JP2008209920A - 表示装置 - Google Patents

Abstract

【課題】製造原価を節減するための表示装置が開示される。
【解決手段】表示装置は、表示パネル、第１ソース駆動チップ、及び連結部４０を含む。表示パネルは、１つのソース配線に多数の画素が連結された複数のソース配線ＤＬ１〜ＤＬ２ｋ＋１を含む。第１ソース駆動チップは、ソース配線のうち一番目ソース配線ＤＬ１を含む第１グループのソース配線と電気的に連結され、一番目ソース配線ＤＬ１に第１極性のデータ信号を出力する。連結部４０は、一番目ソース配線Ｄｌ１とソース配線のうち最後配線ＤＬ２ｋ＋１を電気的に連結し、第１極性のデータ信号を最後ソース配線ＤＬ２ｋ＋１に伝達する。これにより、ｍｋ＋１番目ソース配線を別途に駆動するためのソース駆動チップが必要ではないので、製造原価の上昇を防止することができる。
【選択図】 図１

Description

本発明は表示装置に関し、より詳細には製造原価を節減するための表示装置に関する。

一般に、液晶表示装置は、液晶表示パネル、前記液晶表示パネルを駆動させる駆動チップが実装された印刷回路基板、前記液晶表示パネルと印刷回路基板とを電気的に連結してソース駆動チップが実装されたソーステープキャリアパッケージ、及びゲート駆動チップが実装されたゲートテープキャリアパッケージを含む。

前記液晶表示装置は、サイズを減少させ製造原価を節減するための方案として、前記ゲートテープキャリアパッケージを除去して、前記ゲート駆動回路を前記液晶表示パネルに直接形成するＧＩＬ（Ｇａｔｅ ＩＣ Ｌｅｓｓ）構造が開発され適用されている。

これと共に、ソース駆動チップの個数を減少させるために、１つのソース配線に互いに異なるカラーの画素が連結された構造、即ち、横画素構造を採用している。前記横画素構造は、レッドカラー画素、グリーンカラー画素、及びブルーカラー画素のそれぞれは、横方向に長辺が形成され、縦方向に短辺が形成され、レッド、グリーン、及びブルー画素が縦方向に配列された構造である。

前記横画素構造を採用する場合、前記レッド、グリーン、及びブルー画素が同一のソース配線に連結され、水平区間（１Ｈ）を１／３Ｈに分けてそれぞれ駆動されることにより、ソース配線の個数が１／３に減少することができる。

前記横画素構造で減少された充電時間を補償して消費電力を減少させるために、互いに隣接したソース配線に互いに異なる極性のデータ電圧を印加するカラム反転駆動が採用されており、前記カラム反転駆動を通じてドット反転効果を得るために、垂直列の画素を隣接したソース配線に交互に連結する構造が採用されている。

本発明の目的は、製造原価を節減するための表示装置を提供することにある。

前記した本発明の目的を実現するための実施例による表示装置は、表示パネル、第１ソース駆動チップ、及び連結部を含む。前記表示パネルは、１つのソース配線に多数の画素が連結された複数のソース配線を含む。前記第１ソース駆動チップは、前記ソース配線のうち一番目ソース配線を含む第１グループのソース配線と電気的に連結され、前記一番目ソース配線に第１極性のデータ信号を出力する。前記連結部は、前記一番目ソース配線と前記ソース配線のうち最後ソース配線を電気的に連結し、前記第１極性のデータ信号を前記最後ソース配線に伝達する。

前記連結部は、前記一番目ソース配線の端部と前記最後ソース配線の端部を直接連結する。

前記第１ソース駆動チップが実装され一端部が前記表示パネルと電気的に連結された第１ソーステープキャリアパッケージと、前記第１ソーステープキャリアパッケージの他端部が電気的に連結された印刷回路基板と、前記ソース配線のうち第２グループのソース配線と電気的に連結された第２ソース駆動チップ、及び前記第２ソース駆動チップが実装され前記表示パネルと前記印刷回路基板を電気的に連結する第２ソーステープキャリアパッケージを更に含む。

前記連結部は、前記第１ソーステープキャリアパッケージに形成され前記一番目ソース配線と電気的に連結された第１ダミーパターンと、前記第１ダミーパターンと電気的に連結され前記印刷回路基板に形成された第２ダミーパターン、及び第２ソーステープキャリアパッケージに形成され、前記第２ダミーパターン及び前記最後ソース配線を電気的に連結する第３ダミーパターンを含む。

前記連結部は、前記表示パネルに形成され前記一番目ソース配線の端部と前記最後ソース配線の端部を連結する第１連結配線及び前記第１ソーステープキャリアパッケージ、前記印刷回路基板及び第２ソーステープキャリアパッケージを経由する第２連結配線を含む。

このような表示装置によると、一番目ソース配線と最後ソース配線を電気的に連結することにより、前記最後ソース配線の駆動のために別途に具備されるソース駆動チップを除去して製造原価を節減することができる。

以下、添付図面を参照して、本発明をより詳細に説明する。

＜表示パネルの第１実施例＞
図１は、本発明の第１実施例による表示パネルの駆動概念図である。

図１を参照すると、表示パネルは第１方向に延長され形成された複数のゲート配線（ＧＬ１、…、ＧＬｎ）と第１方向と交差する第２方向に延長され形成された複数のソース配線（ＤＬ１、…、ＤＬ２ｋ＋１）を含む。ゲート配線（ＧＬ１、…、ＧＬｎ）とソース配線（ＤＬ１、…、ＤＬ２ｋ＋１）によってマトリックス形状に配列された単位画素部Ｐが定義される。ｎ、ｋは自然数である。

各単位画素部Ｐは、互いに異なるカラーの画素を含む。例えば、単位画素部Ｐはレッドカラーを有する第１画素Ｒ、グリーンカラーを有する第２画素Ｇ、及びブルーカラーを有する第３画素Ｂを含む。第１、第２、及び第３画素Ｒ，Ｇ、Ｂは１つのソース配線ＤＬ１に共通で連結され、３つのゲート配線ＧＬ１、ＧＬ２、ＧＬ３にそれぞれ連結されたスイッチング素子を含む。

第１、第２、及び第３画素Ｒ、Ｇ、Ｂのそれぞれは、第１方向（例えば、横方向）に長辺が定義され、第２方向（例えば、縦方向）に短辺が定義される。単位画素部Ｐは、第２方向に第１、第２、及び第３画素Ｒ、Ｇ、Ｂが配列された構造を有する。

一方、互いに隣接したソース配線間に形成された縦行（以下、カラムと称する）の画素は、互いに隣接したソース配線に交互に連結される構造を有する。カラム反転方式によって互いに隣接したソース配線には、基準電圧に対して反転された正（＋）のデータ電圧及び負（−）のデータ電圧が印加される。これにより、カラムの画素は、互いに異なる極性（＋、−）のデータ電圧が印加される隣接したソース配線に交互に連結されカラム反転方式でドット反転効果を得ることができる。

例えば、正（＋）のデータ電圧が印加される第１ソース配線ＤＬ１と負（−）のデータ電圧が印加される第２ソース配線ＤＬ２間に第１カラムＣ１の画素が形成される。第１カラムＣ１の画素は、２回ずつ交互に第１ソース配線ＤＬ１及び第２ソース配線ＤＬ２に連結され、「−、−、＋、＋、−、−」のように反転されたデータ電圧が印加される。

一方、第２カラムＣ２の画素は、負（−）のデータ電圧が印加される第２ソース配線ＤＬ２と正（＋）のデータ電圧が印加される第３ソース配線ＤＬ３間に形成され、第１カラムＣ１の画素と反転されたデータ電圧が印加されるように第２及び第３ソース配線ＤＬ２、ＤＬ３に交互に連結される。第２カラムＣ２の画素は「＋、＋、−、−、＋、＋」のように反転されたデータ電圧が印加される。

結果的に、表示パネルは、カラム反転方式を通じて第１方向には１ドット反転し、第２方向には２ドット反転する１×２ドット反転効果を得る。

カラム反転方式でドット反転効果を得る表示パネルは、最後カラムＣ２Ｋの画素に互いに異なる極性のデータ電圧（−、＋）を印加するために２つのソース配線が必要である。即ち、第２ｋソース配線ＤＬ２ｋ以外に別途の第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１が必要である。

表示パネルは、ソース配線のうち、一番目ソース配線ＤＬ１と最後ソース配線ＤＬ２ｋ＋１を電気的に連結する連結部４０を含む。以下では、一番目ソース配線を「第１ソース配線」と、最後ソース配線ＤＬ２ｋ＋１を「第２ｋ＋１ソース配線」とそれぞれ称する。

連結部４０によって第１ソース配線ＤＬ１と連結された第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１には、第１ソース配線ＤＬ１に印加される正（＋）のデータ電圧が印加される。

これにより、最後カラムである第２ｋカラムＣ２ｋの画素は、第２ｋソース配線ＤＬ２ｋを通じて負（−）のデータ電圧が印加され、連結部４０を通じて第１ソース配線ＤＬ１と連結された第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１を通じて正（＋）のデータ電圧が印加され、第２方向に２ドット反転される。

例えば、表示パネルの解像度が図示されたように２ｋ×ｎで、これを駆動するためにｋ個の出力ピンを有するソース駆動チップが使用される場合、２つのソース駆動チップと第２ｋ＋１ソース配線を駆動する更に１つのソース駆動チップが必要になる。これによる製造原価が上昇するという問題点が発生する。従って、第１ソース配線ＤＬ１と第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１を連結部４０を通じて電気的に連結することにより、上記問題点を解決することができる。

＜表示パネルの第２実施例＞
図２は、本発明の第２実施例による表示パネルの駆動概念図である。図２に図示された表示パネルは、図１に図示された１×２ドット反転方式と異なる１×１ドット反転方式で駆動される場合である。

図２を参照すると、正（＋）のデータ電圧が印加される第１ソース配線ＤＬ１と負（−）のデータ電圧が印加される第２ソース配線ＤＬ２間に形成された第１カラムＣ１の画素は、１回ずつ交互に第１ソース配線ＤＬ１及び第２ソース配線ＤＬ２に連結される。従って、第１カラムＣ１の画素は、「−、＋、−、＋、−、＋」のように反転されたデータ電圧が印加される。

第２カラムＣ２の画素は、負（−）のデータ電圧が印加される第２ソース配線ＤＬ２と正（＋）のデータ電圧が印加される第３ソース配線ＤＬ３間に１回ずつ交互に連結され、第１カラムＣ１の画素に対応して「＋、−、＋、−、＋、−」のように反転されたデータ電圧が印加される。

結果的に、表示パネルは、カラム反転方式を通じて第１方向には１ドット反転し、第２方向には１ドット反転する１×１ドット反転効果を得る。

表示パネルは、ソース配線のうち一番目ソース配線ＤＬ１と最後ソース配線ＤＬ２ｋ＋１を電気的に連結する連結部４０を含む。連結部４０によって第１ソース配線ＤＬ１と連結された第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１には第１ソース配線ＤＬ１に印加される正（＋）のデータ電圧が印加される。

＜表示装置の第１実施例＞
図３は、本発明の第１実施例による表示装置の平面図である。

図１及び図３を参照すると、表示装置は、表示パネル１００ａ、複数のソーステープキャリアパッケージ２１０、２２０、印刷回路基板３１０、及び連結部４１０を含む。以下では、テープキャリアパッケージを「ＴＣＰ」と称する。

表示パネル１００ａは、互いに対向する２つの基板と、基板間に介在された液晶層を含み、表示領域ＤＡと表示領域ＤＡを取り囲む第１、第２、第３、及び第４周辺領域ＰＡ１、ＰＡ２、ＰＡ３、ＰＡ４に分けられる。

表示領域ＤＡは、図１又は図２に図示されたようにゲート及びソース配線ＧＬ１、…、ＧＬｎ、ＤＬ１、…、ＤＬ２ｋ＋１によって定義された画素構造を有し、カラム反転方式でドット反転効果を得る駆動方式で駆動される。

第１周辺領域ＰＡ１には、ソースＴＣＰ２１０、２２０が実装される。

第２周辺領域ＰＡ２と第２周辺領域ＰＡ２と向かい合う第３周辺領域ＰＡ３には、ゲート配線ＧＬ１、…、ＧＬｎにゲート信号を出力する第１及び第２ゲート駆動部１１１、１１２が配置される。第１及び第２ゲート駆動部１１１、１１２は、好ましく表示パネル１００ａ上に集積される。勿論、第１及び第２ゲート駆動部１１１、１１２はテープキャリアパッケージを通じて実装されることができる。

第１ゲート駆動部１１１は奇数番目ゲート配線（ＧＬ１、…、ＧＬｎ−１）にゲート信号を出力し、第２ゲート駆動部１１２は偶数番目ゲート配線（ＧＬ２、…、ＧＬｎ）にゲート信号を出力する。勿論、１つのゲート駆動部を第２又は第３周辺領域（ＰＡ２又はＰＡ３）に形成して全体ゲート配線（ＧＬ１、…、ＧＬｎ）にゲート信号を出力するように具現することができる。

第４周辺領域ＰＡ４には連結部４１０が形成される。連結部４１０は、ソース配線（ＤＬ１、…、ＤＬ２ｋ＋１）のうち一番目形成された第１ソース配線ＤＬ１の端部と最後に形成された第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１の端部を直接連結する。

具体的に、第１周辺領域ＰＡ１には、第１ソースＴＣＰ２１０及び第２ソースＴＣＰ２２０が実装される。第１ソースＴＣＰ２１０は、第１グループのｋ個ソース配線（ＤＬ１、…、ＤＬｋ）にデータ電圧を出力する第１ソース駆動チップ２１１が実装される。第１ソースＴＣＰ２１０の一端部は印刷回路基板３１０と電気的に連結され、他端部は第１周辺領域ＰＡ１に形成されたパッドと電気的に連結される。第１ソース駆動チップ２１１は互いに隣接したソース配線ＤＬ１、ＤＬ２に基準電圧対比極性が反転されたデータ電圧を出力する。

第１ソース駆動チップ２１１の第１出力端子２１１ａは、第１ソース配線ＤＬ１とパンアウト部の第１出力配線ＯＬ１を通じて連結され、第１ソース配線ＤＬ１に連結された第１カラムの画素Ｃ１に正（＋）のデータ電圧を出力する。第１ソース駆動チップ２１１は、第１ソース配線ＤＬ１と隣接した第２ソース配線ＤＬ２に負（−）のデータ電圧が出力され第１カラムＣ１の画素のうち、第２ソース配線ＤＬ２と連結された画素に負（−）のデータ電圧を出力する。

第１ソース駆動チップ２１１の第１出力端子２１１ａは、連結部４１０を通じて第１ソース配線ＤＬ１と連結され、第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１に連結された第２ｋカラムＣ２ｋの画素に正（＋）のデータ電圧を出力する。

第２ソースＴＣＰ２２０は、第２グループのｋ個ソース配線（ＤＬｋ＋１、…、ＤＬ２ｋ）にデータ電圧を出力する第２ソース駆動チップ２２１が実装される。第２ソースＴＣＰ２２０の一端部は、印刷回路基板３１０と電気的に連結され、他端部は第１周辺領域ＰＡ１に形成されたパッドと電気的に連結される。第２ソース駆動チップ２２１は互いに隣接したソース配線ＤＬｋ＋１、ＤＬｋ＋２に基準電圧対比極性が反転されたデータ電圧を出力する。第２ソース駆動チップ２２１は、第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１と隣接した第２ｋソース配線ＤＬ２ｋに負（−）のデータ電圧を出力する。これにより、第２ｋカラムＣ２ｋの画素のうち、第２ｋソース配線ＤＬ２ｋに連結された画素は負（−）のデータ電圧が印加される。

結果的に、表示装置は、連結部４１０を通じて第１ソース配線ＤＬ１と連結された第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１は、第１ソース駆動チップ２１１によって正（＋）のデータ電圧が印加される。第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１を駆動するための別途のソース駆動チップが必要ではない。
＜表示装置の第２実施例＞
図４は、本発明の第２実施例による表示装置の平面図である。

図４を参照すると、表示装置は、表示パネル１００ｂ、複数のソースＴＣＰ２３０、２４０、印刷回路基板３２０、及び連結部４２０を含む。

表示領域ＤＡは、図１又は図２に図示されたようにゲート及びソース配線（ＧＬ１、…、ＧＬｎ、ＤＬ１、…、ＤＬ２ｋ＋１）によって定義された画素構造を有し、カラム反転方式でドット反転効果を得る駆動方式で駆動される。

第１周辺領域ＰＡ１にはソースＴＣＰ２３０、２４０が実装され、第２及び第３周辺領域ＰＡ２、ＰＡ３には第１及び第２ゲート駆動部１１１、１１２が形成される。

具体的に、第１周辺領域ＰＡ１には、第１ソースＴＣＰ２３０及び第２ソースＴＣＰ２４０が実装される。第１ソースＴＣＰ２３０は、第１グループのソース配線（ＤＬ１、…、ＤＬｋ）にデータ電圧を出力する第１ソース駆動チップ２３１が実装される。第１ソースＴＣＰ２３０の一端部は、印刷回路基板３２０と電気的に連結され、他端部は第１周辺領域ＰＡ１に形成されたパッドと電気的に連結される。第１ソース駆動チップ２３１は互いに隣接したソース配線ＤＬ１、ＤＬ２に基準電圧対比極性が反転されたデータ電圧を出力する。

第１ソース駆動チップ２３１の第１出力端子２３１ａは、第１ソース配線ＤＬ１とパンアウト部の第１出力配線ＯＬ１を通じて連結され、第１ソース配線ＤＬ１に連結された第１カラムの画素Ｃ１に正（＋）のデータ電圧を出力する。第１ソース駆動チップ２３１は、第１ソース配線ＤＬ１と隣接した第２ソース配線ＤＬ２に負（−）のデータ電圧を出力して第１カラムＣ１の画素のうち、第２ソース配線ＤＬ２と連結された画素に負（−）のデータ電圧を出力する。

第２ソースＴＣＰ２４０は、第２グループのソース配線（ＤＬｋ＋１、…、ＤＬ２ｋ）にデータ電圧を出力する第２ソース駆動チップ２４１が実装される。第２ソースＴＣＰ２４０の一端部は印刷回路基板３２０と電気的に連結され、他端部は第１周辺領域ＰＡ１に形成されたパッドと電気的に連結される。第２ソース駆動チップ２４１は互いに隣接したソース配線（ＤＬｋ＋１、ＤＬｋ＋２）に基準電圧対比極性が反転されたデータ電圧を出力する。

連結部４２０は、第１ソースＴＣＰ２３０の第１ダミーパターン４２１と、印刷回路基板３２０の第２ダミーパターン４２２、及び第２ソースＴＣＰ２４０の第３ダミーパターン４２３を含む。

第１ダミーパターン４２１の一端部は第１ソース配線ＤＬ１と連結された第１出力配線ＯＬ１と電気的に連結され、他端部は印刷回路基板３２０と電気的に連結される。第２ダミーパターン４２２の一端部は第１ダミーパターン４２１の他端部と電気的に連結され、他端部は第３ダミーパターン４２３の一端部と電気的に連結される。第３ダミーパターン４２３の一端部は第２ダミーパターン４２２と電気的に連結され、他端部は第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１と連結された第２ｋ＋１出力配線ＯＬ２ｋ＋１と電気的に連結される。

即ち、連結部４２０を通じて第１ソース配線ＤＬ１と第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１は電気的に連結され、第１ソース駆動チップ２３１の第１出力端子２３１ａから出力される正（＋）のデータ電圧が第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１に伝達される。一方、第２ｋカラムＣ２ｋの画素のうち、第２ｋソース配線ＤＬ２ｋに連結された画素は負（−）のデータ電圧が印加される。

一方、第２ソース駆動チップ２４１は、第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１と隣接した第２ｋソース配線ＤＬ２ｋに負（−）のデータ電圧を出力する。これによって、第２ｋカラムＣ２ｋの画素のうち、第２ｋソース配線ＤＬ２ｋに連結された画素は、負（−）のデータ電圧が印加される。

連結部４２０は、図３に図示された第１実施例によって表示パネル１００ａの第４周辺領域ＰＡ４に形成された連結部４１０より配線抵抗が小さくて信号遅延を減少させることができる。
＜表示装置の第３実施例＞
図５は、本発明の第３実施例による表示装置の平面図である。

図５を参照すると、表示装置は、表示パネル１００ｃ、複数のソースＴＣＰ２５０、２６０、印刷回路基板３３０、及び連結部を含む。連結部は、第１連結配線４３０及び第２連結配線４４０を含む。

表示領域ＤＡは、図１又は図２に示すように、ゲート及びソース配線（ＧＬ１、…、ＧＬｎ、ＤＬ１、…、ＤＬ２ｋ＋１）によって定義された画素構造を有し、カラム反転方式でドット反転効果を得る駆動方式で駆動される。

第１周辺領域ＰＡ１にはソースＴＣＰ２５０、２６０が実装され、第２及び第３周辺領域ＰＡ２、ＰＡ３には第１及び第２ゲート駆動部１１１、１１２が形成され、第４周辺領域ＰＡ４には第１連結配線４３０が形成される。

具体的に、第１ソースＴＣＰ２５０は、第１グループのソース配線（ＤＬ１、…、ＤＬｋ）にデータ電圧を出力する第１ソース駆動チップ２５１が実装される。第１ソースＴＣＰ２５０の一端部は印刷回路基板３３０と電気的に連結され、他端部は第１周辺領域ＰＡ１に形成されたパッドと電気的に連結される。第１ソース駆動チップ２５１は、互いに隣接したソース配線に基準電圧対比極性が反転されたデータ電圧を出力する。

第２ソースＴＣＰ２６０は、第２グループのソース配線（ＤＬｋ＋１、…、ＤＬ２ｋ）にデータ電圧を出力する第２ソース駆動チップ２６１が実装される。第２ソースＴＣＰ２６０の一端部は印圧回路基板３３０と電気的に連結され、他端部は第１周辺領域ＰＡ１に形成されたパッドと電気的に連結される。第２ソース駆動チップ２６１は、互いに隣接したソース配線に基準電圧対比極性が反転されたデータ電圧を出力する。

第１連結配線４３０は、第１ソース配線ＤＬ１の端部と第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１の端部を直接連結する。第１ソース駆動チップ２５１の第１出力端子２５１ａから出力される正（＋）のデータ電圧は、第１連結配線４３０を通じて第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋に１次的に伝達される。

第２連結配線４４０は、第１ソースＴＣＰ２５０、印刷回路基板３３０、及び第２ソースＴＣＰ２６０を経由して第１ソース配線ＤＬ１と第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１を電気的に連結する。

具体的に、第２連結配線４４０は、第１ソースＴＣＰ２５０の第１ダミーパターン４４１と、印刷回路基板３３０の第２ダミーパターン４４２、及び第２ソースＴＣＰ２６０の第３ダミーパターン４４３を含む。

第１ダミーパターン４４１の一端部は第１ソース配線ＤＬ１と連結された第１出力配線ＯＬ１と電気的に連結され、他端部は印刷回路基板３３０と電気的に連結される。第２ダミーパターン４４２の一端部は第１ダミーパターン４４１の他端部と電気的に連結され、他端部は第３ダミーパターン４４３の一端部と電気的に連結される。第３ダミーパターン４４３の一端部は第２ダミーパターン４４２と電気的に連結され、他端部は第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１と連結された第２ｋ＋１出力配線ＯＬ２ｋ＋１と電気的に連結される。

即ち、第２連結配線４４０を通じて第１ソース配線ＤＬ１と第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１は電気的に連結され、第１ソース駆動チップ２５１の第１出力端子２５１ａから出力される正（＋）のデータ電圧が２次的に第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１に伝達される。従って、第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１に連結された第２ｋカラムＣ２ｋの画素に正（＋）のデータ電圧が印加される。

一方、第２ソース駆動チップ２６１は、第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１と隣接した第２ｋソース配線ＤＬ２ｋに負（−）のデータ電圧を出力する。これによって、第２ｋカラムＣ２ｋの画素のうち、第２ｋソース配線ＤＬ２ｋに連結された画素は負（−）のデータ電圧が印加される。

第１及び第２連結配線４３０、４４０を通じて第２ｋ＋１ソース配線ＤＬ２ｋ＋１にデータ電圧を両方向に伝達することにより、図３及び図４に図示された実施例より信号遅延を顕著に減少させることができる。

以上で説明したように、本発明によると、表示パネルの解像度がｍｋ×ｎ（ｍ、ｋ、ｎは自然数）で、ｋ個の出力ピンを有するソース駆動チップを使用する場合、一番目ソース配線とｍｋ＋１番目ソース配線を電気的に連結させることにより、一番目ソース配線を駆動するソース駆動チップでｍｋ＋１番目ソース配線を駆動させることができる。

従って、ｍｋ＋１番目ソース配線を別途に駆動するためのソース駆動チップが必要ではないので、製造原価の上昇を防止することができる。

以上、本発明の実施例によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有するものであれば本発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または変更できる。

本発明の第１実施例による表示パネルの駆動概念図である。 本発明の第２実施例による表示パネルの駆動概念図である。 本発明の第１実施例による表示装置の平面図である。 本発明の第２実施例による表示装置の平面図である。 本発明の第３実施例による表示装置の平面図である。

符号の説明

１００ａ、１００ｂ、１００ｃ 表示パネル
３１０、３２０、３３０ 印刷回路基板
２１０、２３０、２５０ 第１ソーステープキャリアパッケージ
２１１、２３１、２５１ 第１ソース駆動チップ
２２０、２４０、２６０ 第２ソーステープキャリアパッケージ
２２１、２４１、２６１ 第２ソース駆動チップ
４１０、４２０ 連結部
４３０、４４０ 第１及び第２連結配線

Claims (22)

1. １つのソース配線に多数の画素が連結された複数のソース配線を含む表示パネルと、
   前記ソース配線のうち、一番目ソース配線を含む第１グループのソース配線と電気的に連結され、前記一番目ソース配線に第１極性のデータ信号を出力する第１ソース駆動チップと、
   前記一番目ソース配線と前記ソース配線のうち、最後ソース配線を電気的に連結し、前記第１極性のデータ信号を前記最後ソース配線に伝達する連結部と、を含む表示装置。
2. 互いに隣接したソース配線には、極性が反転されたデータ信号がそれぞれ印加されることを特徴とする請求項１記載の表示装置。
3. 前記互いに隣接したソース配線間に形成された画素は、前記互いに隣接したソース配線と交互に連結されることを特徴とする請求項２記載の表示装置。
4. 前記表示パネルは前記ソース配線と交差する方向に延長され、前記画素とそれぞれ連結されたゲート配線を更に含むことを特徴とする請求項１記載の表示装置。
5. 前記画素のそれぞれは、前記ソース配線が延長された方向に短辺が定義され、前記ゲート配線が延長された方向に長辺が定義されることを特徴とする請求項４記載の表示装置。
6. 前記ゲート配線にゲート信号を出力するゲート駆動部を更に含むことを特徴とする請求項５記載の表示装置。
7. 前記ゲート駆動部は、前記ゲート配線の両端部に対応して前記表示パネル上にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項５記載の表示装置。
8. 前記連結部は、前記一番目ソース配線の端部と前記最後ソース配線の端部を直接連結することを特徴とする請求項１記載の表示装置。
9. 前記連結部は、前記第１ソース駆動チップと対向する前記表示パネルの領域に形成されることを特徴とする請求項８記載の表示装置。
10. 前記第１ソース駆動チップが実装され、一端部が前記表示パネルと電気的に連結された第１ソーステープキャリアパッケージを更に含むことを特徴とする請求項１記載の表示装置。
11. 前記第１ソーステープキャリアパッケージの他端部が電気的に連結された印刷回路基板と、
    前記ソース配線のうち第２グループのソース配線と電気的に連結された第２ソース駆動チップと、
    前記第２ソース駆動チップが実装され、前記表示パネルと前記印刷回路基板を電気的に連結する第２ソーステープキャリアパッケージと、を更に含むことを特徴とする請求項１０記載の表示装置。
12. 前記連結部は、前記第１ソーステープキャリアパッケージに形成され前記一番目ソース配線と電気的に連結された第１ダミーパターンと、
    前記第１ダミーパターンと電気的に連結され前記印刷回路基板に形成された第２ダミーパターンと、
    第２ソーステープキャリアパッケージに形成され、前記第２ダミーパターン及び前記最後ソース配線を電気的に連結する第３ダミーパターンと、を含むことを特徴とする請求項１１記載の表示装置。
13. 前記連結部は、前記表示パネルに形成され前記一番目ソース配線の端部と前記最後ソース配線の端部を連結する第１連結配線と、
    前記第１ソーステープキャリアパッケージ、前記印刷回路基板、及び第２ソーステープキャリアパッケージを経由する第２連結配線と、を含むことを特徴とする請求項１１記載の表示装置。
14. 前記第２連結配線は、前記一番目ソース配線と電気的に連結され前記第１ソーステープキャリアパッケージに形成された第１ダミーパターンと、
    前記第１ダミーパターンと電気的に連結され前記印刷回路基板に形成された第２ダミーパターンと、
    前記第２ダミーパターン及び前記最後ソース配線と電気的に連結され前記第２ソーステープキャリアパッケージに形成された第３ダミーパターンと、を含むことを特徴とする請求項１３記載の表示装置。
15. 前記第１グループのソース配線の個数がｋである場合、前記最後ソース配線はｍ×ｋ＋１番目ソース配線（ｍ、ｋは自然数）であることを特徴とする請求項１１記載の表示装置。
16. 前記第２ソース駆動チップは、ｍｋ番目ソース配線に前記第１極性と反転された第２極性のデータ信号を出力することを特徴とする請求項１５記載の表示装置。
17. 前記１つのソース配線に連結された画素は、互いに異なるカラーの画素を含むことを特徴とする請求項１記載の表示装置。
18. ゲート配線と、
    前記ゲート配線と交差するソース配線と、
    前記ソース配線のうち一番目ソース配線と最後ソース配線を電気的に連結する連結部と、を含むことを特徴とする表示装置。
19. 前記１つのソース配線に連結された画素は、互いに異なるカラーの画素を含むことを特徴とする請求項１８記載の表示装置。
20. 前記画素のそれぞれは、前記ソース配線が延長された方向に短辺が定義され、前記ゲート配線が延長された方向に長辺が定義されることを特徴とする請求項１９記載の表示装置。
21. 前記互いに隣接したソース配線間に形成された画素は、前記互いに隣接したソース配線に交互に連結されることを特徴とする請求項２０記載の表示装置。
22. 前記互いに隣接したソース配線には極性が反転されたデータ信号がそれぞれ印加され、
    前記一番目ソース配線と前記最後ソース配線には同じ極性のデータ信号が印加されることを特徴とする請求項２１記載の表示装置。

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