JP2008217560A - 負荷分散システム、連携サービス提供装置、情報共有記憶装置、負荷分散方法、及び、負荷分散プログラム - Google Patents

負荷分散システム、連携サービス提供装置、情報共有記憶装置、負荷分散方法、及び、負荷分散プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プレゼンス情報のトラヒックを削減することができる負荷分散システム、連携サービス提供装置、情報共有記憶装置、負荷分散方法、及び、負荷分散プログラムを提供する。
【解決手段】負荷分散システム100は、端末11の情報の情報利用状況情報を記憶するプレゼンス情報共有DB5を備え、連携サービス提供装置3が、WebAS21から受信する情報利用要求信号に基づき、プレゼンス情報共有DB5から情報利用対象の端末11の情報の情報利用状況情報を読み出し、読み出した端末11の情報の情報利用状況情報に基づき、端末11から情報を受信し、受信した情報を情報利用要求信号に対する応答として情報利用要求信号の送信元のWebAS21に送信する処理、又は、情報利用要求信号を含む情報送信集約要求信号を連携サービス提供装置4に送信して、端末11の情報をWebAS21に送信させる処理のいずれの処理を行うかを判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に負荷分散システム、連携サービス提供装置、情報共有記憶装置、負荷分散方法、及び、負荷分散プログラムに関する。
従来、図6に示すようなシステムにおいて、情報ネットワーク2に接続するWebサービス提供システムであるWebAS(アプリケーションサーバ)21、22が、通信ネットワーク1に接続する携帯電話端末などの端末11からプレゼンス情報を取得する場合、図7に示す処理手順によって、プレゼンス情報を取得する。
図6は、従来のシステムの概念図である。ここで、情報ネットワーク2に接続するWebAS21は、APL(アプリケーション)211を有する。また、同様に、情報ネットワーク2に接続するWebAS22は、APL221を有する。
ここで、図6における矢印は、情報ネットワーク2に接続するWebAS21及びWebAS22が通信ネットワーク1に接続する端末11のプレゼンス情報利用要求信号を送信する場合における情報の流れを概念図として示している。
WebAS21のAPL211はGW(ゲートウェイ)53を介して端末11のプレゼンス情報利用要求信号を送信し、WebAS22のAPL221はGW54を介して端末11のプレゼンス情報利用要求信号を送信する。したがって、通信ネットワーク1にはWebAS21とWebAS22との双方の利用要求信号に対応するトラヒックが流れてしまう。なお、GW装置を複数台設置する場合、一般的には負荷分散装置等を用い、公開するアドレスは1つとなる。
図7は、図6のシステムにおけるプレゼンス情報の取得の動作フローを示す図面である。
APL211は、プレゼンス情報取得対象である端末11の識別情報を含むプレゼンス情報要求信号として、メッセージ「subscribePresence」をGW53に出力する(ステップS1)。GW53は、プレゼンス情報要求信号を受信すると、プレゼンス情報要求信号を受信したことを示すメッセージ「notifySubscription」をAPL211に送信する(ステップS2)。また、GW53は、プレゼンス情報を要求するメッセージ「SUBSCRIBE」を端末11に送信する(ステップS3)。
APL211は、ステップS2において受信したメッセージ「notifySubscription」に対応して、プレゼンス情報の受信待機状態であることを示すメッセージ「startPresenceNotification」をGW53に送信する(ステップS4)。
端末11は、受信したプレゼンス情報を要求するメッセージ「SUBSCRIBE」に対応して端末11が内部の記憶領域に記憶するプレゼンス情報を読み出し、読み出したプレゼンス情報を含むメッセージ「NOTIFY」をGW53に送信する(ステップS5)。
GW53は、受信したメッセージ「NOTIFY」に含まれるプレゼンス情報を含むメッセージ「statusChanged」をAPL211に送信する(ステップS6)。
WebAS22のAPL221がプレゼンス情報要求信号を送信する場合、APL221は、プレゼンス情報取得対象である端末11の識別情報を含むプレゼンス情報要求信号として、メッセージ「subscribePresence」をGW54に出力する(ステップS7)。GW54は、プレゼンス情報要求信号を受信すると、プレゼンス情報要求信号を受信したことを示すメッセージ「notifySubscription」をAPL221に送信する(ステップS8)。また、GW54は、プレゼンス情報を要求するメッセージ「SUBSCRIBE」を端末11に送信する(ステップS9)。
APL221は、ステップS8において受信したメッセージ「notifySubscription」に対応して、プレゼンス情報の受信待機状態であることを示すメッセージ「startPresenceNotification」をGW54に送信する(ステップS10)。
端末11は、受信したプレゼンス情報を要求するメッセージ「SUBSCRIBE」に対応して端末11が内部の記憶領域に記憶するプレゼンス情報を読み出し、読み出したプレゼンス情報を含むメッセージ「NOTIFY」をGW54に送信する(ステップS11)。
GW54は、受信したメッセージ「NOTIFY」に含まれるプレゼンス情報を含むメッセージ「statusChanged」をAPL221に送信する(ステップS12)。
次に、上述したステップS1〜12の処理ののち、すなわち、APL211とAPL221とがプレゼンス情報の受信待機状態となる場合に、端末11において、プレゼンスが変化した場合のプレゼンス情報の送受信について説明する。
なお、端末11は、プレゼンス情報要求信号に対する終了信号が入力されるまで、プレゼンス情報要求信号に基づき、プレゼンスの変化に応じて、プレゼンスが変化したことを示すプレゼンス情報を含むメッセージ「NOTIFY」をプレゼンス情報要求信号の送信元であるGW54及びGW53に送信する。
端末11において、端末11が予め備えるプレゼンスの変化を検出するプレゼンス変化検出手段により、プレゼンスの変化を検出し、端末11の内部の記憶領域に記憶する(ステップS13)。端末11は、端末11の内部の記憶領域に記憶するプレゼンス情報を読み出し、読み出したプレゼンス情報を含むメッセージ「NOTIFY」をGW53に送信する(ステップS14)。
GW53は、受信したメッセージ「NOTIFY」に含まれるプレゼンス情報を含むメッセージ「statusChanged」をAPL211に送信する(ステップS15)。
端末11は、端末11の内部の記憶領域に記憶するプレゼンス情報を読み出し、読み出したプレゼンス情報を含むメッセージ「NOTIFY」をGW54に送信する(ステップS16)。
GW54は、受信したメッセージ「NOTIFY」に含まれるプレゼンス情報を含むメッセージ「statusChanged」をAPL221に送信する(ステップS17)。
上述の図7の処理を行うことにより、図6の情報の流れを示す矢印に示すように、端末11がプレゼンス情報をWebAS21とWebAS22とに送信する。したがって、プレゼンス情報のトラヒックが増大する、すなわち、同じプレゼンス情報となる応答情報が、プレゼンス情報利用要求信号の送信元の装置の数に応じて送受信されることとなり、ネットワーク全体のトラヒックが増大するという問題がある。
これに対し、近年、プレゼンス情報に関するトラヒックを削減する手法として、例えば、非特許文献1に示されるCommon Notify方式などが提案されている。非特許文献1に示されるCommon Notify方式は、多数のプレゼンス情報ユーザであるウォッチャーが単一のサービス提供装置を通じて、同一の端末へのプレゼンス情報要求を行う場合に、リソースリストサーバ(RLS)を共有してメッセージ「NOTIFY」を集約することにより、プレゼンス情報要求のトラヒックを削減する技術である。
マーカス・イソマキ(Markus Isomaki)、プレゼンストラヒックオプティマイゼーションテクニクス(Presence Traffic Optimization Techniques)、[online]、2006年10月、[平成19年2月22日検索]、インターネット<http://mice.cs.columbia.edu/getTechreport.php?techreportID=426>
しかしながら、非特許文献1のCommon Notify方式は単一の連携サービス提供装置に対し、同じ端末へのプレゼンス情報の利用要求が複数ある場合のみを想定しているため、連携サービス提供装置が複数ある構成の場合、通信ネットワーク1のトラヒックが削減されないという問題がある。
本発明は、このような事情を考慮し、上記の問題を解決すべくなされたもので、その目的は、プレゼンス情報のトラヒックを削減することができる負荷分散システム、連携サービス提供装置、情報共有記憶装置、負荷分散方法、及び、負荷分散プログラムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明は、通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続し、情報を提供する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置とを備えた負荷分散システムであって、前記端末装置が有する情報の情報利用状況情報を記憶する情報共有記憶装置を備え、前記連携サービス提供装置は、情報利用対象端末装置の識別情報を含む情報利用要求信号を受信する情報利用要求信号受信手段と、前記情報利用要求信号受信手段が受信する前記情報利用要求信号の前記情報利用対象端末装置の識別情報に基づき、前記情報共有記憶装置から前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を読み出し、前記情報利用対象端末装置の情報が他の連携サービス提供装置によって利用中であるか否かを判定する状況判定手段と、前記状況判定手段が前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中ではないと判定した場合、前記情報利用対象端末装置に情報送信要求信号を送信する情報送信要求信号送信手段と、前記情報利用対象端末装置から受信する情報を前記情報利用要求信号に対する応答として前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置に送信する情報送信手段と、前記状況判定手段が前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中であると判定した場合、前記情報利用要求信号を含む情報送信集約要求信号を当該他の連携サービス提供装置に送信して、情報利用対象端末装置の情報を前記ウェブサービス提供装置に送信させる集約要求信号送信手段と、前記情報利用要求信号に対応する情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置に書き込む情報利用状況情報書込手段とを備えることを特徴とする負荷分散システムである。
また、本発明は、前記連携サービス提供装置が、自装置が受信する第1の情報利用要求信号の送信元の第1のウェブサービス提供装置と、他の連携サービス提供装置から受信する情報送信集約要求信号に含まれる第2の情報利用要求信号の送信元である第2のウェブサービス提供装置とに、前記情報利用対象端末装置からの応答を送信する情報送信集約手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記連携サービス提供装置が、前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置から、当該情報利用要求信号に対する情報利用終了要求信号を受信すると、当該情報利用要求に対応する前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置から削除する情報利用状況情報削除手段をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明は、通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置と、前記端末装置が有する情報の情報利用状況情報を記憶する情報共有記憶装置とを含む負荷分散システムにおける連携サービス提供装置であって、情報利用対象端末装置の識別情報を含む情報利用要求信号を受信する情報利用要求信号受信手段と、前記情報利用要求信号受信手段が受信する前記情報利用要求信号の前記情報利用対象端末装置の識別情報に基づき、前記情報共有記憶装置から前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を読み出し、前記情報利用対象端末装置の情報が他の連携サービス提供装置によって利用中であるか否かを判定する状況判定手段と、前記状況判定手段が前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中ではないと判定した場合、前記情報利用対象端末装置に情報送信要求信号を送信する情報送信要求信号送信手段と、前記情報利用対象端末装置から受信する情報を前記情報利用要求信号に対する応答として前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置に送信する情報送信手段と、前記状況判定手段が前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中であると判定した場合、前記情報利用要求信号を含む情報送信集約要求信号を当該他の連携サービス提供装置に送信して、情報利用対象端末装置の情報を前記ウェブサービス提供装置に送信させる集約要求信号送信手段と、前記情報利用要求信号に対応する情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置に書き込む情報利用状況情報書込手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置とを備えた負荷分散システムに用いられる情報共有記憶装置であって、前記連携サービス提供装置により、前記端末装置に対する情報利用状況情報として、当該端末装置の識別情報と、当該端末装置に対する情報利用要求信号の送信元の識別情報と、当該情報利用要求信号に対応するサービスを連携サービスとして実行する連携サービス提供装置の識別情報と対応付けて記憶され、前記情報利用要求信号に対する情報利用終了要求信号を受信する前記連携サービス提供装置によって、当該情報利用要求信号に対する情報利用状況情報が削除されることを特徴とする。
また、本発明は、通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続し、情報を提供する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置と、前記端末装置の情報の情報利用状況情報を記憶する情報共有記憶装置とを備えた負荷分散システムにおける負荷分散方法であって、前記連携サービス提供装置が、情報利用対象端末装置の識別情報を含む情報利用要求信号を受信し、受信した前記情報利用要求信号の前記情報利用対象端末装置の識別情報に基づき、前記情報共有記憶装置から前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を読み出し、前記情報利用対象端末装置の情報が他の連携サービス提供装置によって利用中であるか否かを判定し、前記状況判定ステップにおいて、前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中ではないと判定した場合、前記情報利用対象端末装置に情報送信要求信号を送信し、前記情報利用対象端末装置から受信する情報を前記情報利用要求信号に対する応答として前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置に送信し、前記状況判定ステップにおいて、前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中であると判定した場合、前記情報利用要求信号を含む情報送信集約要求信号を当該他の連携サービス提供装置に送信して、情報利用対象端末装置の情報を前記ウェブサービス提供装置に送信させ、前記情報利用要求信号に対応する情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置に書き込むことを特徴とする。
また、本発明は、通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続し、情報を提供する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置と、前記端末装置の情報の情報利用状況情報を記憶する情報共有記憶装置とを備えた負荷分散システムにおける前記連携サービス提供装置に用いられるコンピュータに、情報利用対象端末装置の識別情報を含む情報利用要求信号を受信する情報利用要求信号受信ステップと、受信した前記情報利用要求信号の前記情報利用対象端末装置の識別情報に基づき、前記情報共有記憶装置から前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を読み出し、前記情報利用対象端末装置の情報が他の連携サービス提供装置によって利用中であるか否かを判定する状況判定ステップと、前記状況判定ステップにおいて、前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中ではないと判定した場合、前記情報利用対象端末装置に情報送信要求信号を送信し、前記情報利用対象端末装置から受信する情報を前記情報利用要求信号に対する応答として前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置に送信する情報送信ステップと、前記状況判定ステップにおいて、前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中であると判定した場合、前記情報利用要求信号を含む情報送信集約要求信号を当該他の連携サービス提供装置に送信して、情報利用対象端末装置の情報を前記ウェブサービス提供装置に送信させる集約要求信号送信ステップと、前記情報利用要求信号に対応する情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置に書き込む情報利用状況情報書込ステップとを実行させることを特徴とする負荷分散プログラムである。
本発明によれば、通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続し、情報を提供する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置とを備えた負荷分散システムは、端末装置が有する情報の情報利用状況情報を記憶する情報共有記憶装置を備え、連携サービス提供装置が、端末装置の情報利用要求信号を受信し、受信した情報利用要求信号に基づき、情報共有記憶装置から情報利用対象の端末装置の読み出す情報利用状況情報に基づき、情報利用対象端末装置に情報送信要求信号を送信して情報利用対象端末装置から情報を受信し、受信した情報を情報利用要求信号に対する応答として情報利用要求信号の送信元のウェブサービス提供装置に送信する処理、又は、情報利用要求信号を含む情報送信集約要求信号を当該他の連携サービス提供装置に送信して、情報利用対象端末装置の情報をウェブサービス提供装置に送信させる処理のいずれかの処理を行い、情報利用要求信号に対応する情報利用状況情報を情報共有記憶装置に書き込むこととした。
これにより、負荷分散システムにおいて、同じ端末装置に対する複数の連携サービス提供装置を経由する複数の情報利用要求信号をいずれか1つの連携サービス提供装置が集約して複数の情報利用要求信号に対応する処理を行うこととなり、通信ネットワークを経由する端末装置の情報利用要求信号に対する応答が集約して処理する連携サービス提供装置のみとなるため、通信ネットワークにおける応答情報のトラヒックを削減することが可能となるという効果がある。
本発明によれば、連携サービス提供装置が、自装置が受信する第1の情報利用要求信号の送信元の第1のウェブサービス提供装置と、他の連携サービス提供装置から受信する情報送信集約要求信号に含まれる第2の情報利用要求信号の送信元である第2のウェブサービス提供装置とに、前記情報利用対象端末装置からの応答を送信する情報送信集約手段をさらに備えることとした。
これにより、連携サービス提供装置が、他の連携サービス提供装置から受信する情報送信集約要求信号に基づき、自装置が集約して複数の情報利用要求信号に対応する処理を行うことが可能となるという効果がある。
また、この発明によれば、負荷分散システムの連携サービス提供装置が、前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置から、当該情報利用要求信号に対する情報利用終了要求信号を受信すると、当該情報利用要求に対応する前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置から削除する情報利用状況情報削除手段をさらに備えることとした。
これにより、情報共有記憶装置には、情報利用状況情報に対応するウェブサービス提供装置が情報を利用中である情報利用状況情報のみが記憶されることとなる効果がある。
以下、本発明の一実施形態による負荷分散システム100を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による負荷分散システム100を示す概略ブロック図である。負荷分散システム100は、端末11と、連携サービス提供装置3、4と、プレゼンス情報共有DB(Database)5と、通信ネットワーク1と、情報ネットワーク2と、WebAS(ウェブアプリケーションサーバ)21、22とを有する。
図1において、通信ネットワーク1は、情報通信事業者が構築する電話網やVoIP(Voice over IP)網等の通信ネットワークである。情報ネットワーク2は、ウェブサービスが提供されているインターネットを表す情報ネットワークである。通信ネットワーク1に接続する端末11は、例えば、電話機やVoIP端末、ウェブブラウザやメーラーなどのソフトウェアがインストールされているコンピュータ端末、PC(Personal Computer)等の端末装置である。また、端末11は、内部にプレゼンスを検出するプレゼンス検出装置を備え、このプレゼンスを示すプレゼンス情報を送信する。ここで、プレゼンス情報は、例えば、端末11を利用するユーザの在席状況情報などの情報である。
なお、プレゼンス情報はこれに限られず、例えば、端末11が予め備えるプレゼンス検出装置によって取得される、例えば、ユーザの位置であってもよい。
ユーザの位置は、例えば、端末11に予めGPS(Global Positioning System)装置を備えておき取得してもよいし、建物内であれば、各部屋の出入り口や、部屋そのものに通過通知装置を設け、端末11が通過通知装置付近を通過するごとに、通過通知装置によって通知される位置情報を端末11が取得し、取得した位置情報を最終通過位置として端末11が保持しておくことにより、ユーザの位置を特定するなどしてもよい。また、ユーザ入力によって位置を特定してもよい。
WebAS21、WebAS22は、情報ネットワーク2に接続する。WebAS21、WebAS22は、それぞれ、サービスを提供するAPL(アプリケーション)211、APL221を備えるアプリケーションサーバである。ここで、サービスとは、例えば、ウェブインターネットサービス事業者や企業により運営されるウェブサーバ、メールサーバ及びファイルサーバ等であり、インターネット接続や、メールサービス、ファイルサーバ提供サービス等の各種サービスである。
連携サービス提供装置3と連携サービス提供装置4とは、同様の構成を有し、情報ネットワーク2のWebAS21、22が提供するサービスと、通信ネットワーク1におけるサービスとを連携する連携サービスを提供する。
連携サービス提供装置3と、連携サービス提供装置4とが接続し、また、連携サービス提供装置3及び連携サービス提供装置4は、通信ネットワーク1と情報ネットワーク2とプレゼンス情報共有DB5とに接続する。
図2は、プレゼンス情報共有DB5のデータ構成例を示す図である。
プレゼンス情報共有DB5は、プレゼンス情報源端末IDと、要求ユーザ識別情報と、連携サービス提供装置識別情報と、サービス開始時刻情報と、情報提供回数と、最新提供時刻情報と、プレゼンス情報とを対応付けたテーブルを、プレゼンス情報利用状況情報として記憶する。
ここで、プレゼンス情報源端末IDは、プレゼンス情報の情報発信元の識別情報である。要求ユーザ識別情報は、当該プレゼンス情報利用要求信号の送信元の識別情報である。連携サービス提供装置識別情報は、当該利用要求信号に対応して連携サービスを提供する連携サービス提供装置の識別情報である。サービス開始時刻情報は、連携サービスを開始した時刻を示す時刻情報である。情報提供回数は、当該連携サービス中におけるプレゼンス情報の取得回数を示す情報である。最新提供時刻情報は、最後に受信したプレゼンス情報の受信時刻を示す時刻情報である。
次に、連携サービス提供装置3及び連携サービス提供装置4は、同様の構成であるため、連携サービス提供装置3を代表としてその内部構成について図面を用いて説明する。
図3は、連携サービス提供装置3の構成を示すブロック図である。
連携サービス提供装置3は、IMS(IP Multimedia Subsystem)対応部31と、Web対応部32と、サービス管理制御部33と、シナリオサーバ34と、サービスバス35と、プレゼンスシステム状況判定部36と、ユーザコンテキスト情報DB37と、プレゼンス情報DB38とを備える連携サービスを提供するサーバ装置である。
連携サービス提供装置3のWeb対応部32は、情報ネットワーク2を介してWebAS21、WebAS22と通信する。また、Web対応部32は、WebAS21又はWebAS22から受信したプレゼンス情報利用要求信号を、サービス管理制御部33に出力する。また、Web対応部32は、シナリオサーバ34と、連携サービス提供装置3の他の機能部と、情報ネットワーク2との間のデータ変換及びプロトコル変換を実行する。
IMS対応部31は、通信ネットワーク1を介して端末11と通信する。また、IMS対応部31は、プレゼンス情報利用要求信号に対する応答情報を端末11から受信し、サービス管理制御部33に出力する。また、IMS対応部31は、連携サービス提供装置3と通信ネットワーク1との間のデータ変換及びプロトコル変換を実行する。
ユーザコンテキスト情報DB37は、サービスを利用するユーザごとに認証情報を含むコンテキスト情報を記憶する。認証情報とは、WebAS21及びWebAS22の識別情報とそのパスワード、及び、ユーザのアカウント情報とそのパスワードとを含む認証情報である。また、コンテキスト情報は、ユーザの状態や状況を表す情報であり、例えば、端末11を所有するユーザの嗜好情報や、ユーザのおかれている、気温、湿度、照度などの環境状況や、ユーザの体温、脈拍、血圧などのユーザの身体状況情報などがある。
プレゼンス情報DB38は、通信ネットワーク1から受信するプレゼンス情報を記憶する。プレゼンス情報とは、例えば、ユーザの在席状況を示す情報である。
サービス管理制御部33は、認証処理を行う。
ここで、認証処理として、サービス管理制御部33は、情報連携サービス利用要求に含まれているWebAS21又はWebAS22の認証情報が、プレゼンス情報DB38に記憶されている登録認証情報と一致するか否かを判定することにより認証処理を実行する。
例えば、WebAS21が送信するプレゼンス情報利用要求信号には、ユーザのアカウント情報とそのパスワード、及び、WebAS21の識別情報とそのパスワードが、認証情報として含まれているとする。
サービス管理制御部33は、受信したプレゼンス情報利用要求信号の識別情報と、ユーザコンテキスト情報DB37が記憶する登録認証情報とが一致した場合に、ユーザ認証ができたものとして判定し、それ以外の場合、ユーザ認証ができなかったものとして判定する。
また、サービス管理制御部33は、通信ネットワーク1から受信するプレゼンス情報に基づき、プレゼンスシステム状況判定部36を介して、プレゼンス情報共有DB5に上述したプレゼンス情報利用状況情報を書き込むことにより、プレゼンス情報の利用記録を保存する。
また、サービス管理制御部33は、上記の他に、サービスの利用などに対する課金処理や、ポリシ管理処理や、ユーザ管理処理や、パートナー管理処理などの処理を行ってもよい。
シナリオサーバ34は、その内部にシナリオ実行部とシナリオ記憶部とを有する。
シナリオ記憶部には、処理の実行手順が記述されているシナリオがシナリオファイルとして記憶されている。
またシナリオ実行部は、連携サービス提供装置3が受信したサービス利用要求信号に対応するシナリオファイルをシナリオ記憶部から読み出し、読み出したシナリオファイルに基づき、処理を実行する。
なお、シナリオサーバ34のシナリオ実行部は、サービス管理制御部33による認証処理として、ユーザ認証ができた場合のみ、処理を実行する。また、シナリオサーバ34は、サービス管理制御部33による認証処理として、ユーザ認証ができなかった場合には、例えば、認証エラーの情報をプレゼンス情報利用要求信号の送信元に送信する。
また、サービス管理制御部33においてユーザ認証されたのち、連携サービス提供装置3において実行される処理動作は、シナリオサーバ34におけるシナリオに基づく処理とする。
なお、上述したシナリオは、IMS対応部31が記憶しており、IMS対応部31によって実行されることとしてもよい。
サービスバス35は、WebAS21、WebAS22、シナリオサーバ34、及び、Web対応部32との間で情報を中継する。
プレゼンスシステム状況判定部36は、プレゼンス情報共有DB5に接続する。プレゼンスシステム状況判定部36は、他の連携サービス提供装置、ここでは、連携サービス提供装置4が、プレゼンス情報利用要求信号に対応するプレゼンス情報を利用中であるか否かの判定を行う。
この判定は、プレゼンスシステム状況判定部36が、プレゼンス情報利用要求信号に含まれるプレゼンス情報源端末IDをプレゼンス情報共有DB5から検索し、プレゼンス情報源端末IDがプレゼンス情報共有DB5に記憶されているか否かによって判定する。
ここで、プレゼンスシステム状況判定部36は、他の連携サービス提供装置である連携サービス提供装置4が既にプレゼンス情報の利用中でないと判定すると、プレゼンス情報利用要求信号のプレゼンス情報取得対象を識別するプレゼンス情報源端末IDに対応する端末にプレゼンス情報送信要求信号を出力する。
また、プレゼンスシステム状況判定部36は、他の連携サービス提供装置である連携サービス提供装置4が既にプレゼンス情報の利用中であると判定すると、連携サービス提供装置4に受信したプレゼンス情報利用要求信号を送信する。したがって、連携サービス提供装置3が受信したプレゼンス利用要求信号に対応する連携サービスは、連携サービス提供装置4が行うこととなる。
次に、本発明の一実施形態による負荷分散システム100の動作について説明する。
図4は、本実施形態による負荷分散システム100の処理動作のフローを示す図である。本実施形態における図4の処理動作は、WebAS21が連携サービス提供装置3を介して端末11のプレゼンス情報を利用中に、WebAS22が連携サービス提供装置4を介して端末11のプレゼンス情報を利用する場合の処理動作である。
また、図4は、例として、Common Notify方式を用いた動作処理例である。
なお、プレゼンス情報利用要求信号に基づく処理は、連携サービス提供装置3、4が、プレゼンス情報利用終了要求信号が入力されるまで継続して、端末11におけるプレゼンス変化ごとにプレゼンス情報の送信を行う。
また、本実施形態の動作例においては、プレゼンス情報利用要求信号を送信するWebAS21及びWebAS22のユーザ認証はいずれもユーザ認証されたこととして説明する。
APL211は、プレゼンス情報取得対象である端末11の識別情報を含むプレゼンス情報要求信号として、メッセージ「subscribePresence」を連携サービス提供装置3に出力する(ステップS20)。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、プレゼンス情報要求信号を受信すると、上述したように、認証処理を行う。ここでは、ユーザ認証できた場合となるため、連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、Web対応部32、及び、サービスバス35を介して、シナリオサーバ34にプレゼンス情報利用要求信号を出力する。
連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、プレゼンス情報利用要求信号に対応するシナリオに基づき、プレゼンス情報利用要求信号に応じた処理を連携サービス提供装置3の各部に実行させる。以下における連携サービス提供装置3の処理は、シナリオサーバ34のシナリオに基づいて行われる。また、本実施形態の動作例においては、シナリオサーバ34と、サービス管理制御部33との間の通信は、Web対応部32、及び、サービスバス35を介して行うものとして説明する。
連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、サービス管理制御部33を介してプレゼンスシステム状況判定部36に対し、プレゼンス情報の利用状況判定の実行要求信号を出力する。連携サービス提供装置3のプレゼンスシステム状況判定部36は、入力された実行要求信号に含まれるプレゼンス情報源端末IDである端末11の識別情報に基づき、プレゼンス情報共有DB5を参照、すなわちプレゼンス情報共有DB5を検索する(ステップS21)。
連携サービス提供装置3のここでは、プレゼンスシステム状況判定部36は、端末11に対するプレゼンス情報が利用中ではないと判定するため、判定結果をサービス管理制御部33を介してシナリオサーバ34に出力する。
連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、端末11に対するプレゼンス情報が利用中ではないという判定結果に基づき、プレゼンス情報要求信号の受信通知の送信要求信号をサービス管理制御部33に出力する。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、シナリオサーバ34から入力される受信通知の送信要求信号に基づき、プレゼンス情報要求信号を受信したことを示すメッセージ「notifySubscription」をAPL211に送信する(ステップS22)。
WebAS21において、APL211は、ステップS22において受信したメッセージ「notifySubscription」に対応して、プレゼンス情報の受信待機状態であることを示すメッセージ「startPresenceNotification」を連携サービス提供装置3に送信する(ステップS23)。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、APL211からメッセージ「startPresenceNotification」を受信すると、プレゼンス情報を要求するメッセージ「SUBSCRIBE」を端末11に送信する(ステップS24)。
ここで、連携サービス提供装置3のIMS対応部31が、メッセージ「subscribePresence」をSIP(Session Initiation Protocol)メッセージ「SUBSCRIBE」に変換している。なお、以下の説明では、IMS対応部31が、情報ネットワーク2に接続するWebAS21、WebAS22から受信するメッセージに基づき、端末11に送信するメッセージを予め所定のメッセージ変換方法により、変換していることとする。
通信ネットワーク1に接続する端末11は、受信したプレゼンス情報を要求するメッセージ「SUBSCRIBE」に対応して端末11が内部の記憶領域に記憶するプレゼンス情報を読み出し、読み出したプレゼンス情報を含むメッセージ「NOTIFY」を連携サービス提供装置3に送信する(ステップS25)。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、IMS対応部31を介してメッセージ「NOTIFY」を受信し、メッセージ「NOTIFY」の受信通知をシナリオサーバ34に出力する。連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、サービス管理制御部33に、プレゼンス情報送信要求信号と、プレゼンス情報記憶要求信号とを出力する。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、プレゼンス情報送信要求信号に基づき、受信したメッセージ「NOTIFY」のプレゼンス情報を含むメッセージ「statusChanged」をWeb対応部32、及び、サービスバス35を介してAPL211に送信する(ステップS26)。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、プレゼンス情報記憶要求信号に基づき、受信したメッセージ「NOTIFY」のプレゼンス情報をプレゼンス情報DB38に書き込む。また、連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、プレゼンスシステム状況判定部36を介して、プレゼンス情報共有DB5にプレゼンス情報利用状況情報を書き込むことにより、プレゼンス情報の利用記録を保存する(ステップS27)。
以上、ステップS20〜S27の動作処理により、APL211は端末11のプレゼンス情報の利用状態、すなわち、端末11のプレゼンスが変化するごとに、連携サービス提供装置3を介してAPL211がプレゼンス情報を受信する状態となる。
次に、ステップS28〜S34を参照して、APL211のプレゼンス情報利用開始後、WebAS22のAPL221が端末11のプレゼンス情報要求信号を連携サービス提供装置4に送信する場合について説明する。
WebAS22のAPL221は、プレゼンス情報取得対象である端末11の識別情報を含むプレゼンス情報要求信号として、メッセージ「subscribePresence」を連携サービス提供装置4に出力する(ステップS28)。
連携サービス提供装置4のサービス管理制御部33は、プレゼンス情報要求信号を受信すると、上述したように、認証処理を行う。ここでは、ユーザ認証できた場合となるため、連携サービス提供装置4のサービス管理制御部33は、シナリオサーバ34にプレゼンス情報利用要求信号を出力する。
連携サービス提供装置4のシナリオサーバ34は、サービス管理制御部33を介してプレゼンスシステム状況判定部36に対し、プレゼンス情報の利用状況判定の実行要求信号を出力する。連携サービス提供装置4のプレゼンスシステム状況判定部36は、入力された実行要求信号に含まれるプレゼンス情報源端末IDである端末11の識別情報に基づき、プレゼンス情報共有DB5を参照、すなわちプレゼンス情報共有DB5を検索する(ステップS29)。
ここでは、連携サービス提供装置4のプレゼンスシステム状況判定部36は、端末11に対するプレゼンス情報が連携サービス提供装置3によって利用中であると判定するため、端末11のプレゼンス情報利用状況情報を含む判定結果をサービス管理制御部33を介してシナリオサーバ34に出力する。
連携サービス提供装置4のシナリオサーバ34は、端末11に対するプレゼンス情報が利用中であるという判定結果に基づき、入力された端末11のプレゼンス情報利用状況情報から、連携サービス提供装置識別情報を抽出する。連携サービス提供装置4のシナリオサーバ34は、抽出した連携サービス提供装置識別情報に対応する連携サービス提供装置3に対し、APL221からのプレゼンス情報要求信号を含む、プレゼンス情報提供集約要求信号の送信命令信号をサービス管理制御部33に出力する。
連携サービス提供装置4のサービス管理制御部33は、入力された送信命令信号に基づき、プレゼンス情報提供集約要求信号を連携サービス提供装置3に送信する(ステップS30)。
連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、他の連携サービス提供装置である連携サービス提供装置4からプレゼンス情報提供集約要求信号を受信する。
連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、プレゼンス情報提供集約要求信号に基づき、APL221を宛先とするプレゼンス情報要求信号の受信通知の送信要求信号をサービス管理制御部33に出力する。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、シナリオサーバ34から入力される受信通知の送信要求信号に基づき、プレゼンス情報要求信号を受信したことを示すメッセージ「notifySubscription」をAPL221に送信する(ステップS31)。
WebAS22において、APL221は、ステップS31において受信したメッセージ「notifySubscription」に対応して、プレゼンス情報の受信待機状態であることを示すメッセージ「startPresenceNotification」を連携サービス提供装置3に送信する(ステップS32)。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、APL221からメッセージ「startPresenceNotification」を受信すると、端末11に対応するプレゼンス情報をプレゼンス情報共有DB5から読み出す(ステップS33)。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、端末11のプレゼンス情報の読出通知をシナリオサーバ34に出力する。連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、サービス管理制御部33に、プレゼンス情報送信要求信号を出力する。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、プレゼンス情報送信要求信号に基づき、読み出した端末11のプレゼンス情報を含むメッセージ「statusChanged」をWeb対応部32、及び、サービスバス35を介してAPL221に送信する(ステップS34)。
以上、ステップS28〜S34により、WebAS22のAPL221は、端末11のステータス情報の利用状態、すなわち、端末11のプレゼンスが変化するごとに、連携サービス提供装置3を介してAPL221がプレゼンス情報を受信する状態となる。
次に、上述したステップS20〜S34により、端末11のプレゼンス情報を、WebAS21のAPL211と、WebAS22のAPL221とが利用状態となった場合において、以下のステップS35〜S39を参照して、端末11のプレゼンスが変化した場合の処理について説明する。
なお、端末11は、プレゼンス情報要求信号に対する終了信号が入力されるまで、プレゼンス情報要求信号に基づき、プレゼンスの変化に応じて、プレゼンスが変化したことを示すプレゼンス情報を含むメッセージ「NOTIFY」をプレゼンス情報要求信号の送信元である連携サービス提供装置3に送信する。
端末11において、端末11が予め備えるプレゼンスの変化を検出するプレゼンス変化検出手段により、プレゼンスの変化を検出し、端末11の内部の記憶領域に記憶する(ステップS35)。端末11は、端末11の内部の記憶領域に記憶するプレゼンス情報を読み出し、読み出したプレゼンス情報を含むメッセージ「NOTIFY」を連携サービス提供装置3に送信する(ステップS36)。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、IMS対応部31を介してメッセージ「NOTIFY」を受信し、メッセージ「NOTIFY」の受信通知をシナリオサーバ34に出力する。連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、サービス管理制御部33に、プレゼンス情報送信要求信号と、プレゼンス情報記憶要求信号とを出力する。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、プレゼンス情報送信要求信号に基づき、受信したメッセージ「NOTIFY」のプレゼンス情報を含むメッセージ「statusChanged」をWeb対応部32、及び、サービスバス35を介して現在端末11のプレゼンス情報を利用中である、WebAS21のAPL211と、WebAS22のAPL221とに送信する(ステップS37、ステップS38)。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、プレゼンス情報記憶要求信号に基づき、受信したメッセージ「NOTIFY」のプレゼンス情報をプレゼンス情報DB38に書き込む。また、連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、プレゼンスシステム状況判定部36を介して、プレゼンス情報共有DB5にプレゼンス情報利用状況情報を書き込むことにより、プレゼンス情報の利用記録を保存する(ステップS39)。
上述したステップS35〜S39の処理は、APL211、又は、APL221からプレゼンス情報要求信号に対する終了信号が連携サービス提供装置3に入力されるまで、端末11のプレゼンスが変化するごとに行われるプレゼンス情報の提供にかかる処理である。
次に、ステップS40〜S49を参照して、APL211及びAPL221から、プレゼンス情報要求信号に対する終了信号が連携サービス提供装置3に入力される際の動作例を説明する。
APL211は、端末11のプレゼンス情報利用の終了信号であるメッセージ「endPresenceNotification」を連携サービス提供装置3に送信する。なお、メッセージ「endPresenceNotification」には、端末11の識別情報が含まれる(ステップS40)。
連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、サービス管理制御部33を介してAPL211から端末11のプレゼンス情報利用の終了信号を受信すると、プレゼンスシステム状況判定部36にプレゼンス情報共有DB5から端末11のプレゼンス情報利用状況情報の読み出し要求を出力する。連携サービス提供装置3のプレゼンスシステム状況判定部36は、プレゼンス情報共有DB5から端末11の識別情報を検索キーとして、プレゼンス情報利用状況情報を読み出し、シナリオサーバ34に出力する(ステップS41)。
ここで、プレゼンス情報利用の終了信号の送信元であるAPL211の他に、APL221がプレゼンス情報利用中であるため、連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、端末11にプレゼンス情報利用の終了信号を送信せず、プレゼンスシステム状況判定部36に、プレゼンス情報源端末IDである端末11の識別情報と、要求ユーザ識別情報であるAPL211の識別情報とを含む書き込みデータ削除命令信号を出力する。
連携サービス提供装置3のプレゼンスシステム状況判定部36は、書き込みデータ削除命令信号に基づき、プレゼンス情報共有DB5から、APL211の端末11に対するプレゼンス情報利用状況情報を消去する(ステップS42)。
連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、終了処理が行われたことを通知するメッセージ「endStrbscrintionNotification」をAPL211に送信する(ステップS43)。
次に、WebAS22のAPL221から、プレゼンス情報利用の終了信号が連携サービス提供装置3に送信された場合について説明する。
APL221は、端末11の識別情報を含むプレゼンス情報利用の終了信号であるメッセージ「endPresenceNotification」を連携サービス提供装置3に送信する(ステップS44)。
連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、サービス管理制御部33を介してAPL221から端末11のプレゼンス情報利用の終了信号を受信すると、プレゼンスシステム状況判定部36にプレゼンス情報共有DB5から端末11のプレゼンス情報利用状況情報の読み出し要求を出力する。連携サービス提供装置3のプレゼンスシステム状況判定部36は、プレゼンス情報共有DB5から端末11の識別情報を検索キーとして、プレゼンス情報利用状況情報を読み出し、シナリオサーバ34に出力する(ステップS45)。
ここで、プレゼンス情報利用の終了信号の送信元であるAPL221のみが、プレゼンス情報利用中であるため、連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、端末11にプレゼンス情報利用の終了信号の送信命令信号をサービス管理制御部33に出力する。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、終了信号の送信命令信号に基づき、利用終了の要求としてメッセージ「SUBSCRIBE」を端末11に送信する(ステップS46)。
端末11は、受信した利用終了の要求のメッセージ「SUBSCRIBE」の応答として、プレゼンス情報の利用終了を通知するメッセージ「NOTIFY」を連携サービス提供装置3に送信する(ステップS47)。
連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、端末11から利用終了の通知を受信すると、プレゼンスシステム状況判定部36に、プレゼンス情報源端末IDである端末11の識別情報と、要求ユーザ識別情報であるAPL221の識別情報とを含む書き込みデータ削除命令信号を出力する。
連携サービス提供装置3のプレゼンスシステム状況判定部36は、書き込みデータ削除命令信号に基づき、プレゼンス情報共有DB5から、APL221の端末11に対するプレゼンス情報利用状況情報を消去する(ステップS48)。
連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、終了処理が行われたことを通知するメッセージ「endStrbscrintionNotification」をAPL221に送信する(ステップS49)。
なお、上述したステップS20〜S49は、動作例として、連携サービス提供装置3と連携サービス提供装置4との2つの装置がある場合を記述したが3以上の場合も同様に負荷分散が可能でトラヒックの削減が可能である。
また、本実施形態においては、Common Notify方式を用いる場合を例に説明したが、これに限られない。
また、ユーザコンテキスト情報DB37にプレゼンス情報DB38が縮退されている、すなわち、ユーザコンテキスト情報DB37にプレゼンス情報DB38が含まれている構成としてもよい。
また、ステップS33において、プレゼンス情報をプレゼンス情報共有DB5から読み出すこととしたが、連携サービス提供装置3のプレゼンス情報DB38から読み出すこととしてもよい。
図5は、本実施形態による、矢印によって情報の流れを示した概念図である。ここで、図5における矢印は、情報ネットワーク2に接続するWebAS21及びWebAS22が通信ネットワーク1に接続する端末11のプレゼンス情報利用要求信号を送信する場合における情報の流れを概念図として示している。
上述した実施形態によれば、複数の連携サービス提供装置を有する負荷分散システム100において、プレゼンス情報の情報利用状況情報をプレゼンス情報共有DB5に記憶させるプレゼンス情報共有DB5を設けることとなる。
これにより、プレゼンス情報利用状況情報を共有し、図5に示すように、APL211とAPL221との二つのウェブサービス提供システムが有するアプリケーションに対するプレゼンス情報の送信を連携サービス提供装置3が集約して行うことが可能となる。
したがって、本実施形態によれば、プレゼンス変化ごとに発生する通信ネットワーク1に流れるプレゼンス情報のトラヒックが半減するという効果がある。
また、本実施形態によれば、サーバリソースを削減することが可能となるという効果がある。
ここでは、2つのアプリケーションを例に説明したが、これに限られず、3以上のアプリケーション等が同時に同一端末のプレゼンス情報の要求を行う場合には、通信ネットワーク1におけるトラヒックの従来のトラヒックに対する削減率がさらに上がることとなる。
なお、本発明に記載の端末装置が有する情報は、プレゼンス情報に対応し、本発明に記載の情報利用状況情報は、プレゼンス情報利用状況情報に対応し、本発明に記載の情報利用要求信号は、プレゼンス情報要求信号に対応し、本発明に記載の情報送信集約要求信号は、プレゼンス情報提供集約要求信号に対応し、本発明に記載の第1のウェブサービス提供装置は、WebAS21に対応し、本発明に記載の第2のウェブサービス提供装置は、WebAS22に対応し、本発明に記載の情報利用要求信号に対する情報利用終了要求信号は、プレゼンス情報利用の終了信号に対応する。
なお、上述の連携サービス提供装置3、連携サービス提供装置4は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、連携サービス提供装置3、及び、連携サービス提供装置4のIMS対応部31、Web対応部32、サービス管理制御部33、シナリオサーバ34、サービスバス35、プレゼンスシステム状況判定部36、ユーザコンテキスト情報DB37、プレゼンス情報DB38の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、CPU及び各種メモリやOS、周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、図4に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、また、図3に示す連携サービス提供装置3の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、プレゼンス情報を1つの連携サービス提供装置が集約することによりトラヒックを削減する処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明により、ユビキタスサービスに要するプレゼンス情報の通信にかかるトラヒックが削減できるので、低コストでのユビキタスサービスの発展が推進され、通信ネットワーク産業及び情報ネットワークのいずれの産業の発展促進に対しても役にたつ。
本発明の一実施形態による負荷分散システム100システムの全体構成を示すブロック図である。 同実施形態におけるプレゼンス情報共有DB5のデータ構成例を示す図である。 同実施形態による連携サービス提供装置3の内部構成を示すブロック図である。 同実施形態による負荷分散システム100の動作フローを示す図である。 同実施形態における負荷分散システム100のデータの流れを示す概念図である。 従来のシステムのデータの流れを示す概念図である。 従来のシステムの動作フローを示す図である。
符号の説明
1 通信ネットワーク
2 情報ネットワーク
3、4 連携サービス提供装置
5 プレゼンス情報共有DB(情報共有記憶装置)
11 端末(端末装置)
21、22 WebAS(ウェブサービス提供装置)
211、221 APL
100 負荷分散システム
31 IMS対応部(情報送信要求信号送信手段)
32 Web対応部(情報利用要求信号受信手段、情報送信手段)
33 サービス管理制御部(集約要求信号送信手段)
34 シナリオサーバ
35 サービスバス
36 プレゼンスシステム状況判定部(状況判定手段、情報利用状況情報書込手段、情報利用状況情報削除手段)
37 ユーザコンテキスト情報DB
38 プレゼンス情報DB

Claims (7)

  1. 通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続し、情報を提供する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置とを備えた負荷分散システムであって、
    前記端末装置が有する情報の情報利用状況情報を記憶する情報共有記憶装置を備え、
    前記連携サービス提供装置は、
    情報利用対象端末装置の識別情報を含む情報利用要求信号を受信する情報利用要求信号受信手段と、
    前記情報利用要求信号受信手段が受信する前記情報利用要求信号の前記情報利用対象端末装置の識別情報に基づき、前記情報共有記憶装置から前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を読み出し、前記情報利用対象端末装置の情報が他の連携サービス提供装置によって利用中であるか否かを判定する状況判定手段と、
    前記状況判定手段が前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中ではないと判定した場合、前記情報利用対象端末装置に情報送信要求信号を送信する情報送信要求信号送信手段と、
    前記情報利用対象端末装置から受信する情報を前記情報利用要求信号に対する応答として前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置に送信する情報送信手段と、
    前記状況判定手段が前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中であると判定した場合、前記情報利用要求信号を含む情報送信集約要求信号を当該他の連携サービス提供装置に送信して、情報利用対象端末装置の情報を前記ウェブサービス提供装置に送信させる集約要求信号送信手段と、
    前記情報利用要求信号に対応する情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置に書き込む情報利用状況情報書込手段と
    を備えることを特徴とする負荷分散システム。
  2. 前記連携サービス提供装置は、
    自装置が受信する第1の情報利用要求信号の送信元の第1のウェブサービス提供装置と、他の連携サービス提供装置から受信する情報送信集約要求信号に含まれる第2の情報利用要求信号の送信元である第2のウェブサービス提供装置とに、前記情報利用対象端末装置からの応答を送信する情報送信集約手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項1に記載に負荷分散システム。
  3. 前記連携サービス提供装置は、
    前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置から、当該情報利用要求信号に対する情報利用終了要求信号を受信すると、当該情報利用要求に対応する前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置から削除する情報利用状況情報削除手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の負荷分散システム。
  4. 通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置と、前記端末装置が有する情報の情報利用状況情報を記憶する情報共有記憶装置とを含む負荷分散システムにおける連携サービス提供装置であって、
    情報利用対象端末装置の識別情報を含む情報利用要求信号を受信する情報利用要求信号受信手段と、
    前記情報利用要求信号受信手段が受信する前記情報利用要求信号の前記情報利用対象端末装置の識別情報に基づき、前記情報共有記憶装置から前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を読み出し、前記情報利用対象端末装置の情報が他の連携サービス提供装置によって利用中であるか否かを判定する状況判定手段と、
    前記状況判定手段が前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中ではないと判定した場合、前記情報利用対象端末装置に情報送信要求信号を送信する情報送信要求信号送信手段と、
    前記情報利用対象端末装置から受信する情報を前記情報利用要求信号に対する応答として前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置に送信する情報送信手段と、
    前記状況判定手段が前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中であると判定した場合、前記情報利用要求信号を含む情報送信集約要求信号を当該他の連携サービス提供装置に送信して、情報利用対象端末装置の情報を前記ウェブサービス提供装置に送信させる集約要求信号送信手段と、
    前記情報利用要求信号に対応する情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置に書き込む情報利用状況情報書込手段と
    を備えることを特徴とする連携サービス提供装置。
  5. 通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置とを備えた負荷分散システムに用いられる情報共有記憶装置であって、
    前記連携サービス提供装置により、前記端末装置に対する情報利用状況情報として、当該端末装置の識別情報と、当該端末装置に対する情報利用要求信号の送信元の識別情報と、当該情報利用要求信号に対応するサービスを連携サービスとして実行する連携サービス提供装置の識別情報と対応付けて記憶され、
    前記情報利用要求信号に対する情報利用終了要求信号を受信する前記連携サービス提供装置によって、当該情報利用要求信号に対する情報利用状況情報が削除される
    ことを特徴とする情報共有記憶装置。
  6. 通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続し、情報を提供する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置と、前記端末装置の情報の情報利用状況情報を記憶する情報共有記憶装置とを備えた負荷分散システムにおける負荷分散方法であって、
    前記連携サービス提供装置が、
    情報利用対象端末装置の識別情報を含む情報利用要求信号を受信する情報利用要求信号受信ステップと、
    受信した前記情報利用要求信号の前記情報利用対象端末装置の識別情報に基づき、前記情報共有記憶装置から前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を読み出し、前記情報利用対象端末装置の情報が他の連携サービス提供装置によって利用中であるか否かを判定する状況判定ステップと、
    前記状況判定ステップにおいて、前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中ではないと判定した場合、前記情報利用対象端末装置に情報送信要求信号を送信し、前記情報利用対象端末装置から受信する情報を前記情報利用要求信号に対する応答として前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置に送信する情報送信ステップと、
    前記状況判定ステップにおいて、前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中であると判定した場合、前記情報利用要求信号を含む情報送信集約要求信号を当該他の連携サービス提供装置に送信して、情報利用対象端末装置の情報を前記ウェブサービス提供装置に送信させる集約要求信号送信ステップと、
    前記情報利用要求信号に対応する情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置に書き込む情報利用状況情報書込ステップと
    を含むことを特徴とする負荷分散方法。
  7. 通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続し、情報を提供する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置と、前記端末装置の情報の情報利用状況情報を記憶する情報共有記憶装置とを備えた負荷分散システムにおける前記連携サービス提供装置に用いられるコンピュータに、
    情報利用対象端末装置の識別情報を含む情報利用要求信号を受信する情報利用要求信号受信ステップと、
    受信した前記情報利用要求信号の前記情報利用対象端末装置の識別情報に基づき、前記情報共有記憶装置から前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を読み出し、前記情報利用対象端末装置の情報が他の連携サービス提供装置によって利用中であるか否かを判定する状況判定ステップと、
    前記状況判定ステップにおいて、前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中ではないと判定した場合、前記情報利用対象端末装置に情報送信要求信号を送信し、前記情報利用対象端末装置から受信する情報を前記情報利用要求信号に対する応答として前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置に送信する情報送信ステップと、
    前記状況判定ステップにおいて、前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中であると判定した場合、前記情報利用要求信号を含む情報送信集約要求信号を当該他の連携サービス提供装置に送信して、情報利用対象端末装置の情報を前記ウェブサービス提供装置に送信させる集約要求信号送信ステップと、
    前記情報利用要求信号に対応する情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置に書き込む情報利用状況情報書込ステップと
    を実行させることを特徴とする負荷分散プログラム。
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