JP2008220466A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】いわゆる釘曲げゴト行為を容易且つ確実に発見できる弾球遊技機を提供する。
【解決手段】多数の遊技釘のうち、所定の入賞口への遊技球の入賞に最も影響が大きい特定遊技釘47aについてその所定部位、例えば頭部近傍の位置データを測定する位置測定センサ97を設け、ガラス扉等が開状態から閉状態に変化した場合に、その特定遊技釘47aに関する位置データの基準値としての基準釘姿勢データを更新し(S4,S5)、ガラス扉等が閉じている間、所定時間間隔で位置測定センサ97により特定遊技釘47aの位置データを取得して基準釘姿勢データと比較し(S6,S7)、それらの差が許容範囲内にない場合に異常と判定する(S8,S9)ように構成したものである。
【選択図】図10

Description

本発明は、パチンコ機等の弾球遊技機に関するものである。
例えばパチンコ機では、発射手段から発射された遊技球がガイドレールを経て遊技領域へと案内され、その遊技球が、遊技領域内に複数配置されている入賞口の何れかに入賞したときに、その入賞口に応じて所定数の遊技球を賞球として払い出すように構成されている。
この種のパチンコ機では、外枠の前側に開閉可能に枢支された前枠に遊技盤が装着され、またその前枠の前側に、遊技盤の遊技領域に対応するガラス窓を備えたガラス扉、遊技球の貯留皿を備えた前面開閉板等が開閉自在に枢着されている。
ところで、この種のパチンコ機に対するゴト行為として、例えばガラス扉と前枠との隙間などからピアノ線等を挿入し、遊技球が入賞しやすいように遊技釘を曲げるなどして不正に球を搾取するといった行為が問題となっている。
このようなゴト行為に対しては、ガラス扉と前枠との隙間を塞いでピアノ線等の進入経路を絶つ等のハード面での対策(特許文献1参照)が進められてきた他、遊技ホール側はベース値をこまめにチェックしたり、店員の見回りを強化する等の方法で対処してきた。
特開2004−275257号公報
しかしながら、このような従来のゴト対策では、遊技ホール側の負担が大きいわりにその効果は必ずしも十分ではなく、例えば店員の目を盗んでドリルでガラス扉等に穴を空けて遊技釘を曲げる等の大胆な不正行為が行われたとの報告もある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、いわゆる釘曲げゴト行為を容易且つ確実に発見できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、遊技機本体1内に設けられ且つ前側の遊技領域13内に入賞口44a,44b,82,83及び遊技釘47が配置された遊技盤11と、前記遊技機本体1の前側に開閉可能に設けられた開閉扉3,15とを備えた弾球遊技機において、遊技釘47のうちの特定遊技釘47aについてその姿勢を示す釘姿勢データを測定する釘姿勢データ測定手段97と、前記釘姿勢データの基準値としての基準釘姿勢データと前記釘姿勢データ測定手段97により測定された釘姿勢データとを比較し、それらの差が所定の許容範囲内にない場合に異常と判定する異常判定手段113とを備えたものである。
本発明によれば、例えば店員の目を盗んでドリルでガラス扉15等に穴を空けるなどして不正に特定遊技釘47aが曲げられた場合でもその不正行為を容易且つ確実に発見することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図10は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1〜図3において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。外枠2は、左右一対の縦枠材4と、それらの上下両端を左右に連結する上下一対の横枠材5とを備えている。
前枠3は矩形状で、左右一端側に設けられた上下方向のヒンジ6により外枠2に枢支され、他端側に設けられた施錠手段により外枠2に対して閉状態で施錠されるようになっている。また、図2に示すように、前枠3には遊技盤装着部10が形成され、その遊技盤装着部10に前側から遊技盤11が着脱自在に嵌合し装着されている。
前枠3の前側には、遊技盤11の遊技領域13を透視可能なガラス窓(透明窓)14を備えたガラス扉(前扉)15と、このガラス扉15の下側に配置された下部扉16とが前枠3用のヒンジ6と同一側のヒンジ17により開閉自在に枢支されている。
図3に示すように、ガラス扉15は、ガラス窓14の窓孔を有する扉枠19と、この扉枠19に裏側から着脱自在に装着されたガラスユニット20とを備えている。扉枠19は、枠板21と、この枠板21の前面に装着された化粧カバー22と、枠板21の裏側に装着された板金製の補強板23とを有する。ガラスユニット20は前後2枚のガラス板24と、この2枚のガラス板24を外周で保持する保持枠25とを有する。
下部扉16は前枠3の下部に配置された発射手段等を前側から覆うもので、発射用の遊技球を貯留する供給皿26、発射手段を作動させる発射ハンドル27等が前側に設けられている。なお、ガラス扉15、下部扉16は、ヒンジ17と反対側に設けられた施錠手段により前枠3に対して閉状態で施錠されている。
外枠2、前枠3、ガラス扉15は、ヒンジ6,17を支点として前後方向(遠近方向)に相対移動自在であり、これらの上部側には、前枠3とガラス扉15との少なくとも一方が開状態にあるか、両方が閉状態にあるかを1個の検出スイッチ28により検出可能な扉開閉検出手段29が設けられている。
この扉開閉検出手段29は、図4及び図5に示すように、前枠3の上端部に左右一対の案内手段31を介して前側の付勢位置A(図5(b))と後側の押圧位置B(図5(a),(c))との間で前後方向移動自在に設けられた支持台32と、この支持台32に着脱自在に固定された検出スイッチ28と、各案内手段31側に設けられ且つ支持台32を付勢位置A側に向けて付勢する圧縮バネ等よりなる付勢手段33と、ガラス扉15に設けられ且つガラス扉15を前枠3側に閉じたときに支持台32を付勢手段33に抗して押圧位置B側へと押圧する例えば突起状の押圧部34とを備えている。
支持台32は、例えば箱形のスイッチケース35と、このスイッチケース35の左右両側に突設され且つ前後方向のガイド孔36が形成された一対のガイド部37とを備え、スイッチケース35の後端側が前枠3側の開口部3aに前側から嵌合し、そのスイッチケース35の後側に検出スイッチ28が固定されている。
案内手段31は、前枠3の上端部に例えば前向き突出状に設けられ、付勢手段33が装着されており、更にその付勢手段33の前側に支持台32側のガイド孔36が前後方向摺動自在に嵌合している。
検出スイッチ28は、外枠2を感知するための接触式の感知子38を、スイッチケース35から後ろ向きに突出させた状態で備えており、この感知子38は前枠3を開いた状態(図5(c))では外枠2を感知せず、前枠3を閉じた場合でも、支持台32が付勢位置Aにあるとき、即ちガラス扉15が開いた状態(図5(b))では外枠2を感知せず、支持台32が押圧位置Bにあるとき、即ちガラス扉15が閉じて押圧部34が付勢手段33に抗して支持台32を後ろ向きに押圧した状態(図5(a))で外枠2を感知するように構成されている。
なお、検出スイッチ28は、例えば感知子38が外枠2を感知しないとき、即ちガラス扉15と前枠3との少なくとも一方が開状態にある「扉開状態」のとき(図5(b), (c))にON信号を出力し、感知子38が外枠2を感知しているとき、即ちガラス扉15と前枠3とが共に閉状態にある「扉閉状態」のとき(図5(a))にOFFとなるように構成されている。
遊技盤11の前面側には、図2に示すように、発射手段により発射された遊技球を案内するガイドレール41が環状に装着されると共に、そのガイドレール41の内側の遊技領域13に、センターケース42、普通図柄始動ユニット43、特別図柄始動ユニット44、下部第1入賞ユニット45、下部第2入賞ユニット46等の各種遊技部品の他、多数の遊技釘47が配置されている。
センターケース42は、遊技領域13の略中央に配置されており、図2等に示すように、例えば遊技盤11の裏側に装着された液晶表示ユニット51用の表示窓52を構成する表示枠体53と、この表示枠体53の下部側に配置されるステージ手段54と、表示枠体53に設けられ且つステージ手段54に遊技球を誘導する球誘導手段55等を備えている。
表示枠体53は、液晶表示ユニット51の左右の側縁部に沿って上下方向に配置される左枠部61及び右枠部62と、液晶表示ユニット51の上縁部側で左枠部61と右枠部62の上端側を左右に接続する上枠部63と、液晶表示ユニット51の下縁部側で左枠部61と右枠部62の下端側を左右に接続する下枠部64とを例えば一体に備えている。
上枠部63は、例えばその右上部に普通図柄表示手段65、特別図柄表示手段66等を含む装飾部材67を備えると共に、上縁側は遊技球を左右何れかに流下させるように、右側は右下がりの、左側は左下がりの傾斜状に形成されている。
普通図柄表示手段65は、普通図柄を変動表示するためのもので、例えば「○」「×」の2種類の普通図柄に対応する2個の発光体(例えばLED)により構成されており、普通図柄始動ユニット43の通過ゲート43aが遊技球を検出することを条件にそれら2つの発光体が所定時間交互に点滅して、当たり態様に対応する「○」と外れ態様に対応する「×」との何れかの発光体が発光した状態で点滅が終了するようになっている。
特別図柄表示手段66は、1個又は複数個、例えば2個の特別図柄を変動表示可能な7セグメント式等の表示手段により構成されており、特別図柄始動ユニット44の始動入賞口44a,44bに遊技球が入賞することを条件に特別図柄を所定時間変動表示して、所定の大当たり態様と外れ態様との何れかで停止するようになっている。
ステージ手段54は、下枠部64の上縁側に沿って左右方向に配置された下ステージ71と、その下ステージ71の上側で且つ左枠部61と右枠部62との間に左右方向に配置された上ステージ72と、上ステージ72の前側で且つ上ステージ72と下ステージ71との上下方向中間位置に配置された前ステージ73とを備え、球誘導手段55により誘導された遊技球を左右に転動させつつ上ステージ72、前ステージ73、下ステージ71へと順次誘導し、下ステージ71の左右方向中央に設けられた第1落下部74、又はその左右に設けられた第2落下部75から前側に落下させるように構成されている。
球誘導手段55は、例えば左枠部61の上部側に配置され且つ遊技盤11の前面側に沿って斜め上向きに開口する入球口76と、この入球口76に入球した遊技球を左枠部61に沿って上ステージ72上に誘導する誘導通路部77とで構成されている。
普通図柄始動ユニット43は、例えばセンターケース42の左側で且つ入球口76よりも下側に配置されており、遊技球を下向きに通過させる通過ゲート43aを備えている。
特別図柄始動ユニット44は、例えば上下2つの始動入賞口44a,44bと、下始動入賞口44bを開閉する開閉手段79とを備え、センターケース42の下側に配置されている。下始動入賞口44bは、開閉手段79により遊技球が入賞可能な開状態と入賞不可能な閉状態とに切り換え可能な作動式入賞口で、普通図柄表示手段65の変動後の停止図柄が当たり態様となったときに開閉手段79が閉状態から開状態に変化して所定時間維持されるように構成されている。
下部第1入賞ユニット45は、その前面側の装着板80を遊技盤11の前面側に沿わせた状態で例えば特別図柄始動ユニット44の下側に配置されており、左右方向中央に大入賞手段81が、この大入賞手段81の左右両側に普通入賞口82が夫々設けられている。
大入賞手段81は、装着板80に形成された左右方向に長い矩形開口状の大入賞口83と、大入賞口83を開閉する開閉手段84とを備えている。開閉手段84は、例えば大入賞口83の下部側の横軸廻りに揺動自在に設けられており、特別図柄表示手段66の変動後の特別図柄が大当たり態様となることに基づいて特別利益状態が発生したときに前側に所定時間開放して、その上に落下した遊技球を大入賞口83内へと入賞させるように構成されている。
普通入賞口82は、例えば装着板80の前側に突設されており、入賞した遊技球を遊技盤11の裏側へと案内するように構成されている。
下部第2入賞ユニット46は、その前面側の装着板90を遊技盤11の前面側に沿わせた状態で例えば下部第1入賞ユニット45の左右両側に対称に配置されており、左右方向の一端側、例えば下部第1入賞ユニット45側に普通入賞口91が、他端側に装飾案内部92が夫々設けられている。
普通入賞口91は、例えば装着板90の前側に突設されており、入賞した遊技球を遊技盤11の裏側へと案内するように構成されている。
装飾案内部92は、例えば普通入賞口91との間に遊技球が通過可能な隙間をおいて装着板90の前側に突設されており、図6〜図8に示すように、装着板90の前面側の所定領域を取り囲むように装着板90の前側に立設される周壁部93と、その周壁部93の前側を略覆う前壁部94とを備え、例えばその内側には後側から基板95が装着されている。基板95には、その前側にLED等の発光手段96と位置測定センサ(釘姿勢データ測定手段)97とが装着されている。
周壁部93は、例えば上周壁部93a、内周壁部93b、外周壁部93cにより正面視略三角形状に形成されている。上周壁部93aは、例えばガイドレール41の近傍から遊技領域13の内側に向けて傾斜状に配置されており、その上側に落下してきた遊技球を例えば普通入賞口91側に案内するようになっている。
内周壁部93bは、例えば上周壁部93aの内側端部から普通入賞口91の側方を経てガイドレール41の近傍まで下向きに配置されており、当該装飾案内部92と普通入賞口91との間を通過する遊技球を下向きに案内するようになっている。
また、内周壁部93bには、位置測定センサ97のセンサ面97aに対応して開口孔98が形成されている。位置測定センサ97は、例えばレーザを使用した反射型センサで、センサ面97aに、半導体レーザからの光を測定対象物に向けて放出する投光部99と、測定対象物により反射された光線を入射させて光位置測定素子上にスポットを結ばせるための受光部100とが設けられており、光位置測定素子によりそのスポット位置を検出することにより測定対象物の位置データを取得するように構成されている。
本実施形態では、普通入賞口91の近傍に配置されている遊技釘47のうち、遊技球が普通入賞口91に入賞するか否かについて最も影響が大きいと考えられる特定遊技釘47aを位置測定センサ97の測定対象物としている。また、位置測定センサ97は、特定遊技釘47a上のなるべく先端側の所定部位、例えば特定遊技釘47aの頭部又はその近傍が測定対象部位となるように配置されている。即ち、本実施形態では、特定の遊技釘の姿勢を示す釘姿勢データとして、位置測定センサ97により測定される特定遊技釘47aにおける先端側所定部位の位置データ(以下、単に特定遊技釘47aの位置データという)を用いている。
続いて、本パチンコ機の制御系のうち、釘曲げゴト等による異常を監視するための構成について説明する。
本実施形態の主制御基板101には、図9に示すように、各入賞口への遊技球の入賞に関する処理を行う入賞処理手段102、普通図柄、特別図柄等の図柄変動に関する処理を行う図柄処理手段103、下始動入賞口44b、大入賞口83の開閉動作等に関する処理を行う役物処理手段104等の他、不正による異常を監視する不正監視手段105が設けられている。
不正監視手段105は、釘曲げゴト等の不正行為を監視するためのもので、基準釘姿勢データ設定・更新手段111、基準釘姿勢データ記憶手段112、異常判定手段113、異常報知制御手段114等を備え、例えば定期割込毎に図10に示すような不正監視処理を実行するように構成されている。
基準釘姿勢データ設定・更新手段(基準釘姿勢データ設定手段、基準釘姿勢データ更新手段)111は、特定遊技釘47aの姿勢を示す釘姿勢データを基準釘姿勢データ記憶手段112上に設定し、更新するもので、例えば電源投入直後の所定のタイミングで、位置測定センサ97により測定された特定遊技釘47aの位置データを基準釘姿勢データ記憶手段112上に基準釘姿勢データとして設定し、また不正監視処理においては、扉開閉検出手段29により「扉開状態」から「扉閉状態」への移行が検出されたことを条件に、位置測定センサ97により測定された特定遊技釘47aの位置データにより基準釘姿勢データ記憶手段112上の基準釘姿勢データを更新するように構成されている。
異常判定手段113は、遊技釘に関する異常を判定するためのもので、不正監視処理において、「扉閉状態」中であることを条件に、基準釘姿勢データ記憶手段112に記憶されている基準釘姿勢データと、その時点で位置測定センサ97により測定された特定遊技釘47aの位置データとを比較して、それらの差が所定の許容範囲を超えている場合に異常と判定するように構成されている。
異常報知制御手段114は、所定の異常報知手段により異常を報知するためのもので、異常判定手段113により異常と判定されることを条件に作動するように構成されている。異常報知手段としては、ランプ115、音声出力手段116等の他、外部出力端子117を介して接続されるホールコンピュータ等、どのようなものでもよい。
続いて、不正監視手段105によって定期割込毎に実行される不正監視処理(図10)について更に具体的に説明する。
不正監視処理(図10)においては、まず扉開閉検出手段29からの検出信号に基づいて、前回処理時と今回処理時における開閉扉(ガラス扉15及び前枠3)の状態変化を判定する(S1)。そして、その状態変化に基づいて夫々次のような処理を行う。
即ち、前回処理時から今回処理時にかけて「扉閉状態」から「扉開状態」に変化した場合には、例えば演出制御基板等にドア開放コマンドが出力され(S2)、「扉開状態」のまま維持されている場合には、例えば外部出力端子117にドア開放中信号が出力される(S3)。
また、「扉開状態」から「扉閉状態」に変化した場合には、基準釘姿勢データ設定・更新手段111により位置測定センサ97から特定遊技釘47aの位置データが取得され (S4)、その取得された位置データにより基準釘姿勢データ記憶手段112上の基準釘姿勢データが更新される(S5)。例えば、ガラス扉15を開いて釘調整が行われたような場合には、その後にガラス扉15が閉じられた段階で、その釘調整後の位置データにより基準釘姿勢データが更新される。
また、前回処理時から「扉閉状態」が維持されている場合には、異常判定手段113により位置測定センサ97から特定遊技釘47aの位置データが取得され(S6)、その取得された位置データが基準釘姿勢データ記憶手段112上の基準釘姿勢データと比較される(S7)。そして、それらの差が所定の許容範囲内でない場合に異常であると判定され(S8:No)、異常報知制御手段114の制御により異常報知処理が行われる(S9)。
従って、ガラス扉15や前枠3を開放することなく、ガラス扉15と前枠3との隙間などからピアノ線等を挿入して特定遊技釘47aが曲げられた場合には、その釘曲げ後の位置データは基準釘姿勢データ記憶手段112上の基準釘姿勢データとは異なっているため、異常と判定される。
なお、遊技釘47は遊技球の衝突によって僅かな弾性変形が繰り返されていると考えられるため、取得された位置データと基準釘姿勢データとの差の許容範囲は、遊技球の衝突等による遊技釘47の弾性変形等を考慮して適当な範囲に設定すればよい。
以上説明したように、本発明のパチンコ機は、遊技釘47のうちの特定遊技釘47aについてその位置データを測定する位置測定センサ97と、前記位置データの基準値としての基準釘姿勢データと位置測定センサ97により測定された位置データとを比較し、それらの差が所定の許容範囲内にない場合に異常と判定する異常判定手段113とを備えているため、例えば店員の目を盗んでドリルでガラス扉15等に穴を空けるなどして不正に特定遊技釘47aが曲げられた場合でもその不正行為を容易且つ確実に発見することができる。
また、開閉扉(前枠3及びガラス扉15)の開閉状態を検出する扉開閉検出手段29と、それら開閉扉が開状態から閉状態に変化したことが扉開閉検出手段29により検出されることに基づいて、位置測定センサ97により測定された位置データにより基準釘姿勢データを更新する基準釘姿勢データ設定・更新手段111とを備えているため、例えばガラス扉15を開いて釘調整が行われた場合には、その釘調整後の位置データを新たな基準釘姿勢データとして異常判定が行われることとなり、釘調整等による誤判定を防止できる。
前記遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、外枠2に対して開閉自在に枢支され且つ遊技盤11が装着された前枠3と、遊技領域13の前側に対応する透明窓14を備え且つ前枠3に開閉自在に枢支されたガラス扉15とを備え、扉開閉検出手段29は、前枠3とガラス扉15との少なくとも一方が開放したときに扉開状態を検出し、前枠3とガラス扉15との両方が閉じたときに扉閉状態を検出するように構成されているため、1つの検出手段により2つの扉の開閉状態を検出できる。
基準釘姿勢データ設定・更新手段111は、電源投入後の所定のタイミングで、位置測定センサ97により測定された位置データを基準釘姿勢データに設定するように構成されているため、電源投入後の最新の位置データを基準釘姿勢データに設定して誤検出を防止できる。
異常判定手段113は、開閉扉(前枠3及びガラス扉15)の閉状態中に所定時間間隔で異常判定を繰り返し行うように構成されているため、異常の発生を迅速に発見できる。
図11は本発明の第2の実施形態を例示し、位置測定センサ97により測定された位置データ(釘姿勢データ)と基準釘姿勢データとの差が許容範囲内にない状態が所定回数連続した場合に異常と判定するように構成した例を示している。
図11に示す不正監視処理では、前回処理時から「扉閉状態」が維持されている場合に異常判定手段113により行われるS6〜S9の処理において、位置測定センサ97により取得された位置データと基準釘姿勢データ記憶手段112上の基準釘姿勢データとの差が所定範囲内でない場合には(S8:No)、カウント数N(初期値0)に1が加算され(S8a)、そのカウント数Nの値が所定回数Na以上となった場合に異常であると判定され(S8b:Yes)、異常報知制御手段114の制御により異常報知処理が行われる(S9)。
なお、カウント数Nは、S8において位置測定センサ97により取得された位置データと基準釘姿勢データ記憶手段112上の基準釘姿勢データとの差が所定範囲内であると判定された場合(S8c)の他、例えば開閉扉(ガラス扉15及び前枠3)の状態が「扉閉状態」から「扉開状態」に変化した場合(S2a)に0クリアされる。
以上のように構成することにより、例えば遊技球の通過等により一時的に位置測定センサ97による位置データ(釘姿勢データ)の値が乱れた場合でも正確に異常判定を行うことが可能である。また、このように位置測定センサ97を特定遊技釘47aに対して遊技球の通過経路を挟んで配置しても正確に異常判定を行うことができるため、位置測定センサ97の配置の自由度が高くなる利点もある。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、釘姿勢データ測定手段97は、遊技釘47の姿勢を示す釘姿勢データを測定できるものであれば位置測定センサ以外のセンサを用いてもよい。例えば、撮像手段を釘姿勢データ測定手段97とし、特定遊技釘47aを撮像した画像を釘姿勢データとしてもよいし、特定遊技釘47aの根元近くの歪みを測定する歪みセンサを釘姿勢データ測定手段97とし、特定遊技釘47aの歪み値を釘姿勢データとしてもよい。
釘姿勢データ測定手段97の測定対象である特定遊技釘47aは、その曲がり具合等によって遊技者の利益が左右されるものであればよく、各入賞口44a,44b,82,83の近傍の遊技釘47の他、例えばステージ手段54への入球口である入球口76や、通過ゲート43aの近傍の遊技釘47を特定遊技釘47aとしてもよい。また、釘姿勢データ測定手段97を複数設け、複数の特定遊技釘47aに関する釘曲げ行為を同時に監視するようにしてもよい。
釘姿勢データ測定手段97は、遊技盤11に直接装着してもよいし、ガラス扉15等、遊技盤11側以外の部分に装着してもよい。
実施形態では、前枠3とガラス扉15との何れか一方が開状態になったときに「扉開状態」を検出するように構成された扉開閉検出手段29を用いたが、下部扉16が開状態になったときにも「扉開状態」を検出するように構成してもよい。また、前枠3、ガラス扉15等の開閉状態を個別に検出する扉開閉検出手段29を用いてもよい。また、扉開閉検出手段29は、ガラス扉15等の1つの開閉扉のみの開閉状態を検出するものであってもよい。
また本発明は、パチンコ機に限らず、アレンジボール機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機においても同様に実施することが可能である。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の全体斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の前枠上部の正面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機のガラス扉の斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の扉開閉検出手段近傍の側面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の扉開閉検出手段近傍の平面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の釘姿勢データ測定手段近傍の部分斜視図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の釘姿勢データ測定手段近傍の部分正面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の釘姿勢データ測定手段近傍の部分平面断面図である。 本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の制御系のブロック図である。 本発明の第1の実施形態を示す不正監視処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態を示す不正監視処理のフローチャートである。
符号の説明
1 遊技機本体
2 外枠
3 前枠(開閉扉)
11 遊技盤
13 遊技領域
14 ガラス窓(透明扉)
15 ガラス扉(前扉,開閉扉)
29 扉開閉検出手段
44a 上始動入賞口(入賞口)
44b 下始動入賞口(入賞口)
47 遊技釘
47a 特定遊技釘
82 普通入賞口(入賞口)
83 大入賞口(入賞口)
97 位置測定センサ(釘姿勢データ測定手段)
111 基準釘姿勢データ設定・更新手段(基準釘姿勢データ設定/更新手段)
113 異常判定手段

Claims (7)

  1. 遊技機本体(1)内に設けられ且つ前側の遊技領域(13)内に入賞口(44a)(44b)(82)(83)及び遊技釘(47)が配置された遊技盤(11)と、前記遊技機本体(1)の前側に開閉可能に設けられた開閉扉(3)(15)とを備えた弾球遊技機において、遊技釘(47)のうちの特定遊技釘(47a)についてその姿勢を示す釘姿勢データを測定する釘姿勢データ測定手段(97)と、前記釘姿勢データの基準値としての基準釘姿勢データと前記釘姿勢データ測定手段(97)により測定された釘姿勢データとを比較し、それらの差が所定の許容範囲内にない場合に異常と判定する異常判定手段(113)とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記開閉扉(3)(15)の開閉状態を検出する扉開閉検出手段(29)と、前記開閉扉(3)(15)が開状態から閉状態に変化したことが前記扉開閉検出手段(29)により検出されることに基づいて、前記釘姿勢データ測定手段(97)により測定された釘姿勢データにより前記基準釘姿勢データを更新する基準釘姿勢データ更新手段(111)とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記遊技機本体(1)は、矩形状の外枠(2)と、該外枠(2)に対して開閉自在に枢支され且つ前記遊技盤(11)が装着された前枠(3)と、前記遊技領域(13)の前側に対応する透明窓(14)を備え且つ前記前枠(3)に開閉自在に枢支された前扉(15)とを備え、前記扉開閉検出手段(29)は、前記前枠(3)と前記前扉(15)との少なくとも一方が開放したときに扉開状態を検出し、前記前枠(3)と前記前扉(15)との両方が閉じたときに扉閉状態を検出するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 電源投入後の所定のタイミングで、前記釘姿勢データ測定手段(97)により測定された釘姿勢データを前記基準釘姿勢データに設定する基準釘姿勢データ設定手段(111)を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 前記異常判定手段(113)は、前記開閉扉(3)(15)の閉状態中に所定のタイミングで前記異常判定を行うように構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 前記異常判定手段(113)は、前記開閉扉(3)(15)の閉状態中に、前記釘姿勢データ測定手段(97)から釘姿勢データを取得して前記基準釘姿勢データと比較する処理を所定時間間隔で繰り返し、前記釘姿勢データと前記基準釘姿勢データとの差が前記許容範囲内にない状態が所定回数連続した場合に異常と判定するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 前記釘姿勢データ測定手段(97)は、前記特定遊技釘(47a)上の所定部位の位置を検出する位置測定センサにより構成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
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