JP6748614B2 - 通信システムおよび通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、IP(Internet Protocol)電話等の電話番号を、URI(Uniform Resource Identifiers)に対応付けて名前解決を行うENUM(Telephone Number Mapping)の技術分野であり、ENUMサーバを含む通信システムおよび通信方法に関する。
従来、IP網において、通信事業者網の装置(SIP(Session Initiation Protocol)サーバ等)が、電話番号とURIとの対応付けを行う仕組みとしてENUMシステムが提案されている。ENUMシステムでは、通信事業者網に設置されたSIPサーバが、接続先となる端末(IP電話等)の電話番号についての接続先の情報(IPアドレスやドメイン名等)をENUMサーバに問い合わせる。そして、SIPサーバは、その応答で受け取った接続先の情報に基づいてルーチングを行う。なお、ENUMサーバは、キャッシュサーバと権威サーバとを含んでいる。本明細書では、これら2つのサーバを1つの筺体に備えるサーバのことをENUMサーバと呼称する。
ENUMサーバは、自社網が管理する電話番号毎に接続先情報をDB(データベース)で管理する。この接続先情報は、「電話番号」+「付加情報」から構成される。ここで付加情報は、「ドメイン(事業者ドメイン)」や「ネットワークルーチング番号」等からなる情報である。
SIPサーバは、着信先が他の通信事業者のIP網(他社網)である場合、接続先情報に示される他の通信事業者のIP網へSIP信号を転送する。なお、国内のIP相互接続に関しては、TTC(社団法人情報通信技術委員会)標準JJ−90.30、JJ−90.31に規定されている。
図6は、ENUMサーバを含む通信システムの従来例を示す図である。図6に示すように、IP電話の端末1(以下、単に端末1という)からの発呼時において、端末1は、SIPサーバ2aに呼接続を要求する(ステップS31)。そして、SIPサーバ2aは、自社網(自通信事業者のIP網)内のENUMサーバ3aに、着信先端末の電話番号を含む着信先情報に対応する接続先情報を問い合わせる(ステップS32)。そして、SIPサーバ2aからの接続要求に付された着信先情報が、自社網で管理する電話番号であった場合、ENUMサーバ3aは自らのDBを検索し(ステップS33)、対応する接続先情報を回答する。一方、接続要求に付された着信先情報が、他社網のENUMサーバ3bで管理する電話番号であった場合、ENUMサーバ3bに対して接続先情報を問い合わせ(ステップS34)、得られた情報を要求元に回答する。
しかし、他社網のENUMサーバ3bが故障した場合、着信先情報に対応する接続先情報を返答することができなくなる。ここで、ENUMサーバ3bの故障としては、例えば、激甚災害の発生などが想定される。なお、激甚災害地域において、輻輳が予測されるエリア内にあるすべての端末機の着信先番号を該当する接続先情報に各々対応付けたキャッシュを一括で先行して作成する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2016-163225号公報
従来技術では、激甚災害の発生などにより他社網のENUMサーバ3bが故障したとき、SIPサーバ間で呼接続できる可能性があるにも関わらず、当該他社網のユーザ全体への接続要求が呼損となるという問題があった。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、他IP網のENUMサーバが故障したときに発生する呼損を低減できる通信システムおよび通信方法を提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明にかかる通信システムは、着信先端末の電話番号を含む着信先情報に対応する接続先情報を記憶し、前記着信先情報に対応する接続先情報を要求する接続要求をSIPサーバから受け付けるENUMサーバと、メディアサーバと、を自IP網に備える通信システムであって、前記ENUMサーバが、記憶部と、所定のデータ保持期間を有するメモリ部と、前記着信先情報に対応する接続先情報を他IP網のENUMサーバから取得した場合、前記接続先情報の履歴を、前記記憶部と前記メモリ部とにそれぞれ書き込む接続先履歴書込部と、前記着信先情報に対応する接続先情報を他IP網のENUMサーバに問い合わせたときに応答が無い場合、前記着信先情報に対応する接続先情報を前記記憶部から検索する問合せ応答確認部と、前記他IP網のENUMサーバから応答が無い場合、前記着信先情報に対応する接続先情報の検索結果と、発信元端末への音声ガイダンスの送信を前記メディアサーバに実行させるガイダンス指示とを前記SIPサーバに送信する接続先情報送信部と、を備え、前記メディアサーバが、音声ガイダンスを保持する記憶部と、前記SIPサーバから前記発信元端末へのガイダンス指示を取得したときに前記音声ガイダンスを前記発信元端末に送信するガイダンス送信部と、前記接続先情報の検索結果を前記SIPサーバに送信する接続先情報送信部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる通信方法は、記憶部と所定のデータ保持期間を有するメモリ部とを備えるENUMサーバと、音声ガイダンスを保持する記憶部を備えるメディアサーバと、を自IP網に備える通信システムにおける通信方法であって、前記ENUMサーバによって、着信先端末の電話番号を含む着信先情報に対応する接続先情報を要求する接続要求を前記自IP網のSIPサーバから受け付ける接続要求取得ステップと、前記着信先情報に対応する接続先情報を、他IP網のENUMサーバから取得した場合、前記接続先情報の履歴を、前記記憶部と前記メモリ部とにそれぞれ書き込む接続先履歴書込ステップと、前記着信先情報に対応する接続先情報を他IP網のENUMサーバに問い合わせたときに応答が無い場合、前記着信先情報に対応する接続先情報を前記記憶部から検索する問合せ応答確認ステップと、前記他IP網のENUMサーバから応答が無い場合、前記着信先情報に対応する接続先情報の検索結果と、発信元端末への音声ガイダンスの送信を前記メディアサーバに実行させるガイダンス指示とを前記SIPサーバに送信する接続先情報送信ステップと、を含み、前記メディアサーバによって、前記SIPサーバから前記発信元端末へのガイダンス指示を取得したときに前記音声ガイダンスを前記発信元端末に送信するガイダンス送信ステップと、前記接続先情報の検索結果を前記SIPサーバに送信する接続先情報送信ステップと、を含む、ことを特徴とする。
かかる構成の通信システム、および、かかる手順の通信方法によれば、ENUMサーバが、他IP網のENUMサーバから取得した接続先情報の履歴を、メモリ部と記憶部とにそれぞれ書き込む(図2)。つまり、他IP網のENUMサーバの故障前に、自IP網のENUMサーバは、他IP網のENUMサーバで管理する接続先情報を取得すると、メモリ部(キャッシュ)に加えて記憶部(DB)にも保持する。そして、ENUMサーバは、他IP網のENUMサーバから応答が無い場合、自サーバの記憶部から接続先情報を検索し、その検索結果と発信元端末へのガイダンス指示とをSIPサーバに送信する。つまり、他IP網のENUMサーバが故障した後、自IP網のENUMサーバは、事前に記憶部(DB)に保持された接続先情報をSIPサーバに送信することができる。これにより、激甚災害の発生などにより他IP網のENUMサーバが故障したとしても、当該他IP網のユーザ全体への接続要求が呼損となることを防止し、呼損を低減することができる。加えて、他IP網のENUMサーバが故障した後、メディアサーバは、SIPサーバを介してENUMサーバから、発信元端末へのガイダンス指示を取得したときに音声ガイダンスを発信元端末に送信する。これにより、激甚災害の発生などの非常時対応で誤接になったときに予め発信元端末のユーザに対して、音声ガイダンスにより予告しておくことができる。
また、本発明にかかる通信システムは、前記問合せ応答確認部が、前記着信先情報に対応する接続先情報を前記記憶部から検索することに成功した場合、前記接続先情報を前記メモリ部に書き込むこととしてもよい。
かかる構成によれば、通信システムでは、他IP網のENUMサーバが故障した後、自IP網のENUMサーバは、記憶部(DB)から検索した接続先情報をメモリ部に書き込む。したがって、接続先情報をメモリ部から高速に読出してSIPサーバに送信することができる。また、これにより、当該着信先に対しては、所定のデータ保持期間内であれば、次回の接続要求に迅速に応答できるようになる。
また、本発明にかかる通信システムは、前記接続先履歴書込部が、前記接続先情報の履歴を、前記記憶部の接続先履歴テーブルと、前記メモリ部の接続先履歴キャッシュとにそれぞれ書き込み、前記問合せ応答確認部が、前記接続先履歴テーブルに前記着信先情報に対応する接続先情報が格納されていないかどうかを判定する接続先履歴検索部を備え、前記接続先情報送信部が、前記接続先履歴テーブルに前記着信先情報に対応する接続先情報が格納されていた場合、宛先を前記メディアサーバとして当該接続先情報と前記発信元端末へのガイダンス指示とを前記SIPサーバに送信することとしてもよい。
かかる構成によれば、通信システムでは、ENUMサーバの記憶部の接続先履歴テーブルに着信先情報に対応する接続先情報が格納されている場合、接続先情報と発信元端末へのガイダンス指示をメディアサーバに送信できる。したがって、激甚災害の発生などの非常時に、メディアサーバから音声ガイダンスで発信元端末のユーザに対して告知しながら呼接続を試みることができる。
また、本発明にかかる通信システムは、前記ENUMサーバにおいて、前記記憶部は、電話番号の番号帯別に接続先情報を格納した番号帯別接続先情報テーブルを記憶しており、前記問合せ応答確認部が、前記接続先履歴テーブルに前記着信先情報に対応する接続先情報が格納されていなかった場合、前記番号帯別接続先情報テーブルに前記着信先情報に対応する接続先情報が格納されていないかどうかを判定する番号帯別検索部を備え、前記接続先情報送信部が、前記番号帯別接続先情報テーブルに前記着信先情報に対応する接続先情報が格納されていた場合、宛先を前記メディアサーバとして当該接続先情報と前記発信元端末へのガイダンス指示とを前記SIPサーバに送信することとしてもよい。
かかる構成によれば、通信システムでは、ENUMサーバの記憶部の番号帯別接続先情報テーブルに着信先情報に対応する接続先情報が格納されている場合、接続先情報と発信元端末へのガイダンス指示をメディアサーバに送信できる。したがって、激甚災害の発生などの非常時に、メディアサーバから音声ガイダンスで発信元端末のユーザに対して告知しながら呼接続を試みることができる。
また、本発明にかかる通信システムは、前記接続先情報送信部が、前記番号帯別接続先情報テーブルに前記着信先情報に対応する接続先情報が格納されていなかった場合、宛先を前記メディアサーバとして、接続先情報の検索結果としての接続終了指示と前記発信元端末へのガイダンス指示とを前記SIPサーバに送信することとしてもよい。
かかる構成によれば、通信システムでは、激甚災害の発生などの非常時に、ENUMサーバからSIPサーバを介してメディアサーバに発信元端末へのガイダンス指示と接続終了指示を送信できる。これにより、メディアサーバから、非常時のために接続できないことを音声ガイダンスで発信元端末のユーザに対して告知してユーザの疑問や不安を緩和させてから接続終了を行うことができる。
また、本発明にかかる通信システムは、着信先端末の電話番号を含む着信先情報に対応する接続先情報を記憶し、前記着信先情報に対応する接続先情報を要求する接続要求をSIPサーバから受け付けるENUMサーバと、メディアサーバと、を自IP網に備える通信システムであって、前記ENUMサーバが、記憶部と、所定のデータ保持期間を有するメモリ部と、前記着信先情報に対応する接続先情報を他IP網のENUMサーバから取得した場合、前記接続先情報の履歴を、前記記憶部と前記メモリ部とにそれぞれ書き込む接続先履歴書込部と、前記着信先情報に対応する接続先情報を他IP網のENUMサーバに問い合わせたときに応答が無い場合、前記記憶部に書き込まれている前記接続先情報の履歴を前記メモリ部に書き込み、前記着信先情報に対応する接続先情報を前記メモリ部から検索する問合せ応答確認部と、前記他IP網のENUMサーバから応答が無い場合、前記着信先情報に対応する接続先情報の検索結果と、発信元端末への音声ガイダンスの送信を前記メディアサーバに実行させるガイダンス指示とを前記SIPサーバに送信する接続先情報送信部と、を備え、前記メディアサーバが、音声ガイダンスを保持する記憶部と、前記SIPサーバから前記発信元端末へのガイダンス指示を取得したときに前記音声ガイダンスを前記発信元端末に送信するガイダンス送信部と、前記接続先情報の検索結果を前記SIPサーバに送信する接続先情報送信部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる通信方法は、記憶部と所定のデータ保持期間を有するメモリ部とを備えるENUMサーバと、音声ガイダンスを保持する記憶部を備えるメディアサーバと、を自IP網に備える通信システムにおける通信方法であって、前記ENUMサーバによって、着信先端末の電話番号を含む着信先情報に対応する接続先情報を要求する接続要求を前記自IP網のSIPサーバから受け付ける接続要求取得ステップと、前記着信先情報に対応する接続先情報を、他IP網のENUMサーバから取得した場合、前記接続先情報の履歴を、前記記憶部と前記メモリ部とにそれぞれ書き込む接続先履歴書込ステップと、前記着信先情報に対応する接続先情報を他IP網のENUMサーバに問い合わせたときに応答が無い場合、前記記憶部に書き込まれている前記接続先情報の履歴を前記メモリ部に書き込み、前記着信先情報に対応する接続先情報を前記メモリ部から検索する問合せ応答確認ステップと、前記他IP網のENUMサーバから応答が無い場合、前記着信先情報に対応する接続先情報の検索結果と、発信元端末への音声ガイダンスの送信を前記メディアサーバに実行させるガイダンス指示とを前記SIPサーバに送信する接続先情報送信ステップと、を含み、前記メディアサーバによって、前記SIPサーバから前記発信元端末へのガイダンス指示を取得したときに前記音声ガイダンスを前記発信元端末に送信するガイダンス送信ステップと、前記接続先情報の検索結果を前記SIPサーバに送信する接続先情報送信ステップと、を含む、ことを特徴とする。
かかる構成の通信システム、および、かかる手順の通信方法によれば、ENUMサーバが、他IP網のENUMサーバから取得した接続先情報の履歴を、メモリ部と記憶部とにそれぞれ書き込む(図2)。そして、ENUMサーバは、他IP網のENUMサーバから応答が無い場合、記憶部に書き込まれている接続先情報の履歴をメモリ部に書き込んだ上で、メモリ部から接続先情報を検索し、その検索結果と発信元端末へのガイダンス指示とをSIPサーバに送信する。つまり、他IP網のENUMサーバが故障した後、自IP網のENUMサーバは、事前に記憶部(DB)に保持された接続先情報の履歴をメモリ部に書き込んでから、着信先情報に対応する接続先情報をメモリ部から迅速に検索してSIPサーバに送信することができる。これにより、激甚災害の発生などにより他IP網のENUMサーバが故障したとしても、当該他IP網のユーザ全体への接続要求が呼損となることを防止し、呼損を低減することができる。加えて、他IP網のENUMサーバが故障した後、メディアサーバは、SIPサーバを介してENUMサーバから、発信元端末へのガイダンス指示を取得したときに音声ガイダンスを発信元端末に送信する。これにより、激甚災害の発生などの非常時対応で誤接になったときに予め発信元端末のユーザに対して、音声ガイダンスにより予告しておくことができる。
本発明によれば、他IP網のENUMサーバが故障したときに発生する呼損を低減することができる。
本実施形態にかかるENUMサーバを含む通信システムの全体構成と処理の概要を示す図である。 本実施形態にかかるENUMサーバの構成例を示す機能ブロック図である。 本実施形態にかかる接続先情報テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態にかかる番号帯別接続先情報テーブルのデータ構成例を示す図である。 本実施形態にかかるメディアサーバの構成例を示す機能ブロック図である。 ENUMサーバを含む通信システムの従来例を示す図である。
以下、本発明の通信システムおよび通信方法について図面を参照して詳細に説明する。
[通信システムの構成]
図1に示すように、通信システムは、発信元端末1(以下、端末1)が発信した接続要求をSIPサーバ2から受け付けるENUMサーバ3と、メディアサーバ4と、を自社網(自IP網)に備えている。また、自社網は、SIPサーバ2を含んでいる。図示を省略したが、自社網はSIPサーバ2が収容する各端末1に関するサービス情報や認証情報などの加入者情報のDBを記憶するHSS(Home Subscriber Server)を備えている。
また、他社網(他IP網)は、例えば、SIPサーバ2bと、ENUMサーバ3bと、を含んでいる。ここで、符号の末尾の「b」は、他社網で管理していることを示している。例えば、SIPサーバ2bは、端末1bを収容する。なお、図1では、自社網や他社網に、SIPサーバ2,2bと、ENUMサーバ3,3bと、メディアサーバ4と、を1台ずつ示したが、台数は例示した1台に限定されるものではない。例えばSIPサーバは通信エリア毎に設けられる。
SIPサーバ2は、端末1から接続要求メッセージを受信すると、ENUMサーバ3に対し、着信先情報(着信先の端末1の電話番号等)に対応する接続先情報(URI等)を要求する接続先情報要求メッセージを送信する。そして、SIPサーバ2は、その応答で得た接続先情報に基づき、着信先となる端末1,1bとの間で呼接続を行う。なお、SIPサーバ自体は従来公知なので以下では特に説明しない。
[ENUMサーバの構成]
ENUMサーバ3は、IP網においてSIPサーバ2が呼接続を行うために必要な接続先情報に関する問い合わせに応答するものである。以下、ENUMサーバの構成例について図2を参照して説明する。図2に示すように、ENUMサーバ3は、通信部30と、制御部31と、記憶部32と、メモリ部33と、を備えている。
通信部30は、SIPサーバ2や他社網のENUMサーバ3b等との間で、情報の送受信を行う通信インタフェースにより構成される。通信部30は、外部の装置からメッセージ等を受信すると、そのメッセージ等を制御部31に引き渡す。また、通信部30は、制御部31内で生成されたメッセージ等を外部の装置に向けて送信する。
制御部31は、接続要求取得部310と、番号情報判定部311と、接続先情報検索部312と、接続先問合せ部313と、接続先履歴書込部314と、問合せ応答確認部315と、接続先情報送信部316と、を含んで構成されている。なお、制御部31は、例えば、記憶部32に格納されたプログラムをCPU(Central Processing Unit)がRAM(Random Access Memory)に展開し実行することにより実現される。
接続要求取得部310は、SIPサーバ2から通信部30を介して接続先情報要求メッセージを取得する。そして、接続要求取得部310は、取得した接続先情報要求メッセージを番号情報判定部311に出力する。
ここで、SIPサーバ2(図1参照)から送信される接続先情報要求メッセージについて説明する。SIPサーバ2は、着信先情報(着信先端末の電話番号等)に対応する接続先情報(URI等)を要求する接続先情報要求メッセージを次に示すENUMプロトコルのドメイン形式で生成し、ENUMサーバ3へ送信する。
具体的には、SIPサーバ2は、例えば、端末1から受信した接続要求メッセージに含まれる着信先の電話番号が例えば、0422−59−1234である場合、次の変換を行う。すなわち、SIPサーバ2は、まず、この電話番号のE.164番号(+81−422−59−1234)を逆順にして、ドットで区切り、さらに、「e164.arpa」を付けた形式に置き換える。これにより、着信先情報は、「4.3.2.1.9.5.2.2.4.1.8.e164.arpa」となる。SIPサーバ2は、この着信先情報をENUMサーバ3に送信する。
番号情報判定部311は、接続先情報要求メッセージに付された着信先情報を抽出する。
番号情報判定部311は、着信先情報から、着信先端末の電話番号(着信番号)が自社に割り当てられた電話番号帯の番号であるか否かを判定する。
なお、IP網において固定電話番号を通信事業者間で自由に持ち回れる番号ポータビリティの仕組みが検討されている。よって、ここで、自社に割り当てられた電話番号帯の番号とは、番号ポータビリティされている場合、つまり、電話番号を使用しているユーザが他事業者と契約している場合も含んでいる。
番号情報判定部311は、どの番号であってもメモリ部33内の接続先履歴キャッシュ330を参照し、その着信先情報に対応する接続先情報を検索する。着信先情報に対応する接続先情報が記憶されている場合には、その接続先情報を抽出し、接続先情報送信部316に応答処理の指示を出力する。
一方、番号情報判定部311は、接続先履歴キャッシュ330に接続先情報が無い場合、着信番号が自社に割り当てられた番号であれば、接続先情報検索部312に検索処理の指示を出力する。また、着信番号が他社に割り当てられた番号であれば、番号情報判定部311は、接続先問合せ部313に、問い合わせ処理の指示を出力する。
接続先情報検索部312は、着信先端末の電話番号が自社に割り当てられた電話番号帯の番号である場合、記憶部32内の接続先情報テーブル320を参照し、その着信先情報に対応する接続先情報を検索する。接続先情報検索部312は、接続先情報テーブル320に着信先情報に対応する接続先情報が記憶されている検索結果を得た場合、該当接続先情報を抽出し、接続先情報送信部316に応答処理の指示を出力する。
なお、接続先情報検索部312は、接続先情報テーブル320に着信先情報に対応する接続先情報が記憶されていない場合には、その旨の応答処理の指示を接続先情報送信部316に出力する。これにより、接続要求に対する応答を受けたSIPサーバは、他のENUMサーバに対してあらためて問い合わせることになる。
接続先問合せ部313は、番号情報判定部311から、問い合わせ処理の指示を受け取ると、その着信先情報に対応する接続先情報を要求する接続先情報問合せメッセージを生成する。このように、着信先端末の電話番号が他社に割り当てられた電話番号帯の番号である場合、接続先問合せ部313は、通信部30を介して、生成した接続先情報問合せメッセージを他社網のENUMサーバ3bに送信する。他社網のENUMサーバ3bからの応答に関しては、後記する問合せ応答確認部315で対応する。
接続先履歴書込部314は、接続先情報検索部312等で接続先情報を抽出したときに、その接続先情報の履歴を接続先履歴キャッシュ330に書き込むものである。
また、接続先履歴書込部314は、着信先情報に対応する接続先情報を、他IP網のENUMサーバ3bから取得した場合、接続先情報の履歴を記憶部32とメモリ部33とにそれぞれ書き込む。すなわち、接続先履歴書込部314は、他社網から受信する接続先情報問合せ応答メッセージに付された、接続先情報を抽出し、着信先情報に対応付けて記憶部32とメモリ部33とに記憶する。
より詳しくは、接続先履歴書込部314は、接続先情報の履歴を、記憶部32の接続先履歴テーブル321と、メモリ部33の接続先履歴キャッシュ330とにそれぞれ書き込む。また、接続先履歴書込部314は、接続先情報のメモリ部33と記憶部32とへの記憶を完了すると、接続先情報送信部316に応答処理の指示を出力する。
問合せ応答確認部315は、他社網から、着信先情報に対応する接続先情報が付された接続先情報問合せ応答メッセージを受信するものである。この問合せ応答確認部315は、着信先情報に対応する接続先情報を他IP網のENUMサーバ3bに問い合わせたときに応答が無い場合、着信先情報に対応する接続先情報を記憶部32から検索する。そして、問合せ応答確認部315は、着信先情報に対応する接続先情報を記憶部32から検索することに成功した場合、接続先情報をメモリ部33に書き込む。
本実施形態では、一例として、問合せ応答確認部315は、図2に示すように、問合せ成否判定部315aと、接続先履歴検索部315bと、番号帯別検索部315cと、を備えている。
問合せ成否判定部315aは、他社網のENUMサーバ3bから、所定時間以内に、着信先情報に対応する接続先情報を取得すると、問合せが成功したと判定する。この場合、他社網のENUMサーバ3bは正常に機能している。よって、このとき、接続先履歴書込部314は、取得した接続先情報を、記憶部32の接続先履歴テーブル321に書き込むと共に、メモリ部33の接続先履歴キャッシュ330に書き込む。そして、接続先情報送信部316は、接続先履歴キャッシュ330から読み出した接続先情報をSIPサーバ2に応答する。
一方、問合せ成否判定部315aは、他社網のENUMサーバ3bから、所定時間以内に、着信先情報に対応する接続先情報を取得できないと、問合せが失敗したと判定する。そして、問合せ成否判定部315aは、接続先履歴検索部315bに記憶部32内の検索処理の指示を出力する。
接続先履歴検索部315bは、記憶部32の接続先履歴テーブル321に着信先情報に対応する接続先情報が格納されていないかどうかを判定する。接続先履歴検索部315bは、接続先履歴テーブル321に接続先情報が記憶されている検索結果を得た場合、接続先履歴テーブル321から接続先情報を抽出し、接続先情報送信部316に応答処理の指示を出力する。
一方、接続先履歴検索部315bは、接続先履歴テーブル321に着信先情報に対応する接続先情報が記憶されていない場合、番号帯別検索部315cに記憶部32内のさらなる検索処理の指示を出力する。
番号帯別検索部315cは、接続先履歴テーブル321に着信先情報に対応する接続先情報が無い場合、番号帯別接続先情報テーブル322に着信先情報に対応する接続先情報が格納されていないかどうかを判定する。番号帯別検索部315cは、番号帯別接続先情報テーブル322に接続先情報が記憶されている検索結果を得た場合、該当する接続先情報を抽出し、接続先情報送信部316に応答処理の指示を出力する。
一方、番号帯別検索部315cは、番号帯別接続先情報テーブル322に着信先情報に対応する接続先情報が無い検索結果を得た場合、接続先情報送信部316に接続終了指示を含む応答処理の指示を出力する。
接続先情報送信部316は、接続先情報検索部312または問合せ応答確認部315から、応答処理の指示を受けると、メモリ部33を参照し、着信先情報に対応する接続先情報を付した接続先情報応答メッセージを生成する。なお、接続先情報送信部316がメモリ部33を参照するのは、接続先情報検索部312等が接続先情報を取得した際に当該接続先情報が接続先履歴キャッシュ330に書き込まれており、それを参照するためである。そして、接続先情報送信部316は、通信部30を介して、生成した接続先情報応答メッセージをSIPサーバ2に送信する。
接続先情報送信部316は、他IP網のENUMサーバ3bから応答が無い場合、着信先情報に対応する接続先情報の検索結果と、端末1への音声ガイダンスの送信をメディアサーバ4に実行させるガイダンス指示とをSIPサーバ2に送信する。なお、接続先情報の検索結果と、端末1へのガイダンス指示は、例えば、接続先情報応答メッセージのヘッダに格納される。
接続先情報送信部316は、記憶部32の接続先履歴テーブル321に着信先情報に対応する接続先情報が格納されていた場合、宛先をメディアサーバ4として当該接続先情報と、端末1へのガイダンス指示とをSIPサーバ2に送信する。
一方、接続先情報送信部316は、番号帯別接続先情報テーブル322に着信先情報に対応する接続先情報が格納されていた場合、宛先をメディアサーバ4として当該接続先情報と、端末1へのガイダンス指示とをSIPサーバ2に送信する。
なお、接続先情報送信部316は、番号帯別接続先情報テーブル322に着信先情報に対応する接続先情報が格納されていない場合、宛先をメディアサーバ4として、端末1へのガイダンス指示と接続終了指示とをSIPサーバ2に送信する。
記憶部32は、ハードディスクやフラッシュメモリ、RAM等により構成される。この記憶部32には、接続先情報テーブル320、接続先履歴テーブル321、および番号帯別接続先情報テーブル322等が記憶される。また、記憶部32には、制御部31の各機能を実行させるためのプログラムや、制御部31の処理に必要な情報が一時的に記憶される。
接続先情報テーブル320には、図3に示す例のように、着信先情報に対応付けて、接続先情報が記憶される。具体的には、着信先情報には、例えば、着信先の端末1の電話番号に基づき、E.164番号をENUMプロトコルのドメイン形式に変換した情報が記憶される。この着信先情報に対応付けて、接続先情報には、例えば、着信先の端末1のE.164番号と、接続先の通信事業者のドメイン名(area1.carrier_a)とを含むURIが記憶される。ここでは、ドメイン名のうち「carrier_a」で示されるドメインが、自社網の接続先情報を意味する。また、「carrier_b」「carrier_c」で示されるドメインが、他社網の接続先情報を意味し、着信先の電話番号が他社網へ移転(ポートアウト)していることを示している。
この接続先情報テーブル320は、管理する自社網のSIPサーバ2が収容するエリアのすべての端末1が着信先情報として登録されている。そして、接続先情報テーブル320は、ポートアウト等により、着信先情報に対応する接続先情報が変更された場合(例えば、他IP網のドメインに変更された場合)には、その変更が反映された最新情報が記憶される。
接続先履歴テーブル321のデータ構成は、図3に示した記憶部32の接続先情報テーブル320と同様であるので、その説明は省略する。ただし、この接続先履歴テーブル321は、他社網から、着信先情報に対応する接続先情報が付された接続先情報問合せ応答メッセージを受信したときに接続先情報等が書き込まれたものである。つまり、接続先履歴テーブル321において、接続先情報は、電話番号が他社に割り当てられた電話番号帯の番号に対応するものである。なお、接続先情報に対応する電話番号が、自社網へ移転(ポートアウト)している場合も含まれることになる。
番号帯別接続先情報テーブル322は、電話番号の番号帯別に接続先情報を格納したテーブルである。図4に示す例において、番号帯別接続先情報テーブル322では、1行目のレコードは、市外局番「092」、市内番号「xxx」の全加入者番号の端末についての接続先情報を示している。
また、2行目のレコードは、市外局番「03」、市内番号「yyyy」の全加入者番号の端末についての接続先情報を示している。
また、3行目のレコードは、市外局番「03」、市内番号「aaaa」の全加入者番号の端末についての接続先情報を示している。
メモリ部33は、着信先情報に対応する接続先情報を一時的に記憶するものであり、例えば、フラッシュメモリ等の半導体メモリやRAM等により構成される。また、メモリ部33に記憶された接続先情報は、所定のデータ保持期間を経過すると、メモリ部33からは消去される。このメモリ部33には、例えば、接続先履歴キャッシュ330が記憶される。この接続先履歴キャッシュ330に記憶された情報も、古い情報から順番に、所定のデータ保持期間を経過すると消去される。
接続先履歴キャッシュ330のデータ構成は、図3に示した記憶部32の接続先情報テーブル320と同じであるので、その説明は省略する。ただし、この接続先履歴キャッシュ330には、他社網から、着信先情報に対応する接続先情報が付された接続先情報問合せ応答メッセージを受信したときに接続先情報等が書き込まれる。つまり、接続先履歴キャッシュ330において、接続先情報は、電話番号が自社および他社に割り当てられた電話番号帯の番号に対応するものである。
なお、ENUMサーバ3は、ENUM権威サーバとENUMキャッシュサーバで構成され、ENUMキャッシュサーバで接続先履歴キャッシュ330を管理するようにしてもよい。
[メディアサーバの構成例]
図5に示すように、メディアサーバ4は、通信部40と、制御部41と、記憶部42と、を備えている。
通信部40は、SIPサーバ2や端末1等との間で、情報の送受信を行う通信インタフェースにより構成される。通信部40は、外部の装置からメッセージ等を受信すると、そのメッセージ等を制御部41に引き渡す。また、通信部40は、制御部41内で生成されたメッセージ等を外部の装置に向けて送信する。
制御部41は、接続先情報取得部410と、ガイダンス送信部411と、接続先情報送信部412と、を含んで構成されている。なお、制御部41は、例えば、このメディアサーバ4の記憶部42に格納されたプログラムをCPUがRAMに展開し実行することにより実現される。
接続先情報取得部410は、SIPサーバ2を介してENUMサーバ3から、着信先情報に対応する接続先情報と、端末1へのガイダンス指示とを取得する。この接続先情報取得部410は、接続先情報の代わりに接続終了指示を取得する場合もある。取得した情報は、記憶部42の一時記憶領域に記憶される。なお、接続先情報取得部410は、SIPサーバ2から、発信元情報(発信元の端末1の電話番号等)に対応する接続先情報(URI等)を取得する。
ガイダンス送信部411は、接続先情報取得部410が、端末1へのガイダンス指示を取得したときに、記憶部42から読み出した音声ガイダンスを、通信部40を介して発信元の端末1に送信する。音声ガイダンスとしては、複数種類のメッセージを用意しておくことができる。例えば、「只今、サーバ障害が発生しております。」、「繋がりにくくなっています。」、「非常時の対応をしています。しばらくお待ち下さい。」、「時間をおいてから、おかけ直し下さい。」、「お望みの相手先に繋がらない可能性があります。」、「サーバ障害のため、お望みの相手先にお繋ぎできませんでした。」等、あるいは、これらを組みあわせてもよい。
接続先情報送信部412は、ガイダンス送信部411が音声ガイダンスを送信したときに、記憶部42から読み出した接続先情報を、通信部40を介してSIPサーバ2に送信する。この接続先情報送信部412は、接続先情報取得部410が接続先情報の代わりに接続終了指示を取得した場合、記憶部42から読み出した接続終了指示を、通信部40を介してSIPサーバ2に送信する。
記憶部42は、ハードディスクやフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)等により構成される。この記憶部42には、音声ガイダンス等が記憶されると共に、制御部41の各機能を実行させるためのプログラムや、制御部41の処理に必要な情報が一時的に記憶される。
[通信システムにおける通信続方法]
次に、本実施形態にかかる通信方法における呼接続例について図1を参照(適宜図2参照)して説明する。なお、図6と同様の処理および手順については適宜省略して説明する。以下の例1〜例4は、他社網のENUMサーバ3bが故障していない場合を想定している。また、以下の例5以降は、他社網のENUMサーバ3bが故障している場合を想定している。
(例1)
図1に示す例では、まず、端末1は、SIPサーバ2に接続を要求する(ステップS11)。SIPサーバ2は、自社網内のENUMサーバ3に接続先情報を問い合わせる(ステップS12)。これにより、ENUMサーバ3は、端末1が発信した接続要求をSIPサーバ2から受け付ける(接続要求取得ステップ)。そして、ENUMサーバ3は、接続先情報を検索する(ステップS13)。具体的には、番号情報判定部111が、着信先番号を自社番号帯であると判別した場合、まず、メモリ部33の接続先履歴キャッシュ330に、自社番号の接続先情報が格納されていないかどうかを判定する。メモリ部33の接続先履歴キャッシュ330に、接続先情報が格納されている場合、接続先情報送信部316は、接続先情報をSIPサーバ2に応答する。これにより、SIPサーバ2は、自社網において、端末1と端末1とを正常に呼接続することができる。
(例2)
一方、ステップS13において、番号情報判定部111が、メモリ部33の接続先履歴キャッシュ330に、自社番号の接続先情報が格納されていないと判定した場合を想定する。この場合、接続先情報検索部312は、記憶部32の接続先情報テーブル320に接続先情報が格納されていないかどうかを判定する。このとき、接続先情報テーブル320に、接続先情報が格納されていれば、接続先履歴書込部314は、抽出した接続先情報をメモリ部33に一時保持する。そして、接続先情報送信部316は、一時保持された接続先情報をSIPサーバ2に応答する。これにより、SIPサーバ2は、自社網において、端末1と端末1とを正常に呼接続することができる。
(例3)
また、ステップS13において、番号情報判定部111が、着信先番号を他社番号であると判別した場合を想定する。この場合、番号情報判定部111は、メモリ部33の接続先履歴キャッシュ330に、他社番号の接続先情報が格納されていないかどうかを判定する。メモリ部33の接続先履歴キャッシュ330に、他社番号の接続先情報が格納されている場合、接続先情報送信部316は、接続先情報をSIPサーバ2に応答する。これにより、SIPサーバ2は、ゲートウェイを介して、他社網のSIPサーバ2bと接続し(ステップS20:図1)、端末1と端末1bとを正常に呼接続することができる(ステップS21:図1)。
(例4)
さらに、ステップS13において、番号情報判定部111が、メモリ部33の接続先履歴キャッシュ330に、他社番号の接続先情報が格納されていないと判定した場合を想定する。この場合、ENUMサーバ3は、他社網のENUMサーバ3bに接続先情報を問い合わせる(ステップS14:図1)。そして、問合せ応答確認部315(図2)において、問合せ成否判定部315aは、他社網のENUMサーバ3bから、所定時間以内に接続先情報を取得すると、問合せが成功したと判定する。このとき、図2に示すように、接続先履歴書込部314は、取得した接続先情報の履歴をメモリ部33の接続先履歴キャッシュ330に書き込む(ステップS142:接続先履歴書込ステップ)。加えて、接続先履歴書込部314は、記憶部32の接続先履歴テーブル321に書き込む(ステップS143:接続先履歴書込ステップ)。なお、ステップS142,S143の実行順序は、これに限定されない。そして、接続先情報送信部316は、接続先履歴キャッシュ330から読み出した接続先情報をSIPサーバ2に応答する。これにより、SIPサーバ2は、ゲートウェイを介して、他社網のSIPサーバ2bと接続し(ステップS20:図1)、端末1と端末1bとを正常に呼接続することができる(ステップS21:図1)。
(例5)
ステップS14において、問合せ成否判定部315aが、他社網のENUMサーバ3bから、所定時間以内に接続先情報を取得できないと、問合せが失敗したと判定する。この場合、他社網のENUMサーバ3bは故障していることが想定される。そして、このとき、ENUMサーバ3は、問合せ応答確認部315によって、着信先情報に対応する接続先情報を記憶部32から検索する(ステップS15:問合せ応答確認ステップ)。
(例5A)
ステップS15において、例えば、問合せ応答確認部315の接続先履歴検索部315bは、記憶部32の接続先履歴テーブル321に、着信先情報に対応する接続先情報が格納されていないかどうかを判定する。接続先履歴テーブル321に接続先情報が格納されている場合、接続先履歴書込部314は、メモリ部33に一時保持する。そして、接続先情報送信部316は、宛先をメディアサーバ4として、一時保持された接続先情報を、端末1へのガイダンス指示と共にSIPサーバ2に応答する(ステップS16:接続先情報送信ステップ)。続いて、SIPサーバ2は、ENUMサーバ3による検索結果である接続先情報および、端末1へのガイダンス指示をメディアサーバ4に送信する(ステップS17:接続先情報送信ステップ)。これにより、メディアサーバ4は、SIPサーバ2から、端末1へのガイダンス指示を取得したときに、音声ガイダンスを発信元の端末1に送信する(ステップS18)。そして、メディアサーバ4は、SIPサーバ2を宛先として接続先情報を送信する(ステップS19)。これにより、SIPサーバ2は、メディアサーバ4から取得する情報に基づき、ゲートウェイを介して他社網のSIPサーバ2bと接続し(ステップS20)、端末1と端末1bとを正常に呼接続する(ステップS21)。
(例5B)
一方、ステップS15において、例えば、記憶部32の接続先履歴テーブル321に、着信先情報に対応する接続先情報が格納されていない場合を想定する。この場合、問合せ応答確認部315の番号帯別検索部315cは、記憶部32の番号帯別接続先情報テーブル322に接続先情報が格納されていないかどうかを判定する。番号帯別接続先情報テーブル322に接続先情報が格納されている場合、接続先履歴書込部314は、メモリ部33に一時保持する。以降の処理は、前記した例5Aと同様なので、説明を省略する。
(例5C)
また、ステップS15において、番号帯別接続先情報テーブル322に着信先情報に対応する接続先情報が無い場合、番号帯別検索部315cは、接続先情報送信部316に接続終了指示を含む応答処理の指示を出力する。
これにより、接続先情報送信部316は、宛先をメディアサーバ4として、端末1へのガイダンス指示と接続終了指示とをSIPサーバ2に応答する(ステップS16:接続先情報送信ステップ)。続いて、SIPサーバ2は、ENUMサーバ3による検索結果である接続終了指示および、端末1へのガイダンス指示をメディアサーバ4に送信する(ステップS17:接続先情報送信ステップ)。これにより、メディアサーバ4は、SIPサーバ2から、端末1へのガイダンス指示を取得したときに、音声ガイダンスを発信元の端末1に送信する(ステップS18)。そして、メディアサーバ4は、SIPサーバ2を宛先として接続終了指示を送信する(ステップS19)。これにより、SIPサーバ2は、メディアサーバ4から取得する接続終了指示に基づき、端末1との接続を終了する。
本実施形態によれば、通信システムでは、ENUMサーバ3が、他社網のENUMサーバ3bから取得した接続先情報の履歴を、記憶部32(DB)とメモリ部33(キャッシュ)とにそれぞれ書き込む。これにより、他社網で管理する接続先情報を記憶部32に長期間保持することができる。そのため、ENUMサーバ3は、他社網のENUMサーバ3bが故障した場合、記憶部32から、他社網で管理する接続先情報を検索し、その検索結果と、端末1へのガイダンス指示とをSIPサーバ2に送信することができる。これにより、激甚災害の発生などにより他社網のENUMサーバ3bが故障したとしても、当該他社網のユーザ全体への接続要求が呼損となることを防止し、呼損を低減することができる。
また、本実施形態によれば、通信システムでは、他社網のENUMサーバ3bが故障した後、メディアサーバ4が音声ガイダンスを発信元の端末1に送信することができる。これにより、事前のガイダンスによって、非常時の対応で誤接になったときにユーザの抱く疑問を解消したり不安を和らげたりする効果を奏することができる。
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。また、以下のように変形してもよい。例えば、接続先履歴テーブル321は、接続した実績がある接続先情報を格納しているので、番号帯別接続先情報テーブル322に格納された接続先情報よりも誤接になる可能性が低いと考えられる。よって、これを反映させて、接続先履歴検索部315bで接続先情報が抽出された場合のガイダンス内容と、番号帯別検索部315cで接続先情報が抽出された場合のガイダンス内容とを変えるようにしてもよい。
また、ENUMサーバ3の記憶部32に番号帯別接続先情報テーブル322を記憶しない構成としてもよい。このとき、接続先履歴テーブル321に着信先情報に対応する接続先情報が無い場合、接続先情報送信部316は、宛先をメディアサーバ4として、端末1へのガイダンス指示と接続終了指示とをSIPサーバ2に送信すればよい。
また、他IP網のENUMサーバ3bに問い合わせたときに応答が無い場合、すなわち、ENUMサーバ3bの故障を検知した場合、ENUMサーバ3の問合せ応答確認部315は、着信先情報に対応する接続先情報を記憶部32から検索するものとして説明したが、これに限らない。ENUMサーバ3bの故障を検知した場合、問合せ応答確認部315は、まず、記憶部32に書き込まれている接続先情報の履歴をメモリ部33に書き込み、続いて、着信先情報に対応する接続先情報をメモリ部33から検索するように構成することもできる。メモリ部33への書き込み先は、接続先履歴キャッシュ330やメモリ部33に確保された他の記憶領域(以下、接続先履歴キャッシュ等)とすることができる。
この場合、例えば、問合せ応答確認部315は、その時点で接続先履歴テーブル321に蓄積されている接続先情報の履歴を一括して接続先履歴キャッシュ等に書き込んでもよい。同様に、問合せ応答確認部315は、番号帯別接続先情報テーブル322の情報を接続先履歴キャッシュ等に書き込んでもよい。その上で、問合せ応答確認部315は、着信先情報に対応する接続先情報を、接続先履歴キャッシュ等から検索するので、接続先情報を接続先履歴キャッシュ等から高速に読出してSIPサーバ2に送信することができる。これにより、接続要求に迅速に応答できるようになる。
1 端末
2 SIPサーバ
3 ENUMサーバ
30 通信部
31 制御部
310 接続要求取得部
311 番号情報判定部
312 接続先情報検索部
313 接続先問合せ部
314 接続先履歴書込部
315 問合せ応答確認部
315a 問合せ成否判定部
315b 接続先履歴検索部
315c 番号帯別検索部
316 接続先情報送信部
32 記憶部
320 接続先情報テーブル
321 接続先履歴テーブル
322 番号帯別接続先情報テーブル
33 メモリ部
330 接続先履歴キャッシュ
4 メディアサーバ
40 通信部
41 制御部
410 接続先情報取得部
411 ガイダンス送信部
412 接続先情報送信部
42 記憶部

Claims (8)

  1. 着信先端末の電話番号を含む着信先情報に対応する接続先情報を記憶し、前記着信先情報に対応する接続先情報を要求する接続要求をSIPサーバから受け付けるENUMサーバと、メディアサーバと、を自IP網に備える通信システムであって、
    前記ENUMサーバは、
    記憶部と、
    所定のデータ保持期間を有するメモリ部と、
    前記着信先情報に対応する接続先情報を他IP網のENUMサーバから取得した場合、前記接続先情報の履歴を、前記記憶部と前記メモリ部とにそれぞれ書き込む接続先履歴書込部と、
    前記着信先情報に対応する接続先情報を他IP網のENUMサーバに問い合わせたときに応答が無い場合、前記着信先情報に対応する接続先情報を前記記憶部から検索する問合せ応答確認部と、
    前記他IP網のENUMサーバから応答が無い場合、前記着信先情報に対応する接続先情報の検索結果と、発信元端末への音声ガイダンスの送信を前記メディアサーバに実行させるガイダンス指示とを前記SIPサーバに送信する接続先情報送信部と、を備え、
    前記メディアサーバは、
    音声ガイダンスを保持する記憶部と、
    前記SIPサーバから前記発信元端末へのガイダンス指示を取得したときに前記音声ガイダンスを前記発信元端末に送信するガイダンス送信部と、
    前記接続先情報の検索結果を前記SIPサーバに送信する接続先情報送信部と、を備える、通信システム。
  2. 前記問合せ応答確認部は、前記着信先情報に対応する接続先情報を前記記憶部から検索することに成功した場合、前記接続先情報を前記メモリ部に書き込む、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記接続先履歴書込部は、前記接続先情報の履歴を、前記記憶部の接続先履歴テーブルと、前記メモリ部の接続先履歴キャッシュとにそれぞれ書き込み、
    前記問合せ応答確認部は、前記接続先履歴テーブルに前記着信先情報に対応する接続先情報が格納されていないかどうかを判定する接続先履歴検索部を備え、
    前記接続先情報送信部は、前記接続先履歴テーブルに前記着信先情報に対応する接続先情報が格納されていた場合、宛先を前記メディアサーバとして当該接続先情報と前記発信元端末へのガイダンス指示とを前記SIPサーバに送信する、請求項1または請求項2に記載の通信システム。
  4. 前記ENUMサーバにおいて、前記記憶部は、電話番号の番号帯別に接続先情報を格納した番号帯別接続先情報テーブルを記憶しており、
    前記問合せ応答確認部は、前記接続先履歴テーブルに前記着信先情報に対応する接続先情報が格納されていなかった場合、前記番号帯別接続先情報テーブルに前記着信先情報に対応する接続先情報が格納されていないかどうかを判定する番号帯別検索部を備え、
    前記接続先情報送信部は、前記番号帯別接続先情報テーブルに前記着信先情報に対応する接続先情報が格納されていた場合、宛先を前記メディアサーバとして当該接続先情報と前記発信元端末へのガイダンス指示とを前記SIPサーバに送信する、請求項3に記載の通信システム。
  5. 前記接続先情報送信部は、前記番号帯別接続先情報テーブルに前記着信先情報に対応する接続先情報が格納されていなかった場合、宛先を前記メディアサーバとして、接続先情報の検索結果としての接続終了指示と前記発信元端末へのガイダンス指示とを前記SIPサーバに送信する、請求項4に記載の通信システム。
  6. 着信先端末の電話番号を含む着信先情報に対応する接続先情報を記憶し、前記着信先情報に対応する接続先情報を要求する接続要求をSIPサーバから受け付けるENUMサーバと、メディアサーバと、を自IP網に備える通信システムであって、
    前記ENUMサーバは、
    記憶部と、
    所定のデータ保持期間を有するメモリ部と、
    前記着信先情報に対応する接続先情報を他IP網のENUMサーバから取得した場合、前記接続先情報の履歴を、前記記憶部と前記メモリ部とにそれぞれ書き込む接続先履歴書込部と、
    前記着信先情報に対応する接続先情報を他IP網のENUMサーバに問い合わせたときに応答が無い場合、前記記憶部に書き込まれている前記接続先情報の履歴を前記メモリ部に書き込み、前記着信先情報に対応する接続先情報を前記メモリ部から検索する問合せ応答確認部と、
    前記他IP網のENUMサーバから応答が無い場合、前記着信先情報に対応する接続先情報の検索結果と、発信元端末への音声ガイダンスの送信を前記メディアサーバに実行させるガイダンス指示とを前記SIPサーバに送信する接続先情報送信部と、を備え、
    前記メディアサーバは、
    音声ガイダンスを保持する記憶部と、
    前記SIPサーバから前記発信元端末へのガイダンス指示を取得したときに前記音声ガイダンスを前記発信元端末に送信するガイダンス送信部と、
    前記接続先情報の検索結果を前記SIPサーバに送信する接続先情報送信部と、を備える、通信システム。
  7. 記憶部と所定のデータ保持期間を有するメモリ部とを備えるENUMサーバと、音声ガイダンスを保持する記憶部を備えるメディアサーバと、を自IP網に備える通信システムにおける通信方法であって、
    前記ENUMサーバによって、
    着信先端末の電話番号を含む着信先情報に対応する接続先情報を要求する接続要求を前記自IP網のSIPサーバから受け付ける接続要求取得ステップと、
    前記着信先情報に対応する接続先情報を、他IP網のENUMサーバから取得した場合、前記接続先情報の履歴を、前記記憶部と前記メモリ部とにそれぞれ書き込む接続先履歴書込ステップと、
    前記着信先情報に対応する接続先情報を他IP網のENUMサーバに問い合わせたときに応答が無い場合、前記着信先情報に対応する接続先情報を前記記憶部から検索する問合せ応答確認ステップと、
    前記他IP網のENUMサーバから応答が無い場合、前記着信先情報に対応する接続先情報の検索結果と、発信元端末への音声ガイダンスの送信を前記メディアサーバに実行させるガイダンス指示とを前記SIPサーバに送信する接続先情報送信ステップと、を含み、
    前記メディアサーバによって、前記SIPサーバから前記発信元端末へのガイダンス指示を取得したときに前記音声ガイダンスを前記発信元端末に送信するガイダンス送信ステップと、
    前記接続先情報の検索結果を前記SIPサーバに送信する接続先情報送信ステップと、を含む、ことを特徴とする通信方法。
  8. 記憶部と所定のデータ保持期間を有するメモリ部とを備えるENUMサーバと、音声ガイダンスを保持する記憶部を備えるメディアサーバと、を自IP網に備える通信システムにおける通信方法であって、
    前記ENUMサーバによって、
    着信先端末の電話番号を含む着信先情報に対応する接続先情報を要求する接続要求を前記自IP網のSIPサーバから受け付ける接続要求取得ステップと、
    前記着信先情報に対応する接続先情報を、他IP網のENUMサーバから取得した場合、前記接続先情報の履歴を、前記記憶部と前記メモリ部とにそれぞれ書き込む接続先履歴書込ステップと、
    前記着信先情報に対応する接続先情報を他IP網のENUMサーバに問い合わせたときに応答が無い場合、前記記憶部に書き込まれている前記接続先情報の履歴を前記メモリ部に書き込み、前記着信先情報に対応する接続先情報を前記メモリ部から検索する問合せ応答確認ステップと、
    前記他IP網のENUMサーバから応答が無い場合、前記着信先情報に対応する接続先情報の検索結果と、発信元端末への音声ガイダンスの送信を前記メディアサーバに実行させるガイダンス指示とを前記SIPサーバに送信する接続先情報送信ステップと、を含み、
    前記メディアサーバによって、前記SIPサーバから前記発信元端末へのガイダンス指示を取得したときに前記音声ガイダンスを前記発信元端末に送信するガイダンス送信ステップと、
    前記接続先情報の検索結果を前記SIPサーバに送信する接続先情報送信ステップと、を含む、ことを特徴とする通信方法。
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