JP2008220508A - 防煙垂れ壁及びシート取付レール - Google Patents

防煙垂れ壁及びシート取付レール Download PDF

Info

Publication number
JP2008220508A
JP2008220508A JP2007060572A JP2007060572A JP2008220508A JP 2008220508 A JP2008220508 A JP 2008220508A JP 2007060572 A JP2007060572 A JP 2007060572A JP 2007060572 A JP2007060572 A JP 2007060572A JP 2008220508 A JP2008220508 A JP 2008220508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
rail
reinforced resin
resin sheet
gripping surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007060572A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4867726B2 (ja
Inventor
Tadanori Yokoyama
忠則 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Boseki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Boseki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Boseki Co Ltd filed Critical Nitto Boseki Co Ltd
Priority to JP2007060572A priority Critical patent/JP4867726B2/ja
Publication of JP2008220508A publication Critical patent/JP2008220508A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4867726B2 publication Critical patent/JP4867726B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Abstract

【課題】 防煙垂れ壁の形成に用いる部品の運搬や取扱いが容易で且つ施工も容易にでき、しかも地震等の際に例え落下しても、板ガラスのように大きく飛び散って重大事故を引き起こす恐れの無い、見栄えの良い防煙垂れ壁を提供する。
【解決手段】 繊維強化樹脂シート6の両端を端部保持具8、8に保持させ、該端部保持具8、8で繊維強化樹脂シート6に張力を加えてしわの無い状態に張り、その繊維強化樹脂シート6の上縁領域を天井に配したシート取付レール5に保持させ、下縁領域に化粧レール7を取り付けて、防煙垂れ壁1を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建築物の天井に設けられる防煙垂れ壁及びそれに用いるのに好適なシート取付レールに関する。
従来より、オフィスビル、ショッピングモール等の建築物の天井に防煙垂れ壁が設けられており、通常、その防煙垂れ壁には、視野を妨げないようにガラス板が使用されている。そのガラス板を天井に取り付けるには、ガラス板に穴をあけて、吊り金具で天井から吊り下げる方式や、天井に固定した吊り下げボルトにガラス受けを取り付け、そのガラス受けでガラス板の下端を支持する方式等が一般的である。ところが、これらの方式では構成部品が多く、施工も煩雑であるという問題があった。また、ガラス板を用いた防煙垂れ壁は、地震によってガラスが破損して落下するとか、ガラスが落下して大きく破損し、飛び散るといったことがあり、重大な事故につながる恐れがあるという問題もあった。
そこで、ガラス板に替えて繊維強化樹脂シートを用いることが提案されている(例えば、特開2007−29109号公報参照)。この公報に記載の防煙垂れ壁は、ガラス繊維強化樹脂シートなどのシート材を巻き取ったシート材巻体を収容したボックスを天井面に垂直となるように取り付け、そのボックスからシート材を、上縁領域を天井に設けたガイドレールに保持させた状態で引き出し、先端を天井面に垂直に取り付けられた枠体に取り付けることで、シート材をボックスと枠体の間に張ったものである。この構成の防煙垂れ壁は、ガラス板に替えて繊維強化樹脂シートを用いているので、破損の恐れが無く、安全であり、また軽量であるので施工が容易である等の利点を有している。ところが、この防煙垂れ壁にも更に改良すべき点があった。すなわち、この防煙垂れ壁では、シート材を巻き取ったシート材巻体を収容したボックスを用いているため、このボックスがかさばるという問題があった。また、シート材をガイドレールに保持させるには、シート材の上縁の複数箇所にスライダを取り付け、そのスライダをガイドレールに保持させる構造を採っているため、シート材のスライダを取り付けた部分のみがガイドレールに吊り下げられることとなり、シート材にしわを生じやすく、シート材に張力を加えてもなかなかしわが取れず、見栄えを悪くするという問題もあった。
特開2007−29109号公報
本発明はかかる状況に鑑みてなされたもので、繊維強化樹脂シートを用いながら、簡単な構造で且つ容易にその繊維強化樹脂シートをしわのない状態に張って天井に取り付けることができる、コンパクトな防煙垂れ壁を提供することを課題とする。また、その防煙垂れ壁に用いるのに好適なシート取付レールを提供することも課題とする。
上記課題を解決すべくなされた本願請求項1に係る発明の防煙垂れ壁は、天井に配したシート取付レールと、該シート取付レールに上縁領域を把持されて吊下げられた繊維強化樹脂シートと、該繊維強化樹脂シートの下縁領域に取り付けられた化粧レールと、前記繊維強化樹脂シートの両端を保持するように設けられた一対の端部保持具とを備え、前記シート取付レールは、その全長に亘って前記繊維強化樹脂シートの上縁領域をはさみ付けて把持する把持面を備えており、前記化粧レールは、その全長に亘って前記繊維強化樹脂シートの下縁領域をはさみ付けて把持する把持面を備えており、前記端部保持具は前記繊維強化樹脂シートに張力を付与する機構を備えているという構成としたものである。
請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る発明において、前記シート取付レールが、天井に取り付けるレール本体と、該レール本体に着脱可能なカバー部材を備え、前記レール本体は天井に固定するための頂壁と該頂壁の一端から下方に延び、下端領域に繊維強化樹脂シート把持用の本体側把持面を形成した本体側側壁と、該本体側側壁の中央領域から内側にほぼ水平に延び先端を上向きに折り曲げた形状の本体側係止爪と、前記頂壁の他端近傍に下方に延びるように形成されたストッパを備えており、前記カバー部材は、前記本体側側壁に対向するように設けられたカバー側側壁と、該カバー側側壁の中央領域から内側にほぼ水平に延び先端を下向きに折り曲げた形状のカバー側係止爪と、前記カバー側側壁の下端から略L字状に延びるように形成され、前記本体側把持面に対向したカバー側把持面を備えたシート把持部と、該カバー側把持面を前記本体側把持面に向かって押すために前記カバー側把持面の背後を押すことができるよう前記カバー側側壁にねじ込まれた押しボルトを備え、更に、前記レール本体とカバー部材とは、前記本体側係止爪とカバー側係止爪とを互いに係止させることで、カバー部材の上端が前記レール本体の頂壁下面と前記ストッパに突き当たり、前記カバー側把持面が前記本体側把持面に近接して対向する位置となって、前記カバー部材を前記レール本体に取り付けることができる形状であることを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、上記請求項1又は2に係る発明において、更に、前記シート取付レールと化粧レールとに連結され、両者の間の繊維強化樹脂シートに縦方向の張力を付与するように配置された板ばねを有することを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、繊維強化樹脂シートを天井から吊り下げるために用いるシート取付レールであって、前記レール本体は天井に固定するための頂壁と該頂壁の一端から下方に延び、下端領域に繊維強化樹脂シート把持用の本体側把持面を形成した本体側側壁と、該本体側側壁の中央領域から内側にほぼ水平に延び先端を上向きに折り曲げた形状の本体側係止爪と、前記頂壁の他端近傍に下方に延びるように形成されたストッパを備えており、前記カバー部材は、前記本体側側壁に対向するように設けられたカバー側側壁と、該カバー側側壁の中央領域から内側にほぼ水平に延び先端を下向きに折り曲げた形状のカバー側係止爪と、前記カバー側側壁の下端から略L字状に延びるように形成され、前記本体側把持面に対向したカバー側把持面を備えたシート把持部と、該カバー側把持面を前記本体側把持面に向かって押すために前記カバー側把持面の背後を押すことができるよう前記カバー側側壁にねじ込まれた押しボルトを備え、更に、前記レール本体とカバー部材とは、前記本体側係止爪とカバー側係止爪とを互いに係止させることで、カバー部材の上端が前記レール本体の頂壁下面と前記ストッパに突き当たり、前記カバー側把持面が前記本体側把持面に近接して対向する位置となって、前記カバー部材を前記レール本体に取り付けることができる形状であることを特徴とするものである。
本発明の防煙垂れ壁は、繊維強化樹脂シートを張って防煙垂れ壁を形成したので、従来用いていたガラス板に比べて軽量で、施工性がよく、また、地震等で落下したとしても割れて飛び散るということがなく安全である。しかも、この繊維強化樹脂シートは、その上縁領域及び下縁領域をそれぞれ全長に亘ってシート取付レールの把持面及び化粧レールの把持面ではさみ付けているため、しわが生じにくく、しかも繊維強化樹脂シートの両端を端部保持具で引っ張っているため、この点からもしわが生じにくい。このため、防煙垂れ壁はきわめて見栄えが良い。更に、繊維強化樹脂シートの両端に配置する端部保持具は、単に繊維強化樹脂シートに張力を付与する機構を備えておればよいので、かさばることがなく、防煙垂れ壁をコンパクトとすることができる。
また、本発明のシート取付レールは、レール本体に対してカバー部材を、本体側係止爪とカバー側係止爪とを互いに係止させることで、パチンと取り付けることができ、カバー部材の着脱をきわめて容易に行うことができる。また、このシート取付レールには、その全長に亘って繊維強化樹脂シートの上縁領域をはさみ付ける把持面を備えており、且つカバー部材にはカバー側把持面の背後を押す押しボルトを設けているので、繊維強化樹脂シートの上縁領域をはさみ付ける把持面の押圧力を押しボルトで調整でき、繊維強化樹脂シートをしわの無い状態で把持することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る防煙垂れ壁を示す概略正面図、図2(a)は図1のA−A矢視概略断面図、図2(b)は図1のB−B矢視概略断面図、図3(a)、(b)、(c)、(d)はシート取付レールのカバー部材をレール本体から取り外す手順を示す概略断面図、図4は図1のC−C矢視概略断面図である。全体を参照符号1で示す、本発明の実施の形態に係る防煙垂れ壁は、天井2と壁、梁、柱等の側面3、3に囲まれた領域に配置されており、天井2に配したシート取付レール5と、該シート取付レール5に上縁領域を把持されて吊下げられた繊維強化樹脂シート6と、該繊維強化樹脂シート6の下縁領域に取り付けられた化粧レール7と、前記繊維強化樹脂シート6の両端を保持するように設けられた一対の端部保持具8、8と、シート取付レール5と化粧レール7とに両端を固定して設けられた板ばね9等を備えている。
繊維強化樹脂シート6には、煙の拡散を防止しうる強度を備えると共に難燃性を備えたものが用いられる。このような特性を持った繊維強化樹脂シート6としては、ガラス繊維強化樹脂シートを例示でき、特に、透明性を備えたものを用いることが、視界を遮ることがなく、防煙垂れ壁に美観を与えるので好ましい。透明性を備えたガラス繊維強化樹脂シートの具体的な構成は後述する。
シート取付レール5は、図2、図3から良く分かるように、ねじ11によって天井2に取り付けられるレール本体12と、そのレール本体12に着脱可能なカバー部材13を有している。レール本体12及びカバー部材13は、アルミ、ステンレス等の金属材で作られ、全長に亘ってほぼ同一断面の型材で形成されている。レール本体12は、天井に固定するための頂壁12aと、その頂壁12aの一端から下方に延び、下端領域に繊維強化樹脂シート把持用の本体側把持面12cを形成した本体側側壁12bと、その本体側側壁12bの中央領域から内側にほぼ水平に延び先端を上向きに折り曲げた形状の本体側係止爪12dと、頂壁12aの他端近傍に下方に延びるように形成されたストッパ12eを備えている。一方、カバー部材13は、レール本体12に取り付けた状態で、本体側側壁12bに対向するように設けられたカバー側側壁13bと、カバー側側壁13bの中央領域から内側にほぼ水平に延び先端を下向きに折り曲げた形状のカバー側係止爪13dと、カバー側側壁13bの下端から略L字状に延びるように形成され、本体側把持面12cに対向したカバー側把持面13cを形成するシート把持部13eと、そのカバー側把持面13cを本体側把持面12cに向かって押すためにカバー側把持面13cの背後を押すことができるようカバー側側壁13bにねじ込まれた押しボルト15を備えている。押しボルト15はカバー側把持面13cの全長をあまりむらが生じないように押して繊維強化樹脂シートを良好に把持できるよう、シート取付レール5の長手方向に適当な間隔をあけて複数個が設けられている。このように、繊維強化樹脂シート6をカバー側把持面13cを介して押しボルト15で押す構成としたことで、繊維強化樹脂シート6を広い面積で押すことができ、繊維強化樹脂シート6にしわを生じることなく、把持できる。
このレール本体12とカバー部材13とは、図3(a)に示すように、本体側係止爪12dとカバー側係止爪13dとを互いに係止させることで、カバー部材13の上端がレール本体12の頂壁12aの端部下面とストッパ12eに突き当たり、且つカバー側把持面13cが本体側把持面12cに近接して対向する位置となる状態で、カバー部材13をレール本体12にパチンと取り付けることができる形状に作られている。また、本体側側壁12bとカバー側側壁13bの外面形状は、シート取付レール5の垂直な中心軸線に対してほぼ対称となるように定めている。この構成により、シート取付レール5に良好な外観を与えることができる。
図3(a)に示すように、レール本体12にカバー部材13を取り付けた状態から、カバー部材13を取り外すには、図3(b)に示すように、カバー部材13を時計方向に旋回させてカバー側側壁13bの上端をレール本体12の頂壁12aから外し、次いで、図3(c)に示すように、カバー部材13を斜め上方に押し上げることで、本体側係止爪12dとカバー側係止爪13dとの係止を解除してカバー部材13を取り外すことができる。また、この逆の動作でカバー部材13をレール本体12に容易にパチンと取り付けることができる。
シート取付レール5の本体側把持面12cとカバー側把持面13cの上方には、繊維強化樹脂シート6を挿入させるための空間16が形成されている。この空間16を設けたことにより、図2(a)に示すように、繊維強化樹脂シート6の上縁を空間16内に挿入させた状態で繊維強化樹脂シート6を把持でき、天井面に上下方向の大きいうねりがあって、それに取り付けたシート取付レール6にもうねりが生じていた場合でも、空間16内に挿入される繊維強化樹脂シート6の長さが変わるのみで、繊維強化樹脂シート6に無理な力を加えることなく、その繊維強化樹脂シート6をシート取付レール5で良好に把持できる。このため、繊維強化樹脂シート6にしわが生じることはほとんどない。更に、シート取付レール5の本体側把持面12cとカバー側把持面13cとは、シート取付レール6の全長に延びており、このため、繊維強化樹脂シート6の上縁領域の全長をはさみ付けて把持でき、この点からも繊維強化樹脂シート6にしわが生じることはほとんどない。
化粧レール7は、繊維強化樹脂シート6の下縁領域に取り付けて繊維強化樹脂シート6の下縁領域の見栄えを良くすると共に、繊維強化樹脂シート6の下縁領域をはさみ付けることで繊維強化樹脂シート6の下端領域にしわが発生するのを抑制するためのものである。この化粧レール7は、略U字状の化粧レール本体18と、その中に配置された当て板19と、当て板19の背面を押すことができるように化粧レール本体18にねじ込まれた押しボルト20を備えている。化粧レール本体18と当て板19の互いに向かい合った面は、化粧レール7の全長に亘って延びており、繊維強化樹脂シート6の下縁領域をはさみ付けて把持する把持面18a、19aとなっている。この把持面18a、19aで繊維強化樹脂シート6の下縁領域をはさみ付けることで、化粧レール7が繊維強化樹脂シート6に取り付けられると共に、その繊維強化樹脂シート6にしわが入らないように拘束することができる。押しボルト20は当て板19の全長をあまりむらが生じないように押して繊維強化樹脂シート6を良好に把持面18aに押し付けることができるよう、化粧レール7の長手方向に適当な間隔をあけて複数個が設けられている。
繊維強化樹脂シート6の両端を保持する端部保持具8は、繊維強化樹脂シート6に水平方向の張力を付与する機構を備えている。張力を付与する機構としては、特に限定されるものではないが、本実施の形態では、図4に示す機構が用いられている。すなわち、図4において、端部保持具8は壁、梁、柱等の側面3にねじ22で取り付けられる保持具本体23と、その保持具本体23の先端の開口領域に移動可能に保持されたシート取付用筒体24と、そのシート取付用筒体24を貫通して設けられ、保持具本体23の中間領域に形成されている中壁23aにねじ込まれた張力調整ボルト25と、保持具本体23に着脱可能なカバー26等を備えている。この端部保持具8の保持具本体23やシート取付用筒体24は、繊維強化樹脂シート6の全幅(天井から吊り下げた繊維強化樹脂シート6の垂直方向の全幅)を保持することができる長さを有しており、張力調整ボルト25は繊維強化樹脂シート6の幅方向における張力分布を調整できるよう、シート取付用筒体24の長さ方向の複数箇所に設けられている。この構成により、シート取付用筒体24に繊維強化樹脂シート6の端部領域に取り付け、張力調整ボルト25をねじ込んでシート取付用筒体24を側面3に近づく方向に押すことで、繊維強化樹脂シート6に張力を加えることができ、且つ複数の張力調整ボルト25のねじ込み量を調整することで繊維強化樹脂シート6内の張力分布を調整でき、繊維強化樹脂シート6をしわが生じないように張ることができる。
図1、図2(b)において、板ばね9はその両端をシート取付レール5及び化粧レール7に固定して設けられている。この板ばね9は、シート取付レール5及び化粧レール7に固定された位置間の長さが、同じ位置に取り付けられている繊維強化樹脂シート6の長さよりも長くなるように定められている。このため、図2(b)に誇張して示すように、板ばね9は湾曲した状態となっており、バネ力によって繊維強化樹脂シート6に縦方向の張力を付与することができる。これによっても、繊維強化樹脂シート6にしわが入るのを防止できる。なお、図面の実施の形態では、板ばね9の両端を、繊維強化樹脂シート6と一緒にシート取付レール5及び化粧レール7に把持させる構成としているが、板ばね9の取付方法はこれに限らず、ねじ等によって板ばね9のみをシート取付レール5や化粧レール7に固定する構造としてもよい。また、繊維強化樹脂シート6に垂直方向の張力を加えなくてもしわが発生しない場合には、板ばね9は省略してもよい。
次に、上記構成の防煙垂れ壁1の施工方法を説明する。まず、天井2にシート取付レール5のレール本体12をねじ止めし、壁、梁、柱等の側面3、3に端部保持具8の保持具本体23をねじ止めする。次いで、繊維強化樹脂シート6の両端をそれぞれ、端部保持具8のシート取付用筒体24に固定し、そのシート取付用筒体24を張力調整ボルト25によって、保持具本体23に取り付け、且つ張力調整ボルト25の締め込み量を調整して繊維強化樹脂シート6に加える張力を調整する。これにより、繊維強化樹脂シート6をしわの無い状態に張ることができる。なお、この時、シート取付レール5のカバー部材13はレール本体12から取り外しておく。また、端部保持具8に対する繊維強化樹脂シート6の高さ方向の取付位置は、繊維強化樹脂シート6の上縁がレール本体12の把持面12cより上となるように定めておく。これにより、両側の端部保持具8で繊維強化樹脂シート6を張った時、その上縁領域はレール本体12の把持面12cに面する位置となる。次に、図2(a)に示すように、シート取付レール5のレール本体12にカバー部材13をパチンと取り付ける。これにより、繊維強化樹脂シート6の上縁領域は、向かい合った把持面12c、13cではさまれた状態となり、その後、押しボルト15を締め込むことで、繊維強化樹脂シート6の上縁領域の把持面12c、13cによる把持を確実とできる。次に、繊維強化樹脂シート6の下端領域に化粧レール7を取り付け、押しボルト20を締め込むことで、繊維強化樹脂シート6の下端領域を把持面18a、19aではさみ付ける。その後、板ばね9をシート取付レール5と化粧レール7に取り付ける。以上により、繊維強化樹脂シート6をしわのない状態に張ってシート取付レール5に保持させた構造の防煙垂れ壁1が形成される。なお、取り付けた繊維強化樹脂シート6にしわがある場合には、張力調整ボルト25による張力を調整するとか、把持面12c、13cによる押圧力及び把持面18a、19aによる押圧力を押しボルト15、20で調整することでしわをなくすことができる。
以上のように、この防煙垂れ壁1は、繊維強化樹脂シート6の両端を端部保持具に取り付け、上縁領域をシート取付レール5に保持させ、下縁領域に化粧レール7を取り付け、更に板ばね9を取り付けるという操作によって形成できるので、施工がきわめて簡単で且つ短時間で施工できる。形成された防煙垂れ壁1はガラス板を用いておらず、ガラス繊維強化樹脂シートなどの軽量な繊維強化樹脂シート6を用いているので、地震等においても破損して落下するということが起こり難く、しかも例え落下したとしても、ガラス板のように割れて周囲に飛び散るということがなく、安全である。更に、繊維強化樹脂シート6をしわの無い状態に張ることができるので、きわめて美観が良く、しかも繊維強化樹脂シート6の両端には繊維強化樹脂シート6に張力を付与する機構を備えた端部保持具8を配置するのみで良いので、あまり嵩張らず、コンパクトな構造とできるといった利点も有している。
次に、繊維強化樹脂シート6として用いるのに好適な透明性の高いガラス繊維強化樹脂シート(以下、ガラス繊維シートと略称する)を説明する。このガラス繊維シートは、ガラス繊維織物に樹脂を含浸させてシート状に成形したものである。
ガラス繊維織物は、ガラス繊維シートの基布となる材料である。ガラス繊維織物の素材であるガラス繊維としては、汎用の無アルカリ性ガラス繊維(Eガラス)、耐酸性の含アルカリガラス繊維(Cガラス)、高強度・高弾性率ガラス繊維(Sガラス)、耐アルカリ性ガラス繊維(ARガラス)等が挙げられるが、汎用性の高い無アルカリ性ガラス繊維の使用が好ましい。ガラス繊維を構成するガラス組成物の屈折率は、含浸に用いる樹脂の屈折率との差が±0.02以下とすることが好ましいが、樹脂側の屈折率を所望のように選定できれば、ガラス組成物としては、どのような屈折率のものを用いてもよい。ガラス組成物としては、例えば、屈折率が1.4〜1.7程度のものが好ましく、1.5〜1.6のものが更に好ましい。無アルカリガラスを材料とするガラス繊維を用いた場合には、屈折率は1.55〜1.57程度となる。
ガラス繊維織物の織り組織としては、平織、朱子織、綾織、斜子織、畦織等が挙げられ、中でも、平織、斜子織、畦織が好ましい。ガラス繊維織物中の隣接する経糸の間の隙間及び隣接する緯糸の間の隙間は共に、0.5mm以下が好ましく、0.2mm以下であることが更に好ましい。ガラス繊維織物中の隣接する経糸の間の隙間或いは緯糸の間の隙間が狭い場合には、炎がガラス繊維織物を通過し難くなるからである。ガラス繊維織物を構成するフィラメントの直径は、1〜20μmであることが好ましく、3〜12μmであることが更に好ましい。また、ガラス繊維の番手は、5〜70texが好ましく、10〜35texが更に好ましい。
ガラス繊維織物は、1種類のガラス繊維で織られていてもよいし、2種類以上のガラス繊維で織られていてもよい。例えば、経糸と緯糸はガラス繊維の組成が同じであり、ガラス繊維の番手が異なっていてもよい。
ガラス繊維織物には、ガラス繊維シートの耐久性を向上させる目的で、ガラス繊維処理剤として通常使用されているシランカップリング剤で表面処理しておくことが好ましい。これによって、ガラス繊維織物と硬化した樹脂とを良好に接合させることができる。なお、シランカップリング剤は、各ガラス繊維の表面に少量しか付着していないので、ガラス繊維織物の光透過特性や通気度には実質上影響するものではない。
ガラス繊維織物には、開繊処理を施しておいてもよい。開繊処理によって、ガラス繊維織物を構成しているガラス繊維同士をばらけさせたり、ガラス繊維の断面形状を扁平化させるなどして、ガラス繊維で形成された経糸、緯糸がそれぞれ占める容積、面積範囲を増大または変形させることが可能である。開繊処理によって、ガラス繊維織物の厚さを薄くすることで、全光線透過率を高めることもできる。同時に、開繊処理によって、樹脂の含浸に適した形状に変形させることもできる。
樹脂被覆層は樹脂をガラス繊維織物に含浸させ、硬化させて形成されるもので、ガラス繊維織物のガラス繊維間の隙間に入り込むと共に表裏両面の表層に樹脂層を形成している。この樹脂被覆層の形成に用いる樹脂は、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂などさまざまなものを用いることができるが、特に、熱で硬化する熱硬化型のもの或いは紫外線等の光の照射で硬化する光硬化型のものなどの硬化性樹脂を用いることが好ましい。このような熱或いは光硬化型の樹脂は、ほぼ常温の未硬化の状態で、粘度が低く、ガラス繊維織物に含浸させやすい利点がある。
樹脂被覆層の材質としては、ガラス繊維織物のガラス組成物と屈折率の差が±0.02以下であるものを用いることが好ましい。このように、ガラス繊維織物と樹脂被覆層の屈折率の差を、±0.02以下として十分に小さくすることにより、樹脂被覆層の中でガラス繊維織物が視認できなくなる。よって、ガラス繊維シートにおいて、ガラス繊維織物と樹脂被覆層で形成された部分を透明にして、ガラス繊維シートの全光線透過率を十分に高くすることができる。なお、樹脂被覆層の屈折率測定方法は、JIS K 7142の「プラスチックの屈折率測定方法」に従う。
樹脂被覆層の形成に用いる硬化性樹脂としては、ビニルエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂などを用いることが好ましく、耐熱性、耐薬品性、機械的強度、硬化特性に優れている点で、ビニルエステル樹脂が更に好ましい。ガラス繊維織物に含浸させる硬化性樹脂には、難燃剤、紫外線吸収剤、充填剤、帯電防止剤などの添加物が含まれていてもよい。難燃剤としては、例えば、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、トリクロロエチルホスフェート、トリアリルホスフェート、ポリリン酸アンモニウム、リン酸エステルなどが挙げられる。紫外線吸収剤としては、例えば、ベンゾトリアゾールなどが挙げられる。充填剤としては、例えば、炭酸カルシウム、シリカ、タルクなどが挙げられる。帯電防止剤としては、例えば、界面活性剤が挙げられる。これらの添加物は粒子形状であってもよく、粒子の場合には粒径が10μm以下であることが好ましく、5μm以下であることが更に好ましい。粒径が小さいと、全光線透過率が低下したり、ヘーズが増加することがない。
ガラス繊維シートにおけるガラス繊維織物と樹脂被覆層の割合は、ガラス繊維織物が20〜70重量%、樹脂被覆層が80〜30重量%とすることが好ましい。ガラス繊維織物が20重量%未満の場合には、樹脂量が多くなり、得られるガラス繊維シートの不燃性が低下する。一方、ガラス繊維織物が70重量%を越える場合には、得られるガラス繊維シートの表層における樹脂量が少なくなって、ガラス繊維織物の模様が浮き出てしまう場合があり、また、含浸不良による白化が生じることもあり、更には透明性が低下する。
ガラス繊維シートの単位面積当たりのガラス繊維織物の質量は、ガラス繊維シートの強度、耐久性や樹脂の含浸性を考慮して定めるものであり、例えば、10〜300g/m2 程度とすればよく、特に、ガラス繊維織物の強度、耐久性やガラス繊維織物への樹脂の含浸性を向上するためには、ガラス繊維織物の質量を20〜300g/m2 とすることが好ましい。ガラス繊維織物の質量を20g/m2 以上とすることで、ガラス繊維シートの強度を十分に高めることができる。また、ガラス繊維織物の質量を300g/m2 以下とすることで、樹脂の含浸不良を防止することができる。なお、ガラス繊維シートの単位面積当たりのガラス繊維織物の質量を150g/m2 以上にする場合には、厚めのガラス繊維織物を1枚用いてもよいし、薄めのガラス繊維織物を複数枚用いてもよい。含浸性を向上する観点からは、薄めのガラス繊維織物を複数枚用いることが好ましい。
ガラス繊維シートの単位面積当たりの樹脂被覆層の質量は、10〜500g/m2 程度とすればよい。樹脂被覆層の質量を10g/m2 以上とすることで、ガラス繊維織物の模様が浮き出てしまったり、含浸不良により樹脂が白化して見えることを防止することができる。また、樹脂の質量を500g/m2 以下とすることで、ガラス繊維シートのうち比較的燃えやすい部分である樹脂の量を低く抑えて、ガラス繊維シートを難燃性に優れたものとすることができる。
ガラス繊維織物中のガラス繊維を構成するガラス組成物と樹脂被覆層とのアッベ数の差が30以下となるように、樹脂被覆層を形成する樹脂の材質を選定することが好ましい。アッベ数の差を30以下に抑えることで、ガラス繊維織物と樹脂被覆層の界面で、可視光領域の散乱を少なくして、当該界面における着色を抑えることができる。なお、アッベ数とは、透明体の色収差を評価するための数値であり、アッベ数V=(nD −1)/(nF −nC )で表される。ここで、nD は、波長が589.2nmの光に対する屈折率であり、nF は、波長が486.1nmの光に対する屈折率であり、nC は、波長が656.3nmの光に対する屈折率である。なお、ガラス組成物のアッベ数は、特に制限がないが、例えば、35〜75の範囲であることが好ましく、50〜70の範囲であることが更に好ましい。
ガラス繊維シートは、全光線透過率が80%以上であり、かつ、ヘーズが30%以下であることが好ましく、全光線透過率が85%以上であり、かつ、ヘーズが20%以下であることが更に好ましく、これらの数値範囲となるように樹脂材料を選定することが好ましい。ここで、全光線透過率及びヘーズは、シートがどの程度透明であるかを数値で示したものであり、全光線透過率が大きいほどまたヘーズが小さいほど透明性が高い。なお、ガラス繊維シートの全光線透過率の測定方法は、JIS K 7105の「プラスチックの光学的特性試験方法」、「5.5 光線透過率及び全光線反射率」に従う。また、ヘーズ測定方法は、JIS K 7105の「プラスチックの光学的特性試験方法」、「6.4 ヘーズ」に従う。
上記構成のガラス繊維シートは、従来行われている繊維補強樹脂シートの製造方法を利用して製造可能である。例えば、ガラス繊維織物を連続的に走行させ、そのガラス繊維織物の一方の面に、未硬化の樹脂を塗布した第一のキャリアフィルムを連続的に走行させながら押し当て、前記ガラス繊維織物の他方の面に第二のキャリアフィルムを連続的に走行させながら押し当て、第一及び第二のキャリアフィルムでガラス繊維織物と未硬化の樹脂を挟んで樹脂の含浸を行い、且つ樹脂を硬化させてガラス繊維シートに成形する連続成形方法を用いて製造することができる。また、型枠を用いたバッチ式でも製造できる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載の範囲内で適宜変更可能であることは言うまでもない。
本発明の実施の形態に係る防煙垂れ壁を示す概略正面図 (a)は図1のA−A矢視概略断面図、(b)は図1のB−B矢視概略断面図 (a)、(b)、(c)、(d)はシート取付レールのカバー部材をレール本体から取り外す手順を示す概略断面図 図1のC−C矢視概略断面図
符号の説明
1 防煙垂れ壁
2 天井
3 側面
5 シート取付レール
6 繊維強化樹脂シート
7 化粧レール
8 端部保持具
9 板ばね
11 ねじ
12 レール本体
12a 頂壁
12b 本体側側壁
12c 本体側把持面
12d 本体側係止爪
12e ストッパ
13 カバー部材
13b カバー側側壁
13c カバー側把持面
13d カバー側係止爪
15 押しボルト
16 空間
18 化粧レール本体
19 当て板
18a、19a 把持面
20 押しボルト
22 ねじ
23 保持具本体
24 シート取付用筒体
25 張力調整ボルト
26 カバー

Claims (4)

  1. 天井に配したシート取付レールと、該シート取付レールに上縁領域を把持されて吊下げられた繊維強化樹脂シートと、該繊維強化樹脂シートの下縁領域に取り付けられた化粧レールと、前記繊維強化樹脂シートの両端を保持するように設けられた一対の端部保持具とを備え、前記シート取付レールは、その全長に亘って前記繊維強化樹脂シートの上縁領域をはさみ付けて把持する把持面を備えており、前記化粧レールは、その全長に亘って前記繊維強化樹脂シートの下縁領域をはさみ付けて把持する把持面を備えており、前記端部保持具は前記繊維強化樹脂シートに張力を付与する機構を備えていることを特徴とする防煙垂れ壁。
  2. 前記シート取付レールが、天井に取り付けるレール本体と、該レール本体に着脱可能なカバー部材を備え、前記レール本体は天井に固定するための頂壁と該頂壁の一端から下方に延び、下端領域に繊維強化樹脂シート把持用の本体側把持面を形成した本体側側壁と、該本体側側壁の中央領域から内側にほぼ水平に延び先端を上向きに折り曲げた形状の本体側係止爪と、前記頂壁の他端近傍に下方に延びるように形成されたストッパを備えており、前記カバー部材は、前記本体側側壁に対向するように設けられたカバー側側壁と、該カバー側側壁の中央領域から内側にほぼ水平に延び先端を下向きに折り曲げた形状のカバー側係止爪と、前記カバー側側壁の下端から略L字状に延びるように形成され、前記本体側把持面に対向したカバー側把持面を備えたシート把持部と、該カバー側把持面を前記本体側把持面に向かって押すために前記カバー側把持面の背後を押すことができるよう前記カバー側側壁にねじ込まれた押しボルトを備え、更に、前記レール本体とカバー部材とは、前記本体側係止爪とカバー側係止爪とを互いに係止させることで、カバー部材の上端が前記レール本体の頂壁下面と前記ストッパに突き当たり、前記カバー側把持面が前記本体側把持面に近接して対向する位置となって、前記カバー部材を前記レール本体に取り付けることができる形状であることを特徴とする請求項1記載の防煙垂れ壁。
  3. 更に、前記シート取付レールと化粧レールとに連結され、両者の間の繊維強化樹脂シートに縦方向の張力を付与するように配置された板ばねを有することを特徴とする請求項1又は2記載の防煙垂れ壁。
  4. 繊維強化樹脂シートを天井から吊り下げるために用いるシート取付レールであって、天井に取り付けるレール本体と、該レール本体に着脱可能なカバー部材を備え、前記レール本体は天井に固定するための頂壁と該頂壁の一端から下方に延び、下端領域に繊維強化樹脂シート把持用の本体側把持面を形成した本体側側壁と、該本体側側壁の中央領域から内側にほぼ水平に延び先端を上向きに折り曲げた形状の本体側係止爪と、前記頂壁の他端近傍に下方に延びるように形成されたストッパを備えており、前記カバー部材は、前記本体側側壁に対向するように設けられたカバー側側壁と、該カバー側側壁の中央領域から内側にほぼ水平に延び先端を下向きに折り曲げた形状のカバー側係止爪と、前記カバー側側壁の下端から略L字状に延びるように形成され、前記本体側把持面に対向したカバー側把持面を備えたシート把持部と、該カバー側把持面を前記本体側把持面に向かって押すために前記カバー側把持面の背後を押すことができるよう前記カバー側側壁にねじ込まれた押しボルトを備え、更に、前記レール本体とカバー部材とは、前記本体側係止爪とカバー側係止爪とを互いに係止させることで、カバー部材の上端が前記レール本体の頂壁下面と前記ストッパに突き当たり、前記カバー側把持面が前記本体側把持面に近接して対向する位置となって、前記カバー部材を前記レール本体に取り付けることができる形状であることを特徴とするシート取付レール。
JP2007060572A 2007-03-09 2007-03-09 防煙垂れ壁及びシート取付レール Active JP4867726B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007060572A JP4867726B2 (ja) 2007-03-09 2007-03-09 防煙垂れ壁及びシート取付レール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007060572A JP4867726B2 (ja) 2007-03-09 2007-03-09 防煙垂れ壁及びシート取付レール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008220508A true JP2008220508A (ja) 2008-09-25
JP4867726B2 JP4867726B2 (ja) 2012-02-01

Family

ID=39839813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007060572A Active JP4867726B2 (ja) 2007-03-09 2007-03-09 防煙垂れ壁及びシート取付レール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4867726B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000210A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Outsourcing:Kk 防煙垂壁取り付け装置
JP2013099422A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Nitto Boseki Co Ltd 緩衝機能付防煙垂壁
JP2013192881A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Tenparu:Kk 防煙垂れ幕及び該防煙垂れ幕の設置構造
JP2014014545A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Murakami Corp 防煙垂壁の防煙シートコーナー部支持構造および防煙垂壁
JP2014054307A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Lixil Suzuki Shutter Corp 防煙垂れ壁
JP2014104171A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Lixil Suzuki Shutter Corp 区画形成面体、及び、区画形成面体を有する防煙たれ壁
JP2015051087A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 三協立山株式会社 防煙垂れ壁、及び防煙垂れ壁の取付材
JP2015188533A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 日東紡績株式会社 防煙垂壁
JP2016027233A (ja) * 2014-06-25 2016-02-18 岡田装飾金物株式会社 壁取付部材及びシート並びにそれらを備えた区画壁構造
JP2018011803A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 三和シヤッター工業株式会社 防煙垂れ壁
JP2018071294A (ja) * 2016-11-02 2018-05-10 株式会社タナテック 防煙垂壁取付装置
JP7244686B1 (ja) 2022-02-09 2023-03-22 株式会社日本設計 膜材支持構造

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5589048B2 (ja) * 2012-10-30 2014-09-10 株式会社商美 フレーム金具、フレーム、及び防煙垂壁

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5190596A (ja) * 1975-02-06 1976-08-09
JP2007029109A (ja) * 2005-07-21 2007-02-08 Nitto Boseki Co Ltd 防煙垂れ壁及びその施工方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5190596A (ja) * 1975-02-06 1976-08-09
JP2007029109A (ja) * 2005-07-21 2007-02-08 Nitto Boseki Co Ltd 防煙垂れ壁及びその施工方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000210A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Outsourcing:Kk 防煙垂壁取り付け装置
JP2013099422A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Nitto Boseki Co Ltd 緩衝機能付防煙垂壁
JP2013192881A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Tenparu:Kk 防煙垂れ幕及び該防煙垂れ幕の設置構造
JP2014014545A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Murakami Corp 防煙垂壁の防煙シートコーナー部支持構造および防煙垂壁
JP2014054307A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Lixil Suzuki Shutter Corp 防煙垂れ壁
JP2014104171A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Lixil Suzuki Shutter Corp 区画形成面体、及び、区画形成面体を有する防煙たれ壁
JP2015051087A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 三協立山株式会社 防煙垂れ壁、及び防煙垂れ壁の取付材
JP2015188533A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 日東紡績株式会社 防煙垂壁
JP2016027233A (ja) * 2014-06-25 2016-02-18 岡田装飾金物株式会社 壁取付部材及びシート並びにそれらを備えた区画壁構造
JP2018011803A (ja) * 2016-07-21 2018-01-25 三和シヤッター工業株式会社 防煙垂れ壁
JP2018071294A (ja) * 2016-11-02 2018-05-10 株式会社タナテック 防煙垂壁取付装置
JP7244686B1 (ja) 2022-02-09 2023-03-22 株式会社日本設計 膜材支持構造
JP2023116331A (ja) * 2022-02-09 2023-08-22 株式会社日本設計 膜材支持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP4867726B2 (ja) 2012-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4867726B2 (ja) 防煙垂れ壁及びシート取付レール
JP4806986B2 (ja) 防煙垂れ壁及びその施工方法
JP4826208B2 (ja) 防煙垂れ壁用パネル、その製造方法及び防煙垂れ壁
JP4715310B2 (ja) 防煙垂れ壁用パネル及び防煙垂れ壁
JP5142002B2 (ja) 透明不燃性シート及びその製造方法
JP4979415B2 (ja) 防煙垂れ壁及びその施工方法
EP3406773B1 (en) Light emitting decoration, method for laying light emitting decoration, laying object and method for forming light emitting design
US10400446B2 (en) Transparent noncombustible sheet
US4006965A (en) Projection screen
JP4491778B2 (ja) 光拡散シート及びその製造方法
JP5661959B1 (ja) 透明シート、及びこれを備えるタッチパネル、電子機器
JP5287563B2 (ja) 湾曲形状防煙垂壁の形成方法、湾曲形状防煙垂壁用パネル及び湾曲形状防煙垂壁
JP4747790B2 (ja) 透明シートとその製造方法並びに防音方法
JP4715780B2 (ja) 防煙垂れ壁及びその施工方法
JP2011084070A (ja) 透明不燃性シート及びその製造方法
JP2018140580A (ja) 透明シート、該透明シートを含む防煙垂壁、及び透明シートの製造方法
JP6357272B1 (ja) 透明シートの製造方法及び透明シート
JP5648139B1 (ja) 透明不燃性シート
JP7248285B2 (ja) 透明シート
JP6959647B2 (ja) 透明シート、該透明シートを含む防煙垂壁、及び透明シートの製造方法
JP6371445B1 (ja) 透明シート、該透明シートを含む防煙垂壁、及び透明シートの製造方法
JP6940875B2 (ja) 透明シートの製造方法及び透明シート
JP6233133B2 (ja) 防煙垂壁
JP3231618U (ja) 接着シート及びボード
JP7090885B2 (ja) 不燃性シート、該不燃性シートを含む防煙垂壁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4867726

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250