JP2008219586A - 補聴機能付携帯電話 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話の送受話機能と補聴器機能の切り替えを自動で行なうことのできる補聴機能付携帯電話を提供すること。
【解決手段】ヘッドセット2のイヤホン5が頭部に装着されているか否かを判定手段(センサ21,CPU14)で自動判定し、イヤホン2が装着され且つ着信のない状況下では補聴制御部18を作動させてヘッドセット2のイヤホン5と集音器6を補聴器として機能させる。イヤホン2が装着され且つ着信が確認された状況下では主制御部19を作動させてヘッドセット2のマイク4とイヤホン5をハンズフリー用のマイクおよびイヤホンとして機能させる。ヘッドセット2のイヤホン5が頭部に装着されていない場合には、主制御部19の作動を許容し、従来と同様に携帯電話本体3の設定に応じ、本体用マイク8および本体用スピーカ9を利用した送受話、あるいは、ヘッドセット2のイヤホン5およびマイク4を利用したハンズフリーの送受話を許容する。
【選択図】図1

Description

本発明は、補聴機能付携帯電話の改良に関する。
携帯電話の普及が進むにつれ、業務利用だけでなくホームユースにまで利用が拡大している。と同時に、その利用者は健常者だけでなく、耳の不自由な難聴者にとっても重要なコミュニケーション手段として広がりつつある。それは、非常時の通報や位置のリアルタイム確認におけるコミュニケーション手段として有益である一方、難聴者にとっては日常生活で利用している補聴器との同時利用において、ハウリングや機器の重なりによる雑音(所謂衣擦れ音)等の問題を起こしかねない。
これに対してこれまでにも、補聴器の集音マイクをイヤホンと別に設置することで、受話器からの音声を耳の位置とは異なる場所で拾う補聴器が提供されているが、受話器の送話部を口付近に、同時に、受話部を集音部にもってくるなど、大変不自由な操作が必要なだけでなく、機器同士の接触によって雑音を拾うなど、物理的に別であるスピーカーとマイク間で雑音なしに音を伝えることができないため、普及に当たって課題があった。一方、携帯電話は若者を中心に普及してきたこともあり、ハンズフリー機能など携帯電話からの音は、外部音から切り離す方向で機能強化されてきたため、耳の良い人でないとハンズフリーユニットを装着している間は、周囲の音に気づかないことも増えている、という問題があった。
また、補聴器の機能と携帯電話の機能とを組み合わせたものとして、特許文献1に開示されるような難聴者用簡易型携帯電話機が既に提案されている。しかしながら、この難聴者用簡易型携帯電話機は、切替スイッチの操作で携帯電話の機能と補聴器の機能をトレードオフの関係で使い分けるものに過ぎず、切り替えのためのスイッチ操作が面倒であり、また、補聴器の機能を利用している際の着信の通知等に関しても何ら考慮されていない。
このほかにも、携帯電話を多機能化するものとして、特許文献2に開示されるようなヘッドホンステレオアダプタが提案されているが、このものは、ヘッドホンからの音声出力によって着信の確認ができるものの、ヘッドホンステレオの機能と携帯電話のハンズフリー機能の切り替えは飽くまでもユーザが切替スイッチを操作して行う必要があり、操作が煩わしいといった問題がある。
実用新案登録第3050147号公報 特開2001−203787号公報
そこで、本発明の課題は、前記従来技術の不都合を改善し、携帯電話の送受話機能と補聴器機能の切り替えを自動で行なうことのできる補聴機能付携帯電話を提供することにある。
本発明の補聴機能付携帯電話は、イヤホンを有するヘッドセットと携帯電話本体とからなり、前記ヘッドセットに補聴用の集音器を併設した補聴機能付携帯電話であって、前記課題を達成するため、特に、
前記ヘッドセットのイヤホンがユーザの頭部に装着されているか否かを判定する判定手段と、
前記ヘッドセットのイヤホンを受話用のイヤホンとして作動させる主制御部と、
前記集音器によって集音された音を増幅して前記ヘッドセットのイヤホンに送出する補聴制御部と、
前記判定手段によって前記ヘッドセットのイヤホンの装着が確認されない場合には前記主制御部の作動を許容する一方、前記判定手段によって前記ヘッドセットのイヤホンの装着が確認され且つ携帯電話本体への着信が確認されない場合には前記補聴制御部を作動させ、また、前記判定手段によって前記ヘッドセットのイヤホンの装着が確認され且つ携帯電話本体への着信が確認された場合には、ユーザによる応答操作を確認してから送受話が終了するまでの間、前記主制御部を作動させる切替制御部とを備えたことを特徴とする構成を有する。
以上の構成によれば、ヘッドセットのイヤホンがユーザの頭部に装着されているか否かが判定手段によって判定され、イヤホンの装着が確認され且つ携帯電話本体への着信が確認されない場合には切替制御部が補聴制御部を作動させ、ヘッドセットの集音器によって集音された音を増幅してヘッドセットのイヤホンから出力する。また、イヤホンの装着が確認され且つ携帯電話本体への着信が確認された場合には、ユーザによる応答操作を確認してから送受話が終了するまでの間、切替制御部が主制御部を作動させ、ヘッドセットのイヤホンを受話用のイヤホンとして利用した通常の送受話が行われる。この際、送話には携帯電話本体側の本体用マイクを利用することができる。
つまり、ヘッドセットのイヤホンをユーザの頭部に装着した状況下では、補聴機能付携帯電話が実質的な補聴器として機能し、携帯電話本体への着信が確認された場合に限って、ヘッドセットのイヤホンを受話用のイヤホンとして利用した通常の送受話が行われるようになるので、ユーザは、格別な切り替え操作を行うことなく補聴機能付携帯電話の補聴器機能と携帯電話の送受話機能を利用することができる。
また、イヤホンの装着が確認されない場合には、主制御部の作動が許容されるので、携帯電話本体の設定に基いて、ヘッドセットのイヤホンと本体用マイクを利用した送受話、または、携帯電話本体に実装された本体用マイクと本体用スピーカを利用した通常の送受話が可能となる。
携帯電話本体が本体用マイクと本体用スピーカを備えた構成においては、補聴制御部が作動する間だけ本体用スピーカを非作動とするように切替制御部を構成することが望ましい。
携帯電話本体からの音漏れがなくなるので、ヘッドセットの集音器が本体用スピーカの音を拾ってハウリングを起こす問題が解消される。
また、補聴制御部の作動中に携帯電話本体への着信が確認されてからユーザによる応答操作が確認されるまでの間、ヘッドセットのイヤホンを鳴動させる鳴動制御部を併設してもよい。
補聴機能付携帯電話を補聴器として利用している場合であっても携帯電話本体への着信を容易に確認することができる。
また、判定手段は、ユーザの生体反応に基いてイヤホンの装着の有無を判定するように構成することが望ましい。
具体的には、ユーザの生体反応を検出するセンサとしては振動検出センサ,接触センサ,温度センサ,心拍検出センサ等のものが考えられるが、ヘッドセットを頭部から外して携帯電話本体と共にポケット等に仕舞って携行する状況を考えると、特に、頭部への装着の有無の識別性の観点から、接触センサや心拍検出センサ等を利用してイヤホンの装着の有無を判定することが望ましい。
更に、前記携帯電話本体から前記ヘッドセットのイヤホンおよび集音器に対して駆動電力を供給する電力供給機能を配備することもできる。
ヘッドセットのイヤホンおよび集音器は補聴機能を実現するために定常的に電力を消費するが、携帯電話本体からイヤホンおよび集音器に駆動電力を供給することにより、ヘッドセットの補聴機能を長期間に亘って維持することができる。
本発明の補聴機能付携帯電話によれば、ユーザは、格別な切り替え操作を行うことなく、ヘッドセットの装着の有無や携帯電話への着信の有無に応じて、補聴機能付携帯電話の補聴器機能と送受話機能を自動的に使い分けることができる。
次に図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について具体的に説明する。図1は本発明を適用した一実施形態の補聴機能付携帯電話1の外観について示した平面図である。
補聴機能付携帯電話1はヘッドセット2と携帯電話本体3とからなり、ヘッドセット2には、ハンズフリー送受話用のマイク4とイヤホン5が設けられている。イヤホン5は補聴器の一部としても機能し、ヘッドセット2には、更に、補聴用の集音器6が併設されている。携帯電話本体3は、テンキー等からなるキー操作部7と本体用マイク8、ならびに、本体用スピーカ9と鳴動スピーカ10を備え、ヘッドセット2と携帯電話本体3は接続コード11を介して接続されている。接続コード11は、携帯電話本体3からイヤホン5および集音器6に対して駆動電力を供給する電力供給機能を実現するための電力供給線を内蔵する。あるいは、携帯電話本体3に電力供給用の電波発信機能を設け、接続コード11内の電力供給線に代えて、電磁波による電力供給を利用して携帯電話本体3からイヤホン5および集音器6に駆動電力を供給するようにしてもよい。
また、図1では補聴器を構成するイヤホン5と集音器6を離間させて実装した例について示したが、イヤホン5と集音器6は、図2(a)に示されるように一体化して耳孔内に装着してもよいし、あるいは、図2(b)に示されるように耳に掛けて装着するようにしてもよく、更には、図3に示されるようなヘッドホンタイプとして頭部の両側から耳にフィットさせるようにしてもよい。何れの場合においても、耳に装着する側にイヤホン5を、また、外側に集音器6を実装した構成とする。
図4はヘッドセット2と携帯電話本体3からなる補聴機能付携帯電話1の内部構成を簡略化して示した機能ブロック図である。
携帯電話本体3は、送受話用の本体用マイク8および本体用スピーカ9と着信通知用の鳴動スピーカ10、ならびに、キー操作部7と着信通知用のバイブレータ22を備える。
ハンズフリー機能を利用せずに携帯電話本体3を通常の携帯電話として使用する際には、CPU14からの指令で通話制御部12が作動状態とされ、本体用マイク8から通話制御部12を介して入力された音声が音声処理部13でA/D変換されてCPU14に転送され、更に、CPU14で通信形式データに変換された後、送受信部15で変調されて内蔵式もしくは伸縮式のアンテナ16を介して外部に送信される。また、アンテナ16で受信された通信電波は送受信部15で復調されてCPU14に転送され、音声データに変換されてから、音声処理部13でD/A変換等の処理操作を受け、通話制御部12を介して本体用スピーカ9から音声として出力される。
一方、ハンズフリー機能を利用する際には、CPU14からの指令で主制御部19が作動状態とされ、ヘッドセット2のマイク4から主制御部19を介して入力された音声が音声処理部13でA/D変換されてCPU14に転送され、更に、CPU14で通信形式データに変換された後、送受信部15で変調されて内蔵式もしくは伸縮式のアンテナ16を介して外部に送信される。また、アンテナ16で受信された通信電波は送受信部15で復調されてCPU14に転送され、音声データに変換されてから、音声処理部13でD/A変換等の処理操作を受け、主制御部19を介してヘッドセット2のイヤホン5から音声として出力される。
鳴動制御部20は、ヘッドセット2のイヤホン5を鳴動させてビープ音を出力するためのもので、CPU14からの指令に従ってオン・オフ制御される。
補聴制御部18は、集音器6によって集音された音を増幅してイヤホン5に送出するための増幅回路を内蔵し、CPU14からの指令に従ってオン・オフ制御される。
キー操作部7は、電話番号入力のためのテンキーやオフフック/オンフック操作のためのキー等を備える。
ROM17には、携帯電話本体3の本体用マイク8および本体用スピーカ9を利用した通常の送受話やヘッドセット2のマイク4およびイヤホン5を利用したハンズフリー状態での送受話、更には、ヘッドセット2の集音器6およびイヤホン5を補聴器として利用する際に必要とされる制御プログラムが格納されている。
センサ21はユーザの生体反応を検出するための手段である。センサ21としてはヘッドセット2側に取り付けた振動検出センサ,接触センサ,温度センサ,心拍検出センサ等のものが利用できるが、ヘッドセット2を頭部から外して携帯電話本体3と共にポケット等に仕舞って携行する状況も考えられ、頭部に装着された時の振動状態とポケット等に仕舞われた時の振動状態の相違を明確に識別したり、頭部に装着された時の温度とポケット等に仕舞われた時の温度の相違を明確に識別したりすることは必ずしも容易ではないので、実際には、耳孔に内接したり耳に押圧されたりするイヤホン5に作用する外圧を検出する接触センサや耳孔内あるいは耳の周辺の血管の脈動を検出する心拍検出センサ等を利用することが望ましい。
センサ21からの検出信号はCPU14に入力され、判定手段として機能するCPU14によって、ヘッドセット2のイヤホン5がユーザの頭部に装着されているか否かが判定される。
センサ21として接触センサを利用した場合では、検出された接触圧が閾値を超えた場合にイヤホン5が装着されているものと見做し、また、センサ21として心拍検出センサを利用した場合では、単位時間当たりに検出された心拍数が閾値を超えた場合にイヤホン5が装着されているものと見做すようにすればよい。
図5は、携帯電話本体3のCPU14によって実行される処理のうち、通話制御部12,補聴制御部18,主制御部19,鳴動制御部20の切り替え制御について示したフローチャートである。
次に、図5を参照して判定手段および切替制御部として機能するCPU14の処理動作について具体的に説明する。
携帯電話本体3に電源が投入されると、CPU14は、まず、本体用スピーカ9を作動状態とする(ステップS1)。
次いで、判定手段として機能するCPU14がセンサ21からの信号を読み込み、ヘッドセット2のイヤホン5がユーザの頭部に装着されているか否かを判定する(ステップS2)。
ここで、イヤホン5がユーザの頭部に装着されていると判定された場合、切替制御部として機能するCPU14は、まず、補聴制御部18を作動させ、補聴器として機能するヘッドセット2の集音器6とイヤホン5および補聴制御部18内の増幅回路を作動状態とする一方、主制御部19を非作動として、ハンズフリーユニットとしてのイヤホン5およびマイク4の機能を停止させ、同時に、本体用スピーカ9を非作動状態とする(ステップS3)。
この結果、ヘッドセット2の集音器6とイヤホン5および補聴制御部18内の増幅回路が実質的な補聴器として機能し、ヘッドセット2の集音器6で拾われた外部音が増幅されてイヤホン5から出力されることになる。この際、本体用スピーカ9は非作動状態とされているので、携帯電話本体3からの音漏れはなくなり、ヘッドセット2の集音器6が本体用スピーカ9の音を拾ってハウリングを起こすといった問題が未然に防止される。
次いで、切替制御部として機能するCPU14は、携帯電話本体3への着信の有無を判定するが(ステップS4)、携帯電話本体3への着信が確認されなければ、CPU14は、ステップS2の判定処理でイヤホン5の取り外しが確認されない限り、前記と同様にしてステップS2〜ステップS4の処理を繰り返し実行し、ヘッドセット2の集音器6とイヤホン5を実質的な補聴器として機能させ続け、この間、本体用スピーカ9を非作動の状態に保持する。
このようにしてステップS2〜ステップS4の処理が繰り返し実行される間に、携帯電話本体3への着信があったことがステップS4の判定処理で確認されると、切替制御部として機能するCPU14は、鳴動制御部20を作動させ、ヘッドセット2のイヤホン5を鳴動させてビープ音を出力すると共に、携帯電話本体3のバイブレータ22を作動させてユーザに着信の発生を通知する(ステップS5)。
次いで、切替制御部として機能するCPU14は、携帯電話本体3のキー操作部7に対してユーザによる応答操作つまりオフフック操作が行われたか否かを判定するが(ステップS6)、ユーザによる応答操作が確認されなければ、ステップS4の判定処理で相手側からの発呼が途絶えたことが確認されない限り、前記と同様にしてステップS4〜ステップS6の処理を繰り返し実行し、イヤホン5からのビープ音の出力とバイブレータ22の作動によってユーザに着信の発生を通知し続ける。
そして、ユーザによる応答操作が行われ、このことがステップS6の判定処理で確認されると、ステップS4〜ステップS6のループ処理が終了し、イヤホン5からのビープ音の出力とバイブレータ22の作動が自動的に停止する。
このようにしてユーザによる応答操作つまりオフフック操作が確認されると、切替制御部として機能するCPU14は、補聴制御部18を非作動とし、補聴器として機能するヘッドセット2の集音器6とイヤホン5および補聴制御部18内の増幅回路の作動を停止させ、改めて主制御部19を作動させることで、イヤホン5およびマイク4をハンズフリーユニットとして作動させる(ステップS7)。
この結果、ヘッドセット2の機能が補聴器から送受話用のハンズフリーユニットへと自動的に切り替わり、ヘッドセット2のマイク4とイヤホン5を利用したハンズフリーの送受話が可能な状態となる。
次いで、切替制御部として機能するCPU14は、携帯電話本体3のキー操作部7に対してユーザによる応答終了操作つまりオンフック操作が行われているか否か、要するに、発呼元と当該ユーザとの間の送受話が終了しているか否かを判定する(ステップS8)。
この段階でユーザによる応答終了操作が確認されなければ、判定手段として機能するCPU14がセンサ21からの信号を読み込み、ヘッドセット2のイヤホン5がユーザの頭部から取り外されたか否かを判定するが(ステップS9)、イヤホン5がユーザの頭部から外されていなければ、ステップS8の判定処理で応答終了操作が確認されない限り、CPU14は、前記と同様にしてステップS8,ステップS9の判定処理を繰り返し実行しながらイヤホン5およびマイク4を送受話用のハンズフリーユニットとして作動させ続け、ヘッドセット2のマイク4とイヤホン5を利用したハンズフリーの送受話を許容する。
そして、ステップS8,ステップS9の判定処理が繰り返し実行される間にユーザがオンフック操作によって送受話を打ち切ると、ステップS8の判定処理でユーザによる応答終了操作が確認され、CPU14は、携帯電話本体3を着信待ちの状態として初期の待機状態に復帰する。
従って、ヘッドセット2がユーザの頭部に装着されたままであれば、前記と同様にしてステップS2,ステップS3の処理が実行されることとなる。この結果、補聴制御部18が作動し、補聴器として機能するヘッドセット2の集音器6とイヤホン5および補聴制御部18内の増幅回路が作動状態となる一方、主制御部19が非作動とされて、送受話用のハンズフリーユニットとしてのイヤホン5およびマイク4の機能が停止し、ヘッドセット2の集音器6とイヤホン5および補聴制御部18内の増幅回路が実質的な補聴器として再び機能することになる。
また、ステップS8,ステップS9の判定処理が繰り返し実行される間、つまり、ヘッドセット2のマイク4とイヤホン5を利用したハンズフリーの送受話が行われる間に、ステップS9の判定処理でイヤホン5の取り外しが確認された場合には、切替制御部として機能するCPU14は、補聴制御部18を作動させ、補聴器として機能するヘッドセット2の集音器6とイヤホン5および補聴制御部18内の増幅回路を作動状態とする一方、主制御部19を非作動として、ハンズフリーユニットとしてのイヤホン5およびマイク4の機能を停止させ、ヘッドセット2の集音器6とイヤホン5および補聴制御部18内の増幅回路が実質的な補聴器として機能する初期の状態に戻す(ステップS10)。
この場合、ユーザは発呼元との送受話を継続しているが、送受話のために携帯電話本体3の本体用マイク8および本体用スピーカ9を利用するか、あるいは、ハンズフリーユニットとしてのイヤホン5およびマイク4を利用するかは、従来と同様に携帯電話本体3の設定に従ったものとなる(ステップS11)。従って、仮に、携帯電話本体3の設定が本体用マイク8および本体用スピーカ9を利用する設定となっておらず、ハンズフリーの設定となっていた場合には、携帯電話本体3の設定を本体用マイク8および本体用スピーカ9を利用する設定に変更することで、本体用マイク8および本体用スピーカ9を利用して発呼元との送受話を継続するこことになる。また、携帯電話本体3の設定が本体用マイク8および本体用スピーカ9を利用する設定となっていた場合には、切り替え操作を行うことなく本体用マイク8および本体用スピーカ9を利用して発呼元との送受話を継続することができる。
このようにして、携帯電話本体3の設定に従った送受話が開始されると、切替制御部として機能するCPU14は、携帯電話本体3のキー操作部7に対してユーザによる応答終了操作つまりオンフック操作が行われているか否かを判定する(ステップS12)。そして、ユーザによる応答終了操作が行われていなければ、判定手段として機能するCPU14がセンサ21からの信号を読み込み、イヤホン5がユーザの頭部に改めて装着されたか否かを判定する(ステップS13)。
イヤホン5の再装着が確認されなければ、ステップS12の処理で発呼元と当該ユーザとの間の送受話の終了が確認されない限り、CPU14は、前記と同様にしてステップS12,ステップS13の判定処理を繰り返し実行しながら携帯電話本体3の設定に従った送受話を許容する。この間にステップS12の処理で送受話の終了が確認された場合の処理に関しては前記と同様である。
一方、ステップS12,ステップS13の判定処理を繰り返し実行しながら携帯電話本体3の設定に従った送受話を行う間にヘッドセット2のイヤホン5がユーザの頭部に改めて装着され、このことがステップS13の判定処理で確認されると、切替制御部として機能するCPU14は、本体用スピーカ9を非作動の状態とし(ステップS14)、再びステップS7の処理へと移行して補聴制御部18を非作動とし、補聴器として機能するヘッドセット2の集音器6とイヤホン5および補聴制御部18内の増幅回路の作動を停止させ、改めて主制御部19を作動させることで、イヤホン5およびマイク4をハンズフリーユニットとして作動させ、ヘッドセット2のマイク4とイヤホン5を利用したハンズフリーの送受話を継続させる。
これに対し、ステップS2の判定処理でヘッドセット2のイヤホン5の未装着が確認された場合においては、切替制御部として機能するCPU14は、まず、携帯電話本体3への着信の有無を判定する(ステップS4)。着信が確認されなければ、CPU14は、ステップS2の判定処理でイヤホン5の装着が確認されない限り、前記と同様にしてステップS2,ステップS15の処理を繰り返し実行する。
そして、ステップS2,ステップS15の処理が繰り返し実行される間に、携帯電話本体3への着信があったことがステップS15の判定処理で確認されると、CPU14は、従来と同様に携帯電話本体3の設定に従ってヘッドセット2のイヤホン5または携帯電話本体3の鳴動スピーカ10を鳴動させてビープ音を出力すると共に、携帯電話本体3のバイブレータ22を作動させてユーザに着信の発生を通知する(ステップS16)。
次いで、切替制御部として機能するCPU14は、携帯電話本体3のキー操作部7に対してユーザによる応答操作つまりオフフック操作が行われたか否かを判定するが(ステップS17)、ユーザによる応答操作が確認されなければ、ステップS15の判定処理で相手側からの発呼が途絶えたことが確認されない限り、CPU14は、前記と同様にしてステップS15〜ステップS17の処理を繰り返し実行し、ユーザに着信の発生を通知し続ける。
そして、ユーザによる応答操作が行われ、このことがステップS17の判定処理で確認されると、ステップS15〜ステップS17のループ処理が終了し、自動的にビープ音の出力とバイブレータ22の作動が停止する。
この場合、ヘッドセット2のイヤホン5がユーザの頭部に装着されていないことは既に確認済みであるから、切替制御部として機能するCPU14は、主制御部19の作動を許容した状態でステップS11の処理に移行し、従来と同様に携帯電話本体3の設定に応じ、本体用マイク8および本体用スピーカ9を利用した発呼元との送受話を開始させるか、あるいは、ヘッドセット2のイヤホン5およびマイク4をハンズフリーユニットとして利用した送受話を開始させる。よって、仮に、携帯電話本体3の設定が本体用マイク8および本体用スピーカ9を利用する設定となっておらず、ハンズフリーの設定となっていた場合には、携帯電話本体3の設定を本体用マイク8および本体用スピーカ9を利用する設定に変更することで、本体用マイク8および本体用スピーカ9を利用した発呼元との送受話を開始することが可能である。また、携帯電話本体3の設定が本体用マイク8および本体用スピーカ9を利用する設定となっている場合には、切り替え操作を行うことなく本体用マイク8および本体用スピーカ9を利用して発呼元との送受話を開始することができる。
この場合も、実際の送受話が開始された後の処理に関しては前記と同様であるから、送受話の途中でヘッドセット2のイヤホン5がユーザの頭部に装着された場合においては、この装着操作がステップS13の判定処理によって検出され、本体用スピーカ9が非作動の状態とされてハンズフリーユニットとして機能するイヤホン5およびマイク4が作動するので、ハンズフリーの状態で送受話を継続することができる(ステップS14,ステップS7参照)。
以上に述べた通り、この実施形態においては、ヘッドセット2のイヤホン5がユーザの頭部に装着されているか否かがセンサ21およびCPU14からなる判定手段によって判定され、イヤホン5の装着が確認され且つ携帯電話本体3への着信が確認されない場合には切替制御部としてのCPU14が補聴制御部18を作動させて、ヘッドセット2の集音器6によって集音された音を増幅してヘッドセット2のイヤホン5から出力し、ヘッドセット2を実質的な補聴器として機能させることになる(ステップS2〜ステップS4)。この間、本体用スピーカ9はオフとされているので、集音器6が本体用スピーカ9の音を拾ってハウリングを起こす心配はない。
また、イヤホン5の装着が確認され且つ携帯電話本体3への着信が確認された場合には、ユーザによる応答操作つまりオフフック操作が確認されるまでの間、切替制御部としてのCPU14が鳴動制御部20を作動させてヘッドセット2のイヤホン5を鳴動させてユーザに着信の発生を知らせ(ステップS4〜ステップS6)、ユーザによるオフフック操作が確認されてからオンフック操作が確認されるまでの間、つまり、送受話が終了するまでの間は、切替制御部としてのCPU14が主制御部19を作動させて、ヘッドセット2のマイク4およびイヤホン5を送受話用のマイクおよびイヤホンとして利用するハンズフリー状態での送受話を許容する(ステップS7〜ステップS9)。
このように、イヤホン5がユーザの頭部に装着された状況下では、補聴機能付携帯電話1のヘッドセット2が実質的な補聴器として機能し、携帯電話本体3への着信が確認された場合に限ってヘッドセット2のマイク4およびイヤホン5を利用したハンズフリー状態での送受話が行われるようになるので、ユーザは、格別な切り替え操作を行うことなく補聴機能付携帯電話1の補聴器機能とハンズフリー機能を使い分けることができる。
また、イヤホン5の装着が確認されない場合には、主制御部19の作動が許容されているので、携帯電話本体3の設定に基いて、従来と同様にハンズフリーまたは通常の送受話を行うことができる。
なお、重度の難聴者向にあっては、携帯電話本体3の本体用マイク8や本体用スピーカ9を利用した送受話は困難であり、鳴動スピーカ10からのビープ音を聞き分けることも難しいので、これらの装備を省略し、ヘッドセット2を利用したハンズフリーの送受話機能と補聴器機能に制限した構成としてもよい。
この発明は、携帯電話のほか、音の再生・記録・通信を扱う携帯情報端末に幅広く適用することができる。
本発明を適用した一実施形態の補聴機能付携帯電話の外観について示した平面図である。 イヤホンと集音器の実装例を示した概念図で、図2(a)は一体化して耳孔内に装着するもの、また、図2(b)は耳に掛けて装着するものについて示している。 イヤホンと集音器の他の実装例を示した概念図である。 補聴機能付携帯電話の内部構成を簡略化して示した機能ブロック図である。 判定手段および切替制御部として機能するCPUの処理動作について示したフローチャートである。
符号の説明
1 補聴機能付携帯電話
2 ヘッドセット
3 携帯電話本体
4 マイク
5 イヤホン
6 集音器
7 キー操作部
8 本体用マイク
9 本体用スピーカ
10 鳴動スピーカ
11 接続コード
12 通話制御部
13 音声処理部
14 CPU(判定手段,切替制御部)
15 送受信部
16 アンテナ
17 ROM
18 補聴制御部
19 主制御部
20 鳴動制御部
21 センサ
22 バイブレータ

Claims (5)

  1. イヤホンを有するヘッドセットと携帯電話本体とからなり、前記ヘッドセットに補聴用の集音器を併設した補聴機能付携帯電話であって、
    前記ヘッドセットのイヤホンがユーザの頭部に装着されているか否かを判定する判定手段と、
    前記ヘッドセットのイヤホンを受話用のイヤホンとして作動させる主制御部と、
    前記集音器によって集音された音を増幅して前記ヘッドセットのイヤホンに送出する補聴制御部と、
    前記判定手段によって前記ヘッドセットのイヤホンの装着が確認されない場合には前記主制御部の作動を許容する一方、前記判定手段によって前記ヘッドセットのイヤホンの装着が確認され且つ携帯電話本体への着信が確認されない場合には前記補聴制御部を作動させ、また、前記判定手段によって前記ヘッドセットのイヤホンの装着が確認され且つ携帯電話本体への着信が確認された場合には、ユーザによる応答操作を確認してから送受話が終了するまでの間、前記主制御部を作動させる切替制御部とを備えたことを特徴とする補聴機能付携帯電話。
  2. 前記携帯電話本体に本体用マイクと本体用スピーカを備え、前記切替制御部は、前記補聴制御部が作動する間だけ前記本体用スピーカを非作動とするように構成されていることを特徴とした請求項1記載の補聴機能付携帯電話。
  3. 前記補聴制御部の作動中に携帯電話本体への着信が確認されると、ユーザによる応答操作が確認されるまでの間、前記ヘッドセットのイヤホンを鳴動させる鳴動制御部を併設したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の補聴機能付携帯電話。
  4. 前記判定手段は、ユーザの生体反応に基いてイヤホンの装着の有無を判定するように構成されている請求項1,請求項2または請求項3記載の補聴機能付携帯電話。
  5. 前記携帯電話本体から前記ヘッドセットのイヤホンおよび集音器に対して駆動電力を供給する電力供給機能を配備したことを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3または請求項4記載の補聴機能付携帯電話。
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