JP5798231B1 - 端末装置、データ送信システム、通信端末、共通ポイント管理方法、データ送信方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
端末装置、データ送信システム、通信端末、共通ポイント管理方法、データ送信方法及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Abstract
Description
このような問題を解決するため、近年、ポイントカードの共通化が進んでおり、共通ポイントカード運営事業者が運営する共通ポイントシステムを複数の店舗が導入する仕組みが普及している。共通ポイントシステムは、異なる店舗で同じポイントカードを利用可能にすることで、異なる店舗においてポイントの蓄積及びポイントの消費が可能なシステムである。このような異なる店舗において蓄積及び消費が可能なポイントを共通ポイントという。
共通ポイントシステムは、顧客にとっては異なる店舗で共通ポイントの蓄積及び共通ポイントの消費が可能となり、店舗にとっては顧客の勧誘につながるきっかけとなる。共通ポイントシステムは上述したように、利用者及び店舗の双方にとって便利なシステムである。
本発明の一態様は、異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムから送信された前記暗号化データを取得して保持する前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタによって取得された前記暗号化データを復号化することによって前記所定のデータを復元する復号化部と、復元された前記所定のデータに含まれる共通ポイントを前記ユーザの使用ポイントとして記憶する使用ポイント記憶部と、を備え、前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報及び前記通信端末の識別情報が含まれ、前記暗号化部は、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに所定の演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記所定のデータを暗号化し、前記復号化部は、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに前記暗号化部と同じ演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記暗号化データを復号化する端末装置である。
本発明の一態様は、異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムから送信された前記暗号化データを取得して保持する前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタによって取得された前記暗号化データを復号化することによって前記所定のデータを復元する復号化部と、復元された前記所定のデータに含まれる共通ポイントを前記ユーザの使用ポイントとして記憶する使用ポイント記憶部と、を備え、前記暗号化データが正しく復号化されたか否かを判定する判定部と、正しく復号化されたと判定された場合に、前記通信端末に保持されている前記暗号化データを消去する旨の指示である消去指示を生成する消去指示生成部と、生成された前記消去指示を前記リーダライタを介して前記通信端末に送信する通信部と、をさらに備える端末装置である。
本発明の一態様は、異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを、前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタを介して前記暗号化データを復号化する端末装置に送信する通信部と、を備え、前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報及び前記通信端末の識別情報が含まれ、前記暗号化部は、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに所定の演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記所定のデータを暗号化するデータ送信システムである。
本発明の一態様は、異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムから送信された前記暗号化データを取得して保持する前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタによって取得された前記暗号化データを復号化することによって前記所定のデータを復元する復号化ステップと、復元された前記所定のデータに含まれる共通ポイントを前記ユーザの使用ポイントとして記憶する使用ポイント記憶部に記憶させるステップと、を有し、前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報及び前記通信端末の識別情報が含まれ、前記暗号化部は、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに所定の演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記所定のデータを暗号化し、前記復号化ステップにおいて、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに前記暗号化部と同じ演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記暗号化データを復号化する共通ポイント管理方法である。
本発明の一態様は、異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムから送信された前記暗号化データを取得して保持する前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタによって取得された前記暗号化データを復号化することによって前記所定のデータを復元する復号化ステップと、復元された前記所定のデータに含まれる共通ポイントを前記ユーザの使用ポイントとして記憶する使用ポイント記憶部に記憶させるステップと、を有し、前記暗号化データが正しく復号化されたか否かを判定する判定ステップと、正しく復号化されたと判定された場合に、前記通信端末に保持されている前記暗号化データを消去する旨の指示である消去指示を生成する消去指示生成ステップと、生成された前記消去指示を前記リーダライタを介して前記通信端末に送信する通信ステップと、をさらに有する共通ポイント管理方法である。
本発明の一態様は、異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化ステップと、前記暗号化データを、前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタを介して前記暗号化データを復号化する端末装置に送信する通信ステップと、を有、前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報及び前記通信端末の識別情報が含まれ、前記暗号化ステップにおいて、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに所定の演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記所定のデータを暗号化するデータ送信方法である。
本発明の一態様は、異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムから送信された前記暗号化データを取得して保持する前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタによって取得された前記暗号化データを復号化することによって前記所定のデータを復元する復号化ステップと、復元された前記所定のデータに含まれる共通ポイントを前記ユーザの使用ポイントとして記憶する使用ポイント記憶部に記憶させるステップと、をコンピュータに実行させ、前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報及び前記通信端末の識別情報が含まれ、前記暗号化部は、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに所定の演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記所定のデータを暗号化し、前記復号化ステップにおいて、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに前記暗号化部と同じ演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記暗号化データを復号化させるためのコンピュータプログラムである。
本発明の一態様は、異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムから送信された前記暗号化データを取得して保持する前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタによって取得された前記暗号化データを復号化することによって前記所定のデータを復元する復号化ステップと、復元された前記所定のデータに含まれる共通ポイントを前記ユーザの使用ポイントとして記憶する使用ポイント記憶部に記憶させるステップと、をコンピュータに実行させ、前記暗号化データが正しく復号化されたか否かを判定する判定ステップと、正しく復号化されたと判定された場合に、前記通信端末に保持されている前記暗号化データを消去する旨の指示である消去指示を生成する消去指示生成ステップと、生成された前記消去指示を前記リーダライタを介して前記通信端末に送信する通信ステップと、をさらに実行させるためのコンピュータプログラムである。
本発明の一態様は、異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化ステップと、前記暗号化データを、前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタを介して前記暗号化データを復号化する端末装置に送信する通信ステップと、をコンピュータに実行させ、前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報及び前記通信端末の識別情報が含まれ、前記暗号化ステップにおいて、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに所定の演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記所定のデータを暗号化させるためのコンピュータプログラムである。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態における共通ポイント利用システム100のシステム構成を示す図である。第1実施形態における共通ポイント利用システム100は、共通ポイントシステム10、リーダライタ20、端末装置30及び通信端末40を備える。共通ポイントシステム10及び通信端末40は、ネットワーク50を介して通信可能に接続される。リーダライタ20及び端末装置30は、店舗21に備えられる。店舗21は、中小の小売業の店舗である。なお、図1に示された共通ポイント利用システム100の構成は一例であって、例えば共通ポイント利用システム100には、2つ以上の店舗21が存在してもよい。
端末装置30は、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレット端末、ノートパソコン、パーソナルコンピュータ、ゲーム機器等の情報処理装置を用いて構成される。端末装置30は、リーダライタ20によって取得された暗号化データを復号化して、復号化されたデータ(以下、「復号化データ」という。)に示される利用ポイント数を保持する。そして、端末装置30は、店舗21の店員の操作に応じて、共通ポイントID、ポイント利用日時、利用ポイント数などの情報を対応付けて使用履歴として記録する。
ネットワーク50は、どのように構成されたネットワークでもよい。ネットワーク50は、例えばインターネットを用いて構成されてもよい。
共通ポイントシステム10は、1台又は複数台の情報処理装置によって構成される。例えば、共通ポイントシステム10が1台の情報処理装置で構成される場合、共通ポイントシステム10は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、共通ポイント利用プログラムを実行する。共通ポイント利用プログラムの実行によって、共通ポイントシステム10は、通信部101、制御部102、共通ポイントテーブル記憶部103、暗号化部104、ポイント使用履歴記憶部105、暗号鍵記憶部106を備える装置として機能する。なお、共通ポイントシステム10の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、共通ポイントシステム10は、専用のハードウェアによって実現されてもよい。共通ポイント利用プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM、半導体記憶装置(例えばSSD:Solid State Drive)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクや半導体記憶装置等の記憶装置である。共通ポイント利用プログラムは、電気通信回線を介して提供されてもよい。
制御部102は、共通ポイントシステム10の各機能部を制御する。
共通ポイントテーブル記憶部103は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。共通ポイントテーブル記憶部103は、共通ポイントテーブルを記憶している。共通ポイントテーブルは、ユーザ毎に共通ポイントを管理するための情報を表すレコード(以下、「共通ポイントレコード」という。)によって構成される。
暗号鍵記憶部106は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。暗号鍵記憶部106は、店舗21毎の異なる暗号鍵を記憶している。
共通ポイントテーブルは、共通ポイントレコード80を複数有する。共通ポイントレコード80は、ユーザID、パスワード、共通ポイントID及び所持ポイント数の各値を有する。ユーザIDの値は、共通ポイントを利用するユーザを識別するための情報を表す。パスワードは、同じ共通ポイントレコード80のユーザIDで識別されるユーザが共通ポイントカード運営事業者に登録しているパスワードを表す。共通ポイントIDの値は、同じ共通ポイントレコード80のユーザIDで識別されるユーザが利用する共通ポイントシステムで利用されるポイントカードを識別するための情報を表す。所持ポイント数の値は、同じ共通ポイントレコード80のユーザIDで識別されるユーザが、共通ポイントIDで識別されるポイントカードに蓄積している共通ポイントのポイント数を表す。
端末装置30は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、制御プログラムを実行する。制御プログラムの実行によって、端末装置30は、取得部301、制御部302、復号化部303、判定部304、表示部305、使用ポイント記憶部306、出力部307、復号鍵記憶部308を備える装置として機能する。なお、端末装置30の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、制御プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
制御部302は、端末装置30の各機能部を制御する。制御部302は、自装置(端末装置30)が設置されている店舗の店舗IDを記憶している。
復号化部303は、復号鍵記憶部308に記憶されている復号鍵を用いて、取得部301によって取得された暗号化データを復号化することによって所定のデータを復元する。
復号鍵記憶部308は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。復号鍵記憶部308は、共通ポイントシステム10の暗号鍵記憶部106に記憶されている自店舗の暗号鍵に対応する復号鍵を記憶している。
通信端末40は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、情報送信プログラムを実行する。情報送信プログラムの実行によって、通信端末40は、通信部401(第1通信部)、近距離通信部402(第2通信部)、制御部403、暗号化データ一時記憶部404、アプリケーション記憶部405、入力部406、表示部407を備える装置として機能する。なお、通信端末40の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、情報送信プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、情報送信プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
近距離通信部402は、近距離通信を行うことによってリーダライタ20との間で通信を行う。近距離通信部110d−1は、例えばNFCにより電波を出力している装置から電波を取得してもよい。近距離通信部402は、通信部401によって受信された暗号化データをリーダライタ20に送信する。また、近距離通信部402は、リーダライタ20から消去指示を受信する。
暗号化データ一時記憶部404は、通信部401によって受信された暗号化データを一時記憶する。
入力部406は、タッチパネル、ボタン等の既存の入力装置を用いて構成される。入力部406は、ユーザの指示を通信端末40に入力する際にユーザによって操作される。また、入力部406は、入力装置を通信端末40に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、入力部406は、入力装置においてユーザの入力に応じて生成された入力信号を通信端末40に入力する。
以下、図6を用いて共通ポイントをダウンロードするまでの処理について説明する。
図6(A)は、店舗選択画面の表示例を示す図である。店舗選択画面は、ユーザが共通ポイントを利用する店舗を選択するための画面である。店舗選択画面は、ユーザの操作によってアプリケーション記憶部405に記憶されているアプリケーションが起動された際に表示部407に表示される。
以下の説明では、図6で説明した処理(アプリケーションの起動からダウンロードボタン90の選択までの処理)をポイントダウンロード処理と記載する。
通信端末40は、ユーザの操作に応じてポイントダウンロード処理を実行する(ステップS101)。ダウンロードボタン90が選択されると、通信端末40の制御部403は店舗ID、共通ポイントID、ユーザID、パスワード及び利用ポイント数を含むポイント要求を生成する。通信部401は、生成されたポイント要求を共通ポイントシステム10に送信する(ステップS102)。
一方、制御部102は、利用ポイント有りと判定した場合、ポイント要求の送信元の通信端末40のポイント要求に含まれる利用ポイント数分の共通ポイント及び店舗IDを暗号化部104に出力する。この場合、制御部102は、取得した値と利用ポイント数との差分の差額ポイントを共通ポイントテーブルの所持ポイント数の項目に上書きすることによって所持ポイント数の値を更新する。なお、この際、制御部102は、出力時の時刻を記憶する。
通信端末40の通信部401は、共通ポイントシステム10から送信された暗号化データを受信する。制御部403は、受信された暗号化データを暗号化データ一時記憶部404に一時記憶する(ステップS106)。
リーダライタ20は、通信端末40から暗号化データ及び端末IDを取得する(ステップS108)。リーダライタ20は、取得した暗号化データ及び端末IDを端末装置30に出力する(ステップS109)。
通信端末40の通信部401は、リーダライタ20から消去指示を受信する。制御部403は、受信された消去指示に従って、暗号化データ一時記憶部404に記憶されている暗号化データを消去する(ステップS114)。
また、端末装置30の制御部302は、店員の操作に応じて共通ポイントID、ポイント利用日時、利用ポイント数などの情報を使用履歴として使用ポイント記憶部306に記録する(ステップS117)。
そして、一定の期間(例えば、一カ月)経過後に、共通ポイントシステム10の共通ポイントカード運営事業者は、ポイント使用履歴記憶部105に記憶されている情報に基づいて、店舗21に対して代金を支払う。
リーダライタ20及び端末装置30の一部又は全ての機能が店舗21に備えられるPOS端末(不図示)に備えられてもよい。
共通ポイント利用システム100は、以下のように構成されてもよい。
共通ポイントシステム10の暗号化部104は、暗号化データを生成する際に共通ポイントの他にユニークな数字を含めて暗号化を行う。端末装置30の判定部304は、復号化部303によって復元された所定のデータに含まれるユニークな数字を過去に同一の通信端末40から受信したことがあるか否かを判定する。そして、ユニークな数字を過去に同一の通信端末40から受信したことがある場合、判定部304は不正とみなし制御部302に通知する。制御部302は、この通知を受けて表示部305に不正が発生している旨の表示を行う。このように構成される場合、端末装置30は、通信端末40の端末IDと、過去に受信したユニークな数字とを対応付けて記憶する記憶部を備える。
このように構成されることによって、不正を防止することができる。例えば、過去にユーザの通信端末40に蓄積されたデータを解析・コピーして、再度、通信端末40に蓄積し、同一の店舗で共通ポイントを消費する場合を考える。このような場合、不正に共通ポイントが使用されてしまうおそれがある。そこで、上記のような構成をとることによって不正を防止することができる。
このように構成されることによって、不正を防止することができる。例えば、過去にユーザの通信端末40に蓄積されたデータを解析・コピーして、再度、通信端末40に蓄積し、同一の店舗で共通ポイントを消費する場合を考える。このような場合、不正に共通ポイントが使用されてしまうおそれがある。それに対し、上記のような構成をとることによってコピーされたデータにはタイムスタンプの情報が含まれていない、もしくは含まれていたとしても所定の時間を経過している可能性が高い。したがって、共通ポイントが無効にされるため、不正に利用されてしまうおそれを防止することができる。
図9は、第2実施形態における共通ポイント利用システム100aのシステム構成を示す図である。第2実施形態における共通ポイント利用システム100aは、共通ポイントシステム10a、リーダライタ20、端末装置30a及び通信端末40を備える。共通ポイントシステム10a及び通信端末40は、ネットワーク50を介して通信可能に接続される。リーダライタ20及び端末装置30aは、店舗21に備えられる。店舗21は、中小の小売業の店舗である。なお、図9に示された共通ポイント利用システム100の構成は一例であって、例えば共通ポイント利用システム100には、2つ以上の店舗21が存在してもよい。
共通ポイントシステム10aは、1台又は複数台の情報処理装置によって構成される。例えば、共通ポイントシステム10aが一台の情報処理装置で構成される場合、共通ポイントシステム10aは、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、共通ポイント利用プログラムを実行する。共通ポイント利用プログラムの実行によって、共通ポイントシステム10aは、通信部101、制御部102、共通ポイントテーブル記憶部103、暗号化部104a、ポイント使用履歴記憶部105を備える装置として機能する。なお、共通ポイントシステム10aの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、共通ポイント利用プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、共通ポイント利用プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
端末装置30aは、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、制御プログラムを実行する。制御プログラムの実行によって、端末装置30aは、取得部301、制御部302、復号化部303a、判定部304、表示部305、使用ポイント記憶部306、出力部307を備える装置として機能する。なお、端末装置30aの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、制御プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
第2実施形態の共通ポイント利用システム100aに備えられる各装置又は各システムは、第1実施形態と同様に変形されてもよい。
図12は、第3実施形態における共通ポイント利用システム100bのシステム構成を示す図である。第3実施形態における共通ポイント利用システム100bは、複数の共通ポイントシステム10b−1〜10b−N(Nは2以上の整数)、リーダライタ20、端末装置30、通信端末40b及び中継システム60を備える。通信端末40b及び中継システム60は、ネットワーク50を介して通信可能に接続される。共通ポイントシステム10b−1〜10b−Nのそれぞれ及び中継システム60は、ネットワーク70を介して通信可能に接続される。リーダライタ20及び端末装置30は、店舗21に備えられる。なお、図12に示された共通ポイント利用システム100bの構成は一例であって、例えば共通ポイント利用システム100bには、2つ以上の店舗21が存在してもよい。なお、以下の説明では、共通ポイントシステム10b−1〜10b−Nを特に区別しない場合には共通ポイントシステム10bと記載する。
以下、共通ポイント利用システム100bについて具体的に説明する。なお、リーダライタ20及び端末装置30については第1実施形態における共通ポイント利用システム100におけるリーダライタ20及び端末装置30と同様の構成であるため説明を省略する。
共通ポイントシステム10bは、1台又は複数台の情報処理装置によって構成される。例えば、共通ポイントシステム10bが一台の情報処理装置で構成される場合、共通ポイントシステム10bは、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、共通ポイント利用プログラムを実行する。共通ポイント利用プログラムの実行によって、共通ポイントシステム10bは、通信部101b、制御部102b、共通ポイントテーブル記憶部103、ポイント使用履歴記憶部105を備える装置として機能する。なお、共通ポイントシステム10bの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、共通ポイント利用プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、共通ポイント利用プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
制御部102aは、共通ポイントシステム10aの各機能部を制御する。制御部102aは、通信部101aによって受信されたポイント要求に基づいて共通ポイントテーブル記憶部103に記憶されている共通ポイントテーブルから利用ポイント数に相当する共通ポイントを取得する。
中継システム60は、1台又は複数台の情報処理装置によって構成される。例えば、中継システム60が一台の情報処理装置で構成される場合、中継システム60は、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、中継プログラムを実行する。中継プログラムの実行によって、中継システム60は、第1通信部601、制御部602、第2通信部603、暗号化部604、暗号鍵記憶部605、管理データ記憶部606を備える装置として機能する。なお、中継システム60の各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、中継プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、中継プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
制御部602は、中継システム60の各機能部を制御する。
第2通信部603は、共通ポイントシステム10bとの間で通信を行う。例えば、第2通信部603は、ポイント要求に含まれる共通ポイントIDで識別される共通ポイントシステム10bにポイント要求を送信する。また、例えば、第2通信部603は、所定のデータを受信する。
暗号鍵記憶部605は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。暗号鍵記憶部605は、店舗21毎の異なる暗号鍵を記憶している。
ダウンロードボタン90が選択されると、通信端末40の制御部403は店舗ID、共通ポイントID、ユーザID、パスワード及び利用ポイント数を含むポイント要求を生成する。通信部401は、生成されたポイント要求を中継システム60に送信する(ステップS201)。
一方、認証がなされた場合、制御部102bは利用ポイントの有無判定を行う(ステップS203)。
一方、制御部102bは、利用ポイント有りと判定した場合、ポイント要求の送信元の通信端末40の端末ID、取得した値からポイント要求に含まれる利用ポイント数分の共通ポイント及び店舗IDを含む所定のデータを通信部101bを介して中継システム60に送信する(ステップS204)。なお、制御部102bは、取得した値と利用ポイント数との差分の差額ポイントを共通ポイントテーブルの所持ポイント数の項目に上書きすることによって所持ポイント数の値を更新する。
通信端末40の通信部401は、中継システム60から送信された暗号化データを受信する。制御部403は、受信された暗号化データを暗号化データ一時記憶部404に一時記憶する(ステップS207)。その後、ステップS107からステップS114までの処理が実行される。
第1通信部601は、通信端末40から送信された完了通知を受信し、受信した完了通知を制御部602及び第2通信部603を介して共通ポイントシステム10bに送信する(ステップS209)。
共通ポイントシステム10bの通信部101bは、中継システム60から送信された完了通知を受信する。制御部102bは、完了通知が受信されると、完了通知に含まれる情報をポイント使用履歴記憶部105に記録する(ステップS210)。その後、ステップS117の処理が実行される。
そして、一定の期間(例えば、一カ月)経過後に、共通ポイントシステム10の共通ポイントカード運営事業者は、ポイント使用履歴記憶部105に記憶されている情報に基づいて、代金を中継システム60を介して店舗21に支払う。
リーダライタ20及び端末装置30aの一部又は全ての機能が店舗21に備えられるPOS端末(不図示)に備えられてもよい。
共通ポイント利用システム100bは、以下のように構成されてもよい。
中継システム60の暗号化部604は、暗号化データを生成する際に共通ポイントの他にユニークな数字を含めて暗号化を行う。端末装置30の判定部304は、復号化部303によって復元された所定のデータに含まれるユニークな数字を過去に同一の通信端末40bから受信したことがあるか否かを判定する。そして、ユニークな数字を過去に同一の通信端末40bから受信したことがある場合、判定部304は不正とみなし制御部302に通知する。制御部302は、この通知を受けて表示部305に不正が発生している旨の表示を行う。このように構成される場合、端末装置30は、通信端末40bの端末IDと、過去に受信したユニークな数字とを対応付けて記憶する記憶部を備える。
このように構成されることによって、不正を防止することができる。例えば、過去にユーザの通信端末40bに蓄積されたデータを解析・コピーして、再度、通信端末40bに蓄積し、同一の店舗で共通ポイントを消費する場合を考える。このような場合、不正に共通ポイントが使用されてしまうおそれがある。そこで、上記のような構成をとることによって不正を防止することができる。
このように構成されることによって、不正を防止することができる。例えば、過去にユーザの通信端末40bに蓄積されたデータを解析・コピーして、再度、通信端末40bに蓄積し、同一の店舗で共通ポイントを消費する場合を考える。このような場合、不正に共通ポイントが使用されてしまうおそれがある。それに対し、上記のような構成をとることによってコピーされたデータにはタイムスタンプの情報が含まれていない、もしくは含まれていたとしても所定の時間を経過している可能性が高い。したがって、共通ポイントが無効にされるため、不正に利用されてしまうおそれを防止することができる。
図17は、第4実施形態における共通ポイント利用システム100cのシステム構成を示す図である。第4実施形態における共通ポイント利用システム100cは、複数の共通ポイントシステム10b、リーダライタ20、端末装置30、通信端末40b及び中継システム60cを備える。通信端末40b及び中継システム60cは、ネットワーク50を介して通信可能に接続される。共通ポイントシステム10bのそれぞれ及び中継システム60cは、ネットワーク70を介して通信可能に接続される。リーダライタ20及び端末装置30は、店舗21に備えられる。なお、図17に示された共通ポイント利用システム100cの構成は一例であって、例えば共通ポイント利用システム100cには、2つ以上の店舗21が存在してもよい。
以下、共通ポイント利用システム100cについて具体的に説明する。なお、共通ポイントシステム10b、リーダライタ20及び通信端末40の構成は、第3実施形態における共通ポイントシステム10b、リーダライタ20及び通信端末40の構成と同じであるため説明を省略する。また、端末装置30aの構成は、第2実施形態における端末装置30aの構成と同じであるため説明を省略する。
中継システム60cは、1台又は複数台の情報処理装置によって構成される。例えば、中継システム60cが一台の情報処理装置で構成される場合、中継システム60cは、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、中継プログラムを実行する。中継プログラムの実行によって、中継システム60cは、第1通信部601、制御部602、第2通信部603、暗号化部604cを備える装置として機能する。なお、中継システム60cの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、中継プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、中継プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
第4実施形態の共通ポイント利用システム100cに備えられる各装置又は各システムは、第3実施形態と同様に変形されてもよい。
Claims (17)
- 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムから送信された前記暗号化データを取得して保持する前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタによって取得された前記暗号化データを復号化することによって前記所定のデータを復元する復号化部と、
復元された前記所定のデータに含まれる共通ポイントを前記ユーザの使用ポイントとして記憶する使用ポイント記憶部と、
を備え、
前記システムは、前記店舗毎に異なる暗号鍵を記憶する暗号鍵記憶部をさらに備え、
前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報が含まれ、
前記暗号化部は、前記ユーザの要求に含まれる識別情報で識別される店舗に対応する暗号鍵を用いて前記所定のデータを暗号化し、
前記暗号鍵記憶部に記憶されている自装置が設置されている店舗の暗号鍵に対応する復号鍵を記憶する復号鍵記憶部をさらに備え、
前記復号化部は、前記復号鍵記憶部に記憶されている復号鍵を用いて前記暗号化データを復号化する端末装置。 - 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムから送信された前記暗号化データを取得して保持する前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタによって取得された前記暗号化データを復号化することによって前記所定のデータを復元する復号化部と、
復元された前記所定のデータに含まれる共通ポイントを前記ユーザの使用ポイントとして記憶する使用ポイント記憶部と、
を備え、
前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報及び前記通信端末の識別情報が含まれ、
前記暗号化部は、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに所定の演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記所定のデータを暗号化し、
前記復号化部は、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに前記暗号化部と同じ演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記暗号化データを復号化する端末装置。 - 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムから送信された前記暗号化データを取得して保持する前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタによって取得された前記暗号化データを復号化することによって前記所定のデータを復元する復号化部と、
復元された前記所定のデータに含まれる共通ポイントを前記ユーザの使用ポイントとして記憶する使用ポイント記憶部と、
を備え、
前記暗号化データが正しく復号化されたか否かを判定する判定部と、
正しく復号化されたと判定された場合に、前記通信端末に保持されている前記暗号化データを消去する旨の指示である消去指示を生成する消去指示生成部と、
生成された前記消去指示を前記リーダライタを介して前記通信端末に送信する通信部と、をさらに備える端末装置。 - 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、
前記暗号化データを、前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタを介して前記暗号化データを復号化する端末装置に送信する通信部と、
を備え、
前記店舗毎に異なる暗号鍵を記憶する暗号鍵記憶部をさらに備え、
前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報が含まれ、
前記暗号化部は、前記ユーザの要求に含まれる識別情報で識別される店舗に対応する暗号鍵を用いて前記所定のデータを暗号化するデータ送信システム。 - 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、
前記暗号化データを、前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタを介して前記暗号化データを復号化する端末装置に送信する通信部と、
を備え、
前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報及び前記通信端末の識別情報が含まれ、
前記暗号化部は、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに所定の演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記所定のデータを暗号化するデータ送信システム。 - 前記共通ポイントにおけるサービスを提供する複数の共通ポイントシステムとの間で通信を行う第2通信部をさらに備え、
前記共通ポイントシステムのそれぞれには、前記共通ポイントシステムを識別するための情報である共通ポイントIDが割り当てられ、
前記第2通信部は、前記ユーザの通信端末からの要求に含まれる前記共通ポイントIDに基づいて、複数の共通ポイントシステムのうちのいずれかの共通ポイントシステムに前記要求を送信し、前記要求の送信元の共通ポイントシステムから前記所定のデータを受信する、請求項4又は5に記載のデータ送信システム。 - 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントの利用指示をユーザから受け付ける入力部と、
入力された前記利用指示に基づいてユーザが前記共通ポイントを利用する店舗を識別するための店舗ID及び利用する共通ポイントのポイント数を含むポイント要求を、前記共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムに送信し、前記システムから前記暗号化データを受信する第1通信部と、
受信された前記暗号化データを一時記憶する暗号化データ一時記憶部と、
前記暗号化データを前記店舗に備えられたリーダライタに送信し、前記リーダライタから前記暗号化データを消去する旨の消去指示を受信する第2通信部と、
前記消去指示に基づいて前記暗号化データ一時記憶部に記憶されている前記暗号化データを消去する消去部と、
を備える通信端末。 - 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムから送信された前記暗号化データを取得して保持する前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタによって取得された前記暗号化データを復号化することによって前記所定のデータを復元する復号化ステップと、
復元された前記所定のデータに含まれる共通ポイントを前記ユーザの使用ポイントとして記憶する使用ポイント記憶部に記憶させるステップと、
を有し、
前記システムは、前記店舗毎に異なる暗号鍵を記憶する暗号鍵記憶部をさらに備え、
前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報が含まれ、
前記暗号化部は、前記ユーザの要求に含まれる識別情報で識別される店舗に対応する暗号鍵を用いて前記所定のデータを暗号化し、
前記復号化ステップにおいて、前記暗号鍵記憶部に記憶されている端末装置が設置されている店舗の暗号鍵に対応する復号鍵を記憶する復号鍵記憶部に記憶されている復号鍵を用いて前記暗号化データを復号化する共通ポイント管理方法。 - 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムから送信された前記暗号化データを取得して保持する前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタによって取得された前記暗号化データを復号化することによって前記所定のデータを復元する復号化ステップと、
復元された前記所定のデータに含まれる共通ポイントを前記ユーザの使用ポイントとして記憶する使用ポイント記憶部に記憶させるステップと、
を有し、
前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報及び前記通信端末の識別情報が含まれ、
前記暗号化部は、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに所定の演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記所定のデータを暗号化し、
前記復号化ステップにおいて、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに前記暗号化部と同じ演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記暗号化データを復号化する共通ポイント管理方法。 - 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムから送信された前記暗号化データを取得して保持する前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタによって取得された前記暗号化データを復号化することによって前記所定のデータを復元する復号化ステップと、
復元された前記所定のデータに含まれる共通ポイントを前記ユーザの使用ポイントとして記憶する使用ポイント記憶部に記憶させるステップと、
を有し、
前記暗号化データが正しく復号化されたか否かを判定する判定ステップと、
正しく復号化されたと判定された場合に、前記通信端末に保持されている前記暗号化データを消去する旨の指示である消去指示を生成する消去指示生成ステップと、
生成された前記消去指示を前記リーダライタを介して前記通信端末に送信する通信ステップと、をさらに有する共通ポイント管理方法。 - 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化ステップと、
前記暗号化データを、前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタを介して前記暗号化データを復号化する端末装置に送信する通信ステップと、
を有し、
前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報が含まれ、
前記暗号化ステップにおいて、前記店舗毎に異なる暗号鍵を記憶する暗号鍵記憶部に記憶されている暗号鍵のうち、前記ユーザの要求に含まれる識別情報で識別される店舗に対応する暗号鍵を用いて前記所定のデータを暗号化するデータ送信方法。 - 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化ステップと、
前記暗号化データを、前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタを介して前記暗号化データを復号化する端末装置に送信する通信ステップと、
を有し、
前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報及び前記通信端末の識別情報が含まれ、
前記暗号化ステップにおいて、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに所定の演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記所定のデータを暗号化するデータ送信方法。 - 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムから送信された前記暗号化データを取得して保持する前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタによって取得された前記暗号化データを復号化することによって前記所定のデータを復元する復号化ステップと、
復元された前記所定のデータに含まれる共通ポイントを前記ユーザの使用ポイントとして記憶する使用ポイント記憶部に記憶させるステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記システムは、前記店舗毎に異なる暗号鍵を記憶する暗号鍵記憶部をさらに備え、
前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報が含まれ、
前記暗号化部は、前記ユーザの要求に含まれる識別情報で識別される店舗に対応する暗号鍵を用いて前記所定のデータを暗号化し、
前記復号化ステップにおいて、前記暗号鍵記憶部に記憶されている端末装置が設置されている店舗の暗号鍵に対応する復号鍵を記憶する復号鍵記憶部に記憶されている復号鍵を用いて前記暗号化データを復号化させるためのコンピュータプログラム。 - 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムから送信された前記暗号化データを取得して保持する前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタによって取得された前記暗号化データを復号化することによって前記所定のデータを復元する復号化ステップと、
復元された前記所定のデータに含まれる共通ポイントを前記ユーザの使用ポイントとして記憶する使用ポイント記憶部に記憶させるステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報及び前記通信端末の識別情報が含まれ、
前記暗号化部は、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに所定の演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記所定のデータを暗号化し、
前記復号化ステップにおいて、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに前記暗号化部と同じ演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記暗号化データを復号化させるためのコンピュータプログラム。 - 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化部と、前記暗号化データを送信する通信部と、を備えるシステムから送信された前記暗号化データを取得して保持する前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタによって取得された前記暗号化データを復号化することによって前記所定のデータを復元する復号化ステップと、
復元された前記所定のデータに含まれる共通ポイントを前記ユーザの使用ポイントとして記憶する使用ポイント記憶部に記憶させるステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記暗号化データが正しく復号化されたか否かを判定する判定ステップと、
正しく復号化されたと判定された場合に、前記通信端末に保持されている前記暗号化データを消去する旨の指示である消去指示を生成する消去指示生成ステップと、
生成された前記消去指示を前記リーダライタを介して前記通信端末に送信する通信ステップと、をさらに実行させるためのコンピュータプログラム。 - 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化ステップと、
前記暗号化データを、前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタを介して前記暗号化データを復号化する端末装置に送信する通信ステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報が含まれ、
前記暗号化ステップにおいて、前記店舗毎に異なる暗号鍵を記憶する暗号鍵記憶部に記憶されている暗号鍵のうち、前記ユーザの要求に含まれる識別情報で識別される店舗に対応する暗号鍵を用いて前記所定のデータを暗号化させるためのコンピュータプログラム。 - 異なる店舗でポイントの蓄積及び消費が可能な共通ポイントを利用するユーザの要求に応じて前記共通ポイントを含む所定のデータを暗号化して暗号化データを生成する暗号化ステップと、
前記暗号化データを、前記ユーザの通信端末と通信することによって前記暗号化データを取得するリーダライタを介して前記暗号化データを復号化する端末装置に送信する通信ステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記ユーザの要求には、ユーザが前記共通ポイントを利用する店舗の識別情報及び前記通信端末の識別情報が含まれ、
前記暗号化ステップにおいて、前記通信端末の識別情報と前記店舗の識別情報とに所定の演算を行うことによって共通鍵を生成し、生成した前記共通鍵を用いて前記所定のデータを暗号化させるためのコンピュータプログラム。
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