、ステップ106において補正量を算出する際に使用される基準LPH33を予め選定し、基準LPH33については、面状ヒータ65を一体的に保持するヒータ保持部材66をLPH33から前もって取り外しておく。図8の処理フローでの基準LPH33は、各色画像形成ユニット30のLPH33の中で最も大きな初期位置ずれ量を有するLPH33であるので、最も大きな初期位置ずれ量を有するLPH33からヒータ保持部材66を取り外して使用する。それにより、LPH33の本体構成を共通して使用するとともに、印字幅補正を行う必要がないLPH33から面状ヒータ65を取り除くことよる製造コストの低廉化が図られる。
また、例えば基準LPH33として、所定の各色画像形成ユニット30に搭載されたLPH33、例えばK色画像形成ユニット30Kに搭載されたLPH33を予め設定しておくこともできる。その際には、このK色画像形成ユニット30Kに搭載されたLPH33に関する主走査位置データに基づいて、基準LPH33以外の他の画像形成ユニット30のLPH33における補正量が算出される。その場合に、K色画像形成ユニット30Kでは印字幅補正が行われないので、面状ヒータ65を一体的に保持するヒータ保持部材66が予め取り外されたLPH33が用いられる。それによっても、印字幅補正を行う必要がないLPH33から面状ヒータ65を取り除くことよる製造コストの低廉化が図られる。
加えて、本実施の形態のプリンタ100では、4つの各色画像形成ユニット30を配置した構成を採用しているが、例えばモノクロ画像のみを形成するユーザに対しては、K色画像形成ユニット30Kのみで構成されたプリンタ100を提供することも可能である。その場合にも、K色画像形成ユニット30Kにおいて印字幅補正を行う必要はないが、ヒータ保持部材66が着脱可能に構成された本実施の形態のLPH33では、ヒータ保持部材66が配置されないLPH33を安価に製造することができる。
以上説明したように、本実施の形態のLPH33においては、面状ヒータ65を一体的に保持するヒータ保持部材66がLPH33に対して着脱可能に構成されている。それにより、例えばLPH33やプリンタ100の発熱特性等に対応した面状ヒータ65が選択できるので、各LPH33相互間の各LEDは高い精度で安定的に位置合わせが行われ、形成される画像での色ずれの発生が抑制される。また、LPH33の本体構成が共通化されるので、LPH33の開発効率が向上する。さらに、印字幅補正を行う必要がないLPH33から面状ヒータ65を取り除くことよる製造コストの低廉化が図られる。
[実施の形態2]
実施の形態1のLPH33においては、LED回路基板62と接触するように配置される面状ヒータ65を一体的に保持するヒータ保持部材66がLPH33に対して着脱可能に構成された場合について説明した。本実施の形態のLPH33では、LED回路基板62と直接接触しないように配置される面状ヒータ65を一体的に保持するヒータ保持部材66がLPH33に対して着脱可能に構成された場合について説明する。なお、実施の形態1と同様な構成については同様な符号を用い、その詳細な説明を省略する。
図10は、本実施の形態のLEDプリントヘッド(LPH)33においてヒータ保持部材66がLPH33に対して着脱される状態を示した図である。本実施の形態のLPH33は、図10に示したように、ホルダー67に加えて、ホルダー67と協働してLEDアレイ63と駆動回路68とロッドレンズアレイ64の入射面側とを密閉するように配置される遮蔽部材90が備えられている。そして、面状ヒータ65を一体的に保持するヒータ保持部材66は、LPH33の遮蔽部材90が配置された部分において着脱されるように構成されている。
本実施の形態のLPH33では、ホルダー67と遮蔽部材90とによってLEDアレイ63と駆動回路68とロッドレンズアレイ64の入射面側とは常に密閉状態が設定されることから、ヒータ保持部材66の着脱時にLEDアレイ63や駆動回路68やロッドレンズアレイ64の入射面にごみ等が付着することを抑制する。
ここで、遮蔽部材90のロッドレンズアレイ64と対向する部分には、例えばシリコーン樹脂等の弾性を有するシール部材66aが配置されている。そして、シール部材66aは、遮蔽部材90とロッドレンズアレイ64との間隙を埋めることで、LEDアレイ63や駆動回路68やロッドレンズアレイ64の入射面が配置された空間と外部とを遮蔽している。その場合に、シール部材66aは弾性を有することから、遮蔽部材90はロッドレンズアレイ64に対して相対移動できる。そのため、遮蔽部材90がヒータ保持部材66を介して面状ヒータ65からの熱を受けて熱膨張した場合にも、ロッドレンズアレイ64の位置が遮蔽部材90の熱膨張によって変動することが抑制される。それにより、LEDアレイ63とロッドレンズアレイ64との所定の光学的な位置関係は維持される。
また、本実施の形態のLPH33においても、例えばLPH33やプリンタ100の発熱特性等に対応した面状ヒータ65が選択できるので、各LPH33相互間の各LEDは高い精度で安定的に位置合わせが行われ、形成される画像での色ずれの発生が抑制される。また、LPH33の本体構成が共通化されるので、LPH33の開発効率が向上する。さらに、印字幅補正を行う必要がないLPH33から面状ヒータ65を取り除くことよる製造コストの低廉化が図られる。
本発明の画像形成装置が適用される印刷システムの全体構成を示した図である。 第1プリンタおよび第2プリンタの構成を示した図である。 LEDプリントヘッド(LPH)の構成を示した断面構成図である。 LED回路基板の平面図である。 連帳紙Pに形成されるページレジストマーク(ROF)およびカラーレジストマーク(ROC)の一例を示した図である。 LED回路基板での熱の流出入を示した図である。 印字幅補正を行う機能構成部を説明する図である。 印字幅補正を行う際の処理の手順の一例を示したフローチャートである。 ヒータ保持部材がLPHに対して着脱される状態を示した図である。 ヒータ保持部材がLPHに対して着脱される状態を示した図である。
符号の説明
1…印刷システム、33…LEDプリントヘッド(LPH)、38…ページレジストマーク読取部、39…カラーレジストマーク読取部、51…補正量算出部、52…記憶部、53…主走査位置検出部、61…基体(ベース)、62…LED回路基板、63…LEDアレイ、64…ロッドレンズアレイ、65…面状ヒータ、66…ヒータ保持部材、67…ホルダー、68…駆動回路、69…熱伝導性シート、71…温度検出部、72…ヒータ制御部、73…ヒータ駆動部、90…遮蔽部材、100A…第1プリンタ、100B…第2プリンタ、104…温度センサ、600…制御コンピュータ、700…通信ネットワーク

Claims (10)

  1. 複数の像保持体と、
    前記複数の像保持体各々に対応して配置され、当該像保持体を露光する発光素子部材が基板上に配置される複数の露光装置とを備え、
    前記複数の露光装置のうちの所定の露光装置は前記基板を加熱する加熱手段が設けられ、当該所定の露光装置を除く他の前記露光装置は当該加熱手段が設けられないことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記所定の露光装置は、前記加熱手段から発せられた熱の流入を受け付ける熱流入手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記所定の露光装置は、前記加熱手段が前記基板の前記発光素子部材が配置された面を加熱することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記所定の露光装置は、前記加熱手段が装着される領域にて前記発光素子部材を外部から遮蔽する遮蔽手段をさらに備え、当該加熱手段が当該遮蔽手段を介して前記基板を加熱することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記露光装置は、前記基板が当該基板からの熱の流入を受け付ける支持体に支持されたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 支持体と
    前記支持体に支持される基板と、
    前記基板上に列状に配列された複数の発光素子と、
    前記基板を加熱する加熱手段とを備え、
    前記加熱手段は、前記支持体に対して着脱可能に構成されたことを特徴とする露光装置。
  7. 前記加熱手段から発せられた熱の流入を受け付けるとともに、当該加熱手段を一体的に保持する保持部材をさらに備え、
    前記加熱手段は、前記支持体に対して前記保持部材と一体的に着脱されることを特徴とする請求項6記載の露光装置。
  8. 前記保持部材は、前記発光素子から出射された光の光路上に配置された光学部材とは直接接触しない状態で前記支持体に装着されることを特徴とする請求項7記載の露光装置。
  9. 前記加熱手段は、前記基板の前記発光素子が配置された面を加熱することを特徴とする請求項6記載の露光装置。
  10. 前記加熱手段が支持される領域にて前記発光素子を外部から遮蔽する遮蔽手段をさらに備え、
    前記加熱手段は、前記遮蔽手段を介して前記基板を加熱することを特徴とする請求項6記載の露光装置。
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