JP2008215936A - Ultrasonic flaw detection method for blade of gas turbine - Google Patents
Ultrasonic flaw detection method for blade of gas turbine Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008215936A JP2008215936A JP2007051503A JP2007051503A JP2008215936A JP 2008215936 A JP2008215936 A JP 2008215936A JP 2007051503 A JP2007051503 A JP 2007051503A JP 2007051503 A JP2007051503 A JP 2007051503A JP 2008215936 A JP2008215936 A JP 2008215936A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crack
- flaw detection
- detection method
- ultrasonic probe
- probe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
Description
本発明はガスタービンの翼の超音波探傷方法に関し、特に、冷却流体の通路を内部に形成した動翼について、その通路の内面に発生するき裂を検査する超音波探傷方法に関するものである。 The present invention relates to an ultrasonic flaw detection method for blades of a gas turbine, and more particularly to an ultrasonic flaw detection method for inspecting a crack generated on the inner surface of a passage having a cooling fluid passage formed therein.
火力発電などに使用されるガスタービンの動翼は、冷却空気を流すための通路(冷却孔)が内部に形成されている(例えば、特許文献1を参照)。
そのような動翼の内部の冷却孔の内面にき裂が生じていないかどうかを検査する方法として、超音波探傷方法を利用することが試みられている。次の特許文献2は、ガスタービンの動翼の表面及び内部(冷却孔の内面)の欠陥を超音波探傷方法で検査することを開示している。この特許文献2では斜角探傷方法を用いている。
本発明は垂直探傷法に関係しているが、タービンの部品を垂直探傷法で検査するものとして、次の特許文献3が知られている。この文献は、原子力高圧タービンロータのTルート翼溝部を垂直探傷法で検査しており、垂直探傷法では底面エコーが現れるので、欠陥位置を直線的にとらえることができる、としている。
本発明は、その実施例において、超音波探傷検査の前処理としてタービンの動翼を局部的に冷却してき裂を顕在化させるような工夫をしているが、そのような熱処理に関しては、次の特許文献4と特許文献5が知られている。
特許文献4は、配管のき裂を超音波探傷方法で検査するものであるが、その前処理として、配管を局部的に加熱または冷却することで、き裂を開口させて顕在化させることを開示している。特許文献5は、タービンロータの欠陥を音響放出(AE)法によって検査するものであるが、その前処理として、タービンロータの中心孔を冷却するとともにタービンロータの外周部を加熱することで、ロータの中心部に引張応力を発生させて、ロータに遠心力が作用しているのと同等の応力状態を作ることを開示している。
Patent document 4 inspects a crack of a pipe by an ultrasonic flaw detection method, and as its pretreatment, the pipe is locally heated or cooled to open the crack and reveal it. Disclosure.
上述の特許文献2の超音波探傷方法によれば、ガスタービンの動翼の内部の冷却孔の欠陥を検査することが可能である。しかし、斜角探傷方法であるために、き裂の検出感度が不十分であり、小さなき裂はノイズに紛れてしまう。
According to the ultrasonic flaw detection method of
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、ガスタービンの翼の冷却孔の内面のき裂を十分な感度で検出できる超音波探傷方法を提供することにある。 The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to provide an ultrasonic flaw detection method capable of detecting a crack on the inner surface of a cooling hole of a blade of a gas turbine with sufficient sensitivity. is there.
本発明の超音波探傷方法は、冷却流体の通路を内部に形成したガスタービンの翼の超音波探傷方法であって、次の(ア)乃至(ウ)の段階を実施するものである。(ア)前記翼の表面に二振動子型の超音波探触子を対面させて、垂直探傷法を用いて、前記通路の内面を目標にして前記超音波探触子から超音波を送信して、その反射エコーを受信する検出段階。(イ)前記検出段階を実行しながら前記超音波探触子を前記翼の表面に沿って走査して、超音波探触子の走査に伴うBスコープ表示を得る表示段階。(ウ)前記Bスコープ表示に基づいて前記通路の内面のき裂の有無を判定する判定段階。 The ultrasonic flaw detection method of the present invention is an ultrasonic flaw detection method for blades of a gas turbine in which a cooling fluid passage is formed, and performs the following steps (a) to (c). (A) A two-element ultrasonic probe is made to face the surface of the wing, and ultrasonic waves are transmitted from the ultrasonic probe using the vertical flaw detection method to target the inner surface of the passage. And detecting the reflected echo. (A) A display step of scanning the ultrasonic probe along the surface of the wing while executing the detection step to obtain a B scope display accompanying the scanning of the ultrasonic probe. (C) A determination step of determining the presence or absence of a crack on the inner surface of the passage based on the B scope display.
上述の翼は、ガスタービンの静翼または動翼であり得るが、特に、ガスタービンの動翼に対して本発明は効果的である。動翼の場合、上述の表示段階では、動翼に遠心力がかかる方向に対して平行に前記超音波探触子を走査する。そして、上述の判定段階では、き裂の有無を判定するとともにき裂の深さを求める。さらに、次の第2の表示段階と計測段階を実行することが好ましい。第2の表示段階は、き裂が存在する位置において、遠心力がかかる方向に対して垂直方向に超音波探触子を翼の表面に沿って走査して、その走査に伴うAスコープ表示の連続波形を得る段階である。計測段階は、追加のAスコープ表示の連続波形に基づいてき裂の指示長さと最大深さを求める段階である。 The blades described above can be gas turbine stationary blades or blades, but the present invention is particularly effective for gas turbine blades. In the case of a moving blade, in the above-described display stage, the ultrasonic probe is scanned in parallel to the direction in which the centrifugal force is applied to the moving blade. In the above-described determination stage, the presence or absence of a crack is determined and the crack depth is obtained. Furthermore, it is preferable to execute the following second display stage and measurement stage. In the second display stage, at the position where the crack exists, the ultrasonic probe is scanned along the surface of the wing in the direction perpendicular to the direction in which the centrifugal force is applied, and the A scope display accompanying the scanning is performed. This is the stage of obtaining a continuous waveform. The measurement step is a step of obtaining the crack indication length and maximum depth based on the additional A scope display continuous waveform.
本発明は、二振動子型の超音波探触子による垂直探傷法を用いているので、ガスタービンの翼の冷却孔の内面のき裂を十分な感度で検出できる。 Since the present invention uses a vertical flaw detection method using a two-vibrator type ultrasonic probe, it is possible to detect cracks on the inner surface of the cooling hole of the blade of the gas turbine with sufficient sensitivity.
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳しく説明する。図1はガスタービンの動翼の概略の斜視図である。動翼10の表面に二振動子型の超音波探触子12を対面させて、この探触子12を例えば矢印14の方向に走査することで、Bスコープ表示を取得する。図1では動翼10の腹側に超音波探触子12を対面させる状況示しているが、動翼10の背側(腹側の反対側)についも同様に超音波探触子を走査する。この動翼はニッケル基合金の鋳造品であり、この材質は、鉄系の材質と比較すると、超音波が減衰しやすい。ゆえに、本発明の方法が特に効果的である。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic perspective view of a moving blade of a gas turbine. A two-scope type
図2は動翼10の概略の縦断面図である。動翼10の内部には、断面積が比較的大きな空洞16と、断面積が比較的小さなマルチホール18が形成されている。どちらも、冷却空気が通過するための通路、すなわち空気孔、である。空洞16とマルチホール18は連通している。空洞16はリブ20で仕切られている。冷却空気22は、動翼10の根元の部分から空洞16内に流入し、空洞16を通過してからマルチホール18に入り、動翼10の先端24から出て行く。動翼10は高温のガスにさらされるものであり、かつ、タービンの回転により矢印26の方向に遠心力がかかる。この動翼の空洞16の内面には、例えばクリープによってき裂が発生するおそれがあるが、その場合、遠心力の方向26に対して垂直な方向に延びるようなき裂28が想定される。
FIG. 2 is a schematic longitudinal sectional view of the moving
図3(A)は図2の3A−3A線断面図である。比較的断面積の大きな空洞16はリブ20で仕切られている。
3A is a cross-sectional view taken along
図3(B)は図2の3B−3B線断面図である。比較的断面積の小さなマルチホール18が存在する。空洞16の内面と比較すると、このマルチホール18の内面にはき裂は生じにくい。空気孔の内面にき裂が発生するとすれば、空洞16の内面である。
3B is a cross-sectional view taken along
図4は超音波探触子の走査経路を示す正面図である。空洞が存在する箇所において、動翼の表面に超音波探触子を対面させる。そして、ひとつの空洞16aの長手方向に沿って、探触子12を図面の上から下に向かって矢印30に示すように走査する。ほかの空洞16b,16cについても、同様に、探触子12を図面の上から下に向かって走査する。このように、遠心力方向26に対して平行に探触子12を走査することで、図2に示したようなき裂28の有無を検査することができる。このような走査を、動翼の腹側と背側のそれぞれで実施する。これにより、空洞の腹側の内面のき裂と、背側の内面のき裂を検査することができる。この例では、3本の空洞16a〜16cが遠心力方向26に延びていることを想定していて、そのために3本の走査経路になっているが、空洞の数が増加すれば、走査経路の数もそれに応じて増加する。
FIG. 4 is a front view showing the scanning path of the ultrasonic probe. The ultrasonic probe is made to face the surface of the moving blade at the location where the cavity exists. Then, the
図5は超音波探触子の別の走査経路を示す正面図である。例えば、図4に示すような走査によって空洞16aの腹側の内面にき裂が見つかった場合には、空洞16aに関して、き裂が見つかった位置において、図5の矢印32に示すように、探触子12を遠心力方向26に対して垂直方向に走査する。この走査は、き裂が延びる方向に探触子12を走査することを想定している。この走査によりき裂の指示長さを測定することができる。
FIG. 5 is a front view showing another scanning path of the ultrasonic probe. For example, when a crack is found on the ventral inner surface of the
図6(A)は超音波探触子12の走査状況を示す断面図である。この走査は、図4の矢印30の方向の走査に対応している。動翼の腹側の表面34に超音波探触子12を対面させて、空洞16aの長手方向に探触子12を走査して、空洞16aの腹側の内面36のき裂44を検査している。探触子12は図6の矢印30の方向に走査する。この実施例の場合、動翼の肉厚(表面34から内面36までの距離)は5〜10mmである。
FIG. 6A is a cross-sectional view showing a scanning state of the
利用する探触子12の仕様を説明する。本発明は二振動子型の探触子を使うものであり、実施例の探触子12は、ひとつの円筒状のケースの中に送信用振動子38と受信用振動子40を収納した分割型のものである。この探触子を用いて垂直探傷法を実施する。送信用振動子38と受信用振動子40の間には音響仕切板42が配置されている。送信用振動子38と受信用振動子40は、その送信方向と受信方向が互いに面対称になるように傾斜していて、所定の焦点範囲の中にある音響反射体からの反射エコーを受信できるようになっている。この探触子12は、ケースの直径が10mmで、周波数が5MHzである。振動子38,40はコンポジット型と呼ばれるもので、ジルコン酸鉛を主体とした圧電素子と樹脂を格子状に配列したものである。探触子12と動翼の表面34の間にはグリセリンなどの接触媒質を介在させる。接触媒質は縦波用のものを用いている。
The specification of the
この探触子12は垂直探傷法で使用することができ、空洞16aの内面36の反射エコーを明瞭に検出することができる。したがって、内面36に生じたき裂44からの反射エコーと内面36からの反射エコーを明瞭に区別できる。
This
図6(B)は超音波探触子を図6(A)の矢印30の方向に走査したときのBスコープ表示である。横軸は探触子の移動距離であり、縦軸は検出した反射エコーの表面からの深さである。空洞の内面からの反射エコー46の強度が100%になるように感度調整を行っている。本発明は垂直探傷法を用いているので、空洞の内面からの反射エコー46を明瞭に検出できる。そして、き裂の反射エコー48は内面からの反射エコー46と区別して検出できる。また、き裂の反射エコー48の反射位置(深さ)と内面からの反射エコー46の反射位置(深さ)の差を求めることで、き裂の深さdを求めることができる。実験に使った動翼はニッケル基合金であり、超音波が減衰しやすくて超音波の散乱によるノイズが発生しやすいものであるが、本発明の超音波探傷方法によれば、超音波の散乱によるノイズの影響がほとんどなく、S/N比の良好な結果が得られた。
FIG. 6B is a B scope display when the ultrasonic probe is scanned in the direction of the
浅いき裂をどこまで検出できるかを検証するために、き裂を想定した加工溝を故意に形成した動翼について超音波探傷の実験をした。加工溝は、図2に示す想定き裂28と同じ方向(すなわち、遠心力方向26に対して垂直に延びる方向)に形成した。この加工溝は、深さが3mm、2mm、1mm、0.5mmの4種類を準備した。これらの加工溝について超音波探傷検査の実験をしたところ、3mm、2mm、1mmの深さのき裂については明瞭に検出できた。そして、その深さの値についても、±0.5mmの精度で求めることができた。一方、深さ0.5mmのき裂については、周波数が5MHzの探触子を用いた実験ではうまく検出できなかった。周波数をもっと高くすれば、深さ0.5mmのき裂も検出できる可能性があるが、このような浅いき裂は、動翼の材質によっては結晶粒界からの反射エコー(ノイズになる)に紛れるおそれがある。本発明の方法によれば、少なくとも1mm程度の深さのき裂を明瞭に検出できることが確認できた。
In order to verify the extent to which shallow cracks can be detected, an ultrasonic flaw detection experiment was conducted on a rotor blade that was intentionally formed with a processed groove that assumed a crack. The processed groove was formed in the same direction as the assumed
図7(A)は超音波探触子12の別の走査状況を示す断面図である。この走査は、図5の矢印32の方向の走査に対応しており、この走査により、き裂の指示長さを求めることができる。超音波探触子12は矢印32の方向に走査する。き裂44の指示長さの方向はこの走査方向32に平行である。
FIG. 7A is a cross-sectional view showing another scanning state of the
図7(B)は超音波探触子を図7(A)の矢印32の方向に走査したときのAスコープ表示の連続波形(重ね合わせ波形)である。この連続波形の求め方を図8を参照して説明する。図8の(A)〜(D)は、図7(A)の矢印32の走査方向に沿った4箇所の探触子位置でのAスコープ表示である。図8(A)は探触子がき裂の領域に入り始めたときのAスコープ表示である。空洞の内面からの反射エコー46が大きく現れていて、それよりも少し浅い位置に、き裂からの反射エコー60が現れる。反射エコー60の高さはA1である。図8(B)は探触子がもう少し移動したときのAスコープ表示である。き裂からの反射エコー62の出現位置は浅い方にシフトし、反射エコーの高さA2はA1よりも大きくなる。図8(C)と(D)は探触子がさらに移動していったときのAスコープ表示であり、反射エコー64,66は、より浅い位置に出現し、そのエコー高さはより大きくなる。このようなAスコープ表示を探触子の移動に伴って連続的に重ね合わせたものが図7(B)の連続波形(重ね合わせ波形)である。探触子が移動するにつれて、反射エコー高さはA1→A2→A3→A4というように矢印68に示すように大きくなっていき、その出現位置は浅くなっていく。き裂の最大深さDのところで反射エコー高さが最大になる。探触子がさらに移動すると、今度は矢印70に示すように、反射エコー高さが減少していき、その出現位置は深くなっていく。このような連続波形を表示することで、き裂の最大深さDを求めることができる。
FIG. 7B shows a continuous waveform (overlapping waveform) of A scope display when the ultrasonic probe is scanned in the direction of the
図7(B)の連続波形に基づいて、き裂の指示長さも求めることができる。連続波形において、反射エコーの最大高さ(これを100%とする)の半分(50%)の反射エコー高さを示したときの探触子位置を、き裂の端部と定義することができる。探触子がき裂の最大深さに向かう途中(すなわち、矢印68の途中)で50%の反射エコー高さを示す探触子位置が存在する。この探触子位置がき裂の一方の端部の位置である。さらに、探触子がき裂の最大深さから離れていく途中(すなわち、矢印70の途中)でも50%の反射エコー高さを示す探触子位置が存在する。この探触子位置が、き裂の他方の端部の位置である。これらの二つの端部の間の距離が、き裂の指示長さLである。この指示長さLを図7(A)に示す。 Based on the continuous waveform in FIG. 7B, the indicated length of the crack can also be obtained. In the continuous waveform, the probe position when the height of the reflected echo is 50% of the maximum height of the reflected echo (this is assumed to be 100%) is defined as the end of the crack. it can. There is a probe position showing a reflected echo height of 50% in the middle of the probe toward the maximum depth of the crack (that is, in the middle of the arrow 68). This probe position is the position of one end of the crack. Furthermore, there is a probe position showing a reflected echo height of 50% even while the probe is moving away from the maximum crack depth (that is, in the middle of the arrow 70). This probe position is the position of the other end of the crack. The distance between these two ends is the indicated length L of the crack. This instruction length L is shown in FIG.
次に、動翼を局部的に冷却することでき裂を顕在化させることについて説明する。板材を局部的に冷却したときに板材にどのような応力が作用するかを非定常解析により理論的に計算した。図9は想定した板材の斜視図である。一辺の長さaが200mmで、厚さbが20mmの板材である。この板材の中央に、一辺の長さが40mmの冷却領域52を設定した。板材の周囲は拘束されていない自由状態であるとした。板材の材質は鉄を想定した。室温が20℃で、板材の温度が20℃になっているときに、上述の冷却領域52に0℃の氷を接触させることを想定する。その接触開始時点からの、板材の温度変化の計算値を図10に示す。板材の温度は、冷却領域52の中央において、板材の深さ方向の各位置で計算した。図10のグラフの横軸は接触開始からの経過時間であり、縦軸は当初の板材の温度(室温20℃に等しい)からの温度変化である。図10のグラフでは、板材の表面と、深さ4mm、8mm、12mm、20mmでの各位置での温度を示している。深さ20mmは板材の裏面の位置である。接触開始から40秒程度が経過すると、板材の裏面の位置でも、温度がほぼ定常値に近いところまで達する。
Next, it will be described that the blade can be locally cooled and the crack is made obvious. The stress acting on the plate when the plate is locally cooled was calculated theoretically by unsteady analysis. FIG. 9 is a perspective view of an assumed plate material. It is a plate material having a side length a of 200 mm and a thickness b of 20 mm. In the center of the plate material, a
図11は、図10に示すような温度変化があったときに、板材に発生する応力がどのように変化するかを示すグラフである。横軸は経過時間であり、縦軸は板材の各深さの位置に発生する応力である。接触開始から約40秒後には、それぞれの深さにおいて、応力がほぼ定常値に近いところまで達している。そして、その応力の値は10〜20MPa程度の引張応力である。この程度の引張応力が作用すれば、き裂が閉じていてもそれが開口してき裂が顕在化し、き裂を超音波探傷方法で見つけやすくなる、ことが予想される。このような理論的考察から、板材を局所的に冷却してから40秒程度が経過した後に超音波探傷方法を実施すれば、開口したき裂を検出しやすくなることが分かる。 FIG. 11 is a graph showing how the stress generated in the plate changes when there is a temperature change as shown in FIG. The horizontal axis is the elapsed time, and the vertical axis is the stress generated at each depth position of the plate material. About 40 seconds after the start of contact, the stress reaches almost a steady value at each depth. The value of the stress is a tensile stress of about 10 to 20 MPa. If a tensile stress of this level acts, it is expected that even if the crack is closed, it opens and the crack becomes obvious, making it easier to find the crack by the ultrasonic flaw detection method. From such theoretical considerations, it can be seen that if an ultrasonic flaw detection method is carried out after about 40 seconds have passed since the plate material was locally cooled, it becomes easier to detect an open crack.
図4に示す超音波探傷方法に局部冷却の前処理を適用することを考えると、空洞16a〜16cが存在する領域において動翼の腹側または背側(検査する側)の表面を局部的に冷却して、冷却開始から40秒程度が経過した後に、超音波探触子12の走査をスタートすることが好ましい。
Considering that local cooling pretreatment is applied to the ultrasonic flaw detection method shown in FIG. 4, the surface on the ventral side or dorsal side (inspected side) of the moving blade is locally localized in the region where the
本発明は上述の実施例に限定されずに、次のような変更が可能である。
(1)上述の実施例では、翼の材質としてニッケル基合金を例示したが、ほかの材質にも適用できる。本発明は、超音波が減衰しやすい材質(すなわち、反射エコーを検出しにくい材質)について特に効果があり、そのような材質としては、上述のニッケル基合金のほかに、コバルト基合金がある。
(2)上述の実施例では、動翼の肉厚が5〜10mmであるが、本発明の方法は、翼の肉厚が3〜20mm程度のものに適用可能である。なお、翼の肉厚に応じて、使用する探触子の焦点深さをそれに合わせることが必要である。
(3)上述の実施例では、二振動子型の探触子の例として、ひとつのケースの中に送信用振動子と受信用振動子を収納した分割型のものを用いているが、送信用振動子と受信用振動子を別個のケースに収納したものを用いてもよい。また、ひとつのケースに収納する場合でも、円筒状のケースに限らずに、四角柱の形をしたケースであってもよい。上述の円筒状のケースの直径も、上述の10mmに限定せずに、例えば、5〜20mmの範囲内のものを使用できる。
(4)探触子を構成する振動子としては、上述のコンポジット型でなくても、圧電素子の単体のものでもよく、その材質も、ジルコン酸鉛を主体としたものに限らずに、ニオブ酸鉛を主体にしたものなど、各種の公知の振動子を用いることができる。
(5)上述の実施例では、探触子が送信する超音波の振動数は5MHzであるが、その他の振動数、例えば、2〜10MHzの範囲内の振動数、を用いることができる。
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and the following modifications are possible.
(1) In the above-described embodiment, the nickel base alloy is exemplified as the material of the blade, but it can be applied to other materials. The present invention is particularly effective for materials in which ultrasonic waves are easily attenuated (that is, materials in which reflected echoes are difficult to detect). Examples of such materials include cobalt-based alloys in addition to the above-described nickel-based alloys.
(2) In the above-described embodiment, the thickness of the moving blade is 5 to 10 mm, but the method of the present invention can be applied to a blade having a thickness of about 3 to 20 mm. It is necessary to adjust the focal depth of the probe to be used according to the thickness of the wing.
(3) In the above-described embodiment, as a two-vibrator type probe, a split type in which a transmission transducer and a reception transducer are housed in one case is used. You may use what put the trust oscillator and the vibrator for reception in a separate case. Moreover, even when it accommodates in one case, not only a cylindrical case but the case of the shape of a square pole may be sufficient. The diameter of the cylindrical case described above is not limited to the above-mentioned 10 mm, and for example, a diameter in the range of 5 to 20 mm can be used.
(4) The transducer constituting the probe may not be the above-described composite type, but may be a single piezoelectric element, and the material is not limited to that mainly composed of lead zirconate. Various known vibrators such as those mainly composed of lead acid can be used.
(5) In the above-described embodiment, the frequency of the ultrasonic wave transmitted by the probe is 5 MHz, but other frequencies, for example, a frequency in the range of 2 to 10 MHz can be used.
10 動翼
12 超音波探触子
16 空洞
18 マルチホール
20 リブ
22 冷却空気
26 遠心力の方向
28 き裂
34 動翼の表面
36 空洞の内面
38 送信用振動子
40 受信用振動子
42 音響仕切板
44 き裂
46 内面の反射エコー
48 き裂の反射エコー
DESCRIPTION OF
Claims (2)
(ア)前記翼の表面に二振動子型の超音波探触子を対面させて、垂直探傷法を用いて、前記通路の内面を目標にして前記超音波探触子から超音波を送信して、その反射エコーを受信する検出段階。
(イ)前記検出段階を実行しながら前記超音波探触子を前記翼の表面に沿って走査して、超音波探触子の走査に伴うBスコープ表示を得る表示段階。
(ウ)前記Bスコープ表示に基づいて前記通路の内面のき裂の有無を判定する判定段階。 An ultrasonic flaw detection method for blades of a gas turbine having a cooling fluid passage formed therein, wherein the following steps (a) to (c) are performed.
(A) A two-element ultrasonic probe is made to face the surface of the wing, and ultrasonic waves are transmitted from the ultrasonic probe using the vertical flaw detection method to target the inner surface of the passage. And detecting the reflected echo.
(A) A display step of scanning the ultrasonic probe along the surface of the wing while executing the detection step to obtain a B scope display accompanying the scanning of the ultrasonic probe.
(C) A determination step of determining the presence or absence of a crack on the inner surface of the passage based on the B scope display.
(エ)前記翼はガスタービンの動翼である。
(オ)前記表示段階では、前記動翼に遠心力がかかる方向に対して平行に前記超音波探触子を走査する。
(カ)前記判定段階では、前記き裂の有無を判定するとともに前記き裂の深さを求める。
(キ)前記き裂が存在する位置において、前記遠心力がかかる方向に対して垂直方向に前記超音波探触子を前記翼の表面に沿って走査して、その走査に伴うAスコープ表示の連続波形を得る第2の表示段階。
(ク)前記Aスコープ表示の連続波形に基づいて前記き裂の指示長さと最大深さを求める計測段階。 The ultrasonic flaw detection method according to claim 1, comprising the following features (d) to (f), and further performing the following steps (ki) and (ku). Sonic flaw detection method.
(D) The blade is a moving blade of a gas turbine.
(E) In the display step, the ultrasonic probe is scanned in parallel to the direction in which the moving force is applied to the moving blade.
(F) In the determination step, the presence or absence of the crack is determined and the depth of the crack is determined.
(G) At the position where the crack exists, the ultrasonic probe is scanned along the surface of the wing in a direction perpendicular to the direction in which the centrifugal force is applied, and an A scope display associated with the scanning is displayed. Second display stage to obtain a continuous waveform.
(H) A measurement step of obtaining the indicated length and maximum depth of the crack based on the continuous waveform displayed on the A scope.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007051503A JP2008215936A (en) | 2007-03-01 | 2007-03-01 | Ultrasonic flaw detection method for blade of gas turbine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007051503A JP2008215936A (en) | 2007-03-01 | 2007-03-01 | Ultrasonic flaw detection method for blade of gas turbine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008215936A true JP2008215936A (en) | 2008-09-18 |
Family
ID=39836156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007051503A Pending JP2008215936A (en) | 2007-03-01 | 2007-03-01 | Ultrasonic flaw detection method for blade of gas turbine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008215936A (en) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010101884A (en) * | 2008-10-01 | 2010-05-06 | Alstom Technology Ltd | Rotor disk weld inspection method and arrangement therefore |
JP2010175306A (en) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Toyota Motor Corp | Ultrasonic measurement device |
CN102435673A (en) * | 2011-09-14 | 2012-05-02 | 沈阳黎明航空发动机(集团)有限责任公司 | Ultrasonic detection method for powder plate |
CN102944610A (en) * | 2012-11-30 | 2013-02-27 | 湖南省湘电锅炉压力容器检验中心有限公司 | Method for detecting weld defect of stainless steel runner blade of water turbine |
CN103063742A (en) * | 2013-01-06 | 2013-04-24 | 沈阳黎明航空发动机(集团)有限责任公司 | Surface wave in-situ flaw detection method of rotor blade with coating |
JP2014092363A (en) * | 2012-10-31 | 2014-05-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Position determination device for processing hole |
JP2015014458A (en) * | 2013-07-03 | 2015-01-22 | 三菱重工業株式会社 | Processed-hole position measurement device |
CN104458910A (en) * | 2014-12-16 | 2015-03-25 | 中国科学院工程热物理研究所 | Nondestructive testing method for bonding defects of shell of wind turbine blade and web plate |
JP2015111076A (en) * | 2013-12-06 | 2015-06-18 | 三菱重工業株式会社 | Ultrasonic flaw detector |
CN105445374A (en) * | 2015-12-30 | 2016-03-30 | 中核核电运行管理有限公司 | Ultrasonic phased array detection method for fir type blade roots of nuclear main turbine |
CN111413404A (en) * | 2020-03-27 | 2020-07-14 | 天津大学 | Blade crack online measurement method based on blade tip timing and support vector machine principle |
CN111426459A (en) * | 2020-04-13 | 2020-07-17 | 天津大学 | Blade crack online measurement method based on blade tip timing and naive Bayes algorithm |
CN114113320A (en) * | 2021-11-12 | 2022-03-01 | 西安热工研究院有限公司 | Gas turbine compressor impeller root groove crack defect quantification method |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS551541A (en) * | 1978-06-19 | 1980-01-08 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Ultrasonic flaw detection method of steel pipe weld zones |
JPS5892857A (en) * | 1981-11-27 | 1983-06-02 | Hitachi Ltd | Flaw detecting method by ultrasonic pulse |
JPS6271855A (en) * | 1985-09-26 | 1987-04-02 | Toshiba Corp | Defect detecting method for turbine rotor |
JPS63121748A (en) * | 1986-11-10 | 1988-05-25 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Ultrasonic flaw detector |
JPH07140118A (en) * | 1993-11-16 | 1995-06-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Structure of shoe for pitch catch and its using method |
JPH11229808A (en) * | 1998-02-16 | 1999-08-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Gas turbine rotor blade |
JPH11295278A (en) * | 1998-04-09 | 1999-10-29 | Aspect:Kk | Device and method for detecting flaw in surface and interior of turbine blade |
JPH11352112A (en) * | 1998-06-08 | 1999-12-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Method and device for thickness flaw detection of specimen |
JP2004271281A (en) * | 2003-03-06 | 2004-09-30 | Tohoku Techno Arch Co Ltd | Quantitative and nondestructive evaluation method for crack |
JP2005077320A (en) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Kansai Electric Power Co Inc:The | Ultrasonic probe, flaw detection device for turbine blade and its flaw detection method |
JP2007046913A (en) * | 2005-08-05 | 2007-02-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Welded structure flaw detection testing method, and steel welded structure flaw detector |
-
2007
- 2007-03-01 JP JP2007051503A patent/JP2008215936A/en active Pending
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS551541A (en) * | 1978-06-19 | 1980-01-08 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Ultrasonic flaw detection method of steel pipe weld zones |
JPS5892857A (en) * | 1981-11-27 | 1983-06-02 | Hitachi Ltd | Flaw detecting method by ultrasonic pulse |
JPS6271855A (en) * | 1985-09-26 | 1987-04-02 | Toshiba Corp | Defect detecting method for turbine rotor |
JPS63121748A (en) * | 1986-11-10 | 1988-05-25 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Ultrasonic flaw detector |
JPH07140118A (en) * | 1993-11-16 | 1995-06-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Structure of shoe for pitch catch and its using method |
JPH11229808A (en) * | 1998-02-16 | 1999-08-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Gas turbine rotor blade |
JPH11295278A (en) * | 1998-04-09 | 1999-10-29 | Aspect:Kk | Device and method for detecting flaw in surface and interior of turbine blade |
JPH11352112A (en) * | 1998-06-08 | 1999-12-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Method and device for thickness flaw detection of specimen |
JP2004271281A (en) * | 2003-03-06 | 2004-09-30 | Tohoku Techno Arch Co Ltd | Quantitative and nondestructive evaluation method for crack |
JP2005077320A (en) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Kansai Electric Power Co Inc:The | Ultrasonic probe, flaw detection device for turbine blade and its flaw detection method |
JP2007046913A (en) * | 2005-08-05 | 2007-02-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Welded structure flaw detection testing method, and steel welded structure flaw detector |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010101884A (en) * | 2008-10-01 | 2010-05-06 | Alstom Technology Ltd | Rotor disk weld inspection method and arrangement therefore |
JP2010175306A (en) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Toyota Motor Corp | Ultrasonic measurement device |
CN102435673A (en) * | 2011-09-14 | 2012-05-02 | 沈阳黎明航空发动机(集团)有限责任公司 | Ultrasonic detection method for powder plate |
JP2014092363A (en) * | 2012-10-31 | 2014-05-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Position determination device for processing hole |
CN102944610A (en) * | 2012-11-30 | 2013-02-27 | 湖南省湘电锅炉压力容器检验中心有限公司 | Method for detecting weld defect of stainless steel runner blade of water turbine |
CN103063742A (en) * | 2013-01-06 | 2013-04-24 | 沈阳黎明航空发动机(集团)有限责任公司 | Surface wave in-situ flaw detection method of rotor blade with coating |
CN103063742B (en) * | 2013-01-06 | 2016-02-10 | 沈阳黎明航空发动机(集团)有限责任公司 | A kind of surface wave in-situ method of detection of band coating spinner blade |
JP2015014458A (en) * | 2013-07-03 | 2015-01-22 | 三菱重工業株式会社 | Processed-hole position measurement device |
JP2015111076A (en) * | 2013-12-06 | 2015-06-18 | 三菱重工業株式会社 | Ultrasonic flaw detector |
CN104458910A (en) * | 2014-12-16 | 2015-03-25 | 中国科学院工程热物理研究所 | Nondestructive testing method for bonding defects of shell of wind turbine blade and web plate |
CN104458910B (en) * | 2014-12-16 | 2017-02-08 | 中国科学院工程热物理研究所 | Nondestructive testing method for bonding defects of shell of wind turbine blade and web plate |
CN105445374A (en) * | 2015-12-30 | 2016-03-30 | 中核核电运行管理有限公司 | Ultrasonic phased array detection method for fir type blade roots of nuclear main turbine |
CN111413404A (en) * | 2020-03-27 | 2020-07-14 | 天津大学 | Blade crack online measurement method based on blade tip timing and support vector machine principle |
CN111426459A (en) * | 2020-04-13 | 2020-07-17 | 天津大学 | Blade crack online measurement method based on blade tip timing and naive Bayes algorithm |
CN114113320A (en) * | 2021-11-12 | 2022-03-01 | 西安热工研究院有限公司 | Gas turbine compressor impeller root groove crack defect quantification method |
CN114113320B (en) * | 2021-11-12 | 2023-10-20 | 西安热工研究院有限公司 | Method for quantifying crack defects of blade root groove of gas turbine compressor impeller |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008215936A (en) | Ultrasonic flaw detection method for blade of gas turbine | |
JP5094963B2 (en) | Nondestructive material inspection method and apparatus for inspection object using ultrasonic wave | |
CN104535648B (en) | A kind of turbine blade ultrasonic guided wave detecting method | |
JP2008501109A (en) | Turbine blade flaw detection method and apparatus | |
CN102095799B (en) | Method for detecting defect of 7 series aluminium alloy forge piece by ultrasonic testing with immersion type probe | |
Huggett et al. | Phased array ultrasonic testing for post-weld and online detection of friction stir welding defects | |
US20190064119A1 (en) | Laser ultrasonic thermography inspection | |
KR20220004184A (en) | Ultrasonic flaw detection method, ultrasonic flaw detection device, steel manufacturing equipment heat, steel manufacturing method, and steel quality assurance method | |
JP5192939B2 (en) | Defect height estimation method by ultrasonic flaw detection | |
JP2009204368A (en) | Blade groove inspection method of turbine rotor | |
KR20220004195A (en) | Ultrasonic flaw detection method, ultrasonic flaw detection device, steel manufacturing equipment heat, steel manufacturing method, and steel quality assurance method | |
JP5531257B2 (en) | Turbine blade flaw detection method | |
JP2010500591A (en) | Inspection method of microstructure of welded joint | |
AU2008227054B2 (en) | Defect detection method of turbine generator end ring | |
JP5810873B2 (en) | Ultrasonic flaw detection method | |
JP2005077320A (en) | Ultrasonic probe, flaw detection device for turbine blade and its flaw detection method | |
JP2009300371A (en) | Method and apparatus for detecting hetero-crystalline area of single crystal material | |
WO2016157588A1 (en) | Nondestructive testing apparatus and nondestructive testing method | |
JP3868443B2 (en) | Ultrasonic inspection method of metal material and manufacturing method of steel pipe | |
JP6109061B2 (en) | Inspection method for remaining life of welded parts of heat-resistant materials | |
JP6808682B2 (en) | Inspection device and inspection method for joint members | |
JP7224961B2 (en) | Ultrasonic Flaw Detection Method for Thermal Sleeve of Reactor Pressure Vessel | |
JP7294283B2 (en) | Ultrasonic flaw detection method, ultrasonic flaw detector, and steel manufacturing method | |
US20240264123A1 (en) | Methods for detecting defects in an anisotropic rotor blade using a phased array ultrasound system | |
JP5641435B2 (en) | Ultrasonic oblique angle flaw detection method and ultrasonic oblique angle flaw detector |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111129 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120403 |