JP2008212333A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】ベットスイッチ等の操作を行わず、メダルをスロットマシンに投入させることができるスロットマシンを提供する。
【解決手段】スロットマシンSに、ストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルのカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルのカウント値を減算した分、スロットマシンSに投入するメダルのカウント値を加算するためのストップスイッチメダル投入手段360と、再遊技に当選し、かつ、再遊技に入賞した場合に、前記ストップスイッチメダル投入手段360によりスロットマシンSに投入されたメダルのカウンタ値に加算された値の分、投入されたメダルのカウンタ値から減算するとともに、投入したメダルのカウント値を減算した分、クレジットメダルのカウント値を加算するため投入メダル減算手段370とを備えた。
【選択図】図3

Description

この発明は、スロットマシンに関し、更に詳しくは、ストップスイッチの操作によりメダルの投入をすることができるスロットマシンに関するものである。
従来より、スロットマシン等においては、回転リール、クレジットメダルをスロットマシンSに投入するためのベットスイッチ、回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチ、及び回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチ等を備えている。そして、このようなスロットマシン等では、メダルが投入され、スタートスイッチが操作されること等を条件に、当選か否かの抽選が行われ、複数の回転リールが回転し、ストップスイッチの操作のタイミングにより回転リールが停止する。そして、抽選結果及び回転リールの停止結果に基づき入賞したか否かが判定され、入賞したと判定された場合、入賞の種類に応じた枚数のメダルが払い出される。
また、特許文献1に開示されているスロットマシンでは、クレジットメダル計数手段にクレジット投入信号を出力するクレジット投入スイッチ、リール駆動制御手段にスタート信号を出力するスタートスイッチ、及びリール駆動制御手段にストップ信号を出力するストップスイッチを設けると共に、これら、クレジット投入スイッチ、スタートスイッチ及びストップスイッチを兼用する兼用スイッチを設け、クレジットモード中は、クレジット投入スイッチあるいは兼用スイッチからの出力信号の入力を条件に、クレジットメダル計数手段にクレジット投入信号を出力してクレジットメダルを計数させ、遊技メダル計数手段の計数値が最大遊技メダル枚数を越えた後は、兼用スイッチからの出力信号の入力を条件に、リール駆動制御手段にスタート信号を出力すると共に、遊技メダル計数手段に数値がカウントされている場合には、スタートスイッチの投入によって、リール駆動制御手段にスタート信号を出力し、駆動源の駆動開始後、ストップスイッチあるいは兼用スイッチからの出力信号の入力を条件に、リール駆動制御手段にストップ信号を出力する信号制御手段を備えていることにより、兼用スイッチの操作で、最大遊技メダル数に等しい数のクレジットメダルを遊技メダルとして機内に投入させ、遊技を開始させることができるので、操作性の改善と、ゲーム進行の迅速化を図ることができるとされている。
特開平6−142276号公報
従来のスロットマシンにおいては、メダルが投入され、スタートスイッチが操作されること等を条件に、当選か否かの抽選が行われ、複数の回転リールが回転し、ストップスイッチの操作のタイミングにより回転リールが停止する。そして、抽選結果及び回転リールの停止結果に基づき入賞したか否かが判定され、入賞したと判定された場合、入賞の種類に応じた枚数のメダルが払い出されることにより遊技が終了するが、再度遊技を開始する際(1回のゲームの終了後、次のゲームを行う際)には、ベットスイッチを操作して、メダルをスロットマシンに投入しなければならず、連続して繰り返しゲームを行う際に遊技の流れを一旦停止させるような、ベットスイッチの操作という手間が必要になり、ゲーム進行の迅速性が図れないという問題点があった。
また、特許文献1に開示されているスロットマシンにおいても、クレジット投入スイッチ、スタートスイッチ及びストップスイッチを兼用する兼用スイッチを設けてはいるが、兼用スイッチを操作して、メダルを投入しなければ、再度遊技は開始されないため、やはり、ベットスイッチ又は兼用スイッチの操作をしなければならず、1回のゲームを終了後、再度次のゲームを行う際に、所定のスイッチの操作という手間が必要であり、一連のゲームの流れをスムーズに行えないといった問題点があった。
そこで、本発明は、上記状況に鑑み以下の点を目的とする。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、クレジットされているメダルの枚数を記憶するためのクレジットメダルカウンタと、投入されているメダルの枚数を記憶するための投入メダルカウンタとを有するスロットマシンに、ストップスイッチが操作されると、クレジットメダルカウンタのカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタのカウント値を減算した分、投入メダルカウンタのカウント値を加算するためのストップスイッチメダル投入手段と、再遊技に当選し、かつ、再遊技に入賞した場合に、前記ストップスイッチメダル投入手段により投入メダルカウンタのカウンタ値に加算された値の分、投入メダルカウンタのカウンタ値から減算するとともに、投入メダルカウンタのカウント値を減算した分、クレジットメダルカウンタのカウント値を加算するため投入メダル減算手段とを備えることにより、ベットスイッチ等の操作を行わず、通常の遊技で行われる回転リールを停止させるためのストップスイッチに対する操作のみで、次の遊技にかかるメダルをスロットマシンに投入させることができるとともに、再遊技に入賞した場合には、投入されたメダルをクレジットに戻すことができるので、連続して繰り返しゲームを行う際に、遊技の流れを一旦停止させるようなベットスイッチの操作という手間を必要とせず、遊技者の手間が少なくすることができ、ゲーム進行の迅速性が図れるスロットマシンを提供することを目的とする。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、クレジットされているメダルの枚数を記憶するためのクレジットメダルカウンタと、投入されたメダルの枚数を記憶するための投入メダルカウンタとを有するスロットマシンに、ストップスイッチが操作されると、クレジットメダルカウンタのカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタのカウント値を減算した分、投入メダルカウンタのカウント値を加算するためのストップスイッチメダル投入手段と、再遊技に当選した場合には、ストップスイッチが操作されても、クレジットメダルカウンタのカウント値の減算、及び投入メダルカウンタのカウント値の加算をしないようにストップスイッチメダル投入手段の動作を制御する再遊技当選制御手段とを備えることにより、ベットスイッチ等の操作を行わず、通常の遊技で行われる回転リールを停止させるためのストップスイッチに対する操作のみで、次の遊技にかかるメダルをスロットマシンに投入させることができるとともに、再遊技に当選した場合には、ストップスイッチの操作が行われても、スロットマシンにメダルが投入されないようにするので、連続して繰り返しゲームを行う際に、遊技の流れを一旦停止させるようなベットスイッチの操作という手間を必要とせず、遊技者の手間が少なくすることができ、ゲーム進行の迅速性が図れるスロットマシンを提供することを目的とする。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の目的に加えて、ストップスイッチメダル投入手段を、再遊技以外の所定の当選役に当選した場合には、ストップスイッチが操作されても、クレジットメダルカウンタのカウント値の減算、及び投入メダルカウンタのカウント値の加算をしないようにすることにより、抽選で所定の当選役に当選したことを、遊技者に知らせることができ、遊技者の所定の当選役に当選したことに対する期待感を煽り、遊技を面白いものにすることができるスロットマシンを提供することを目的とする。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明の目的に加えて、ストップスイッチメダル投入手段を、再遊技を含む所定の当選役に当選した場合に、ストップスイッチが操作されることによる、クレジットメダルカウンタのカウント値の減算、及び投入メダルカウンタのカウント値の加算をすることにより、抽選で所定の当選役に当選したことを、遊技者に知らせることができ、遊技者に次の遊技に対する期待感を煽り、遊技を面白いものにすることができるスロットマシンを提供することを目的とする。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の目的に加えて、ストップスイッチメダル投入手段を、抽選結果に基づいて、クレジットメダルカウンタのカウント値を減算する値、及び投入メダルカウンタのカウント値に加算する値が定められるようにすることにより、抽選で所定の当選役に当選したことを、遊技者に知らせることができ、遊技者に次の遊技に対する期待感を煽り、遊技を面白いものにすることができるスロットマシンを提供することを目的とする。
(請求項6)
請求項6記載の発明は、請求項1なし5記載の発明の目的に加えて、ストップスイッチメダル投入手段を、操作されるストップスイッチに対応して、クレジットメダルカウンタのカウント値を減算する値、及び投入メダルカウンタのカウント値に加算する値が定められるようにすることにより、遊技者のある程度の意志により、スロットマシンへのメダル投入枚数を定めることができるので、遊技者の遊技に対する操作の自由度を高め、遊技を面白いものすることができるスロットマシンを提供することを目的とする。
各請求項にそれぞれ記載された発明は、前述の目的を達成するためになされたものである。なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、周囲に複数の図柄が付されている複数の回転リール23と、クレジットされているメダルを投入するためのベットスイッチ52と、全ての回転リール23の回転を開始させるためのスタートスイッチ54と、各回転リール23にそれぞれ対応して設けられ、各回転リール23の回転をそれぞれ停止させるための複数のストップスイッチ55と、遊技の制御を行うための制御装置200とを備え、制御装置200は、クレジットされているメダルの枚数を記憶するためのクレジットメダルカウンタ262と、投入されているメダルの枚数を記憶するための投入メダルカウンタ261と、投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のときに、ベットスイッチ52が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を加算するためのベットスイッチメダル投入手段264と、投入メダルカウンタ261のカウント値が所定の値であることを条件に、スタートスイッチ54の操作を契機に、当選役に当選したか否かの抽選を行うための当選抽選手段280と、全ての回転リール23の回転が停止した際の図柄の配列に基づいて入賞か否かの判定を行うための入賞判定手段268とを備えたスロットマシンSであって、制御装置200は、投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のとき、回転リール23の回転を停止させるためにストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を加算するためのストップスイッチメダル投入手段360と、当選抽選手段280の抽選結果により、入賞した場合にメダルの払い出しは無いが新たにメダルを投入することなく再度の遊技を行うことが可能な当選役である再遊技に当選し、かつ、入賞判定手段268により、再遊技に入賞したと判定されたときに、前記ストップスイッチメダル投入手段360により投入メダルカウンタ261のカウンタ値に加算された値の分、投入メダルカウンタ261のカウンタ値から減算するとともに、投入メダルカウンタ261のカウント値を減算した分、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を加算するため投入メダル減算手段370とを備えていることを特徴とする。
ここで、「回転リール23」は、周囲に複数の図柄が付されている。また、回転リール23は、複数備えられている。また、回転リール23は、複数であれば個数は限定されない。また、例えば、向かって左端側に位置する左側回転リール23aと、て右端側に位置する右側回転リール23cと、この左側回転リール23a及び右側回転リール23cの間に位置する中央回転リール23bとの、3個の回転リール23を備えることができる。
また、「ベットスイッチ52」とは、クレジットされているメダルを投入するためのものである。ここで、「クレジット」とは、スロットマシンSに記憶されている、将来的にスロットマシンSの一般的に行われる遊技に用いることができるメダルの数をいう。また、「投入」とは、スロットマシンSの一般的な遊技にメダルを用いることをいう。すなわち、ベットスイッチ52は、クレジットされているメダルを、スロットマシンSの一般的に行われる遊技に用いることができるようにするものである。
また、「スタートスイッチ54」は、全ての回転リール23の回転を開始させるためのものである。
また、「ストップスイッチ55」は、各回転リール23をそれぞれ停止させるためのものである。また、ストップスイッチ55は、各回転リール23のそれぞれに対応して設けられている。すなわち、各回転リール23に対応したストップスイッチ55を操作することにより、各ストップスイッチ55に対応した回転リール23を停止させるようにする。具体的には、例えば、左側回転リール23a、中央回転リール23b及び右側回転リール23cの3個の回転リール23を備えた場合、左側回転リール23aを停止させるためのストップスイッチ55としての左側ストップスイッチ55a、中央回転リール23bを停止させるための中央ストップスイッチ55b、及び右側回転リール23cを停止させるための右側ストップスイッチ55cを備えるようにすることができる。
また、「制御装置200」は、スロットマシンSの遊技の制御を行うものである。
また、制御装置200は、クレジットメダルカウンタ262と、投入メダルカウンタ261と、ベットスイッチメダル投入手段264と、当選抽選手段280と、入賞判定手段268とを備えている。
また、「クレジットメダルカウンタ262」は、クレジットされているメダルの枚数を記憶するためのものである。
また、「投入メダルカウンタ261」は、投入されているメダルの枚数を記憶するためのものである。言い換えると、スロットマシンSの遊技に用いられるメダルの枚数を記憶するためのものである。
また、「ベットスイッチメダル投入手段264」は、投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のときに、ベットスイッチ52が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を加算するものである。
ここで、「投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のとき」の「一定の値」を、いわゆる投入メダルカウンタ261のカウント値の上限とすることができる。
また、「クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算する」の「所定の値」を、「1」や「2」等の数字にすることができる。具体的には、例えば、所定の値を「1」とする。また、具体的には、投入メダルカウンタ261のカウント値の上限を「3」とする。この場合、ベットスイッチメダル投入手段264は、投入メダルカウンタ261のカウント値が「3」未満(「1」又は「2」)のときに、ベットスイッチ52が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を「1」減算するとともに、投入メダルカウンタ261のカウント値に「1」を加算する。
また、例えば、「所定の値」を、投入メダルカウンタ261にカウントされる上限値から、実際に投入メダルカウンタ261にカウントされている値を差し引いた値とすることができる。具体的には、投入メダルカウンタ261のカウント値の上限を「3」とする。この場合、例えば、実際に投入メダルカウンタ261にカウントされているカウント値が「1」のときは、「3」から「1」を引いた数値「2」が、所定の値となる。そして、ベットスイッチ52が操作されると、ベットスイッチメダル投入手段264により、クレジットメダルカウンタ262のカウント値が「2」減算されるとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分(「2」)、投入メダルカウンタ261のカウント値が加算される。また、例えば、実際に投入メダルカウンタ261にカウントされている数が「2」のときは、「3」から「2」を引いた数値「1」が、所定の値となる。そして、ベットスイッチ52が操作されると、ベットスイッチメダル投入手段264により、クレジットメダルカウンタ262のカウント値が「1」減算されるとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分(「1」)、投入メダルカウンタ261のカウント値が加算される。また、実際に投入メダルカウンタ261にカウントされている数が「0」のときは、「3」から「0」を引いた数値「3」が、所定の値となる。そして、ベットスイッチ52が操作されると、ベットスイッチメダル投入手段264により、クレジットメダルカウンタ262のカウント値が「3」減算されるとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分(「3」)、投入メダルカウンタ261のカウント値が加算される。また、実際に投入メダルカウンタ261にカウントされている数が「3」の場合は、「3」から「3」を引いた数値が「0」になるので、ベットスイッチメダル投入手段264は、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値を加算は行われない。
また、「当選抽選手段280」は、投入メダルカウンタ261のカウント値が所定の値であることを条件に、スタートスイッチ54の操作を契機に、当選か否かの抽選を行うためのものである。ここで、「投入メダルカウンタ261のカウント値が所定の値であること条件に」とは、投入メダルカウンタ261のカウント値が所定の値になっていることが、当選抽選手段280が当選か否かの抽選を行うための条件となっていることをいう。ここで、「所定の値」は、スロットマシンSごとに定めることができる。具体的には、所定の値を「3」とすると、投入メダルカウンタ261のカウント値が「3」であった場合に、スタートスイッチ54の操作を契機に、当選抽選手段280は当選か否かの抽選を行う。また、所定の値を「1」、「2」及び「3」とすると、投入メダルカウンタ261のカウント値が「1」、「2」又は「3」であった場合に、スタートスイッチ54の操作を契機に、当選抽選手段280は当選か否かの抽選を行う。
また、「入賞判定手段268」は、全ての回転リール23の回転が停止した際の図柄の配列に基づいて入賞か否かの判定を行うものである。具体的には、当選抽選手段280の抽選結果が所定の当選役に当選しており、当該当選にかかる当選図柄が所定の有効入賞ライン上に揃って停止している場合には、入賞信号を出力するように形成することができる。なお、入賞信号には、当選役に対応したメダルの払い出し枚数に関する情報も含ませることができる。
また、制御装置200には、ストップスイッチメダル投入手段360と、投入メダル減算手段370とが備えられている。
また、「ストップスイッチメダル投入手段360」は、投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のとき、回転リール23の回転を停止させるためにストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を加算するものである。
ここで、「投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のとき」の「一定の値」を、ベットスイッチメダル投入手段264と同様に、投入メダルカウンタ261のカウント値の上限とすることができる。
また、「クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算する」の「所定の値」を、ベットスイッチメダル投入手段264と同様に、「1」や「2」等の数字にすることができる。具体的には、例えば、所定の値を「1」とする。具体的には、投入メダルカウンタ261のカウント値の上限を「3」とする。この場合、ストップスイッチメダル投入手段360は、投入メダルカウンタ261のカウント値が「3」未満(「1」又は「2」)のときに、ストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を「1」減算するとともに、投入メダルカウンタ261のカウント値に「1」を加算する。
また、例えば、ストップスイッチ55を、回転リール23を停止させるために操作すると、ストップスイッチメダル投入手段360へ向けて、メダル投入信号を出力するように形成し、ストップスイッチメダル投入手段360を、ストップスイッチ55から出力されるメダル投入信号を、最初に受信すると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を、例えば「3」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分である「3」を投入メダルカウンタ261のカウント値に加算するように形成することができる。
また、「投入メダル減算手段370」は、再遊技に入賞したと判定されたときに、前記ストップスイッチメダル投入手段360により投入メダルカウンタ261のカウンタ値に加算された値の分、投入メダルカウンタ261のカウンタ値から減算するとともに、投入メダルカウンタ261のカウント値を減算した分、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を加算するためのものである。
ここで、「再遊技に入賞したとき」とは、当選抽選手段280の抽選結果により、再遊技に当選し、かつ、入賞判定手段268により、再遊技に入賞したと判定されたときである。ここで、「再遊技」とは、当選抽選手段280の抽選結果により、入賞した場合にメダルの払い出しは無いが新たにメダルを投入することなく再度の遊技を行うことが可能な当選役である。
具体的には、例えば、前記ストップスイッチメダル投入手段360により、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値(例えば、「3」)減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を所定の値(例えば、「3」)加算した場合であって、再遊技に入賞したときに、投入メダルカウンタ261のカウンタ値に加算された値(例えば「3」)を、投入メダルカウンタ261のカウンタ値の値から減算するとともに、投入メダルカウンタ261のカウント値を減算した分の値(例えば「3」)を、クレジットメダルカウンタ262のカウント値に加算するように投入メダル減算手段370を形成することができる。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、周囲に複数の図柄が付されている複数の回転リール23と、クレジットされているメダルを投入するためのベットスイッチ52と、全ての回転リール23の回転を開始させるためのスタートスイッチ54と、各回転リール23にそれぞれ対応して設けられ、各回転リール23の回転をそれぞれ停止させるためのストップスイッチ55と、遊技の制御を行うための制御装置200とを備え、制御装置200は、クレジットされているメダルの枚数を記憶するためのクレジットメダルカウンタ262と、投入されているメダルの枚数を記憶するための投入メダルカウンタ261と、投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のときに、ベットスイッチ52が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を加算するためのベットスイッチメダル投入手段264と、投入メダルカウンタ261のカウント値が所定の値であることを条件に、スタートスイッチ54の操作を契機に、当選役に当選したか否かの抽選を行うための当選抽選手段280と、全ての回転リール23の回転が停止した際の図柄の配列に基づいて入賞か否かの判定を行うための入賞判定手段268とを備えたスロットマシンSであって、制御装置200は、投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のとき、回転リール23の回転を停止させるためにストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を加算するためのストップスイッチメダル投入手段360と、当選抽選手段280により、入賞した場合にメダルの払い出しは無いがメダルを新たにメダルを投入することなく再度の遊技を行うことが可能な当選役である再遊技に当選した場合には、ストップスイッチ55が操作されても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をしないようにストップスイッチメダル投入手段360の動作を制御する再遊技当選制御手段380とを有していることを特徴とする。
ここで、「回転リール23」は、周囲に複数の図柄が付されている。また、回転リール23は、複数備えられている。また、回転リール23は、複数であれば個数は限定されない。また、回転リール23の具体例等については、上記請求項1記載の回転リール23と同様である。
また、「ベットスイッチ52」とは、クレジットされているメダルを投入するためのものである。ここで、「クレジット」、及び「投入」については、請求項1記載のベットスイッチ52と同様である。
また、「スタートスイッチ54」は、全ての回転リール23の回転を開始させるためのものである。
また、「ストップスイッチ55」は、各回転リール23をそれぞれ停止させるためのものである。また、ストップスイッチ55の具体例等については、請求項1記載のストップスイッチ55と同様である。
また、「制御装置200」は、スロットマシンSの遊技の制御を行うものである。
また、制御装置200は、クレジットメダルカウンタ262と、投入メダルカウンタ261と、ベットスイッチメダル投入手段264と、当選抽選手段280と、入賞判定手段268とを備えている。
また、「投入メダルカウンタ261」とは、投入されているメダルの枚数を記憶するためのものである。また、投入メダルカウンタ261は、請求項1記載の投入メダルカウンタ261と同様である。
また、「クレジットメダルカウンタ262」は、クレジットされているメダルの枚数を記憶するためのものである。また、クレジットメダルカウンタ262は、請求項1記載のクレジットメダルカウンタ262と同様である。
また、「ベットスイッチメダル投入手段264」は、投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のときに、ベットスイッチ52が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を加算するものである。
また、ベットスイッチメダル投入手段264の詳細については、請求項1記載のベットスイッチメダル投入手段264と同様である。
また、制御装置200には、ストップスイッチメダル投入手段360と、再遊技当選制御手段380とが備えられている。
また、「ストップスイッチメダル投入手段360」は、投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のとき、回転リール23の回転を停止させるためにストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を加算するものである。
ここで、「投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のとき」、及び「クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算する」等については、請求項1記載のストップスイッチメダル投入手段360と同様である。
また、「再遊技当選制御手段380」は、再遊技に当選した場合には、ストップスイッチ55が操作されても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をしないようにストップスイッチメダル投入手段360の動作を制御するものである。また、「再遊技」については、請求項1記載の「再遊技」と同様である。
具体的には、例えば、当選抽選手段280により「再遊技」に当選すると、再遊技当選信号を再遊技当選制御手段380へ向けて出力するように形成する。また、再遊技当選制御手段380を、当選抽選手段280により再遊技当選制御手段380へ向けて出力される再遊技当選信号を受信することにより、再遊技に当選したことを認識できるように形成する。そして、再遊技当選制御手段380を、再遊技に当選したことを認識すると、ストップスイッチメダル投入手段360へ向けて、メダル投入停止信号を出力するように形成する。そして、ストップスイッチメダル投入手段360を、メダル投入停止信号を受信すると、ストップスイッチ55が操作されても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をしないように形成する。
これにより、再遊技当選制御手段380を、当選抽選手段280により、再遊技に当選した場合に、ストップスイッチ55が操作されても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をしないようにストップスイッチメダル投入手段360の動作を制御することができるように形成することができる。
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明を限定したものであって、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項3記載の発明におけるストップスイッチメダル投入手段360は、当選抽選手段280の抽選結果により、前記再遊技以外の所定の当選役に当選した場合には、ストップスイッチ55が操作されても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をしないことを特徴とする。
具体的には、例えば、当選抽選手段280の抽選結果により、前記「再遊技」以外の所定の当選役である「BBゲーム」に当選した場合には、ストップスイッチ55が操作されても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算を行わないようにし、かつ、それ以外の遊技(当選抽選手段280の抽選結果により、「BBゲーム」に当選していない状態での遊技)の場合には、ストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算を行うようにストップスイッチメダル投入手段360を形成することができる。
また、この場合、例えば、当選抽選手段280を、「BBゲーム」に当選するとBBゲーム当選信号をストップスイッチメダル投入手段360へ向けて出力するように形成する。これにより、ストップスイッチメダル投入手段360は、「BBゲーム」に当選していることを認識することができる。また、ストップスイッチメダル投入手段360を、当選抽選手段280の抽選結果により、「BBゲーム」に当選していない状態での遊技(BBゲーム当選信号を受信していない状態での遊技)の場合は、ストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算を行うようにストップスイッチメダル投入手段360を形成する。
また、ストップスイッチ55が操作されても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をしないようにする「再遊技」以外の当選役は、「再遊技」以外であれば「BBゲーム」に限られず、他の当選役であっても良い。例えば、「RBゲーム」であっても良いし、他の小役であっても良い。また、「再遊技」以外の所定の当選役は、一つに限られず、複数あっても良い。具体的には、「再遊技」以外の所定の当選役として、「BBゲーム」のみを「再遊技」以外の所定の当選役としても良いし、「BBゲーム」及び「RBゲーム」を「再遊技」以外の所定の当選役としても良いし、その他複数の小役を「再遊技」以外の所定の当選役としても良い。
(請求項4)
(特徴点)
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明を限定したものであって、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項4記載の発明におけるストップスイッチメダル投入手段360は、当選抽選手段280の抽選結果により、前記再遊技を含む所定の当選役に当選した場合に、ストップスイッチ55が操作されることによる、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をすることを特徴とする。
具体的には、例えば、当選抽選手段280の抽選結果により、「再遊技」及び再遊技以外の所定の当選役である例えば「BBゲーム」に当選した場合にのみ、ストップスイッチ55が操作されることによる、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算を行うように、ストップスイッチメダル投入手段360を形成することができる。
また、この場合、具体的には、当選抽選手段280を、「再遊技」に当選すると、再遊技当選信号をストップスイッチメダル投入手段360へ向けて出力し、かつ「BBゲーム」に当選すると、BBゲーム当選信号をストップスイッチメダル投入手段360へ向けて出力するように形成することができる。これにより、ストップスイッチメダル投入手段360は、を当選抽選手段280が出力する再遊技当選信号を受信することにより、「再遊技」に当選したことを認識し、かつBBゲーム当選信号を受信することにより、「BBゲーム」に当選したことを認識することができる。
また、ストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をする当選役は、「再遊技」を含む当選役であれば、どのような当選役でも良い。例えば、「再遊技」だけでも良いし、「再遊技」と「BBゲーム」とであっても良いし、「再遊技」と他の小役等とであっても良い。また、「再遊技を含む所定の当選役」における「再遊技」以外の当選役は、一つに限られず、複数あっても良い。具体的には、「再遊技」と「BBゲーム」とを「再遊技」を含む所定の当選役としても良いし、「再遊技」と、「BBゲーム」と、「RBゲーム」とを「再遊技」を含む所定の当選役としても良いし、「再遊技」とその他複数の小役を「再遊技」を含む所定の当選役としても良い。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明を限定したものであって、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項5記載の発明におけるストップスイッチメダル投入手段360は、当選抽選手段280の抽選結果に基づいて、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算する値、及び投入メダルカウンタ261のカウント値に加算する値が定められていることを特徴とする。
具体的には、例えば、前述のように、当選抽選手段280の抽選結果により、「再遊技」及び「BBゲーム」に当選した場合にのみ、ストップスイッチ55が操作されることによる、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算を行うように、ストップスイッチメダル投入手段360を形成した場合、例えば、「再遊技」に当選したときに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値である「3」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を所定の値である「3」加算するように、ストップスイッチメダル投入手段360を形成し、例えば、「BBゲーム」に当選したときに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値である「2」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を所定の値である「2」加算するように、ストップスイッチメダル投入手段360を形成することができる。
(請求項6)
(特徴点)
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5記載の発明を限定したものであって、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項6記載の発明におけるストップスイッチメダル投入手段360は、操作される各ストップスイッチ55に対応して、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算する値、及び投入メダルカウンタ261のカウント値に加算する値が定められていることを特徴とする。
ここで、具体的には、例えば、前述のように、左側回転リール23a、中央回転リール23b及び右側回転リール23cの3個の回転リール23を備え、かつ、左側回転リール23aを停止させるためのストップスイッチ55としての左側ストップスイッチ55a、中央回転リール23bを停止させるための中央ストップスイッチ55b、及び右側回転リール23cを停止させるための右側ストップスイッチ55cを備えた場合、例えば、左側ストップスイッチ55aが操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を「3」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を「3」加算するように、ストップスイッチメダル投入手段360を形成し、かつ、中央ストップスイッチ55bが操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を「2」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を「2」加算するように、ストップスイッチメダル投入手段360を形成し、かつ、右側ストップスイッチ55cが操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を「1」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を「1」加算するように、ストップスイッチメダル投入手段360を形成することができる。
この場合、具体的には、例えば、各ストップスイッチ55を、左側ストップスイッチ55aが操作されると出力される第1メダル投入信号を、中央ストップスイッチ55bが操作されると出力される第2メダル投入信号を、及び右側ストップスイッチ55cが操作されると出力される第3メダル投入信号をストップスイッチメダル投入手段360へ向けて出力するように形成する。そして、ストップスイッチメダル投入手段360を、左側ストップスイッチ55aが操作されると出力される第1メダル投入信号、中央ストップスイッチ55bが操作されると出力される第2メダル投入信号、又は右側ストップスイッチ55cが操作されると出力される第3メダル投入信号をそれぞれ受信することにより、いずれかのストップスイッチ55が操作されたかを認識することができるように形成する。
(請求項1の効果)
請求項1記載の発明によれば次のような効果を有する。
すなわち、請求項1記載の発明は、スロットマシンに、ストップスイッチが操作されると、クレジットメダルカウンタのカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタのカウント値を減算した分、投入メダルカウンタのカウント値を加算するためのストップスイッチメダル投入手段と、再遊技に当選し、かつ、再遊技に入賞した場合に、前記ストップスイッチメダル投入手段により投入メダルカウンタのカウンタ値に加算された値の分、投入メダルカウンタのカウンタ値から減算するとともに、投入メダルカウンタのカウント値を減算した分、クレジットメダルカウンタのカウント値を加算するため投入メダル減算手段とを備えるようにした。
これにより、ベットスイッチ等の操作を行わず、通常の遊技で行われるストップスイッチに対する操作のみで、次の遊技にかかるメダルをスロットマシンに投入させることができるとともに、再遊技に入賞した場合には、投入されたメダルをクレジットに戻すことができるので、連続して繰り返しゲームを行う際に、遊技の流れを一旦停止させるようなベットスイッチの操作という手間を必要とせず、遊技者の手間が少なくすることができ、ゲーム進行の迅速性が図れるスロットマシンを提供することができる。
(請求項2の効果)
請求項2記載の発明によれば次のような効果を有する。
すなわち、請求項2記載の発明は、スロットマシンに、ストップスイッチが操作されると、クレジットメダルカウンタのカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタのカウント値を減算した分、投入メダルカウンタのカウント値を加算するためのストップスイッチメダル投入手段と、再遊技に当選した場合には、ストップスイッチが操作されても、クレジットメダルカウンタのカウント値の減算、及び投入メダルカウンタのカウント値の加算をしないようにストップスイッチメダル投入手段の動作を制御する再遊技当選制御手段とを備えるようにした。
これにより、ベットスイッチ等の操作を行わず、通常の遊技で行われるストップスイッチに対する操作のみで、次の遊技にかかるメダルをスロットマシンに投入させることができるとともに、再遊技に当選した場合には、ストップスイッチの操作が行われても、スロットマシンにメダルが投入されないようにするので、連続して繰り返しゲームを行う際に、遊技の流れを一旦停止させるようなベットスイッチの操作という手間を必要とせず、遊技者の手間が少なくすることができ、ゲーム進行の迅速性が図れるスロットマシンを提供することができる。
(請求項3の効果)
請求項3記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3記載の発明は、ストップスイッチメダル投入手段を、前記再遊技以外の所定の当選役に当選した場合には、ストップスイッチが操作されても、クレジットメダルカウンタのカウント値の減算、及び投入メダルカウンタのカウント値の加算をしないようにした。
これにより、抽選で所定の当選役に当選したことを、遊技者に知らせることができ、遊技者の所定の当選役に当選したことに対する期待感を煽り、遊技を面白いものにするスロットマシンを提供することができる。
(請求項4の効果)
請求項4記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4記載の発明は、ストップスイッチメダル投入手段を、再遊技を含む所定の当選役に当選した場合に、ストップスイッチが操作されることによる、クレジットメダルカウンタのカウント値の減算、及び投入メダルカウンタのカウント値の加算をするようにした。
これにより、抽選で所定の当選役に当選したことを、遊技者に知らせることができ、遊技者に次の遊技に対する期待感を煽り、遊技を面白いものにするスロットマシンを提供することができる。
(請求項5の効果)
請求項5記載の発明によれば、上記した請求項4記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5記載の発明は、ストップスイッチメダル投入手段を、抽選結果に基づいて、クレジットメダルカウンタのカウント値を減算する値、及び投入メダルカウンタのカウント値に加算する値が定められるようにした。
これにより、抽選で所定の当選役に当選したことを、遊技者に知らせることができ、遊技者に次の遊技に対する期待感を煽り、遊技を面白いものにするスロットマシンを提供することができる。
(請求項6の効果)
請求項6記載の発明によれば、上記した請求項1ないし5記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項6記載の発明は、ストップスイッチメダル投入手段を、操作されるストップスイッチに対応して、クレジットメダルカウンタのカウント値を減算する値、及び投入メダルカウンタのカウント値に加算する値が定められるようにした。
これにより、遊技者のある程度の意志により、スロットマシンへのメダル投入枚数を定めることができるので、遊技者の遊技に対する操作の自由度を高め、遊技を面白いものすることができるスロットマシンを提供することを目的とする。
(第1の実施の形態)
(図面の説明)
以下、第1の実施の形態にかかるスロットマシンSについて図面を用いて説明する。
図1は、第1の実施の形態にかかるスロットマシンSの正面図である。図2は、第1の実施の形態にかかるスロットマシンSの内部斜視図である。図3は、第1の実施の形態にかかるスロットマシンSの入力、制御及び出力を示すブロック図である。図4は、第1の実施の形態にかかる特別遊技制御手段270を示すブロック図である。図5は、第1の実施の形態にかかる当選抽選手段280を示すブロック図である。図6は、第1の実施の形態にかかるスロットマシンSの遊技動作を示すフロー図である。図7は、第1の実施の形態かかる変形例であるスロットマシンSの遊技動作を示すフロー図である。
本実施の形態では、「正面」とは、スロットマシンSにおいて遊技を行う際に遊技者が向き合う面をいう。また、「右側」とは、スロットマシンSの前面に向き合って遊技を行う遊技者から見て右側をいう。また、「左側」とは、スロットマシンSの前面に向き合って遊技を行う遊技者から見て左側をいう。
(スロットマシンS)
本実施の形態にかかるスロットマシンSは、図1及び図2に示すように正面側に正面開口部11を有する四角形状の筐体ユニット1を備えている。また、スロットマシンSは、筐体ユニット1の正面開口部11を開閉自在に塞ぐ前扉3とを備えている。また、この前扉3を閉めると、スロットマシンSの正面構造となる。また、この前扉3は、筐体ユニット1の正面開口部11のうち上側部分(開口上部13)を開閉自在に塞ぐ上扉30と、筐体ユニット1の正面開口部11のうち下側部分(開口下部14)を開閉自在に塞ぐ下扉40とから構成されている。
また、上扉30の前面には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の図柄表示窓32が形成されている。そして、この図柄表示窓32から、三個の回転リール23の図柄を見ることができるように形成されている。
また、スロットマシンS内部には、リールユニット20を有する分離体2が備えられている。また、リールユニット20は、図示はしないが枠体に固定あるいは支持された三個のモータと、各々のモータの出力軸に固定された三個の回転リール23とから構成されている。
そして、各回転リール23は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。そして、モータによる回転を開始した後、スタートインデックスを検知してからの回転角度を認識することで、現在位置を特定し、その後、所定角度で停止させる停止制御が行われる。
そして、図柄表示窓32の下方には、クレジットメダル(貯留メダル)に貯留(記憶)されているメダルの枚数を表示するためのクレジット表示部34が設けられている。ここで、クレジットとは、メダル投入口42から投入されて後述する投入検知手段175を通過したメダルの数、及び入賞により払い出されるメダルの数等を、所定の条件により、スロットマシンS内部に備えられているクレジットメダルカウンタ262に記憶したものをいう。
また、クレジットメダルカウンタ262は、最大50枚まで、クレジット可能に形成されている。具体的には、メダル投入口42からメダルが投入され、投入検知手段175によりメダルが検知されると、あるいはメダル払い出しを伴う当選役に入賞すると、所定の条件により、クレジット表示部34の表示が加算され、後述するベットスイッチ52及びストップスイッチ55を操作すると、クレジットメダルカウンタ262のクレジット値(カウント値)が減算されるとともに、クレジットメダルカウンタ262のクレジット値に対応して、クレジット表示部34の表示も減算されるようになっている。なお、クレジットメダルカウンタ262のクレジット値が50になると(クレジット表示部34の表示が50になると)、それ以降の投入メダルは、後述するメダルセレクターでキャンセルされてメダル皿43に払い戻される。また、入賞による払い出されるメダルは、後述する収納部としてのホッパー5からメダル皿43に払い出される。
また、図柄表示窓32の下方には、後述する投入メダルカウンタ261に記憶されているメダルの枚数を表示する投入表示部35が設けられている。投入メダルカウンタ261は、最大「3」までのカウント値を記憶する。したがって、投入メダルカウンタ261も、投入メダルカウンタ261のカウンタ値に合わせて最大「3」までの数字が表示される。
そして、スロットマシンSは、メダルがメダル投入口42に投入されたことを条件に、及びクレジットメダルカウンタ262にメダルがクレジットされている場合にはベットスイッチ52の操作及びストップスイッチ55の操作を条件に、メダルがスロットマシンSに投入され、ゲームが開始される。すなわち、メダルがスロットマシンSに投入されることにより、スロットマシンSのスタートスイッチ54の操作が有効となり、スタートスイッチ54の操作により三個の回転リール23が一斉に回転を開始する。そして、ストップスイッチ55を操作して各回転リール23を停止させ、全ての回転リール23が停止したときに図柄表示窓32から視認できる図柄が、所定の入賞態様となった場合に入賞となり、メダルが払い出されたり、有利な遊技が開始されたりするように形成されている。
また、回転リール23は、図1の向かって左端側に位置する左側回転リール23aと、図1の向かって右端側に位置する右側回転リール23cと、この左側回転リール23a及び右側回転リール23cの間に位置する中央回転リール23bとを備えている。そして、スロットマシンSの前面側には、特に図示しないが、横方向に三本、左右の対角線上の斜め方向に二本の合計五本の入賞ラインが形成されている。そして、この入賞ラインは、投入メダルの枚数に応じて入賞が有効になる入賞有効ラインとなるものである。具体的には、メダルの投入枚数が、1枚の場合、五本の入賞ラインのうち、横中央の一本が入賞有効ラインとなる。そして、メダルの投入枚数が、2本の場合、五本の入賞ラインのうち、横方向の三本が入賞有効ラインとなる。そして、メダルの投入枚数が、3枚の場合、対角線も含めた五本の入賞ラインの全部が、入賞有効ラインとなる。
また、スロットマシンSの内部には、メダル投入口42から投入されて投入検知手段175により投入が検知されたメダルを収納する収納部が備えられている。また、本実施の形態におけるスロットマシンSでは、収納部として、ホッパー5と予備タンク8とを備えている。また、ホッパー5は、筐体ユニット1の底板15の上面に固定されている。また、ホッパー5は、投入されたメダルを収納するとともに、収納したメダルを入賞等により払い出すためのものである。また、筐体ユニット1の底面の上面であって、ホッパー5の右方には、予備タンク8が固定されている。また、予備タンク8は、オーバーフロー等により、ホッパー5内に収納されないメダルを収納するためのものである。
また、スロットマシンSの内部には、スロットマシンSの全体の動作を制御するための制御装置200が備えられている。
(筐体ユニット1)
筐体ユニット1は、図1及び図2に示すように、底板15、側板16、天板17及び背板18から構成され、正面側には正面開口部11を有する箱型の筺体である。側板16は、右側板16a及び左側板16bから構成される。また、この筐体ユニット1内部の高さ方向ほぼ中央には、水平方向に中板12が設けられている。また、筐体ユニット1の底板15の上面には、収納部としてのホッパー5が固定されている。筐体ユニット1の底面の上面におけるホッパー5の右方の位置には、収納部としての予備タンク8が固定されている。
また、図2に示すように、また、筐体ユニット1の左側板16bにおける正面左側の下部には、下扉40を係合させ、回動自在に支持するためのヒンジ19が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。各ヒンジ19は、それぞれ筐体ユニット1の左側板16bにおける正面左側端面に対して平行に伸びた回転軸を有している。この回転軸は、後述する下扉40の下扉係合部と係合し、下扉40をヒンジ19の回転軸を中心に回動可能にしている。
また、図示はしないが、左側板16bに設けられたヒンジ19の対向側である筐体ユニット1の右側板16aにおける正面右側下部には、下扉40を閉めた際、下扉40をロックするためのロック機構としての突出片が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。また、後述する分離体2に設けられたヒンジ19の対向側である筐体ユニット1の右側板16aにおける正面右側上部には、上扉30を閉めた際、上扉30をロックするためのロック機構としての突出片が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。
(上扉30)
上扉30は、筐体ユニット1の開口上部13を開閉自在に塞ぐためのものである。この上扉30は、板状の扉であり、筐体ユニット1に回動可能かつロック可能に形成されている。また、図1及び図2に示すように、この上扉30のほぼ中央部には、前記回転リール23の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓32が設けられ、また、この上扉30の正面上部には、ランプ33が設けられている。また、この上扉30の正面上部には、遊技に関する種々の表示を行うための報知手段としての画像表示装置38が設けられている。
また、上扉30の図柄表示窓32の下方には、後述するクレジットメダルカウンタ262のクレジット値(カウント値)を表示するためのクレジット表示部34が備えられている。
また、上扉30の裏面上部の左右には、種々の音を出力するためのスピーカ49が設けられている。
また、図示はしないが、上扉30の正面から向かって左側の裏面には、分離体2のヒンジ19に係合可能な上扉係合部が上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。そして、上扉30の正面から向かって右側の裏面には、筐体ユニット1の突出片にロック可能なアンカー状のものを有するロック機構が設けられている。また、分離体2のヒンジ19に上扉係合部が回動可能に係合することにより、上扉30は、ヒンジ19の回転軸に軸支されるものである。そして、上扉30を閉じると、突出片にロック機構がロックされることにより、上扉30を閉じた状態に維持することができる。
(下扉40)
下扉40は、筐体ユニット1の開口下部14を開閉自在に塞ぐためのものである。また、図1及び図2に示すように、下扉40は、上扉30よりも幅厚の扉であり、筐体ユニット1の側板16に回動可能かつロック可能に形成されている。また、この下扉40の上面は、閉扉時には、上扉30よりも前側に突出するように形成されている。また、この下扉40の下部には、メダル払い出すためのメダル排出口41と、ホッパー5から払い出されたメダルを貯留するためのメダル皿43とが形成されている。
また、下扉40の上面右側には、メダル投入口42が設けられ、また、下扉40の上面左側には、ベットスイッチ52が設けられ、また、下扉40の正面上部には、全ての回転リール23の回転を停止させるためのスタートスイッチ54と、各回転リール23にそれぞれ対応した設けられた3個のストップスイッチ55が設けられている。ベットスイッチ52の左側近傍には精算スイッチ53が設けられている。
また、図示はしないが、メダル投入口42の下方であって、下扉40の裏側(筐体ユニット1の内側)には、メダルセレクターが設けられている。また、図示はしないが、メダルセレクターは、メダル投入口42から投入されたメダルを検知するための投入検知手段175を備えている。
また、図示はしないが、下扉40の正面から向かって左側の裏面には、筐体ユニット1の開口下部14のヒンジ19に係合可能な下扉係合部が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。そして、下扉40の正面から向かって右側の裏面には、筐体ユニット1の側板16の正面右側の下部に上下方向に間隔をおいて二つ設けてある突出片に、ロック可能なアンカー状のものを有するロック機構が設けられている。また、筐体ユニット1のヒンジ19に下扉係合部が回動可能に係合することにより、下扉40は、筐体ユニット1のヒンジ19の回転軸に軸支されるものである。そして、下扉40を閉じると、突出片にロック機構がロックされることにより、下扉40を閉じた状態にすることができる。
(分離体2)
分離体2は、図2に示すように、種々の部品を設置あるいは固定するための支持体21、この支持体21に固定されたリールユニット20、及び、スロットマシンSに関する種々の制御を行う基板を収納する基板ユニット24から構成されている。
ここで、リールユニット20は、複数の駆動モータを有し、各駆動モータの回転軸には、各々、周囲に複数の図柄が付されている回転リール23が固定されている。
また、基板ユニット24は、スロットマシンSに関する種々の制御を行う基板と、この基板を収納するための基板ケースとから構成されている。また、基板は、遊技及びスロットマシンSの作動を制御するための主基板と、各種演出を行うための副基板とから構成されている。
支持体21は、図2に示すように枠体構造となっている。
また、分離体2は、筐体ユニット1の中板12の上に載置され、開口上部13内部に収納されるものである。なお、分離体2は、筐体ユニット1の筐体天板17に吊り下げられるような形で支持される構造に形成することで、中板12の上方に収納するようにしてもよい。
また、図2に示すように、分離体2の左端部には、上扉30を係合させ、回動自在に支持するためのヒンジ19が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。各ヒンジ19は、それぞれ分離体2の左端部に対して平行に伸びた回転軸を有している。この回転軸は、上扉30の上扉係合部と係合し、上扉30をヒンジ19の回転軸を中心に回動可能にしている。
(制御装置200)
制御装置200は、スロットマシンSの遊技を制御するためのものである。
制御装置200は、図示はしないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、次の(1)及び(2)の装置を有するものである。
(1)遊技制御装置210
(2)演出制御装置220
制御装置200には、図3に示すように、スタートスイッチ54及びストップスイッチ55の操作により、回転リール23の回転及び停止を制御するための遊技制御装置210と、演出を行うためのスピーカ49やランプ33を制御するための演出制御装置220とが備えられている。また、CPUは、遊技制御装置210及び演出制御装置220に、それぞれ一個ずつ配置されているが、特にこれに限定されるものではなく、一個のCPUで制御しても良く、あるいは、二個以上のCPUで制御するようにしても良いものである。
また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は一体化されてワンチップを構成しても良いものである。
(遊技制御装置210)
遊技制御装置210は、スタートスイッチ54及びストップスイッチ55の操作による回転リール23の回転及び停止の制御等をするためのものである。そして、この遊技制御装置210は、次の(1)ないし(13)の手段として機能するものである。
(1)通常遊技制御手段260
(2)特別遊技制御手段270
(3)投入メダルカウンタ261
(4)クレジットメダルカウンタ262
(5)投入メダル加算手段263
(6)ベットスイッチメダル投入手段264
(7)回転開始制御手段265
(8)当選抽選手段280
(9)回転停止制御手段266
(10)入賞判定手段268
(11)投入検知制御手段290
(12)ストップスイッチメダル投入手段360
(13)投入メダル減算手段370
また、遊技制御装置210としては、上記した(1)ないし(13)の手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。
(演出制御装置220)
演出制御装置220は、主として演出データに関するものであって、演出に対応したスピーカ49やランプ33等の制御をするためのものである。そして、遊技制御装置210の内部データの信頼性を確保するため、遊技制御装置210と演出制御装置220との間での信号のやりとりは、遊技制御装置210から演出制御装置220への一方通行となるように設定されている。すなわち、遊技制御装置210から、演出制御装置220へ向かって出力信号のみが送出され、この演出制御装置220から遊技制御装置210へ向かっていかなる信号も送出されないように設定されている。これにより、当選確率等の抽選に関するデータを有する遊技制御装置210のデータ保護を容易にしている。
そして、この演出制御装置220は、次の(1)ないし(4)の手段として機能する。
(1)ランプ制御手段310
(2)スピーカ制御手段320
(3)表示装置制御手段340
(4)演出抽選手段330
また、演出制御装置220としては、上記した(1)ないし(4)の手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでも良い。
また、ここで、スロットマシンSは、図示はしないが、遊技制御装置210を配置した主基板と演出制御装置220を配置したサブ基板とを設けている。このため、サブ基板を交換することにより、演出内容の一部だけ異なる姉妹機を簡単に製造することができる。また、サブ基板のみを容量や性能が異なる別のものに簡単に交換することができるため、演出内容だけを容易に変更することができる。
また、スロットマシンSに使用する制御プログラムを開発するにあたって、主基板とサブ基板とに分離されていることにより、開発中のバグが、主基板側に存在するのか、サブ基板側に存在するのかの判断を容易に行うことができ、制御プログラム全体を見直さなければならなくなる可能性が低くなり、デバッグを容易に行うことができ、制御プログラムの開発期間の短縮を図ることができる。
また、遊技の制御を行う主基板と演出データ等を有するサブ基板とを有しているため、主基板は外部からの操作や交換や異物の混入が難しい密閉式の容器内に堅固に固定し、サブ基板は外部からの交換が容易な容器内に簡便な手段により着脱可能に取り付けることが可能になる。これにより、演出データ等は、簡単に他ものに交換することができるが、当選率等の重要なデータは外部から操作できないような構造のものに設計することが容易になる。
また、制御装置200の入力側には、主として制御装置200に信号を送る入力手段が配置され、制御装置200の出力側には、主として制御装置200からの信号が送り込まれる出力手段が配置されている。
(入力手段)
制御装置200の入力側には、図3に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)ベットスイッチ52
(2)精算スイッチ53
(3)スタートスイッチ54
(4)ストップスイッチ55
(5)投入検知手段175
なお、入力手段としては、上記した(1)ないし(5)のパーツに限定されるものではない。
(ベットスイッチ52)
ベットスイッチ52は、図1に示すように、回転リール23の下方に位置するスイッチであって、後述するクレジットメダルカウンタ262にカウントされているメダルを投入するためのものである。
ここで、「投入」とは、後述する投入メダルカウンタ261のカウント値に、所定の値の数値を加算させることをいう。
また、所定の条件のときに、ベットスイッチ52が操作されると、後述するベットスイッチメダル投入手段264により、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を一定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値が加算される。
(精算スイッチ53)
精算スイッチ53は、図1に示すように、回転リール23の左斜め下方に位置するスイッチであって、貯留されているメダルを払い出すためのものである。
(スタートスイッチ54)
スタートスイッチ54は、全ての回転リール23の回転を開始させるためものである。また、スタートスイッチ54は、図1に示すように、回転リール23の左斜め下方に位置するレバーであって、メダルの投入を条件に、又は、「再遊技(リプレイ、Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、リールユニット20の駆動、すなわち、全ての回転リール23の回転を開始させるためのものである。また、スタートスイッチ54を操作すると、スタートスイッチ54は、操作信号を回転開始制御手段265及び当選抽選手段280へ向けて出力する。
なお、ここで、「再遊技(リプレイ、Replay)」とは、当選抽選手段280の抽選により、「再遊技(リプレイ、Replay)」のフラグが成立し、「再遊技(リプレイ、Replay)」の図柄が入賞有効ライン上に揃うことにより、次の遊技において、メダルを新たに投入することなく、再度、遊技を行うことができるものである。
(ストップスイッチ55)
ストップスイッチ55は、リールユニット20の駆動の停止、すなわち、ストップスイッチ55に対応して設けられた各回転リール23の回転をそれぞれ停止させるためのものである。
具体的には、ストップスイッチ55は、図1に示すように、各回転リール23に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール23の下方に1個ずつ配置されている。また、回転リール23に対応したストップスイッチ55の操作により、当該対応した回転リール23が回転を停止するように設定されている。また、ストップスイッチ55として、左側回転リール23aに対応した左側ストップスイッチ55a、中央回転リール23bに対応した中央ストップスイッチ55b、及び右側回転リール23cに対応した右側ストップスイッチ55cが備えられている。また、左側ストップスイッチ55aを操作すると左側回転リール23aが停止し、中央ストップスイッチ55bを操作すると中央回転リール23bが停止し、右側ストップスイッチ55cを操作すると右側回転リール23cが停止するように形成されている。
また、各ストップスイッチ55を操作すると、それぞれ回転停止制御手段266へ向けて回転リール23を停止させるための回転停止信号を出力することにより、上記した各ストップスイッチ55に対応した回転リール23を停止させている。
また、ストップスイッチ55には、押ボタン式のスイッチを用いており、ストップスイッチ55の操作とは、ストップスイッチ55である押しボタン式のスイッチを押すことである。
また、各ストップスイッチ55は、対応する回転リール23を停止させるため、それぞれ操作すると、後述するストップスイッチメダル投入手段360へ向けてメダル投入信号を出力するように形成されている。具体的には、対応する回転リール23を停止させるために、左側ストップスイッチ55aが操作されると、メダル投入信号としての第1メダル投入信号を出力し、中央ストップスイッチ55bが操作されると、メダル投入信号としての第2メダル投入信号を出力し、右側ストップスイッチ55cが操作されると、メダル投入信号としての第3メダル投入信号を出力するように、ストップスイッチ55は形成されている。
また、ストップスイッチ55は、対応する回転リール23を停止させた後は、遊技が終了するまでに、具体的には、後述する入賞判定手段268による入賞判定が終了し、スタートスイッチ54が操作され次の遊技が開始されるまでに、再度同じストップスイッチ55の操作がされても、回転停止信号及びメダル投入信号を出力しないように形成されている。
また、ストップスイッチ55が操作されると、ストップスイッチ55は、ストップスイッチメダル投入手段360へ向けて、メダル投入信号を出力し、ストップスイッチメダル投入手段360は、このメダル投入信号を受信することにより、ストップスイッチ55が操作されたことを認識し、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を一定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値が加算されるように形成されている。
(投入検知手段175)
投入検知手段175は、メダル投入口42に投入されたメダルを検知するためのものである。また、投入検知手段175は、メダルセレクターに設けられているものである。
また、投入検知手段175は、メダルの移動によって生じる光の遮断を検知することによりメダルの投入を検知する光学式センサーを用いている。また、投入検知手段175としての光学式センサーは、メダルの進行方向に沿って並列に設けられた2個のフォトセンサーから構成されている。また、各フォトセンサーは、光を発する発光部と、発光部から発せされた光を受光する受光部を備えている。また、各フォトセンサーは、メダルセレクターに設けられたメダルが通過する通路の一方側の位置に発光部を備え、メダルが通過する通路を挟んだ発光部の対向する他方側の位置に受光部を備えている。また、投入検知手段175を構成する各フォトセンサーは、発光部が発する光が、メダルにより遮光されることにより、メダルが通路を通過したことを検出する。また、投入検知手段175は、メダルの通過を検出すると、メダルを検知する毎に、メダル検知信号を投入メダル加算手段263へ出力する。
また、投入検知手段175は、2個のフォトセンサーをメダルの進行方向に沿って並列に設けている。これにより、メダルが通路を流下するときの、メダルが通過する通路の上流に設けたフォトセンサーと下流の設けたフォトセンサーとを遮る時間のズレにより、メダルが正常か否かの判定や、イタズラ等の異常の判定することができる。
また、投入検知手段175は、クレジットメダルカウンタ262のカウント値が、上限を超えている場合は、メダル投入口42から投入されたメダルを検知しないように形成されている。これにより、メダルセレクターによりキャンセルされるメダルは、後述する投入メダルカウンタ261及びクレジットメダルカウンタ262にカウントされないようになっている。
(出力手段)
制御装置200の出力側には、図3に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)リールユニット20
(2)ホッパー5
(3)画像表示装置38
(4)スピーカ49
(5)ランプ33
(6)クレジット表示部34
(7)投入表示部35
なお、出力手段としては、上記した(1)ないし(7)のパーツに限定されるものではない。
(リールユニット20)
リールユニット20は、図示はしないが、枠体に固定あるいは支持された三個のモータと、各々のモータの出力軸に固定された三個の回転リール23から構成されている。そして、各回転リール23は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(例えば21個)の図柄が表示されている。そして、モータによる回転を開始した後、前記スタートインデックスを検知してからの回転角度を認識することで、現在位置を特定し、その後、所定角度で停止させることによって、停止制御が行われるものである。
また、リールユニット20は、回転開始制御手段265から出力される回転開始信号を受信すると、全ての回転リール23を回転させる。また、リールユニット20は、回転停止制御手段266により、各回転リール23の停止が制御されている。
(ホッパー5)
ホッパー5は、スロットマシンSに投入されたメダルを収納し、遊技の結果に基づいて、収納したメダルを遊技者に払い出すためのものである。また、ホッパー5の前面には、メダルを払い出すための、ホッパー排出口が設けられている。
(画像表示装置38)
画像表示装置38は、図柄模様や文字列を点灯表示させることにより、遊技者に当選や入賞等を知らせるためのものである。また、画像表示装置38には、四角板状の液晶を用いている。本実施の形態では、この画像表示装置38が報知手段となっている。
また、画像表示装置38は、表示装置制御手段340により、その動作が制御されている。
(スピーカ49)
スピーカ49は、電子音等により、遊技者に、入賞やスロットマシンSの異常等を知らせるものである。また、スピーカ49には、ダイナミック型のものを用いている。また、ダイナミック型のものに限られず、コンデンサ型等、他の型のスピーカを用いても良い。
また、スピーカ49は、入賞時における所定の入賞音を発生させる。スピーカ49の所定の入賞音は、演出制御装置220により制御され、実行されている。
(ランプ33)
ランプ33には、LEDを用いている。ランプ33は、LEDの点灯、消灯又は点滅することにより、遊技者に入賞等を知らせるものである。LEDの点灯、消灯又は点滅等の動作は、演出制御装置220により制御され、実行されている。
(クレジット表示部34)
クレジット表示部34は、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を表示するものである。すなわち、クレジット表示部34は、後述する投入メダル加算手段263により、クレジットメダルカウンタ262に加算されたカウント値を表示するものである。
言い換えると、クレジット表示部34は、将来的に、スロットマシンSに投入可能なメダル数を(投入メダルカウンタ261のカウント値に加算可能なメダル数)を表示するものである。
また、クレジット表示部34は、後述するクレジットメダルカウンタ262から出力されるカウント値信号を受信することにより、クレジットメダルカウンタ262のカウン値を認識する。
また、遊技者は、クレジット表示部34に表示された数値を見ることにより、ベットスイッチ52及びストップスイッチ55の操作により、遊技に投入できるメダル数を確認することができる。
また、クレジット表示部34には、発光ダイオード(LED)を用いた7セグメント表示装置が用いられている。
(投入表示部35)
投入表示部35は、投入メダルカウンタ261のカウント値を表示するものである。すなわち、投入表示部35は、メダルがメダル投入口42に投入されたことを、及び後述するベットスイッチメダル投入手段264、及びストップスイッチメダル投入手段360により、投入メダルカウンタ261に加算されたカウント値の値を表示するものである。言い換えると、投入表示部35は、スロットマシンSに投入されたメダルを表示するものである。また、スロットマシンSにメダルが投入されると、スタートスイッチ54の操作を契機に、スロットマシンSの遊技が開始される。また、遊技者は、投入表示部35に表示された数値を見ることにより、その時点での、スロットマシンSに投入されているメダル数を確認することができる。
また、投入表示部35は、後述する投入メダルカウンタ261から出力されるカウント値信号を受信することにより、投入メダルカウンタ261のカウント値を認識する。
また、投入表示部35には、発光ダイオード(LED)を用いた7セグメント表示装置が用いられている。
(通常遊技制御手段260)
通常遊技制御手段260は、スロットマシンSにおける一般的に行われる遊技を実施させるためのものである。
ここで、スロットマシンSにおける一般的に行われる遊技とは、以下の遊技をいう。すなわち、メダルの投入、ベットスイッチ52による投入、ストップスイッチ55による投入を条件に、又は、「再遊技(リプレイ、Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ54を操作すると、リールユニット20が駆動され、三個の回転リール23が回転を開始する。
その後、ストップスイッチ55を三個全て操作し終わると、三個の回転リール23の回転が全て停止する。このとき、図柄表示窓32の入賞有効ライン上に、予め設定された図柄が停止すると、ホッパー5を介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしても良い。
当選には、入賞した場合、メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する小役当選(この小役当選が入賞した場合は小役入賞となる)と、入賞した場合、この小役当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別当選(この特別当選が入賞した場合は特別入賞となる)と、入賞した場合、メダルの払い出しは無いが、メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる再遊技(リプレイ、Replay)当選(この再遊技当選が入賞した場合は再遊技入賞となる)とを備えている。そして、その抽選結果がいずれかの当選となった場合(内部入賞とも言う)、その当選に対応した当選フラグが成立する。そして、抽選結果が特別当選である場合に、特別当選の当選フラグが成立し、この特別当選の当選フラグ成立中に、リールユニット20の回転リール23における停止図柄の組み合わせが、予め定められた所定の図柄(例えば、入賞有効ライン上に「7」が三個揃うもの)と一致したことを条件に入賞し、遊技者に有利な特別遊技を行わせるように形成されている。
また、抽選により特別当選フラグが成立したが、回転リール23の停止図柄の組み合わせが当選図柄と一致していない場合、それ以後の遊技に当選フラグ成立の権利が持ち越されるように設定されている。なお、小役当選の当選フラグは、当選フラグが成立した遊技で入賞させられない場合、当選フラグ成立の権利の次の遊技への持ち越しはない。
また、いずれかの当選フラグが成立中に、対応する当選図柄を入賞有効ライン上に揃えることができるか否かは、回転リール23の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ55のタイミングによるものである。具体的には、ストップスイッチ55を操作した後、190ms以内に回転リール23が停止するように設定されているため、ストップスイッチ55を操作した後、そのまま停止させるか、あるいは190ms以内に停止可能な回転リール23の円周上の引き込み可能図柄の中に、対応する当選図柄が含まれているような場合には、停止するまでの時間を遅らせて、回転リール23は入賞有効ライン上にその当選図柄を引き込んで停止する。一方、かかる引き込み可能図柄の中に、対応する当選図柄が含まれていないような場合には、入賞有効ライン上にその当選図柄を引き込んで停止することができない。
(特別遊技制御手段270)
特別遊技制御手段270は、当選抽選手段280の抽選結果に基づいて、遊技者に有利な特別遊技を行わせるためのものである。
特別遊技としては、大別すると、次のゲームがある。
(1)特定導入遊技(BBゲーム)
(2)特定遊技(RBゲーム)
(3)特定当選遊技(JACゲーム)
なお、特定遊技、例えば「RBゲーム」は、特定導入遊技、例えば「BBゲーム」中に所定回数範囲内で行われるように設定されているが、特にこれに限定されるものではなく、「BBゲーム」中で無い場合にも単独で行われるように設定しても良いものである。また、上記特定当選遊技、いわゆる「JACゲーム」は、「RBゲーム」中に行われるものである。また、特別遊技としては、上記した(1)ないし(3)の遊技に限定されるものではない。
具体的には、例えば、通常遊技において、図示しないが、例えば「7」等の図柄が入賞有効ライン上に三個揃うと、ホッパー5を介して、例えば15枚のメダルが払い出される。このとき、「BBゲーム」が開始される。
そして、特別遊技制御手段270は、図4に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)特定導入遊技制御手段271(BBゲーム制御手段)
(2)特定遊技制御手段272(RBゲーム制御手段)
(特定導入遊技制御手段271)
特定導入遊技制御手段271は、「BBゲーム」を制御するためのBBゲーム制御手段である。
また、「BBゲーム」中の小役遊技では、通常遊技と同様の小役を含めた抽選が毎回行われるものである。ただ、この「BBゲーム」中に「RBゲーム」に移行するための当選図柄が入賞有効ライン上に揃った場合には、その後「RBゲーム」に移行するものである。
なお、通常、「BBゲーム」中は「RBゲーム」への移行が、例えば最大3回行われることになっているために、1回目の「RBゲーム」が終了した後は、また、前述したような通常遊技と同様な小役遊技の抽選及び制御が行われるものである。
そして、「BBゲーム」では、「BBゲーム」中の「RBゲーム」が所定の最大回数、例えば3回か、あるいは「BBゲーム」中の小役遊技が所定の最大回数、例えば最大30回の終了により、「BBゲーム」は終了するものである。もちろん、「BBゲーム」中の「RBゲーム」や、小役遊技の最大回数は、上述したものに限定されるものではなく、スロットマシンSの種類の違いにより、他の回数(例えば、「RBゲーム」の最大回数が2回)に設定されているものでも良いものである。
(特定遊技制御手段272)
特定遊技制御手段272は、「RBゲーム」を制御するためのものである。
具体的には、「RBゲーム」に移行すると、メダルが1枚投入となり、回転リール23の所定の図柄が図柄表示窓32のセンターライン上に揃った場合に入賞となる特定当選遊技が行われるものである。そして、「RBゲーム」では、当選するか否かの特定当選遊技が最大12回行えるものであり、そのうち、最大8回の入賞が可能である。すなわち、最大8回の入賞となるか、あるいは最大12回の特定当選遊技の終了により、「RBゲーム」は終了するものである。
(投入メダルカウンタ261)
投入メダルカウンタ261は、遊技に用いられるメダルの枚数を記憶するためものである。言い換えると、投入メダルカウンタ261は、投入されているメダルの枚数を記憶するためのものである。
また、投入メダルカウンタ261は、スロットマシンSの当選確率等の遊技に関する設定が変更されるときに、カウント値が「0」に設定される。また、投入メダルカウンタ261は、後述する投入メダル加算手段263により、カウント値が一定の値未満のときには、投入検知手段175がメダルを1枚検知する毎に、カウント値が1づつ加算されるように形成されている。すなわち、投入メダルカウンタ261は、カウント値(遊技に用いられるメダルの枚数)が一定の値(上限値)になると、それ以上は、カウントされないようになっている。
また、投入メダルカウンタ261は、ベットスイッチメダル投入手段264により、投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のときには、ベットスイッチ52の操作に基づき、クレジットメダルカウンタ262のカウント値が所定の値減算されるとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値が減算された分、投入メダルカウンタ261のカウント値に加算される。
また、投入メダルカウンタ261は、ストップスイッチメダル投入手段360により、投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のときは、回転リール23の回転を停止させるためにストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算されるとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値が減算された分、投入メダルカウンタ261のカウント値に加算される。
具体的には、例えば、一定の値(上限値)を「3」とする。この場合、投入メダルカウンタ261は、カウント値が「3」になると、それ以上は、カウントされないように形成されている。
また、投入メダルカウンタ261は、投入メダルカウンタ261のカウント値の情報を含むカウント値信号を後述する回転開始制御手段265及び当選抽選手段280へ向けて出力する。
また、投入メダルカウンタ261は、投入メダルカウンタ261のカウント値の情報を含むカウント値信号を投入表示部35へ向けて出力し、投入メダルカウンタ261のカウント値を表示する。
(クレジットメダルカウンタ262)
クレジットメダルカウンタ262は、クレジットされているメダルの枚数を記憶するためのものである。言い換えると、クレジットメダルカウンタ262は、投入メダルカウンタ261に投入されることにより将来的に遊技に用いることが可能なメダルの枚数を、記憶するためのものである。
また、クレジットメダルカウンタ262は、スロットマシンSの電源がオンになったときに、カウント値が「0」に設定される。クレジットメダルカウンタ262は、後述する投入メダル加算手段263により、投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値に達した場合に、投入検知手段175がメダルを1枚検出する毎に、カウント値が1つ加算されるように形成されている。
また、クレジットメダルカウンタ262は、入賞等により払い出されるメダルもカウントするように形成されている。また、クレジットメダルカウンタ262のカウント値には上限が決められており、カウント値が上限(50)になると、それ以上はカウントされないようになっている。カウント値が上限になった場合、メダル投入口42から投入されたメダル、及び入賞等により払い出されるメダルは、メダル皿43に払い出される。
また、クレジットメダルカウンタ262は、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の情報を含むカウント値信号をクレジット表示部34へ向けて出力し、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を表示する。
(投入メダル加算手段263)
投入メダル加算手段263は、投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のときには、投入検知手段175がメダルを1枚検知する毎に、投入メダルカウンタ261のカウント値を1つ加算するとともに、投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値に達したときには、投入検知手段175がメダルを1枚検出する毎に、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を1つ加算するものである。
ここで、一定の値とは、いわゆる投入メダルカウンタ261のカウント値の上限を意味する。具体的には、一定の値(カウント値の上限)を「3」とすると、投入メダル加算手段263は、投入メダルカウンタ261のカウント値が「3」未満(「1」又は「2」)の場合には、投入検知手段175がメダルを1枚検知する毎に、投入メダルカウンタ261のカウント値を1つ加算させる。また、一定の値(カウント値の上限)を「3」とし、カウント値が「3」になった場合は、その後、投入メダル加算手段263が、投入検知手段175がメダルを1枚検出する毎に、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を1つ加算させる。
また、投入検知手段175から投入メダル加算手段263へ向けて出力されるメダル検知信号を受信することにより、投入メダル加算手段263は、投入検知手段175がメダルを1枚検知したことを認識する。
(ベットスイッチメダル投入手段264)
ベットスイッチメダル投入手段264は、投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のときに、ベットスイッチ52が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を加算するものである。
ここで、一定の値とは、いわゆる投入メダルカウンタ261のカウント値の上限を意味する。
また、「クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算する」の「所定の値」を、「1」や「2」にすることができる。例えば、所定の値を「1」とする。具体的には、投入メダルカウンタ261のカウント値の上限を「3」とする。この場合、ベットスイッチメダル投入手段264は、投入メダルカウンタ261のカウント値が「3」未満(「1」又は「2」)のときに、ベットスイッチ52が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を「1」減算するとともに、投入メダルカウンタ261のカウント値に「1」を加算する。
また、例えば、「所定の値」を、投入メダルカウンタ261にカウントされる上限値から、実際に投入メダルカウンタ261にカウントされている値を差し引いた値とする。
具体的には、投入メダルカウンタ261のカウント値の上限を「3」とする。この場合、例えば、実際に投入メダルカウンタ261にカウントされている数が「1」の場合は、「3」から「1」を引いた数値「2」が、所定の値となる。そして、ベットスイッチ52が操作されると、ベットスイッチメダル投入手段264により、クレジットメダルカウンタ262のカウント値が「2」減算されるとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分(「2」)、投入メダルカウンタ261のカウント値が加算される。また、例えば、実際に投入メダルカウンタ261にカウントされている数が「2」の場合は、「3」から「2」を引いた数値「1」が、所定の値となる。そして、ベットスイッチ52が操作されると、ベットスイッチメダル投入手段264により、クレジットメダルカウンタ262のカウント値が「1」減算されるとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分(「1」)、投入メダルカウンタ261のカウント値が加算される。また、実際に投入メダルカウンタ261にカウントされている数が「0」の場合は、「3」から「0」を引いた数値「3」が、所定の値となる。そして、ベットスイッチ52が操作されると、ベットスイッチメダル投入手段264により、クレジットメダルカウンタ262のカウント値が「3」減算されるとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分(「3」)、投入メダルカウンタ261のカウント値が加算される。また、実際に投入メダルカウンタ261にカウントされている数が「3」の場合は、「3」から「3」を引いた数値が「0」になるので、ベットスイッチメダル投入手段264は、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算は行われない。
(回転開始制御手段265)
回転開始制御手段265は、投入メダルカウンタ261のカウント値が所定の値であることを条件に、スタートスイッチ54の操作を契機に、全ての回転リール23の回転を開始させるものである。
また、所定の値を「3」とすると、投入メダルカウンタ261のカウント値が「3」であった場合に、スタートスイッチ54の操作を契機に、全ての回転リール23の回転を開始させる。また、所定の値を「1」、「2」及び「3」とすると、投入メダルカウンタ261のカウント値が「1」、「2」又は「3」であった場合に、スタートスイッチ54の操作を契機に、全ての回転リール23の回転を開始させる。
また、回転開始制御手段265は、投入メダルカウンタ261から回転開始制御手段265へ向けて出力されるカウント値信号により投入メダルカウンタ261のカウント値を認識する。また、回転開始制御手段265は、スタートスイッチ54から回転開始制御手段265へ向けて出力されるスタートスイッチ54の操作信号に基づきスタートスイッチ54が所定の操作されたことを認識する。そして、回転開始制御手段265は、投入メダルカウンタ261のカウント値が所定の値であることを条件に、スタートスイッチ54の操作を契機に、リールユニット20へ向けて、回転開始信号を出力し、全ての回転リール23を回転させるようにする。
(当選抽選手段280)
当選抽選手段280は、予め定めた当選率に基づいて当選か否かの当選判定の抽選を行うものである。また、当選抽選手段280は、投入メダルカウンタ261のカウント値が所定の値であることを条件に、スタートスイッチ54の操作を契機に、当選か否かの抽選を行うためのものである。
また、所定の値を「3」とすると、投入メダルカウンタ261のカウント値が「3」であった場合に、スタートスイッチ54の操作を契機に、当選抽選手段280は、予め定めた当選率に基づいて当選か否かの当選判定の抽選を行う。また、所定の値を「1」、「2」及び「3」とすると、投入メダルカウンタ261のカウント値が「1」、「2」又は「3」であった場合に、スタートスイッチ54の操作を契機に、当選抽選手段280は、予め定めた当選率に基づいて当選か否かの当選判定の抽選を行う。
また、当選抽選手段280は、投入メダルカウンタ261から当選抽選手段280へ向けて出力されるカウント値信号により投入メダルカウンタ261のカウント値を認識する。また、当選抽選手段280は、スタートスイッチ54から当選抽選手段280へ向けて出力されるスタートスイッチ54の操作信号に基づきスタートスイッチ54が所定の操作されたことを認識する。
そして、当選抽選手段280による抽選結果が当選である場合(内部入賞とも言う。)に当選フラグが成立し、この当選フラグ成立中に、回転リール23の停止図柄の組み合わせが予め定められた当選図柄と一致したことを条件に入賞し、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
当選抽選手段280は、図5に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)乱数発生手段281
(2)乱数抽出手段282
(3)当選判定テーブル283
(4)判定手段284
なお、当選抽選手段280としては、上記した(1)ないし(4)に限定されるものではない。
(乱数発生手段281)
乱数発生手段281は、抽選用の乱数を所定の領域内(例えば十進法で0ないし65535)で発生させるものである。
なお、ここで、「乱数発生手段281」には、ソフト乱数としての平均採中法(n桁の数字を2乗して中央のn桁の数を取り出すことの繰り返しによる乱数発生方法)等で乱数を発生させることができるものや、一定範囲の数字を高速で1ずつ加算するカウンタを用いて構成するものがある。
(乱数抽出手段282)
乱数抽出手段282は、乱数発生手段281が発生する乱数を、所定の条件(例えば、スタートスイッチ54の操作)で抽出するものである。なお、この抽出した乱数を当選抽出用の抽出乱数データとする。
(当選判定テーブル283)
当選判定テーブル283は、乱数発生手段281がとる乱数の全領域中、各当選項目の当選領域からなる当選判定領域データを有するものである。また、これらの当選判定テーブル283には、特に図示しないが、各々の設定値ごとに、通常遊技用、特別遊技用等の複数の当選判定テーブル283が設けられていて、これらの当選判定テーブル283の当選確率を平均したものが、各設定値ごとの当選確率となる。
(判定手段284)
判定手段284は、乱数抽出手段282が抽出した抽出乱数データと、設定値に対応した当選判定テーブル283の当選判定領域データとを照合し、当該抽出乱数データが属する当選領域に対応する当選を決定するものである。
(回転停止制御手段266)
回転停止制御手段266は、各ストップスイッチ55の操作を契機に、当選抽選手段280の抽選結果に基づいて、操作されたストップスイッチ55に対応する回転リール23の回転を停止させるものである。
また、回転停止制御手段266は、各ストップスイッチ55の操作を契機に、当選抽選手段280の当選判定結果に基づいて、操作されたストップスイッチ55に対応する回転リール23の停止位置を制御するものである。すなわち、ストップスイッチ55から回転停止制御手段266へ向けて出力される回転リール23を停止させるための操作信号である回転停止信号を受信し、ストップスイッチ55を押した時点で所定位置に直ちに停止できる回転リール23の図柄を基準図柄として、基準図柄から回転方向に5コマ移動した時の図柄までの範囲で回転リール23を停止させるようになっており、この5コマの範囲内において、どのまで停止させるかを当選判定結果に基づいて決定するものである。
具体的には、当選判定の抽選において何らかの当選役が当選したときには、その当選に対応した図柄(当選図柄)が極力有効入賞ライン上に停止するように、それ以外の図柄が停止しないように制御を行い、前記5コマの範囲内で停止図柄を決定することとなる。何らかの当選役に当選したときには、当該当選に対応して当選フラグが成立するので、その成立した当選フラグの有無及び種類に従って、停止させるべき図柄を5コマの範囲内で極力停止するように制御(引き込み制御)し、停止させるべきでない図柄停止しないように制御(蹴飛ばし制御)するものである。
(入賞判定手段268)
入賞判定手段268は、全ての回転リール23の停止図柄に基づいて、入賞処理を行わせるためのものである。すなわち、当選抽選手段280の抽選結果が所定の当選役に当選しており、当該当選にかかる当選図柄が所定の有効入賞ライン上に揃って停止している場合には、入賞信号を出力するように形成されている。なお、入賞信号には、当選役に対応したメダルの払い出し枚数に関する情報も含まれる。
入賞信号は、種々の手段に出力される。例えば、入賞信号を受信したクレジットメダルカウンタ262は、入賞に対応したメダル払い出し数を、クレジットメダルカウンタ262のカウント値に加算する。また、例えば、演出制御手段は、入賞演出を実行する。また、例えば、再遊技入賞信号を受信した通常遊技制御手段260は、再遊技を実行する。また、例えば、特別入賞信号を受信した特別遊技制御手段270は、特別遊技を開始(実行)する。
また、入賞判定手段268は、再遊技に入賞した場合は、再遊技入賞信号を投入メダル減算手段370へ向けて出力する。
(投入検知制御手段290)
投入検知制御手段290は、クレジットメダルカウンタ262のカウント値(クレジット値)が上限を超えると、投入検知手段175がメダルを検知しないように、投入検知手段175の動作を制御する。また、メダルセレクターは、クレジットメダルカウンタ262のカウント値が上限(50枚)を越えると、メダルをメダル皿43に排除する(キャンセル)。これにより、メダルセレクターがキャンセルするメダルは、投入検知手段175に検知されない。
(ストップスイッチメダル投入手段360)
ストップスイッチメダル投入手段360は、投入メダルカウンタ261のカウント値が一定の値未満のときに、ストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を加算するものである。
ここで、「一定の値」とは、いわゆる投入メダルカウンタ261のカウント値の上限を意味する。
また、ストップスイッチメダル投入手段360の「クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算する」については、ベットスイッチメダル投入手段264と同様である。
また、ストップスイッチメダル投入手段360は、左側ストップスイッチ55a、中央ストップスイッチ55b又は右側ストップスイッチ55cのいずれかのストップスイッチ55が操作されたかにかかわらず、最初にストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値である「3」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分の所定の値である「3」を投入メダルカウンタ261のカウント値に加算する。
具体的には、ストップスイッチメダル投入手段360は、ストップスイッチ55から出力される第1メダル投入信号、第2メダル投入信号又は第3メダル投入信号のうちのいずれかのメダル投入信号を、最初に受信すると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を「3」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分である「3」を投入メダルカウンタ261のカウント値に加算する。
また、ストップスイッチメダル投入手段360は、ストップスイッチ55が操作されることにより、ストップスイッチ55が出力するメダル投入信号を最初に受信すると、その後に、ストップスイッチ55が操作されて、ストップスイッチ55から出力されるメダル投入信号を受信しても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算を行わないように形成されている。
(投入メダル減算手段370)
投入メダル減算手段370は、当選抽選手段280により再遊技に当選し、かつ、入賞判定手段268により、再遊技に入賞したと判定された場合に、前記ストップスイッチメダル投入手段360により、投入メダルカウンタ261のカウンタ値に加算された値の分、投入メダルカウンタ261のカウンタ値から減算するとともに、投入メダルカウンタ261のカウント値を減算した分、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を加算するためのものである。
また、投入メダル減算手段370は、入賞判定手段268から出力された、再遊技入賞信号を受信することにより、再遊技に入賞したことを検知する。
具体的には、ストップスイッチメダル投入手段360が、前述のように最初にストップスイッチ55が操作されたことにより、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値である「3」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を所定の値である「3」加算した場合であって、再遊技に入賞したときには、投入メダルカウンタ261のカウンタ値に加算された値である「3」を、投入メダルカウンタ261のカウンタ値の値から減算するとともに、投入メダルカウンタ261のカウント値を減算した分の値である「3」を、クレジットメダルカウンタ262のカウント値に加算する。
(ランプ制御手段310)
上記ランプ制御手段310は、ランプ33の所定の演出パターンを、実行させるためのものである。ランプ制御手段310は、ランプ制御記憶手段及びランプ制御実行手段とを有している。
ランプ制御記録手段は、ランプ33の演出パターンを記憶するためのものである。具体的には、ランプ33の点灯や点滅、及びそれらの時間等の演出パターンが情報として記憶されている。
ランプ制御実行手段は、ランプ制御記憶手段からの演出パターンの情報に基づいて、所定のランプ33の演出を行うためのものである。ランプ制御手段310により実行される演出パターンは、演出抽選手段330により決定されたものである。
(スピーカ制御手段320)
上記スピーカ制御手段320は、スピーカ49に所定の演出パターンを、実行させるためのものである。スピーカ制御手段320は、スピーカ制御記憶手段とスピーカ制御実行手段とを有している。
スピーカ制御記憶手段は、スピーカ49の演出パターンを記憶するためのものである。具体的には、スピーカ49から発生される電子音の音色やその音量や発生時間等の演出パターンが情報として記憶されている。
スピーカ制御実行手段は、スピーカ制御記憶手段からの演出パターンの情報に基づいて、所定のスピーカ49の演出を行うためのものである。スピーカ制御手段320により実行される演出パターンは、演出抽選手段330により決定されたものである。
(表示装置制御手段340)
表示装置制御手段340は、図示はしないが、大別すると、次の手段を備える。
(1)表示装置演出記憶手段
(2)表示装置演出実行手段
なお、表示装置制御手段340としては、上記した(1)及び(2)に限定されるものではない。
(表示装置演出記憶手段)
表示装置演出記憶手段は、画像表示装置38の演出パターンの情報を記憶するためのものである。具体的には、画像表示装置38に表示される図柄模様のデータ、文字列のデータ、それら表示画面の動作パターン等である。例えば、画像表示装置38に表示される背景の図柄のデータ、ルーレットの画像データが記憶されている。また、そのルーレットが縦方向に回転し、所定の数字の位置で停止するという演出パターンのデータが記憶されている。また、所定の数字に、RBゲーム当選又はBBゲーム当選等の意味づけをすることができる。
(表示装置演出実行手段)
表示装置演出実行手段は、表示装置演出記憶手段に記憶されている、演出パターンのデータに基づいて、画像表示装置38を作動させるためのものである。画像表示装置38により表示される演出パターンは、演出抽選手段330により決定されたものである。
(演出抽選手段330)
演出抽選手段330は、予め定めた当選率に基づいて種々の演出を行うか否かの抽選を行うものである。この演出抽選手段330は、抽選により、いずれかの演出を行うか否かの決定と、演出を行う場合には、いずれの演出を行うかの演出の種類の決定とを行う。そして、演出抽選手段330による抽選結果が当選である場合には、決定された演出が、ランプ33、スピーカ49、画像表示装置38等を介して実行されるものである。
(スロットマシンSの動作)
次に、上記構成を備えたスロットマシンSの通常の動作の概略について、図6に示したフローを用いて説明する。
先ず、図6に示すステップ100において、遊技者より、所定枚数のメダルのメダル投入処理が行われる。このメダル投入処理には、実際にメダルが投入される場合と、スロットマシンS内部に予め貯留したメダル(クレジットメダル)が、ベットスイッチ52及びストップスイッチ55の操作に基づき投入される場合とのいずれも含まれる。また、メダルが投入されると、投入メダルカウンタ261のカウント値に加算され、投入されたメダルの数が、投入表示部35に表示される。そして、次のステップ101に進む。
ステップ101において、遊技者より、スタートスイッチ54が操作されることにより、スタートスイッチ54がONとなる。また、スタートスイッチ54がONになると、投入メダルカウンタ261のカウント値がリセットされて「0」になる。この場合、投入メダル表示部は、投入メダルカウンタ261のカウント値として「0」を表示する。そして、次のステップ102に進む。
ステップ102において、当選抽選手段280により当選抽選処理が行われ、当選抽選処理の評価が決定される。そして、次のステップ103に進む。
ステップ103において、演出抽選手段330により演出抽選処理が行われ、演出抽選処理の評価が決定される。そして、次のステップ104に進む。
ステップ104において、回転リール23の回転が開始する。そして、次のステップ106に進む。
ステップ106において、ストップスイッチ55が操作されることにより、ストップスイッチ55がONとなる。そして、次のステップ109に進む。
ステップ109において、クレジットメダルカウンタ262にメダルがクレジットされているか否かが判定される。クレジットメダルカウンタ262にメダルがクレジットされている場合は、次のステップ112に進む。
ステップ112において、ストップスイッチメダル投入手段360により、ストップスイッチ55の操作に基づくメダルの投入処理が行われる。具体的には、本実施の形態では、ストップスイッチメダル投入手段360により、左側ストップスイッチ55a、中央ストップスイッチ55b又は右側ストップスイッチ55cのいずれかのストップスイッチ55が操作されたかにかかわらず、最初にストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値である「3」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分の所定の値である「3」を投入メダルカウンタ261のカウント値に加算する。そして、ストップスイッチメダル投入手段360により、ストップスイッチ55の操作に基づくメダルの投入処理が行われると、次のステップ114に進む。
ステップ114において、ストップスイッチ55に対応した回転リール23の回転停止処理が行われる。そして、次のステップ115に進む。
ステップ115において、三個の回転リール23に対応するストップスイッチ55の操作が行われた否かが判定される。そして、三個の回転リール23に対応するストップスイッチ55の操作が行われたと判定された場合、次のステップ117に進む。
ステップ117において、「再遊技」に入賞したか否かが判定される。そして、再遊技に入賞したと判定された場合は、次のステップ119に進む。
ステップ119において、投入減算処理が行われる。具体的には、ストップスイッチメダル投入手段360が、ストップスイッチ55が操作されたことにより、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値である「3」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を所定の値である「3」加算した場合であって、「再遊技」に入賞したときには、投入メダルカウンタ261のカウンタ値に加算された値である「3」を、投入メダルカウンタ261のカウンタ値の値から減算するとともに、投入メダルカウンタ261のカウント値を減算した分の値である「3」を、クレジットメダルカウンタ262のカウント値に加算する。そして、投入減算処理が行われると、次のステップ120に進む。
ステップ120において、再遊技以外の当選フラグ成立中に当該当選フラグに対応する当選図柄が入賞有効ライン上に揃ったか否か、すなわち、再遊技以外の当選役に入賞したか否かが判定される。そして、再遊技以外の当選役に入賞したと判定された場合、次のステップ121に進む。
ステップ121において、当選図柄に相当するメダルが払い出される。そして、遊技が終了する。
前記ステップ109おいて、クレジットメダルカウンタ262にメダルがクレジットされていないと判定された場合、ステップ112を飛び越して、ステップ114に進む。
前記ステップ115において、三個の回転リール23に対応するストップスイッチ55の操作が行われていないと判定された場合、ステップ106に戻る。
前記ステップ117において、再遊技に入賞していないと判定された場合、ステップ119を飛び越して、ステップ120に進む。
前記ステップ120において、所定の当選役に入賞していないと判定された場合、ステップ121を飛び越して、遊技が終了する。
(作用・効果)
本実施の形態によれば、スロットマシンSに、左側ストップスイッチ55a、中央ストップスイッチ55b又は右側ストップスイッチ55cのいずれかのストップスイッチ55が操作されたかにかかわらず、最初にストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値である「3」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分の所定の値である「3」を投入メダルカウンタ261のカウント値に加算するように形成されているストップスイッチメダル投入手段360を備えている。
また、本実施の形態によれば、再遊技に入賞したときに、投入メダルカウンタ261のカウンタ値に加算された値である「3」を、投入メダルカウンタ261のカウンタ値の値から減算するとともに、投入メダルカウンタ261のカウント値を減算した分の値である「3」を、クレジットメダルカウンタ262のカウント値に加算する投入メダル減算手段370を備えている。
これにより、ベットスイッチ52等の操作を行わず、通常の遊技で行われるストップスイッチ55に対する操作のみで、次の遊技にかかるメダルをスロットマシンSに投入させることができるとともに、再遊技に入賞した場合には、投入されたメダルをクレジットに戻すことができるので、連続して繰り返しゲームを行う際に、遊技の流れを一旦停止させるようなベットスイッチ52の操作という手間を必要とせず、遊技者の手間が少なくすることができ、ゲーム進行の迅速性が図ることができる。
(変形例)
第1の実施の形態の変形例として、以下に示すように形成することができる。
(1)第1の実施の形態では、ストップスイッチメダル投入手段360は、左側ストップスイッチ55a、中央ストップスイッチ55b又は右側ストップスイッチ55cのいずれかのストップスイッチ55が操作されたかにかかわらず、最初にストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値である「3」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分の所定の値である「3」を投入メダルカウンタ261のカウント値に加算するように形成されている。
これに対し、変形例として、ストップスイッチ55が出力するストップスイッチ操作信号を受信する毎に、クレジットメダルカウンタ262のカウンタ値を「1」減算するとともに、投入メダルカウンタ261のカウント値を「1」増加するように、ストップスイッチメダル投入手段360を形成することもできる。
この場合、具体的には、回転リール23を停止させるために、ストップスイッチ55が操作される毎に出力される、メダル投入信号を受信する毎に、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値である「1」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分の所定の値である「1」を投入メダルカウンタ261のカウント値を加算するようにストップスイッチメダル投入手段360を形成する。この場合、ストップスイッチ55から出力されるメダル投入信号が、左側ストップスイッチ55aが操作されたときに出力される第1メダル投入信号、中央ストップスイッチ55bが操作されたときに出力される第2メダル投入信号、又は右側ストップスイッチ55cが操作されたときに出力される第3メダル投入信号のいずれかであっても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算を行うようにストップスイッチメダル投入手段360を形成する。
また、各ストップスイッチ55を、対応する回転リール23を停止させた後は、遊技が終了するまでに、具体的には、後述する入賞判定手段268による入賞判定が終了し、スタートスイッチ54が操作されて次の遊技が開始されるまでに、再度同じストップスイッチ55の操作がされても、回転停止信号及びメダル投入信号は出力しないように形成する。
これにより、結果的に、3個のストップスイッチ55のすべてが操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値が「3」減算されるとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分の所定の値である「3」を投入メダルカウンタ261のカウント値に加算されるように、ストップスイッチメダル投入手段360を形成することができる。
(作用・効果)
このように形成しても、第1の実施の形態と同様に、これにより、ベットスイッチ52等の操作を行わず、通常の遊技で行われるストップスイッチ55に対する操作のみで、次の遊技にかかるメダルをスロットマシンSに投入させることができるとともに、再遊技に入賞した場合には、投入されたメダルをクレジットに戻すことができるので、連続して繰り返しゲームを行う際に、遊技の流れを一旦停止させるようなベットスイッチ52の操作という手間を必要とせず、遊技者の手間が少なくすることができ、ゲーム進行の迅速性を図ることができる。
(2)また、第1の実施の形態では、回転リール23の回転を停止させるためにストップスイッチ55が操作されると、当選抽選手段280の抽選結果にかかわらず、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を加算するように形成されている。
これに対し、変形例として、前記「再遊技」以外の所定の当選役に当選した場合には、ストップスイッチ55が操作されても、クレジットメダルカウンタ262のカウンタ値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をしないように形成することもできる。
この場合、例えば、当選抽選手段280の抽選結果により、「再遊技」以外の所定の当選役である「BBゲーム」に当選した場合には、ストップスイッチ55が操作されても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算を行わないようにし、かつ、それ以外の遊技(当選抽選手段280の抽選結果により、「BBゲーム」に当選していない状態での遊技)の場合には、ストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算を行うようにストップスイッチメダル投入手段360を形成することができる。
また、図7は、本変形例であるスロットマシンSの遊技動作を示すフロー図である。
具体的には、当選抽選手段280の抽選結果により、「再遊技」以外の所定の当選役である例えば「BBゲーム」に当選した場合には、ストップスイッチ55が操作されても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をしないように、ストップスイッチメダル投入手段360を形成することができる。
すなわち、スロットマシンSの遊技動作を示す図7のフロー図では、ステップ110における「所定の当選役に当選したか否か」の判断において、ストップスイッチメダル投入手段360は、「BBゲーム」に当選したか否かを判断し、「BBゲーム」に当選しなかった場合には、ステップ112以降へ進み、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をする。また、「再遊技」以外の所定の当選役である「BBゲーム」に当選した場合には、ステップ112を飛び越して、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算を行わない。
また、図7は、ステップ110以外は、第1の実施の形態にかかるスロットマシンSにおける遊技動作のフロー図である図6と同様である。
具体的には、当選抽選手段280を、抽選結果により「BBゲーム」に当選するとBBゲーム当選信号をストップスイッチメダル投入手段360へ向けて出力するように形成する。そして、ストップスイッチメダル投入手段360を、当選抽選手段280の抽選結果により、「BBゲーム」に当選していない状態での遊技(BBゲーム当選信号を受信していない状態での遊技)の場合は、ストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算を行うようにストップスイッチメダル投入手段360を形成する。
さらに、具体的には、ストップスイッチメダル投入手段360を、BBゲーム当選信号を受信していない状態では、左側ストップスイッチ55a、中央ストップスイッチ55b又は右側ストップスイッチ55cのどのストップスイッチ55が操作されたかにかかわらず、最初にストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を「3」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分である「3」を投入メダルカウンタ261のカウント値に加算するように形成し、かつ、BBゲーム当選信号を受信した場合には、いずれのストップスイッチ55が操作されてもクレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算を行わないように形成する。
また、「再遊技以外の所定の当選役」は、「再遊技」以外であれば「BBゲーム」に限られず、他の当選役であっても良い。例えば、「RBゲーム」であっても良いし、他の小役であっても良い。また、「再遊技以外」の所定の当選役は、一つに限られず、複数あっても良い。具体的には、「再遊技」以外の所定の当選役として、「BBゲーム」のみを「再遊技」以外の所定の当選役としても良いし、「BBゲーム」及び「RBゲーム」を「再遊技以外」の所定の当選役としても良いし、その他複数の小役を「再遊技」以外の所定の当選役としても良い。
(作用・効果)
このように形成すると、抽選で所定の当選役(例えば、「BBゲーム」)に当選したことを、遊技者に知らせることができ、遊技者の所定の当選役に当選したことに対する期待感を煽り、遊技を面白いものにすることができる。
(3)また、第1の実施の形態では、当選抽選手段280の抽選結果に関係なく、所定の条件でストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を加算するように、ストップスイッチメダル投入手段360は形成されている。
これに対し、変形例として、当選抽選手段280の抽選結果により、前記「再遊技」を含む所定の当選役に当選した場合に、ストップスイッチ55が操作されたことによる、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をするように、ストップスイッチメダル投入手段360を形成することができる。
具体的には、例えば、ストップスイッチメダル投入手段360を、「再遊技」及び「BBゲーム」に当選した場合に、ストップスイッチ55が操作されたことによる、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をするように形成することができる。
また、具体的には、当選抽選手段280を、「再遊技」に当選すると、再遊技当選信号をストップスイッチメダル投入手段360へ向けて出力し、かつ「BBゲーム」に当選すると、BBゲーム当選信号をストップスイッチメダル投入手段360へ向けて出力するように形成する。そして、ストップスイッチメダル投入手段360は、を当選抽選手段280が出力する再遊技当選信号を受信することにより、「再遊技」に当選したことを認識し、かつBBゲーム当選信号を受信することにより、「BBゲーム」に当選したことを認識することができるように形成する。
これにより、ストップスイッチメダル投入手段360を、「再遊技」及び「BBゲーム」に当選した場合に、ストップスイッチ55が操作されたことによる、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をするように形成することができる。
また、「再遊技含む所定の当選役」は、「再遊技」が含まれればどのような当選役でも良い。例えば、「再遊技」だけでも良いし、「再遊技」と「BBゲーム」とであっても良いし、「再遊技」と他の小役等とであっても良い。また、「再遊技を含む所定の当選役」における「再遊技」以外の当選役は、一つに限られず、複数あっても良い。具体的には、「再遊技」と「BBゲーム」とを「再遊技」を含む所定の当選役としても良いし、「再遊技」と、「BBゲーム」と、「RBゲーム」とを「再遊技」を含む所定の当選役としても良いし、「再遊技」とその他複数の小役を「再遊技」を含む所定の当選役としても良い。
また、この場合、当選抽選手段280の抽選結果に基づいて、クレジットメダルカウンタ262のカウンタ値を減算する値、及び投入メダルカウンタ261のカウンタ値に加算する値を定めるように形成することもできる。
例えば、前述のように、当選抽選手段280の抽選結果により、「再遊技」及び「BBゲーム」に当選した場合にのみ、ストップスイッチ55が操作されることによる、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算を行うように、ストップスイッチメダル投入手段360を形成した場合、例えば、「再遊技」に当選したときに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値である「3」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を所定の値である「3」加算するようにストップスイッチメダル投入手段360を形成し、例えば、「BBゲーム」に当選したときに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値である「2」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を所定の値である「2」加算するようにストップスイッチメダル投入手段360を形成することができる。
(作用・効果)
このように形成すると、抽選で所定の当選役である「再遊技」や「BBゲーム」や「RBゲーム」等に当選したことを、遊技者に知らせることができ、遊技者に次の遊技に対する期待感を煽り、遊技を面白いものにすることができる。
(4)また、第1の実施の形態においては、操作されたストップスイッチ55にかかわらず、ストップスイッチメダル投入手段360は、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分の値を投入メダルカウンタ261のカウント値に加算するように形成されている。
これに対し、変形例として、操作されるストップスイッチ55に対応して、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算する値、及び投入メダルカウンタ261のカウント値に加算する値を定めるように形成することもできる。
具体的には、例えば、左側ストップスイッチ55aが操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を「3」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を「3」加算するように、ストップスイッチメダル投入手段360を形成し、かつ、中央ストップスイッチ55bが操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を「2」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を「2」加算するように、ストップスイッチメダル投入手段360を形成し、かつ、右側ストップスイッチ55cが操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を「1」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分、投入メダルカウンタ261のカウント値を「1」加算するように、ストップスイッチメダル投入手段360を形成することができる。
この場合、ストップスイッチメダル投入手段360は、左側ストップスイッチ55aが操作されると出力される第1メダル投入信号、中央ストップスイッチ55bが操作されると出力される第2メダル投入信号、又は右側ストップスイッチ55cが操作されると出力される第3メダル投入信号を受信することにより、いずれかのストップスイッチ55が操作されたかを認識する。
また、本(4)の変形例は、上記した(2)及び(3)の変形例と組み合わせて実施することも可能である。
(作用・効果)
このように形成すると、所定のストップスイッチ55を操作することで、遊技者のある程度の意志により、スロットマシンSへのメダル投入枚数を定めることができるので、遊技者の遊技に対する操作の自由度を高め、遊技を面白いものすることができる。
(第2の実施の形態)
(図面の説明)
以下、本発明にかかる第2の実施の形態について図面を用いて説明する。
図8は、第2の実施の形態にかかるスロットマシンSの入力、制御及び出力を示すブロック図である。図9は、第2の実施の形態にかかるスロットマシンSの遊技動作を示すフロー図である。
第1の実施の形態では、遊技制御装置210に投入メダル減算手段370を備え、当選抽選手段280により再遊技に当選し、かつ、入賞判定手段268により、再遊技に入賞したと判定された場合に、ストップスイッチメダル投入手段360により、投入メダルカウンタ261のカウンタ値に加算された値の分、投入メダルカウンタ261のカウンタ値から減算するとともに、投入メダルカウンタ261のカウント値を減算した分、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を加算するように形成されている。
これに対し、第2の実施の形態では、投入メダル減算手段370に代えて、制御装置200に再遊技当選制御手段380を設けた。また、再遊技当選制御手段380は、当選抽選手段280により再遊技に当選した場合に、ストップスイッチ55が操作されても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算を行わないように、ストップスイッチメダル投入手段360の動作を制御するように形成している。
また、上記以外については第1の実施の形態と同様である。
以下、第2の実施の形態について、第1の実施の形態との相違点について主に記載する。
(遊技制御装置210)
第2の実施の形態における遊技制御装置210は、スタートスイッチ54及びストップスイッチ55の操作による回転リール23の回転及び停止の制御等をするためのものである。そして、この遊技制御装置210は、図8に示すように、次の(1)ないし(13)の手段として機能するものである。
(1)通常遊技制御手段260
(2)特別遊技制御手段270
(3)投入メダルカウンタ261
(4)クレジットメダルカウンタ262
(5)投入メダル加算手段263
(6)ベットスイッチメダル投入手段264
(7)回転開始制御手段265
(8)当選抽選手段280
(9)回転停止制御手段266
(10)入賞判定手段268
(11)投入検知制御手段290
(12)ストップスイッチメダル投入手段360
(13)再遊技当選制御手段380
また、遊技制御装置210としては、上記した(1)ないし(13)の手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいても良い。
また、遊技制御装置210は、以下に説明する当選抽選手段280及び再遊技当選制御手段380以外は、第1の実施の形態と同様である。
(当選抽選手段280)
本実施の形態における当選抽選手段280は、再遊技に当選すると、再遊技当選信号を再遊技当選制御手段380へ向けて出力する。また、それ以外は、第1の実施の形態における当選抽選手段280と同様である。
(ストップスイッチメダル投入手段360)
本実施の形態にかかるストップスイッチメダル投入手段360は、後述する再遊技当選制御手段380から、ストップスイッチメダル投入手段360へ向けて出力されるメダル投入停止信号を受信すると、ストップスイッチ55が操作されても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をしないように形成されている。また、それ以外は、第1の実施の形態にかかるストップスイッチメダル投入手段360と同様である。
(再遊技当選制御手段380)
再遊技当選制御手段380は、ストップスイッチメダル投入手段360の動作を制御するためのものである。
また、再遊技当選制御手段380は、当選抽選手段280により再遊技に当選した場合に、ストップスイッチ55が操作されても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算を行わないように、ストップスイッチメダル投入手段360の動作を制御する。
ここで、再遊技とは、前述と同様、入賞した場合にメダルの払い出しは無いがメダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことが可能な遊技である。
具体的には、再遊技当選制御手段380は、当選抽選手段280により再遊技当選制御手段380へ向けて出力される再遊技当選信号を受信することにより、再遊技に当選したことを認識する。そして、再遊技当選制御手段380は、再遊技に当選したことを認識すると、ストップスイッチメダル投入手段360へ向けて、メダル投入停止信号を出力する。そして、ストップスイッチメダル投入手段360は、メダル投入停止信号を受信すると、ストップスイッチ55が操作されても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をしないように形成されている。
これにより、再遊技当選制御手段380は、当選抽選手段280により、再遊技に当選した場合に、ストップスイッチ55が操作されても、クレジットメダルカウンタ262のカウント値の減算、及び投入メダルカウンタ261のカウント値の加算をしないようにストップスイッチメダル投入手段360の動作を制御することができるように形成されている。
(スロットマシンSの動作)
次に、上記構成を備えた第2の実施の形態におけるスロットマシンSの通常の動作の概略について、図9に示したフローを用いて説明する。
先ず、図9に示すステップ100において、遊技者より、所定枚数のメダルのメダル投入処理が行われる。このメダル投入処理には、実際にメダルが投入される場合と、スロットマシンS内部に予め貯留したメダル(クレジットメダル)が、ベットスイッチ52及びストップスイッチ55の操作に基づき投入される場合とのいずれも含まれる。また、投入メダルカウンタ261にメダルが投入されると、投入メダルカウンタ261のカウント値に加算され、投入表示部35に表示される。そして、次のステップ101に進む。
ステップ101において、遊技者より、スタートスイッチ54が操作されることにより、スタートスイッチ54がONとなる。また、スタートスイッチ54がONになると、投入メダルカウンタ261のカウント値がリセットされて「0」になる。この場合、投入メダル表示部は、投入メダルカウンタ261のカウント値として「0」を表示する。そして、次のステップ102に進む。
ステップ102において、当選抽選手段280により当選抽選処理が行われ、当選抽選処理の評価が決定される。そして、次のステップ103に進む。
ステップ103において、演出抽選手段330により演出抽選処理が行われ、演出抽選処理の評価が決定される。そして、次のステップ104に進む。
ステップ104において、回転リール23の回転が開始する。そして、次のステップ106に進む。
ステップ106において、ストップスイッチ55が操作されることにより、ストップスイッチ55がONとなる。そして、次のステップ109に進む。
ステップ109において、クレジットメダルカウンタ262にメダルがクレジットされているか否かが判定される。クレジットメダルカウンタ262にメダルがクレジットされている場合は、次のステップ111に進む。
ステップ111において、当選抽選手段280の抽選結果により、「再遊技」に当選したか否かが判定される。「再遊技」に当選していないと判定された場合は、次のステップ112に進む。
ステップ112において、ストップスイッチメダル投入手段360により、ストップスイッチ55の操作に基づくメダルの投入処理が行われる。具体的には、本実施の形態では、ストップスイッチメダル投入手段360により、左側ストップスイッチ55a、中央ストップスイッチ55b又は右側ストップスイッチ55cのいずれかのストップスイッチ55が操作されたかにかかわらず、最初にストップスイッチ55が操作されると、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を所定の値である「3」減算するとともに、クレジットメダルカウンタ262のカウント値を減算した分の所定の値である「3」を投入メダルカウンタ261のカウント値に加算する。そして、ストップスイッチメダル投入手段360により、ストップスイッチ55の操作に基づくメダルの投入処理が行われると、次のステップ114に進む。
ステップ114において、ストップスイッチ55に対応した回転リール23の回転停止処理が行われる。そして、次のステップ115に進む。
ステップ115において、三個の回転リール23に対応するストップスイッチ55の操作が行われた否かが判定される。そして、三個の回転リール23に対応するストップスイッチ55の操作が行われたと判定された場合、次のステップ120に進む。
ステップ120において、再遊技以外の当選フラグ成立中に当該当選フラグに対応する当選図柄が入賞有効ライン上に揃ったか否か、すなわち、再遊技以外の当選役に入賞したか否かが判定される。そして、再遊技以外の当選役に入賞したと判定された場合、次のステップ121に進む。
ステップ121において、当選図柄に相当するメダルが払い出される。そして、遊技が終了する。
前記ステップ109おいて、クレジットメダルカウンタ262にメダルがクレジットされていないと判定された場合、ステップ112を飛び越して、ステップ114に進む。
前記ステップ111において、当選抽選手段280の抽選結果により、「再遊技」に当選していると判定された場合、ステップ112を飛び越してステップ114へ進む。
前記ステップ115において、三個の回転リール23に対応するストップスイッチ55の操作が行われていないと判定された場合、ステップ106に戻る。
前記ステップ120において、所定の当選役に入賞していないと判定された場合、ステップ121を飛び越して、遊技が終了する。
(作用・効果)
本実施の形態においても、ベットスイッチ52等の操作を行わず、通常の遊技で行われるストップスイッチ55に対する操作のみで、次の遊技にかかるメダルをスロットマシンSに投入させることができるとともに、再遊技に当選した場合には、ストップスイッチ55の操作が行われても、スロットマシンSにメダルが投入されないようにしているので、連続して繰り返しゲームを行う際に、遊技の流れを一旦停止させるようなベットスイッチ52の操作という手間を必要とせず、遊技者の手間が少なくすることができ、ゲーム進行の迅速性を図ることができる。
(変形例)
また、第2の実施の形態においても、第1の実施の形態の変形例(4)と同様の変形例の実施が可能である。
第1の実施の形態にかかるスロットマシンの正面図である。 第1の実施の形態にかかるスロットマシンの内部斜視図である。 第1の実施の形態にかかるスロットマシンの入力、制御及び出力を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる特別遊技制御手段を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかる当選抽選手段を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかるスロットマシンの遊技動作を示すフロー図である。 第1の実施の形態かかる変形例であるスロットマシンの遊技動作を示すフロー図である。 第2の実施の形態にかかるスロットマシンの入力、制御及び出力を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかるスロットマシンの遊技動作を示すフロー図である。
符号の説明
S スロットマシン
1 筐体ユニット 2 分離体
3 前扉 5 ホッパー
8 予備タンク
11 正面開口部 12 中板
13 開口上部 14 開口下部
15 底板 16 側板
16a 右側板 16b 左側板
17 天板 18 背板
19 ヒンジ
20 リールユニット 21 支持体
23 回転リール 23a 左側回転リール
23b 中央回転リール 23c 右側回転リール
24 基板ユニット
30 上扉 32 図柄表示窓
33 ランプ 34 クレジット表示部
35 投入表示部 38 画像表示装置
40 下扉
41 メダル排出口 42 メダル投入口
43 メダル皿 49 スピーカ
52 ベットスイッチ 53 精算スイッチ
54 スタートスイッチ
55 ストップスイッチ 55a 左側ストップスイッチ
55b 中央ストップスイッチ 55c 右側ストップスイッチ
175 投入検知手段
200 制御装置
210 遊技制御装置 220 演出制御装置
260 通常遊技制御手段 261 投入メダルカウンタ
262 クレジットメダルカウンタ 263 投入メダル加算手段
264 ベットスイッチメダル投入手段 265 回転開始制御手段
266 回転停止制御手段 268 入賞判定手段
270 特別遊技制御手段 271 特定導入遊技制御手段
272 特定遊技制御手段
280 当選抽選手段 281 乱数発生手段
282 乱数抽出手段 283 当選判定テーブル
284 判定手段 290 投入検知制御手段
310 ランプ制御手段 320 スピーカ制御手段
330 演出抽選手段 340 表示装置制御手段
360 ストップスイッチメダル投入手段 370 投入メダル減算手段
380 再遊技当選制御手段

Claims (6)

  1. 周囲に複数の図柄が付されている複数の回転リールと、
    クレジットされているメダルを投入するためのベットスイッチと、
    全ての回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
    各回転リールにそれぞれ対応して設けられ、各回転リールの回転をそれぞれ停止させるための複数のストップスイッチと、
    遊技の制御を行うための制御装置とを備え、
    制御装置は、
    クレジットされているメダルの枚数を記憶するためのクレジットメダルカウンタと、
    投入されているメダルの枚数を記憶するための投入メダルカウンタと、
    投入メダルカウンタのカウント値が一定の値未満のときに、ベットスイッチが操作されると、クレジットメダルカウンタのカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタのカウント値を減算した分、投入メダルカウンタのカウント値を加算するためのベットスイッチメダル投入手段と、
    投入メダルカウンタのカウント値が所定の値であることを条件に、スタートスイッチの操作を契機に、当選役に当選したか否かの抽選を行うための当選抽選手段と、
    全ての回転リールの回転が停止した際の図柄の配列に基づいて入賞か否かの判定を行うための入賞判定手段とを備えたスロットマシンであって、
    制御装置は、
    投入メダルカウンタのカウント値が一定の値未満のとき、回転リールの回転を停止させるためにストップスイッチが操作されると、クレジットメダルカウンタのカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタのカウント値を減算した分、投入メダルカウンタのカウント値を加算するためのストップスイッチメダル投入手段と、
    当選抽選手段の抽選結果により、入賞した場合にメダルの払い出しは無いが新たにメダルを投入することなく再度の遊技を行うことが可能な当選役である再遊技に当選し、かつ、入賞判定手段により、再遊技に入賞したと判定されたときに、前記ストップスイッチメダル投入手段により投入メダルカウンタのカウンタ値に加算された値の分、投入メダルカウンタのカウンタ値から減算するとともに、投入メダルカウンタのカウント値を減算した分、クレジットメダルカウンタのカウント値を加算するため投入メダル減算手段とを備えていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 周囲に複数の図柄が付されている複数の回転リールと、
    クレジットされているメダルを投入するためのベットスイッチと、
    全ての回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
    各回転リールにそれぞれ対応して設けられ、各回転リールの回転をそれぞれ停止させるためのストップスイッチと、
    遊技の制御を行うための制御装置とを備え、
    制御装置は、
    クレジットされているメダルの枚数を記憶するためのクレジットメダルカウンタと、
    投入されているメダルの枚数を記憶するための投入メダルカウンタと、
    投入メダルカウンタのカウント値が一定の値未満のときに、ベットスイッチが操作されると、クレジットメダルカウンタのカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタのカウント値を減算した分、投入メダルカウンタのカウント値を加算するためのベットスイッチメダル投入手段と、
    投入メダルカウンタのカウント値が所定の値であることを条件に、スタートスイッチの操作を契機に、当選役に当選したか否かの抽選を行うための当選抽選手段と、
    全ての回転リールの回転が停止した際の図柄の配列に基づいて入賞か否かの判定を行うための入賞判定手段とを備えたスロットマシンであって、
    制御装置は、
    投入メダルカウンタのカウント値が一定の値未満のとき、回転リールの回転を停止させるためにストップスイッチが操作されると、クレジットメダルカウンタのカウント値を所定の値減算するとともに、クレジットメダルカウンタのカウント値を減算した分、投入メダルカウンタのカウント値を加算するためのストップスイッチメダル投入手段と、
    当選抽選手段により、入賞した場合にメダルの払い出しは無いがメダルを新たにメダルを投入することなく再度の遊技を行うことが可能な当選役である再遊技に当選した場合には、ストップスイッチが操作されても、クレジットメダルカウンタのカウント値の減算、及び投入メダルカウンタのカウント値の加算をしないようにストップスイッチメダル投入手段の動作を制御する再遊技当選制御手段とを有していることを特徴とするスロットマシン。
  3. ストップスイッチメダル投入手段は、当選抽選手段の抽選結果により、前記再遊技以外の所定の当選役に当選した場合には、ストップスイッチが操作されても、クレジットメダルカウンタのカウント値の減算、及び投入メダルカウンタのカウント値の加算をしないことを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  4. ストップスイッチメダル投入手段は、当選抽選手段の抽選結果により、前記再遊技を含む所定の当選役に当選した場合に、ストップスイッチが操作されることによる、クレジットメダルカウンタのカウント値の減算、及び投入メダルカウンタのカウント値の加算をすることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  5. ストップスイッチメダル投入手段は、当選抽選手段の抽選結果に基づいて、クレジットメダルカウンタのカウント値を減算する値、及び投入メダルカウンタのカウント値に加算する値が定められていることを特徴とする請求項4記載のスロットマシン。
  6. ストップスイッチメダル投入手段は、操作される各ストップスイッチに対応して、クレジットメダルカウンタのカウント値を減算する値、及び投入メダルカウンタのカウント値に加算する値が定められていることを特徴とする請求項1ないし5記載のスロットマシン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010259464A (ja) * 2009-04-29 2010-11-18 Taiyo Elec Co Ltd 回胴式遊技機
JP2021049240A (ja) * 2019-09-26 2021-04-01 株式会社オリンピア 遊技機

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