JP2008209793A - 点字表示装置およびこれを備える携帯端末装置 - Google Patents

点字表示装置およびこれを備える携帯端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 携帯端末装置にも設置可能な省スペースにおいて、視覚および聴覚障害者であっても指先の触感のみで容易に情報を取得することが可能な点字表示装置を提供する。
【解決手段】
本発明における点字表示装置(携帯端末装置)100は、複数の可動ピン142を、端部を略平面に揃え格子状に配列してなる可動ピン配列部116と、複数の可動ピン142それぞれを圧出する複数の可動ピン圧出部118と、点字パターンを生成する点字生成部170と、可動ピン圧出部118に生成された点字パターンに対応する可動ピンを圧出させる可動ピン制御部172と、を備えることを特徴としている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、複数の可動ピンの圧出により点字を表すことが可能な点字表示装置およびこれを備える携帯端末装置に関する。
点字は、物理的に突出した、3行2列もしくは4行2列の点(ドット)の集合体によりかな文字を表し、指先等の触感を通じて人に文字を認識させることができる。例えば、視覚障害者は、かかる点字を通じて様々な情報を得ることが可能となる。
このような点字は、通常、規格で定められた間隔で紙面上に配列され、ユーザは、その突出した点をなぞることで単語または文章を認識する。しかし、点字は約25mmの領域を使って、かな1文字しか表現できないため、例えば1冊の小説を紙媒体で表現すると膨大な枚数の紙媒体を費やしてしまう。従って、大量の文字データを持ち運ぶ場合、このような紙媒体は適していない。
そこで、円盤の表面において放射状に8文字分の点字表示部を設け、点字の点に対応する各ピンを突出、保持、後退させる機構により順次点字を更新する技術(例えば、特許文献1)が公開されている。かかる技術では、円盤の回転により点字を連続表示することで占有体積の縮小化を図ることができ、長文の読み取り機構を携帯可能な装置に適用した。
特開2004−302437号公報
また、近年、携帯電話やPHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型パーソナルコンピュータに代表される携帯端末装置が普及し、その小型化、軽量化が進んでいる。視覚障害者は、このような携帯端末装置を用い、通話や音声案内等による音声を通じて様々な情報を取得することも可能である。
しかし、携帯端末装置による通話や音声案内は、聴覚を介して情報を取得できる手段であり、視覚および聴覚に障害を有する人は利用できないといった欠点があった。また、骨伝導技術により、顎や頭蓋骨を介して音声を把握する技術もあるが、その対象は通話や音声案内のみであり、電子メールやWeb情報等の文字列データを読み取る目的には利用することができなかった。
また、上述した円盤に点字を連続表示する技術は占有体積が小さいものの、小型化、軽量化の進む携帯端末装置においては、その小型な技術さえ適用できる領域を確保することができないといった問題があった。
本発明は、従来の情報認識手段が有する上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、携帯端末装置にも設置可能な省スペースにおいて、視覚および聴覚障害者であっても指先の触感のみで容易に情報を取得することが可能な、新規かつ改良された点字表示装置およびこれを備える携帯端末装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、複数の可動ピンを、端部を略平面に揃え格子状に配列してなる可動ピン配列部と、複数の可動ピンそれぞれを圧出する複数の可動ピン圧出部と、点字パターンを生成する点字生成部と、可動ピン圧出部に、生成された点字パターンに対応する可動ピンを圧出させる可動ピン制御部と、を備えることを特徴とする、点字表示装置が提供される。また、点字表示装置は、携帯可能な携帯端末装置として構成することもできる。
ここでは、点字表示装置の一部に設けられた可動ピン配列部の個々の可動ピンを圧出させることで、省スペースにおいて点字を表すことができ、視覚および聴覚に障害を有していたとしても、指先で可動ピン配列部に触れるだけで容易に情報を取得することが可能となる。
可動ピン制御部は、可動ピンによって形成される点字パターンを一方向に推移するとしてもよい。かかる構成により、可動ピンが可動ピン配列部上を滑動するが如く推移し、あたかも点字が一方向に流れているような動作を得ることができる。従って、指を動かさなくとも、相対的に、固定された点字を指でなぞっている状態と等しくなり、指を動かす労力を使うことなく、容易に情報を取得することが可能となる。
また、このように指を動かす労力を必要としない構成により、指や手を動かすことが困難な場合であっても確実に情報を読み取ることができる。
上記に示した一方向は、可動ピンの配列方向に対応した上下左右4方向のいずれかであってもよい。
かかる構成により、点字を上下左右自在に推移させることができるので、点字の通常の読み取り方向である左から右のみならず、読み返し、読み飛ばし等、ユーザが所望する様々な動作に対応することが可能となる。
可動ピンの傾倒方向および傾倒角度を検出する複数の傾倒検出部をさらに備え、可動ピン制御部は、可動ピンによって形成される点字パターンを、傾倒検出部で検出された可動ピンの傾倒方向とは逆方向に、傾倒角度に応じた推移速度で推移してもよい。
かかる構成により、他のスイッチを併用することなく、即ち、点字把握に用いる自身の指の動作だけで、可動ピンの傾倒方向を通じて、所望する方向に点字を推移させることができる。また、可動ピンの傾倒角度を通じて点字の推移速度を調整できるので、ユーザは自身の点字把握能力に応じた適切な速度で点字を確認することができる。
当該点字表示装置自体の移動方向および移動量を検知する移動検知部をさらに備え、可動ピン制御部は、可動ピンによって形成される点字パターンを、移動検知部で検知された移動方向とは逆方向に、移動量分だけ推移してもよい。
かかる構成により、他のスイッチを併用することなく、可動ピン配列部に指を載置したまま、その点字表示装置自体を所望する点字読み取り方向に移動するだけで、その移動に対応した方向および移動量で点字を推移させることができる。従って、あたかも紙面上の点字を指でなぞっている感覚で点字を読み取ることが可能となり、所望するあらゆる方向の点字を確認することができる。
可動ピンの断面は点字の個々の点の底面より小さく、複数の可動ピンで点字の個々の点を表し、複数の可動ピンにより形成される外形は略半球形状であってもよい。
かかる構成により、1つの点字の点を2以上の可動ピンで表すことができ、その複数の可動ピンの高さを調整して点字の標準の形である略半球形状を形成することができる。また、可動ピン制御部が、圧出する可動ピンによって形成される点字パターンを一方向に推移する場合、その点字の半球形状に沿って可動ピンの高さを調整することで、丸みを帯びた点字が滑らかに一方向に流れているような動作を得ることができる。
点字生成部は、当該点字表示装置内の文字列データから点字パターンを生成してもよい。
基地局と無線可能な無線通信部を備えている場合、無線通信を経由してダウンロードした文字列データを、外部インターフェースを備えている場合、外部記憶媒体から読み出した文字列データを、操作部を備えている場合、自己が作成した文字列データを、携帯端末装置内のメモリに保存することができる。そして、上記点字生成部によりその保存された文字列データを点字パターンに変換することができ、ユーザは触感を通じて文字列データを参照することが可能となる。
当該点字表示装置内の音声データの音声を認識する音声認識部をさらに備え、点字生成部は、認識された音声から点字パターンを生成してもよい。
かかる構成により、上述した文字列データ同様、音声を点字パターンに変換することができ、ユーザは、触感を通じて音声を把握することが可能となる。
可動ピン圧出部は、電磁力によって可動ピンを圧出してもよい。かかる構成により、安価かつ容易に可動ピンの圧出機構を形成することができる。また、動力の伝達機構を別途設ける必要がないので、占有体積の削減をも図ることができる。
以上説明したように本発明の点字表示装置では、視覚および聴覚障害者であっても指先の触感のみで容易に情報を取得することが可能となる。
以下に図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
携帯電話、PHS、PDA、ノート型パーソナルコンピュータ等の携帯端末装置は、携帯可能な大きさに形成され、近年その小型化、軽量化に加えて、カメラや電子マネー等を付加する多機能化が進んでいる。従って、表示部以外の新たな情報把握手段を設けたくとも、占有体積および表面の利用可能スペースは共に制限されている。本実施形態では、このような携帯端末装置にも設置可能な省スペースにおいて、視覚および聴覚障害者であっても指先の触感のみで容易に情報を取得することが可能な点字表示装置を提供する。以下に示す実施形態では、理解を容易にするため、点字表示装置として携帯端末装置を挙げて説明するが、かかる場合に限らず、点字表示装置は様々な電子機器に応用することが可能である。ここでは、まず、点字表示装置としての携帯端末装置のハードウェア構成を簡単に説明し、後に各機能および動作を説明する。
(携帯端末装置100)
図1は、携帯端末装置100のハードウェア構成を示したブロック図であり、図2は、携帯端末装置100の前面の構成要素を示した外観図である。携帯端末装置100は、内蔵電池(1次電池、2次電池、太陽電池、燃料電池等)の電力を受けて動作し、構成要素として、端末制御部110と、メモリ112と、表示部114と、可動ピン配列部116と、可動ピン圧出部118と、操作部120と、音声入力部122と、音声出力部124と、無線通信部126とを含んでいる。
上記端末制御部110は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により携帯端末装置100全体を管理および制御する。制御部110は、メモリ112に記憶されたプログラムを用いて、通話機能やメール配信機能を遂行する。
上記メモリ112は、ROM、RAM、EPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、制御部110で処理されるプログラム等を記憶する。
上記表示部114は、カラーまたはモノクロのディスプレイで構成され、メモリ112に記憶された、または後述する無線通信部126を介して、通信網に接続されたアプリケーションサーバ(図示せず)から提供される、WebブラウザやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。
上記可動ピン配列部116は、複数の可動ピンを、端部を略平面に揃え格子状に配列してなる。図2を参照すると、可動ピン配列部116は表示部114に並置して前面に設けられているが、かかる場合に限られず、可動ピン配列部116を裏面や側面に設けることも可能である。また、防水や防塵のため、可動ピン配列部116の全面を樹脂系の膜で覆うこともできる。さらには、可動ピン配列部116に開閉自在な蓋を設け、点字表示を利用しない場合や、点字表示が必要ないユーザに対して、可動ピン配列部116を隠すことも可能である。
図3は、可動ピン配列部116を拡大した外観図である。可動ピン配列部116は、3つの配列段140a、140b、140cからなり、それぞれの配列段140a、140b、140cには、可動ピン142が3行23列の格子状に配列される。そして各配列段140a、140b、140cにおいて、3行2列で表される点字の1行分の点が表現される。このように点字表示として利用する部分(配列段140a、140b、140c)のみを可動ピン142で構成することでコスト削減を図ることができる。
また、かかる可動ピン配列部116では、ユーザが指でなぞる範囲を大きくとれるように、長手方向に可動ピンを多く配列することも可能である。
上記可動ピン圧出部118は、可動ピン配列部116における複数の可動ピン142それぞれに対応して構成され、個々に独立して可動ピン142を圧出する。
図4は、可動ピン圧出部118による可動ピン142の圧出過程を説明するための説明図である。図4では、可動ピン圧出部118の構成を断面的に示している。図4を参照すると、可動ピン142は磁性体で構成され、予め磁化されている。可動ピン圧出部118は、コイル144と、給電部146とから構成され、給電部146のスイッチ146aにより印加電圧の極性を反転させて可動ピン142を圧出または引き戻す。また、可動ピン142には、それぞれ弾性部材であるバネ152が設けられ、給電部146において電圧が印加されていない場合、バネ152の弾性力で中位点(圧出上限の50%)の位置を維持する。かかる中位点は当該携帯端末装置100の電源投入前の初期位置でもある。
例えば、図4(a)の圧出前の状態では、全ての可動ピン142に図中下向きの電磁力が加えられており、可動ピン142は全て表面148とほぼ同一面に静止している。また、図4(b)の圧出後の状態では、図中中央の可動ピン142に図中上向きの電磁力が印加され、その可動ピン142のみが圧出して表面148より突出している。また、図中右側の可動ピン142は、電磁力の印加が解除され、弾性力によって中位点を維持している。このとき、図4(a)または図4(b)いずれの状態においても、電磁力は可動ピン142長手方向の一方に加えられ続ける場合がある。しかし、可動ピン142は、コイル144の内周に案内され、ストッパ150により物理的に移動が抑制されるので、上位、中位、下位のいずれかの位置で静止することとなる。
このような、可動ピン圧出部118が可動ピン142を電磁力によって圧出する構成により、安価かつ容易に可動ピン142の圧出機構を形成することができ、また、動力の伝達機構を別途設ける必要がないので占有体積を削減することができる。
また、上述した3本の可動ピン142は、それぞれ上位の位置を異ならせて形成することができる。例えば、図4の場合、図中中央の可動ピン142の上位の位置を100%とすると、その左右の可動ピン142の上位の位置は中央の50%となるように形成される。従って、中央の可動ピン142の中位の位置は左右の可動ピン142の上位の位置と等しくなり、左右の可動ピン142の中位の位置は中央の可動ピン142の上位の位置の1/4(25%)の高さになる。
かかる構成により、各可動ピン142は、上位、中位、下位の3段階で上下動しているにも拘わらず、全体的に4段階の高さを表現することができ、本実施形態で要する半球形状を表すことが可能となる。上位の位置を異ならせた点字の形状は、図8を用いて後述する。
また、かかる可動ピン142は、上記電磁力による構成に代えて、ピエゾ素子や電磁駆動式のプランジャを用いて線形制御させることも可能である。
上記操作部120は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等のスイッチ142から構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。
上記音声入力部122は、マイク等により通話時に入力されたユーザの音声を音声信号に変換する。
上記音声出力部124は、スピーカ等により、通話相手の音声信号を音声に変換して出力する。また、音声出力部124は、着信音や操作部120による操作音、アラーム音等も出力できる。
上記無線通信部126は、携帯電話網における基地局130と無線通信を行う。かかる無線通信としては、基地局130内でフレームを時分割した複数のタイムスロットをそれぞれ携帯端末装置100のチャネルに割り当てて通信を行う時分割多重方式等がある。
上述したような携帯端末装置100を用いて、他の携帯端末装置100に電話しようと試みた場合、ユーザは、自己の携帯端末装置100を操作して、無線通信可能領域にある基地局130と無線通信を確立し、通信網、および、他の携帯端末装置の無線通信可能領域にある基地局130を介して、対象となる携帯端末装置と音声通話を開始する。
また、ユーザが、視覚に障害を有する場合、当該携帯端末装置100に設けられた可動ピン配列部116に自身の指を当てて、点字表示を通じて情報を取得することができる。
図5は、ユーザが携帯端末装置100の点字表示を利用する場合のイメージを示した外観図である。かかる図5を参照して理解できるように、ユーザは、自身の指160を携帯端末装置100の可動ピン配列部116に当てるだけで、可動ピン配列部116によって表される点字を容易に読み取ることができる。以下に、可動ピン配列部116への点字の表示機能について詳述する。
図6は、携帯端末装置100の点字表示に関する概略的な機能を示した機能ブロック図である。ここでは、端末制御部110内において、点字生成部170と、可動ピン制御部172と、音声認識部176とが以下のような処理を遂行する。
上記点字生成部170は、メモリ112に格納されているテーブルを用いて、かな文字に対応した点字パターンを生成する。例えば、点字生成部170は、メモリ112に記憶された文字列データから点字パターンを生成する。
かかる文字列データとしては、無線通信部126を通じて基地局130からダウンロードした文字列データ、外部インターフェース174を通じて外部記憶媒体から読み出した文字列データ、操作部120を通じてユーザ自己が作成した文字列データ等が挙げられる。かかる構成によりメモリ112に保存された文字列データを点字パターンに変換することができ、ユーザは、触感を通じて文字列データを参照することが可能となる。
また、点字生成部170は、音声認識部176で認識された音声から点字パターンを生成することもできる。かかる音声認識部176は、無線通信部を介して受信された音声データの音声を認識して、その発音をかな文字に変換する。こうして、上述した文字列データ同様、音声を点字パターンに変換することができ、ユーザは、触感を通じて音声を把握することが可能となる。
上記可動ピン制御部172は、可動ピン圧出部118に、点字生成部170で生成された点字パターンに対応する可動ピン142を圧出させる。
(携帯端末装置100の動作)
以下、携帯端末装置100を用いて点字表示を行う具体的な動作を説明する。本実施形態における携帯端末装置100では、まず、点字生成部170が点字パターンを生成して、可動ピン制御部172がその生成された点字パターンに対応する可動ピンを圧出させるように可動ピン圧出部118に指令を送る。可動ピン圧出部118は可動ピン142と同数設けられ、上記の指令は、その可動ピン142の突出度合いを規定する。そして、可動ピン圧出部118によって可動ピン配列部116には点字の凹凸が表現される。
このように携帯端末装置100の一部に設けられた可動ピン配列部116の個々の可動ピンを圧出させることで、省スペースで点字を表すことができ、視覚および聴覚に障害を有していたとしても、指先で可動ピン配列部116に触れるだけで容易に情報を取得することが可能となる。
ここで、可動ピン制御部172は、各可動ピン142の圧出量を順番に調整することで、可動ピン142によって形成される点字パターンを一方向に推移することができる。このとき、可動ピン142の断面は点字の個々の点の底面より小さく、複数の可動ピン142で点字の個々の点を表し、複数の可動ピン142により形成される外形は略半球形状をなしている。可動ピン142の断面は小さいほど、即ち、密度が高いほど略半球形状をより正確に再現できる。従って、機構的に可能であり、かつコストの増大を招かないようであれば、より滑らかな点字形状を再現するため、可動ピン142の断面をなるべく小さくして密度を高めてもよい。
このように可動ピン制御部172が、可動ピン142によって形成される点字パターンを一方向に推移する場合、その半球形状に沿って可動ピン142の高さを調整することで、丸みを帯びた点字が滑らかに一方向に流れているような動作を得ることができる。
図7は、可動ピン制御部172による圧出制御を説明するための説明図である。かかる図7は、可動ピン配列部116における可動ピン142の配列を縦断面で観察したものである。ここでは、点字の個々の点について3行3列の可動ピン142を対応させている。従って、図7においては点字の1つの点が3つの可動ピン142で表される。
さらに、図7では時間の経過(t0→t1→t2→t3)に伴って、圧出する可動ピン142が矢印で示したように右から左に推移する。こうして、可動ピン142が可動ピン配列部116上を滑動するが如く推移し、あたかも点字が一方向に流れているような動作を得ることができる。従って、指を動かさなくとも、相対的に、固定された点字を指でなぞっている状態と等しくなり、指を動かす労力を使うことなく、容易に情報を取得することが可能となる。
また、このように指を動かす労力を必要としない構成により、指や手を動かすことが困難な場合であっても確実に情報を読み取ることができる。
図8は、上述のようにして生成された点字表示の一例を示した説明図である。かかる図8の可動ピン配列部116では、圧出しない可動ピン142aと圧出した可動ピン142bとが混在し、個々の高さがそれぞれ調整されて全体的に3行2列の点字を形成している。図4を用いて説明したように、ここでは、各可動ピン142の100%圧出したときの高さがその配置された位置によって異なり、高さが相異する可動ピン142の組み合わせによって、点字の半休形状が形成される。
(第2の実施形態:点字の推移方向調整)
上述した実施形態では、可動ピン142によって形成される点字パターンを右から左へ推移する構成を挙げて説明したが、可動ピン142の推移(点字の推移)はかかる場合に限らず、可動ピン142の配列方向に対応した上下左右4方向のいずれに推移してもよい。このように上下左右自在に推移させることで、点字の通常の読み取り方向である左から右のみならず、読み返し、読み飛ばし等、ユーザが所望する様々な動作に対応することが可能となる。以下、第2の実施形態では、点字の推移方向を調整して、所望する位置にある点字を読み取る構成を説明する。
図9は、第2の実施形態にかかる携帯端末装置100の点字表示機能に関する概略的な機能を示した機能ブロック図である。携帯端末装置100には、図6の機能ブロック図に対して、新たに傾倒検出部200が追加されている。かかる傾倒検出部200は、可動ピン142に対応して設置され、可動ピン142の傾倒方向および傾倒角度を検出する。そして、可動ピン制御部172は、可動ピン142によって形成される点字パターンを、傾倒検出部200で検出された可動ピン142の傾倒方向とは逆方向に、傾倒角度に応じた推移速度で推移する。また、傾倒検出部200を可動ピン配列部116に対応して設置し、可動ピン配列部116全体の傾倒方向および傾倒角度を検知することもできる。
かかる構成により、他のスイッチを併用することなく、即ち、点字把握に用いる自身の指の動作だけで、可動ピン142の傾倒を通じて所望する方向に点字を推移させることができる。また、可動ピン142の傾倒角度を通じて点字の推移速度を調整できるので、ユーザは自身の点字把握能力に応じた適切な速度で点字を確認することができる。
(第3の実施形態:他の点字の推移方向調整)
図10は、第3の実施形態にかかる携帯端末装置100の点字表示機能に関する概略的な機能を示した機能ブロック図である。携帯端末装置100には、上記傾倒検出部200に代えて移動検知部210が追加されている。かかる移動検知部210は、加速度計や速度計を含み、その計測値を積分することで、当該携帯端末装置100自体の移動方向および移動量を検知する。そして、可動ピン制御部172は、可動ピン142によって形成される点字パターンを、移動検知部210で検知された移動方向とは逆方向に、移動量分だけ推移する。
図11は、移動検知部210による点字推移のイメージを示したイメージ図である。ここでは、可動ピン配列部116に指160を載せたままの状態で携帯端末装置100を片手で掴んでいる。かかる状態で携帯端末装置100を上下左右に動かすと、可動ピン配列部116上の点字は、検知した方向と逆方向に動くので、点字の平面上の絶対的な位置は変化せず、ユーザは、あたかも紙面上の点字を指でなぞっている感覚で点字を読み取ることが可能となる。
かかる構成により、他のスイッチを併用することなく、可動ピン配列部116に指を載置したまま、その携帯端末装置100自体を所望する点字読み取り方向に移動するだけで、その移動に対応した方向および移動量で点字を推移させることができる。従って、所望するあらゆる方向の点字を確認することができる。
また、可動ピン配列部116は、配列段140a、140b、140cの3段の構成で説明されているが、可動ピン配列部116が占有できる領域全部に可動ピン142を構成することもできる。このように全領域に可動ピン142を構成することで、点字を傾斜して推移することも可能となり、点字の推移方向調整がよりスムーズに行われることとなる。
上記第1〜3の実施形態で説明した携帯端末装置100によって、視覚および聴覚障害者であっても指先の触感のみで容易に情報を取得することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した第2および第3実施形態においては、他のスイッチを併用しないで点字の推移方向調整を行っているが、かかる場合に限られず、例えば、可動ピン配列部116に、かな2文字分の点字を表示し、例えば、操作部の任意のスイッチを押下すると次の2文字が表示される等、様々な状態切換に携帯端末装置100の各スイッチを利用することもできる。
本発明は、複数の可動ピンの圧出により点字を表すことが可能な携帯端末装置に利用することができる。
第1の実施形態にかかる携帯端末装置のハードウェア構成を示したブロック図である。 携帯端末装置の前面の構成要素を示した外観図である。 可動ピン配列部を拡大した外観図である。 可動ピン圧出部による可動ピンの圧出過程を説明するための説明図である。 ユーザが携帯端末装置の点字表示を利用する場合のイメージを示した外観図である。 携帯端末装置の点字表示に関する概略的な機能を示した機能ブロック図である。 可動ピン制御部による圧出制御を説明するための説明図である。 点字表示を示した説明図である。 第2の実施形態にかかる携帯端末装置の点字表示機能に関する概略的な機能を示した機能ブロック図である。 第3の実施形態にかかる携帯端末装置の点字表示機能に関する概略的な機能を示した機能ブロック図である。 移動検知部による点字推移のイメージを示したイメージ図である。
符号の説明
100 携帯端末装置(点字表示装置)
116 可動ピン配列部
118 可動ピン圧出部
142 可動ピン
170 点字生成部
172 可動ピン制御部
176 音声認識部
200 傾倒検出部
210 移動検知部

Claims (10)

  1. 複数の可動ピンを、端部を略平面に揃え格子状に配列してなる可動ピン配列部と、
    前記複数の可動ピンそれぞれを圧出する複数の可動ピン圧出部と、
    点字パターンを生成する点字生成部と、
    前記可動ピン圧出部に、前記生成された点字パターンに対応する可動ピンを圧出させる可動ピン制御部と、
    を備えることを特徴とする、点字表示装置。
  2. 前記可動ピン制御部は、可動ピンによって形成される点字パターンを一方向に推移することを特徴とする、請求項1に記載の点字表示装置。
  3. 前記一方向は、前記可動ピンの配列方向に対応した上下左右4方向のいずれかであることを特徴とする、請求項2に記載の点字表示装置。
  4. 前記可動ピンの傾倒方向および傾倒角度を検出する複数の傾倒検出部をさらに備え、
    前記可動ピン制御部は、前記可動ピンによって形成される点字パターンを、前記傾倒検出部で検出された可動ピンの傾倒方向とは逆方向に、傾倒角度に応じた推移速度で推移することを特徴とする、請求項3に記載の点字表示装置。
  5. 当該点字表示装置自体の移動方向および移動量を検知する移動検知部をさらに備え、
    前記可動ピン制御部は、前記可動ピンによって形成される点字パターンを、前記移動検知部で検知された移動方向とは逆方向に、前記移動量分だけ推移することを特徴とする、請求項3に記載の点字表示装置。
  6. 前記可動ピンの断面は点字の個々の点の底面より小さく、複数の可動ピンで該点字の個々の点を表し、該複数の可動ピンにより形成される外形は略半球形状であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の点字表示装置。
  7. 前記点字生成部は、当該点字表示装置内の文字列データから点字パターンを生成することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の点字表示装置。
  8. 当該点字表示装置内の音声データの音声を認識する音声認識部をさらに備え、
    前記点字生成部は、前記認識された音声から点字パターンを生成することを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の点字表示装置。
  9. 前記可動ピン圧出部は、電磁力によって可動ピンを圧出することを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の点字表示装置。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の点字表示装置を備え、携帯可能であることを特徴とする、携帯端末装置。
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