JP6567829B2 - 決済サーバ装置、決済システム、及びプログラム - Google Patents

決済サーバ装置、決済システム、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、決済サーバ装置、決済システム、及びプログラムに関する。
オフラインPOS(Point of sales)端末での決済情報を、ユーザの携帯端末の通信機能を利用して、決済サーバに送信することで、オフラインPOS端末によるオンライン決済を実現する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許第5553821号公報
ここで、オフラインPOS端末が携帯端末を中継して決済サーバ装置に決済情報を送信するシステムにおいて、オフラインPOS端末を設置する店舗は、携帯端末を単なる中継機として機能させることで、携帯端末での決済情報の不正な書き換えを回避したい。一方で、携帯端末のユーザは、決済サーバ装置に送信された決済情報を携帯端末で確認した上で、決済指示を行いたい。
本発明の実施の形態は、上記の点に鑑みてなされたもので、決済情報が不正に書き換えられることなく決済サーバ装置に送信でき、かつ、携帯端末のユーザが決済サーバ装置に送信された決済情報を確認できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の実施の形態は、近距離無線通信を介してオフラインで決済可能な決済端末と通信する携帯端末を中継して、前記決済端末との間で情報を送受信する決済サーバ装置であって、前記決済端末において暗号化された決済情報を復号する復号キーを、該決済端末と対応付けて記憶する第1の記憶手段と、前記携帯端末が決済可能な電子バリューの残高情報を、該携帯端末と対応付けて記憶する第2の記憶手段と、前記携帯端末を中継して受信した、前記暗号化された決済情報を、前記復号キーを用いて復号し、前記決済情報を取得する取得手段と、前記取得した決済情報を前記中継した携帯端末に送信したことに応じて、該中継した携帯端末より決済指示を受信した場合に、前記取得した決済情報に基づいて、前記中継した携帯端末の前記残高情報を更新する更新手段とを有することを特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、決済情報が不正に書き換えられることなく決済サーバ装置に送信でき、かつ、携帯端末のユーザが決済サーバ装置に送信された決済情報を確認できる。
本実施形態に係る決済システムの一例の構成図である。 本実施形態に係る決済システムの処理の概要を説明するための図である。 本実施形態に係る携帯端末の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る決済サーバ装置の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る決済端末の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係る決済システムの一例の機能ブロック図である。 店取引テーブルの一例の構成図である。 ユーザ情報テーブルの一例の構成図である。 暗号化/復号キーテーブルの一例の構成図である。 本実施形態に係る決済の流れを示す一例のシーケンス図である。 携帯端末に表示される画面の一例のイメージ図である。 決済端末に表示される画面の一例のイメージ図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る決済システムの一例の構成図である。図1に示される決済システム1は、携帯端末10と、決済サーバ装置20と、決済端末30とを有する。
ここで、決済システム1において、携帯端末10と決済サーバ装置20とは、インターネット等の広域的なネットワークNを介して通信可能に接続されている。また、携帯端末10と決済端末30とは、BLE(Bluetooth Low Energy)等の近距離無線通信を介して通信可能に接続されている。一方、決済端末30は、ネットワークNに接続されておらず、直接に決済サーバ装置20と通信を行うことはできない。
携帯端末10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ノートPC等である。携帯端末10には、決済アプリケーション100が搭載(インストール)されており、ユーザは決済アプリケーション100を用いて、購入した商品又は提供されたサービスに対する支払(決済)を行うことができる。このとき、携帯端末10は、決済端末30と決済サーバ装置20との間で決済情報の中継を行うとともに、ユーザが決済内容を確認し、決済指示を行うための決済指示装置として機能する。
決済サーバ装置20は、例えば、1以上の情報処理装置を含むシステムである。決済サーバ装置20は、決済管理プログラム200が搭載されており、携帯端末10を介して決済端末30から送信された決済情報に基づき、決済処理を行う。
決済端末30は、例えば、商品を販売又はサービスを提供等する店舗等に設置されるレジスタ等のPOS端末である。決済端末30は、決済端末プログラム300が搭載されており、携帯端末10を介して決済サーバ装置20に決済情報を送信する。なお、決済端末30は、上述したように、ネットワークNに接続されていない端末である(すなわち、決済端末30は、いわゆるオフライン端末である。)。
なお、決済端末30は、店舗等に設置されるレジスタ等のPOS端末に限られず、決済端末プログラム300が搭載されたスマートフォンやタブレット端末、ノートPC等であってもよい。すなわち、決済端末30としては、決済端末プログラム300が搭載され、かつ、携帯端末10とBLE等の近距離無線通信を介して通信可能な種々の電子機器を用いることができる。
<処理の概要>
次に、本実施形態に係る決済システム1の処理の概要について説明する。以降では、ユーザが店舗で購入した商品等の決済を、携帯端末10を用いて行う場合について説明する。図2は、本実施形態に係る決済システムの処理の概要を説明するための図である。
ステップS1)まず、店舗の店員は商品の金額を決済端末30に入力する。すると、決済端末30は、商品の金額等を含む決済情報を、例えば決済サーバ装置20の公開鍵で暗号化する(ステップS1−1)。次に、ユーザが携帯端末10を決済端末30から所定の範囲内に近付けると、決済端末30は、近距離無線通信を介して、暗号化された決済情報を携帯端末10に送信する(ステップS1−2)。そして、携帯端末10は、決済端末30から受信した暗号化された決済情報を、ネットワークNを介して、決済サーバ装置20に送信する(ステップS1−3)。このように、ステップS1の段階においては、携帯端末10は、決済端末30から送信された決済情報を、決済サーバ装置20に送信する中継機として機能する。
ステップS2)決済サーバ装置20は、暗号化された決済情報を受信すると、自身の秘密鍵で復号する(ステップS2−1)。すると、決済サーバ装置20は、復号した決済情報を、携帯端末10に送信する(ステップS2−2)。次に、携帯端末10は、決済情報を受信すると、ユーザに対して決済内容を確認させるための画面を表示する。そして、ユーザが決済内容に承認した場合、決済承認を決済サーバ装置20に送信する(ステップS2−3)。このように、ステップS2の段階においては、携帯端末10は、ユーザが決済内容を確認し、決済指示(決済承認)を行うための決済指示装置として機能する。
ステップS3)決済サーバ装置20は、携帯端末10から決済承認を受信すると、決済処理を行う(ステップS3−1)。そして、決済結果を、携帯端末10と決済端末30に送信する(ステップS3−2、ステップS3−3)。
以上のように、本実施形態に係る決済システム1では、決済サーバ装置20が決済情報を受信するまでは、携帯端末10を単なる中継機として機能させる。一方で、決済サーバ装置20が決済情報を受信した後は、携帯端末10を、ユーザが決済内容を確認するためのユーザインタフェースとして機能させる。これにより、携帯端末10においてユーザにより決済情報が不正に書き換え等される事態を防止することができるとともに、ユーザに対しては決済内容の確認をさせた上で決済処理を行うことができるようになる。
<ハードウェア構成>
次に、本実施形態に係る決済システム1に含まれる携帯端末10、決済サーバ装置20、及び決済端末30のハードウェア構成について説明する。
≪携帯端末≫
本実施形態に係る携帯端末10は、例えば図3に示すようなハードウェア構成により実現される。図3は、本実施形態に係る携帯端末の一例のハードウェア構成図である。
携帯端末10は、入力装置11と、表示装置12と、外部I/F13と、RAM(Random Access Memory)14と、ROM(Read Only Memory)15とを備える。また、携帯端末10は、CPU(Central Processing Unit)16と、記憶装置17と、通信I/F18と、近距離無線通信装置19とを備える。これらの各ハードウェアは、それぞれがバスB1で接続されている。
入力装置11は、タッチパネル、ボタン、キーボード等であり、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置12は、ディスプレイ等であり、携帯端末10による処理結果を表示する。
外部I/F13は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体13a等がある。これにより、携帯端末10は外部I/F13を介して記録媒体13aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体13aには例えばSDメモリカード等がある。
RAM14は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ROM15は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM15には携帯端末10のOS(Operating System)設定及びネットワーク設定等のプログラムやデータが格納されている。
CPU16は、ROM15や記憶装置17等からプログラムやデータをRAM14上に読み出し、処理を実行することで、携帯端末10全体の制御や機能を実現する演算装置である。
通信I/F17は、携帯端末10をネットワークNに接続するインタフェースである。これにより、携帯端末10は通信I/F17を介して決済サーバ装置20とデータ通信を行うことができる。
記憶装置18は、プログラムやデータを格納している不揮発性の半導体メモリである。格納されるプログラムやデータには、携帯端末10全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(例えば、決済アプリケーション100)等がある。
近距離無線通信装置19は、例えばBLEチップ等であり、決済端末30と近距離無線通信を介した通信を行う。
≪決済サーバ装置≫
本実施形態に係る決済サーバ装置20は、例えば図4に示すようなハードウェア構成により実現される。図4は、本実施形態に係る決済サーバ装置の一例のハードウェア構成図である。
決済サーバ装置20は、入力装置21と、表示装置22と、外部I/F23と、RAM24と、ROM25とを備える。また、決済サーバ装置20は、CPU26と、記憶装置27と、通信I/F28とを備える。これらの各ハードウェアは、それぞれがバスB2で接続されている。
入力装置21は、キーボードやマウス等であり、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置22は、ディスプレイ等であり、決済サーバ装置20による処理結果を表示する。なお、入力装置21及び表示装置22は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
外部I/F23は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体23a等がある。これにより、決済サーバ装置20は外部I/F23を介して記録媒体23aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体23aには例えばCD、DVD、SDメモリカード等がある。
RAM24は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ROM25は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM25には決済サーバ装置20のOS設定及びネットワーク設定等のプログラムやデータが格納されている。
CPU26は、ROM25や記憶装置27等からプログラムやデータをRAM24上に読み出し、処理を実行することで、携帯端末10全体の制御や機能を実現する演算装置である。
通信I/F27は、決済サーバ装置20をネットワークNに接続するインタフェースである。これにより、決済サーバ装置20は通信I/F17を介して携帯端末10とデータ通信を行うことができる。
記憶装置28は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等であり、プログラムやデータを格納している不揮発性のメモリである。格納されるプログラムやデータには、決済サーバ装置20全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(例えば、決済管理プログラム200)等がある。
≪決済端末≫
本実施形態に係る決済端末30は、例えば図5に示すようなハードウェア構成により実現される。図5は、本実施形態に係る決済端末の一例のハードウェア構成図である。
決済端末30は、入力装置31と、表示装置32と、RAM33と、ROM34とを備える。また、決済端末30は、CPU35と、記憶装置36と、近距離無線通信装置37とを備える。これらの各ハードウェアは、それぞれがバスB3で接続されている。
入力装置31は、タッチパネル、ボタン、キーボード等であり、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置32は、ディスプレイ等であり、決済端末30による処理結果を表示する。
RAM33は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ROM34は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM34には決済端末30のOS設定等のプログラムやデータが格納されている。
CPU35は、ROM34や記憶装置36等からプログラムやデータをRAM33上に読み出し、処理を実行することで、決済端末30全体の制御や機能を実現する演算装置である。
記憶装置36は、プログラムやデータを格納している不揮発性の半導体メモリである。格納されるプログラムやデータには、決済端末30全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(例えば、決済端末プログラム300)等がある。
近距離無線通信装置37は、例えばBLEチップ等であり、携帯端末10と近距離無線通信を介した通信を行う。
本実施形態に係る携帯端末10、決済サーバ装置20、及び決済端末30は、上記のハードウェア構成により、後述する各種処理を実現できる。
<機能構成>
次に、本実施形態に係る決済システム1の機能構成について説明する。図6は、本実施形態に係る決済システムの一例の機能ブロック図である。
≪携帯端末≫
携帯端末10の決済アプリケーション100は、決済確認部101と、ユーザID102とを有する。また、携帯端末10は、アプリ起動判定部110を有する。
決済確認部101は、例えばCPU16等が決済アプリケーション100を実行することにより実現され、ユーザに対して決済内容を確認させるための決済内容確認画面を、表示装置12に表示させる。
ユーザID102は、例えば記憶装置17等に格納され、決済システム1においてユーザ又は携帯端末10を一意に識別するための情報である。
アプリ起動判定部110は、例えばCPU16等により実現され、決済アプリケーション100が起動されているか否かを判定する。また、アプリ起動判定部110は、判定結果に応じて、所定のメッセージを表示装置12に表示させる。
≪決済サーバ装置≫
決済サーバ装置20の決済管理プログラム200は、暗号化/復号部201と、決済処理部202とを有する。また、決済サーバ装置20は、店取引DB210と、ユーザ情報DB220と、暗号化/復号キーDB230とを有する。
暗号化/復号部201は、例えばCPU26等が決済管理プログラム200を実行することにより実現され、暗号化/復号キーDB230に格納されている暗号化キー又は復号キーに基づき、情報の暗号化又は復号を行う。ここで、本実施形態に係る暗号化/復号部201は、公開鍵暗号方式により暗号化及び復号を行う。すなわち、決済サーバ装置20の暗号化/復号部201は、携帯端末10を中継して決済端末30から受信した暗号化された情報を、決済サーバ装置20の秘密鍵に基づき復号する。また、決済サーバ装置20の暗号化/復号部201は、携帯端末10を中継して決済端末30に送信する情報を、当該決済端末30の公開鍵に基づき暗号化する。なお、公開鍵暗号方式としては、例えばRSA暗号等を用いればよい。
決済処理部202は、例えばCPU26等が決済管理プログラム200を実行することにより実現され、店取引DB210及びユーザ情報DB220を更新して、決済処理を行う。
店取引DB210は、例えば記憶装置27又は決済サーバ装置20とネットワークNを介して接続された記憶装置により実現され、店取引テーブル210Dを格納する。店取引テーブル210Dの詳細については後述する。
ユーザ情報DB220は、例えば記憶装置27又は決済サーバ装置20とネットワークNを介して接続された記憶装置により実現され、ユーザ情報テーブル220Dを格納する。ユーザ情報テーブル220Dの詳細については後述する。
暗号化/復号キーDB230は、例えば記憶装置27又は決済サーバ装置20とネットワークNを介して接続された記憶装置により実現され、暗号化/復号キーテーブル230Dを格納する。暗号化/復号キーテーブル230Dの詳細については後述する。
≪決済端末≫
決済端末30の決済端末プログラム300は、暗号化/復号部301と、モード切替部302と、店ID303と、店側暗号化キー304と、店側復号キー305とを有する。
暗号化/復号部301は、例えばCPU35等が決済端末プログラム300を実行することにより実現され、店側暗号化キー304又は店側復号キー305に基づき、情報の暗号化又は復号を行う。ここで、本実施形態に係る暗号化/復号部301は、公開鍵暗号方式により暗号化及び復号を行う。すなわち、決済端末30の暗号化/復号部301は、携帯端末10を中継して決済サーバ装置20に送信する情報を、決済サーバ装置20の公開鍵に基づき暗号化する。また、決済端末30の暗号化/復号部301は、携帯端末10を中継して決済サーバ装置20から受信した暗号化された情報を、当該決済端末30の秘密鍵に基づき復号する。
モード切替部302は、例えばCPU35、近距離無線通信装置37等により実現され、例えば店舗の店員による商品の金額の入力等に応じて、近距離無線通信の通信モードを、第1の通信モードから第2の通信モードに切り替える。このことについて、近距離無線通信装置37による近距離無線通信がBLEである場合について、以下に説明する。
(1)近距離無線装置37は、周囲(例えば、決済端末30から半径5mの範囲)にアドバタイジング・パケットを送信しているとする(第1の通信モード)。なお、後述するように、携帯端末10は、アドバタイジング・パケットを受信すると、アプリ起動判定部110の判定結果に応じて、ユーザに対して携帯端末10の決済アプリケーション100の起動を促すことができる。すなわち、第1の通信モードでは、近距離無線通信装置37は、ビーコンとして機能していると言うことできる。
(2)決済端末30の入力装置31を介した商品の金額の入力等に応じて、近距離無線通信装置37は、周囲(例えば、決済端末30から半径10cmの範囲)にデータ・パケットを送信する(第2の通信モード)。なお、後述するように、データ・パケットには、入力等された商品の金額等の情報(すなわち、決済情報)が含まれており、携帯端末10は、受信したデータ・パケットを決済サーバ装置20に中継する。
このように、本実施形態に係る決済端末30は、ビーコンとして機能するための第1の通信モードと、決済情報を送信するための第2の通信モードとを有している。
なお、本実施形態では第1の通信モードから第2の通信モードに切り替わる場合について説明するが、決済端末30は第1の通信モードと第2の通信モードを同時に行ってもよい。
店ID303は、例えば記憶装置36等に格納され、決済システム1において店(店舗)を一意に識別するための情報である。
店側暗号化キー304は、例えば記憶装置36等に格納され、暗号化/復号部301による暗号化に利用する情報である。
店側復号キー305は、例えば記憶装置36等に格納され、暗号化/復号部301による復号に利用する情報である。
≪店取引テーブル≫
店取引DB210に格納されている店取引テーブル210Dは、例えば図7に示すようなデータ構成を有している。図7は、店取引テーブルの一例の構成図である。
店取引テーブル210Dは、店ID毎の取引情報が格納されており、各取引情報は、取引ID、取引日、決済金額、ユーザID等のデータ項目を有する。取引IDは、取引情報を一意に識別する情報である。取引日は、商品等の取引が行われた日付である。決済金額は、取引が行われた商品等の金額(取引金額)である。ユーザIDは、決済を行ったユーザのユーザIDである。このように、店取引テーブル210Dには、店舗毎に、携帯端末10を用いて決済された取引に関する情報が記録されている。例えば、店ID「S001」の取引ID「TR001」の取引情報は、取引日「2014/12/01」に、ユーザID「U001」のユーザにより「9,000円」の決済がされたことを示している。
≪ユーザ情報テーブル≫
ユーザ情報DB220に格納されているユーザ情報テーブル220Dは、例えば図8に示すようなデータ構成を有している。図8は、ユーザ情報テーブルの一例の構成図である。
ユーザ情報テーブル220Dは、ユーザID毎の取引情報と、電子バリューの残高情報又はクレジットカード情報が格納されている。ここで、電子バリューとは、電子マネーにおける金額情報のことであり、商品の購入等により減少する一方、電子マネーの入金等により増加させることができる。また、クレジットカード情報は、ユーザが決済に用いるクレジットカードの番号等である。
各取引情報は、取引ID、取引日、決済金額、店ID等のデータ項目を有する。取引ID、取引日、決済金額は、上記で説明した通りである。店IDは、取引が行われた店舗の店IDである。例えば、図8の電子バリューの取引情報は、ユーザID「U001」の取引ID「TR001」、「TR003」、・・・の決済を行った結果、ユーザID「U001」のユーザの電子バリューの残高は「4,000円」であることを示している。なお、図8では、ユーザが電子バリューで決済した取引情報と、クレジットカードで決済した取引情報とが同一のテーブルに記録されているが、異なるテーブルに記録されていてもよい。
≪暗号化/復号キーテーブル≫
暗号化/復号キーDB230に格納されている暗号化/復号キーテーブル230Dは、例えば図9に示すようなデータ構成を有している。図9は、暗号化/復号キーテーブルの一例の構成図である。
暗号化/復号キーテーブル230Dは、店ID毎に、決済サーバ装置20の暗号化/復号部201が用いるサーバ側暗号化キー及びサーバ側復号キーが格納されている。すなわち、例えば店ID「S001」のサーバ側暗号化キーは、店ID「S001」の決済端末30の公開鍵である。換言すれば、当該サーバ側暗号化キーは、店ID「S001」の決済端末30の、店側復号キー305に対応する公開鍵である。
また、例えば店ID「S001」のサーバ側復号キーは、決済サーバ装置20が公開している公開鍵に対応する秘密鍵である。換言すれば、当該サーバ側復号キーは、店ID「S001」の決済端末30の店側暗号化キー304に対応する秘密鍵である。なお、決済サーバ装置20の公開鍵(店側暗号化キー304)は、すべての店IDに対して共通である。
このように、決済サーバ装置20は、店ID毎に、サーバ側暗号化キーとサーバ側復号キーとを記録している。
<処理の詳細>
次に、本実施形態に係る決済システム1の処理の詳細について説明する。以降では、ユーザが、店舗等で商品を購入し、携帯端末10を用いて、電子バリューにより決済する場合について説明する。なお、以降では、携帯端末10と決済端末30との間で行われる近距離無線通信は、BLEであるものとして説明するが、これに限らない。近距離無線通信は、例えば、IrDA(Infrared Data Association)やRFID(Radio Frequency IDentification)等を用いてもよい。図10は、本実施形態に係る決済の流れを示す一例のシーケンス図である。
まず、決済端末30の近距離無線通信装置37は、周囲(例えば、決済端末30から半径5mの範囲)に、店ID303を含むアドバタイジング・パケットを送信している。すなわち、決済端末30の近距離無線通信装置37は、第1の通信モードにより、BLEを利用したビーコンとして機能している。ここで、上記のアドバタイジング・パケットに含まれる店ID303は「S001」であるものとして説明する。なお、決済端末30として、店舗の従業員が所有するスマートフォン等を用いる場合、店ID303に代えて、決済サーバ装置20において当該店ID303を特定できる所定の識別情報を送信してもよい。この場合、決済端末30の決済端末プログラム300は、店ID303を有していなくてもよい。
ここで、携帯端末10のユーザが、決済端末30と近距離無線通信が可能な位置(上記の半径5m範囲内)に入ると、携帯端末10の近距離無線通信装置19は、決済端末30から送信されるアドバタイジング・パケットを受信する(ステップS101〜S102)。すると、携帯端末10のアプリ起動判定部110は、決済アプリケーション100が起動済みか否かを判定する。
そして、携帯端末10のアプリ起動判定部110は、決済アプリケーション100が起動済みであると判定した場合、表示装置12に例えば図11(a)に示すような画面1000を表示させる。すなわち、アプリ起動判定部110は、画面の所定の位置(例えば、画面上部)に、店ID「S001」の店舗と取引が可能であることを示すメッセージ1001を表示させる(ステップS103)。
他方、携帯端末10のアプリ起動判定部110は、決済アプリケーション100が起動済みでないと判定した場合、表示装置12に例えば図11(b)に示すような画面1100を表示させる。すなわち、アプリ起動判定部110は、画面の所定の位置(例えば、画面上部)に、決済アプリケーション100の起動をユーザに促すメッセージ1101を表示させる(ステップS104)。これにより、ユーザは、入力装置11を介して、決済アプリケーション100を起動させる(ステップS105)。なお、ユーザは、メッセージ1101が表示されている画面上の位置に対して、例えばタップ操作やフリック操作を行うことにより決済アプリケーション100を起動させることができる。
また、店舗の店員等は、決済端末30の入力装置21等を介して、ユーザが購入を所望する商品等の金額(決済金額)(ここでは、「9,000」とする)を入力する(ステップS106)。すなわち、例えば図12(a)に示すように、決済金額入力画面2000において決済金額を入力し、OKボタンを押下する。すると、決済端末30の暗号化/復号部301は、入力された決済金額と、店ID303とを店側暗号化キー304に基づき暗号化する(ステップS107)。そして、決済端末30のモード切替部302は、近距離無線通信の通信モードを第2の通信モードに切り替える(ステップS108)。これにより、決済端末30の近距離無線通信装置37は、周囲(例えば、決済端末30から半径10cmの範囲)に暗号化された決済金額及び店ID303を含むデータ・パケット(すなわち、決済情報)を送信する。
ここで、携帯端末10のユーザが、決済端末30と近距離無線通信が可能な位置(上記の半径10cm範囲内)に入ると、携帯端末10の近距離無線通信装置19は、決済端末30から送信されるデータ・パケットを受信する(ステップS109〜S110)。すると、携帯端末10の通信I/F18は、受信したデータ・パケットに自身のユーザID102(ここでは、「U001」とする)を付加して、ネットワークNを介して、決済サーバ装置20に送信する(ステップS111)。これは、携帯端末10は、決済端末30から受信した決済情報を単に中継する中継機として機能していることを意味する。
次に、決済サーバ装置20の暗号化/復号部201は、携帯端末10から受信したデータ・パケットに含まれる暗号化された決済金額及び店IDを、暗号化キー/復号キーテーブル230Dに格納されているサーバ側復号キーに基づき復号する(ステップS112)。これにより、決済サーバ装置20は、決済金額及び店IDを取得する。また、このとき、決済サーバ装置20は、当該決済金額及び店IDの取引を一意に識別するための取引IDを採番する。
そして、決済サーバ装置20の通信I/F28は、取引IDと、決済金額と、店IDとを含む決済要求を、ネットワークNを介して携帯端末10に送信する(ステップS113)。携帯端末10の決済確認部101は、決済サーバ装置20から決済要求を受信すると、例えば図11(c)に示すような決済内容確認画面1200を表示装置12に表示させる(ステップS114)。ここで表示される決済内容確認画面1200は、ユーザに対して店IDや決済金額等の決済内容の確認をさせるための画面である。これにより、ユーザは、決済内容を確認した上で決済を行うことができる。
次に、携帯端末10の通信I/F18は、例えば決済内容確認画面1200においてユーザが決済内容を確認した上でOKボタンが押下されると、ネットワークNを介して、取引IDを含む決済承認を決済サーバ装置20に送信する(ステップS115)。なお、決済承認には、取引IDに加えて、ユーザを認証するためのパスワード、店ID、決済金額等を含めてもよい。
続いて、決済サーバ装置20の決済処理部202は、携帯端末10から決済承認を受信すると、店取引テーブル210D及びユーザ情報テーブル220Dを更新する(ステップS117〜S118)。すなわち、決済処理部202は、ステップS111で送信されたユーザID102、ステップS112で復号して取得した店ID及び決済金額、並びにステップS112で採番した取引IDに基づき、店取引テーブル210Dに取引情報を追加する。具体的には、取引日として本日の日付「2014/12/03」を取得した上で、店ID「S001」の店取引テーブル210Dに、取引ID「TR001」、取引日「2014/12/03」、決済金額「9,000」、ユーザID「U001」の取引情報を追加する。
同様に、決済処理部202は、当該店ID及び決済金額並びに当該取引IDに基づき、ユーザ情報テーブル220Dに電子バリューの取引情報を追加する。さらに、決済処理部202は、当該ユーザIDに基づき、このユーザIDの電子バリューの残高を、当該決済金額分だけ減少させる。具体的には、ユーザID「U001」のユーザ情報テーブル220Dに、取引ID「TR001」、取引日「2014/12/03」、決済金額「9,000」、店ID「S001」の電子バリューの取引情報を追加した上で、残高を「9,000」減少させる。
決済サーバ装置20の暗号化/復号部201は、取引が完了したことを示す取引結果を、暗号化キー/復号キーテーブル230Dに格納されている該当の店ID(すなわち店ID「S001」)のサーバ側暗号キーに基づき暗号化する(ステップS118)。そして、決済サーバ装置20の通信I/F28は、ネットワークNを介して、暗号化された取引結果を携帯端末10に送信する(ステップS119)。続いて、携帯端末10の近距離無線通信装置19は、決済サーバ装置20から受信した暗号化された取引結果を、近距離無線通信を介して、決済端末30に送信する(ステップS120)。
決済端末30の暗号化/復号部301は、携帯端末10から暗号化された取引結果を受信すると、店側復号キー305で復号し(ステップS121)、例えば図12(b)に示すような取引完了画面2100を表示装置22に表示させる(ステップS122)。これにより、店舗の店員等は、商品等の取引が無事完了したことを認識することができる。
一方、決済サーバ装置20の通信I/F28は、ネットワークNを介して、決済が完了したことを示す決済完了通知を携帯端末10に送信する(ステップS123)。そして、携帯端末10は、決済サーバ装置20から決済完了通知を受信すると、例えば図11(d)に示すような決済完了画面1300を表示装置12に表示させる(ステップS124)。これにより、携帯端末10のユーザは、購入した商品等の決済が無事完了したことを認識することができる。
以上により、本実施形態に係る決済システム1において、ユーザが店舗等で商品等を購入して、決済が行われるまでの一連の処理が完了する。なお、上記のステップS116において更新された店取引DB210に基づき、例えば月次又は週次等で、店舗が有する金融機関の口座に対して振り込み処理等が行われる。
また、上記において決済端末30として、店舗の従業員が所有するスマートフォン等を用いる場合、店舗内に設置された機器から所定の信号を受信している間に限り、当該スマートフォン等を決済端末30として機能させるようにしてもよい。これにより、店舗の従業員は、自身のスマートフォン等が店舗内にある場合に、当該スマートフォンを決済端末30として機能させることができる一方、店舗外では、自身のスマートフォン等を決済端末30として機能させることができない。したがって、店舗の従業員が自身のスマートフォン等を店舗外で決済端末30として機能させて、不正な決済を行うことを防止することができる。
また、上記ではユーザが電子バリューにより決済を行った場合について説明したが、クレジットカードを用いた場合についても略同様の処理となる。すなわち、この場合には、上記のステップS117の処理において、ユーザ情報テーブル220Dにクレジットカードで決済した取引情報として追加する更新を行えばよい。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る決済システム1では、ユーザが携帯端末10を用いてオフラインの決済端末30と行った取引に関する決済情報を決済サーバ装置20が受信するまでは、当該携帯端末10を単なる中継機として機能させる。これにより、決済情報が携帯端末10等で改ざん等されることを防止したいとの店舗側のニーズを満たすことができる。
また、本実施形態に係る決済システム1では、決済情報を決済サーバ装置20が受信した後は、当該決済情報に係る決済内容を携帯端末10のユーザに確認させることで、決済内容を確認した後に決済処理を行いたいとのユーザ側のニーズを満たすことができる。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 決済システム
10 携帯端末
20 決済サーバ装置
30 決済端末
100 決済アプリケーション
101 決済確認部
102 ユーザID
110 アプリ起動判定部
200 決済管理プログラム
201 暗号化/復号部
202 決済処理部
210 店取引DB
210D 店取引テーブル
220 ユーザ情報DB
220D ユーザ情報テーブル
230 暗号化/復号キーDB
230D 暗号化/復号キーテーブル
300 決済端末プログラム
301 暗号化/復号部
302 モード切替部
303 店ID
304 店側暗号化キー
305 店側復号キー

Claims (8)

  1. 済サーバ装置であって、
    近距離無線通信を介して携帯端末と通信する決済端末において暗号化された決済情報を復号する復号キーを、該決済端末と対応付けて記憶する第1の記憶手段と、
    前記携帯端末が決済可能な電子バリューの残高情報を、該携帯端末と対応付けて記憶する第2の記憶手段と、
    号化された前記決済情報を、前記決済端末から前記携帯端末を中継して受信する受信手段と、
    暗号化された前記決済情報を、前記復号キーを用いて復号し、復号された記決済情報を中継した前記携帯端末に送信する送信手段と、
    継した前記携帯端末より決済指示を受信した場合に、復号された記決済情報に基づいて、前記携帯端末の前記残高情報を更新する更新手段と
    を有する決済サーバ装置。
  2. 復号された前記決済情報を一意に識別するための識別情報を生成する識別手段を有し、
    前記送信手段は、
    復号された前記決済情報と前記識別情報とを含む決済要求を、中継した前記携帯端末に送信する、請求項1記載の決済サーバ装置。
  3. 前記更新手段は、
    継した前記携帯端末に表示された決済内容をユーザが確認する画面において、該ユーザが前記表示された決済内容で決済することに同意する操作がなされたことにより送信された決済指示を受信した場合に、復号された前記決済情報に基づいて、前記携帯端末の前記残高情報を更新する、請求項1又は2記載の決済サーバ装置。
  4. 前記決済端末との間において決済された取引の取引情報を、該決済端末と対応付けて記憶する第3の記憶手段を有し、
    前記更新手段は、
    さらに、復号された前記決済情報に基づいて、前記決済端末の暗号化された前記取引情報を更新する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の決済サーバ装置。
  5. 前記第1の記憶手段は、
    前記決済端末において暗号化された決済情報を復号する復号キーと、前記決済端末において復号可能な暗号を生成するための暗号化キーとを、該決済端末と対応付けて記憶し、
    前記更新手段は、
    さらに、暗号化された前記取引情報の更新が完了した場合、該更新が完了したことを示す第1の完了通知を、前記暗号化キーで暗号化し、前記携帯端末を中継して、前記決済端末に送信する、請求項4記載の決済サーバ装置。
  6. 前記更新手段は、
    さらに、前記残高情報の更新が完了した場合、該更新が完了したことを示す第2の完了通知を前記携帯端末に送信する、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の決済サーバ装置。
  7. 近距離無線通信を介して決済可能な決済端末と通信する携帯端末に搭載される決済アプリケーションと、該決済アプリケーションを中継して前記決済端末との間で情報を送受信するサーバ装置とを有する決済システムであって、
    前記決済端末において暗号化された決済情報を復号する復号キーを、該決済端末と対応付けて記憶する第1の記憶手段と、
    前記決済アプリケーションが決済可能な電子バリューの残高情報を、該決済アプリケーションと対応付けて記憶する第2の記憶手段と、
    記暗号化された決済情報を、前記決済端末から前記携帯端末を中継して受信する受信手段と、
    暗号化された前記決済情報を、前記復号キーを用いて復号し、復号された記決済情報を中継した前記決済アプリケーションに送信する送信手段と、
    復号された前記決済情報に基づく決済指示を送信するための画面を前記携帯端末に表示する表示手段と、
    前記決済アプリケーションより前記決済指示を受信した場合に、復号された記決済情報に基づいて前記決済アプリケーションの前記残高情報を更新する更新手段と
    を有する決済システム。
  8. 決済サーバ装置を、
    近距離無線通信を介して携帯端末と通信する決済端末において暗号化された決済情報を復号する復号キーを、該決済端末と対応付けて記憶する第1の記憶手段、
    前記携帯端末が決済可能な電子バリューの残高情報を、該携帯端末と対応付けて記憶する第2の記憶手段、
    暗号化された前記決済情報を、前記決済端末から前記携帯端末を中継して受信する受信手段、
    暗号化された前記決済情報を、前記復号キーを用いて復号し、復号された前記決済情報を中継した前記携帯端末に送信する送信手段、
    中継した前記携帯端末より決済指示を受信した場合に、復号された前記決済情報に基づいて、前記携帯端末の前記残高情報を更新する更新手段
    として機能させるためのプログラム。
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