JP2008217341A - 見積金額提示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】オークションサイトに出品された車両部品の取付費用を入札前の段階で利用者が把握できるようにすることで、オークションサイトの一層の活性化を図る。
【解決手段】利用者端末2からの要求に応じて、オークションサイト1が車両部品として出品された商品に関する説明と、商品のオークションIDとが掲載された第1のサイト画面を利用者端末2に送信するとともに、見積サイト3aへのリンク情報が掲載された第2のサイト画面を利用者端末に送信する。利用者端末2に表示された第2のサイト画面中のリンク情報にしたがって、利用者端末2が見積サイト3aにアクセスするとともに、見積サイト3aが所定のフォームを有する見積依頼画面を利用者端末2に送信する。
【選択図】図1
【解決手段】利用者端末2からの要求に応じて、オークションサイト1が車両部品として出品された商品に関する説明と、商品のオークションIDとが掲載された第1のサイト画面を利用者端末2に送信するとともに、見積サイト3aへのリンク情報が掲載された第2のサイト画面を利用者端末に送信する。利用者端末2に表示された第2のサイト画面中のリンク情報にしたがって、利用者端末2が見積サイト3aにアクセスするとともに、見積サイト3aが所定のフォームを有する見積依頼画面を利用者端末2に送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、オークションサイトに出品された車両部品を取付店で実車に取り付ける際の見積金額を見積サイト上で利用者に提示する、ネットオークション連携型の見積金額提示方法に関する。
インターネットで提供されるサービスは多岐にわたるが、その一つとして、出品者と最高値を付けた落札者との間で出品商品の取引を行うインターネット・オークションが存在する。特許文献1には、複数のオークションに入札・出品にする際の手続的な負荷を軽減するため、オークションサイトとは別に、これらのオークションにリンクするアグリゲーション(集約)サイトを開設・運営することが開示されている。また、特許文献2には、インターネット上で自動車修理の見積を行い、見積依頼に併せて利用者の電話番号から最寄りの修理工場の案内を行うシステムが開示されている。
ところで、オークションサイトには、商品カテゴリ毎に分類・整理されたサイト構成の下で様々な商品が出品されているが、その一つとして、車両(自動車等)部品が存在する。車両部品の多くは、一般的な商品とは異なり、そのままでは使用することができず、実際の車両(実車)に取り付けてこそ機能を発揮する。実車への取り付けには、専門的な知識や専用の工具等が必要なケースが多いので、取付を希望する者は、整備工場等の取付店に持ち込んで取付作業を依頼することになる。そのため、オークションサイトにて商品を落札した者(或いは、商品を落札しようとする者)は、地元の取付店を自分で探し、取付に要する見積を取得した上で、車両部品と車両とを整備工場に運搬するとともに、作業が済んだ車両を引き取りに行かねばならないといった手間が生じる。また、商品の入札前の段階では、取付費用にいくらかかるのかが不明なので、リーズナブルな入札金額の上限を事前に把握することが困難である。このような事情から、オークションサイトにおいて、車両部品のカテゴリに属する商品は、アクセス率自体は高い(つまり、ユーザの関心は高い)にも拘わらず、成約率が低いという状況を招いている。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、オークションサイトに出品された車両部品の取付費用を入札前の段階で利用者が把握できるようにすることで、オークションサイトの一層の活性化を図ることである。
かかる課題を解決するために、本発明は、利用者の利用者端末を用いて、インターネット上のオークションサイトと、見積サイトとにアクセスし、オークションサイトに出品された車両部品を取付店で実車に取り付ける際の見積金額を、見積サイト上で利用者に提示する見積金額提示方法を提供する。この見積金額提示方法は、第1から第4のステップで構成されている。第1のステップは、利用者端末からの要求に応じて、オークションサイトが車両部品として出品された商品に関する説明と、商品のオークションIDとが掲載された第1のサイト画面を利用者端末に送信するとともに、見積サイトへのリンク情報が掲載された第2のサイト画面を利用者端末に送信する。第2のステップは、利用者端末に表示された第2のサイト画面中のリンク情報にしたがって、利用者端末が見積サイトにアクセスするとともに、見積サイトが所定のフォームを有する見積依頼画面を利用者端末に送信する。第3のステップは、利用者端末が、見積依頼画面上において利用者によって必要事項が入力されたオークションIDを含む情報を見積サイトに送信することによって、見積サイトに対して車両部品の取付見積を依頼する。第4のステップは、見積サイトが、利用者端末から受信した取付見積の依頼に応じて、依頼に関する見積金額を利用者端末に送信する。
ここで、本発明において、見積依頼画面のフォームは、オークションサイトと同様の階層構造に分類された商品カテゴリ群によって構成されたプルダウンメニューを少なくとも一つ含み、必要事項は、プルダウンメニューの中から選択された商品カテゴリを含むことが好ましい。
また、本発明はさらに、第4のステップを有することが好ましい。第4のステップでは、見積サイトが、必要事項として選択された商品カテゴリが予め設定された自動見積とすべき商品カテゴリに該当する場合、見積金額を単価と個数とに基づいて算出し、見積金額が掲載された見積金額画面を利用者端末に送信する。また、見積サイトは、必要事項として選択された商品カテゴリが予め設定された問い合わせ見積とすべき商品カテゴリに該当する場合、見積金額を別途通知する旨の画面を利用者端末に送信することが好ましい。
さらに、本発明はさらに、第5から第7のステップを有することが好ましい。第5のステップは、問い合わせ見積とすべき商品に関して、見積サイトと連携した見積システムが、予め設定された取付店群の中から見積作成を依頼すべき取付店を選択する。第6のステップは、見積システムが、選択された取付店の取付店端末に対して、必要事項が記載されたメールを送信して、見積作成を依頼する。第7のステップは、見積システムが、取付店端末から受信した見積金額を利用者端末にメールで送信する。このとき、第5のステップは、必要事項として記載された利用者の住所または希望する作業場所に基づいて、予め区分されたエリアの中から作業エリアを特定し、作業エリアに属する取付店を選択するステップであることが好ましい。また、第5のステップは、取付店に対する発注実績、見積サイトを提供する事業者による評価、および、利用者による評価の少なくとも一つに基づいて、取付店を選択するステップであることが好ましい。
本発明によれば、オークションサイトに見積サイトへのリンクが張られており、利用者は、このリンクを辿ることで、オークションサイトに出品された車両部品の取付見積を簡単に取得することができる。利用者は、取得した見積金額に基づいて、入札前の段階で入札金額の上限を把握することができる。このように、オークションサイトに見積サイトを連携させることで、車両部品のカテゴリに属する商品の成約率の向上が期待できるので、オークションサイトの一層の活性化を図ることができる。また、利用者が車両部品の取付に関する見積を取付店に直接問い合わせる必要がないので、利用者の負担軽減を図ることができる。
以下、車両として、自動車を例に本実施形態について詳述する。図1は、オークションサイト1で落札された自動車部品を、取付店に持ち込んで実車に取り付ける際の見積金額を利用者に提示する、ネットオークション連携型見積サービスの構成図である。この見積サービスは、オークションサイト1と、利用者端末2と、見積サイト3aと、取付店端末4とが連係して行われる。各サイト・端末間はそれぞれインターネットに代表される電気通信回線で接続されている。
オークションサイト1は、出品者より出品された商品に対して、指定期間内で最も高い金額で入札した者(または、出品者が設定した設定価格を超えた金額で入札した者のうち最も早く入札した者)等を落札者とみなすサービスを提供する。オークションサイト1には、商品カテゴリ毎に分類・整理されたサイト構成の下、様々な商品が出品されているが、その一つとして、自動車部品が存在する。利用者端末2は、オークションサイト1および見積サイト3aに予め自身の個人情報等を登録した利用者が使用する端末である。利用者は、利用者端末2を操作して、オークションサイト1にアクセスして、そこに出品された商品の閲覧や入札等を行うとともに、見積サイト3aにアクセスして、自動車部品の取付費用の見積依頼をする。
見積サイト3aは、利用者端末2からの見積依頼に基づいて、取付費用の見積の提示や手配を行うサービスを提供する。なお、見積サイト3aに見積を依頼できる者は、オークションサイト1における商品の落札者に限定されるものではなく、入札者や入札予定者等も含まれる。本実施形態の見積サイト3aには、Webサーバが設けられており、利用者端末2および取付店端末4からアクセスをブラウザベースで受付・応答する。なお、見積サイト3aには、見積システム3bが連携して設けられる。この見積システム3bは、利用者端末2および取付店端末4から見積サイト3aを介して、受信された各種情報を処理するとともに、所定のメールを利用者端末2および取付店端末4に送付するサーバである。取付店端末4は、見積サイト3a(具体的には、このシステムを運営する事業会社)と受発注に関する基本契約を締結した自動車部品の取付店が利用する端末であり、見積サイト3a(見積システム3b)からの見積依頼の内容に基づいて、見積金額を算定する。
見積サイト3aへのアクセスは、利用者端末2がオークションサイト1上に掲載された後述の特設サイトにあるリンク(または、バナー)を辿ることにより行われる(見積サイト3aのURLを直接入力してアクセスしてもよい)。なお、特設サイトは一種のプロモーション用サイトに過ぎないので、このようなサイトを介することなく、見積サイト3aに直接リンクするようにしてもよい。例えば、見積サイト3aへのリンクは、オークションサイト1にある商品(自動車部品)が掲載された画面に併せてあってもよい。
図2は、オークションサイト1上に掲載される特設サイト(プロモーション用サイト)の表示例である。この特設サイトへは、例えば、オークションサイト1上の適当な余白欄にあるバナーをクリックする(リンクを辿る)ことで表示される。特設サイトには、自動車部品の取付サービスおよびその見積サービスに関する説明が記載されており、併せて見積サイト3aへのリンク(外部リンク)が張られている。
見積サイト3aが利用者端末2に提示する見積は、大きく分類して”自動見積”と、”問い合わせ見積”との2種類あり、利用者端末2によってこの2種類のうちいずれかを選択されることで行われる。自動見積は、基本的な取付費用(基本工賃)の金額が知りたい場合に利用されるエンドユーザ向けの見積であり、商品への入札またはその落札前に、予め取付費用の概算を把握したい場合に有効である。この見積を行うには、図2の特設サイト上部に表示されている「かんたん無料見積」のバナーをクリック、または見積サイト3aへ直接アクセスする。
問い合わせ見積は、自動見積において商品カテゴリを選べなかった場合や、利用者(落札者、入札者、入札予定者)が具体的な取付手段を検討する場合に利用されるエンドユーザ向けの見積である。この問い合わせ見積は、自動見積と比較して、より具体的な取付費用を把握したい場合に有効である。この見積を行うには、図2の特設サイト下部に表示されている「取付サービスを申し込む」のバナーをクリック、または見積サイト3aへ直接アクセスする。
なお、図2の特設サイトには表示されていないが、利用者端末2に提示する見積として、キャンペーン商品見積がある。キャンペーン商品見積とは、問い合わせ見積に類似し、特定の商品に対する取付費用の見積を割り引く見積であり、特設サイトのような特定のサイトからのアクセスのみを受け付ける。例えば、「かんたん無料見積」のバナーと「取付サービスを申し込む」のバナーとの間(図2の特設サイトの中段)に、「キャンペーン告知用バナースペース」を設け、このスペースに利用者端末2がクリック、または見積サイト3aへ直接アクセスすることでこのサービスが受けられる。キャンペーン商品見積は、オークションサイト1上での自動車部品の取引促進だけでなく、本発明が提供する見積サイト3aの利用促進にも有効である。
(自動見積)
図3は、自動見積の表示例(見積依頼画面フォーム)である。具体的には、利用者端末2が自動見積を選択した際に、見積サイト3aから利用者端末2に表示される画面である。この画面が表示された利用者端末2は、まず、取付部品の商品分カテゴリを大分類(カテゴリ(大))、小分類(カテゴリ(小))の2段階で選択する。各カテゴリの選択肢は、予期せぬ入力がされないようプルダウンメニューで選択されることが好ましい。選択後、利用者端末2は、取付部品の数量をタイプ入力し、画面下部にある「見積金額を確認する」のバナーをクリックする。商品カテゴリの分類は、オークションサイト1と同様の階層構造に設定されていることが好ましい。これは、オークションサイト1との親和性を図り、利用者の利便性を高めるためである(階層構造が同じであれば、利用者にとってわかりやすい)。本実施形態では、商品カテゴリを大小の2段階に設定しているが、本発明おけるカテゴリの段階はこれに限定されない。プルダウンメニューの中から選択された商品カテゴリは、後述する必要事項の一部を構成する。
図3は、自動見積の表示例(見積依頼画面フォーム)である。具体的には、利用者端末2が自動見積を選択した際に、見積サイト3aから利用者端末2に表示される画面である。この画面が表示された利用者端末2は、まず、取付部品の商品分カテゴリを大分類(カテゴリ(大))、小分類(カテゴリ(小))の2段階で選択する。各カテゴリの選択肢は、予期せぬ入力がされないようプルダウンメニューで選択されることが好ましい。選択後、利用者端末2は、取付部品の数量をタイプ入力し、画面下部にある「見積金額を確認する」のバナーをクリックする。商品カテゴリの分類は、オークションサイト1と同様の階層構造に設定されていることが好ましい。これは、オークションサイト1との親和性を図り、利用者の利便性を高めるためである(階層構造が同じであれば、利用者にとってわかりやすい)。本実施形態では、商品カテゴリを大小の2段階に設定しているが、本発明おけるカテゴリの段階はこれに限定されない。プルダウンメニューの中から選択された商品カテゴリは、後述する必要事項の一部を構成する。
図4は、図3と同様に自動見積の表示例である。具体的には、図3の表示画面において、利用者端末2が「見積金額を確認する」のバナーをクリックした際に7、画面下部に追加して表示される表示画面である。なお、表示画面の上部は、図3と同様であるので省略する。「見積金額を確認する」のバナーをクリックすると、図3の表示画面の下部が展開され、先程入力された商品カテゴリと、その数量とに応じて、見積金額を提示(表示)した画面を利用者端末2に表示される。また、表示画面には、併せて部品取付の際に行われる作業の表示や、本申込へのリンク(「申込はこちらから」のバナー)があってもよい。
この自動見積で提示される見積金額は、実際に取付店に問い合わせた金額ではなく、見積サイト3a(または見積システム3b)内のデータベース(DB)に格納された基本工賃マスタに基づいて算出される金額である。基本工賃マスタには、商品カテゴリと基本工賃(単価)とが、1対1で対応されており(紐付けられており)、図3の入力画面で呼び出した商品カテゴリに対応する基本工賃とその数量とに基づいて(例えば、乗算して)取付費用の見積を算出する。
なお、本実施形態の自動見積において、利用者端末2が選択する商品カテゴリは2段階で分類されているが、所定のオークションサイト1上でなされる商品カテゴリに従うこと、すなわち、同一の商品分類構造にすることが好ましい。取付サービスはオークションサイト1の利用に対する付加サービス的な位置付けであるため、そこでなされる商品カテゴリに従ったほうが、利用者(利用者端末2)にとって馴染みやすいからである。また、自動見積は、プルダウンメニューで選択されるため、表示されていないカテゴリの見積はできない点に留意されたい。なお、自動見積は、外部(取付店)へ問い合わせは行われないが、選択された項目やについてログデータを見積サイト3a(または見積システム3b)内に保持しておくことによって、マーケティング等の分析に利用することが期待できる。
(問い合わせ見積)
図5は、問い合わせ見積の表示例(見積依頼画面フォーム)である。具体的には、利用者端末2が問い合わせ見積を選択した際に、見積サイト3aから利用者端末2に表示される画面である。自動見積と比較して、利用者端末2が、商品カテゴリを選択して取付部品の数量を入力する点は共通するが、特にオークションIDを入力する点が相異する。オークションIDは、オークションサイト1における商品の管理番号に相当し、商品がオークションサイト1に出品された際、自動的に付けられる商品固有の識別番号であり、例えば、8また9桁の数字または英数字で構成される。このオークションIDは、取付店が実際に商品を特定する際に有効である。全ての項目を選択・入力後、利用者端末2は、画面下部にある「見積金額を確認する」のバナーをクリックする。
図5は、問い合わせ見積の表示例(見積依頼画面フォーム)である。具体的には、利用者端末2が問い合わせ見積を選択した際に、見積サイト3aから利用者端末2に表示される画面である。自動見積と比較して、利用者端末2が、商品カテゴリを選択して取付部品の数量を入力する点は共通するが、特にオークションIDを入力する点が相異する。オークションIDは、オークションサイト1における商品の管理番号に相当し、商品がオークションサイト1に出品された際、自動的に付けられる商品固有の識別番号であり、例えば、8また9桁の数字または英数字で構成される。このオークションIDは、取付店が実際に商品を特定する際に有効である。全ての項目を選択・入力後、利用者端末2は、画面下部にある「見積金額を確認する」のバナーをクリックする。
図6は、図5と同様に問い合わせ見積の表示例である。具体的には、図5の画面表示において、利用者端末2が「見積金額を確認する」のバナーをクリックした際に、画面下部に追加して表示される表示画面である。なお、表示画面の上部は、図5と同様であるので省略する。「見積金額を確認する」のバナーをクリックすると、図5の表示画面の下部が展開され、さきほど入力された商品カテゴリとその数量とに応じて、見積金額を提示した画面が利用者端末2に表示されるが、図4の自動見積とは異なり、表示画面にはさらに車情報と、希望する取付作業場所・取付日時の選択が追加して表示される。
車情報は、自動車部品の取付対象となる車種である。利用者端末2の情報(落札者の個人情報)が予め見積サイト3a(または見積システム3b)に登録されていた場合、図5のように取付対象となる使用者所有の自動車の車種が予め入力された形で表示される。取付対象となる車種が異なる場合、下部にあるリンクから登録情報の変更等を行う。希望する取付作業場所・取付日時の選択は、予期せぬ数値が選択されないようプルダウンメニューで選択するようにする。なお、ここで提示される見積金額は、実際に取付店(取付店)に問い合わせた金額ではなく基本工賃である。
図7は、見積サービスのフローチャートである。具体的には、上記2種類の見積のうち問い合わせ見積(図5)を行う場合のフローチャートであり、利用者端末2が、オークションサイト1上に張られたリンクを辿って、見積サイト3aに必要情報を選択・入力するケースを想定する。また、利用者端末2(利用者)が、既に見積サイト3aに利用者自身の個人情報が登録してあるものとする。一連のフローはステップ1からステップ7まであり、これらを処理することで問い合わせ見積が終了する。
ステップ1では、利用者端末2は、オークションサイト1にアクセスし、入札または落札する商品およびオークションIDを確認する。具体的には、利用者端末2からの要求に応じて、オークションサイトが車両部品として出品された商品に関する説明と、商品のオークションIDとが掲載された第1のサイト画面(オークションサイト1の画面)を利用者端末に送信するとともに、見積サイト3aへのリンク情報が掲載された第2のサイト画面(図2)を利用者端末に送信する。
続くステップ2では、オークションサイト1上のバナーからリンクして見積サイト3aへアクセスする(取付見積リンク)。具体的には、利用者端末2に表示された特設サイト中のリンク情報にしたがって、利用者端末2が見積サイト3aにアクセスするとともに、見積サイト3aが所定のフォームを有する見積依頼画面(図3または図5)を利用者端末2に送信する。
ステップ3では、利用者端末2が、見積依頼画面上において必要事項が入力されたオークションIDを含む情報を見積サイト3aに送信することによって、見積サイト3aに対して車両部品の取付見積を依頼する(見積依頼)。見積依頼は、見積サイト3aによって表示された表示画面(図3または図5)に、必要項目としての、大小の商品カテゴリ、数量等を選択・入力し、最後に「取付申込依頼」のバナー(ボタン)をクリックする。その後、見積サイト3aは、利用者端末2に対して入力された項目の確認画面を表示し利用者端末2からその承諾を経ると、処理をステップ4へ進める。
ステップ4では、見積システム3bは、ステップ3で選択・入力された項目に基づいて、見積依頼処理を行う。見積依頼処理は、見積システム3bが、利用者端末2(利用者)に対して見積お礼メールを送付するとともに、特定の複数の取付店端末4(取付店)に対して見積依頼メールを送付する。なお、自動見積の場合、このメールとは別に見積サイト3aが、利用者端末2から受信した取付見積の依頼に応じて、依頼に関する見積金額を利用者端末2に送信する。具体的には、見積サイト3aは、必要事項として選択された商品カテゴリが予め設定された自動見積とすべき商品カテゴリに該当する場合、見積金額を単価と個数との乗算によって算出し、見積金額が掲載された見積金額画面を利用者端末2に送信する。また、必要事項として選択された商品カテゴリが予め設定された問い合わせ見積とすべき商品カテゴリに該当する場合、見積サイト3aは、見積金額を別途通知する旨の画面を利用者端末2に送信する。
図8は、見積お礼メールの本文例である。見積お礼メールは、ステップ3で選択・入力された項目(依頼内容)と、見積サイト3aに見積依頼をしたお礼とが合わせて記載される。図9は、見積依頼メールの本文例である。見積依頼メールには、見積お礼メールと同様にステップ3で選択・入力された(見積額算定に必要な)項目が記載されるが、これに加えて、オークションサイト1上の商品へのリンクURLや、見積サイト3a上の見積金額を入力するための専用サイト(見積入力画面)へのURLが併せて記載されている(リンクが張られる)。取付部品へのリンクは、ステップ3で入力されたオークションIDに基づいて自動作成される。見積入力サイトは、見積依頼がされる毎に見積サイト3a内に作成される。見積依頼メールが複数の取付店に送付されるのは、見積金額を競合させるだけでなく、素早い見積金額の算定およびその入力を促すためである。
ステップ5において、見積依頼メールを受信した取付店端末4は、この見積依頼メールに記載された項目に基づいて、見積額を算定する。このとき、見積依頼メールには、前述のとおりオークションサイト1上の商品へのリンクが張られているため、取付店端末4は、スムーズに商品(取付部品)を参照できる。続くステップ6では、ステップ5において算定された見積金額を見積サイト3aへ入力する。
図10は、取付店端末4に表示される見積入力画面の表示例(見積入力画面フォーム)である。見積入力画面には、見積依頼メールに記載された依頼内容(画面上部)が表示され、見積を入力する欄(画面下部)が設けられている。入力欄には、作業を引き受けることができるかの可否、実際に引き受けることができる日時(取付予定日時)、取付のための作業時間、および基本工賃に上乗せされるその他(備品等)の費用を入力する。利用者端末2は、これらの入力欄の記入して「見積回答」のバナーをクリックすることで見積金額の入力が完了する。
ステップ7では、見積システム3bは、ステップ6において取付店端末4から入力された見積金額に基づいて、利用者端末2に対して概算見積メールを送付するとともに、取付店端末4に対して見積採用メールを送付することで問い合わせ見積が終了する。図11は、概算見積メールの本文例である。利用者端末2が受信する見積概算メールには、ステップ6において取付店端末4が見積サイト3aへ選択・入力した内容がそのまま反映されて記載されるとともに、申込を了承する専用サイトへのリンクがあわせて張られる。図12は、見積採用メールの本文例である。取付店端末4が受信する見積採用メールには、取付店にて取付作業が行われる旨の通知とともに、見積概算メールと同様に、ステップ6において取付店端末4が見積サイト3aに選択・入力した内容がそのまま反映されて記載される。なお、見積が不採用となった場合は、見積採用メールにその旨が通知される。
ステップ4において、見積依頼メールが送付される特定の複数の取付店は、利用者の住所また利用者が希望する作業場所に基づいて、取付店の候補を抽出され、このうち見積システム3bが特定した(本実施形態の場合、2件)の取付店である。
図13は、取付店の抽出の説明図である。具体的には、地図上における、利用者住所とその周辺に関する図である。まず、日本全国を複数の多角形のエリアに予め分割する。そして、問い合わせ見積の依頼があった場合、利用者の住所または利用者が希望する作業場所に属するエリア、およびそのエリアの周辺に隣接するエリア内に店舗を構える取付店を抽出する。例えば、図13のように各エリアが正6角形であった場合、7つエリア内に店舗を構える取付店を抽出する。なお、1エリア内に2以上の取付店があった場合、それらの取付店全てが候補として抽出される。本実施形態では、各エリアは正6角形になっているが、本発明は、日本全国を地域毎に分割できれば足りるためこれに限定されず、例えば、各エリアが大小(広狭)異なる6角形以外の多角形であってもよい。
図14は、取付店の特定の説明図である。具体的には、図13により抽出された利用者住所と近隣のエリアに属する取付店のデータ構造の一例である。取付店毎に、取付店コード、エリアコード、月間累積受注金額、事業者評価および利用者評価が1対1で対応付けられている。取付店の特定には、見積サイト3aがこれらの項目のうちいずれか1つ、または複数に基づいて行われる。次に、各項目の説明とその項目を利用した取付店の特定手法について説明する。
(取付店コード)
利用者店コードとは、見積システム3bが割り当てる取付店の固有情報である。原則、見積システム3bへの登録順に若いコードが割り当てられていく。このコードのみを用いた取付店の特定は、例えば、抽出された取付店のうち、取付店コードをキーとして昇順(また降順)にソートし、そのうちの上位(または下位)の数件の取付店を選択することで行われる。例えば、図14のように取付店が抽出されていた場合、取付店コードに「0001」および「0002」を有する2件の取付店が選択される。この方法は、例えば、見積サイト3aおよび見積システム3bが開設された当初で、他の項目が未入力もしくは不十分であった場合、それぞれの項目が埋まるまで暫定的な条件設定として利用することができる点で有効である。
利用者店コードとは、見積システム3bが割り当てる取付店の固有情報である。原則、見積システム3bへの登録順に若いコードが割り当てられていく。このコードのみを用いた取付店の特定は、例えば、抽出された取付店のうち、取付店コードをキーとして昇順(また降順)にソートし、そのうちの上位(または下位)の数件の取付店を選択することで行われる。例えば、図14のように取付店が抽出されていた場合、取付店コードに「0001」および「0002」を有する2件の取付店が選択される。この方法は、例えば、見積サイト3aおよび見積システム3bが開設された当初で、他の項目が未入力もしくは不十分であった場合、それぞれの項目が埋まるまで暫定的な条件設定として利用することができる点で有効である。
(月間累積発注金額)
月間累積発注金額とは、見積サイト3aによって取付受注が成立した当月における発注された金額である。受注が発生すると既に提示された見積金額が発注金額となって累積されていき、月が改まる毎に0に戻る。この発注金額のみを用いた取付店の特定は、例えば、抽出された取付店のうち、発注金額をキーとして昇順(または降順)にソートし、そのうちの上位(または下位)の数件の取付店を選択することで行われる。例えば、図14のように取付店が抽出されていた場合、発注金額が少ない「¥4200」および「¥5200」を有する2件の取付店が選択される。この方法は、取付店側への取付作業の機会を公平に割り当てる場合に有効である。特に、取付店側が見積サイト3aの利用料を毎月支払う形態をとった場合、見積サイト3a側が、発注を前提とした見積依頼を割り当てることで、取付店側も安定して見積サイト3aの利用料の捻出を容易にする。
月間累積発注金額とは、見積サイト3aによって取付受注が成立した当月における発注された金額である。受注が発生すると既に提示された見積金額が発注金額となって累積されていき、月が改まる毎に0に戻る。この発注金額のみを用いた取付店の特定は、例えば、抽出された取付店のうち、発注金額をキーとして昇順(または降順)にソートし、そのうちの上位(または下位)の数件の取付店を選択することで行われる。例えば、図14のように取付店が抽出されていた場合、発注金額が少ない「¥4200」および「¥5200」を有する2件の取付店が選択される。この方法は、取付店側への取付作業の機会を公平に割り当てる場合に有効である。特に、取付店側が見積サイト3aの利用料を毎月支払う形態をとった場合、見積サイト3a側が、発注を前提とした見積依頼を割り当てることで、取付店側も安定して見積サイト3aの利用料の捻出を容易にする。
(事業者評価)
事業者評価とは、見積サイト3aおよび見積システム3bを運営する事業者がする取付店に対する評価をスコアにしたものである。このスコアは、100を最高評価とし、以降90,80・・・と10刻みで登録され、事業者が状況によってその数字を逐次変更できるようにする。この事業者評価のみを用いた取付店の特定は、例えば、抽出された取付店のうち、値の高い数件の取付店を選択することで行われる。例えば、図14のように取付店が抽出されていた場合、事業者評価の最も高い「100」および「90」を有する2件の取付店が選択される。この方法は、見積システム3bが規定する手法とは別の観点から取付作業の機会を取付店に割り当てる場合、事業者側で適宜変更ができる点で有効である。他の項目とを組み合わせる場合、これらの値を重み係数として用いてもよい。
事業者評価とは、見積サイト3aおよび見積システム3bを運営する事業者がする取付店に対する評価をスコアにしたものである。このスコアは、100を最高評価とし、以降90,80・・・と10刻みで登録され、事業者が状況によってその数字を逐次変更できるようにする。この事業者評価のみを用いた取付店の特定は、例えば、抽出された取付店のうち、値の高い数件の取付店を選択することで行われる。例えば、図14のように取付店が抽出されていた場合、事業者評価の最も高い「100」および「90」を有する2件の取付店が選択される。この方法は、見積システム3bが規定する手法とは別の観点から取付作業の機会を取付店に割り当てる場合、事業者側で適宜変更ができる点で有効である。他の項目とを組み合わせる場合、これらの値を重み係数として用いてもよい。
(利用者評価)
利用者評価とは、見積サイト3aを経由して発注後、部品取付を行った利用者がする取付店に対する評価をスコアにしたものである。このスコアは取付店に対する満足度について、落札者に採点してもらう別システム(図示せず)から評価されたスコアが累積されて登録される。この利用者評価のみを用いた取付店の特定は、例えば、抽出された取付店のうち、値の高い数件の取付店を選択することで行われる。例えば、図14のように取付店が抽出されていた場合、事業者評価の最も高い「1945」および「1867」を有する2件の取付店が選択される。事業者評価と同様に、他の項目とを組み合わせる場合、これらの値を重み係数として用いてもよい。
利用者評価とは、見積サイト3aを経由して発注後、部品取付を行った利用者がする取付店に対する評価をスコアにしたものである。このスコアは取付店に対する満足度について、落札者に採点してもらう別システム(図示せず)から評価されたスコアが累積されて登録される。この利用者評価のみを用いた取付店の特定は、例えば、抽出された取付店のうち、値の高い数件の取付店を選択することで行われる。例えば、図14のように取付店が抽出されていた場合、事業者評価の最も高い「1945」および「1867」を有する2件の取付店が選択される。事業者評価と同様に、他の項目とを組み合わせる場合、これらの値を重み係数として用いてもよい。
ステップ7において、見積システム3bからの見積採用メールは、特定の取付店端末4のうち1件のみ送信され、その他の特定の取付店端末4へは見積不採用メールが送信される。取付店が入力した見積の採用/不採用は、ステップ6において、例えば、見積金額の入力した順序で決定され、最も先に見積金額を入力した取付店端末4の見積が採用され、利用者の実車に取り付ける権利を得る。見積金額を最先に入力した者に取り付ける権利を得ることによって、利用者端末2への概算見積メールを早期の送付を促進させることができるからである。
このように、本実施形態によれば、オークションサイト1に見積サイト3aへのリンクが張られており、利用者は、このリンクを辿ることで、オークションサイト1に出品された車両部品の取付見積を簡単に取得することができる。そして、この見積金額に基づいて、利用者は、入札前の段階で入札金額の上限を把握することができる。このように、オークションサイト1に見積サイト3aを連携させることで、車両部品のカテゴリに属する商品の成約率の向上が期待できるので、オークションサイト1の一層の活性化を図ることができる。
また、利用者が車両部品の取付に関する見積を取付店に電話等で直接問い合わせる必要がなく、見積サイト3aへのアクセスのみで精度の高い取付見積をメールにて簡単に取得できるので、利用者の負担軽減を図ることができる。
また、整備工場等にとっては、見積サイト3aを提供する事業者のビジネススキームに取付店として参画することで、作業受注の増大が期待できる。
1 オークションサイト
2 利用者端末
3a 見積サイト
3b 見積システム
4 取付店端末
2 利用者端末
3a 見積サイト
3b 見積システム
4 取付店端末
Claims (7)
- 利用者の利用者端末を用いて、インターネット上のオークションサイトと、見積サイトとにアクセスし、オークションサイトに出品された車両部品を取付店で実車に取り付ける際の見積金額を、見積サイト上で利用者に提示する見積金額提示方法において、
前記利用者端末からの要求に応じて、前記オークションサイトが車両部品として出品された商品に関する説明と、当該商品のオークションIDとが掲載された第1のサイト画面を前記利用者端末に送信するとともに、前記見積サイトへのリンク情報が掲載された第2のサイト画面を前記利用者端末に送信する第1のステップと、
前記利用者端末に表示された前記第2のサイト画面中の前記リンク情報にしたがって、前記利用者端末が前記見積サイトにアクセスするとともに、前記見積サイトが所定のフォームを有する見積依頼画面を前記利用者端末に送信する第2のステップと、
前記利用者端末が、前記見積依頼画面上で利用者によって必要事項が入力された前記オークションIDを含む情報を前記見積サイトに送信することによって、前記見積サイトに対して車両部品の取付見積を依頼する第3のステップと、
前記見積サイトが、前記利用者端末から受信した前記取付見積の依頼に応じて、当該依頼に関する見積金額を前記利用者端末に送信する第4のステップと
を有することを特徴とする見積金額提示方法。 - 前記見積依頼画面のフォームは、前記オークションサイトと同様の階層構造に分類された商品カテゴリ群によって構成されたプルダウンメニューを少なくとも一つ含み、前記必要事項は、前記プルダウンメニューの中から選択された商品カテゴリを含むことを特徴とする請求項1に記載された見積金額提示方法。
- 前記見積サイトは、前記必要事項として選択された前記商品カテゴリが予め設定された自動見積とすべき商品カテゴリに該当する場合、前記見積金額を単価と個数とに基づいて算出し、当該見積金額が掲載された見積金額画面を前記利用者端末に送信する第4のステップをさらに有することを特徴とする請求項2に記載された見積金額提示方法。
- 前記見積サイトは、前記必要事項として選択された前記商品カテゴリが予め設定された問い合わせ見積とすべき商品カテゴリに該当する場合、前記見積金額を別途通知する旨の画面を前記利用者端末に送信することを特徴とする請求項2または3に記載された見積金額提示方法。
- 前記問い合わせ見積とすべき前記商品に関して、前記見積サイトと連携した見積システムが、予め設定された取付店群の中から見積作成を依頼すべき取付店を選択する第5のステップと、
前記見積システムが、前記選択された取付店の取付店端末に対して、前記必要事項が記載されたメールを送信して、見積作成を依頼する第6のステップと、
前記見積システムが、前記取付店端末から受信した見積金額を前記利用者端末にメールで送信する第7のステップと
をさらに有することを特徴とする請求項4に記載された見積金額提示方法。 - 前記第5のステップは、前記必要事項として記載された前記利用者の住所または希望する作業場所に基づいて、予め区分されたエリアの中から作業エリアを特定し、当該作業エリアに属する取付店を選択するステップであることを特徴とする請求項5に記載された見積金額提示方法。
- 前記第5のステップは、前記取付店に対する発注実績、前記見積サイトを提供する事業者による評価、および、利用者による評価の少なくとも一つに基づいて、取付店を選択するステップであることを特徴とする請求項6に記載された見積金額提示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007052913A JP2008217341A (ja) | 2007-03-02 | 2007-03-02 | 見積金額提示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008217341A true JP2008217341A (ja) | 2008-09-18 |
Family
ID=39837318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007052913A Withdrawn JP2008217341A (ja) | 2007-03-02 | 2007-03-02 | 見積金額提示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008217341A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120136743A1 (en) * | 2010-11-30 | 2012-05-31 | Zonar Systems, Inc. | System and method for obtaining competitive pricing for vehicle services |
US10600096B2 (en) | 2010-11-30 | 2020-03-24 | Zonar Systems, Inc. | System and method for obtaining competitive pricing for vehicle services |
US10665040B2 (en) | 2010-08-27 | 2020-05-26 | Zonar Systems, Inc. | Method and apparatus for remote vehicle diagnosis |
-
2007
- 2007-03-02 JP JP2007052913A patent/JP2008217341A/ja not_active Withdrawn
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