JP2008217560A - 負荷分散システム、連携サービス提供装置、情報共有記憶装置、負荷分散方法、及び、負荷分散プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】負荷分散システム100は、端末11の情報の情報利用状況情報を記憶するプレゼンス情報共有DB5を備え、連携サービス提供装置3が、WebAS21から受信する情報利用要求信号に基づき、プレゼンス情報共有DB5から情報利用対象の端末11の情報の情報利用状況情報を読み出し、読み出した端末11の情報の情報利用状況情報に基づき、端末11から情報を受信し、受信した情報を情報利用要求信号に対する応答として情報利用要求信号の送信元のWebAS21に送信する処理、又は、情報利用要求信号を含む情報送信集約要求信号を連携サービス提供装置4に送信して、端末11の情報をWebAS21に送信させる処理のいずれの処理を行うかを判定する。
【選択図】図1
Description
ここで、図6における矢印は、情報ネットワーク2に接続するWebAS21及びWebAS22が通信ネットワーク1に接続する端末11のプレゼンス情報利用要求信号を送信する場合における情報の流れを概念図として示している。
APL211は、プレゼンス情報取得対象である端末11の識別情報を含むプレゼンス情報要求信号として、メッセージ「subscribePresence」をGW53に出力する(ステップS1)。GW53は、プレゼンス情報要求信号を受信すると、プレゼンス情報要求信号を受信したことを示すメッセージ「notifySubscription」をAPL211に送信する(ステップS2)。また、GW53は、プレゼンス情報を要求するメッセージ「SUBSCRIBE」を端末11に送信する(ステップS3)。
端末11は、受信したプレゼンス情報を要求するメッセージ「SUBSCRIBE」に対応して端末11が内部の記憶領域に記憶するプレゼンス情報を読み出し、読み出したプレゼンス情報を含むメッセージ「NOTIFY」をGW53に送信する(ステップS5)。
GW53は、受信したメッセージ「NOTIFY」に含まれるプレゼンス情報を含むメッセージ「statusChanged」をAPL211に送信する(ステップS6)。
端末11は、受信したプレゼンス情報を要求するメッセージ「SUBSCRIBE」に対応して端末11が内部の記憶領域に記憶するプレゼンス情報を読み出し、読み出したプレゼンス情報を含むメッセージ「NOTIFY」をGW54に送信する(ステップS11)。
GW54は、受信したメッセージ「NOTIFY」に含まれるプレゼンス情報を含むメッセージ「statusChanged」をAPL221に送信する(ステップS12)。
なお、端末11は、プレゼンス情報要求信号に対する終了信号が入力されるまで、プレゼンス情報要求信号に基づき、プレゼンスの変化に応じて、プレゼンスが変化したことを示すプレゼンス情報を含むメッセージ「NOTIFY」をプレゼンス情報要求信号の送信元であるGW54及びGW53に送信する。
GW53は、受信したメッセージ「NOTIFY」に含まれるプレゼンス情報を含むメッセージ「statusChanged」をAPL211に送信する(ステップS15)。
GW54は、受信したメッセージ「NOTIFY」に含まれるプレゼンス情報を含むメッセージ「statusChanged」をAPL221に送信する(ステップS17)。
マーカス・イソマキ(Markus Isomaki)、プレゼンストラヒックオプティマイゼーションテクニクス(Presence Traffic Optimization Techniques)、[online]、2006年10月、[平成19年2月22日検索]、インターネット<http://mice.cs.columbia.edu/getTechreport.php?techreportID=426>
これにより、負荷分散システムにおいて、同じ端末装置に対する複数の連携サービス提供装置を経由する複数の情報利用要求信号をいずれか1つの連携サービス提供装置が集約して複数の情報利用要求信号に対応する処理を行うこととなり、通信ネットワークを経由する端末装置の情報利用要求信号に対する応答が集約して処理する連携サービス提供装置のみとなるため、通信ネットワークにおける応答情報のトラヒックを削減することが可能となるという効果がある。
これにより、連携サービス提供装置が、他の連携サービス提供装置から受信する情報送信集約要求信号に基づき、自装置が集約して複数の情報利用要求信号に対応する処理を行うことが可能となるという効果がある。
これにより、情報共有記憶装置には、情報利用状況情報に対応するウェブサービス提供装置が情報を利用中である情報利用状況情報のみが記憶されることとなる効果がある。
図1は、本実施形態による負荷分散システム100を示す概略ブロック図である。負荷分散システム100は、端末11と、連携サービス提供装置3、4と、プレゼンス情報共有DB(Database)5と、通信ネットワーク1と、情報ネットワーク2と、WebAS(ウェブアプリケーションサーバ)21、22とを有する。
ユーザの位置は、例えば、端末11に予めGPS(Global Positioning System)装置を備えておき取得してもよいし、建物内であれば、各部屋の出入り口や、部屋そのものに通過通知装置を設け、端末11が通過通知装置付近を通過するごとに、通過通知装置によって通知される位置情報を端末11が取得し、取得した位置情報を最終通過位置として端末11が保持しておくことにより、ユーザの位置を特定するなどしてもよい。また、ユーザ入力によって位置を特定してもよい。
連携サービス提供装置3と、連携サービス提供装置4とが接続し、また、連携サービス提供装置3及び連携サービス提供装置4は、通信ネットワーク1と情報ネットワーク2とプレゼンス情報共有DB5とに接続する。
プレゼンス情報共有DB5は、プレゼンス情報源端末IDと、要求ユーザ識別情報と、連携サービス提供装置識別情報と、サービス開始時刻情報と、情報提供回数と、最新提供時刻情報と、プレゼンス情報とを対応付けたテーブルを、プレゼンス情報利用状況情報として記憶する。
図3は、連携サービス提供装置3の構成を示すブロック図である。
連携サービス提供装置3は、IMS(IP Multimedia Subsystem)対応部31と、Web対応部32と、サービス管理制御部33と、シナリオサーバ34と、サービスバス35と、プレゼンスシステム状況判定部36と、ユーザコンテキスト情報DB37と、プレゼンス情報DB38とを備える連携サービスを提供するサーバ装置である。
プレゼンス情報DB38は、通信ネットワーク1から受信するプレゼンス情報を記憶する。プレゼンス情報とは、例えば、ユーザの在席状況を示す情報である。
ここで、認証処理として、サービス管理制御部33は、情報連携サービス利用要求に含まれているWebAS21又はWebAS22の認証情報が、プレゼンス情報DB38に記憶されている登録認証情報と一致するか否かを判定することにより認証処理を実行する。
例えば、WebAS21が送信するプレゼンス情報利用要求信号には、ユーザのアカウント情報とそのパスワード、及び、WebAS21の識別情報とそのパスワードが、認証情報として含まれているとする。
また、サービス管理制御部33は、上記の他に、サービスの利用などに対する課金処理や、ポリシ管理処理や、ユーザ管理処理や、パートナー管理処理などの処理を行ってもよい。
シナリオ記憶部には、処理の実行手順が記述されているシナリオがシナリオファイルとして記憶されている。
またシナリオ実行部は、連携サービス提供装置3が受信したサービス利用要求信号に対応するシナリオファイルをシナリオ記憶部から読み出し、読み出したシナリオファイルに基づき、処理を実行する。
また、サービス管理制御部33においてユーザ認証されたのち、連携サービス提供装置3において実行される処理動作は、シナリオサーバ34におけるシナリオに基づく処理とする。
サービスバス35は、WebAS21、WebAS22、シナリオサーバ34、及び、Web対応部32との間で情報を中継する。
この判定は、プレゼンスシステム状況判定部36が、プレゼンス情報利用要求信号に含まれるプレゼンス情報源端末IDをプレゼンス情報共有DB5から検索し、プレゼンス情報源端末IDがプレゼンス情報共有DB5に記憶されているか否かによって判定する。
図4は、本実施形態による負荷分散システム100の処理動作のフローを示す図である。本実施形態における図4の処理動作は、WebAS21が連携サービス提供装置3を介して端末11のプレゼンス情報を利用中に、WebAS22が連携サービス提供装置4を介して端末11のプレゼンス情報を利用する場合の処理動作である。
なお、プレゼンス情報利用要求信号に基づく処理は、連携サービス提供装置3、4が、プレゼンス情報利用終了要求信号が入力されるまで継続して、端末11におけるプレゼンス変化ごとにプレゼンス情報の送信を行う。
また、本実施形態の動作例においては、プレゼンス情報利用要求信号を送信するWebAS21及びWebAS22のユーザ認証はいずれもユーザ認証されたこととして説明する。
連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、端末11に対するプレゼンス情報が利用中ではないという判定結果に基づき、プレゼンス情報要求信号の受信通知の送信要求信号をサービス管理制御部33に出力する。
ここで、連携サービス提供装置3のIMS対応部31が、メッセージ「subscribePresence」をSIP(Session Initiation Protocol)メッセージ「SUBSCRIBE」に変換している。なお、以下の説明では、IMS対応部31が、情報ネットワーク2に接続するWebAS21、WebAS22から受信するメッセージに基づき、端末11に送信するメッセージを予め所定のメッセージ変換方法により、変換していることとする。
以上、ステップS20〜S27の動作処理により、APL211は端末11のプレゼンス情報の利用状態、すなわち、端末11のプレゼンスが変化するごとに、連携サービス提供装置3を介してAPL211がプレゼンス情報を受信する状態となる。
WebAS22のAPL221は、プレゼンス情報取得対象である端末11の識別情報を含むプレゼンス情報要求信号として、メッセージ「subscribePresence」を連携サービス提供装置4に出力する(ステップS28)。
連携サービス提供装置3のシナリオサーバ34は、プレゼンス情報提供集約要求信号に基づき、APL221を宛先とするプレゼンス情報要求信号の受信通知の送信要求信号をサービス管理制御部33に出力する。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、シナリオサーバ34から入力される受信通知の送信要求信号に基づき、プレゼンス情報要求信号を受信したことを示すメッセージ「notifySubscription」をAPL221に送信する(ステップS31)。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、APL221からメッセージ「startPresenceNotification」を受信すると、端末11に対応するプレゼンス情報をプレゼンス情報共有DB5から読み出す(ステップS33)。
以上、ステップS28〜S34により、WebAS22のAPL221は、端末11のステータス情報の利用状態、すなわち、端末11のプレゼンスが変化するごとに、連携サービス提供装置3を介してAPL221がプレゼンス情報を受信する状態となる。
なお、端末11は、プレゼンス情報要求信号に対する終了信号が入力されるまで、プレゼンス情報要求信号に基づき、プレゼンスの変化に応じて、プレゼンスが変化したことを示すプレゼンス情報を含むメッセージ「NOTIFY」をプレゼンス情報要求信号の送信元である連携サービス提供装置3に送信する。
APL211は、端末11のプレゼンス情報利用の終了信号であるメッセージ「endPresenceNotification」を連携サービス提供装置3に送信する。なお、メッセージ「endPresenceNotification」には、端末11の識別情報が含まれる(ステップS40)。
連携サービス提供装置3のプレゼンスシステム状況判定部36は、書き込みデータ削除命令信号に基づき、プレゼンス情報共有DB5から、APL211の端末11に対するプレゼンス情報利用状況情報を消去する(ステップS42)。
APL221は、端末11の識別情報を含むプレゼンス情報利用の終了信号であるメッセージ「endPresenceNotification」を連携サービス提供装置3に送信する(ステップS44)。
連携サービス提供装置3のサービス管理制御部33は、終了信号の送信命令信号に基づき、利用終了の要求としてメッセージ「SUBSCRIBE」を端末11に送信する(ステップS46)。
連携サービス提供装置3のプレゼンスシステム状況判定部36は、書き込みデータ削除命令信号に基づき、プレゼンス情報共有DB5から、APL221の端末11に対するプレゼンス情報利用状況情報を消去する(ステップS48)。
また、本実施形態においては、Common Notify方式を用いる場合を例に説明したが、これに限られない。
また、ステップS33において、プレゼンス情報をプレゼンス情報共有DB5から読み出すこととしたが、連携サービス提供装置3のプレゼンス情報DB38から読み出すこととしてもよい。
上述した実施形態によれば、複数の連携サービス提供装置を有する負荷分散システム100において、プレゼンス情報の情報利用状況情報をプレゼンス情報共有DB5に記憶させるプレゼンス情報共有DB5を設けることとなる。
したがって、本実施形態によれば、プレゼンス変化ごとに発生する通信ネットワーク1に流れるプレゼンス情報のトラヒックが半減するという効果がある。
また、本実施形態によれば、サーバリソースを削減することが可能となるという効果がある。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
2 情報ネットワーク
3、4 連携サービス提供装置
5 プレゼンス情報共有DB(情報共有記憶装置)
11 端末(端末装置)
21、22 WebAS(ウェブサービス提供装置)
211、221 APL
100 負荷分散システム
31 IMS対応部(情報送信要求信号送信手段)
32 Web対応部(情報利用要求信号受信手段、情報送信手段)
33 サービス管理制御部(集約要求信号送信手段)
34 シナリオサーバ
35 サービスバス
36 プレゼンスシステム状況判定部(状況判定手段、情報利用状況情報書込手段、情報利用状況情報削除手段)
37 ユーザコンテキスト情報DB
38 プレゼンス情報DB
Claims (7)
- 通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続し、情報を提供する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置とを備えた負荷分散システムであって、
前記端末装置が有する情報の情報利用状況情報を記憶する情報共有記憶装置を備え、
前記連携サービス提供装置は、
情報利用対象端末装置の識別情報を含む情報利用要求信号を受信する情報利用要求信号受信手段と、
前記情報利用要求信号受信手段が受信する前記情報利用要求信号の前記情報利用対象端末装置の識別情報に基づき、前記情報共有記憶装置から前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を読み出し、前記情報利用対象端末装置の情報が他の連携サービス提供装置によって利用中であるか否かを判定する状況判定手段と、
前記状況判定手段が前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中ではないと判定した場合、前記情報利用対象端末装置に情報送信要求信号を送信する情報送信要求信号送信手段と、
前記情報利用対象端末装置から受信する情報を前記情報利用要求信号に対する応答として前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置に送信する情報送信手段と、
前記状況判定手段が前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中であると判定した場合、前記情報利用要求信号を含む情報送信集約要求信号を当該他の連携サービス提供装置に送信して、情報利用対象端末装置の情報を前記ウェブサービス提供装置に送信させる集約要求信号送信手段と、
前記情報利用要求信号に対応する情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置に書き込む情報利用状況情報書込手段と
を備えることを特徴とする負荷分散システム。 - 前記連携サービス提供装置は、
自装置が受信する第1の情報利用要求信号の送信元の第1のウェブサービス提供装置と、他の連携サービス提供装置から受信する情報送信集約要求信号に含まれる第2の情報利用要求信号の送信元である第2のウェブサービス提供装置とに、前記情報利用対象端末装置からの応答を送信する情報送信集約手段を
さらに備えることを特徴とする請求項1に記載に負荷分散システム。 - 前記連携サービス提供装置は、
前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置から、当該情報利用要求信号に対する情報利用終了要求信号を受信すると、当該情報利用要求に対応する前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置から削除する情報利用状況情報削除手段を
さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の負荷分散システム。 - 通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置と、前記端末装置が有する情報の情報利用状況情報を記憶する情報共有記憶装置とを含む負荷分散システムにおける連携サービス提供装置であって、
情報利用対象端末装置の識別情報を含む情報利用要求信号を受信する情報利用要求信号受信手段と、
前記情報利用要求信号受信手段が受信する前記情報利用要求信号の前記情報利用対象端末装置の識別情報に基づき、前記情報共有記憶装置から前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を読み出し、前記情報利用対象端末装置の情報が他の連携サービス提供装置によって利用中であるか否かを判定する状況判定手段と、
前記状況判定手段が前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中ではないと判定した場合、前記情報利用対象端末装置に情報送信要求信号を送信する情報送信要求信号送信手段と、
前記情報利用対象端末装置から受信する情報を前記情報利用要求信号に対する応答として前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置に送信する情報送信手段と、
前記状況判定手段が前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中であると判定した場合、前記情報利用要求信号を含む情報送信集約要求信号を当該他の連携サービス提供装置に送信して、情報利用対象端末装置の情報を前記ウェブサービス提供装置に送信させる集約要求信号送信手段と、
前記情報利用要求信号に対応する情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置に書き込む情報利用状況情報書込手段と
を備えることを特徴とする連携サービス提供装置。 - 通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置とを備えた負荷分散システムに用いられる情報共有記憶装置であって、
前記連携サービス提供装置により、前記端末装置に対する情報利用状況情報として、当該端末装置の識別情報と、当該端末装置に対する情報利用要求信号の送信元の識別情報と、当該情報利用要求信号に対応するサービスを連携サービスとして実行する連携サービス提供装置の識別情報と対応付けて記憶され、
前記情報利用要求信号に対する情報利用終了要求信号を受信する前記連携サービス提供装置によって、当該情報利用要求信号に対する情報利用状況情報が削除される
ことを特徴とする情報共有記憶装置。 - 通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続し、情報を提供する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置と、前記端末装置の情報の情報利用状況情報を記憶する情報共有記憶装置とを備えた負荷分散システムにおける負荷分散方法であって、
前記連携サービス提供装置が、
情報利用対象端末装置の識別情報を含む情報利用要求信号を受信する情報利用要求信号受信ステップと、
受信した前記情報利用要求信号の前記情報利用対象端末装置の識別情報に基づき、前記情報共有記憶装置から前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を読み出し、前記情報利用対象端末装置の情報が他の連携サービス提供装置によって利用中であるか否かを判定する状況判定ステップと、
前記状況判定ステップにおいて、前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中ではないと判定した場合、前記情報利用対象端末装置に情報送信要求信号を送信し、前記情報利用対象端末装置から受信する情報を前記情報利用要求信号に対する応答として前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置に送信する情報送信ステップと、
前記状況判定ステップにおいて、前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中であると判定した場合、前記情報利用要求信号を含む情報送信集約要求信号を当該他の連携サービス提供装置に送信して、情報利用対象端末装置の情報を前記ウェブサービス提供装置に送信させる集約要求信号送信ステップと、
前記情報利用要求信号に対応する情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置に書き込む情報利用状況情報書込ステップと
を含むことを特徴とする負荷分散方法。 - 通信ネットワークと、情報ネットワークと、通信ネットワークに接続し、情報を提供する端末装置と、情報ネットワークに接続するウェブサービス提供装置と、通信ネットワークと情報ネットワークとのサービスを連携する2以上の連携サービス提供装置と、前記端末装置の情報の情報利用状況情報を記憶する情報共有記憶装置とを備えた負荷分散システムにおける前記連携サービス提供装置に用いられるコンピュータに、
情報利用対象端末装置の識別情報を含む情報利用要求信号を受信する情報利用要求信号受信ステップと、
受信した前記情報利用要求信号の前記情報利用対象端末装置の識別情報に基づき、前記情報共有記憶装置から前記情報利用対象端末装置の情報利用状況情報を読み出し、前記情報利用対象端末装置の情報が他の連携サービス提供装置によって利用中であるか否かを判定する状況判定ステップと、
前記状況判定ステップにおいて、前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中ではないと判定した場合、前記情報利用対象端末装置に情報送信要求信号を送信し、前記情報利用対象端末装置から受信する情報を前記情報利用要求信号に対する応答として前記情報利用要求信号の送信元の前記ウェブサービス提供装置に送信する情報送信ステップと、
前記状況判定ステップにおいて、前記情報利用対象端末装置の情報が前記他の連携サービス提供装置によって利用中であると判定した場合、前記情報利用要求信号を含む情報送信集約要求信号を当該他の連携サービス提供装置に送信して、情報利用対象端末装置の情報を前記ウェブサービス提供装置に送信させる集約要求信号送信ステップと、
前記情報利用要求信号に対応する情報利用状況情報を前記情報共有記憶装置に書き込む情報利用状況情報書込ステップと
を実行させることを特徴とする負荷分散プログラム。
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