JP2008211903A - 電気自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータMのインバータ2の昇温を防止することができる電気自動車を提供する。
【解決手段】 モータMと、モータMを駆動制御するための制御手段1と、制御手段1の温度を測定する温度測定手段23と、温度測定手段23により測定された温度に応じて警報を発する警報手段9とを有し、制御手段1は、少なくとも2以上の閾値により規定される3以上の温度状態を表す温度区分を設定し、3以上の温度区分から温度測定手段23により測定された制御手段1の温度が属する一つの温度区分を決定し、警報手段9を、制御手段1の温度が属する温度区分に対応させて、出力状態を変化させて作動させることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気自動車に関するものであり、特にモータ回転数を制御するインバータの焼損を防止することができる電気自動車に関するものである。
従来、モータの回転数を制御するインバータの焼損を防ぐために、インバータに温度センサを設け、予め設定した温度閾値を超えるとモータを流れる電流を制限若しくは遮断してインバータを保護するものがある(例えば特許文献1)。
特開平5−68331号公報
しかしながら、従来の方法のようにインバータの温度が上昇したことによってモータに流れる電流が遮断されると、電気自動車はインバータの温度が低下するまで停止を余儀なくされるという課題がある。そのため、このような事態が招来する前にインバータに流れる電流を低下させて、インバータの温度が上昇しないようにすることが必要である。
本発明は上記の課題を鑑みなされたものであり、インバータの温度が上昇しないようにインバータを流れる電流をインバータ温度状態に応じて制御し、かつ電気自動車の運転者に対してインバータの温度状態に応じて注意喚起を行い、アクセルの踏み込みを緩和するよう促すことができる電気自動車を提供する。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1は、モータと、前記モータを駆動制御するための制御手段と、前記制御手段の温度を測定する温度測定手段と、前記温度測定手段により測定された温度に応じて警報を発する警報手段とを有し、前記制御手段は、少なくとも2以上の閾値により規定される3以上の温度状態を表す温度区分を設定し、前記3以上の温度区分から前記温度測定手段により測定された前記制御手段の温度が属する一つの温度区分を決定し、前記警報手段を、前記制御手段の温度が属する前記温度区分に対応させて、出力状態を変化させて作動させることを特徴とする。
本発明の請求項2は、モータと、前記モータを駆動させるための信号を発生させるアクセル手段と、前記モータを駆動制御するための制御手段と、前記制御手段の温度を測定する温度測定手段とを有し、前記制御手段は、少なくとも2以上の閾値により規定される3以上の温度状態を表す温度区分を設定し、前記3以上の温度区分から前記温度測定手段により測定された前記制御手段の温度が属する一つの温度区分を決定し、前記アクセル手段の操作量に基づいて決定される前記モータに流す電流の大きさを前記制御手段の温度が属する前記温度区分に基づいて減少させるように制限し、前記制御手段の温度が属する前記温度区分が、前記制御手段が過熱されており前記モータの駆動を禁止する必要がある状態と規定された上限温度区分になった時に、前記アクセル手段の操作量に関わらず前記モータの駆動を禁止し、その後、前記制御手段の温度が属する前記温度区分が前記上限温度区分より低温の温度区分に変化し、かつ前記アクセル手段の操作量が0となった場合に、前記モータの駆動を行うことを許可することを特徴とする。
本発明の請求項3は請求項2の発明であって、前記温度測定手段により測定された温度に応じて警報を発する警報手段を更に有し、前記制御手段は、前記警報手段を前記制御手段の温度が属する前記温度区分に対応させて出力状態を変化させて作動させることを特徴とする。
本発明の請求項4は請求項1又は3の発明であって、前記警報手段は警告灯であり、前記制御手段は前記3以上の温度区分に応じて前記警報灯の点灯間隔を変化させて点灯させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、警報手段の出力によって電気自動車の運転者に制御手段の温度の状態を把握させることができるようになる。警報手段の出力は制御手段の温度状態に対応して変化し、運転者に与える刺激の強度が変化する。そのため、運転者は制御手段の温度状態を認識しながら運転操作を行うことができるようになり、制御手段の温度上昇を未然に防止し、温度上昇による破損を防ぐことができる。
請求項2の発明によれば、アクセルの操作量に加えて制御手段の温度状態に応じてモータに流す電流の大きさを制御するため、運転者の操作とは別にモータに流す電流の大きさは制限されるようになる。それにより制御手段の温度上昇を防止することができ、制御手段の温度上昇による破損を防ぐことができる。また、制御手段の温度が過熱を防止すべき上限温度以上となった場合、つまりこのまま電気自動車の走行を継続すると温度上昇により制御手段が破損する虞がある温度以上となった場合には、モータは停止されるようになる。そして、モータが停止した状態から、制御手段の温度がモータの停止により低下した場合には、アクセル手段の出力が0であることを条件にモータの駆動制御の再開を許可するようにした。これにより、制御手段の温度低下に伴う電気自動車の急発進や、運転者が意図しないときの急発進を防止することができる。
請求項3の発明によれば、運転者に制御手段の温度状態を把握させることができるようになるため、請求項1の効果で説明したように運転操作の面からも制御手段の温度上昇を防止できるようになり、制御手段の温度上昇による破損を防ぐことができる。
請求項4の発明によれば、警告灯の点滅間隔により、電気自動車の運転者に視覚的に制御手段の温度状態を認識させることができるようになる。これにより、運転者に制御手段の温度が低下するような操作を促すことができ、制御手段の温度上昇による破損を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明実施形態に係る電気自動車のモータ及びモータ制御装置のブロック回路図である。図示例ではアウタロータ型のモータMを用いており、そのアウタロータに車輪が取り付けられ電気自動車の駆動輪を構成する。なお、図示例では3相のブラシレスモータMについて示しているが、一例であり、制御対象となるモータを限定するものではない。
図示例では、車載バッテリBTを電源とし、モータMを制御する制御手段としての制御装置1が示されている。図に示されるように、バッテリBTに、FET(電界効果トランジスタ)を用いたブリッジ回路が構成された駆動電流供給回路としてのインバータ2を介してモータMの各相(U・V・W相)コイル5が接続されている。なお、特に断らない限り以下に示す各回路などは制御装置1内に設けられている。
バッテリBTとインバータ2とを接続する電源線には電流検出センサ22が設けられており、電流検出センサ22により検出された電流信号は電流検出回路14に入力するようになっている。モータMにはステータ3に対するロータ4の回転角度を検出する回転角度センサ24が設けられており、その回転角度信号が回転角度検出回路18に入力し、回転角度検出回路18ではロータ4の回転位置及び回転数(回転速度)を算出する。
制御装置1の外部には電気自動車の所定の位置にアクセル手段として例えば踏み込み式のアクセル7が設けられている。アクセル7にはアクセル操作量を検出するための例えばポテンショメータからなる駆動センサが設けられており、アクセル操作量を電気的な信号に変換し、運転操作信号を出力する。また、アクセル手段は例えばソーラーカー等に用いられるような手で操作する回転式の出力つまみであっても良く、この場合は出力つまみの目盛りに応じてアクセル操作量が決定され、アクセル操作量に応じた運転操作信号が出力される。
また、制御装置1には、アクセル7からの運転操作信号が入力する運転操作入力回路10と、運転操作入力回路10からの出力信号が入力する出力電流指令回路11と、出力電流指令回路11および電流検出回路14からの各出力信号が入力する電流比較回路12と、運転操作入力回路10と電流比較回路12と後述するDuty限度値判定回路16とからの各出力信号が入力する進角制御手段としての進角制御回路15と、電流比較回路12および進角制御回路15からの出力信号が入力するデューティ決定手段としての出力Duty決定回路13と、出力Duty決定回路13からの出力信号が入力するデューティ判定手段としてのDuty限度値判定回路16と、出力Duty決定回路13と進角制御回路15と回転角度検出回路18からの出力信号に基づいてパルス幅変調されかつデューティ比に応じた制御信号としてのPWM信号をインバータ2に出力するパルス幅変調信号発生手段としてのPWM信号生成回路17と、出力Duty決定回路13からの出力信号が入力するデューティ判定手段としてのDuty90%判定回路21と、進角制御回路15及びDuty90%判定回路21または外部に設けられたマニュアル操作手段としてのステータ位置操作手段8からの各出力信号に基づいてステータ3の位置を決めるステータ位置制御回路19と、ステータ位置制御回路19からのステータ位置信号に基づいてアクチュエータ6に駆動信号を出力するステータ位置移動制御手段としての位置駆動回路20とが設けられている。
なお、Duty限界値判定回路16にあっては、出力Duty決定回路13からの出力信号によるデューティ比がデューティ限度値としての100%に達したと判定したらその結果を進角制御回路15に出力する。また、ステータ位置制御回路19では、各入力信号の優先順位または組み合わせを設定して、それに応じてステータ位置信号を出力するようにして良い。また、各回路はICを用いて構成されるものと、CPUのプログラム制御により構成されるものとを含むものであって良い。また、図示された回路名称及び信号線により理解される部分についてはその詳しい説明を省略する。
ステータ位置制御回路19にてステータ3(コア)の設定位置(目標位置)を算出し、それに応じた位置制御信号が位置駆動回路20からアクチュエータ6に出力され、アクチュエータ6によりステータ3(コア)を駆動しかつ上記目標位置で停止状態にする。これにより、ロータ4に設けられたマグネット(図示せず)の磁極面とステータ3(コア)のコイル5が巻かれたティース突出端面との重なり量(互いに対向する部分の面積;以下、対向面積と称する)が増減し、対向面積を通ることになる有効磁束が増減するため、モータMの特性を、対向面積を大きくした場合には低回転・高トルク型とし、対向面積を小さくした場合には高回転・低トルク型とすることができる。
また、温度センサ23が制御装置1のインバータ2に取り付けられる。制御装置1は温度センサ23によって出力される信号が入力される温度検出回路25と、運転操作入力回路からの出力信号及び温度検出回路25によって出力される温度情報を有する信号が入力され、出力Duty決定回路13に温度区分情報を有する出力信号を出力する設定値変更回路26と、設定値変更回路26によって入力される温度区分情報に基づいて、警報手段としてのLED警告灯9を点灯制御する温度警告LED制御回路27とを更に有する。
温度センサ23は例えばサーミスタであり、インバータ2表面に直接又はインバータに設けられたヒートシンク(図示せず)に設けられる。本実施形態では警報手段ととしてLED警告灯9を用いているが、ブザーやサイレン等の聴覚を刺激する警報手段やバイブレータのような触覚を刺激する警報手段等であっても良い。
次に、本発明に基づく電気自動車の制御要領を図2乃至図4を参照して以下に示す。図2は本実施形態に係る警告処理および駆動制限処理を行う制御フローを示す図であり、図3は図2の制御フローのサブルーチンを示すフロー図であって、本実施形態に係る温度監視処理を行う制御フロー図であり、図4は図2の制御フローのサブルーチンを示すフロー図であって、本実施形態に係るDuty算出処理を行う制御フロー図である。なお、運転操作信号に応じてPWM信号生成回路17およびステータ位置制御回路19、進角制御回路37により、デューティ比および界磁の変更量、進角量を決定し、モータの加減速制御を行う点については、公知の可変界磁モータのPWM制御と同じであって良く、その詳しい説明を省略する。
図2に示す本実施形態に係る制御は、一定時間差分ごとに実施され、処理の内で設定された値は次回処理時に異なる値が設定され書き換えられるまで値を保持する。図2に示すように、警告処理および駆動制限処理を行う制御は、最初にステップST1の温度監視処理を行う。
温度監視処理における処理は設定値変更回路26にて行われる。温度監視処理は図3に示すフロー図に沿って行われる。スタートするとステップST5で制御装置1の温度としてのインバータ2の温度が第1閾値より高いかを判定する。インバータ2の温度が第1閾値より高い場合にはステップST6に進み、低い場合にはステップST9に進む。制御装置1中で最も温度が上昇し、焼損する虞がある部分はインバータ2である。インバータ2の温度は、温度センサ23によって測定され、出力された信号が温度検出回路25で処理されることによって値となり、この値が設定値変更回路26に入力され、判定される。判定の基準となる第1閾値は、この規定する温度以下であればインバータ2の温度は正常であるとすることができる値であり、例えば安定走行時には達することがない値に設定される。また、以下の判定で使用される第2閾値は第1閾値よりも高い値に設定され、インバータ2が相当高温になっており、このままの使用を継続すると温度がいずれインバータ2が破壊される温度に到達する虞がある状態を規定する値に設定され、第3閾値はインバータ2が第2閾値よりも高温であり、使用を直ちに停止しなければインバータ2が破壊される虞がある状態を規定する値に設定される。
ステップST9では、温度区分の設定を行う。温度区分はインバータ2の温度に応じて段階分けを行ったものである。本実施形態では3つの閾値によって規定される0,1,2,3の4段階と有し、数値が大きくなるにつれて高温状態を表しており、最も高温状態である温度区分3を上限温度区分とする。ここではインバータ2の温度が第1閾値以下であるため、温度区分は0に設定される。続いてステップST12へと進む。
ステップST6では、インバータ2の温度が第2閾値より高いかを判定する。インバータ2の温度が第2閾値より高い場合にはステップST7に進み、低い場合にはステップST10に進み温度区分は1に設定される。ステップST10で温度区分を設定した後はステップST12へと進む。
ステップST7では、インバータ2の温度が第3閾値より高いかを判定する。インバータ2の温度が第3閾値より高い場合にはステップST8に進み温度区分が3に設定され、低い場合にはステップST11に進み温度区分が2に設定される。ステップST8および11で温度区分を設定した後はステップST12へと進む。
ステップST12ではToutGainが0であり、かつアクセル7がON状態であるかを判定する。ToutGainは、出力デューティを制限する役割を有し、出力デューティ値を決定する際にアクセル操作量に基づく運転操作信号に基づいて算出されるデューティ目標値(TargetOut)に掛け合わせる値であり、0以上1以下の値である。ToutGainは以下のステップST13からステップST23で決定され、ToutGainの初期値は1である。ToutGainは温度区分に応じて設定され、温度区分が0つまりインバータ2が正常な温度である場合にはToutGainは1に設定され、温度区分が3つまりインバータ2が高温状態である場合にはToutGainは0に設定される。従って高温になるほどToutGainの値は小さくなり、出力デューティは制限されることになる。
ステップST12は、前回の温度監視処理の時にインバータ2の温度が温度区分3の上限温度区分にあり、ToutGainが0と設定された場合には、今回の温度監視処理によりインバータ2の温度が低下して温度区分が0乃至2の低位のレベルに変更されても、今回のToutGainの設定時にアクセルがOFFでない限りToutGainが変更されないようにする処理である。仮にアクセルがON状態、つまり踏み込まれたままの状態でToutGainが0から1に変更されるとすると、ToutGainの変更に伴い、出力デューティが急に発生するため電気自動車が急発進し危険である。また、電気自動車の運転者はToutGainが変更されるタイミングを認識することができないため意図しないときに電気自動車が急発進することになる。これらを防ぐために本ステップでの処理によりToutGainを0から他の値に変更するときはアクセルがOFFであることを要求する。ToutGainが0であり、かつアクセルがON状態である場合にはエンドへと進み、それ以外の場合はステップST13に進む。
ステップST13では温度区分が0であるかを判定する。温度区分が0である場合にはステップST18に進みToutGainに1を設定し、続いてステップST19へ進み警告LED点灯パターンに0を設定する。警告LED点灯パターンは、警告LEDの制御方法を規定するものであって、例えば点灯間隔が規定されている。本実施形態では温度区分の4段階に対応するよう警告LEDパターンも4段階とし、各段階により点灯間隔を変更して規定している。例えば、警告LEDパターンが0の場合は点灯を停止し、警告LEDパターンが1の場合は点灯を点滅させ、警告LEDパターンが2の場合は警告LEDパターンが1の場合に比べて点滅速度を速くして点滅させ、警告LEDパターンが3の場合は点灯し続けるといったように設定されている。警告LEDパターンを設定した後はエンドへと進む。ステップST13で温度区分が0でない場合にはステップST14に進む。
ステップST14では温度区分が1であるかを判定する。温度区分が1である場合にはステップST20に進みToutGainに1/2を設定し、続いてステップST21へ進み警告LED点灯パターンに1を設定し、エンドへと進む。温度区分が1でない場合にはステップST15に進む。
ステップST15では温度区分が2であるかを判定する。温度区分が2である場合にはステップST22に進みToutGainに1/4を設定し、続いてステップST23へ進み警告LED点灯パターンに2を設定し、エンドへと進む。温度区分が2でない場合にはステップST16に進みToutGainに0を設定し、続いてステップST17へ進み警告LED点灯パターンに3を設定し、エンドへと進む。
エンドに到達すると、サブルーチンである温度監視制御を終了し、図2に示すフロー図のステップST2へと進む。
ステップST2では警告LED点灯制御を行う。ここでの制御は、温度警告LED制御回路27で行われ、上記の温度監視処理で設定された警告LED点灯パターンを設定値変更回路26から受け取り、警告LED点灯パターンの値に応じてLED警告灯9を点灯させる。続いてステップST3へと進む。
ステップST3では出力デューティを算出する処理を行う。出力デューティの算出は図4に示される出力デューティ算出処理フローに従って行われる。この処理は出力Duty決定回路13で行われる。ステップST24では、運転操作信号よりデューティ目標値(TargetOut)を算出する。運転操作信号はアクセル7の操作量を大きさに応じて電気信号へと変換した信号であり、これを0乃至100%の値で表されるデューティ目標値へと変換する。続いてステップST25へと進む。
ステップST25では、設定値変更回路26から受け取る上記の温度監視処理により設定されたToutGainと、ステップST25で算出されたTargetOutとから出力Dutyを算出する。算出は次の式で行う。
(出力デューティ)=TargetOut X ToutGain
出力デューティが決定されたらDuty算出処理を終了し、図2のステップST4へと進む。
ステップST4では上記のデューティ算出処理により算出された出力デューティに基づいてPWM信号を生成し、モータMを駆動させる。上述したように、PWM制御によるモータの駆動制御は公知の可変界磁モータのPWM制御と同じであって良く、その詳しい説明は省略する。
このように制御することにより、インバータ2の温度に応じたToutGainによって出力Dutyが制限されるため、電気自動車の運転者が意図するよりも小さい出力しか発生しなくなり、インバータ2を流れる電流は低下し、温度上昇は緩和される。また、LED警報灯といった警報装置により運転者にインバータ2の温度状態に応じた警告を与えることによって、運転者にアクセルの踏み込みを緩和する等のインバータ2の温度を低下させる操作を促すことができ、インバータ2の焼損および温度上昇に伴う電気自動車の走行停止を未然に防止することができる。
上記の実施形態は例示であり、発明の範囲を限定するものではない。例えば、警報手段は、警告灯の点滅間隔が変化するものに限られず、色の異なる複数のLED等の警告灯のいずれかを選択して点灯させるものであっても良い。その他、様々な変更が発明の範囲内に含まれる。
本発明の実施形態に係る電気自動車のモータ及びモータ制御装置のブロック回路図である。 本発明の実施形態に係る警告処理および駆動制限処理を行う制御フローを示す図である。 本発明の実施形態に係る温度監視処理を行う制御フローである。 本発明の実施形態に係るDuty算出処理を行う制御フローである。
符号の説明
1 制御装置
3 ステータ
4 ロータ
7 アクセル
9 LED警告灯
10 運転操作入力回路
11 出力電流指令回路
13 出力Duty決定回路
16 Duty限界値判定回路
17 PWM信号生成回路
23 温度センサ
25 温度検出回路
26 設定値変更回路
27 温度警告LED制御回路
BT バッテリ
M モータ

Claims (4)

  1. モータと、
    前記モータを駆動制御するための制御手段と、
    前記制御手段の温度を測定する温度測定手段と、
    前記温度測定手段により測定された温度に応じて警報を発する警報手段とを有し、
    前記制御手段は、
    少なくとも2以上の閾値により規定される3以上の温度状態を表す温度区分を設定し、
    前記3以上の温度区分から前記温度測定手段により測定された前記制御手段の温度が属する一つの温度区分を決定し、
    前記警報手段を、前記制御手段の温度が属する前記温度区分に対応させて、出力状態を変化させて作動させることを特徴とする電気自動車。
  2. モータと、
    前記モータを駆動させるための信号を発生させるアクセル手段と、
    前記モータを駆動制御するための制御手段と、
    前記制御手段の温度を測定する温度測定手段とを有し、
    前記制御手段は、
    少なくとも2以上の閾値により規定される3以上の温度状態を表す温度区分を設定し、
    前記3以上の温度区分から前記温度測定手段により測定された前記制御手段の温度が属する一つの温度区分を決定し、
    前記アクセル手段の操作量に基づいて決定される前記モータに流す電流の大きさを前記制御手段の温度が属する前記温度区分に基づいて減少させるように制限し、
    前記制御手段の温度が属する前記温度区分が、前記制御手段が過熱されており前記モータの駆動を禁止する必要がある状態と規定された上限温度区分になった時に、前記アクセル手段の操作量に関わらず前記モータの駆動を禁止し、その後、前記制御手段の温度が属する前記温度区分が前記上限温度区分より低温の温度区分に変化し、かつ前記アクセル手段の操作量が0となった場合に、前記モータの駆動を行うことを許可することを特徴とする電気自動車。
  3. 前記温度測定手段により測定された温度に応じて警報を発する警報手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記警報手段を前記制御手段の温度が属する前記温度区分に対応させて出力状態を変化させて作動させることを特徴とする請求項2に記載の電気自動車。
  4. 前記警報手段は警告灯であり、
    前記制御手段は前記3以上の温度区分に応じて前記警報灯の点灯間隔を変化させて点灯させることを特徴とする請求項1又は3に記載の電気自動車。
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