JP2008220097A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動軸を繰り返し往復駆動させた場合において、駆動軸の潤滑性の劣化を抑制することができる駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置1は、圧電素子12及び駆動軸14を有し、圧電素子12の伸縮に応じて駆動軸14に摩擦係合された被駆動部材16を移動させる。駆動装置1では、駆動軸14と被駆動部材16との間には、潤滑剤51が塗布されており、この潤滑剤51は、石けん、PTFE及び極圧剤を含んでいる。これにより、駆動軸14を繰り返し往復駆動させた場合において、駆動軸14と被駆動部材16との間の摺動部分に潤滑膜や潤滑油を充分に留めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は圧電素子などの電気機械変換素子を用いた駆動装置に関し、特に小型デジタル
カメラやウェブカメラ又はカメラ付き携帯電話機等に搭載する小型のレンズなど光学部材
を駆動する駆動装置に関する。
従来、駆動装置としては、電気機械変換素子(駆動用電気機械変換素子)の伸縮に応じて駆動軸(ロッド)を往復駆動させ、駆動軸に摩擦係合された被駆動部材(移動体)を移動させるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような駆動装置では、潤滑剤が駆動軸と被駆動部材との間に塗布されており、これにより、駆動軸の被駆動部材に対する潤滑性を高めることが図られている。
特開2005−86887号公報
しかしながら、上述したような駆動装置では、駆動軸を繰り返し往復駆動させた場合に以下の問題がある。すなわち、駆動軸と被駆動部材との間の摺動部分において潤滑膜や潤滑油が消失(油切れ)し、駆動軸の潤滑性が劣化してしまう。さらに、潤滑剤の極圧性(荷重下で潤滑する能力)が弱いため、例えばスムーズインパクト駆動機構のような駆動軸に荷重が加わる機構を採用すると、かかる劣化は顕著となる。
そこで、本発明は、駆動軸を繰り返し往復駆動させた場合において、駆動軸の潤滑性の劣化を抑制することができる駆動装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る駆動装置は、電気機械変換素子の伸縮に応じて駆動軸を往復駆動させて、駆動軸に摩擦係合された被駆動部材を移動させる駆動装置において、駆動軸と被駆動部材との間には、潤滑剤が塗布されており、潤滑剤は、石けん、ポリテトラフルオロエチレン及び極圧剤を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る駆動装置は、電気機械変換素子の伸縮に応じて駆動軸を往復駆動させて、駆動軸に摩擦係合された被駆動部材を移動させる駆動装置において、駆動軸と被駆動部材との間には、潤滑剤が塗布されており、潤滑剤は、リチウム石けん及び極圧剤を含むことを特徴とする。
このような駆動装置では、駆動軸と被駆動部材との間に塗布された潤滑剤が、石けん、ポリテトラフルオロエチレン及び極圧剤を含んでいる、又はリチウム石けん及び極圧剤を含んでいる。これにより、駆動軸を繰り返し往復駆動させた場合において、駆動軸と被駆動部材との間に潤滑膜や潤滑油を充分に留めることができ、駆動軸の潤滑性の劣化を抑制することが可能となる。なお、極圧剤とは、極圧性を高める役割を有する添加剤であり、EP(Extreme Pressure)剤とも称される。
ここで、潤滑剤は、フッ素油を含むことが好ましい。この場合、駆動軸の潤滑性の温度劣化を低減することができる。
また、極圧剤として、モリブデン化合物及び亜鉛化合物の少なくとも一方が用いられる場合がある。
本発明に係る駆動装置によれば、駆動軸を繰り返し往復駆動させた場合において、駆動軸の潤滑性の劣化を低減することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は本発明の第1実施形態に係る駆動装置の断面図である。図1に示すように、本実施形態に係る駆動装置1は、移動レンズ70を移動対象物とし移動レンズ70の駆動を行なうものであり、アクチュエータ10と、このアクチュエータ10を組み付ける固定枠24と、を備えて構成されている。
まず、この駆動装置1のアクチュエータ10について説明する。アクチュエータ10は、圧電素子(電気機械変換素子)12と、駆動軸14と、被駆動部材16と、錘部材18とによって構成されている。
圧電素子12は、積層型の圧電素子である。この圧電素子12の形状は、積層方向に延びる長尺円柱状であり、その径はD1とされている。また、圧電素子12には、二つの入力端子72A、72Bが設けられており、これらの入力端子72A,72Bを介して制御部71が接続されている。そして、圧電素子12は、制御部71から入力される電気信号に応じて、その積層方向に伸長及び収縮する。例えば、この入力端子72A、72Bに印加される電圧を繰り返して増減させた場合、圧電素子12は伸長及び収縮を繰り返す。
駆動軸14は、その基端部14aが、圧電素子12の一端面12Aに当接した状態で接着剤(不図示)を用いて圧電素子12に接着固定されている。このように、駆動軸14は、圧電素子12に取り付けられることにより、圧電素子12の伸長及び収縮の繰り返し動作に応じて、その長手方向(軸線方向)に沿って往復移動する。この駆動軸14は、径がD2(>D1)の長尺円柱状の部材であり、その軸線方向が圧電素子12の伸縮方向(図中における矢印方向)に沿うように取り付けられている。なお、駆動軸14の軸線方向から見た断面形状は円に限定されず、楕円や矩形等であってもよい。
駆動軸14の材料としては、軽く高剛性のものが適しており、その条件を満たすものとしてはベリリウムが理想的であるが、この材料は稀少金属であるため高価で且つ加工性が悪いという欠点を持っている。そこで本実施形態においては、黒鉛結晶を強固に複合させた黒鉛複合体、例えばカーボングラファイトが用いられる。
黒鉛複合体とは炭素の六角板状結晶体であるグラファイト(黒鉛)とグラファイト以外の物質との複合体を意味し、カーボングラファイトとはグラファイトと無定形炭素からなる物質を意味する。この黒鉛複合体であるカーボングラファイトは、ベリリウムと似た特性を有しながら(ベリリウムの比重は約1.85、カーボングラファイトの比重は約1.8である)、ベリリウムと異なって比較的安価であり加工しやすいという特性を有している。或いは、駆動軸14の材質として、カーボン樹脂を強固に複合させたカーボン樹脂複合体を用いる場合もある。
錘部材18は、圧電素子12の他端面12Bに、接着剤(不図示)により、固定枠24に対し支持固定されない状態で設けられている。すなわち、錘部材18は、固定枠24に対し直接に支持又は固定されていない。また、錘部材18は、固定枠24に対し動きを拘束されるように支持又は固定されていない状態で、接着剤や樹脂材を介して設けられている。
この錘部材18は、圧電素子12の端面12Bに負荷を与えることにより、端面12Bが端面12Aよりも大きく変位することを防止するものである。錘部材18としては、駆動軸14よりも質量の大きいものが好ましい。また駆動軸14よりも質量の大きい錘部材18を設けることにより、圧電素子12の伸縮を効率よく駆動軸14側に伝えることが可能である。例えば、駆動軸14が8mgであり、圧電素子12が30mgである場合には、20mgの錘部材18が用いられる。錘部材18と圧電素子12とを固着する接着剤としては、弾性接着剤を用いることが好ましい。
錘部材18は、軟性材料によって構成されており、これにより、アクチュエータ10における共振周波数が圧電素子12の駆動周波数に対し十分に小さくされ、共振の影響が低減されている。錘部材18の構成材料としては、圧電素子12及び駆動軸14よりもヤング率の小さいもの(例えば、ヤング率が1GPa以下のものが好ましく、300MPa以下のものがより好ましい)が用いられる。また、錘部材18の比重は、装置の小型化のためにできるだけ高いことが好ましく、例えば8〜12程度に設定される。ここでは、錘部材18の構成材料には、ゴム等の弾性体に比重の大きい金属粉を混ぜ合わせたもの、例えば、ウレタンゴムやウレタン樹脂にタングステンの粉末を混ぜ合わせたものが用いられ、このような錘部材18ではヤング率が60MPa程度、比重が11.7程度となっている。
錘部材18の体積をできる限り小さく設計したいときは、比重が大きく且つヤング率の小さい組み合わせの錘部材18が最適であるが、錘部材18は駆動軸14の比重より大きく(比重1.8以上)、且つヤング率が1GPa以下のものであれば利用可能である。すなわち、比重をヤング率で除した数値(比重/ヤング率)が1.8×10−9以上であれば錘部材18として適している。
固定枠24は、アクチュエータ10を組み付けて支持している。以下、固定枠24によるアクチュエータ10の支持について具体的に説明する。
固定枠24は、アクチュエータ10を組み付けるための枠体若しくはフレーム部材として機能している。この固定枠24には、当該固定枠24から内側へ延びる2つの仕切り部24B,24Cが設けられている。これらの仕切り部24B,24Cは、駆動軸14が長手方向に沿って移動可能となるようにアクチュエータ10を支持する。また、これらの仕切り部24B,24Cは、被駆動部材16の移動領域を仕切る部分であり、駆動軸14を支持する部分としても機能している。
仕切り部24B,24Cのそれぞれには、駆動軸14を貫通させる貫通孔24Aが形成されている。一方の仕切り部24Bは、駆動軸14の圧電素子12の取り付け部分の近傍、すなわち駆動軸14の基端部14a位置において駆動軸14を支持している。他方の仕切り部24Cは、駆動軸14の先端部14b位置において駆動軸14を支持している。
なお、図1では、仕切り部24B,24Cによって駆動軸14がその基端部14a及び先端部14bの2ヵ所において支持された態様を示しているが、駆動軸14をその基端部14a又は先端部14bのいずれか一方で支持する場合もある。例えば、仕切り部24B側の貫通孔24Aを駆動軸14の外径より大きく形成することにより、駆動軸14が仕切り部24Cにより先端部14bのみで支持されることとなる。また、仕切り部24C側の貫通孔24Aを駆動軸14の外径より大きく形成することにより、駆動軸14が仕切り部24Bにより基端部14aのみで支持されることとなる。
或いは、固定枠24と別体の仕切り部24B,24Cを固定枠24に取り付けて設ける場合もある。この別体の場合であっても、一体となっている場合と同様な機能、効果が得られる。
支持部材60は、アクチュエータ10を固定枠24に支持するためのものである。この支持部材60は、アクチュエータ10を収容する固定枠24と圧電素子12との間に配設されており、アクチュエータ10を圧電素子12の伸縮方向に対して側方から支持する。この場合、アクチュエータ10を圧電素子12の伸縮方向と直交する方向から支持することが好ましい。この支持部材60は、アクチュエータ10を側方から支持して取り付ける取付部材として機能している。
支持部材60は、所定以上の弾性特性を有する弾性体により形成され、例えばシリコーン樹脂により形成される。支持部材60は、圧電素子12を挿通させる挿通孔60Aを形成して構成され、その挿通孔60Aに圧電素子12を挿通させた状態で固定枠24に組み付けられている。支持部材60の固定枠24への固着は、接着剤(不図示)による接着により行われる。また、支持部材60と圧電素子12の間の固着も、接着剤(不図示)による接着により行われる。この支持部材60を弾性体によって構成することにより、アクチュエータ10を圧電素子12の伸縮方向に移動可能に支持することができる。なお、図1において、支持部材60が圧電素子12の両側に2つ図示されているが、この支持部材60、60は一つの連続する支持部材60の断面をとることによって2つに図示されたものである。
ここで、圧電素子12が伸縮する際にその伸縮による振動が生ずるが、上述したように、圧電素子12を含むアクチュエータ10が支持部材60によって伸縮方向に対し側方から支持されているため、圧電素子12の伸縮により生ずる振動がアクチュエータ10の外部へ伝達されにくい。そのため、アクチュエータ10が固定枠24などの外部の部材と共振することが抑制され、その共振の影響を低減することができる。従って、被駆動部材16及び移動レンズ70を正確に移動させることができる。
なお、支持部材60の固定枠24への固着及び圧電素子12への固着は、固定枠24と圧電素子12の間に支持部材60を圧入し、支持部材60の押圧によっておこなってもよい。例えば、支持部材60を弾性体により構成し、且つ固定枠24と圧電素子12の間より大きく形成してその間に支持部材60を圧入して設置することにより、支持部材60は、固定枠24及び圧電素子12に密着して配設される。この場合、圧電素子12は、支持部材60により伸縮方向に直交する方向の両側から押圧され、アクチュエータ10が支持されることになる。
ちなみに、本実施形態では支持部材60をシリコーン樹脂で形成したが、例えば、支持部材60をバネ部材により構成してもよい。つまり、固定枠24と圧電素子12の間にバネ部材を配置し、このバネ部材によってアクチュエータ10を固定枠24に対し支持してもよい。
被駆動部材16は、駆動軸14に対し摩擦係合されて取り付けられ、駆動軸14の長手方向に沿って移動可能とされている。例えば、被駆動部材16は、駆動軸14に対し所定の摩擦係数で係合しており、一定の押圧力で駆動軸14に押し付けられることによってその移動の際に一定の摩擦力が生じるように取り付けられている。また、駆動軸14と被駆動部材16との間には、潤滑剤(グリース)が塗布されている。これにより、駆動軸14と被駆動部材16との摺動動作が安定され、且つ繰り返し駆動した時の耐久性が向上されている。
被駆動部材16と駆動軸14との摩擦力は、圧電素子12に緩やかな変化の電圧を印加した際に、その駆動力よりも静摩擦力が大きくなるように、且つ、圧電素子12に急激な変化の電圧を印加した際に、その駆動力よりも静摩擦力が小さくなるように設定されている。
被駆動部材16は、図6に示すように、本体部16A、押圧部16B及び摺動部16Cを備えて構成されている。この被駆動部材16では、本体部16Aが押圧部16Bにより駆動軸14に一定の力で押圧されている。つまり、被駆動部材16は、駆動軸14に荷重が加わるように当該駆動軸14に取り付けられるいわゆるスムーズインパクト機構とされている。この本体部16Aには、V字状の溝16Dが形成され、溝16Dの内には、二つの摺動部16C、16Cに挟持された状態で駆動軸14が収容されている。摺動部16C、16Cは、断面V字状の板体であり、例えばステンレス等の金属により形成されている。互いに凹部側を向き合わせて配置され、駆動軸14を挟んで設けられている。このようにV字状の溝16D内に駆動軸14を収容することにより、被駆動部材16を安定して駆動軸14に取り付けることができる。また、駆動軸14と摺動部16C、16Cとの間には、潤滑剤51が塗布されている。
押圧部16Bには、例えば、断面L字状の板バネ材が用いられている。押圧部16Bの一辺を本体部16Aに掛止させ、他の一辺を溝16Dの対向位置に配することにより、他の一辺により溝16Dに収容される駆動軸14を本体部16A及び摺動部16Cと共に挟み込むことができる。これにより、本体部16Aを駆動軸14側へ押圧することができる。このように、被駆動部材16は、押圧部16Bにより本体部16Aを駆動軸14側に一定の力で押圧して取り付けられることにより、駆動軸14に対し摩擦係合される。すなわち、被駆動部材16は、駆動軸14に対し本体部16A及び押圧部16Bが一定の押圧力で押し付けられ、その移動に際し一定の摩擦力が生ずるように取り付けられる。
また、断面V字状の摺動部16C、16Cにより駆動軸14を挟み込むことにより、被駆動部材16が駆動軸14に複数箇所で線接触することになり、駆動軸14に対し安定して摩擦係合させることができる。また、複数箇所の線接触状態により被駆動部材16が駆動軸14に係合しているため、実質的に被駆動部材16が駆動軸14に面接触状態で係合していると同様な係合状態となり、安定した摩擦係合が実現できる。
圧電素子12には、制御部71により、図2(A)、図2(B)に示す波形の電圧が印加される。ここで、図2(A)、図2(B)は圧電素子12に印加するパルス波形の一例を示したものである。なお、図2(A)は、被駆動部材16を図1の矢印の左方向(つまり、駆動軸14に沿って圧電素子12から離間する方向)に移動させる際のパルス波形であり、図2(B)は被駆動部材16を図1の矢印の右方向(つまり、駆動軸14に沿って圧電素子12に接近する方向)に移動させる際のパルス波形である。
被駆動部材16を矢印の左方向に移動させる場合、圧電素子12には、時刻α1から時刻α2にかけて緩やかに立ち上がり、時刻α3で急激に立ち下がる略鋸歯状の駆動パルスが印加される(図2(A)参照)。従って、時刻α1から時刻α2までは、圧電素子12が緩やかに伸長する。その際、駆動軸14が緩やかな速度で移動するので、被駆動部材16は駆動軸14と共に移動する。これにより、被駆動部材16が図1の矢印の左方向に移動する。時刻α3では、圧電素子12が急激に縮まるので、駆動軸14は図1の矢印の右方向に移動する。その際、駆動軸14が急激に移動するので、被駆動部材16は慣性によってその位置に停止したまま、駆動軸14だけが移動する。従って、図2(A)に示した鋸歯状の駆動パルスを繰り返し印加することによって、被駆動部材16は図1の矢印の左方向への移動と停止を繰り返すので、被駆動部材16を左方向へ移動させることができる。
それとは逆に、被駆動部材16を矢印の右方向に移動させる場合、圧電素子12には、時刻β1で急激に立ち上がり、時刻β2から時刻β3にかけて緩やかに立ち下がる略鋸歯状の駆動パルスが印加される(図2(B)参照)。従って、時刻β1では圧電素子12が急激に伸長し、駆動軸14は図1の矢印の左方向に移動する。その際、駆動軸14が急激に移動するので、被駆動部材16は慣性によってその位置に停止したまま、駆動軸14だけが移動する。時刻β2から時刻β3までは、圧電素子12が緩やかに縮まる。その際、駆動軸14が緩やかに変位するので、被駆動部材16は駆動軸14と共に移動する。これにより、被駆動部材16を図1の矢印の右方向に移動させることができる。従って、図2(B)に示した鋸歯状の駆動パルスを繰り返し印加することによって、被駆動部材16は図1の矢印の右方向への移動と停止を繰り返すので、被駆動部材16を右方向へ移動させることができる。
ちなみに、上述した鋸歯状の駆動パルス信号は、説明を簡単にするため模式的に用いたものであり、実際には図3のような回路を有する制御部71により、図4、図5に示す電気信号が入出力される(この出力信号は上述した鋸歯状の駆動パルス信号と等価のものとなる)。また、使用される駆動周波数としては、駆動周波数が異音として認識される可聴周波数域を避け、且つ電力消費量が少ないことを考慮して選定すれば20〜200kHz程度が好ましく、より好ましくは50〜100kHzが用いられる。
図3は、圧電素子12を作動させる駆動回路の回路図である。図3に示すように、駆動回路77は、制御部71内に配置されて設けられている。この駆動回路77は、圧電素子12のドライブ回路として機能するものであり、圧電素子12に対し駆動用の電気信号を出力する。駆動回路77は、制御部71の制御信号生成部(図示せず)から制御信号を入力し、その制御信号を電圧増幅又は電流増幅して圧電素子12の駆動用電気信号を出力する。駆動回路77は、例えば入力段を論理回路U1〜U3により構成し、出力段に電界効果型のトランジスタ(FET)Q1、Q2を備えたものが用いられる。トランジスタQ1、Q2は、出力信号として、H出力(高電位出力)、L出力(低電位出力)及びOFF出力(オープン出力)を出力可能に構成されている。
図4に駆動回路77に入力される入力信号、図5に駆動回路77から出力される出力信号を示す。図4(A)は、被駆動部材16を圧電素子12に接近させる方向(図1において右方向)に移動させる際に入力される入力信号であり、図4(B)は、被駆動部材16を圧電素子12から離間させる方向(図1において左方向)に移動させる際に入力される入力信号である。また、図5(A)は、被駆動部材16を圧電素子12に接近させる方向(図1において右方向)に移動させる際に出力される出力信号であり、図5(B)は、被駆動部材16を圧電素子12から離間させる方向(図1において左方向)に移動させる際に出力される出力信号である。
図5(A)、(B)の出力信号は、図4(A)、(B)の入力信号と同一タイミングでオンオフするパルス信号となっている。図5(A)、(B)における2つの信号は、圧電素子12の入力端子72A、72Bに入力される。この入力端子72A、72Bには、図2に示すような台形波形からなる信号を入力してもよいが、図5に示す矩形状のパルス信号を入力して圧電素子12を作動させることができる。この場合、圧電素子12の駆動信号が矩形状のパルス信号でよいため、信号生成が容易となる。
図5(A)、(B)の出力信号は、同一周波数となる2つの矩形状のパルス信号により構成されている。この2つのパルス信号は、互いの位相を異ならせることにより、互いの信号の電位差が段階的に大きくなり急激に小さくなる信号又は電位差が急激に大きくなって段階的に小さくなる信号となっている。このような2つの信号を入力することにより、圧電素子12の伸長速度と収縮速度を異ならせることができ、被駆動部材16を移動させることができる。
例えば、図5(A)、(B)において、一方の信号がH(ハイ)となりL(ロー)に低下した後に他方の信号がHとなるように設定されている。それらの信号において、一方の信号がLになった際に一定のタイムラグtOFFの経過後、他方の信号がHとなるように設定される。また、2つの信号が両方ともLの場合には、出力としてはオフ状態(オープン状態)とされる。
この図5の(A)、(B)の出力信号、すなわち圧電素子12を作動させる電気信号は、可聴周波数を超える周波数の信号が用いられる。図5(A)、(B)において、2つの信号の周波数は、可聴周波数を超える周波数信号とされ、例えば、30〜80kHzの周波数信号とされ、より好ましくは40〜60kHzとされる。このようは周波数の信号を用いることにより、圧電素子12の可聴領域における作動音を低減することができる。
図1に戻り、被駆動部材16には、レンズ枠68を介して移動レンズ70が取り付けられている。移動レンズ70は、カメラの撮影光学系を構成するものであり、駆動装置の移動対象物となるものである。この移動レンズ70は、被駆動部材16と一体的に結合され、被駆動部材16と共に移動するように設けられている。移動レンズ70の光軸O上には、図示しない固定レンズなどが配設され、カメラの撮影光学系を構成している。また、光軸O上には、撮像素子65が配設されている。撮像素子65は、撮影光学系により結像された画像を電気信号に変換する撮像手段であり、例えばCCDにより構成される。撮像素子65は、制御部71と接続されており、画像信号を制御部71に出力する。
駆動装置1には、被駆動部材16の移動位置を検出する検出器75が設けられている。検出器75としては、例えば光学式の検出器が用いられ、フォトリフレクタ、フォトインタラプタなどが用いられる。具体的には、検出器75としてリフレクタ75A、検出部75Bを備えたものを用いる場合、被駆動部材16と一体に形成されるレンズ枠68にリフレクタ75Aを取り付け、検出部75Bからリフレクタ75A側へ検出光を出射し、リフレクタ75A側で反射してくる反射光を検出部75Bで検出することにより被駆動部材16及び移動レンズ70の移動位置を検出する。
検出器75は、制御部71に接続されている。検出器75の出力信号は制御部71に入力される。制御部71は、駆動装置全体の制御をおこなうものであり、例えばCPU、ROM、RAM、入力信号回路、出力信号回路などにより構成される。また、制御部71は、圧電素子12を作動させるための駆動回路を備えており、圧電素子12に対し駆動のための電気信号を出力する。
また、移動レンズ70の移動制御する手法として、撮像素子65の出力信号に基づいて移動レンズ70を移動させてもよい。例えば、撮像素子65から出力される映像信号の高周波成分を検出し、そのレベルが最大となる位置に移動レンズ70を移動させる。このように移動レンズ70の移動制御をおこなうことにより、検出器75による位置検出が不要となる。
次に、上述した潤滑剤の塗布について、より詳細に説明する。
潤滑剤としては、駆動軸14と被駆動部材16との摺動駆動抵抗が増加し難いものが好ましく、また、光学部品や機構部品に悪影響を与える塵埃を発生させないタイプのものがよい。そこで、駆動装置1では、上述したように、駆動軸14と被駆動部材16との間に潤滑剤51が塗布されている。具体的には、図6に示すように、駆動軸14の外周面14cに潤滑剤51が塗布された状態で、摺動部16C、16Cに挟持されている。ちなみに、潤滑剤51は、摺動部16C、16Cの内面16E,16Fに塗布されていても勿論よく、駆動軸14と被駆動部材16と摺動接触部分に塗布されていればよい。
この潤滑剤51は、半固体状を呈し、増ちょう剤として、石けんと非石けんであるポリテトラフルオロエチレン(四フッ化エチレン:以下、「PTFE」という)とを含んでいる。さらに、潤滑剤51は、基油としてフッ素油を含み、添加剤として極圧剤を含んでいる。なお、上記のPTFEを添加剤として機能させても良い。極圧剤としては、モリブデン化合物及び亜鉛化合物が好ましい。ここでは、潤滑剤51がレンズ70の周りに塗布されることからその色が薄いものが特に好ましいため、薄い黄色を呈する有機モリブデンを用いている。
以上、駆動装置1では、駆動軸14と被駆動部材16との間に塗布された潤滑剤51が、石けん、PTFE及び極圧剤を含んでいることにより、駆動軸14を繰り返し往復駆動させた場合において、駆動軸14と被駆動部材16との間の摺動部分に潤滑膜や潤滑油を充分に留める(駆動軸14と被駆動部材15との間での油切れを防止する)ことができ、駆動軸14の潤滑性の劣化を抑制することが可能となる。つまり、駆動装置1によれば、駆動軸14の潤滑耐久性を向上することができる。その結果、駆動軸14が被駆動部材16との摺動で磨耗してしまういわゆる軸削れを低減すると共に、駆動軸14の駆動速度の低下ひいては停止を防止することができる。
さらに、駆動装置1では、上述したように、潤滑剤51がフッ素油を含んでいる。そのため、駆動軸14の潤滑性においてフッ素の有する特性を発揮させ、その温度劣化を低減することができ、高温、低温及び高温高湿等の環境下であっても駆動装置1を作動させることが可能となる。すなわち、駆動装置1は、様々な環境下に対して有利であるという利点を有しつつ、駆動軸14の潤滑耐久性を向上させたものであるといえる。
また、駆動軸14に荷重が加わる本実施形態のようなスムーズインパクト駆動機構の場合、従来の駆動装置では、その潤滑剤の極圧性が低いことにより駆動軸14の潤滑性が劣化し易い。そのため、本実施形態における駆動軸14の潤滑耐久性を向上するという上記効果は特に有効なものとなる。
次に、本発明の第2実施形態に係る駆動装置について説明する。第2実施形態に係る駆動装置が、上記の駆動装置1と異なる点は、石けん、PTFE及び極圧剤を含んでいる潤滑剤51に代えて、リチウム石けん及び極圧剤を含んでいる潤滑剤を駆動軸14と被駆動部材16との間に塗布した点である。この場合においても、上記効果と同様な効果、すなわち、駆動軸14を繰り返し往復駆動させた場合において、駆動軸14と被駆動部材16との間の摺動部分に潤滑膜や潤滑油を充分に留めて駆動軸14の潤滑性の劣化を抑制するという効果を奏する。
図7は、従来の添加剤を用いた駆動装置と実施形態に係る駆動装置1とにおける耐久結果をそれぞれ示す図表である。ここでの従来の添加剤は、増ちょう剤として石けんを含まずにPTFEのみを含み、基油としてフッ素油含み、極圧剤を含まないものである。また、図中において、横軸に示された耐久回数は、被駆動部材16が圧電素子12に対し接近又は離間する方向をそれぞれ1回としてカウントしたものであり、縦軸に示された駆動速度変化率は、所定の駆動信号を供給したときの駆動軸14の駆動速度を初期状態100%として表したものである。
図7に示すように、従来の添加剤を用いた駆動装置では、試験開始と同時に駆動軸の駆動速度が低下し、耐久回数が約30000回の時点で駆動軸の駆動が停止した。これに対し、実施形態に係る駆動装置1では、耐久回数が100000回を超えても駆動速度が変化せずに駆動を続けることができた。これにより、駆動軸14を繰り返し往復駆動させた場合において、駆動軸14と被駆動部材16との間の摺動部分に潤滑膜や潤滑油を充分に留めて駆動軸14の潤滑性の劣化を抑制するという上記効果を確認することができた。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、本実施形態では、移動レンズを駆動する駆動装置に適用した装置について説明したが、移動レンズ以外の物(例えば、移動レンズを保持するレンズ枠)を駆動する駆動装置に適用してもよい。
また、上記実施形態では、圧電素子12の伸縮方向における他端側に錘部材18を設け、この錘部材18を特に好ましいとして軟らかく且つ重いものとしているが、これに限定されない。また、この錘部材18により、駆動軸14の伸縮方向に対する移動性を一層高めるようにしているが、錘部材18はなくてもよい。この場合、圧電素子自体が錘部材と同様な機能を有することになる。錘部材18がない場合、固定枠の内部において錘部材を設けるためのスペースが不要となるため、圧電素子をその積層方向に一層厚く形成することができ、圧電素子の変位量の増加、静電容量の低減による省電力化が可能となると共に、圧電素子のリードレス化の対応が容易になる。
また、上記実施形態では、圧電素子12に印加するパルス電圧の周波数を移動レンズ70が前進する場合と後退する場合とで等しくしているが、異なっていてもよい。
また、電気機械変換素子として圧電素子12を用いているが、電気信号の入力により伸縮可能なものであれば、例えば人工筋肉ポリマー等でもよい。
また、上記実施形態では、摺動部16Cが断面V状の板体で構成されているが、摺動部を断面円弧状の板体として構成して、駆動軸に面接触させてもよい。この場合、被駆動部材が駆動軸に面接触状態で係合するため、被駆動部材を駆動軸に対しより安定して摩擦係合することが可能となる。
また、上記実施形態では、駆動軸14を非金属(黒鉛複合体等)で形成し、摺動部16C、16Cを金属により形成したが、駆動軸及び摺動部を互いに金属若しくは非金属で形成してもよい。さらに、駆動軸を金属で形成し、摺動部を非金属で形成する場合もある。
さらにまた、上記実施形態においては、圧電素子12を、特に好ましいとして、弾性を有する接着剤を介して固定枠24に弾性支持するようにしているが、例えば圧電素子の伸縮量が少ない場合には、硬い接着剤を介して固定枠24に支持するようにしてもよい。
なお、駆動装置1の用途としては、例えばデジタルカメラや携帯電話機等の小型精密機器に適用することができる。特に携帯電話機は、3V以下の低い電圧で駆動する必要があるが、駆動装置1を用いることによって、20kHz程度の高周波で駆動することができ、被駆動部材16を2mm/s以上の高速度で移動させることができる。よって、10mm程度の移動が必要となるズームレンズであっても、迅速に移動させることができる。また、本発明に係るアクチュエータ10の用途としてはフォーカスレンズやズームレンズ等
の移動レンズを移動する用途に限定されず、CCDを移動する用途等に用いてもよい。
実施形態に係る駆動装置を示す断面図である。 圧電素子に印加される駆動パルスの波形図である。 実施形態に係る駆動装置における駆動回路を示す回路図である。 図3の駆動回路に入力される入力信号の波形図である。 図3の駆動回路から出力される出力信号の波形図である。 実施形態に係る駆動装置における被駆動部材を示す断面図である。 従来の添加剤を用いた駆動装置と実施形態に係る駆動装置とにおける耐久結果を示す図表である。
符号の説明
1…駆動装置、12…電気機械変換素子(圧電素子)、14…駆動軸、51…潤滑剤。

Claims (4)

  1. 電気機械変換素子の伸縮に応じて駆動軸を往復駆動させて、前記駆動軸に摩擦係合された被駆動部材を移動させる駆動装置において、
    前記駆動軸と前記被駆動部材との間には、潤滑剤が塗布されており、
    前記潤滑剤は、石けん、ポリテトラフルオロエチレン及び極圧剤を含むことを特徴とする駆動装置。
  2. 電気機械変換素子の伸縮に応じて駆動軸を往復駆動させて、前記駆動軸に摩擦係合された被駆動部材を移動させる駆動装置において、
    前記駆動軸と前記被駆動部材との間には、潤滑剤が塗布されており、
    前記潤滑剤は、リチウム石けん及び極圧剤を含むことを特徴とする駆動装置。
  3. 前記潤滑剤は、フッ素油を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の駆動装置。
  4. 前記極圧剤として、モリブデン化合物及び亜鉛化合物の少なくとも一方が用いられることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項記載の駆動装置。


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