JP2008210257A - 電子バリュー移転システム、携帯端末装置、及びセンタサーバ - Google Patents

電子バリュー移転システム、携帯端末装置、及びセンタサーバ Download PDF

Info

Publication number
JP2008210257A
JP2008210257A JP2007047658A JP2007047658A JP2008210257A JP 2008210257 A JP2008210257 A JP 2008210257A JP 2007047658 A JP2007047658 A JP 2007047658A JP 2007047658 A JP2007047658 A JP 2007047658A JP 2008210257 A JP2008210257 A JP 2008210257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal device
electronic
mobile terminal
center server
electronic value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007047658A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamayuki Tani
珠之 谷
Hironobu Arai
広伸 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JR East Mechatronics Co Ltd
Original Assignee
JR East Mechatronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JR East Mechatronics Co Ltd filed Critical JR East Mechatronics Co Ltd
Priority to JP2007047658A priority Critical patent/JP2008210257A/ja
Publication of JP2008210257A publication Critical patent/JP2008210257A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】ある携帯端末装置に記憶されている複数の電子バリューの中から任意の電子バリューを選択し、選択した電子バリューを記録媒体に移転させることができる電子バリュー移転システムを提供する。
【解決手段】本発明の電子バリュー移転システムは、複数の電子バリューを記憶可能な記憶手段及び記録媒体に対してデータの書き込みを行う書き込み手段を有する携帯端末装置1と、前記携帯端末装置1の前記書き込み手段を介して、前記携帯端末装置1の記憶手段に記憶された複数の電子バリューの内、前記記録媒体に移転させる電子バリューを前記記録媒体に書き込ませる書き込み制御手段を有するセンタサーバ4とからなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯端末装置に記憶された電子チケット等の電子バリューをICカード等の記録媒体へ移転することができる電子バリュー移転システム等に関する。
従来、電子マネー等の価値情報を転送させるシステムとして特許文献1に記載のデータ転送システムが知られている。このデータ転送システムは、複数の価値情報が格納されたICチップを内蔵する携帯電話機を機種変更する場合に、これらの価値情報を新たな携帯電話機に移動させることができるものである。
このデータ転送システムによれば、まず、複数の価値情報が格納されたICチップを内蔵する携帯電話機から、無線又は有線の通信媒体を介してネットワークに接続し、バリュー移動用サーバに価値情報の移動を依頼する。すると、この依頼を受けたバリュー移動用サーバは、ICチップ内の個々の価値情報に対応するアプリケーション・サーバ側にある移動用SAMを用いて移動を行う。移動用SAMにはバリュー移動用の鍵やそのロジックが格納されており、移動元のICチップ内の価値情報は、アプリケーション・サーバの移動用SAM内に一時的に保存される。価値情報の移動先となるICチップ側では、バリュー移動用サーバ経由で、アプリケーション・サーバの移動用SAMから価値情報をダウンロードすることにより、価値情報の移動が完了する。
特開2003−141429号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ある携帯端末装置に記憶されている複数の電子バリューの中から任意の電子バリューを選択し、選択した電子バリューを記録媒体に移転させることができない問題があった。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、ある携帯端末装置に記憶されている複数の電子バリューの中から任意の電子バリューを記録媒体に移転させることを目的とする。
本発明は、携帯端末装置と、前記携帯端末装置とネットワークを介して通信可能なセンタサーバと、を有する電子バリュー移転システムであって、前記携帯端末装置は、複数の電子バリューを記憶可能な記憶手段と、記録媒体に対してデータの書き込みを行う書き込み手段と、を有し、前記センタサーバは、前記携帯端末装置の前記書き込み手段を介して、前記携帯端末装置の記憶手段に記憶された複数の電子バリューの内、前記記録媒体に移転させる電子バリューを前記記録媒体に書き込ませる書き込み制御手段を有することを特徴とする。
また、本発明の携帯端末装置は、複数の電子バリューを記憶可能な記憶手段と、ネットワークを介して通信可能なセンタサーバより、前記記憶手段に記憶された複数の電子バリューの内、記録媒体に移転させる電子バリューの前記記録媒体に対する書き込みの要求を受け取ると、前記要求に応じて書き込み手段を制御して、前記記録媒体に対して前記電子バリューの書き込みを行うライタ制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明のセンタサーバは、ネットワークを介して通信可能な携帯端末装置の書き込み手段を介して、前記携帯端末装置の記憶手段に記憶された複数の電子バリューの内、記録媒体に移転させる電子バリューを前記記録媒体に書き込ませる書き込み制御手段を有することを特徴とする。
ここで、記録媒体とは、例えば、ICチップが内蔵されたICカード又は、ICチップが内蔵された携帯端末装置等のことをいう。また、特許請求の範囲に記載の電子バリューの移転に関する画面とは、例えば電子バリューを移転するステップに進むためのメニュー画面、移転したい電子バリューを選択するためのバリュー選択画面、電子バリューを移転してもよいかをユーザに確認する画面、リーダ装置を移転したいICカードにかざすことを促す画面等のことをいう。また、携帯端末装置の記憶手段とは、例えば、後述する記憶装置16等に対応する。また、携帯端末装置の書き込み手段とは、例えば、後述するライタ装置14等に対応する。また、携帯端末装置のライタ制御手段とは、例えば、後述するライタ制御部32等に対応する。また、センタサーバの書き込み制御手段とは、例えば、後述する書き込み制御部43等に対応する。
本発明によれば、ある携帯端末装置に記憶されている複数の電子バリューの中から任意の電子バリューを記録媒体に移転させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る電子バリュー移転システムの構成の一例を示す図である。この電子バリュー移転システムは、携帯端末装置1と、この携帯端末装置1とネットワーク5を介して通信可能なセンタサーバ4と、携帯端末装置1のライタ装置14を介して電子バリューが書き込まれるICカード2と、携帯端末装置3と、から構成されている。また、センタサーバ4には、会員データベースサーバ7、暗号化復号化装置8、及びバリューデータベースサーバ9が接続されている。
図1の携帯端末装置1には、ICチップに内蔵されたメモリ等の記憶装置16を有している。この記憶装置16は、ネットワーク5を介して携帯端末装置1がWEBサーバから購入した電子マネー、定期券、及び電子チケット等複数の電子バリューを記憶することができる。なお、ICチップはICチップごとに媒体認証情報を有しており、この媒体認証情報を基にICチップが正規なものであるかの認証が行われる。なお、本実施形態のWEBサーバは上述したセンタサーバ4と共通であるものとして説明する。
携帯端末装置1は後述するリーダ装置13とライタ装置14とを有しており、リーダ装置13によりICカード2等の情報の読み取りを行い、ライタ装置14によりセンタサーバ4からの要求でICカード2等の記憶装置26に電子バリューの書き込みを行う。本実施形態では、携帯端末装置1のICチップに内蔵されたメモリ等の記憶装置16(以下、携帯端末装置1の記憶装置16という)にはWEBサーバから購入した電子チケットとして、例えば乗車券等の交通系の電子チケットA、電子チケットB、電子チケットCが記憶されているものとする。
ICカード2には、ICチップに内蔵されたメモリ等の記憶装置26を有している。そして、上述したようにこの記憶装置26に電子バリューを記憶することができる。本実施形態では、始めにICカード2の記憶装置26には何も記憶されておらず、携帯端末装置1の記憶装置16に記憶された電子チケットBがICカード2に移転されることを前提として、その移転処理について後述する。
携帯端末装置3は、携帯端末装置1と同様の構成を有している。本実施の形態では、始めに携帯端末装置3の記憶装置36には何も記憶されておらず、携帯端末装置1の記憶装置16に記憶された電子チケットCが携帯端末装置3に移転されることを前提として第2の実施形態で、その移転処理について後述する。
センタサーバ4は、ネットワーク5を介して送信されたICチップの媒体認証情報を基にICチップが正規なものであるかの認証を行い、後述する暗号化復号化装置8に暗号化や復号化を要求する等の処理をする。
会員データベースサーバ7は、センタサーバ4に接続されており、WEBサーバで電子バリューを購入する際の会員情報が記憶されたデータベースを格納している。ユーザは、例えば携帯端末装置等を介してあらかじめ会員として登録しておくことで、携帯端末装置1に電子チケット等をダウンロード(又は購入)することができる。暗号化復号化装置8は、センタサーバ4に接続されており、センタサーバ4からの要求に従い、暗号化された電子バリューの復号化を行ったり、電子バリューの暗号化を行ったりする処理を行う。バリューデータベースサーバ9は、履歴管理手段の一例であり、センタサーバ4に接続されている。バリューデータベースサーバ9は、バリューデータベースを格納しており、電子バリューの管理を行い、移転する電子バリューを一時的に格納したり、電子バリューの移転履歴を保管したりする。
図2は、携帯端末装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。図2に示されるように、携帯端末装置1は、ハードウェア構成として、CPU10と、操作装置11と、表示装置12と、読み出し手段の一例としてのリーダ装置13と、書き込み手段の一例としてのライタ装置14と、リーダ装置13及びライタ装置14のアンテナ15と、記憶装置16と、携帯側通信装置17と、携帯側通信装置17のアンテナ18とを含む。また、CPU10と、操作装置11と、表示装置12と、リーダ装置13と、ライタ装置14と、記憶装置16と、携帯側通信装置17とは、バス19を介して接続されている。
記憶装置16は、上述したICチップに内蔵されたメモリの他、ROM、RAM、HD、取り外し可能な記録媒体を含むものである。この記憶装置16には、上述した電子バリューや、電子バリューを移転させるためのプログラム、携帯端末装置1の動作全体を制御するプログラムが格納されている。なお、携帯端末装置1は、例えばセンタサーバ4等より電子バリューを移転させるためのプログラムをダウンロードし、記憶装置16に記憶させておく。また、電子バリューはICチップに内蔵されたメモリに記憶されているものとするが、HDや取り外し可能な記録媒体等に記憶されていてもよい。
CPU10は、必要に応じて(又は操作装置11を介したユーザの選択等に応じて)、ダウンロードした電子バリューを移転させるためのプログラムを実行することによって、後述する携帯端末装置1の機能、又は処理を実現する。
操作装置11は、例えばボタン等で構成され、ユーザの操作情報を入力する。表示装置12は、上述したように、CPU10の制御に基づいて、図7、図8に示されるような画面を表示する。リーダ装置13は、アンテナ15を介して移転先のICカード等の情報の読み取りを行い、ライタ装置14は、移転先のICカード等の記憶装置に電子バリュー等のデータの書き込みを行う。携帯側通信装置17は、アンテナ18を介して携帯端末装置1をネットワーク5等に接続する。
なお、携帯端末装置3のハードウェア構成も図2に示したハードウェア構成と同様である。
図3は、センタサーバ4のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示されるように、センタサーバ4は、ハードウェア構成として、CPU20と、入力装置21と、表示装置22と、記憶装置23と、サーバ側通信装置24と、を含む。また、CPU20と、入力装置21と、表示装置22と、記憶装置23と、サーバ側通信装置24とはバス25を介して接続されている。
記憶装置23は、ROM、RAM、HD等より構成されており、後述する図5に示すような機能に関係するプログラムの他、センタサーバ4の動作全体を制御するプログラムが格納されている。
CPU20は、必要に応じて、プログラムを実行することによって、後述するようなセンタサーバ4の機能、又は処理を実現する。入力装置21は、例えば、キーボードやマウス等で構成され、ユーザの操作情報を入力する。表示装置22は、画面等を表示する。なお、入力装置21や、表示装置22はセンタサーバ4の構成としてなくてもよい。サーバ側通信装置24は、例えば、インターネット等を介してセンタサーバ4をネットワーク5に接続する。
なお、本実施形態では、図1で示されるように、センタサーバ4と、会員データベースを格納する会員データベースサーバ7と、暗号化復号化装置8と、バリューデータベースを格納するバリューデータベースサーバ9とを別々の装置として説明を行っている。この場合、会員データベースサーバ7と、暗号化復号化装置8と、バリューデータベースサーバ9とのハードウェア構成は、図3に示したハードウェア構成と同様である。なお、センタサーバ4と、会員データベースサーバ7と、暗号化復号化装置8と、バリューデータベースサーバ9とを1つの装置として構成されていてもよく、その場合、例えばセンタサーバ4の記憶装置23に会員データベースと、バリューデータベースと、暗号化復号化装置8の機能を提供するプログラムと、が格納される。
次に、CPU10、記憶装置16及び電子バリューを移転させるためのプログラム等から構成される、携帯端末装置1の機能構成の一例を、図4に示す。図4は、携帯端末装置1の機能構成の一例を示す図である。
図4に示されるように、携帯端末装置1は、機能構成として、通信制御部30と、リーダ制御部31と、ライタ制御部32と、表示制御部33とを含んでいる。
通信制御部30は、携帯側通信装置17等を介したセンタサーバ4との通信を制御する。リーダ制御部31は、リーダ装置13を介したICカード2や携帯端末装置3のICチップの媒体認証情報の読み出しを制御する。ライタ制御部32は、ライタ装置14を介したICカード2や携帯端末装置3のICチップに対する書き込みを制御する。表示制御部33は、表示装置12を介した、電子バリューの移転に関する画面の表示、及び表示した画面を介したユーザによる操作情報等の受け取りを制御する。
次に、CPU20、記憶装置23及びプログラム等から構成される、センタサーバ4の機能構成、及び暗号化復号化装置8の機能構成の一例を図5に示す。
図5に示されるように、センタサーバ4は、機能構成として、通信制御部40と、媒体認証制御部41と、移転制御部42と、書き込み制御部43と、を含む。また、暗号化復号化装置8は、機能構成として、暗号化復号化制御部50を含む。
通信制御部40は、サーバ側通信装置24等を介した携帯端末装置1との通信を制御する。媒体認証制御部41は、携帯端末装置1やICカード2、携帯端末装置3等の媒体が正規なものであるかの認証を制御する。例えば、媒体認証制御部41は、暗号化された携帯端末装置1やICカード2、携帯端末装置3等の媒体認証情報の復号化を暗号化復号化装置8の暗号化復号化制御部50に要求する。そして、媒体認証制御部41は、暗号化復号化制御部50より受け取った復号化された媒体認証情報に基づいて、携帯端末装置1やICカード2、携帯端末装置3等の媒体が正規なものであるかの認証を行う。
移転制御部42は、電子バリューの移転に関する処理を制御する。例えば移転制御部42は、移転対象である電子バリューをバリューデータベースサーバ9に格納したり、電子バリューの移転履歴をバリューデータベースサーバ9に保管したりする制御を行う。
書き込み制御部43は、携帯端末装置1のライタ装置14を用いて、移転させる電子バリューを移転先のICカード2、又は携帯端末装置3等に書き込ませる制御をする。
次に、携帯端末装置1の記憶装置16に記憶されている上述した電子チケットBをICカード2に移転する場合を例として、その移転処理について以下に説明する。
図6は、本実施形態に係る電子バリュー移転システムの処理の一例を示す図である。
まず、例えば、携帯端末装置1を所有するユーザは、予め電子バリューを移転させるためのプログラムを、インターネット等を介して、ダウンロードしておき、電子バリューを移転させるためのプログラムを携帯端末装置1の記憶装置16に記憶させているものとする。また、携帯端末装置1を所有するユーザは、既に複数の電子バリューを、ネットワーク5を介してWEBサーバから購入し、購入した複数の電子バリューを携帯端末装置1の記憶装置16に記憶させているものとする。
また、携帯端末装置1のCPU10は、操作装置11を用いたユーザの操作に応じて、電子バリューを移転させるためのプログラムを起動しているものとする。
ステップS1において、携帯端末装置1の表示制御部33は、操作装置11を介してメニュー画面の表示に関するユーザの操作を受け取ると、表示装置12に、図7に示すようなメニュー画面を表示する。ユーザは図7中に示される「配布」、「確認」、「終了」を操作装置11によって選択することができる。「配布」が選択されると、携帯端末装置1は、後述する電子バリューを移転するためのステップS2に進む。また、「確認」が選択されると、携帯端末装置1は、記憶装置16に記憶されている電子バリューの内容を表示する(ここではその説明を省略する)。「終了」が選択されると、携帯端末装置1は、電子バリューを移転させるためのプログラムを終了する。
表示制御部33は、上述した「配布」が選択されたと判定すると、ステップS2において、携帯端末装置1の通信制御部30は、携帯端末装置1の媒体認証をセンタサーバ4に要求するために、ICチップ等に記憶されている暗号化された媒体認証情報をセンタサーバ4に送信する。ここで、携帯端末装置1の媒体認証とは、携帯端末装置1に含まれるICチップが正規の媒体であるかの認証をいうが、携帯端末装置1自体が正規の媒体であるかの認証であってもよい。
ステップS3において、センタサーバ4の通信制御部40は、携帯端末装置1より暗号化された媒体認証情報を受信する。続いて、センタサーバ4の媒体認証制御部41は、携帯端末装置1の媒体が正規なものであるかの認証を行うために、暗号化復号化装置8の暗号化復号化制御部50に、暗号化された媒体認証情報を受け渡し、復号化の要求をする。
暗号化復号化装置8の暗号化復号化制御部50は、受け取った暗号化された媒体認証情報を復号化すると共に、復号化した携帯端末装置1の媒体認証情報をセンタサーバ4の媒体認証制御部41に受け渡す。次に、センタサーバ4の媒体認証制御部41は、復号化された携帯端末装置1の媒体が正規なものであるかの認証を行い、正規なものであればステップS4に進み、正規なものでなければ以後の処理を中止する。
ステップS4において、センタサーバ4の通信制御部40は、携帯端末装置1の媒体が正規なものであることを認証した旨の情報を携帯端末装置1に送信する。
ステップS5において、携帯端末装置1の通信制御部30は、携帯端末装置1の媒体が正規なものであることを認証した旨の情報を受信する。その受信を受けて携帯端末装置1の表示制御部33は、記憶装置16に記憶されている電子バリューの中で移転することができる電子バリューを図8に示すように表示装置12に表示する。本実施形態では、電子バリューとして電子チケットを移転させる場合について説明する。
ここで、表示装置12に表示する表示データは、携帯端末装置1の電子バリューを移転させるためのプログラムに含まれているものとする。そして、携帯端末装置1の表示制御部33が、媒体が正規なものであることを認証した旨の情報の受信に応じて、プログラムに含まれる表示データを用いて画面を作成し、表示する。
ユーザは表示装置12に表示された電子チケットの中から移転したい電子チケットを、操作装置11を操作することで選択することができる。図8では、携帯端末装置1の記憶装置16に記憶されている「電子チケットA」、「電子チケットB」、「電子チケットC」を操作装置11によってチェックすることで移転したい電子チケットを選択することができる例を示している。本実施形態では、電子チケットBをICカード2に移転するものとする。したがって、ユーザは操作装置11を操作して電子チケットBにチェックをした上、「選択終了」を選択する。「選択終了」が選択されると、携帯端末装置1は、後述する電子チケットを移転するため、ステップS6に進む。また「キャンセル」が選択されると、携帯端末装置1は、電子チケットを移転するためのプログラムを終了する。
ステップS6において、携帯端末装置1の通信制御部30は、ステップS5で選択された電子チケットBをセンタサーバ4のバリューデータベースサーバ9に格納するために、暗号化された電子チケットBをセンタサーバ4に送信する。
ステップS7において、センタサーバ4の通信制御部40は、暗号化された電子チケットBを受信する。続いて、センタサーバ4の移転制御部42は、電子チケットBをセンタサーバ4のバリューデータベースサーバ9に格納するために、暗号化復号化装置8の暗号化復号化制御部50に暗号化された電子チケットBを受け渡し、復号化の要求をする。
暗号化復号化制御部50は、受け取った電子チケットBを復号化すると共に、復号化した電子チケットBをセンタサーバ4の移転制御部42に受け渡す。センタサーバ4の移転制御部42は、暗号化復号化制御部50より受け取った復号化された電子チケットBをバリューデータベースサーバ9に格納する。また、センタサーバ4の移転制御部42は、携帯端末装置1の記憶装置16に記憶されていた電子チケットBが、バリューデータベースサーバ9に格納されたという移転履歴を、バリューデータベースサーバ9に保管する。
ステップS8において、センタサーバ4の通信制御部40は、復号化した電子チケットBのバリューデータベースサーバ9への格納が終了した旨の情報を携帯端末装置1に送信する。
ステップS9において、携帯端末装置1の通信制御部30は、復号化した電子チケットBのバリューデータベースサーバ9への格納が終了した旨の情報を受信する。その受信を受けて携帯端末装置1の表示制御部33は、ステップS5で選択した電子チケットBを本当に移転してもよいか否かをユーザに確認させる表示画面を表示装置12に表示する。
ここで、「OK」が選択されると、携帯端末装置1は、後述する電子チケットBを移転してもよい旨の情報を送信するため、ステップS10に進むと共に、続けてステップS11に進む。また「キャンセル」が選択されると、携帯端末装置1は、電子チケットを移転するためのプログラムを終了する。
ステップS10において、携帯端末装置1の通信制御部30は、電子チケットBを移転してもよい旨の情報をセンタサーバ4に送信する。
また、ステップS11において、携帯端末装置1の表示制御部33は、電子チケットBを移転したいICカード又は携帯端末装置を携帯端末装置1のリーダ装置13にかざすことを促す表示画面を表示装置12に表示する。本実施形態では電子チケットBをICカード2に移転したいのでICカード2を携帯端末装置1のリーダ装置13にかざすものとする。
ステップS12において、センタサーバ4の通信制御部40は、ステップS10で携帯端末装置1から送信された電子チケットBを移転してもよい旨の情報を受信する。
ステップS13において、センタサーバ4の通信制御部40は、ユーザによって携帯端末装置1のリーダ装置13にかざされているICカード2の媒体認証情報を取得する要求を携帯端末装置1に送信する。携帯端末装置1の通信制御部30は、ICカード2の媒体認証情報を取得する要求を受信する。すると、携帯端末装置1のリーダ制御部31は、暗号化されたICカード2の媒体認証情報をICカード2のICチップ等より読み取る。そして、携帯端末装置1の通信制御部30は、ICカード2の媒体認証情報をセンタサーバ4に送信する。ここで、ICカード2の媒体認証とは、ICカード2に含まれるICチップが正規の媒体であるかの認証をいうが、ICカード2自体が正規の媒体であるかの認証であってもよい。
ステップS14において、センタサーバ4の通信制御部40は、携帯端末装置1よりICカード2の暗号化された媒体認証情報を受信する。続いて、センタサーバ4の媒体認証制御部41は、ICカード2の媒体が正規なものであるかの認証を行うために、暗号化復号化装置8の暗号化復号化制御部50に、暗号化された媒体認証情報を受け渡し、復号化の要求をする。
暗号化復号化装置8の暗号化復号化制御部50は、受け取った暗号化された媒体認証情報を復号化すると共に、復号化したICカード2の媒体認証情報をセンタサーバ4の媒体認証制御部41に受け渡す。次に、センタサーバ4の媒体認証制御部41は復号化されたICカード2の媒体認証情報によりICカード2の媒体が正規なものであるかの認証を行い、正規なものであればステップS15に進み、正規なものでなければ以後の処理を中止する。
ステップS15において、センタサーバ4の移転制御部42は、センタサーバ4のバリューデータベースサーバ9に格納している電子チケットBを暗号化復号化装置8の暗号化復号化制御部50に受け渡し、暗号化の要求をする。暗号化復号化制御部50は、受け取った電子チケットBを暗号化すると共に、暗号化した電子チケットBをセンタサーバ4の移転制御部42に受け渡す。
ステップS16において、センタサーバ4の書き込み制御部43は、移転制御部42より受け取った暗号化された電子チケットBを含む、ICカード2への書き込み要求を、通信制御部40を介して携帯端末装置1に送信する。携帯端末装置1のライタ制御部32は、通信制御部30において受信した書き込み要求に含まれる暗号化された電子チケットBをICカード2に書き込む。また、携帯端末装置1の通信制御部30は、ICカード2への暗号化された電子チケットBの書き込み結果をセンタサーバ4に送信する。
ステップS17において、センタサーバ4の通信制御部40は、書き込み結果を受信する。これを受けてセンタサーバ4の移転制御部42は、書き込みが正常に終了した結果の情報を受信したと判定すると、センタサーバ4のバリューデータベースサーバ9に格納されていた電子チケットBが、ICカード2に正常に移転されたという移転履歴を、バリューデータベースサーバ9に保管する。
ステップS18において、センタサーバ4の通信制御部40は、ICカード2に電子チケットBの書き込み処理が終了した旨の情報を携帯端末装置1に送信する。
ステップS19において、携帯端末装置1の通信制御部30においてICカード2に電子チケットBの書き込み処理が終了した旨の情報を受信すると、携帯端末装置1の表示制御部33は、正常に移転された旨の表示画面を表示装置12に表示する。
このように、本実施形態によれば、携帯端末装置1に記憶された複数の電子バリューの中から任意の電子バリューを選択し、選択した電子バリューをICカード2に移転させることができる。つまり、電子バリューが交通系の電子チケットであった場合、自動券売機等の駅務機器を使用せずに電子バリューをICカード2に発券することができる。
また、本実施形態によれば、移転先となる記録媒体がリーダ装置や通信装置などの通信手段を用いなくとも、電子バリューを移転することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態では、ネットワーク5を介してWEBサーバから購入し、発行された電子マネー、定期券、及び電子チケット等の電子バリューは、携帯端末装置1の記憶装置16に記憶されていると共にセンタサーバ4を介してバリューデータベースサーバ9にも保管される。
本実施形態は、センタサーバ4が、携帯端末装置1から移転対象の電子バリューを識別する識別情報を受信し、センタサーバ4にも同様に記憶されている移転対象の電子バリューにフラグを立てた後、移転対象の電子バリューを携帯端末装置1に送信し、移転先の携帯端末装置(又はICカード)に書き込ませる。そして、携帯端末装置1が、携帯端末装置1に記憶されている移転対象の電子バリューを消去するものである。
以下、携帯端末装置1の記憶装置16に記憶された電子チケットCを携帯端末装置3に移転する処理を、図9を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同様の処理については省略又は簡略して説明する。
ステップS21において、携帯端末装置1の表示制御部33は、操作装置11を介してメニュー画面の表示に関する操作を受け取ると、表示装置12に、「配布」、「確認」、「終了」の選択項目があるメニュー画面を表示する。
ステップS22において、携帯端末装置1の通信制御部30は、暗号化された携帯端末装置1の媒体認証情報をセンタサーバ4に送信する。
ステップS23において、センタサーバ4は、暗号化された媒体認証情報を復号化する共に、携帯端末装置1の媒体が正規なものであるかの認証を行う。
ステップS24において、センタサーバ4の通信制御部40は、携帯端末装置1の媒体が正規なものであることを認証した旨の情報を携帯端末装置1に送信する。
ステップS25において、携帯端末装置1の表示制御部33は、記憶装置16に記憶されている電子バリューの中で移転することができる電子バリューを表示装置12に表示する。本実施形態では、電子チケットCを携帯端末装置3に移転するものとして説明を行う。
次に、ステップS26において、携帯端末装置1の通信制御部30は、ステップS25で選択された電子チケットCの、暗号化された電子チケットCを識別する識別情報をセンタサーバ4に送信する。
ステップS27において、センタサーバ4の通信制御部40は、サーバ側通信装置24で暗号化された電子チケットCの識別情報を受信する。続いて、センタサーバ4の移転制御部42は、暗号化復号化装置8の暗号化復号化制御部50に暗号化された電子チケットCの識別情報を受け渡し、復号化の要求をする。
暗号化復号化制御部50は、受け取った電子チケットCの識別情報を復号化すると共に、復号化した電子チケットCの識別情報をセンタサーバ4の移転制御部42に受け渡す。上述したように携帯端末装置1の記憶装置16に記憶されている電子チケットCはバリューデータベースサーバ9にも記憶されている。したがって、センタサーバ4の移転制御部42は、電子チケットCの識別情報に基づいて、バリューデータベースサーバ9に記憶されている携帯端末装置1に関するデータ(電子バリュー)のうち、電子チケットCが移転候補となっていることを示すフラグを立てる。
また、センタサーバ4の移転制御部42は、携帯端末装置1の記憶装置16に記憶されていた電子チケットCが、移転候補となっていることを示す履歴を、バリューデータベースサーバ9に保管する。
ステップS28において、センタサーバ4の通信制御部40は、センタサーバ4のバリューデータベースサーバ9に記憶されている電子チケットCにフラグを立てる処理が終了した旨の情報を携帯端末装置1に送信する。
ステップS29において、携帯端末装置1の通信制御部30は、バリューデータベースサーバ9に記憶されている電子チケットCにフラグを立てる処理が終了した旨の情報を受信する。その受信を受けて携帯端末装置1の表示制御部33は、電子チケットCを移転してもよいかをユーザに確認する表示画面を表示装置12に表示する。
「OK」が選択されると、ステップS30において、携帯端末装置1の通信制御部30は、電子チケットCを移転してもよい旨の情報をセンタサーバ4に送信する。
また、ステップS31において、携帯端末装置1の表示制御部33は、電子チケットCを移転したいICカード又は携帯端末装置を携帯端末装置1のリーダ装置13にかざすことを促す表示画面を表示装置12に表示する。また、携帯端末装置1のライタ制御部32は、電子チケットCを記憶装置16から消去する処理を行う。
ステップS32において、センタサーバ4の通信制御部40は、電子チケットCを移転してもよい旨の情報を受信する。
ステップS33において、ユーザによって携帯端末装置1のリーダ装置13にかざされている携帯端末装置3の媒体認証情報を取得する要求を携帯端末装置1に送信する。携帯端末装置1の通信制御部30は、携帯端末装置3の媒体認証情報を取得する要求を受信する。すると、携帯端末装置1のリーダ制御部31は、暗号化された携帯端末装置3の媒体認証情報を携帯端末装置3のICチップ等より読み取る。そして、携帯端末装置1の通信制御部30は、携帯端末装置3の媒体認証情報をセンタサーバ4に送信する。ここで、携帯端末装置3の媒体認証とは、携帯端末装置3に含まれるICチップが正規の媒体であるかの認証をいうが、携帯端末装置3自体が正規の媒体であるかの認証であってもよい。
ステップS34において、センタサーバ4は、暗号化された媒体認証情報を復号化する共に、携帯端末装置3の媒体が正規なものであるかの認証を行う。
ステップS35において、センタサーバ4の移転制御部42は、センタサーバ4のバリューデータベースサーバ9に記憶されている携帯端末装置1に関するデータ(電子バリュー)のうち、フラグが立てられている電子チケットCを暗号化復号化装置8の暗号化復号化制御部50に受け渡して、暗号化の要求をする。暗号化復号化制御部50は、受け取った電子チケットBを暗号化すると共に、暗号化した電子チケットBをセンタサーバ4の移転制御部42に受け渡す。
ステップS36において、センタサーバ4の書き込み制御部43は、移転制御部42より受け取った暗号化された電子チケットCを含む、携帯端末装置3への書き込み要求を、通信制御部40を介して携帯端末装置3に送信する。携帯端末装置1のライタ制御部32は、通信制御部30において受信した書き込み要求に含まれる暗号化された電子チケットCを携帯端末装置3に書き込む。また、携帯端末装置1の通信制御部30は、携帯端末装置3への暗号化された電子チケットCの書き込み結果をセンタサーバ4に送信する。
ステップS37において、センタサーバ4は、書き込み結果を受信する。センタサーバ4の移転制御部42は、書き込みが正常に終了した結果の情報を受信した場合は、センタサーバ4のバリューデータベースサーバ9の携帯端末装置1に関するデータ(電子バリュー)から電子チケットCを消去すると共に、バリューデータベースサーバ9の携帯端末装置3に関するデータ(電子バリュー)に電子チケットCを加える処理を行う。さらに、センタサーバ4の移転制御部42は、電子チケットCが携帯端末装置1から携帯端末装置3に移転されたという移転履歴を、バリューデータベースサーバ9に保管する。
ステップS38において、センタサーバ4は、携帯端末装置3に電子チケットCの書き込み処理が終了した旨の情報を携帯端末装置1に送信する。
ステップS39において、携帯端末装置1の表示制御部33は、正常に移転された旨の表示画面を表示装置12に表示する。
上述したような移転処理が完了すると、バリューデータベースサーバ9の移転履歴には例えば、図10に示すような移転結果が保管される。
なお、本実施形態ではステップS31において、ライタ制御部32が、電子チケットCを記憶装置16から消去する処理を行った。しかしながら、この場合に限られず、例えば、ステップS33、ステップS36又はステップS39等において、電子チケットCを記憶装置16から消去する処理を行ってもよい。
このように、本実施形態によれば、携帯端末装置1に対して発行(又は発券)された複数の電子バリューの中から任意の電子バリューを選択し、選択した電子バリューを携帯端末装置3に移転させることができる。つまり、電子バリューが交通系の電子チケットであった場合、自動券売機等の駅務機器を使用せずに電子バリューを携帯端末装置3に発券することができる。
また、本実施形態によれば、移転先となる記録媒体がリーダ装置や通信装置などの通信手段を用いなくとも、電子バリューを移転することができる。
また、本実施形態によれば、携帯端末装置1から、移転対象とする電子チケットCの識別情報を送信している。したがって、電子バリュー移転システムに与える負荷が少なく、移転処理を迅速に行うことができる。また、暗号化された電子チケットCの識別情報を送信しているため、移転処理をセキュアに行うことができる。
以上のように、本実施形態の電子バリューシステムによれば、例えば、グループで新幹線等の電子チケットを購入する場合、代表者が購入し、代表者の携帯端末装置に記憶させた複数の電子チケットの内、任意の電子チケットをリーダ装置や通信装置などの通信手段を有さないICカードや携帯端末装置を所有するメンバーに移転することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
なお、上述した携帯端末装置1は、ライタ装置を有していれば、携帯電話装置や、PDA(Personal Digital Assistants)等であってもよい。
本実施形態に係る電子バリュー移転システムの構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る携帯端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るセンタサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る携帯端末装置の機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係るセンタサーバの機能構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る電子バリュー移転システムの処理の一例を示す図である。 本実施形態に係る携帯端末装置の表示部に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る携帯端末装置の表示部に表示される移転する電子バリューを選択する画面の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る電子バリュー移転システムの処理の一例を示す図である。 本実施形態に係る移転処理が完了し、バリューデータベースサーバに保管される移転履歴の一例を示す図である。
符号の説明
1 携帯端末装置
2 ICカード
3 携帯端末装置
4 センタサーバ
5 ネットワーク
7 会員データベースサーバ
8 暗号化復号化装置
9 バリューデータベースサーバ
10 CPU
11 操作装置
12 表示装置
13 リーダ装置
14 ライタ装置
15 アンテナ
16 記憶装置
17 携帯側通信装置
18 アンテナ
19 バス
20 CPU
23 記憶装置
24 サーバ側通信装置
25 バス
26 記憶装置
30 通信制御部
31 リーダ制御部
32 ライタ制御部
33 表示制御部
36 記憶装置
40 通信制御部
41 媒体認証制御部
42 移転制御部
43 書き込み制御部
50 暗号化復号化制御部

Claims (9)

  1. 携帯端末装置と、前記携帯端末装置とネットワークを介して通信可能なセンタサーバと、を有する電子バリュー移転システムであって、
    前記携帯端末装置は、
    複数の電子バリューを記憶可能な記憶手段と、
    記録媒体に対してデータの書き込みを行う書き込み手段と、
    を有し、
    前記センタサーバは、
    前記携帯端末装置の前記書き込み手段を介して、前記携帯端末装置の記憶手段に記憶された複数の電子バリューの内、前記記録媒体に移転させる電子バリューを前記記録媒体に書き込ませる書き込み制御手段を有することを特徴とする電子バリュー移転システム。
  2. 前記センタサーバは、前記電子バリューの移転に関する履歴を管理する履歴管理手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の電子バリュー移転システム。
  3. 前記携帯端末装置は、前記ネットワークを介して受信した前記センタサーバからの情報に応じて、電子バリューの移転に関する画面を表示する表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子バリュー移転システム。
  4. 前記表示制御手段は、前記記憶手段に記憶されている複数の電子バリューの中から移転させる電子バリューを選択させるバリュー選択画面を表示し、
    前記バリュー選択画面において選択された、前記記憶手段に記憶されている電子バリュー、又は前記電子バリューを識別する識別情報を前記センタサーバに送信する送信手段を更に有することを特徴とする請求項3に記載の電子バリュー移転システム。
  5. 複数の電子バリューを記憶可能な記憶手段と、
    ネットワークを介して通信可能なセンタサーバより、前記記憶手段に記憶された複数の電子バリューの内、記録媒体に移転させる電子バリューの前記記録媒体に対する書き込みの要求を受け取ると、前記要求に応じて書き込み手段を制御して、前記記録媒体に対して前記電子バリューの書き込みを行うライタ制御手段と、
    を有することを特徴とする携帯端末装置。
  6. 前記ネットワークを介して受信した前記センタサーバからの情報に応じて、電子バリューの移転に関する画面を表示する表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項5に記載の携帯端末装置。
  7. ネットワークを介して通信可能な携帯端末装置の書き込み手段を介して、前記携帯端末装置の記憶手段に記憶された複数の電子バリューの内、記録媒体に移転させる電子バリューを前記記録媒体に書き込ませる書き込み制御手段を有することを特徴とするセンタサーバ。
  8. 複数の電子バリューを記憶可能な記憶手段を有する携帯端末装置のコンピュータを、
    ネットワークを介して通信可能なセンタサーバより、前記記憶手段に記憶された複数の電子バリューの内、記録媒体に移転させる電子バリューの前記記録媒体に対する書き込みの要求を受け取ると、前記要求に応じて書き込み手段を制御して、前記記録媒体に対して前記電子バリューの書き込みを行うライタ制御手段として機能させるためのプログラム。
  9. センタサーバのコンピュータを、
    ネットワークを介して通信可能な携帯端末装置の書き込み手段を介して、前記携帯端末装置の記憶手段に記憶された複数の電子バリューの内、記録媒体に移転させる電子バリューを前記記録媒体に書き込ませる書き込み制御手段として機能させるためのプログラム。
JP2007047658A 2007-02-27 2007-02-27 電子バリュー移転システム、携帯端末装置、及びセンタサーバ Pending JP2008210257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007047658A JP2008210257A (ja) 2007-02-27 2007-02-27 電子バリュー移転システム、携帯端末装置、及びセンタサーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007047658A JP2008210257A (ja) 2007-02-27 2007-02-27 電子バリュー移転システム、携帯端末装置、及びセンタサーバ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008210257A true JP2008210257A (ja) 2008-09-11

Family

ID=39786483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007047658A Pending JP2008210257A (ja) 2007-02-27 2007-02-27 電子バリュー移転システム、携帯端末装置、及びセンタサーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008210257A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014215763A (ja) * 2013-04-24 2014-11-17 株式会社 ゆうちょ銀行 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP2015207252A (ja) * 2014-04-23 2015-11-19 凸版印刷株式会社 携帯端末を使用した認証方法およびシステム
JP2018163610A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 楽天株式会社 電子チケットシステム、情報処理装置、携帯端末、情報処理方法及び情報処理プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014215763A (ja) * 2013-04-24 2014-11-17 株式会社 ゆうちょ銀行 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP2015207252A (ja) * 2014-04-23 2015-11-19 凸版印刷株式会社 携帯端末を使用した認証方法およびシステム
JP2018163610A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 楽天株式会社 電子チケットシステム、情報処理装置、携帯端末、情報処理方法及び情報処理プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10102509B2 (en) Secure electronic coupon delivery to mobile device
US20110078245A1 (en) Method and a system for transferring application data from a source electronic device to a destination electronic device
JP2006301780A (ja) 電子マネー端末
JP2006246015A (ja) データ通信システム,代行システムサーバ,コンピュータプログラム,およびデータ通信方法
JP2008302143A (ja) 貯遊技媒体管理装置及び貯遊技媒体管理システム
US20170250810A1 (en) Dynamic multiple-application systematic framework for integrated circuit card and information processing methods based on the framework
CN108886687A (zh) 管理电子设备上的计划凭据
JP4588529B2 (ja) サービスシステムおよび最適サービス提供方法
JP7156889B2 (ja) 決済処理方法
JP6321549B2 (ja) 決済管理装置、情報処理装置、決済管理方法、および決済管理システム
JP2006018847A (ja) 携帯端末装置、携帯端末方法、携帯端末プログラム、提供サーバ装置、提供サーバ方法、及び提供サーバプログラム
JP2008210257A (ja) 電子バリュー移転システム、携帯端末装置、及びセンタサーバ
JP4768802B2 (ja) 端末、鍵配信システム、及び鍵配信方法
JP2011258028A (ja) デジタルコンテンツ販売装置、デジタルコンテンツ販売方法およびデジタルコンテンツ販売システム
CN112348508B (zh) 卡数据处理方法及终端
JP3938668B2 (ja) 電子商取引方法
WO2004088557A1 (ja) 情報処理システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム
JP7156888B2 (ja) 決済処理方法
JP5798231B1 (ja) 端末装置、データ送信システム、通信端末、共通ポイント管理方法、データ送信方法及びコンピュータプログラム
US20180240102A1 (en) Management, authentication and activation of a data carrier
JP6310562B2 (ja) システム、記憶媒体処理装置、電子マネー口座登録方法、デジタルチケット口座登録方法及びプログラム
KR102395871B1 (ko) 블록체인 기반의 암호화 키 분산관리 네트워크를 이용한 멀티 밴 서비스를 제공하는 결제 단말 장치, 결제 중계 서버 및 그 동작 방법
JP6928151B1 (ja) 情報処理方法及び情報処理装置
JP4133380B2 (ja) 通信システム、認証方法、無線通信装置及びデータ書込装置
TW201347574A (zh) 空中發行多張近場通訊會員卡系統